JP2004195626A - ラッピング加工装置及びラッピング加工方法 - Google Patents

ラッピング加工装置及びラッピング加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】歯車の製造作業の効率化を図ることのできるラッピング加工装置の提供を目的とする。
【解決手段】歯車をラッピング加工するラッピング加工手段を有するラッピング加工装置であって、前記歯車の歯当たり状態及び又は形状を測定する測定手段と、前記測定手段が測定したデータに基づいて前記歯車の歯当たり状態及び又は形状は適正であるか否かを判断する適性判断手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯車の加工装置に関し、特に歯車をラッピング加工するためのラッピング加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
歯車を加工するには、歯切り、熱処理を行い、更に仕上げ工程としてラッピング加工と歯当たり状態のテストを行う必要がある。
【0003】
ラッピング加工は一般にラップ盤と呼ばれる装置を使って行う(例えば、特許文献1参照。)。ラップ盤は、一組の歯車セットを噛み合い状態にして回転させ、そこにラップ剤を流すことで歯車の歯面をラッピングする。歯車にラッピング加工を施すことで、歯車の使用時の回転抵抗や騒音を低減することができる。
【0004】
一方、歯当たり状態のテストは、テスターと呼ばれる装置を使って行う。テスターは、一組の歯車を噛み合い状態にして回転させることにより歯当たり状態が適正であるかどうかを確認するための装置である。予め歯面に塗布した塗料の除去状況によって歯当たり状態が適正であるか否かを確認することができる。
【0005】
通常、一度のラッピング加工によって適正な歯当たりを得られることは極めて稀であり、従来は、テスターによって得られた歯当たり状態に基づいてラップ盤のマシンセッティングを再調整し、再度ラッピング加工を行うといった作業を繰り返していた。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−285922号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ラップ盤とテスターは別々の装置であるため、ラップ盤又はテスターにおける作業が終わると一方の装置から歯車を取り外し、他方の装置にセットするという煩雑な作業が必要である。また、歯当たり状態に基づいてラップ盤のマシンセッティングを決めるためには作業者の経験に負うところが多く、作業者の能力によって作業効率や歯車の品質にばらつきが出てしまうという問題がある。
【0008】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、歯車の製造作業の効率化を図ることのできるラッピング加工装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、歯車をラッピング加工するラッピング加工手段を有するラッピング加工装置であって、前記歯車の歯当たり状態及び又は形状を測定する測定手段と、前記測定手段が測定したデータに基づいて前記歯車の歯当たり状態及び又は形状は適正であるか否かを判断する適性判断手段とを有することを特徴とする。
【0010】
このようなラッピング加工装置では、歯車の歯当たり状態や形状を測定することができるため、歯車の製造作業の効率化を図ることができる。
【0011】
また、本発明は、請求項2に記載されるように、前記測定手段による前記データに基づいて、前記歯車をラッピング加工する際の加工条件を変更する加工条件変更手段を更に有し、前記適正判断手段が前記歯車の歯当たり状態及び又は形状は適正でないと判断した場合、前記ラッピング加工手段は前記加工条件変更手段が変更した前記加工条件に基づいて前記歯車のラッピング加工を行うことを特徴とする。
【0012】
このようなラッピング加工装置では、歯車の歯当たり状態及び又は形状が適正でない場合は加工条件を自動的に変更してラッピング加工を行うため、歯車の製造作業の効率化と共に歯車の品質の安定化を図ることができる。
【0013】
また、本発明は、請求項3に記載されるように、ラッピング加工された前記歯車からラップ剤を除去するための歯車洗浄手段を更に有することを特徴とする。
【0014】
このようなラッピング加工装置では、ラッピング加工の終了後に歯車からラップ剤を自動的に除去するため、歯車の歯当たり状態や形状等を測定するためのテスト工程に自動的に移行することができ、歯車の製造作業の効率化を図ることができる。
【0015】
また、本発明は、請求項4に記載されるように、前記測定手段は、前記歯車の歯面を撮像する撮像手段を有することを特徴とする。
【0016】
このようなラッピング加工装置では、塗料を塗った歯車を対となる歯車と噛み合い状態で回転させた後等に、撮像手段によって撮像した画像データに基づいて歯当たり状態が適正であるか否かを自動的に判断することができるため、歯車の製造作業の効率化を図ることができる。
【0017】
また、本発明は、請求項5に記載されるように、前記歯車の歯面に当たり状態を確認するための塗料を塗布する塗料塗布手段を更に有することを特徴とする。
【0018】
このようなラッピング加工装置では、歯車の歯当たり状態を確認するための塗料を自動的に塗布することができるため、歯車の製造作業の効率化を図ることができる。
【0019】
また、本発明は、請求項6に記載されるように、前記測定手段は、前記歯車を対となる歯車と噛合わせて回転させた際の振動を検出する振動検出手段を有することを特徴とする。
【0020】
このようなラッピング加工装置では、歯車を対となる歯車と噛合わせて回転させた際に発生する振動に基づいて歯車の歯当たり状態が適正であるか否かを自動的に判断することができるため、歯車の製造作業の効率化を図ることができる。
【0021】
また、本発明は、請求項7に記載されるように、前記測定手段は、前記歯車を対となる歯車と噛合わせて回転させた際の伝達誤差を検出する伝達誤差検出手段を有することを特徴とする。
【0022】
このようなラッピング加工装置では、歯車の伝達誤差に基づいて歯車の歯当たり状態が適正であるか否かを自動的に判断することができるため、歯車の製造作業の効率化を図ることができる。
【0023】
また、本発明は、請求項8に記載されるように、前記測定手段は、前記歯車の形状をレーザ測定するレーザ測定手段を有することを特徴とする。
【0024】
このようなラッピング加工装置では、歯車の形状を測定することができるため、歯車の製造作業の効率化を図ることができる。
【0025】
また、本発明は、請求項9に記載されるように、歯当たり状態毎に前記加工条件を修整するための修正用データを管理する修正用データ管理手段を更に有し、前記加工条件変更手段は、前記測定手段が測定した前記歯車の歯当たり状態と前記加工条件修正用データとに基づいて前記加工条件を変更することを特徴とする。
【0026】
このようなラッピング加工装置では、歯車の歯当たり状態及び又は形状が適正でない場合は、加工条件を自動的に変更してラッピング加工を行うため歯車の製造作業の効率化と共に、品質の安定化を図ることができる。
【0027】
また上記課題を解決するため、本発明は、上記ラッピング加工装置におけるラッピング加工方法としてもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態においては、かさ歯車のラッピング加工を行う例について説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるラップ盤の外観図である。ラップ盤10には、CCDカメラ120と、振動計130a、130b(以下「振動計130」で総称する。)と、レーザ測定器140と、供給管150とが設置されており、加工対象であるピニオン20及びギア30が取り付けられている。
【0029】
供給管150は、図中においては便宜上1本の管として表示しているが、厳密には3本の管から構成される。一本目は、ピニオン20及びギア30をラッピング加工する際にピニオン20とギア30との噛み合い部分に注入されるラップ剤が流れ出る管である。二本目は、ラッピング加工が終了した後にラップ剤を洗い流すための洗浄剤が流れ出る管である。三本目は、ラップ剤の除去が終わり、ピニオン20とギア30との歯当たり状態を測定するための工程(以下「テスト工程」という。)を行う直前に、歯当たり状態を確認するめの塗料(以下単に「塗料」という。)をピニオン20及びギア30の歯面に塗布するために塗料が流れ出る管である。以下においては、上記の三本をまとめて供給管150として説明する。
【0030】
CCDカメラ120は、テスト工程においてピニオン20とギア30とを噛み合い状態で回転させた後に、ギア30の塗料の除去具合を確認するためにギア30の歯面を撮像するためのものである。
【0031】
振動計130は、テスト工程においてピニオン20とギア30とが噛み合い状態で回転している際(以下「運転状態」という。)に発生する振動を検出するためのセンサである。運転状態において発生する振動もピニオン20とギア30との歯当たり状態に依存するパラメータであるため、振動計130を用いることでCCDカメラ120によって確認される情報とは別のパラメータから歯当たり状態を確認することができる。
【0032】
レーザ測定器140は、ピニオン130及びギア140の歯形の形状を測定するためのものである。
【0033】
ラップ盤10は、上記の機器類を備えていることにより、ラップ盤としての役割の他にピニオン20とギア30との歯当たり状態を検査するテスターとしての機能をも兼ねることができる。
【0034】
図1のラップ盤10について、図2を参照しつつ更に詳細に説明する。図2は、本発明の実施の形態におけるラップ盤の機能構成例である。図2においてラップ盤10は、図2で説明したものの他に、制御装置110、駆動装置160、ロータリーエンコーダ170、表示装置180、テスター機能制御手段111、伝達誤差計算手段112、解析手段113、ラッピング機能制御手段114、振動計制御手段115及びレーザ測定器制御手段116等によって構成される。
【0035】
制御装置110は具体的にはCPUによって構成され、ラップ盤10に組み込まれているラップ盤制御プログラムを実行することにより、ラップ盤10のラッピング加工及びテスト工程における動作を制御する。図中、点線で囲まれている機能はソフトウェアによって実現されているものを示す。従って、テスター機能制御手段111、伝達誤差計算手段112、解析手段113、ラッピング機能制御手段114、振動計制御手段115及びレーザ測定器制御手段116は、制御装置110がラップ盤制御プログラムを実行することによって実現される機能である。
【0036】
駆動装置160は、具体的にはモータによって構成され、ピニオン20及びギア30を回転させる。図中においては一つのブロックとして表現されているが、厳密にはピニオン20とギア30とのそれぞれに対応する駆動装置160が存在する。ロータリーエンコーダ170は、駆動装置160の回転量(回転角度)を計測するためのものである。表示装置180は、解析手段113が解析した歯当たり状態等を表示するためのディスプレイである。
【0037】
テスター機能制御手段111は、ラップ盤10をテスターとして機能させるためのものである。即ち、テスター機能制御手段111は、テスト工程において供給管150から塗料を流すための制御や、ピニオン20とギア30とを噛み合い状態で回転させるために駆動装置160の制御等を行う。
【0038】
伝達誤差計算手段112は、ロータリーエンコーダ170から通知される駆動装置160の回転角のデータに基づいて運転状態におけるピニオン20とギア30との角度伝達誤差を計算する。解析手段113は、伝達誤差計算手段112が計算した角度伝達誤差及びCCDカメラ120が撮像したギア30の歯面の画像データから歯当たり状態を導き出す。解析手段113は、更に、画像データから得た歯当たり状態を数値化し、数値化した歯当たり状態を予め入力された目標値501と比較することにより、目標値501に対して歯当たり状態が適正であるか否かを判断する。歯当たり状態が適正でないと判断した場合、解析手段113は、目標値501に近い歯当たり状態(適正な歯当たり状態)を得るためには、どのようなマシンセッティングによってピニオン20及びギア30のラッピング加工を行ったらよいかを自動的に判定し、判定したマシンセッティングをラッピング機能制御手段114に通知する。
【0039】
ラッピング機能制御手段114は、ラップ盤10をラップ盤として、即ちラッピング加工を行う装置として機能させるためのものである。即ち、ラッピング機能制御手段114は、ラッピング工程において供給管150からラップ剤や洗浄剤を流すための制御や、ピニオン20とギア30とを噛み合い状態で回転させるために駆動装置160の制御を行う。
【0040】
振動計制御手段115は、振動計130が検出した振動を記録するためのものであり、レーザ測定器制御手段116は、レーザ測定器140が測定した歯形の形状データを記録するためのものである。
【0041】
以下、図2のラップ盤10による歯車のラッピング加工に係る処理について説明する。図3は、ラップ盤の処理を説明するためのフローチャートである。
【0042】
ステップS10においてラップ盤10は、ピニオン20とギア30の設計値502を読み込む。
【0043】
図4は設計値を構成するパラメータを示す図である。設計値502は、ピニオンの歯数、ギアの歯数、ギアの歯幅、ピニオンオフセット、ギアのピッチ径、カッター径、平均圧力角、歯丈係数、ギア歯先係数、バックラッシ(Bmin)及びバックラッシ(Bmax)等から構成され、例えば図4に示されるような表形式のファイルに格納されている。作業者は設計値502の各パラメータを予め設計し、ラップ盤10の図示しない記憶装置に登録しておく。
【0044】
ステップS10に続いてステップS11に進み、ラップ盤10の解析手段113は、作業者によって予め登録された歯当たり状態の目標値501を取り込む。取り込んだ目標値501は、後述する歯当たり状態の判定処理において、歯車の採用の可否判断の基準値として使用する。
【0045】
ここで、目標値501の詳細について説明する前に、目標値501のパラメータを理解する上で必要となるパラメータについて説明する。図5は、歯当たり状態を判定するためのパラメータを説明するための図である。図5(A)において150で示される長方形は、歯車の一枚の歯面を表す。また、長方形で示される歯面の内部における楕円形の領域は、塗料が除去された領域、即ち歯当たり領域を示す。
【0046】
アルファベットで示される各パラメータについては、図5(B)にあるように、Aは「有効歯すじ長さ」、Bは「歯すじ方向の歯当たり長さ」、Cは「歯すじ方向の有効歯面の中心から歯当たり中心までの長さ」、Dは「有効歯丈長さ」、Eは「歯丈方向の歯当たり長さ」、Fは「歯丈方向の有効歯面の中心から歯当たり中心までの長さ」、Gは「瞬時の接触点(歯当たり中心)の位置」、Hは「瞬時の歯当たり面積」、Iは「総歯当たり面積」、Jは「バイアス角」、Kは「有効歯面の中心」を表す。
【0047】
上記をふまえた上で、目標値501を構成するパラメータについて説明する。図6は、歯当たり状態の目標値を構成するパラメータの例を示す図である。図6に示されるように、目標値501は7つのパラメータで構成され、それぞれについて判定基準と判定許容範囲が設定される。判定基準は最も望ましい値であり、CCDカメラで撮像された歯面の画像データから得られる歯面の塗料の除去状況によって特定される歯当たり状態(以下「テスト歯当たり状態」という。)が目標値501からどの程度ずれているかを計算するために使われる。また判定許容範囲は、ピニオン20及びギア30が完成品として採用できる状態か否かを判断するために使用される。即ち、テスト歯当たり状態が判定許容範囲内であれば、加工されたピニオン20とギア30は「採用可」と判定され、範囲外であれば「採用不可」と判定される。
【0048】
続いて7つのパラメータについて図5を参照しつつ説明する。「歯面の面積に対する歯当たり面積の割合」は、図5(A)で示されるパラメータを使うと、
(I/(A×D))×100
で求めることができる。図6では、判定基準が25%、判定許容範囲が20〜30%に設定されている。
【0049】
「有効歯すじ長さに対する歯すじ方向歯当たり長さの割合」は、同じく
(B/A)×100
で求めることができる。図6では、判定基準が50%、判定許容範囲が40〜60%に設定されている。
【0050】
「有効歯丈長さに対する歯丈方向歯当たり長さの割合」は、同じく
(E/D)×100
で求めることができる。図6では、判定基準が60%、判定許容範囲が50〜70%に設定されている。
【0051】
「歯すじ方向歯当たり中心偏り」は、有効歯すじ長さに対する歯すじ方向の有効歯面の中心から歯当たり中心までの長さの割合を意味し、同じく
(C/A)×100
で求めることができる。図6では、判定基準が20%、判定許容範囲が15〜25%に設定されている。
【0052】
「歯丈方向歯当たり中心偏り」は、有効歯丈長さに対する歯丈方向の有効歯面の中心からの歯当たり中心までの長さの割合を意味し、同じく
(F/D)×100
で求めることができる。図6では、判定基準が10%、判定許容範囲が5〜15%に設定されている。
【0053】
「バイアス角」は、図5(A)において、Jで示される。図6では、30度が設定されている。
【0054】
上記6つのパラメータは歯当たりの位置を特定するためのパラメータである。
【0055】
更に「隣り合う伝達曲線が1点のみで交差する」とは、ピニオン20とギア30との噛み合い状態がスムーズであるための条件である。図7は隣り合う伝達曲線が一点のみで交差する状態を説明するための図である。図中のグラフにおいて、縦軸は伝達誤差を、横軸は歯車の回転角を示し、3つの曲線はそれぞれ一枚の歯に対する伝達曲線を示す。図7では、隣り合う伝達曲線301と伝達曲線302が交点304のみで交差し、伝達曲線302と伝達曲線303が交点305でのみ交差しており、この条件を満たしている。例えば、隣り合う伝達曲線が全く交差しない場合は、前歯対の噛合が終わっても、後歯対の噛み合いがまだ始まらないので伝達衝撃が生ずることを示し、二回以上交差する場合は、前後歯対が繰り返し交互に噛み合い、その歯当たりは中断し、伝達の騒音を生ずることを示す。
【0056】
図3のステップS11に続いてステップS12に進み、作業者は、ラップ盤10にラッピング加工前のピニオン20とギア30とを取り付け、ラップ盤10の運転を開始する。ステップS12に続いてステップS13に進み、テスター機能制御手段111が供給管150に対し塗料を流す旨の指示を行うと、供給管150より塗料が流れ出し、ピニオン20とギア30の歯面に塗料が塗布される。
【0057】
図8は、塗料を塗布している状況を示す図である。便宜上、図8においては流れている塗料を図示していないが、供給管150から塗料が流出し、ピニオン20とギア30との歯面に塗料が塗布される。
【0058】
ステップS13に続いてステップS14に進み、テスター機能制御手段111は駆動装置160を駆動し(運転状態)、それによってピニオン20とギア30とを噛み合い状態で回転させる。この状態において振動計制御手段115は、振動計130が検出した振動を記録し、また伝達誤差計算手段112は、ロータリーエンコーダ170からの回転角データに基づいてピニオン20とギア30との角度伝達誤差を計算し、記録する。
【0059】
ステップS14に続いてステップS15に進み、テスター機能制御手段111がピニオン20とギア30との回転を停止させると、解析手段113は、テスト歯当たり状態を得るためにギア30の歯面の画像データをCCDカメラ120によって取得し、画像データにおいて塗料の除去状況から特定される歯当たり位置を目標値501と同じパラメータに数値化し、更に伝達誤差計算手段112が計算した角度伝達誤差に関するデータを分析して、テスト歯当たり状態における歯当たり位置及び角度伝達誤差に関するデータを目標値501と比較する。
【0060】
比較した結果、テスト歯当たり状態を構成する全てのパラメータが目標値501の判定許容範囲内であればテスト歯当たり状態は適正、即ち、ピニオン20とギア30とは完成品として採用できる品質である(採用可)と判断し、一つ以上のパラメータが判定許容範囲外であればテスト歯当たり状態は適正でない、即ち、ピニオン20とギア30とは採用不可であると判断する(S16)。解析手段113が、ピニオン20及びギア30は採用可であると判断した場合は、ラップ盤10は処理を終了し、採用不可と判断した場合はラッピング加工を施すべくステップS17進む。
【0061】
ステップS17において解析手段113は、目標値501に近い歯当たり状態を得るためには、どのようなマシンセッティング(加工条件)によってピニオン20及びギア30のラッピング加工を行ったらよいかを図9及び図10のマシンセッティング修整用テーブルから取得し、取得したマシンセッティングをラッピング機能制御手段114に通知する。
【0062】
図9及び図10は、マシンセッティング修整用テーブルの例を示す図である。マシンセッティング修整用テーブル700は便宜上図9と図10とに分割して表示されているが、以下においては二つの表が横方向に繋がった一つの表として説明する。マシンセッティング修整用テーブル700は、歯当たり状態のケース毎に適正な歯当たりを得るためのラップ盤10のマシンセッティングの修整値(現在の値との差)を管理するテーブルである。即ち、マシンセッティング修整用テーブル700は、列(横)方向に歯当たり状態の種類の項目を有し、行(縦)方向に歯当たりの状態を楕円形で図示した「歯当たり」と、「歯当たり状態の評価値」と、適正な歯当たりを得るための「ラップ盤マシンセッティング修整値」との項目を有している。「歯当たり状態の評価値」は、目標値501と同様のパラメータで構成され、目標値501に対するテスト歯当たり状態の値の割合により示される。即ち、
歯当たり状態の評価値 = テスト歯当たり状態/目標値501
として求める。従って、「歯当たり状態の評価値」の任意のパラメータ、例えば「バイアス角」が1ということは、テスト歯当たり状態のバイアス角が目標値501のバイアス角に等しいということを意味する。
【0063】
「ラップ盤マシンセッティング修整値」は、ラップ盤10のマシンセッティングを構成する各パラメータの修整値(現在の値との差)により示される。マシンセッティングのパラメータは、回転方向毎(フォワード、リバース)で更に歯面上においてラッピング加工をする位置毎(トゥ、ヒール、セットオーバ)にスイング量、ギアコーンモーション、時間、トルク、オフセット、ピニオンコーン及びモータ回転数等が設けられている。
【0064】
スイング量は、歯すじ方向(トゥ、ヒール)のラッピング加工の調整を行うためのパラメータであり、ピニオンをラジアル方向に振る量を意味する。ギアコーンモーションは、歯面のトゥ、ヒール及びセンターでのバックラッシの調整を行うためのパラメータである。時間は、ラップ時間の調整を行うためのパラメータである。トルクは、ギア30にかけるブレーキトルクを意味する。オフセットは、歯当たりを移動させる調整を行うためのパラメータである。モータ回転数は、ラッピング加工する際の駆動装置160の回転数を意味する。
【0065】
状態1は、全てのパラメータが1、即ち、テスト歯当たり状態が目標値501に一致するケースを表す。このケースは、適正な歯当たり状態が得られたことになり、ラップ盤のマシンセッティングの全パラメータの修整値も0になっており、ラップ盤10のマシンセッティングを修整する必要はないことが分かる。
【0066】
状態2は、「歯面の面積に対する歯当たり面積の割合」の評価値が1.5より大きいケース、即ち、テスト歯当たり状態における値が目標値501における値の1.5倍より大きいであるケースを表す。このケースでは、マシンセッティング修整用テーブル700より、ラップ盤10のマシンセッティングの修整の必要があることが分かる(図中は、「***」により修整値を表現している)。
【0067】
状態3及び状態4についても状態2と同様に、マシンセッティングの修整の必要があることが分かる。
【0068】
なお、状態毎の加工条件の修整値は、過去のデータを蓄積することによって定めればよい。従って、図中においては便宜上4種類の状態しか図示していないが、状態の種類が多い程ラップ盤10のマシンセッティングの修整の精度を上げることができる。
【0069】
解析手段113は、テスト歯当たり状態の各パラメータの目標値501に対する割合を求め、それをマシンセッティング修整用テーブル700における歯当たり状態の評価値と比較することにより、テスト歯当たり状態がマシンセッティング修整用テーブル700上のどの状態に該当するかを判別し、該当した状態におけるラップ盤マシンセッティング修整値に基づいて、新たなマシンセッティングを算出し、ラッピング機能制御手段114に通知する。
【0070】
ステップS17に続いてステップS18に進み、ラッピング機能制御手段114は、解析手段113から通知されたマシンセッティングをラップ盤10に設定する。また、ラッピング機能制御手段114は、供給管150からラップ剤を流出させると共に駆動装置160を駆動し、それによってピニオン20とギア30とを噛み合い状態で回転させ、ピニオン20とギア30とをラッピング加工する。
【0071】
図11は、ラッピング加工の様子を示す図である。ラッピング加工は、図11に示されるようにピニオン20とギア30とをそれぞれ矢印601と矢印602の方向に、又はその逆方向に回転させ、ピニオン20とギア30の相対的な位置関係を矢印603、604、605で示される方向に変化させながら行う。
【0072】
ラッピング加工が終了するとステップS18に続いてステップS19に進み、ラッピング機能制御手段114は、供給管150から洗浄剤を流出させ、ピニオン20とギア30からラップ剤を除去する。図12は、ラップ剤を除去している様子を示す図である。便宜上、図12においては流れている洗浄剤は図示していないが、供給管150から洗浄剤が流出し、ピニオン20とギア30とからラップ剤が除去される。
【0073】
ピニオン20とギア30との洗浄が終わると、ステップS13に進み、ラップ盤10は、以降はステップS16において適正な歯当たり状態が得られるまで上述した処理を繰り返す。
【0074】
なお、上述においては、ステップS16における採用可否の判定の基準として、塗料の除去状況から特定される歯当たり状態を基準としたが、伝達誤差計算手段112による角度伝達誤差や、振動計130によって検出される振動、レーザ測定器140によって測定される歯形等を基準としてもよいし、又は全ての条件を満たすか否かを基準としてもよい。
【0075】
例えば、角度伝達誤差を基準とする場合は、目標値501として目標とする角度伝達誤差を設定すればよい。その場合、解析手段113は、ステップS15及びS16において伝達誤差計算手段112から取得した角度伝達誤差と目標値501として設定された角度伝達誤差とを比較することでピニオン20及びギア30の採用可否を判断する。
【0076】
振動計130が検出した振動を基準とする場合は、目標値501として目標とする振動の値を設定すればよい。その場合、解析手段113は、ステップS15及びS16において振動計制御手段115が記録した振動のデータと目標値501として設定された振動の値とを比較することでピニオン20及びギア30の採用可否を判断する。
【0077】
レーザ測定器140によって測定される歯形を基準とする場合は、目標値501として、設計値502から導き出される理論値として歯形とのずれを設定すればよい。その場合、解析手段113は、ステップS15及びS16において設計値502から理論値としての歯形を導き出し、レーザ測定器制御手段116が記録した歯形データと理論値とのずれと、目標値501として設定されたずれとを比較することでピニオン20及びギア30の採用可否を判断する。
【0078】
その他にも、騒音を検出するセンサを用いて運転状態時の騒音を基準とする等、種々の方法で歯車の採用可否を判断することができる。
【0079】
また、ラップ盤10によるテスト結果を作業者が視覚的に確認できるように表示装置180に表示させてもよい。図13は、テスト結果の表示例を示す図である。図13の例では、CW回転時とCCW回転時とにおいて、「設計の代表値」と、「ラップ盤のマシンセッティング」と、「歯当たり状態」と、「角度伝達誤差」と、「振動又は音圧」と、「歯形形状」とについて表示している。
【0080】
「設計の代表値」には、設計値502として入力された値や、設計値502に基づいて解析手段113が計算した値が表示されている。「ラップ盤のマシンセッティング」には、ラップ盤10がラッピング加工をした際のマシンセッティングのパラメータ値が表示されている。「歯当たり状態」には、CCDカメラ120が撮像したギア30の画像データが表示されている。「角度伝達誤差」には、運転状態において伝達誤差計算手段が計算した角度伝達誤差に関する情報が表示されている。上段のグラフは横軸に時間、縦軸に角速度をとったものであり、下段のグラフは上段のグラフを周波数分析した結果として横軸に周波数、縦軸に振幅をとったものである。
【0081】
「振動又は音圧」には、振動計130が検出し振動計制御手段115が記録したデータに基づいて横軸に周波数、縦軸に加速度をとった振動を表すグラフが表示されている。なお、音圧を表示する場合は、縦軸は音圧となる。「歯形形状」には、レーザ測定器140が計測したピニオン20又はギア30の歯形の形状を表すグラフが表示されている。グラフには2本の曲線が表示されているが、ラッピング加工前の形状とラッピング加工後の形状に対応したものであってもよいし、設計値502から導き出される理論的な形状とラッピング加工後の形状のそれぞれに対応させるものを表示させてもよい。
【0082】
図13の表示により、作業者は「設計の代表値」で設計され、「ラップ盤のマシンセッティング」に示されるマシンセッティングによってラッピング加工されたピニオン20とギア30との、「歯当たり状態」、「角度伝達誤差」、「振動又は音圧」及び「歯形形状」等を視覚的に確認することができる。
【0083】
上述したように、本実施の形態におけるラップ盤10によれば、ラッピング加工の工程から歯当たり状態を測定するためのテスト工程までの一連の作業を一台で自動的に行うことができるため歯車の製造作業における作業の効率化を図ることができる。
【0084】
また、CCDカメラ120、振動計130、レーザ140及びロータリーエンコーダ170等によって測定したデータに基づいて歯車の歯当たり状態や形状を自動的に測定し、歯当たり状態や形状が適正でない場合には、適正な歯当たり状態を得るためのマシンセッティングに自動的に変更してラッピング加工を行うため、歯車の品質の安定化を図ることができる。
【0085】
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0086】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、ラッピング加工装置において歯車の歯当たり状態や形状を測定することができるため、歯車の製造作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるラップ盤の外観図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるラップ盤の機能構成例である。
【図3】ラップ盤の処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】設計値を構成するパラメータを示す図である。
【図5】歯当たり状態を判定するためのパラメータを説明するための図である。
【図6】歯当たり状態の目標値を構成するパラメータの例を示す図である。
【図7】隣り合う伝達曲線が一点のみで交差する状態を説明するための図である。
【図8】塗料を塗布している状況を示す図である。
【図9】マシンセッティング修整用テーブルの例を示す図である。
【図10】マシンセッティング修整用テーブルの例を示す図である。
【図11】ラッピング加工の様子を示す図である。
【図12】ラップ剤を除去している様子を示す図である。
【図13】テスト結果の表示例を示す図である。
【符号の説明】
10 ラップ盤
20 ピニオン
30 ギア
110 制御装置
111 テスター機能制御手段
112 伝達誤差計算手段
113 解析手段
114 ラッピング機能制御手段
115 振動計制御手段
116 レーザ測定器制御手段
120 CCDカメラ
130a、130b 振動計
140 レーザ測定器
150 供給管
160 駆動装置
170 ロータリーエンコーダ
180 表示装置
501 目標値
502 設計値

Claims (11)

  1. 歯車をラッピング加工するラッピング加工手段を有するラッピング加工装置であって、
    前記歯車の歯当たり状態及び又は形状を測定する測定手段と、
    前記測定手段が測定したデータに基づいて前記歯車の歯当たり状態及び又は形状は適正であるか否かを判断する適性判断手段とを有することを特徴とするラッピング加工装置。
  2. 前記測定手段による前記データに基づいて、前記歯車をラッピング加工する際の加工条件を変更する加工条件変更手段を更に有し、
    前記適正判断手段が前記歯車の歯当たり状態及び又は形状は適正でないと判断した場合、前記ラッピング加工手段は前記加工条件変更手段が変更した前記加工条件に基づいて前記歯車のラッピング加工を行うことを特徴とする請求項1記載のラッピング加工装置。
  3. ラッピング加工された前記歯車からラップ剤を除去するための歯車洗浄手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2記載のラッピング加工装置。
  4. 前記測定手段は、前記歯車の歯面を撮像する撮像手段を有することを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載のラッピング加工装置。
  5. 前記歯車の歯面に歯当たり状態を確認するための塗料を塗布する塗料塗布手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載のラッピング加工装置。
  6. 前記測定手段は、前記歯車を対となる歯車と噛合わせて回転させた際の振動を検出する振動検出手段を有することを特徴とする請求項1乃至5いずれか一項記載のラッピング加工装置。
  7. 前記測定手段は、前記歯車を対となる歯車と噛合わせて回転させた際の伝達誤差を検出する伝達誤差検出手段を有することを特徴とする請求項1乃至6いずれか一項記載のラッピング加工装置。
  8. 前記測定手段は、前記歯車の形状をレーザ測定するレーザ測定手段を有することを特徴とする請求項1乃至7いずれか一項記載のラッピング加工装置。
  9. 歯当たり状態毎に前記加工条件を修整するための修正用データを管理する修正用データ管理手段を更に有し、
    前記加工条件変更手段は、前記測定手段が測定した前記歯車の歯当たり状態と前記加工条件修正用データとに基づいて前記加工条件を変更することを特徴とする請求項2乃至8いずれか一項記載のラッピング加工装置。
  10. 歯車をラッピング加工するラッピング加工装置におけるラッピング加工方法であって、
    前記歯車の歯当たり状態及び又は形状を測定する測定手順と、
    前記測定手順が測定したデータに基づいて前記歯車の歯当たり状態及び又は形状は適正であるか否かを判断する適性判断手順とを有することを特徴とするラッピング加工方法。
  11. 前記測定手順による前記データに基づいて、前記歯車をラッピング加工する際の加工条件を変更する加工条件変更手順を更に有し、
    前記適正判断手順が前記歯車の歯当たり状態及び又は形状は適正でないと判断した場合、前記加工条件変更手順において変更した前記加工条件に基づいて前記歯車のラッピング加工を行うことを特徴とする請求項10記載のラッピング加工方法。
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