JP2004199219A - 携帯型電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、入力装置の位置に制限されることなく、表示装置を遠近方向の操作者の希望する位置に調整可能な携帯型電子機器を提供する。
【解決手段】ノート型パソコン1は、入力装置2を有する本体3と表示装置4とをその両側面部にて接続部材5で接続している。接続部材5は、本体3及び表示装置4に対して所定の角度範囲内で回動可能に取り付けられており、本体3に対して表示装置4の位置を遠近方向に調整する機能や、角度を調整する機能を有している。
そして、操作者が、入力装置2を操作しやすい位置に設置した後、接続部材5の端部5aを回動調節して遠近距離を決定し、次に端部5bを回動調節して操作者の視認性の良い位置に表示装置4の角度を決定するようになっている。
【選択図】 図1
【解決手段】ノート型パソコン1は、入力装置2を有する本体3と表示装置4とをその両側面部にて接続部材5で接続している。接続部材5は、本体3及び表示装置4に対して所定の角度範囲内で回動可能に取り付けられており、本体3に対して表示装置4の位置を遠近方向に調整する機能や、角度を調整する機能を有している。
そして、操作者が、入力装置2を操作しやすい位置に設置した後、接続部材5の端部5aを回動調節して遠近距離を決定し、次に端部5bを回動調節して操作者の視認性の良い位置に表示装置4の角度を決定するようになっている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にノート型パソコンやラップトップ型パソコンと称される携帯型電子機器に関し、表示部の位置をユーザの好む位置に調整する機能に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯可能なパソコンでは、液晶パネルとキーボード部が互いの一辺で固定されており、液晶パネルとキーボード部の位置関係は変えることができなかった。従って、キーボード部を操作者の操作しやすい位置に設置すると、液晶パネルは必ずしも視認性の良い位置にあるとは限らず、また液晶パネルを操作者の視認性の良い位置に設置すると、キーボード部が操作しやすい位置にあるとは限らないという構成であった。
【0003】
このような問題を解決するため、例えば特開平10−326121号公報に記載されているように、キーボード部にヒンジを介して固定された外部カバーに対して、ディスプレイ部がスライドすることにより、ディスプレイ部とユーザの距離を、キーボード部から離れる方向に調整可能となるパーソナルコンピュータが考えられている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−326121号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の装置では、ディスプレイ部(あるいは外部カバー)が固定されたキーボード部のヒンジの位置から遠くなる方向のみの調整機能しか有しておらず、ヒンジの手前方向(近い方向)へ調整することができない構成となっており、ディスプレイ部が近い位置を希望するユーザに対しては何等調整機能を有していないのと同等であった。
【0006】
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、入力装置の位置に制限されることなく、表示装置を遠近方向の操作者の希望する位置に調整可能な携帯型電子機器に提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の携帯型電子機器は、操作者によって情報が入力される入力装置を有する本体と、各種情報を表示する表示装置と、前記本体に前記表示装置を接続すると共に、前記表示装置の表示面を前記入力装置の上方側に向けた状態で、前記表示装置の位置を前記本体の上方に重なる第1の位置と前記本体の上方に重ならない第2の位置との間に移動可能な接続部材と、を有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0009】
図1乃至図7を用いて、本発明の一実施の形態に係るノート型パーソナルコンピュータ(以下ノート型パソコンと称す)1の第1の実施例の構成について説明する。図1乃至図2はノート型パソコン1の第1の実施例の構成を示す斜視図である。
【0010】
図1乃至図2に示すノート型パソコン1は、キーボード等からなる入力装置2を有する本体3と、液晶パネル等からなる表示装置4とからなり、接続部材5によって夫々接続されている。
【0011】
本体3は、このノート型パソコン1のマザーボードを内蔵しており、その上面には入力装置2が露出するよう設定されている。この本体3における両側面部3a、3bの後方に、接続部材5の一端部5aが取り付けられている。
【0012】
表示装置4は、一方の面に表示面を有し、その両側面部4a、4bに、接続部材5の他端部5bが取り付けられている。
【0013】
接続部材5は、その一端部5aが本体3に対して所定の角度範囲内で回動可能に取り付けられており、他端部5bが表示装置4に対して所定の角度範囲内で回動可能に取り付けられている。
【0014】
また、接続部材5の端部5a、5bは、所定以上の力が加わると回動し、力が加わらない状態においては本体3に対して回動した位置で表示装置4を保持するように調整された状態で、取り付けられている。
【0015】
特に、本実施例の構成では、接続部材5の端部5aは、その回動動作によって、本体3に対して表示装置4の位置を遠近方向に調整する機能を有している。接続部材5の端部5bは、その回動動作によって、表示装置4の位置を角度を調整する機能を有している。
【0016】
また、接続部材5は、図3に示すように、ある範囲内まで矢印A、B方向に伸縮自在に構成されており、高低方向に調整する機能を有している。
【0017】
即ち、接続部材5を矢印B方向に縮めることによって、本体3と表示装置4との距離を短く(近く)することができる。また接続部材5を矢印A方向に延ばすことによって、本体3と表示装置4との距離を長く(遠く)することができる。
【0018】
従って、操作者が、入力装置2を操作しやすい位置に設置した後、例えば表示装置4をより遠くの(入力装置2から離れた)位置に配置させたい場合には、図1に示すノート型パソコン1の状態にする。
【0019】
即ち、接続部材5の端部5aを入力装置2より遠い方向に回動調節することにより、表示装置4が入力装置2さらには本体3に重ならない位置(即ち操作者から遠い位置)に配置することができる。次に、端部5aの回動調節後、接続部材5の端部5bを回動調節することにより、操作者の視認性の良い位置に表示装置4の角度を決定する。
【0020】
操作者が、入力装置2を操作しやすい位置に設置した後、例えば表示装置4をより近くの(入力装置2に重なる)位置に配置させたい場合には、図2に示すノート型パソコン1の状態にする。
【0021】
即ち、接続部材5の端部5aを操作者側へ回動調節することにより、表示装置4が本体3さらには入力装置2の上方に重なる位置(即ち操作者に近い位置)に配置することができる。次に、端部5aの回動調節後、接続部材5の端部5bを回動調節することにより、操作者の視認性の良い位置に表示装置4の角度を決定する。
【0022】
また、ノート型パソコン1を使用しない場合や携帯する場合には、図4に示すように、接続部材5を短く縮めて、表示装置4を本体3方向に倒し、入力装置2を覆った状態にすることによって、ノート型パソコン1は閉じた状態となる。
【0023】
次に、図5及び図6を用いて、上述した第1の実施例における本体3から表示装置4に対する表示情報の送受信構成について説明する。
【0024】
例えば、図5に示すように、表示装置4と本体3は螺旋状に構成されたデータ送受信用のケーブル6で接続されており、表示装置4の配置に伴う距離の変化に対応できるようになっている。また、ケーブル6の螺旋内部にバネ性のガイドワイヤー7を通している。
【0025】
この結果、図1及び図2に示す開いた状態では、ケーブル6及びガイドワイヤー7は引っ張られ延びた状態となり、図4に示す閉じた状態では、ガイドワイヤー7のバネ性によってケーブル6も縮められ、もとの螺旋状に戻り、所定の部位に収納された状態となる。このガイドワイヤー7は、メジャーのような巻尺方式でも良く、またゴムひも方式でも良い。巻尺方式の場合には、ガイドワイヤー7の材質は、金属、ナイロンやたこ糸等が適している。
【0026】
尚、表示情報の送受信に関する構成は、図5及び図6に示した構成に限ることなく、本発明は達成される。即ち、接続部材5の内部を空洞に構成し、この接続部材5内部にケーブル(信号線)を通すことも可能である。また、表示装置4及び本体3内部に無線送受信装置を内蔵することにより、無線で表示情報を送受信することも可能である。
【0027】
次に、図7を用いて、上述した第1の実施例における接続部材5の端部5bの取り付け方法の変形例を説明する。上述した第1の実施例における接続部材5の構成では、表示装置4の両側面に取り付けられている2つの端部5bにて、独立して角度調節するようになっている。これに対して、この変形例では、表示装置4が操作者に対向した状態を維持したまま角度調整可能な構成である。
【0028】
即ち、表示装置4は、図7(a)に示すように、その裏面(表示面とは反対側の面)に、接続部材5の端部5bが接続される箇所を結ぶように軸穴8が形成されたヒンジ部9が設けられている。
【0029】
また、接続装置5は、図7(b)に示すように、表示装置4及び本体3の左右に分かれて設けられた2本の接続装置5の端部5b間を、棒部材10で接続されている。この棒部材10は、上述する軸穴8の円周形状に沿った曲面を有している。
【0030】
従って、この棒部材10を軸穴8に通した後、接続装置5の各端部5bに取り付けることにより、表示装置4を平行な状態に維持したまま角度を調整できる。尚、変形例として断面円形の曲板を用いたが、これに限らず断面多角形となる構成でも良い。
【0031】
このように第1の実施例では、表示装置4を入力装置2に対して、入力装置2上方に重なる程操作者(入力装置)に近い位置と、入力装置2に重ならず操作者(入力装置)から遠い位置との間を位置調整する構成となっている。従って、省スペースな携帯型電子機器でありながら、操作者の好みに応じて表示装置の位置を近距離にも遠距離にも調整することができるという効果を奏する。
【0032】
更に、表示装置4と入力装置2を含む本体3とを接続する接続部材5が伸縮自在に形成されているため、表示装置に遠近距離の調整のみに限らず、操作者の好みに応じて表示装置の高さをも調整することができるという効果を奏する。
【0033】
また、接続部材5が表示装置4の両端部4a,4b、本体3の両端部3a、3bに接続されているため、表示装置4の位置や角度が、接続部材5の位置に限定されずに、自由に調整できると言う効果も奏する。
【0034】
(第2の実施例)
次に、図8乃至図12を用いて、ノート型パソコン1の第2の実施例の構成について説明する。尚、接続部材以外の構成は第1の実施例と同様であるため説明を省略する。図8乃至図11はノート側パソコン1の第2の実施例の構成を示す斜視図である。
【0035】
図8乃至図11に示すように、接続部材15は棒(板)状に形成されており、本体3の両側面部3a、3bの後方に、接続部材15の一端部(15a側)が取付部材16を介して取り付けられている。また、表示装置4は、その両側面部4a、4bに、接続部材15の他端部15bが取り付けられている。
【0036】
接続部材15は、その他端部15bが表示装置4に対して所定の角度範囲内で回動可能に取り付けられている。その一端部15a側が挿入されている取付部材16では、本体3に対して所定の角度範囲内で回動可能に取り付けられている。
【0037】
また、接続部材15は、図12に示すように、棒状に形成された接続部材15が矢印C、D方向にある範囲内で移動可能に形成されており、本体3と表示装置4との距離を調整する機能を有している。
【0038】
また、取付部材16、接続部材15の端部15bにおいては、所定以上の力が加わると移動/回動し、力が加わらない状態においては本体3に対して回動した位置で表示装置4を保持するように調整された状態で、取り付けられている。
【0039】
特に、本実施例の構成では、取付部材16は、接続部材15の移動や自己16の回動動作によって、本体3に対して表示装置4の位置を遠近方向に調整する機能を有している。接続部材15の端部15bは、その回動動作によって、表示装置4の位置を角度を調整する機能を有している。
【0040】
このような構成により、取付部材16に対して接続部材15を移動させていっぱいに延ばすことにより、表示装置4と本体3との距離を長く(遠く)することができる。また、取付部材16に対して端部15bが隣接する位置に接続部材15を移動させると、本体3と表示装置4との距離を短く(近く)することができる。
【0041】
従って、操作者が、入力装置2を操作しやすい位置に設置した後、例えば表示装置4をより遠くの(入力装置2から離れた)位置に配置させたい場合には、図8に示すノート型パソコン1の状態にする。
【0042】
即ち、接続部材15の取付部材16に対して接続部材15を移動させていっぱいに延ばし、取付部材15bを入力装置2より遠い方向に回動調節することにより、表示装置4が入力装置2さらには本体3に重ならない位置(即ち操作者から遠い位置)に配置することができる。次に、端部5aの回動調節後、接続部材15の端部15bを回動調節することにより、操作者の視認性の良い位置に表示装置4の角度を決定する。
【0043】
操作者が、入力装置2を操作しやすい位置に設置した後、例えば表示装置4をより近くの(入力装置2に重なる)位置に配置させたい場合には、図9に示すノート型パソコン1の状態にする。
【0044】
即ち、接続部材15の取付部材16に対して接続部材15を移動させていっぱいに延ばし、取付部材15bを操作者側へ回動調節することにより、表示装置4が本体3さらには入力装置2に重なる位置(即ち操作者に近い位置)に配置することができる。次に、端部5aの回動調節後、接続部材5の端部5bを回動調節することにより、操作者の視認性の良い位置に表示装置4の角度を決定する。
【0045】
また、取付部材16に対して端部15bが隣接する位置に接続部材15を移動させ、取付部材15bを操作者側へ回動調節することにより、表示装置4が本体3の端の位置(従来の装置と略同位置)に配置することができる。次に、端部5aの回動調節後、接続部材5の端部5bを回動調節することにより、操作者の視認性の良い位置に表示装置4の角度を決定する。
【0046】
また、ノート型パソコン1を使用しない場合や携帯する場合には、図11に示すように、取付部材16に対して端部15bが隣接する位置に接続部材15を移動させ、表示装置4を本体3方向に倒し、入力装置2を覆った状態にすることによって、ノート型パソコン1は閉じた状態となる。
【0047】
尚、表示情報の送受信に関する構成は、図5及び図6に示した構成を用いることも可能であり、これに限ることなく、表示装置4及び本体3内部に無線送受信装置を内蔵することにより、無線で表示情報を送受信することも可能である。
【0048】
このように第2の実施例では、本体3に接続する取付部材16を回動可能に形成すると共に、この取付部材16を基点にして棒状の接続部材15を移動可能に形成しているため、表示装置4を入力装置2に対して、入力装置2上方に重なる程操作者(入力装置)に近い位置と、入力装置2に重ならず操作者(入力装置)から遠い位置との間を位置調整する構成となっている。
【0049】
従って、省スペースな携帯型電子機器でありながら、操作者の好みに応じて表示装置の位置を近距離にも遠距離にも調整することができるという効果を奏する。また表示装置に遠近距離の調整のみに限らず、操作者の好みに応じて表示装置の高さをも調整することができるという効果を奏する。
【0050】
また、接続部材5が表示装置4の両端部4a,4bに接続されているため、表示装置4の位置や角度が、接続部材5の支軸に対して限定されずに、自由に調整できると言う効果も奏する。
【0051】
(第3の実施例)
次に、図13乃至図14を用いて、ノート型パソコン1の第3の実施例の構成について説明する。
【0052】
第1の実施例では接続部材5が伸縮自在な2軸構成であったのに対して、第3の実施例における接続部材25は、伸縮しない代わりに回動可能な3つめの軸を有する3軸構成となっている。尚、接続部材以外の構成は第1の実施例と同様であるため説明を省略する。
【0053】
操作者が、入力装置2を操作しやすい位置に設置した後、例えば表示装置4をより遠くの(入力装置2から離れた)位置に配置させたい場合には、軸25a、25cを回動調節して遠い方向へ調整し、軸25bを回動調節して表示装置4の角度を調整して、図13に示すノート型パソコン1の状態にする。
【0054】
また、操作者が、入力装置2を操作しやすい位置に設置した後、例えば表示装置4をより近くの(入力装置2に重なる)位置に配置させたい場合には、軸25a、25cを回動調節して近い方向へ調整し、軸25bを回動調節して表示装置4の角度を調整して、図14に示すノート型パソコン1の状態にする。
【0055】
このように第3の実施例では、接続部分に設けられた2軸を回動することにより、表示装置4を入力装置2に対して、入力装置2に重なる程操作者(入力装置)に近い位置と、入力装置2に重ならず操作者(入力装置)から遠い位置との間を位置調整する構成となっている。従って、省スペースな携帯型電子機器でありながら、操作者の好みに応じて表示装置の位置を近距離にも遠距離にも調整することができるという効果を奏する。
【0056】
また、表示装置4と入力装置2を含む本体3とを接続する接続部材5の3軸構成中、表示装置4側に設けられた軸を回動することにより、表示装置に遠近距離の調整のみに限らず、操作者の好みに応じて表示装置の高さをも調整することができるという効果を奏する。
【0057】
また、接続部材5が表示装置4の両端部4a,4bに接続されているため、表示装置4の位置や角度が、接続部材5の支軸に対して限定されずに、自由に調整できると言う効果も奏する。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、入力装置の位置に制限されることなく、表示装置を遠近方向の操作者の希望する位置に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るノート型パソコン1の第1の実施例の構成を示す斜視図。
【図2】ノート型パソコン1の第1の実施例の構成を示す斜視図。
【図3】ノート型パソコン1の第1の実施例における表示装置の接続部分の構成を説明するための図。
【図4】ノート型パソコン1の第1の実施例の閉じた状態の構成を示す斜視図。
【図5】ノート型パソコン1の第1の実施例における表示装置と入力装置との電気接続の構成を説明するための図。
【図6】ノート型パソコン1の第1の実施例における表示装置と入力装置との電気接続の構成を説明するための図。
【図7】ノート型パソコン1の第1の実施例における入力装置と表示装置の接続部分の構成を説明するための図。
【図8】ノート型パソコン1の第2の実施例の構成を示す斜視図。
【図9】ノート型パソコン1の第2の実施例の構成を示す斜視図。
【図10】ノート型パソコン1の第2の実施例の構成を示す斜視図。
【図11】ノート型パソコン1の第2の実施例の構成を示す斜視図。
【図12】ノート型パソコン1の第2の実施例における表示装置の接続部分の構成を説明するための図。
【図13】ノート型パソコン1の第3の実施例の構成を示す斜視図。
【図14】ノート型パソコン1の第3の実施例の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ノート型パーソナルコンピュータ(ノート型パソコン)
2 入力装置
3 本体
4 表示装置
8 軸穴
9 曲板
10 ヒンジ部
5、15,25 接続部材
16 取付部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にノート型パソコンやラップトップ型パソコンと称される携帯型電子機器に関し、表示部の位置をユーザの好む位置に調整する機能に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯可能なパソコンでは、液晶パネルとキーボード部が互いの一辺で固定されており、液晶パネルとキーボード部の位置関係は変えることができなかった。従って、キーボード部を操作者の操作しやすい位置に設置すると、液晶パネルは必ずしも視認性の良い位置にあるとは限らず、また液晶パネルを操作者の視認性の良い位置に設置すると、キーボード部が操作しやすい位置にあるとは限らないという構成であった。
【0003】
このような問題を解決するため、例えば特開平10−326121号公報に記載されているように、キーボード部にヒンジを介して固定された外部カバーに対して、ディスプレイ部がスライドすることにより、ディスプレイ部とユーザの距離を、キーボード部から離れる方向に調整可能となるパーソナルコンピュータが考えられている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−326121号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の装置では、ディスプレイ部(あるいは外部カバー)が固定されたキーボード部のヒンジの位置から遠くなる方向のみの調整機能しか有しておらず、ヒンジの手前方向(近い方向)へ調整することができない構成となっており、ディスプレイ部が近い位置を希望するユーザに対しては何等調整機能を有していないのと同等であった。
【0006】
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、入力装置の位置に制限されることなく、表示装置を遠近方向の操作者の希望する位置に調整可能な携帯型電子機器に提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の携帯型電子機器は、操作者によって情報が入力される入力装置を有する本体と、各種情報を表示する表示装置と、前記本体に前記表示装置を接続すると共に、前記表示装置の表示面を前記入力装置の上方側に向けた状態で、前記表示装置の位置を前記本体の上方に重なる第1の位置と前記本体の上方に重ならない第2の位置との間に移動可能な接続部材と、を有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0009】
図1乃至図7を用いて、本発明の一実施の形態に係るノート型パーソナルコンピュータ(以下ノート型パソコンと称す)1の第1の実施例の構成について説明する。図1乃至図2はノート型パソコン1の第1の実施例の構成を示す斜視図である。
【0010】
図1乃至図2に示すノート型パソコン1は、キーボード等からなる入力装置2を有する本体3と、液晶パネル等からなる表示装置4とからなり、接続部材5によって夫々接続されている。
【0011】
本体3は、このノート型パソコン1のマザーボードを内蔵しており、その上面には入力装置2が露出するよう設定されている。この本体3における両側面部3a、3bの後方に、接続部材5の一端部5aが取り付けられている。
【0012】
表示装置4は、一方の面に表示面を有し、その両側面部4a、4bに、接続部材5の他端部5bが取り付けられている。
【0013】
接続部材5は、その一端部5aが本体3に対して所定の角度範囲内で回動可能に取り付けられており、他端部5bが表示装置4に対して所定の角度範囲内で回動可能に取り付けられている。
【0014】
また、接続部材5の端部5a、5bは、所定以上の力が加わると回動し、力が加わらない状態においては本体3に対して回動した位置で表示装置4を保持するように調整された状態で、取り付けられている。
【0015】
特に、本実施例の構成では、接続部材5の端部5aは、その回動動作によって、本体3に対して表示装置4の位置を遠近方向に調整する機能を有している。接続部材5の端部5bは、その回動動作によって、表示装置4の位置を角度を調整する機能を有している。
【0016】
また、接続部材5は、図3に示すように、ある範囲内まで矢印A、B方向に伸縮自在に構成されており、高低方向に調整する機能を有している。
【0017】
即ち、接続部材5を矢印B方向に縮めることによって、本体3と表示装置4との距離を短く(近く)することができる。また接続部材5を矢印A方向に延ばすことによって、本体3と表示装置4との距離を長く(遠く)することができる。
【0018】
従って、操作者が、入力装置2を操作しやすい位置に設置した後、例えば表示装置4をより遠くの(入力装置2から離れた)位置に配置させたい場合には、図1に示すノート型パソコン1の状態にする。
【0019】
即ち、接続部材5の端部5aを入力装置2より遠い方向に回動調節することにより、表示装置4が入力装置2さらには本体3に重ならない位置(即ち操作者から遠い位置)に配置することができる。次に、端部5aの回動調節後、接続部材5の端部5bを回動調節することにより、操作者の視認性の良い位置に表示装置4の角度を決定する。
【0020】
操作者が、入力装置2を操作しやすい位置に設置した後、例えば表示装置4をより近くの(入力装置2に重なる)位置に配置させたい場合には、図2に示すノート型パソコン1の状態にする。
【0021】
即ち、接続部材5の端部5aを操作者側へ回動調節することにより、表示装置4が本体3さらには入力装置2の上方に重なる位置(即ち操作者に近い位置)に配置することができる。次に、端部5aの回動調節後、接続部材5の端部5bを回動調節することにより、操作者の視認性の良い位置に表示装置4の角度を決定する。
【0022】
また、ノート型パソコン1を使用しない場合や携帯する場合には、図4に示すように、接続部材5を短く縮めて、表示装置4を本体3方向に倒し、入力装置2を覆った状態にすることによって、ノート型パソコン1は閉じた状態となる。
【0023】
次に、図5及び図6を用いて、上述した第1の実施例における本体3から表示装置4に対する表示情報の送受信構成について説明する。
【0024】
例えば、図5に示すように、表示装置4と本体3は螺旋状に構成されたデータ送受信用のケーブル6で接続されており、表示装置4の配置に伴う距離の変化に対応できるようになっている。また、ケーブル6の螺旋内部にバネ性のガイドワイヤー7を通している。
【0025】
この結果、図1及び図2に示す開いた状態では、ケーブル6及びガイドワイヤー7は引っ張られ延びた状態となり、図4に示す閉じた状態では、ガイドワイヤー7のバネ性によってケーブル6も縮められ、もとの螺旋状に戻り、所定の部位に収納された状態となる。このガイドワイヤー7は、メジャーのような巻尺方式でも良く、またゴムひも方式でも良い。巻尺方式の場合には、ガイドワイヤー7の材質は、金属、ナイロンやたこ糸等が適している。
【0026】
尚、表示情報の送受信に関する構成は、図5及び図6に示した構成に限ることなく、本発明は達成される。即ち、接続部材5の内部を空洞に構成し、この接続部材5内部にケーブル(信号線)を通すことも可能である。また、表示装置4及び本体3内部に無線送受信装置を内蔵することにより、無線で表示情報を送受信することも可能である。
【0027】
次に、図7を用いて、上述した第1の実施例における接続部材5の端部5bの取り付け方法の変形例を説明する。上述した第1の実施例における接続部材5の構成では、表示装置4の両側面に取り付けられている2つの端部5bにて、独立して角度調節するようになっている。これに対して、この変形例では、表示装置4が操作者に対向した状態を維持したまま角度調整可能な構成である。
【0028】
即ち、表示装置4は、図7(a)に示すように、その裏面(表示面とは反対側の面)に、接続部材5の端部5bが接続される箇所を結ぶように軸穴8が形成されたヒンジ部9が設けられている。
【0029】
また、接続装置5は、図7(b)に示すように、表示装置4及び本体3の左右に分かれて設けられた2本の接続装置5の端部5b間を、棒部材10で接続されている。この棒部材10は、上述する軸穴8の円周形状に沿った曲面を有している。
【0030】
従って、この棒部材10を軸穴8に通した後、接続装置5の各端部5bに取り付けることにより、表示装置4を平行な状態に維持したまま角度を調整できる。尚、変形例として断面円形の曲板を用いたが、これに限らず断面多角形となる構成でも良い。
【0031】
このように第1の実施例では、表示装置4を入力装置2に対して、入力装置2上方に重なる程操作者(入力装置)に近い位置と、入力装置2に重ならず操作者(入力装置)から遠い位置との間を位置調整する構成となっている。従って、省スペースな携帯型電子機器でありながら、操作者の好みに応じて表示装置の位置を近距離にも遠距離にも調整することができるという効果を奏する。
【0032】
更に、表示装置4と入力装置2を含む本体3とを接続する接続部材5が伸縮自在に形成されているため、表示装置に遠近距離の調整のみに限らず、操作者の好みに応じて表示装置の高さをも調整することができるという効果を奏する。
【0033】
また、接続部材5が表示装置4の両端部4a,4b、本体3の両端部3a、3bに接続されているため、表示装置4の位置や角度が、接続部材5の位置に限定されずに、自由に調整できると言う効果も奏する。
【0034】
(第2の実施例)
次に、図8乃至図12を用いて、ノート型パソコン1の第2の実施例の構成について説明する。尚、接続部材以外の構成は第1の実施例と同様であるため説明を省略する。図8乃至図11はノート側パソコン1の第2の実施例の構成を示す斜視図である。
【0035】
図8乃至図11に示すように、接続部材15は棒(板)状に形成されており、本体3の両側面部3a、3bの後方に、接続部材15の一端部(15a側)が取付部材16を介して取り付けられている。また、表示装置4は、その両側面部4a、4bに、接続部材15の他端部15bが取り付けられている。
【0036】
接続部材15は、その他端部15bが表示装置4に対して所定の角度範囲内で回動可能に取り付けられている。その一端部15a側が挿入されている取付部材16では、本体3に対して所定の角度範囲内で回動可能に取り付けられている。
【0037】
また、接続部材15は、図12に示すように、棒状に形成された接続部材15が矢印C、D方向にある範囲内で移動可能に形成されており、本体3と表示装置4との距離を調整する機能を有している。
【0038】
また、取付部材16、接続部材15の端部15bにおいては、所定以上の力が加わると移動/回動し、力が加わらない状態においては本体3に対して回動した位置で表示装置4を保持するように調整された状態で、取り付けられている。
【0039】
特に、本実施例の構成では、取付部材16は、接続部材15の移動や自己16の回動動作によって、本体3に対して表示装置4の位置を遠近方向に調整する機能を有している。接続部材15の端部15bは、その回動動作によって、表示装置4の位置を角度を調整する機能を有している。
【0040】
このような構成により、取付部材16に対して接続部材15を移動させていっぱいに延ばすことにより、表示装置4と本体3との距離を長く(遠く)することができる。また、取付部材16に対して端部15bが隣接する位置に接続部材15を移動させると、本体3と表示装置4との距離を短く(近く)することができる。
【0041】
従って、操作者が、入力装置2を操作しやすい位置に設置した後、例えば表示装置4をより遠くの(入力装置2から離れた)位置に配置させたい場合には、図8に示すノート型パソコン1の状態にする。
【0042】
即ち、接続部材15の取付部材16に対して接続部材15を移動させていっぱいに延ばし、取付部材15bを入力装置2より遠い方向に回動調節することにより、表示装置4が入力装置2さらには本体3に重ならない位置(即ち操作者から遠い位置)に配置することができる。次に、端部5aの回動調節後、接続部材15の端部15bを回動調節することにより、操作者の視認性の良い位置に表示装置4の角度を決定する。
【0043】
操作者が、入力装置2を操作しやすい位置に設置した後、例えば表示装置4をより近くの(入力装置2に重なる)位置に配置させたい場合には、図9に示すノート型パソコン1の状態にする。
【0044】
即ち、接続部材15の取付部材16に対して接続部材15を移動させていっぱいに延ばし、取付部材15bを操作者側へ回動調節することにより、表示装置4が本体3さらには入力装置2に重なる位置(即ち操作者に近い位置)に配置することができる。次に、端部5aの回動調節後、接続部材5の端部5bを回動調節することにより、操作者の視認性の良い位置に表示装置4の角度を決定する。
【0045】
また、取付部材16に対して端部15bが隣接する位置に接続部材15を移動させ、取付部材15bを操作者側へ回動調節することにより、表示装置4が本体3の端の位置(従来の装置と略同位置)に配置することができる。次に、端部5aの回動調節後、接続部材5の端部5bを回動調節することにより、操作者の視認性の良い位置に表示装置4の角度を決定する。
【0046】
また、ノート型パソコン1を使用しない場合や携帯する場合には、図11に示すように、取付部材16に対して端部15bが隣接する位置に接続部材15を移動させ、表示装置4を本体3方向に倒し、入力装置2を覆った状態にすることによって、ノート型パソコン1は閉じた状態となる。
【0047】
尚、表示情報の送受信に関する構成は、図5及び図6に示した構成を用いることも可能であり、これに限ることなく、表示装置4及び本体3内部に無線送受信装置を内蔵することにより、無線で表示情報を送受信することも可能である。
【0048】
このように第2の実施例では、本体3に接続する取付部材16を回動可能に形成すると共に、この取付部材16を基点にして棒状の接続部材15を移動可能に形成しているため、表示装置4を入力装置2に対して、入力装置2上方に重なる程操作者(入力装置)に近い位置と、入力装置2に重ならず操作者(入力装置)から遠い位置との間を位置調整する構成となっている。
【0049】
従って、省スペースな携帯型電子機器でありながら、操作者の好みに応じて表示装置の位置を近距離にも遠距離にも調整することができるという効果を奏する。また表示装置に遠近距離の調整のみに限らず、操作者の好みに応じて表示装置の高さをも調整することができるという効果を奏する。
【0050】
また、接続部材5が表示装置4の両端部4a,4bに接続されているため、表示装置4の位置や角度が、接続部材5の支軸に対して限定されずに、自由に調整できると言う効果も奏する。
【0051】
(第3の実施例)
次に、図13乃至図14を用いて、ノート型パソコン1の第3の実施例の構成について説明する。
【0052】
第1の実施例では接続部材5が伸縮自在な2軸構成であったのに対して、第3の実施例における接続部材25は、伸縮しない代わりに回動可能な3つめの軸を有する3軸構成となっている。尚、接続部材以外の構成は第1の実施例と同様であるため説明を省略する。
【0053】
操作者が、入力装置2を操作しやすい位置に設置した後、例えば表示装置4をより遠くの(入力装置2から離れた)位置に配置させたい場合には、軸25a、25cを回動調節して遠い方向へ調整し、軸25bを回動調節して表示装置4の角度を調整して、図13に示すノート型パソコン1の状態にする。
【0054】
また、操作者が、入力装置2を操作しやすい位置に設置した後、例えば表示装置4をより近くの(入力装置2に重なる)位置に配置させたい場合には、軸25a、25cを回動調節して近い方向へ調整し、軸25bを回動調節して表示装置4の角度を調整して、図14に示すノート型パソコン1の状態にする。
【0055】
このように第3の実施例では、接続部分に設けられた2軸を回動することにより、表示装置4を入力装置2に対して、入力装置2に重なる程操作者(入力装置)に近い位置と、入力装置2に重ならず操作者(入力装置)から遠い位置との間を位置調整する構成となっている。従って、省スペースな携帯型電子機器でありながら、操作者の好みに応じて表示装置の位置を近距離にも遠距離にも調整することができるという効果を奏する。
【0056】
また、表示装置4と入力装置2を含む本体3とを接続する接続部材5の3軸構成中、表示装置4側に設けられた軸を回動することにより、表示装置に遠近距離の調整のみに限らず、操作者の好みに応じて表示装置の高さをも調整することができるという効果を奏する。
【0057】
また、接続部材5が表示装置4の両端部4a,4bに接続されているため、表示装置4の位置や角度が、接続部材5の支軸に対して限定されずに、自由に調整できると言う効果も奏する。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、入力装置の位置に制限されることなく、表示装置を遠近方向の操作者の希望する位置に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るノート型パソコン1の第1の実施例の構成を示す斜視図。
【図2】ノート型パソコン1の第1の実施例の構成を示す斜視図。
【図3】ノート型パソコン1の第1の実施例における表示装置の接続部分の構成を説明するための図。
【図4】ノート型パソコン1の第1の実施例の閉じた状態の構成を示す斜視図。
【図5】ノート型パソコン1の第1の実施例における表示装置と入力装置との電気接続の構成を説明するための図。
【図6】ノート型パソコン1の第1の実施例における表示装置と入力装置との電気接続の構成を説明するための図。
【図7】ノート型パソコン1の第1の実施例における入力装置と表示装置の接続部分の構成を説明するための図。
【図8】ノート型パソコン1の第2の実施例の構成を示す斜視図。
【図9】ノート型パソコン1の第2の実施例の構成を示す斜視図。
【図10】ノート型パソコン1の第2の実施例の構成を示す斜視図。
【図11】ノート型パソコン1の第2の実施例の構成を示す斜視図。
【図12】ノート型パソコン1の第2の実施例における表示装置の接続部分の構成を説明するための図。
【図13】ノート型パソコン1の第3の実施例の構成を示す斜視図。
【図14】ノート型パソコン1の第3の実施例の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ノート型パーソナルコンピュータ(ノート型パソコン)
2 入力装置
3 本体
4 表示装置
8 軸穴
9 曲板
10 ヒンジ部
5、15,25 接続部材
16 取付部材
Claims (4)
- 操作者によって情報が入力される入力装置を有する本体と、
各種情報を表示する表示装置と、
前記本体に前記表示装置を接続すると共に、前記表示装置の表示面を前記入力装置の上方側に向けた状態で、前記表示装置の位置を前記本体の上方に重なる第1の位置と前記本体の上方に重ならない第2の位置との間に移動可能な接続部材と、
を有することを特徴とする携帯型電子機器。 - 前記接続部材は、更に、前記本体における前記入力装置を挟む方向の両側面部と、前記表示装置の前記表示面を挟む方向の両側面部とを接続することを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器。
- 前記接続部材は、更に、伸縮自在に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯型電子機器。
- 前記接続部材の一端部をスライドすることにより前記表示装置と前記本体との間の距離を調整する取付部材を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯型電子機器。
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- 2002-12-17 JP JP2002364608A patent/JP2004199219A/ja active Pending
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