JP2004198115A - 光照射装置及びこれを用いた受光素子検査装置 - Google Patents

光照射装置及びこれを用いた受光素子検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数種のターゲットに対して容易に対応可能な光照射装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る光照射装置1は、内部に光源を有し、光源からの光が出射口25を通過して外部へ出射するように構成された本体部2と、本体部2の出射口25から出射した光をターゲット10に導く複数種のヘッド部3,4とを備え、複数種のヘッド部3,4は、本体部2に対して所定出射位置26に選択的に着脱可能に取り付けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光照射装置とこの光照射装置を備えた受光素子検査装置に関し、さらに詳しくは、光照射装置を構成するヘッド部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
光照射装置は、例えば、二次元CCDや一次元CCD等の半導体イメージセンサの製造工程における機能検査のために用いられる。このような光照射装置は、内部に光源を有し、光源から出射した光に所定の光学的処理を行う本体部と、本体部から出射した光をターゲットに導くヘッド部とを備え、ターゲット上に所定の光を照射するように構成される。
【0003】
光照射装置の本体部は、光源と、光源から出射した光に所定の光学的処理を行うレンズ・フィルタ部と、所定のスリット形状を有したチャートとを主体に構成され、光源から出射した光はレンズ・フィルタ部およびチャートを通過してヘッド部へ出射する。光照射装置のヘッド部は、チャートを通過した光をターゲットに導く投影レンズ部を主体に構成され、投影レンズ部を通過した光はターゲット上の所定標本面で所定のパターンチャート像に結像される。
【0004】
このようにしてターゲット上の標本面で結像されたパターンチャート像は、ターゲット(例えば、二次元CCDや一次元CCD等)に検出され、ターゲットから出力される出力画像(電気信号)がプローバ装置等で検査される。
【0005】
ところで、ターゲットが二次元CCDの場合(すなわち、二次元CCDの検査を行う場合)には、光照射装置によりターゲット(二次元CCD)上に数mm〜数十mm四方の光が照射される。一方、ターゲットが一次元CCDの場合(すなわち、一次元CCDの検査を行う場合)には、光照射装置によりターゲット(一次元CCD)上に長さ数十mm〜数百mm、幅が数mm以下の線状の光が照射される。
【0006】
従って、ターゲットが二次元CCDの場合と一次元CCDの場合とで必要とされる光の照射範囲が大きく異なるため、光照射装置の投影レンズ部は同じものを使用できず、異なる種類のターゲットにそれぞれ対応した装置を使用する必要がある。そこで、ターゲットの種類に応じて異なる(二次元CCD用と一次元CCD用とで異なる)専用の光照射装置を用いるか、もしくはターゲットの種類に応じて光照射装置のヘッド部(投影レンズ部)を交換して対応していた。
【0007】
【特許文献1】特開2002−261141号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ターゲットの種類に応じて異なる専用の光照射装置を用いると、装置の費用と設置場所が必要台数分必要となり、コスト高の一因となっていた。また、ターゲットの種類に応じて光照射装置のヘッド部(投影レンズ部)を交換して対応すると、ヘッド部の重量は100kg程度に達するため、ヘッド部(投影レンズ部)の交換作業が非常に煩雑となっていた。
【0009】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、複数種のターゲットに対して容易に対応可能な光照射装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的達成のため、請求項1に係る発明の光照射装置は、光源を有し、光源からの光が出射口を通過して外部へ出射するように構成された本体部と、本体部の出射口から出射した光をターゲットに導く複数種のヘッド部とを備え、複数種のヘッド部は、本体部に対して所定出射位置に選択的に着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
【0011】
請求項2に係る発明の光照射装置は、請求項1に記載の光照射装置において、複数種のヘッド部は、それぞれ本体部に揺動自在に取り付けられ、本体部に対して揺動させて所定出射位置に選択的に着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
【0012】
請求項3に係る発明の光照射装置は、請求項1に記載の光照射装置において、複数種のヘッド部は、それぞれ本体部にスライド移動自在に取り付けられ、本体部に対してスライド移動させて所定出射位置に選択的に着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
【0013】
請求項4に係る発明の光照射装置は、請求項1から請求項3のうちいずれか一項記載の光照射装置において、複数種のヘッド部は、ターゲットが二次元CCDの場合に使用されるエリアセンサ用ヘッド部と、ターゲットが一次元CCDの場合に使用されるリニアセンサ用ヘッド部とからなることを特徴とする。
【0014】
請求項5に係る発明の受光素子検査装置は、請求項1から請求項4のうちいずれか一項記載の光照射装置と、ターゲットを光照射装置から出射する光が照射される範囲に保持するとともに、光照射装置から出射する光を受光したターゲットより出力される電気信号を検出するプローバ装置とを備えて構成されることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。本発明に係る光照射装置の概略構成を図1および図2に示している。この光照射装置1は、内部に光源21を有し、光源21から出射した光に所定の光学的処理を行う本体部2と、本体部2から出射した光をターゲット10に導くヘッド部とを備え、ターゲット10上に所定の光を照射するように構成される。
【0016】
本体部2は、光源21と、光源21から出射した光に所定の光学的処理を行うレンズ・フィルタ部22と、所定のスリット形状を有したチャート23と、これらを囲む本体側筐体部24とを備えて構成される。
【0017】
本体側筐体部24の前面側には出射口25が形成されており、チャート23を通過した光が出射口25を通過してヘッド部へ出射するようになっている。また、出射口25が位置する本体側筐体部24の前面側は、本体部2におけるヘッド部への光の出射位置26となっている。そして、本体部2の内部において光源21から出射した光は、レンズ・フィルタ部22で光軸と垂直な面内での光強度が均一化され、平行光束として出射した後チャート23を通過し、出射口25からヘッド部へ出射する。
【0018】
ヘッド部は、図1に示すように、ターゲット10が二次元CCDの場合に使用されるエリアセンサ用ヘッド部3と、ターゲット10が一次元CCDの場合に使用されるリニアセンサ用ヘッド部4とからなり、本体部2に対して本体部2の出射位置26に選択的に着脱可能に取り付けられている。これにより、複数種のヘッド部が出射位置26に選択的に着脱可能に取り付けられているため、複数種のターゲット(すなわち、二次元CCDおよび一次元CCD)に対して容易に対応することができる。
【0019】
また、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4は、図1に示すように、それぞれ本体部2に揺動自在に取り付けられ、本体部2に対して揺動させて出射位置26に選択的に着脱可能に取り付けられることが好ましい。これにより、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4を揺動させて出射位置26におけるヘッド部の着脱交換を行えばよいため、複数種のターゲットに対してより容易に対応することができる。
【0020】
なお、エリアセンサ用ヘッド部3は、本体部2とエリアセンサ用ヘッド部3との間に跨って設けられたヒンジ機構5により、本体部2の左前面側に揺動自在に取り付けられ、前述したように、本体部2に対して揺動させて出射位置26にリニアセンサ用ヘッド部4と選択的に着脱可能に取り付けられる。そして、エリアセンサ用ヘッド部3は、出射位置26に位置したときに図示しないロック機構により出射位置26に固定装着され、エリアセンサ用ヘッド部3が本体部2の出射位置26に装着された状態で、ターゲット10(二次元CCD)に所定の光が照射されるようになっている。
【0021】
一方、リニアセンサ用ヘッド部4は、本体部2とリニアセンサ用ヘッド部4との間に跨って設けられたヒンジ機構5により、本体部2の右前面側に揺動自在に取り付けられ、前述したように、本体部2に対して揺動させて出射位置26にエリアセンサ用ヘッド部3と選択的に着脱可能に取り付けられる。そして、リニアセンサ用ヘッド部4は、出射位置26に位置したときに図示しないロック機構により出射位置26に固定装着され、リニアセンサ用ヘッド部4が本体部2の出射位置26に装着された状態で、ターゲット10(一次元CCD)に所定の光が照射されるようになっている。
【0022】
エリアセンサ用ヘッド部3は、エリアセンサ用ヘッド部3が本体部2の出射位置26に装着された状態で本体部2の出射口25を通過した光の向きを変えるエリアセンサ用ミラー31と、エリアセンサ用ミラー31で反射された光をターゲット10(二次元CCD)に導き、チャート23の像をターゲット10上に投影するエリアセンサ用投影レンズ部32と、これらを囲むエリアセンサ用筐体部33とを備えて構成される。
【0023】
エリアセンサ用筐体部33の裏面側には、エリアセンサ用入射口34が本体部2の出射口25と位置整合して形成されており、エリアセンサ用ヘッド部3が本体部2の出射位置26に装着された状態で、本体部2の出射口25を通過した光がエリアセンサ用入射口34を通過してエリアセンサ用ヘッド部3(エリアセンサ用筐体部33)の内部へ入射するようになっている。
【0024】
そして、エリアセンサ用ヘッド部3が本体部2の出射位置26に装着された状態で、本体部2の出射口25から出射した光はエリアセンサ用入射口34を通過してエリアセンサ用ヘッド部3の内部へ入射し、エリアセンサ用ミラー31で反射してエリアセンサ用投影レンズ部32を通過した後、ターゲット10(二次元CCD)上の所定標本面(図示せず)で所定のパターンチャート像に結像される。
【0025】
リニアセンサ用ヘッド部4は、リニアセンサ用ヘッド部4が本体部2の出射位置26に装着された状態で本体部2の出射口25を通過した光の向きを変えるリニアセンサ用ミラー41と、リニアセンサ用ミラー41で反射された光をターゲット10(一次元CCD)に導き、チャート23の像をターゲット10上に投影するリニアセンサ用投影レンズ部42と、これらを囲むリニアセンサ用筐体部43とを備えて構成される。
【0026】
リニアセンサ用筐体部43の裏面側には、リニアセンサ用入射口44が本体部2の出射口25と位置整合して形成されており、リニアセンサ用ヘッド部4が本体部2の出射位置26に装着された状態で、本体部2の出射口25を通過した光がリニアセンサ用入射口44を通過してリニアセンサ用ヘッド部4(リニアセンサ用筐体部43)の内部へ入射するようになっている。
【0027】
そして、リニアセンサ用ヘッド部4が本体部2の出射位置26に装着された状態で、本体部2の出射口25から出射した光はリニアセンサ用入射口44を通過してリニアセンサ用ヘッド部4の内部へ入射し、リニアセンサ用ミラー41で反射してリニアセンサ用投影レンズ部4を通過した後、ターゲット10(一次元CCD)上の所定標本面(図示せず)で所定のパターンチャート像に結像される。
【0028】
なお、詳細図示しないが、ターゲット10(二次元CCDおよび一次元CCD)は、プローバ装置(図示せず)により光照射装置1から照射される光の照射範囲に保持されている。そして、ターゲット10上の所定標本面で結像されたパターンチャート像は、ターゲット10に検出され、ターゲット10から出力される出力画像(電気信号)がプローバ装置で検査されるようになっている。
【0029】
このような構成の光照射装置1において、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4がそれぞれ本体部2に揺動自在に取り付けられ、本体部2に対して揺動させて出射位置26に選択的に着脱可能に取り付けられている。これにより、複数種のターゲット(すなわち、二次元CCDおよび一次元CCD)に対して容易に対応することができる。
【0030】
ターゲット10が二次元CCDの場合には、本体部2のチャート23を二次元CCD用のものに交換した後、リニアセンサ用ヘッド部4を本体部2に対して右側方に揺動させるとともに、エリアセンサ用ヘッド部3を本体部2の出射位置26に揺動させて、エリアセンサ用ヘッド部3をロック機構により出射位置26に固定装着する。そして、エリアセンサ用ヘッド部3が出射位置26に装着された状態で、ターゲット10(二次元CCD)に所定の光が照射される。
【0031】
エリアセンサ用ヘッド部3が出射位置26に装着された状態で、本体部2の内部において光源21から出射した光は、レンズ・フィルタ部22およびチャート23を通過し、本体側筐体部24の出射口25からエリアセンサ用ヘッド部3へ出射する。出射口25から出射した光はエリアセンサ用入射口34を通過してエリアセンサ用ヘッド部3の内部へ入射し、エリアセンサ用ミラー31で反射してエリアセンサ用投影レンズ部32を通過した後、ターゲット10(二次元CCD)上の所定標本面(図示せず)で所定のパターンチャート像に結像される。
【0032】
一方、ターゲット10が一次元CCDの場合には、ロック機構によるエリアセンサ用ヘッド部3と本体部2との固定装着を解除して、本体部2のチャート23を一次元CCD用のものに交換した後、エリアセンサ用ヘッド部3を本体部2に対して左側方に揺動させるとともに、リニアセンサ用ヘッド部4を本体部2の出射位置26に揺動させて、リニアセンサ用ヘッド部4をロック機構により出射位置26に固定装着する。そして、リニアセンサ用ヘッド部4が出射位置26に装着された状態で、ターゲット10(一次元CCD)に所定の光が照射される。
【0033】
リニアセンサ用ヘッド部4が出射位置26に装着された状態で、本体部2の内部において光源21から出射した光は、レンズ・フィルタ部22およびチャート23を通過し、本体側筐体部24の出射口25からリニアセンサ用ヘッド部4へ出射する。出射口25から出射した光はリニアセンサ用入射口44を通過してリニアセンサ用ヘッド部4の内部へ入射し、リニアセンサ用ミラー41で反射してリニアセンサ用投影レンズ部42を通過した後、ターゲット10(一次元CCD)上の所定標本面(図示せず)で所定のパターンチャート像に結像される。
【0034】
このようにしてターゲット10(二次元CCDおよび一次元CCD)上の所定標本面で結像されたパターンチャート像は、ターゲット10(二次元CCDおよび一次元CCD)に検出され、ターゲット10から出力される出力画像(電気信号)がプローバ装置(図示せず)で検査される。
【0035】
この結果、複数種のヘッド部、すなわち、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4が、本体部2の出射位置26に選択的に着脱可能に取り付けられているため、複数種のターゲット(すなわち、二次元CCDおよび一次元CCD)に対して容易に対応することができる。
【0036】
また、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4がそれぞれ本体部2に揺動自在に取り付けられ、本体部2に対して揺動させて出射位置26に選択的に着脱可能に取り付けられているため、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4を揺動させて出射位置26におけるヘッド部の着脱交換を行えばよく、複数種のターゲットに対してより容易に対応することができる。
【0037】
さらに、上述のような構成の光照射装置1と、光照射装置1から照射される光を検出したターゲットから出力される出力画像(電気信号)を検出可能なプローバ装置とを備えて受光素子検査装置(図示せず)を構成することで、複数種のターゲット(すなわち、二次元CCDおよび一次元CCD)に対して容易に対応可能な受光素子検査装置を提供することができる。
【0038】
光照射装置の第二実施形態について図3を参照して説明する。なお、本実施形態の光照射装置101に構成される本体部、エリアセンサ用ヘッド部およびリニアセンサ用ヘッド部は、上述した第一実施形態の光照射装置1に構成される本体部2、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4と装置構成が同様であるため、同一部位に同一番号を付して重複説明を省略する。
【0039】
本実施形態における光照射装置101は、第一実施形態における光照射装置1と同様に、内部に光源21を有し、光源21から出射した光に所定の光学的処理を行う本体部2と、本体部2から出射した光をターゲット10に導くエリアセンサ用ヘッド部3とリニアセンサ用ヘッド部4とからなるヘッド部とを備え、ターゲット10上に所定の光を照射するように構成される。
【0040】
そして、図3に示すように、本体部2とエリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4との間に跨って設けられたスライド機構105により、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4は、それぞれ本体部2にスライド移動自在に取り付けられ、本体部2に対してスライド移動させて本体部2の出射位置26に選択的に着脱可能に取り付けられている。
【0041】
これにより、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4をスライド移動させて出射位置26におけるヘッド部の着脱交換を行えばよいため、複数種のターゲット(すなわち、二次元CCDおよび一次元CCD)に対してより容易に対応することができる。
【0042】
スライド機構105は、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4をスライド移動自在に取付可能な上部スライドレール106および下部スライドレール107を主体に構成され、本体側筐体部24の前面側に取り付けられる。
【0043】
上部スライドレール106および下部スライドレール107は、左右へ互いに平行に延びて形成され、左方にエリアセンサ用ヘッド部3が左右へスライド移動自在に取り付けられるとともに、右方にリニアセンサ用ヘッド部4が左右へスライド移動自在に取り付けられるように構成される。そして、リニアセンサ用ヘッド部4が本体部2よりも右方に位置するときにはエリアセンサ用ヘッド部3を本体部2の出射位置26に位置させることができ、エリアセンサ用ヘッド部3が本体部2よりも左方に位置するときにはリニアセンサ用ヘッド部4を本体部2の出射位置26に位置させることができるようになっている。
【0044】
上部スライドレール106および下部スライドレール107には、図示しない切り込み部が形成されており、エリアセンサ用ヘッド部3もしくはリニアセンサ用ヘッド部4が出射位置26に位置すると、エリアセンサ用ヘッド部3もしくはリニアセンサ用ヘッド部4の左右へのスライド移動を規制するようになっている。これにより、エリアセンサ用ヘッド部3もしくはリニアセンサ用ヘッド部4の出射位置26に対する位置決めを容易に行うことができる。
【0045】
なお、エリアセンサ用ヘッド部3もしくはリニアセンサ用ヘッド部4がスライド移動して出射位置26に位置すると、エリアセンサ用ヘッド部3もしくはリニアセンサ用ヘッド部4は図示しないロック機構により出射位置26に固定装着されるようになっている。そして、エリアセンサ用ヘッド部3が本体部2の出射位置26に装着された場合には、二次元CCD(ターゲット10)に所定の光が照射され、リニアセンサ用ヘッド部4が本体部2の出射位置26に装着された場合には、一次元CCD(ターゲット10)に所定の光が照射される。
【0046】
このような構成の光照射装置101において、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4がそれぞれ本体部2にスライド移動自在に取り付けられ、本体部2に対してスライド移動させて出射位置26に選択的に着脱可能に取り付けられている。これにより、複数種のターゲット(すなわち、二次元CCDおよび一次元CCD)に対して容易に対応することができる。
【0047】
ターゲット10が二次元CCDの場合には、本体部2のチャート23を二次元CCD用のものに交換した後、リニアセンサ用ヘッド部4を本体部2に対して右方にスライド移動させるとともに、エリアセンサ用ヘッド部3を本体部2の出射位置26にスライド移動させて、エリアセンサ用ヘッド部3をロック機構により出射位置26に固定装着する。そして、エリアセンサ用ヘッド部3が出射位置26に装着された状態で、ターゲット10(二次元CCD)に所定の光が照射される。
【0048】
エリアセンサ用ヘッド部3が出射位置26に装着された状態で、本体部2の内部において光源21から出射した光は、レンズ・フィルタ部22およびチャート23を通過し、本体側筐体部24の出射口25からエリアセンサ用ヘッド部3へ出射する。出射口25から出射した光はエリアセンサ用入射口34を通過してエリアセンサ用ヘッド部3の内部へ入射し、エリアセンサ用ミラー31で反射してエリアセンサ用投影レンズ部32を通過した後、ターゲット10(二次元CCD)上の所定標本面(図示せず)で所定のパターンチャート像に結像される。
【0049】
一方、ターゲット10が一次元CCDの場合には、ロック機構によるエリアセンサ用ヘッド部3と本体部2との固定装着を解除して、本体部2のチャート23を一次元CCD用のものに交換した後、エリアセンサ用ヘッド部3を本体部2に対して左方にスライド移動させるとともに、リニアセンサ用ヘッド部4を本体部2の出射位置26にスライド移動させて、リニアセンサ用ヘッド部4をロック機構により出射位置26に固定装着する。そして、リニアセンサ用ヘッド部4が出射位置26に装着された状態で、ターゲット10(一次元CCD)に所定の光が照射される。
【0050】
リニアセンサ用ヘッド部4が出射位置26に装着された状態で、本体部2の内部において光源21から出射した光は、レンズ・フィルタ部22およびチャート23を通過し、本体側筐体部24の出射口25からリニアセンサ用ヘッド部4へ出射する。出射口25から出射した光はリニアセンサ用入射口44を通過してリニアセンサ用ヘッド部4の内部へ入射し、リニアセンサ用ミラー41で反射してリニアセンサ用投影レンズ部42を通過した後、ターゲット10(一次元CCD)上の所定標本面(図示せず)で所定のパターンチャート像に結像される。
【0051】
このようにしてターゲット10(二次元CCDおよび一次元CCD)上の所定標本面で結像されたパターンチャート像は、ターゲット10(二次元CCDおよび一次元CCD)に検出され、ターゲット10から出力される出力画像(電気信号)がプローバ装置(図示せず)で検査される。
【0052】
この結果、複数種のヘッド部、すなわち、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4が、本体部2の出射位置26に選択的に着脱可能に取り付けられているため、複数種のターゲット(すなわち、二次元CCDおよび一次元CCD)に対して容易に対応することができる。
【0053】
また、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4がそれぞれ本体部2にスライド移動自在に取り付けられ、本体部2に対してスライド移動させて出射位置26に選択的に着脱可能に取り付けられているため、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4をスライド移動させて出射位置26におけるヘッド部の着脱交換を行えばよく、複数種のターゲットに対してより容易に対応することができる。
【0054】
さらに、上述のような構成の光照射装置101と、光照射装置101から照射される光を検出したターゲットから出力される出力画像(電気信号)を検出可能なプローバ装置とを備えて受光素子検査装置(図示せず)を構成することで、複数種のターゲット(すなわち、二次元CCDおよび一次元CCD)に対して容易に対応可能な受光素子検査装置を提供することができる。
【0055】
なお、上述の各実施形態において、ヘッド部が、ターゲット10が二次元CCDの場合に使用されるエリアセンサ用ヘッド部3と、ターゲット10が一次元CCDの場合に使用されるリニアセンサ用ヘッド部4とから構成されているが、これに限られるものではなく、例えば、同種のターゲットに対して光の照射範囲を変更したヘッド部等、複数種のヘッド部から構成されていればよい。
【0056】
また、上述の各実施形態において、ヘッド部が、エリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4の2種類のヘッド部から構成されているが、これに限られるものではなく、例えば、3種類のヘッド部等、複数種のヘッド部から構成されていればよい。
【0057】
さらに、上述の第一実施形態においてエリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4がそれぞれ本体部2に揺動自在に取り付けられ、上述の第二実施形態においてエリアセンサ用ヘッド部3およびリニアセンサ用ヘッド部4がそれぞれ本体部2にスライド移動自在に取り付けられているが、これに限られるものではなく、一方のヘッド部が本体部2に揺動自在に取り付けられるとともに、他方のヘッド部が本体部2にスライド移動自在に取り付けられ、一方もしくは他方のヘッド部を本体部2に対して揺動もしくはスライド移動させて出射位置26に選択的に着脱可能に取り付けられるようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数種のヘッド部が本体部の出射位置に選択的に着脱可能に取り付けられているため、複数種のターゲットに対して容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光照射装置の斜視図である。
【図2】本発明に係る光照射装置の装置構成を示す概略図(側断面図)である。
【図3】本発明に係る光照射装置の第二実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 光照射装置
2 本体部
3 エリアセンサ用ヘッド部
4 リニアセンサ用ヘッド部
10 ターゲット
21 光源
25 出射口
26 出射位置
101 光照射装置(第二実施形態)

Claims (5)

  1. 光源を有し、前記光源からの光が出射口を通過して外部へ出射するように構成された本体部と、
    前記本体部の前記出射口から出射した光をターゲットに導く複数種のヘッド部とを備え、
    前記複数種のヘッド部は、前記本体部に対して所定出射位置に選択的に着脱可能に取り付けられることを特徴とする光照射装置。
  2. 前記複数種のヘッド部は、それぞれ前記本体部に揺動自在に取り付けられ、前記本体部に対して揺動させて前記所定出射位置に選択的に着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  3. 前記複数種のヘッド部は、それぞれ前記本体部にスライド移動自在に取り付けられ、前記本体部に対してスライド移動させて前記所定出射位置に選択的に着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  4. 前記複数種のヘッド部は、前記ターゲットが二次元CCDの場合に使用されるエリアセンサ用ヘッド部と、前記ターゲットが一次元CCDの場合に使用されるリニアセンサ用ヘッド部とからなることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項記載の光照射装置。
  5. 請求項1から請求項4のうちいずれか一項記載の光照射装置と、前記ターゲットを前記光照射装置から出射する光が照射される範囲に保持するとともに、前記光照射装置から出射する光を受光した前記ターゲットより出力される電気信号を検出するプローバ装置とを備えて構成されること特徴とする受光素子検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114136459A (zh) * 2021-11-19 2022-03-04 深圳供电局有限公司 一种用于开关柜的圆盘式红外成像监测窗

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