JP2004195860A - Print control apparatus, print control method, and print control program - Google Patents

Print control apparatus, print control method, and print control program Download PDF

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JP2004195860A JP2002368494A JP2002368494A JP2004195860A JP 2004195860 A JP2004195860 A JP 2004195860A JP 2002368494 A JP2002368494 A JP 2002368494A JP 2002368494 A JP2002368494 A JP 2002368494A JP 2004195860 A JP2004195860 A JP 2004195860A
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a print control apparatus, a print control method, and a print control program, by which a printing speed can be remarkably increased. <P>SOLUTION: In the print control apparatus, when discharge nozzles for cyan, magenta, and yellow are facing the same raster, and discharge nozzles for light cyan, light magenta, and black are facing a similar raster different from the raster described before, cyan and magenta are allotted to light cyan and light magenta (Step 130), black produces composite black (Step 140), and yellow is discharged by moving the dots on the raster, which does not face the discharge nozzles, to the raster, which faces the discharge nozzles, (Step 150). As a result, a printing speed can be improved by reducing the number of subscanning. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の特許文献1に示すものが知られている。
同文献に示す印刷制御装置は、濃インクと淡インクとが副走査方向でずれて配置される印刷装置を前提とし、高速モードの印刷時に濃インクの吐出ノズルがないラスタでは淡インクを吐出して代替ドットを生成している。
【特許文献1】
特開2001−341295号
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の印刷制御装置においては、濃インクと淡インクとを備えていないブラックインクやイエローインクにおいて代替ドットを生成することができないという課題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、印刷速度を飛躍的に向上させることが可能な印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、副走査方向である紙送り方向に吐出ノズルを配置した各色毎の印刷ヘッドを主走査方向である桁送り方向に並設して往復動させながら上記吐出ノズルから異なる色の色インクを記録媒体上に吐出させて印刷イメージを生成する印刷装置を制御対象とする。そして、同印刷装置に印刷データを出力するにあたり、高速印刷モードのときに、ブラックインクの吐出ノズルが無いラスタでは、シアンインクとマゼンタインクとイエローインクのコンポジットブラックで代替ドットを生成する。
【0005】
より具体的には、同印刷装置の色インクは、シアンインクとマゼンタインクとイエローインクとライトシアンインクとライトマゼンタインクとブラックインクを含み、上記吐出ノズルは、上記各色インクごとに個別に副走査方向に列状に設けられている。また、上記シアンインクと上記マゼンタインクと上記イエローインクの吐出ノズルは主走査方向について同一のラスタ上に配置され、同ラスタと重ならないラスタ上に上記ライトシアンインクと上記ライトマゼンタインクと上記ブラックインクの吐出ノズルは配置されている。
【0006】
この状態において、高速印刷モードのときには、シアンとマゼンタとイエローとブラックについてのカラーデータをハーフトーン処理する。ここではライトシアンとライトマゼンタのドットを生成するデータは存在しない。しかし、上記シアンインクと上記マゼンタインクの吐出ノズルがないラスタでは、ライトシアンとライトマゼンタのデータを用いてライトシアンインクとライトマゼンタインクの吐出ノズルで代替ドットを生成する。
【0007】
すなわち、ブラックインクの吐出ノズルがあるラスタではそのままのブラックインクのドットを生成するし、ブラックインクの吐出ノズルがないラスタではシアンとマゼンタとイエローからなるコンポジットでブラックインクのドットを生成する。
一方、ハーフトーン処理の結果、ブラックインクの吐出ノズルが無いラスタにドットを生成する必要があるときには、上記シアンインクと上記マゼンタインクと上記イエローインクのコンポジットブラックで代替ドットを生成する。
【0008】
以上のようにすれば、濃インクと淡インクに分かれていないブラックインクを使用し、そのブラックインクの吐出ノズルがないラスタであってもブラックのドットを生成することができ、ブラックのドットを生成するためだけに副走査する必要性が低下する。
【0009】
コンポジットブラックの代替ドットを生成するにあたり、上記ブラックインクを生成するドットの画素データと、上記シアンインクと上記マゼンタインクと上記イエローインクのドットの画素データとでOR演算を行なうことが可能である。
このようにすれば、上記シアンインクと上記マゼンタインクと上記イエローインクのドットの有無に応じた場合分けをすることなく、コンポジットブラックのためのデータを生成できる。
【0010】
一方、濃インクと淡インクを使い分けないイエローインクを使用する場合の発明では、高速印刷モードのときに、イエローインクの吐出ノズルが無いラスタでは、近接するラスタでイエローインクの吐出ノズルがあるラスタに代替ドットを生成している。
より具体的には、同様の印刷装置であって上記イエローインクの吐出ノズルが副走査方向に間隔を隔てて配置されている場合、高速印刷モードのとき、上記イエローインクの吐出ノズルがないラスタでは、近接するラスタでイエローインクの吐出ノズルがあるラスタに代替ドットを生成する。
すなわち、イエローインクの吐出ノズルがあるラスタではそのままのイエローインクでドットを生成するが、イエローインクの吐出ノズルがないラスタではドットを生成するためだけに印刷ヘッドを位置合わせするのではなく、近接するラスタにイエローインクでドットを生成する。近接する位置にドットを生成するので、位置はずれるが、イエローのドットは目にとまりにくいので、画質を悪化させるほどのことはない。
【0011】
また、近接するラスタで代替ドットを生成するにあたり、既にドットを生成する画素であることもある。この場合、ラスタ方向で隣接する画素に代替ドットを生成するようにしてもよい。
代替ドットを打つ位置が既にドットを生成する画素である場合、そのままであればイエローインクの画素が減ってしまい、色のバランスが崩れることもある。しかし、ラスタ方向で隣接する画素に代替ドットを生成するのであれば、位置のずれはもともと目にとまりにくく、生成するドットの数も減らないので色のバランスも崩れない。
【0012】
このように高速モードでブラックインクをコンポジットブラックで代替する手法はは必ずしも実体のある装置に限られる必要はなく、その方法としても機能することは容易に理解できる。すなわち、必ずしも実体のある装置に限らず、その方法としても有効であることに相違はない。
【0013】
ところで、このような印刷制御装置は単独で存在する場合もあるし、ある機器に組み込まれた状態で利用されることもあるなど、発明の思想としてはこれに限らず、各種の態様を含むものである。従って、ソフトウェアであったりハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。たとえば、本印刷制御装置が制御対象とする印刷装置の内部に本印刷制御装置を組み込み、全体として印刷装置を構成するようにしても良い。このようにすれば、印刷装置が単体で高速印字モードの際に上述した印刷を実行する。また、本印刷制御装置と、制御対象となる印刷装置とが別体であるときに、両者を含む印刷システムとして本発明を構成することもできる。その場合には、印刷制御装置を主としてコンピュータが担い、本コンピュータに接続された印刷装とともに印刷システムを構成する。
発明の思想の具現化例としてソフトウェアとなる場合には、かかるソフトウェアを記録した記録媒体上においても当然に存在し、利用されるといわざるをえない。むろん、その記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。また、一次複製品、二次複製品などの複製段階については全く問う余地無く同等である。
【0014】
さらに、一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実現されている場合においても発明の思想において全く異なるものではなく、一部を記録媒体上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるような形態のものとしてあってもよい。
本発明をソフトウェアで実現する場合、ハードウェアやオペレーティングシステムを利用する構成とすることも可能であるし、これらと切り離して実現することもできる。例えば、各種の演算処理といっても、その実現方法はオペレーティングシステムにおける所定の関数を呼び出して処理することも可能であれば、このような関数を呼び出すことなくハードウェアから入力することも可能である。そして、実際にはオペレーティングシステムの介在のもとで実現するとしても、プログラムが媒体に記録されて流通される過程においては、このプログラムだけで本発明を実施できるものと理解することができる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、濃インクと淡インクのないブラックインクやイエローインクを使用する場合、ブラックインクやイエローインクの吐出ノズルがないラスタについては代替ドットを生成するようにしたため、そのようなラスタのための紙送りが減り、印刷速度を飛躍的に向上させることが可能な印刷制御装置を提供することができる。
【0016】
また、請求項4にかかる発明によれば、コンポジットブラックの代替ドットを生成するための演算を簡易に行える。
さらに、請求項6にかかる発明によれば、イエローインクのドットの数を減らさないので、カラーバランスを崩さないようにすることができる。
さらに、請求項7と請求項8にかかる発明によれば、同様の効果を奏する印刷制御方法を提供でき、請求項9と請求項10にかかる発明によれば、印刷制御プログラムを提供でき、請求項11にかかる発明によれば、印刷装置を提供でき、請求項12にかかる発明によれば、印刷システムを提供できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。また、以下の順序で説明する。
(1)ハードウェア構成
(2)ソフトウェア構成
(3)動作説明
(4)変形例
【0018】
(1)ハードウェア構成
図1は、本発明の一実施形態にかかる印刷制御装置による処理の流れをフローチャートに準じた図により概略的に示しており、これについては後述する。また、図2は、同印刷制御装置が適用されるコンピュータシステムのハードウェア構成をブロック図により示している。
図2において、パーソナルコンピュータ(以下、単にコンピュータと呼ぶ)10には、入力指示装置としてのキーボード31とマウス32が接続され、表示装置としてのモニタ18が接続され、本発明の制御対象となる出力装置としてのプリンタ40が接続されている。
【0019】
コンピュータ10の内部では、演算処理を実行するCPU11と、BIOSなどの書き換え不能なプログラムが書き込まれたROM13と、プログラムや変数などの一時記憶領域として利用されるRAM14とが、アドレス線やデータ線や割り込み信号線などからなるバス12を介して相互に接続されている。
RAM14が一時記憶領域として使用されるのに対し、不揮発性の記憶媒体を利用するハードディスクドライブ15やフレキシブルディスクドライブ16やCD−ROMドライブ17が上記バス12に接続されている。
CPU11は、ROM13に書き込まれたIPLに従って、これらの不揮発性記憶媒体からオペレーティングシステムなどの実行プログラムを読み込んで実行し、所定の機能を実現している。なお、不揮発性記憶媒体には、実行プログラムのみならず、各種のデータなども記憶され、適宜CPU11の制御によって読み込まれ、演算処理に利用されている。
また、キーボード31やマウス32はシリアル通信用インターフェイス19aを介してバス12に接続され、プリンタ40はパラレル通信用インターフェイス19bを介してバス12に接続されている。
【0020】
図3は、プリンタ40の概略構成をブロック図により示している。
プリンタ40内では、演算処理を実行するCPU41と、ファームウェアやデータなどが書き込まれたROM42と、印刷データのバッファやラスタデータの記憶エリアなどに利用されるRAM43なバス40aを介して接続されている。本プリンタ40は、可動部分として印刷ヘッドと48と、ヘッド駆動部49と、キャリッジ機構47aおよび紙送り機構47bを備えている。
印刷ヘッド48を駆動するヘッド駆動部49は、バス40aに接続されているASIC44が制御している。このASIC44はラスタデータに応じてCPU41が出力する制御信号に基づいて印刷ヘッド48を桁送り方向に適宜左右動させるための駆動信号をヘッド駆動部49に出力している。
【0021】
印刷ヘッド48はピエゾ素子を駆動源として吐出ノズルを紙送り方向に所定個数だけ配置して構成されており、コントロールIC45からの制御信号によって所定のタイミングで色インク滴を吐出する。コントロールIC45にはバス40aを介してラスタデータに対応する制御信号が入力され、印刷ヘッド48の駆動に同期したピエゾ素子への駆動信号を生成している。
各印刷ヘッド48には着脱式のインクタンク48a〜48fが備えられており、所定の色の色インクをそれぞれの印字ヘッド48に供給している。この実施形態では、シアンインク(C)、マゼンタインク(M)、イエローインク(Y)、ライトシアンインク(lc)、ライトマゼンタインク(lm)、ブラックインク(K)の六色の色インクを使用している。
【0022】
キャリッジ機構47aおよび紙送り機構47bは、インターフェイス47を介してバス40aに接続され、同バス40aを介してCPU41から入力される制御信号に対応し、印刷ヘッド48の駆動と同期してキャリッジを駆動したり、紙送りを行っている。
この他、プリンタ40にはパラレル通信用インターフェイス46が備えられ、コンピュータ10のパラレル通信用インターフェイス19bと接続して印刷データが入力され、RAM43のバッファエリアに記憶されるようになっている。
【0023】
ソフトウェアの構成について説明する前に、印刷ヘッド48の吐出ノズルの配置について説明する。
図4は印刷ヘッド48を吐出ノズルの開口側から見た様子を模式的に示している。同図に示すように、印刷ヘッド48は各色毎の印刷ヘッドを桁送り方向に複数並設して構成されている。そして、各色の印刷ヘッド毎に紙送り方向に吐出ノズルが複数配置して構成されている。
印刷ヘッド48に吐出ノズルを形成するためには所定のスペースを要し、このスペースは吐出するインク滴の系よりも大きい。このため、十分な高解像度で印刷するためには、全てのラスタにインク滴を吐出するために少なくとも複数回の主走査は必要である。一方、色インク毎に備えられる印刷ヘッド48を並べる際には、インクデューティをも考慮して図4に示すように隣り合う吐出ノズル同士が一列に並ばないように千鳥形に配列することが多い。従って、各印刷ヘッド48における吐出ノズルの間隔dに対して、隣接する印刷ヘッド48における吐出ノズルはd/2だけずれるように配置されている。
【0024】
また、シアンインク(C)とマゼンタインク(M)とイエローインク(Y)については、印刷ヘッド48を一つずつ隔てて配置されるものの吐出ノズルは同じラスタ上に並ぶように配置されている。一方、ライトシアンインク(lc)とライトマゼンタインク(lm)とブラックインク(K)もそれぞれの吐出ノズルが同じラスタ上に並ぶように配置され、上述したようにシアンインク(C)のグループとはd/2だけずれて配置されている。なお、インクタンク48a〜48fの並びは図4に示すようにシアンインク(C)、ライトシアンインク(lc)、マゼンタインク(M)、ライトマゼンタインク(lm)、イエローインク(Y)、ブラックインク(K)の順番である。
【0025】
さらに、理解の便宜上、以下においては、奇数行のラスタにシアンインク(C)とマゼンタインク(M)とイエローインク(Y)の吐出ノズルが対面し、偶数行のラスタにライトシアンインク(lc)とライトマゼンタインク(lm)とブラックインク(K)の吐出ノズルが対面しているものとして説明する。
【0026】
(2)ソフトウェア構成
図5は、コンピュータ10におけるソフトウェア体系を示している。
コンピュータ10のCPU11がIPLに従って起動するのはオペレーティングシステムOSであり、このオペレーティングシステムOSは個々のアプリケーションの起動、実行、終了などを管理する。オペレーティングシステムOSには各種のハードウェア毎に予め各種のドライバが含まれており、ドライバDRVはオペレーティングシステムOSによる管理のもとで適宜読み込まれたり実行されたりしている。プリンタドライバPRTDRVもドライバの一種であり、プリンタ40の制御体系に対応して各種の機能を実現できるように構成されている。
【0027】
本発明は、プリンタ40にて高速に印刷する高速モード印刷に関するものであり、本実施形態ではプリンタドライバPRTDRVの一機能として実現されている。
図1は、この高速モード印刷における処理の流れを概ねフローチャートの規則に準じて示している。以下、順番に各処理について説明していく。
【0028】
ステップS100では印刷データを入力する。アプリケーションAPLにて印刷を選択すると、オペレーティングシステムOSを介してプリンタドライバPRTDRVが起動され、当該プリンタドライバPRTDRVのユーザーインターフェイスを介して印刷が指示されると、アプリケーションAPLが印刷データをオペレーティングシステムOSに出力する。これに対応してオペレーティングシステムOSは同印刷データをスプールし、プリンタドライバPRTDRVはスプールされた同印刷データを順次読み込むことになる。
印刷データは広義の意味であり、具体的には印刷コマンドやビットマップデータを含んでいる。ステップS100ではスプールされた同印刷データを読み込むとともに、印刷コマンドを所定の規則に則って解釈し、印刷イメージへと展開する処理を行なう。
【0029】
本実施形態では印刷イメージデータはドットマトリクス状の各画素についてRGBの各色ごとに256階調を割り当てたものとなっている。
スプールデータを読み込んで印刷イメージに展開する処理と平行してステップS110では色変換処理を実行する。色変換処理は、コンピュータ10での表示などに利用される上記RGB256階調のイメージデータをプリンタ40で吐出する色インクに対応させてCMYK256階調のイメージデータへと変換する処理であり、色変換ルックアップテーブルを参照してRGB色空間での色データをCMYK色空間での色データに変換する。
上述したようにプリンタ40はCMYKの4色にlc,lmを加えた6色の色インクを吐出可能なハードウェアとなっているが、本発明ではRGBからCMYKの4色への色変換を実施する。
【0030】
色変換後、ステップS120にてハーフトーン処理を実行する。ハーフトーン処理はCMYK256階調として生成されている印刷イメージをプリンタ40での色インクの吐出性能に応じた2階調に変換する処理であり、誤差拡散法やディザ法などを実行可能であるものの、高速モード印刷では処理の高速性に対応してディザ法を採用している。なお、図示していないが、ハーフトーン処理に先立ち、印刷イメージの解像度とプリンタ40の印刷解像度を対比した倍率に基づく拡大処理を実施している。また、ハーフトーン処理後は実質的にラスタデータとなり、同ラスタデータは各色のプレーン毎に一つのファイルとしてオペレーティングシステムOS上で管理されることになる。このとき、オペレーティングシステムOSはライトシアンとライとマゼンタのラスタデータのためのファイルも生成する。
【0031】
以上は、通常の印刷処理と大きく変わることはないが、以下のステップS130〜S150において、本発明の高速モードを反映させた処理を実行している。図6はステップS130〜S150における各処理の実行結果を模式的に示しており、同図を参照しつつ各処理の詳細を説明する。
ステップS130のC,M処理の詳細を図7のフローチャートにより示している。同図に示すように、ステップS200ではハーフトーン処理後の印刷イメージにおけるシアンの偶数行ラスタデータを読み込み、ステップS210にて同ラスタデータをライトシアンの偶数行ラスタデータへと移動する。ここで、移動するということの意味するところは、シアンインクの色インクを吐出させるためにラスタデータとして所定の画素位置に生成されたドットオンのデータを、シアンインクの色インクを吐出させるように同じ画素位置にてドットオンのデータを生成するとともに、もとのシアンインクのラスタデータ上でのドットオンをドットオフにすることである。
【0032】
この結果、図6に示すように、シアンのラスタデータとして元々存在していた奇数行のラスタデータはシアンのラスタデータのファイル内に残っているが、偶数行のラスタデータはすべてドットオフになる。一方、もともと色変換とハーフトン処理の対象となっていなかったライトシアンについてもラスタデータは生成され、かつ、偶数行のラスターデータについてはシアンの偶数行ラスタデータをそのまま移動させたものが生成されている。
次に、同様の処理をマゼンタについて行なう。すなわち、ステップS220にてマゼンタの偶数行ラスタデータを読み込み、ステップS220にて同ラスタデータをライトマゼンタの偶数行ラスタデータへと移動する。
【0033】
このC,M処理により、シアンの色インクを吐出すべき画素のうち、奇数行ではシアンの色インクを吐出するものの、偶数行ではライトシアンの色インクを吐出することになる。むろん、色変換処理やハーフトーン処理で保持してきた色再現性は保持し得ないが、図4に示すようにシアンとマゼンタの吐出ノズルが対面しないラスタに対面しているライトシアンとライトマゼンタの吐出ノズルからシアンとマゼンタを代替するべくライトシアンとライトマゼンタのドットを吐出できる。従って、シアンとマゼンタの吐出ノズルが対面しないラスタを印刷するために副走査を実行する必要が無くなり、印刷速度を向上させうる要因となる。
【0034】
ステップS140ではK処理を実行する。ステップS140のK処理の詳細を図8のフローチャートにより示している。
ステップS300ではハーフトーン処理後の印刷イメージにおけるブラックの奇数行ラスタデータを読み込み、ステップS310では仮に設けるCMYのラスタデータエリアへ書き込む。仮のラスタデータエリアは次のステップS320で論理和(OR)演算を実行するためのエリアであり、具体的には配列変数などで代用する。
ステップS320はCMYの対応する奇数行ラスタデータと仮のラスタデータエリアのデータとをOR演算する。すなわち、各ラスタデータにおける先頭画素から順次ドットオン・オフのデータを取り出し、OR演算を実行し、演算結果を仮のラスタデータエリアに保存していく。
そして、ステップS330では仮のCMYラスタデータを本来のCMY奇数行ラスタデータとして保存し、ステップS340では以上の処理の対象となったKの奇数行ラスタデータをクリアする。
【0035】
この結果、図6に示すように、ブラックのラスタデータとして元々存在していた偶数行のラスタデータはブラックのラスタデータのファイル内に残っているが、奇数行のラスタデータはすべてドットオフになる。そして、ドットオフとなった奇数行のラスタデータは同一画素位置にてCMYをドットオンさせるので、いわゆるコンポジットブラックの代替ドットを生成させることで代用される。
【0036】
CMYの奇数行について、図6では、Codd+Kodd,Modd+Kodd,Yodd+Yeven+Koddと表記しているが、それぞれ、Cの奇数行画素+Kの奇数行画素、Mの奇数行画素+Kの奇数行画素、Yの奇数行画素+Yの偶数行画素+Kの奇数行画素を意味する。
【0037】
次のステップS150ではY処理を実行する。ステップS150のY処理の詳細を図9のフローチャートにより示している。
ステップS400ではハーフトーン処理後の印刷イメージにおけるイエローの偶数行ラスタデータを読み込み、ステップS410では偶数行ラスタデータにおけるドットオンの画素について隣接する奇数行ラスタの画素がドットオンとなっているか判断する。ここで、偶数行の行数を2n(※nは1以上の整数)と表すと、隣接する奇数行の行数は2n−1(※nは1以上の整数)である。すなわち、対象となる偶数行の各行について一行上のラスタを指している。
【0038】
隣接する奇数行ラスタでドットオンとなっていなければ、ステップS420にて同隣接奇数行ラスタの画素を特定し、隣接する奇数行ラスタでドットオンとなっている場合は、ステップS430にて奇数行ラスタ上で左右の空いている画素を特定する。そして、ステップS440にて同特定画素にYのドットオンのデータを生成する。
このように偶数行ラスタのドットオンデータを隣接する奇数行ラスタに移動させる処理は、イエローの吐出ノズルが一行おきに形成されており、奇数行ラスタには面していても偶数行ラスタには面していない。従って、偶数行ラスタに吐出ノズルを対面させるには、一走査分だけ余分に必要になる。
【0039】
このため、偶数行ラスタに生成するはずのイエローのドットについては、隣接する奇数行ラスタに生成するようにしている。また、隣接する奇数行ラスタが既にドットオンとなっているときには上記処理だけであるとドットオンとする画素の数が減ってしまう。このため、奇数行ラスタでもまだドットオンとなっていない画素を見つけている。もっとも、イエローのドットはもともと目立ちにくいという性質を有しているため、ドット数の減少は大きく画質を低下させることにはならない。従って、ステップS410,S430の処理を省略し、単にステップS420のみを実行するようにして速度の向上を図ることも可能である。
以上のようにして奇数行ラスタに偶数行ラスタの代替ドットを生成したら、ステップS450にて偶数行ラスタのデータをクリアする。
【0040】
次に、上記ソフトウェア構成からなる本実施形態の動作を説明する。
アプリケーションAPLでレイアウトを確認するために試し打ちをしたいとする。アプリケーションでは通常の印刷を選び、プリンタドライバPRTDRVのユーザーインターフェイス上で高速モード印刷を指定する。
アプリケーションAPLは通常どおりの印刷データを出力し、オペレーティングシステムOSのスプーラにてスプールされる。プリンタドライバPRTDRVがスプールデータを取得して解釈し、印刷イメージへと展開する。印刷イメージはRGB各色についての256階調で表されており、これをCMYK各色256階調へと変換した後、ハーフトーン処理にてCMYK各色2階調へと階調変換する。以上の処理が、ステップS100〜S120にて行われる。
【0041】
続いてステップS130では、CM処理にてシアンとマゼンタについて偶数行のラスタデータをライトシアンとライトマゼンタの奇数行のラスタデータとして移動させる。また、ステップS140のK処理では、ブラックの奇数行のドットを、シアンとマゼンタとイエローの各ドットからなるコンポジットブラックで代替すべく、ブラックにおける奇数行のラスタデータと、シアンとマゼンタとイエローにおける奇数行のラスタデータ上に論理和演算で重ね合わせる。
最後に、ステップS150のY処理では、イエローにおける偶数行のラスタデータを実質的になくすため、隣接する奇数行のラスタデータへと移動させる。
【0042】
以上の処理により、印刷用のイメージデータとして、シアン、ライトシアン、マゼンタ、ライトマゼンタ、イエロー、ブラックという6色分の2階調のファイルが生成される。また、各ファイルにおいては、図6の右欄に示すように、シアンとマゼンタとイエローについては奇数行だけにドットオンのデータが存在し、ライトシアンとライトマゼンタとブラックについては偶数行だけにドットオンのデータが存在することになる。
【0043】
ここで、図4に示す印刷ヘッドに割り当てられた吐出ノズルと色インクとの対応では、シアンとマゼンタとイエローについては同一ラスタ上に並んでおり、ライトシアンとライトマゼンタとブラックについては、これとは異なるが同一のラスタ上に並んでいる。上述したように理解の便宜のため、それぞれのラスタはちょうど奇数行と偶数行に対面している。従って、以上のように生成した6色分のラスタデータを使用して印刷すれば、一度の走査で奇数行と偶数行について全てのラスタデータのドットオンを打ち尽くすことができる。言い換えれば、シアンとマゼンタとイエローについては偶数行で印刷するラスタは存在せず、ライトシアンとライトマゼンタとブラックについては奇数行で印刷するラスタは存在しない。
【0044】
従って、ステップS160にて以上のラスタデータを出力したときには、プリンタ40においては印刷ヘッド48の長さ方向の距離だけ副走査し、次の主走査をして印刷を継続できる。すなわち、従来のように、色インクによっては吐出ノズルが奇数行のみに対面し、偶数行には対面しないという場合に、奇数行のラスタにドットを生成するためだけに副走査する処理が不要になる。
【0045】
(4)変形例
a.ハードウェア構成
上述したコンピュータ10の内部構成については、一例に過ぎない。CPUの周辺素子を含めて1チップ化したコンピュータであるとか、CPUを二つ備えて並行して処理を実行するデュアルCPUのコンピュータなどでも採用可能である。
また、外形上もコンピュータ10と認識されるものに限定されず、プリンタサーバであったり、印刷機能を持つデジタルスチルカメラなどでも採用可能である。
【0046】
さらに、プリンタ40についても、その内部構成は種々の変形例を含むし、プリンタ40自体に印刷制御を実行するコンピュータ10に相当する構成を含むものであっても良い。また、色インクについては6色インクのみならず、より多色のインクにも適用可能である。むろん、互いに補える代替インクとしての性質を有し、かつ、吐出ノズルの配置が一回の主走査において互いに重ならないような関係であることが必要である。
記憶媒体については、現在、主として流通に利用されているCD−ROMやフレキシブルディスクに加え、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスクや、半導体記憶素子を含む各種規格のメモリ素子にプログラムあるいはこれに相当するデータを記憶可能である。
【0047】
b.ソフトウェア構成
CM処理、K処理、Y処理については、骨子となるアルゴリズムを示したに過ぎず、実際の運営においては高速化のためのさまざまな処理を実現可能である。例えば、複数バイトのラスタデータをまとめ、32ビットであるとか64ビット単位の高速演算を利用することも可能である。
また、吐出ノズルは、各色毎に一行おきの間隔で形成されており、千鳥状に配列することで、ちょうど奇数行と偶数行に割り当てられるものとして説明した。しかし、実際に吐出されるドット径は吐出ノズルの一間隔のなかで複数行になることが多く、以上のような単純化したモデルどおりにはならない。
【0048】
むろん、そのような場合でも、千鳥状に配列することで、色によっては奇数行だけあるいは偶数行だけに対面することが生じるため、上述した基本的な処理を応用して対応することができる。
K処理で仮のCMYラスタデータを生成する処理を実施しているが、直に本来のCMY奇数行ラスタデータに論理和演算で重ね合わせるということも可能である。
K処理ではコンポジットブラックを生成するためにCMYの各ドットを生成するようにしているが、ブラックを生成する要素色である限り、プリンタ40に備えられた他の色インクを使用することも可能である。
【0049】
また、Y処理では隣接するラスタに代替ドットを吐出するようにしているが、必ずしも隣接するラスタだけでなく、吐出ノズルが対面しない複数分のラスタに吐出されるドットについて、吐出ノズルが対面するラスタで代替ドットを生成するようにしても良い。その対象範囲を広げれば画質は徐々に低下することになるため、画質として許容できる限界と実効的な速度の向上度合いを相比較して決定すればよい。
【0050】
このように、シアンとマゼンタとイエローの吐出ノズルが同一のラスタ上に対面し、ライトシアントライとマゼンタとブラックの吐出ノズルがこれとは異なる同一のラスタ上に対面する場合、シアンとマゼンタについてはライトシアンとライトマゼンタに振り分けるとともに(ステップS130)、ブラックについてはコンポジットブラックを生成し(ステップS140)、イエローについては吐出ノズルが対面しないラスタのドットを吐出ノズルが対面するラスタへ移動して吐出させる(ステップS150)ようにしたため、副走査の数を減らし、印刷速度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の概略流れを示す図である。
【図2】本発明が適用されるコンピュータシステムの概略ブロック図である。
【図3】本発明が適用されるプリンタの概略ブロック図である。
【図4】プリンタにおける印刷ヘッドの吐出ノズルの配置を示す概略図である。
【図5】コンピュータで実行されるソフトウェア体系を示す図である。
【図6】印刷イメージに対する各処理の実行結果を模式的に示す図である。
【図7】CM処理の具体的な内容を示すフローチャートである。
【図8】K処理の具体的な内容を示すフローチャートである。
【図9】Y処理の具体的な内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…コンピュータ
11…CPU
12…バス
15…ハードディスクドライブ
16…フレキシブルディスクドライブ
17…ドライブ
18…モニタ
19a…シリアル通信用インターフェイス
19b…パラレル通信用インターフェイス
31…キーボード
32…マウス
40…プリンタ
40a…バス
46…パラレル通信用インターフェイス
47…インターフェイス
47a…キャリッジ機構
47b…紙送り機構
48…印刷ヘッド
48a〜48f…インクタンク
49…ヘッド駆動部
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a print control device, a print control method, and a print control program.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, the one disclosed in Patent Document 1 of this type is known.
The print control device disclosed in the document presupposes a printing device in which dark ink and light ink are arranged shifted in the sub-scanning direction, and discharges light ink on a raster having no discharge nozzle of dark ink when printing in high-speed mode. To generate alternative dots.
[Patent Document 1]
JP-A-2001-341295
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The above-described conventional print control apparatus has a problem that a substitute dot cannot be generated in black ink or yellow ink that does not include dark ink and light ink.
The present invention has been made in view of the above problems, and has as its object to provide a print control device, a print control method, and a print control program capable of dramatically improving a printing speed.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the present invention, the print heads for each color, in which discharge nozzles are arranged in a paper feed direction, which is a sub-scanning direction, are arranged side by side in a digit feed direction, which is a main scanning direction, and reciprocate. A printing apparatus that generates a print image by ejecting color inks of different colors from a nozzle onto a recording medium is to be controlled. In outputting the print data to the printing apparatus, in a high-speed print mode, a substitute dot is generated using a composite black of cyan ink, magenta ink, and yellow ink in a raster having no black ink ejection nozzles.
[0005]
More specifically, the color inks of the printing apparatus include cyan ink, magenta ink, yellow ink, light cyan ink, light magenta ink, and black ink, and the discharge nozzles are individually set in the sub-scanning direction for each of the color inks. Are provided in a row. In addition, the ejection nozzles of the cyan ink, the magenta ink, and the yellow ink are arranged on the same raster in the main scanning direction, and the light cyan ink, the light magenta ink, and the black ink are arranged on a raster that does not overlap the same raster. The discharge nozzle is arranged.
[0006]
In this state, in the high-speed print mode, halftone processing is performed on the color data of cyan, magenta, yellow, and black. Here, there is no data for generating light cyan and light magenta dots. However, in a raster having no ejection nozzles for the cyan ink and the magenta ink, alternative dots are generated by the ejection nozzles for the light cyan ink and the light magenta ink using the data for light cyan and light magenta.
[0007]
In other words, a raster having black ink ejection nozzles generates dots of black ink as it is, and a raster having no black ink ejection nozzles generates dots of black ink using a composite of cyan, magenta and yellow.
On the other hand, as a result of the halftone process, when it is necessary to generate dots on a raster having no black ink ejection nozzle, substitute dots are generated using composite black of the cyan ink, the magenta ink, and the yellow ink.
[0008]
In this way, black dots that are not divided into dark ink and light ink can be used, and black dots can be generated even in a raster that does not have a discharge nozzle for the black ink. The necessity of sub-scanning only for the purpose is reduced.
[0009]
In generating a substitute dot of composite black, it is possible to perform an OR operation on pixel data of a dot for generating the black ink and pixel data of a dot of the cyan ink, the magenta ink, and the dot of the yellow ink.
By doing so, it is possible to generate data for composite black without performing a case division according to the presence or absence of dots of the cyan ink, the magenta ink, and the yellow ink.
[0010]
On the other hand, in the invention in which yellow ink that does not use dark ink and light ink properly is used, in a high-speed print mode, a raster having no yellow ink discharge nozzle is a raster having a yellow ink discharge nozzle in an adjacent raster. Substitute dots are being generated.
More specifically, when the same printing apparatus is used and the yellow ink discharge nozzles are arranged at intervals in the sub-scanning direction, in a high-speed print mode, in a raster having no yellow ink discharge nozzles, Then, a substitute dot is generated in a raster in which a yellow ink ejection nozzle is located in a neighboring raster.
That is, in a raster having yellow ink discharge nozzles, dots are generated with the yellow ink as it is, but in a raster having no yellow ink discharge nozzles, the print heads are not positioned just to generate dots, but are positioned close to each other only to generate dots. Generate dots in the raster with yellow ink. Since a dot is generated at an adjacent position, the position is shifted. However, since the yellow dot is hard to catch the eyes, the image quality is not degraded.
[0011]
Further, when a substitute dot is generated in an adjacent raster, the substitute dot may be a pixel that already generates a dot. In this case, a substitute dot may be generated for a pixel adjacent in the raster direction.
If the position at which the substitute dot is hit is a pixel that already generates a dot, the number of pixels of the yellow ink is reduced if the position is left as it is, and the color balance may be lost. However, if a substitute dot is generated for a pixel adjacent in the raster direction, the positional shift is hardly noticeable from the beginning, and the number of generated dots does not decrease, so that the color balance does not collapse.
[0012]
The method of replacing the black ink with the composite black in the high-speed mode as described above is not necessarily limited to a substantial device, and it can be easily understood that the method also functions as the method. In other words, there is no difference that the present invention is not necessarily limited to a substantial device and is effective as a method.
[0013]
By the way, such a print control apparatus may exist alone, or may be used in a state of being incorporated in a certain device. The idea of the invention is not limited to this, but includes various aspects. . Therefore, it can be changed as appropriate, such as software or hardware. For example, the printing control device may be incorporated into a printing device to be controlled by the printing control device, and the printing device may be configured as a whole. With this configuration, the above-described printing is executed when the printing apparatus is alone in the high-speed printing mode. Further, when the printing control apparatus and the printing apparatus to be controlled are separate bodies, the present invention can be configured as a printing system including both of them. In such a case, the computer is mainly responsible for the print control device, and forms a printing system together with the printing device connected to the computer.
When software is used as an embodiment of the idea of the present invention, the software naturally exists on a recording medium on which such software is recorded, and it must be said that the software is used. Of course, the recording medium may be a magnetic recording medium or a magneto-optical recording medium, and any recording medium to be developed in the future can be considered in the same manner. Further, the duplication stages of the primary duplicated product, the secondary duplicated product and the like are equivalent without any question.
[0014]
Further, even when a part is implemented by software and a part is implemented by hardware, the concept of the present invention is not completely different, and a part is stored on a recording medium and appropriately It may be in a form that can be read.
When the present invention is implemented by software, it may be configured to use hardware or an operating system, or may be implemented separately from these. For example, various kinds of arithmetic processing can be realized by calling a predetermined function in the operating system for processing, or by inputting from hardware without calling such a function. is there. Even if the program is actually realized with the intervention of an operating system, it can be understood that the present invention can be implemented only by the program in the process of being recorded on a medium and distributed.
[0015]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when a black ink or a yellow ink having no dark ink and light ink is used, a substitute dot is generated for a raster having no black or yellow ink ejection nozzle. It is possible to provide a print control device capable of reducing the paper feed for a simple raster and dramatically improving the printing speed.
[0016]
According to the fourth aspect of the present invention, the calculation for generating the composite black substitute dot can be easily performed.
Furthermore, according to the invention of claim 6, since the number of dots of yellow ink is not reduced, it is possible to prevent the color balance from being lost.
Further, according to the inventions according to claims 7 and 8, a print control method having the same effects can be provided, and according to the inventions according to claims 9 and 10, a print control program can be provided. According to the eleventh aspect, a printing apparatus can be provided, and according to the twelfth aspect, a printing system can be provided.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The description will be made in the following order.
(1) Hardware configuration
(2) Software configuration
(3) Description of operation
(4) Modified example
[0018]
(1) Hardware configuration
FIG. 1 schematically shows a flow of a process performed by a print control apparatus according to an embodiment of the present invention in a diagram according to a flowchart, which will be described later. FIG. 2 is a block diagram illustrating a hardware configuration of a computer system to which the print control device is applied.
In FIG. 2, a personal computer (hereinafter simply referred to as a computer) 10 is connected to a keyboard 31 and a mouse 32 as input instruction devices, a monitor 18 as a display device, and an output to be controlled by the present invention. A printer 40 as a device is connected.
[0019]
Inside the computer 10, a CPU 11 for executing arithmetic processing, a ROM 13 in which a non-rewritable program such as a BIOS is written, and a RAM 14 used as a temporary storage area for programs and variables are provided with address lines and data lines. They are interconnected via a bus 12 composed of interrupt signal lines and the like.
While the RAM 14 is used as a temporary storage area, a hard disk drive 15, a flexible disk drive 16, and a CD-ROM drive 17 using a non-volatile storage medium are connected to the bus 12.
The CPU 11 reads and executes an execution program such as an operating system from these non-volatile storage media in accordance with the IPL written in the ROM 13 to realize predetermined functions. The non-volatile storage medium stores not only an execution program but also various data and the like, and is appropriately read by the control of the CPU 11 and used for arithmetic processing.
The keyboard 31 and the mouse 32 are connected to the bus 12 via the serial communication interface 19a, and the printer 40 is connected to the bus 12 via the parallel communication interface 19b.
[0020]
FIG. 3 is a block diagram showing a schematic configuration of the printer 40.
In the printer 40, a CPU 41 for executing arithmetic processing, a ROM 42 in which firmware and data are written, and a RAM 40 used as a print data buffer and a storage area for raster data are connected via a bus 40a. . The printer 40 includes, as movable parts, a print head 48, a head drive unit 49, a carriage mechanism 47a, and a paper feed mechanism 47b.
The ASIC 44 connected to the bus 40a controls a head driving unit 49 that drives the print head 48. The ASIC 44 outputs to the head drive unit 49 a drive signal for appropriately moving the print head 48 right and left in the digit feed direction based on a control signal output from the CPU 41 in accordance with the raster data.
[0021]
The print head 48 is configured by arranging a predetermined number of discharge nozzles in the paper feed direction using a piezo element as a drive source, and discharges color ink droplets at a predetermined timing according to a control signal from the control IC 45. A control signal corresponding to raster data is input to the control IC 45 via the bus 40a, and generates a drive signal to the piezo element synchronized with the drive of the print head 48.
Each print head 48 is provided with a detachable ink tank 48a to 48f, and supplies a predetermined color ink to each print head 48. In this embodiment, six color inks of cyan ink (C), magenta ink (M), yellow ink (Y), light cyan ink (lc), light magenta ink (lm), and black ink (K) are used. ing.
[0022]
The carriage mechanism 47a and the paper feed mechanism 47b are connected to the bus 40a via the interface 47, correspond to control signals input from the CPU 41 via the bus 40a, and drive the carriage in synchronization with the drive of the print head 48. Or doing paper feeds.
In addition, the printer 40 is provided with a parallel communication interface 46. The printer 40 is connected to the parallel communication interface 19 b of the computer 10 so that print data is input and stored in the buffer area of the RAM 43.
[0023]
Before describing the configuration of the software, the arrangement of the ejection nozzles of the print head 48 will be described.
FIG. 4 schematically shows the print head 48 viewed from the opening side of the discharge nozzle. As shown in the figure, the print head 48 is configured by arranging a plurality of print heads for each color in the digit feed direction. A plurality of ejection nozzles are arranged in the paper feed direction for each print head of each color.
A predetermined space is required to form a discharge nozzle in the print head 48, and this space is larger than the system of the ink droplet to be discharged. Therefore, in order to print at a sufficiently high resolution, at least a plurality of main scans are required to eject ink droplets to all rasters. On the other hand, when arranging the print heads 48 provided for each color ink, the ejection nozzles adjacent to each other are often arranged in a staggered manner so that adjacent ejection nozzles are not arranged in a line as shown in FIG. . Therefore, the ejection nozzles of the adjacent print heads 48 are arranged so as to be shifted by d / 2 with respect to the interval d of the ejection nozzles of each print head 48.
[0024]
For the cyan ink (C), the magenta ink (M), and the yellow ink (Y), the print heads 48 are arranged one by one, but the discharge nozzles are arranged so as to be arranged on the same raster. On the other hand, the light cyan ink (lc), the light magenta ink (lm), and the black ink (K) are also arranged such that the respective discharge nozzles are arranged on the same raster, and the group of the cyan ink (C) is d as described above. / 2 offset. As shown in FIG. 4, the arrangement of the ink tanks 48a to 48f is as follows: cyan ink (C), light cyan ink (lc), magenta ink (M), light magenta ink (lm), yellow ink (Y), black ink ( K).
[0025]
Further, for convenience of understanding, in the following, the ejection nozzles of the cyan ink (C), the magenta ink (M), and the yellow ink (Y) face the rasters of the odd rows, and the light cyan ink (lc) is located on the rasters of the even rows. The description will be made on the assumption that the discharge nozzles of the light magenta ink (lm) and the black ink (K) face each other.
[0026]
(2) Software configuration
FIG. 5 shows a software system in the computer 10.
It is an operating system OS that the CPU 11 of the computer 10 activates according to the IPL, and the operating system OS manages activation, execution, termination, and the like of each application. The operating system OS includes various drivers in advance for each type of hardware, and the driver DRV is read or executed as appropriate under the management of the operating system OS. The printer driver PRTDRV is also a type of driver, and is configured to realize various functions according to the control system of the printer 40.
[0027]
The present invention relates to high-speed mode printing in which printing is performed at high speed by the printer 40, and is realized as one function of a printer driver PRTDRV in the present embodiment.
FIG. 1 shows the flow of the processing in the high-speed mode printing substantially according to the rules of the flowchart. Hereinafter, each process will be described in order.
[0028]
In step S100, print data is input. When printing is selected by the application APL, the printer driver PRTDRV is activated via the operating system OS, and when printing is instructed via the user interface of the printer driver PRTDRV, the application APL outputs print data to the operating system OS. I do. In response, the operating system OS spools the print data, and the printer driver PRTDRV sequentially reads the spooled print data.
The print data has a broad meaning, and specifically includes a print command and bitmap data. In step S100, the spooled print data is read, a print command is interpreted in accordance with a predetermined rule, and processing for developing the print command into a print image is performed.
[0029]
In this embodiment, the print image data is data in which 256 gradations are assigned to each of the RGB colors for each pixel in the dot matrix.
In step S110, a color conversion process is executed in parallel with the process of reading the spool data and expanding the print image. The color conversion process is a process of converting the above-described RGB 256-gradation image data used for display on the computer 10 into CMYK 256-gradation image data in correspondence with the color ink ejected by the printer 40. The color data in the RGB color space is converted to the color data in the CMYK color space with reference to the lookup table.
As described above, the printer 40 is hardware capable of ejecting six color inks obtained by adding lc and lm to the four colors of CMYK, but in the present invention, color conversion from RGB to four colors of CMYK is performed. I do.
[0030]
After the color conversion, a halftone process is executed in step S120. The halftone process is a process of converting a print image generated as 256 CMYK tones into two tones according to the ejection performance of color ink in the printer 40, and can execute an error diffusion method, a dither method, or the like. In high-speed mode printing, a dither method is employed in order to cope with high-speed processing. Although not shown, an enlargement process based on a magnification that compares the resolution of the print image with the print resolution of the printer 40 is performed prior to the halftone process. After the halftone processing, the data becomes substantially raster data, and the raster data is managed on the operating system OS as one file for each plane of each color. At this time, the operating system OS also generates files for light cyan, rye, and magenta raster data.
[0031]
Although the above is not much different from the normal printing process, in the following steps S130 to S150, a process reflecting the high-speed mode of the present invention is executed. FIG. 6 schematically shows an execution result of each process in steps S130 to S150, and details of each process will be described with reference to FIG.
The details of the C and M processing in step S130 are shown in the flowchart of FIG. As shown in the figure, in step S200, even-line raster data of cyan in a print image after halftone processing is read, and in step S210, the raster data is moved to even-line raster data of light cyan. Here, moving means that the dot-on data generated at a predetermined pixel position as raster data in order to eject the cyan ink is used to eject the cyan ink. That is, dot-on data is generated at the same pixel position, and dot-on on the original cyan ink raster data is turned off.
[0032]
As a result, as shown in FIG. 6, the odd-numbered raster data originally existing as the cyan raster data remains in the cyan raster data file, but all the even-numbered raster data are dot-off. . On the other hand, raster data is also generated for light cyan, which was not originally subjected to color conversion and halftoning, and raster data of even rows is generated by moving even-number raster data of cyan as it is. .
Next, similar processing is performed for magenta. That is, the magenta even-numbered row raster data is read in step S220, and the same raster data is moved to the light magenta even-numbered row raster data in step S220.
[0033]
As a result of the C and M processing, among the pixels to which cyan color ink is to be ejected, cyan color ink is ejected in odd rows, but light cyan color ink is ejected in even rows. Of course, the color reproducibility maintained by the color conversion processing and the halftone processing cannot be maintained, but as shown in FIG. 4, light cyan and light magenta discharges which face a raster in which the cyan and magenta discharge nozzles do not face each other. Light cyan and light magenta dots can be ejected from the nozzles to replace cyan and magenta. Therefore, it is not necessary to execute the sub-scan in order to print a raster in which the cyan and magenta ejection nozzles do not face each other, which is a factor that can improve the printing speed.
[0034]
In step S140, a K process is executed. The details of the K process in step S140 are shown in the flowchart of FIG.
In step S300, the odd-numbered-line raster data of black in the print image after the halftone processing is read, and in step S310, the data is written to a temporarily provided CMY raster data area. The temporary raster data area is an area for executing a logical sum (OR) operation in the next step S320, and is specifically replaced with an array variable or the like.
In step S320, OR operation is performed on the corresponding odd-numbered row raster data of CMY and the data in the temporary raster data area. That is, dot on / off data is sequentially extracted from the first pixel in each raster data, an OR operation is executed, and the operation result is stored in a temporary raster data area.
Then, in step S330, the temporary CMY raster data is stored as the original CMY odd-numbered row raster data, and in step S340, the K odd-numbered row raster data subjected to the above processing is cleared.
[0035]
As a result, as shown in FIG. 6, the raster data of the even rows originally existing as the black raster data remains in the black raster data file, but all the raster data of the odd rows are dot-off. . Then, the raster data of the odd-numbered rows in which the dots are turned off causes the CMY dots to be turned on at the same pixel position, and thus is substituted by generating so-called composite black substitute dots.
[0036]
In FIG. 6, the odd rows of CMY are represented as Codd + Kodd, Modd + Kodd, Yodd + Yeven + Kodd, but the odd row pixels of C + the odd row pixels of K, the odd row pixels of M + the odd row pixels of K, and the odd rows of Y, respectively. It means an even row pixel of pixel + Y + an odd row pixel of K.
[0037]
In the next step S150, a Y process is executed. Details of the Y processing in step S150 are shown in the flowchart of FIG.
In step S400, the even-numbered row raster data of the yellow in the print image after the halftone processing is read, and in step S410, it is determined whether or not the adjacent odd-numbered row raster pixels of the even-numbered row raster data are dot-on. Here, if the number of even-numbered rows is expressed as 2n (* n is an integer of 1 or more), the number of adjacent odd-numbered rows is 2n-1 (* n is an integer of 1 or more). That is, each of the target even-numbered rows indicates a raster one row higher.
[0038]
If the dot is not turned on in the adjacent odd-numbered row raster, the pixel of the adjacent odd-numbered row raster is specified in step S420. If the dot is turned on in the adjacent odd-numbered row raster, the pixel is set in step S430. The left and right vacant pixels are specified on the raster. Then, in step S440, Y dot-on data is generated for the specific pixel.
As described above, the process of moving the dot-on data of the even-numbered row raster to the adjacent odd-numbered row raster is performed in such a manner that the yellow discharge nozzles are formed every other row. Not facing Therefore, in order to make the ejection nozzles face the even-numbered row raster, one extra scan is required.
[0039]
For this reason, yellow dots that should be generated on even-numbered row rasters are generated on adjacent odd-numbered row rasters. Further, when the adjacent odd-numbered row raster has already been turned on, the number of pixels to be turned on is reduced if only the above processing is performed. For this reason, even in the odd-numbered row raster, a pixel that has not yet been turned on is found. However, since the yellow dots originally have the property of being inconspicuous, a decrease in the number of dots does not significantly lower the image quality. Therefore, it is also possible to omit the processing of steps S410 and S430 and to simply execute step S420 to improve the speed.
After the alternative dots of the even-numbered row raster are generated in the odd-numbered row raster as described above, the data of the even-numbered row raster is cleared in step S450.
[0040]
Next, the operation of the present embodiment having the above software configuration will be described.
Assume that the user wants to perform a trial shot to check the layout using the application APL. In the application, normal printing is selected, and high-speed mode printing is designated on the user interface of the printer driver PRTDRV.
The application APL outputs print data as usual, and is spooled by a spooler of the operating system OS. The printer driver PRTDRV acquires and interprets the spool data and develops it into a print image. The print image is represented by 256 gradations for each color of RGB, and is converted into 256 gradations of each color of CMYK, and then gradation converted into 2 gradations of each color of CMYK by halftone processing. The above processing is performed in steps S100 to S120.
[0041]
Subsequently, in step S130, the raster data of the even lines for cyan and magenta is moved as the raster data of the odd lines of light cyan and light magenta in the CM processing. In the K process of step S140, raster data of an odd-numbered line in black and odd-numbered lines in cyan, magenta, and yellow are used in order to replace the dots in the odd-numbered lines of black with composite black composed of dots of cyan, magenta, and yellow. The logical data is superimposed on the raster data of the row.
Finally, in the Y processing in step S150, the raster data is moved to the adjacent odd-numbered raster data in order to substantially eliminate the even-numbered raster data in yellow.
[0042]
By the above processing, a file of two gradations for six colors of cyan, light cyan, magenta, light magenta, yellow, and black is generated as image data for printing. Also, in each file, as shown in the right column of FIG. 6, dot-on data exists only for odd lines for cyan, magenta, and yellow, and dot-on data exists only for even lines for light cyan, light magenta, and black. Will exist.
[0043]
Here, in the correspondence between the ejection nozzles and the color inks assigned to the print head shown in FIG. 4, cyan, magenta, and yellow are arranged on the same raster, and light cyan, light magenta, and black are Different but on the same raster. As described above, for the sake of convenience of understanding, each raster just faces the odd and even rows. Therefore, if printing is performed using the raster data for the six colors generated as described above, it is possible to completely eliminate the dot-on of all the raster data for the odd rows and the even rows by one scan. In other words, there is no raster to be printed in even lines for cyan, magenta and yellow, and no raster to be printed in odd lines for light cyan, light magenta and black.
[0044]
Therefore, when the above raster data is output in step S160, the printer 40 can perform sub-scanning by a distance in the length direction of the print head 48, perform the next main scanning, and continue printing. That is, as in the conventional case, depending on the color ink, when the ejection nozzles face only the odd-numbered rows and do not face the even-numbered rows, it is not necessary to perform the sub-scan processing only to generate dots on the raster of the odd-numbered rows. Become.
[0045]
(4) Modified example
a. Hardware configuration
The internal configuration of the computer 10 described above is only an example. The present invention can be applied to a computer formed into a single chip including peripheral devices of the CPU, or a dual CPU computer having two CPUs and executing processes in parallel.
Further, the outer shape is not limited to the one recognized as the computer 10, but may be a printer server or a digital still camera having a printing function.
[0046]
Further, the internal configuration of the printer 40 also includes various modifications, and may include a configuration corresponding to the computer 10 that executes print control on the printer 40 itself. In addition, the present invention can be applied to not only six color inks but also more multicolor inks. Needless to say, it is necessary that the inks have properties as substitute inks that can complement each other, and that the arrangement of the ejection nozzles does not overlap each other in one main scan.
As for the storage medium, in addition to CD-ROMs and flexible disks which are currently mainly used for distribution, programs or corresponding to memory elements of various standards including magnetic disks, magneto-optical disks, optical disks, and semiconductor storage elements are used. Data can be stored.
[0047]
b. Software configuration
The CM processing, the K processing, and the Y processing merely show the outline of the algorithm, and various processings for speeding up can be realized in actual operation. For example, it is also possible to combine a plurality of bytes of raster data and use a high-speed operation of 32 bits or 64 bits.
Further, it has been described that the ejection nozzles are formed at intervals of every other row for each color, and are arranged in a staggered manner, so that the ejection nozzles are exactly assigned to odd rows and even rows. However, the diameter of the actually ejected dots is often a plurality of lines within one interval of the ejection nozzles, and does not conform to the above simplified model.
[0048]
Needless to say, even in such a case, by arranging in a staggered manner, depending on the color, only the odd-numbered rows or only the even-numbered rows may be faced, so that the above-described basic processing can be applied.
Although processing for generating temporary CMY raster data is performed by the K processing, it is also possible to directly superimpose the original CMY odd-numbered row raster data by a logical OR operation.
In the K processing, each dot of CMY is generated in order to generate the composite black. However, other color inks provided in the printer 40 can be used as long as the element colors generate the black. is there.
[0049]
Further, in the Y processing, alternative dots are ejected to adjacent rasters. However, not only adjacent rasters but also dots ejected to a plurality of rasters where ejection nozzles do not face, rasters where ejection nozzles face May be used to generate alternative dots. If the target range is widened, the image quality gradually decreases, so that the allowable limit of the image quality and the effective speed improvement may be determined by comparing them.
[0050]
As described above, when the cyan, magenta, and yellow discharge nozzles face the same raster and the light cyan tri, magenta, and black discharge nozzles face the same raster different from this, light cyan and magenta light cyan are used. And light magenta (step S130), composite black is generated for black (step S140), and for yellow, raster dots whose discharge nozzles do not face are moved to the raster faced by the discharge nozzles and discharged (step S130). S150), the number of sub-scans can be reduced, and the printing speed can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a schematic flow of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic block diagram of a computer system to which the present invention is applied.
FIG. 3 is a schematic block diagram of a printer to which the present invention is applied.
FIG. 4 is a schematic view showing an arrangement of ejection nozzles of a print head in a printer.
FIG. 5 is a diagram showing a software system executed by a computer.
FIG. 6 is a diagram schematically illustrating an execution result of each process on a print image.
FIG. 7 is a flowchart showing specific contents of a CM process.
FIG. 8 is a flowchart showing specific contents of a K process.
FIG. 9 is a flowchart showing specific contents of Y processing.
[Explanation of symbols]
10 ... Computer
11 CPU
12 ... Bus
15 ... Hard disk drive
16 ... Flexible disk drive
17… Drive
18. Monitor
19a ... Serial communication interface
19b: Interface for parallel communication
31 ... Keyboard
32 ... Mouse
40 ... Printer
40a… Bus
46 ... Parallel communication interface
47 ... Interface
47a ... Carriage mechanism
47b… Paper feed mechanism
48… Print head
48a to 48f: Ink tank
49 ... Head drive unit

Claims (12)

副走査方向である紙送り方向に吐出ノズルを配置した各色毎の印刷ヘッドを主走査方向である桁送り方向に並設して往復動させながら上記吐出ノズルから異なる色の色インクを記録媒体上に吐出させて印刷イメージを生成する印刷装置に印刷データを出力する印刷制御装置であって、
高速印刷モードのときに、ブラックインクの吐出ノズルが無いラスタでは、シアンインクとマゼンタインクとイエローインクのコンポジットブラックで代替ドットを生成することを特徴とする印刷制御装置。
The print heads for each color, in which the discharge nozzles are arranged in the paper feed direction, which is the sub-scanning direction, are arranged side by side in the digit feed direction, which is the main scan direction, and reciprocate so that color inks of different colors are printed from the discharge nozzles on the recording medium. A print control device that outputs print data to a printing device that generates a print image by discharging
In a high-speed printing mode, a printing control device that generates a substitute dot using composite black of cyan ink, magenta ink, and yellow ink in a raster having no black ink ejection nozzle.
副走査方向である紙送り方向に吐出ノズルを配置した各色毎の印刷ヘッドを主走査方向である桁送り方向に並設して往復動させながら上記吐出ノズルから異なる色の色インクを記録媒体上に吐出させて印刷イメージを生成する印刷装置に印刷データを出力する印刷制御装置であって、
高速印刷モードのときに、イエローインクの吐出ノズルが無いラスタでは、近接するラスタでイエローインクの吐出ノズルがあるラスタに代替ドットを生成することを特徴とする印刷制御装置。
The print heads for each color, in which the discharge nozzles are arranged in the paper feed direction, which is the sub-scanning direction, are arranged side by side in the digit feed direction, which is the main scan direction, and reciprocate so that color inks of different colors are printed from the discharge nozzles on the recording medium. A print control device that outputs print data to a printing device that generates a print image by discharging
In a high-speed printing mode, a printing control device that generates a substitute dot for a raster having no yellow ink discharge nozzle in a raster having no yellow ink discharge nozzle in a neighboring raster.
副走査方向である紙送り方向に吐出ノズルを配置した各色毎の印刷ヘッドを主走査方向である桁送り方向に往復動させながら上記吐出ノズルから異なる色の色インクを記録媒体上に吐出させて印刷イメージを生成する印刷装置に印刷データを出力する印刷制御装置であって、
上記色インクは、シアンインクとマゼンタインクとイエローインクとライトシアンインクとライトマゼンタインクとブラックインクを含み、
上記吐出ノズルは、
上記各色インクごとに個別に副走査方向に列状に設けられるとともに、
上記シアンインクと上記マゼンタインクと上記イエローインクの吐出ノズルは主走査方向について同一のラスタ上に配置され、同ラスタと重ならないラスタ上に上記ライトシアンインクと上記ライトマゼンタインクと上記ブラックインクの吐出ノズルは配置されており、
高速印刷モードのとき、
シアンとマゼンタとイエローとブラックについてのカラーデータをハーフトーン処理し、
上記シアンインクと上記マゼンタインクの吐出ノズルがないラスタでは、それぞれ上記ライトシアンインクと上記ライトマゼンタインクの吐出ノズルで代替ドットを生成するとともに、
上記ブラックインクの吐出ノズルが無いラスタでは、上記シアンインクと上記マゼンタインクと上記イエローインクのコンポジットブラックで代替ドットを生成することを特徴とする印刷制御装置。
By discharging a color ink of a different color from the discharge nozzle onto a recording medium while reciprocating a print head for each color in which a discharge nozzle is arranged in a paper feed direction which is a sub-scanning direction in a digit feed direction which is a main scan direction. A print control device that outputs print data to a printing device that generates a print image,
The color inks include cyan ink, magenta ink, yellow ink, light cyan ink, light magenta ink, and black ink,
The discharge nozzle is
Along with being provided in a row in the sub-scanning direction for each color ink,
The ejection nozzles of the cyan ink, the magenta ink, and the yellow ink are arranged on the same raster in the main scanning direction, and the ejection nozzles of the light cyan ink, the light magenta ink, and the black ink are on a raster that does not overlap with the same raster. Is located,
When in high-speed print mode,
Performs halftone processing on the color data for cyan, magenta, yellow, and black,
In a raster having no ejection nozzles for the cyan ink and the magenta ink, alternative dots are generated by the ejection nozzles for the light cyan ink and the light magenta ink, respectively.
A print control apparatus, wherein in a raster having no black ink ejection nozzles, substitute dots are generated using composite black of the cyan ink, the magenta ink, and the yellow ink.
上記シアンインクと上記マゼンタインクと上記イエローインクのコンポジットブラックで代替ドットを生成するにあたり、上記ブラックインクを生成するドットの画素データと、上記シアンインクと上記マゼンタインクと上記イエローインクのドットの画素データとでOR演算を行うことを特徴とする上記請求項3に記載の印刷制御装置。In generating a substitute dot with the composite black of the cyan ink, the magenta ink, and the yellow ink, pixel data of a dot that generates the black ink, and pixel data of a dot of the cyan ink, the magenta ink, and the yellow ink 4. The print control device according to claim 3, wherein an OR operation is performed by the following. 副走査方向である紙送り方向に吐出ノズルを配置した各色毎の印刷ヘッドを主走査方向である桁送り方向に並設して往復動させながら上記吐出ノズルから異なる色の色インクを記録媒体上に吐出させて印刷イメージを生成する印刷装置に印刷データを出力する印刷制御装置であって、
上記色インクは、シアンインクとマゼンタインクとイエローインクとライトシアンインクとライトマゼンタインクとブラックインクを含み、
上記吐出ノズルは、
上記各色インクごとに個別に副走査方向に列状に設けられるとともに、
上記シアンインクと上記マゼンタインクと上記イエローインクの吐出ノズルは主走査方向について同一のラスタ上に配置され、同ラスタと重ならないラスタ上に上記ライトシアンインクと上記ライトマゼンタインクの吐出ノズルは配置され、上記イエローインクの吐出ノズルは副走査方向に間隔を隔てて配置されており、
高速印刷モードのとき、
シアンとマゼンタとイエローとブラックについてのカラーデータをハーフトーン処理し、
上記シアンインクと上記マゼンタインクの吐出ノズルがないラスタでは、それぞれ上記ライトシアンインクと上記ライトマゼンタインクの吐出ノズルで代替ドットを生成するとともに、
上記イエローインクの吐出ノズルがないラスタでは、近接するラスタでイエローインクの吐出ノズルがあるラスタに代替ドットを生成することを特徴とする印刷制御装置。
The print heads for each color, in which the discharge nozzles are arranged in the paper feed direction, which is the sub-scanning direction, are arranged side by side in the digit feed direction, which is the main scan direction, and reciprocate so that color inks of different colors are printed from the discharge nozzles on the recording medium. A print control device that outputs print data to a printing device that generates a print image by discharging
The color inks include cyan ink, magenta ink, yellow ink, light cyan ink, light magenta ink, and black ink,
The discharge nozzle is
Along with being provided in a row in the sub-scanning direction for each color ink,
The ejection nozzles of the cyan ink, the magenta ink, and the yellow ink are arranged on the same raster in the main scanning direction, and the ejection nozzles of the light cyan ink and the light magenta ink are arranged on a raster that does not overlap with the same raster. The discharge nozzles of the yellow ink are arranged at intervals in the sub-scanning direction,
When in high-speed print mode,
Performs halftone processing on the color data for cyan, magenta, yellow, and black,
In a raster having no ejection nozzles for the cyan ink and the magenta ink, alternative dots are generated by the ejection nozzles for the light cyan ink and the light magenta ink, respectively.
A print control apparatus according to claim 1, wherein in the raster having no yellow ink discharge nozzle, a substitute dot is generated in a raster having a yellow ink discharge nozzle in an adjacent raster.
近接するラスタでイエローインクの吐出ノズルがあるラスタに代替ドットを生成するにあたり、既にドットを生成する画素ではラスタ方向で隣接する画素に代替ドットを生成することを特徴とする印刷制御装置。A print control apparatus for generating a substitute dot for a pixel in which a dot has already been generated in a pixel adjacent to the raster direction when generating a substitute dot in a raster having a discharge nozzle of yellow ink in an adjacent raster. 副走査方向である紙送り方向に吐出ノズルを配置した各色毎の印刷ヘッドを主走査方向である桁送り方向に並設して往復動させながら上記吐出ノズルから異なる色の色インクを記録媒体上に吐出させて印刷イメージを生成する印刷装置に印刷データを出力して制御する印刷制御方法であって、
高速印刷モードのときに、ブラックインクの吐出ノズルが無いラスタでは、シアンインクとマゼンタインクとイエローインクのコンポジットブラックで代替ドットを生成することを特徴とする印刷制御方法。
The print heads for each color, in which the discharge nozzles are arranged in the paper feed direction, which is the sub-scanning direction, are arranged side by side in the digit feed direction, which is the main scan direction, and reciprocate so that color inks of different colors are printed from the discharge nozzles on the recording medium. A print control method for outputting and controlling print data to a printing apparatus that generates a print image by discharging the print data,
In a high-speed print mode, for a raster having no black ink ejection nozzles, a substitute dot is generated using composite black of cyan, magenta, and yellow inks.
副走査方向である紙送り方向に吐出ノズルを配置した各色毎の印刷ヘッドを主走査方向である桁送り方向に並設して往復動させながら上記吐出ノズルから異なる色の色インクを記録媒体上に吐出させて印刷イメージを生成する印刷装置に印刷データを出力して制御する印刷制御方法であって、
高速印刷モードのときに、イエローインクの吐出ノズルが無いラスタでは、近接するラスタでイエローインクの吐出ノズルがあるラスタに代替ドットを生成することを特徴とする印刷制御方法。
The print heads for each color, in which the discharge nozzles are arranged in the paper feed direction, which is the sub-scanning direction, are arranged side by side in the digit feed direction, which is the main scan direction, and reciprocate so that color inks of different colors are printed from the discharge nozzles on the recording medium. A print control method for outputting and controlling print data to a printing apparatus that generates a print image by discharging the print data,
In a high-speed printing mode, for a raster having no yellow ink ejection nozzle, a substitute dot is generated for a raster having a yellow ink ejection nozzle in an adjacent raster.
副走査方向である紙送り方向に吐出ノズルを配置した各色毎の印刷ヘッドを主走査方向である桁送り方向に並設して往復動させながら上記吐出ノズルから異なる色の色インクを記録媒体上に吐出させて印刷イメージを生成する印刷装置に対してコンピュータにて印刷データを出力する機能を実現する印刷制御プログラムであって、
高速印刷モードのときに、ブラックインクの吐出ノズルが無いラスタでは、シアンインクとマゼンタインクとイエローインクのコンポジットブラックで代替ドットを生成することを特徴とする印刷制御プログラム。
The print heads for each color, in which the discharge nozzles are arranged in the paper feed direction, which is the sub-scanning direction, are arranged side by side in the digit feed direction, which is the main scan direction, and reciprocate so that color inks of different colors are printed from the discharge nozzles on the recording medium. A print control program that realizes a function of outputting print data by a computer to a printing apparatus that generates a print image by ejecting the print image,
In a high-speed print mode, a print control program for generating a substitute dot using a composite black of cyan ink, magenta ink and yellow ink in a raster having no black ink discharge nozzle.
副走査方向である紙送り方向に吐出ノズルを配置した各色毎の印刷ヘッドを主走査方向である桁送り方向に並設して往復動させながら上記吐出ノズルから異なる色の色インクを記録媒体上に吐出させて印刷イメージを生成する印刷装置に対してコンピュータにて印刷データを出力する機能を実現する印刷制御プログラムであって、
高速印刷モードのときに、イエローインクの吐出ノズルが無いラスタでは、近接するラスタでイエローインクの吐出ノズルがあるラスタに代替ドットを生成することを特徴とする印刷制御プログラム。
The print heads for each color, in which the discharge nozzles are arranged in the paper feed direction, which is the sub-scanning direction, are arranged side by side in the digit feed direction, which is the main scan direction, and reciprocate so that color inks of different colors are printed from the discharge nozzles on the recording medium. A print control program that realizes a function of outputting print data by a computer to a printing apparatus that generates a print image by ejecting the print image,
In a high-speed printing mode, a printing control program for generating a substitute dot for a raster having no yellow ink discharge nozzle in a raster having no yellow ink discharge nozzle in a raster having no yellow ink discharge nozzle.
請求項1〜請求項6に記載の印刷制御装置を含むことを特徴とする印刷装置。A printing apparatus comprising the print control apparatus according to claim 1. 請求項1〜請求項6に記載の印刷制御装置を含むことを特徴とする印刷システム。A printing system comprising the print control device according to claim 1.
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