JP2004195592A - Arm type robot - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナットランナーなどの自動作業機を水平方向と略鉛直な上下方向に自在に移動させるアーム式ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の製造組立ラインで使用されるナットランナーを水平方向と上下方向に自在に移動させるロボットは、直交ロボット又はスカラ型アーム式ロボットが一般的である。前者直交ロボットは、水平な直交二方向に移動するテーブルを使用するため、水平な幅方向に大きなスペースを必要としている。また、後者スカラ型アーム式ロボットも、後述するように幅方向に大きなスペースを必要としている。
【0003】
スカラ型アーム式ロボット(例えば、特許文献1参照。)の具体例を図7に示すと、このロボット1は、略鉛直な主軸2の上端部に第1水平アーム3の後端部を回転可能に連結し、第1水平アーム3の先端部に第2水平アーム4の後端部を回転可能に連結し、第2水平アーム4の先端部の軸受5で垂直軸6を上下動可能に連結している。垂直軸6に例えばナットランナー7が固定され、各水平アーム3、4の各々が独自に水平方向に旋回することで軸受5と垂直軸6から成るロボット作業用ヘッド部8とナットランナー7が水平方向に移動する。図8に示す製造組立ラインL上のワーク9は、例えば前後左右の4隅に4点P1〜P4の被ねじ締め部を有し、このワーク9の4点P1〜P4の真上にナットランナー7が順に移動するように、第1水平アーム3と第2水平アーム4が独自に旋回運動する。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−141257号公報(図3、図5)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図8の鎖線で示すように、第1水平アーム3と第2水平アーム4が例えば一直線状の連結状態にあるときに2点P2、P3にヘッド部8が順に移動してねじ締め動作を行い、また、第1水平アーム3と第2水平アーム4が互いに水平方向にく字状に屈曲して別の2点P1、P4にヘッド部8が順に移動してねじ締め動作を行うとすると、図7のアーム式ロボット1は、ロボット前方の左右両側方に各水平アーム3、4が屈曲して食み出すだけの大きな幅方向スペースS’を必要とし、この幅方向スペースS’がアーム式ロボット1の床上設置スペースを大きくしていた。また、複数台のアーム式ロボット1を床上に併設する場合、隣接する一対のロボット1、1の間隔を幅方向スペースS’の2倍以上にする必要があって、複数台のロボットを省スペースで併設することが難しい。
【0006】
また、上記アーム式ロボット1の各水平アーム3、4とヘッド部8は、各々の必要とする機能のために幅、厚さ、径の大きな大形重量物となる傾向が強くて、速い動きをさせることが難しい。特に、ヘッド部8は垂直軸6を上下動させる動力源などで大径構造となり、例えば図8に示すワーク9上の小さな間隔Wで接近した2点P5、P6の被ねじ締め部を2台の同じアーム式ロボットで同時にねじ締めしようとする場合、2台のロボットの各ヘッド部同士が干渉し合って、同時にねじ締めすることができないことがある。このような場合は、1台のロボットで2点P5、P6を順にねじ締めするか、2台のロボットを交互に動作させて2点P5、P6を順にねじ締めするしかなくて、接近する2点P5、P6でのねじ締め作業性を上げることが難しい。
【0007】
本発明の目的とするところは、ロボット設置上に必要とするロボット幅方向スペースを必要最小限程度まで小さくした、また、アームの小形軽量化で速い動きを可能にして、ねじ締め作業などの作業能率の向上を容易にしたアーム式ロボットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的を達成する請求項1の発明は、略鉛直な定軌道を昇降する第1昇降体20と、前記定軌道を第1昇降体20と別に昇降する第2昇降体30と、第1昇降体20に後端部が水平方向及び上下方向に回転可能に連結され、先端部がロボット作業用ヘッド部42に上下方向に回転可能に連結されて、後端部を基点に略鉛直な平面で平行リンク運動する複数の平行アーム41を有する平行リンクアーム部40と、第2昇降体30に後端部が水平方向及び上下方向に回転可能に連結され、先端部が平行リンクアーム部40に上下方向に回転可能に連結されて、平行リンクアーム部40と同じ略鉛直な平面で上下揺動する駆動アーム50と、定軌道に設置されて上下の第1昇降体20及び第2昇降体30を独自に昇降させる第1駆動手段60及び第2駆動手段70と、第2昇降体30に設置されて駆動アーム50を水平方向に回転揺動させる第3駆動手段80とを具備したことを特徴とする。
【0009】
ここで、略鉛直な定軌道は、略鉛直な支柱、この支柱に固定されたガイドレール、同様な支柱に形成されたガイド溝などで構成できる。この定軌道に沿って第1昇降体20と第2昇降体30の一対が、上下二段に分かれて独自に昇降動作する。第1昇降体20に後端部が連結される複数の平行アーム41は、略鉛直な平面に沿って上下に同時に平行移動する2本又は2本以上の同一長さのアームで、この複数の各平行アーム41の後端部が第1昇降体20に連結され、先端部がロボット作業用ヘッド部42に連結されて、平行四辺形の平行リンクアーム部40を構成する。第2昇降体30に設置される駆動アーム50は、平行リンクアーム部40の内の1本の平行アームに連結される。駆動アーム50は、平行リンクアーム部40が平行リンク運動する略鉛直な平面で上下に揺動するように第2昇降体30に連結される。このような駆動アーム50は平行リンクアーム部40を補強して、平行アーム41と駆動アーム50の各アームに構造簡単で軽量なものの適用を可能にし、また、平行リンクアーム部40と駆動アーム50を同一の略鉛直な平面で上下揺動させることで、アーム式ロボット10の幅方向スペースSが必要最小限まで縮小できる。さらに、平行リンクアーム部40の先端のヘッド部は自動作業機を支持するだけの幅狭な小形軽量なものが適用できて、各アームの速い動きが可能となり、2台のロボット10のヘッド部同士の干渉を少なくすることができる。また、第1昇降体20と第2昇降体30を独自に昇降させる第1駆動手段60と第2駆動手段70、及び、駆動アーム50を水平方向に揺動回転させる第3駆動手段80の各々は、モータやシリンダが適用できる。
【0010】
本発明の請求項2の発明は、定軌道を略鉛直に固設した支柱11の前面に配設し、この支柱11の両側面の一方に第1駆動手段60を、他方に第2駆動手段70を配設したことを特徴とする。この場合の支柱11は角柱や丸柱が適用でき、支柱11の前面にガイドレールやガイド溝構造の定軌道を固設し、両側面に第1駆動手段60と第2駆動手段70を配設することで、支柱周辺の幅方向スペースSが小さくなる。このような支柱11の両側面に設置される第1駆動手段60と第2駆動手段70は、支柱11の両側面に上下方向に設置されたボールねじを回転させるモータが、支柱周辺を小形でシンプルな構造にする上で有効である。
【0011】
また、本発明の請求項3の発明は、ロボット作業用ヘッド部42が、ナットランナー47を含む自動作業機を着脱自在に支持することを特徴とする。つまり、ヘッド部42をナットランナー47以外のビス止め用電動工具、クリップ立て工具、外観検査機器などの自動作業機を着脱自在に支持する汎用構造にすることで、各種の自動作業機が交換できる汎用ロボットが提供できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1乃至図6を参照して説明する。
【0013】
図1及び図2に示す1台のアーム式ロボット10は、床上に略鉛直に固設された支柱11の前面に上下動可能に配設された上下一対の第1昇降体20及び第2昇降体30と、第1昇降体20から前方に延在する2本の平行アーム41を備えた平行リンクアーム部40と、第2昇降体30と平行リンクアーム部40に両端部が連結された駆動アーム50と、第1昇降体20及び第2昇降体30を単独に上下動させる第1駆動手段60及び第2駆動手段70と、駆動アーム50を水平方向に回転揺動させる第3駆動手段80を備える。
【0014】
支柱11は角柱で、下端部に固定した台座12で床上に略鉛直に固定される。支柱11の前面に略鉛直にガイドレール13が配設され、ガイドレール13に沿って上下一対の第1昇降体20と第2昇降体30が上下動する。ガイドレール13の上部領域に例えば第1昇降体20が上下動自在に配設され、ガイドレール13の下部領域に第2昇降体30が上下動自在に配設される。支柱11の上部領域の側方に第1昇降体20の上下位置を検知する複数のセンサー14が設置され、支柱11の下部領域の側方に第2昇降体30の上下位置を検知する複数のセンサー15が設置される。
【0015】
第1昇降体20は、ガイドレール13の前面を上下動する略鉛直な支持板21と、支持板21の裏面両側に設置された複数のガイドローラ22と、支持板21の前面の上下両端部から前方に突設された上下一対の軸受板23と、各軸受板23の先端部間に水平方向に回転可能に配設された略鉛直なアーム連結用回転軸24を有する。支持板21のガイドローラ22がガイドレール13を両側面から挟持して、支持板21の上下動作を円滑にする。回転軸24の上下両端部に突設した一対のブラケット25にピン26を介して平行リンクアーム部40の2本の平行アーム41の後端部が上下方向に回転可能に連結される。
【0016】
第1昇降体20から延びる2本の平行アーム41の各先端部が、ロボット作業用ヘッド部42に連結される。2本の平行アーム41と、平行アーム41の両端の回転軸24及びヘッド部42で、略鉛直な平面で平行リンク運動する平行リンクアーム部40が構成される。ヘッド部42は、2本の平行アーム41の先端部に上下方向に回転可能に連結された略鉛直な取付板43と、取付板43の前面に固定された自動作業機装着部44を有する。取付板43の裏面の上下両端部に突設したブラケット45にピン46を介して2本の平行アーム41の先端部が、上下方向に回転可能に連結される。自動作業機装着部44に自動作業機のナットランナー47が着脱自在に装着される。2本の平行な平行アーム41の両端部の計4点のピン26、46は、略鉛直な平面に並ぶ平行四辺形の頂点の位置関係にあり、このピン26、46が並ぶ略鉛直な平面に沿って平行リンクアーム部40が平行アーム41の後端部を基点に上下に平行リンク運動し、また、図3に示すように平行リンクアーム部40が平行アーム41の後端部を基点に水平方向左右に回転揺動する。そして、平行リンクアーム部40がいずれの方向に変位しても、ヘッド部42とナットランナー47は所定の略鉛直な姿勢を保持する。
【0017】
第1昇降体20を上下動させる第1駆動手段60は、図2に示すように支柱11の一方の側面と平行に設置された略鉛直なボールねじ61と、ボールねじ61を正逆回転させるモータ62を有する。ボールねじ61の一部にナット部材63が螺装され、ボールねじ61の上下両端部が軸受部材64、65で支柱11に取付けられる。ナット部材63は第1昇降体20の支持板21と一体で、ボールねじ61が非回転状態にあるときはナット部材63が第1昇降体20を支柱11の任意の高さ位置に保持し、ボールねじ61をモータ62で正逆回転させるとナット部材63と第1昇降体20が一体となって上下動する。
【0018】
第2昇降体30は、ガイドレール13の前面を上下動する略鉛直な支持板31と、支持板31の裏面両側に設置された複数のガイドローラ32と、支持板31の前面の上下両端部と中間部から前方に突設された3枚の軸受板33、34、35と、上から2枚の軸受板33、34の先端部間に水平方向に回転可能に配設された略鉛直なアーム連結用回転軸36を有する。ガイドローラ32がガイドレール13を両側面から挟持して、支持板31の上下動作を円滑にする。回転軸36の中間部に突設したブラケットにピン51を介して1本の駆動アーム50の後端部が上下方向に回転可能に連結される。駆動アーム50の先端部が、2本の平行アーム41の内の下部の1本の平行アーム41の略中間部にピン52で上下方向に回転可能に連結される。
【0019】
第2昇降体30を上下動させる第2駆動手段70が、図1に示すように支柱11の一方の側面、つまり、第1駆動手段60と反対の側面に配設される。第2駆動手段70は、支柱11の側面と平行に設置された略鉛直なボールねじ71と、ボールねじ71を正逆回転させるモータ72を有する。ボールねじ71の一部にナット部材73が螺装され、ボールねじ71の上下両端部が軸受部材74、75で支柱11に取付けられる。ナット部材73は第2昇降体30の支持板31と一体で、ボールねじ71が非回転状態にあるときはナット部材73で第2昇降体30が支柱11に保持され、ボールねじ71をモータ72で正逆回転させるとナット部材73と第2昇降体30が昇降する。
【0020】
第2昇降体30における支持板31の前面下端部に突設する軸受板35に第3駆動手段80が設置される。第3駆動手段80は、軸受板35の下面に固定されたモータ81と、モータ81の回転出力軸と回転軸36を一体に連結コ字状の回転駆動枠82を有し、モータ81の回転力が回転駆動枠82を介して回転軸36に直接に伝達されて、回転軸36が水平方向に正逆回転する。モータ81で回転軸36を水平方向に正逆回転させることで、駆動アーム50と平行リンクアーム部40が同時に水平方向に揺動回転する。駆動アーム50と平行リンクアーム部40が同じ略鉛直平面で上下に回転揺動するため、図3に示すように平行リンクアーム部40を真上から見ると平行リンクアーム部40の平行アーム41で駆動アーム50が常に隠された状態にある。この真上から見える平行アーム41は、アーム長さ方向で変位するがアーム幅方向では変位しない。そのため、アーム式ロボット10の場合、床上設置に必要とする幅方向スペースは、後述するように必要最小限まで縮小される。
【0021】
以上のアーム式ロボット10は、第1〜第3の各駆動手段60〜80をコンピュータ制御によって同時に、或いは、異なる時間帯で独自に作動させて、ナットランナー47を略鉛直な姿勢のまま上下左右前後に移動させる。ナットランナー47は、例えば図4に示すような製造組立ラインLにおけるワーク9の4点P1〜P4に順に移動して、ねじ締め動作を順に行う。
【0022】
例えば、図1及び図2の静止状態において、第3駆動手段80のモータ81だけを作動させて第2昇降体30の回転軸36を正逆いずれかの方向に回転させると、回転軸36と共に駆動アーム50と平行リンクアーム部40が一体的に水平方向に揺動回転して、ナットランナー47が左右いずれかに水平移動する。
【0023】
また、図1及び図2の静止状態において、第1駆動手段60のモータ62だけを作動させてボールねじ61を例えば正方向回転させると、ナット部材63を介して第1昇降体20が上昇移動し、この上昇移動に応じて平行リンクアーム部40が駆動アーム50で下方に引っ張られて下方に揺動し、ナットランナー47が支柱11に近付くように平行移動する。逆に、モータ62でボールねじ61を逆方向回転させると、ナット部材63を介して第1昇降体20が下降移動し、この下降移動に応じて平行リンクアーム部40が駆動アーム50で上方に突き上げられて上方に揺動し、ナットランナー47が支柱11から遠ざかるように平行移動する。
【0024】
また、図1及び図2の静止状態において、第1駆動手段60と第2駆動手段70を同時に作動させて第1昇降体20と第2昇降体30を同時に上昇させるとナットランナー47も垂直に上昇する。この上昇状態で第2昇降体30の上昇と止めると、ナットランナー47は垂直上昇を止めて水平移動を始める。このようなナットランナー47の垂直や水平動作は、通常のアーム式では、2軸の関数演算をしないと直線運動をさせられないが、本発明のアーム式は関数演算しなくても直線運動をするため、ティーチングやプログラミングする場合に有利である。また、2軸の同軸駆動でも回転差を付ければ、ナットランナー47を斜めに移動させることもできる。
【0025】
図4と図8のワーク9が同じとすると、ナットランナー47はワーク9の4点P1〜P4の被ねじ締め部を順に移動する。例えば点P1でねじ締め動作が終了したナットランナー47を、点P1で真上に上昇させる場合、第1駆動手段60と第2駆動手段70を同時に作動させて第1昇降体20と第2昇降体30を同時に同速度で上昇させる。点P1の真上に上昇したナットランナー47を点P2の真上へと水平移動させる場合は、第1駆動手段60と第3駆動手段80を同時に作動させる。第1〜第3駆動手段60〜80をコンピュータ制御することで、ナットランナー47はワーク9の4点P1〜P4を予め設定された最短距離で移動して、高能率でねじ締め動作を行う。
【0026】
図4で分かるように、ワーク9の4点P1〜P4をナットランナー47が移動する間、平行リンクアーム部40の平行アーム41は平面から見てアーム長さ方向に変位するがアーム幅方向には変位しない。したがって、ロボット10の床上設置上に必要とされる幅方向スペースSは、ワーク9の4点P1〜P4の位置で決まるために、必要最小限のスペースでよいことになる。
【0027】
また、図1や図2に示すように、上下に平行リンク運動する平行リンクアーム部40に下方から連結した駆動アーム50は、平行リンクアーム部40の平行アーム41を補強するため、各アームに構造簡単な軽量物が使用できて、各アームの上下左右前後の動きを速くすることが容易に可能となり、ナットランナー47によるねじ締め動作をより高能率で行うことができる。
【0028】
また、ロボット10に対するナットランナー47の左右の横移動は、支柱11を含むロボット全体を横に回転させる、又は、支柱11に支持された昇降体20、30のようなアーム支持用台座部を横に回転させることでも可能であるが、上記実施の形態のように支柱11や昇降体20、30の重量物を回転させずに軽量なアームだけを回転させることで、各アームの速い動きが実現でき、また、アーム回転駆動源である第3駆動手段80に構造簡単で小形、安価なものが適用できる。
【0029】
また、平行リンクアーム部40の先端のヘッド部42は、ナットランナー47を着脱自在に支持するだけの機能のものでよいことから、ヘッド部42を小形軽量な構造にすることができる。このようなヘッド部42は、ナットランナー47のねじ締め作業の邪魔をせず、また、後述するように2台のアーム式ロボットで、間隔の狭い2点の被ねじ締め部を同時にねじ締めすることを容易にする。
【0030】
以上のようなアーム式ロボット10は、1台又は複数台が併設して使用される。図5及び図6は同じ2台のロボット10、10を併設して使用する場合を示している。2台のロボット10、10は共に左右の幅方向スペースが小さくて済むので、2台を十分に接近させて併設することができ、ロボット設備の省スペース化が図れる。
【0031】
図5は、2台のロボット10、10で共通のワーク9’に在る左右2点Pa、Pbの被ねじ締め部を同時にねじ締めする場合を示している。ここで、2点Pa、Pbが図8のワーク9における小さな間隔Wで接近した2点P5、P6と同じ被ねじ締め部とすると、2台のロボット10、10の平行リンクアーム部40、40を同時に動かして各々のナットランナー47、47を同時に2点Pa、Pbに移動させても、各々のヘッド部42、42が小径ゆえに干渉せず、したがって、2点Pa、Pbの被ねじ締め部が2台のロボット10、10で同時にねじ締めされる。このような2点Pa、Pbが1つのワーク9’に多数ある場合、2点ずつ2台のロボット10、10で同時にねじ締めが行われて、多数点のねじ締めの作業能率が上がる。
【0032】
図6は、2台のロボット10、10で1つのワーク9’の接近する前後2点Pc、Pdを同時にねじ締めする場合を示している。つまり、2台のロボット10、10の各々のヘッド部が小径で、前後方向から接近しても干渉することがほとんどないために、前後2点Pc、Pdの被ねじ締め部も2台のロボット10、10で同時にねじ締めすることができる。
【0033】
なお、本発明のアーム式ロボットは、上記実施の形態に限らず、例えば、支柱11に配設する第1昇降体20と第2昇降体30の位置関係を上下逆にして、下部の第1昇降体20から延びる平行リンクアーム部40に上方から第2昇降体30の駆動アーム50を連結するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、自動作業機を支持する平行リンクアーム部とこれを左右揺動させる駆動アームの各アームが同一の略鉛直な平面で上下揺動するために、アーム式ロボットの幅方向スペースが必要最小限まで縮小できて、複数台のロボットを接近させて省スペースで併設することができる。また、平行リンクアーム部に連結した駆動アームが平行リンクアーム部を補強して、各アームに構造簡単で軽量なものが適用でき、また、平行リンクアーム部先端のヘッド部も自動作業機を支持するだけの小形軽量なものが適用できて、アーム式ロボットがシンプルとなり、かつ、各アームの速い動きが可能となって、ロボット作業の高能率化が図れる。
【0035】
また、定軌道を前面に構成する支柱の両側面に第1駆動手段と第2駆動手段を配設することで、支柱周辺の幅方向スペースを尚一層に小さくすることができて、複数台のアーム式ロボットを省スペースで併設することが容易になる。
【0036】
また、平行リンクアーム部先端のヘッド部でナットランナーを含む自動作業機を着脱自在に支持することで、ナットランナー以外のビス止め用電動工具、クリップ立て工具、外観検査機器などの複数機種の自動作業機が自在に交換できる汎用性、実用性に優れたアーム式ロボットが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すアーム式ロボットの斜視図である。
【図2】図1のアーム式ロボットの角度を変えた方向からの斜視図である。
【図3】図1のアーム式ロボットの平面図である。
【図4】図1のアーム式ロボットとワークの概要を示す平面図である。
【図5】図1のアーム式ロボット2台を使用したロボット設備の平面図である。
【図6】図5の2台のアーム式ロボットとワークの概要を示す平面図である。
【図7】従来のアーム式ロボットの斜視図である。
【図8】図7のアーム式ロボットとワークの概要を示す平面図である。
【符号の説明】
10 アーム式ロボット
11 支柱
12 台座
13 ガイドレール
14 センサー
15 センサー
20 第1昇降体
21 支持板
22 ガイドローラ
23 軸受板
24 回転軸
26 ピン
30 第2昇降体
31 支持板
32 ガイドローラ
33 軸受板
36 回転軸
40 平行リンクアーム部
41 平行アーム
42 ヘッド部
43 取付板
44 自動作業機装着部
47 ナットランナー
50 駆動アーム
60 第1駆動手段
62 モータ
63 ナット部材
64 軸受部材
70 第2駆動手段
72 モータ
73 ナット部材
74 軸受部材
80 第3駆動手段
81 モータ
82 回転駆動枠
S 幅方向スペース[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an arm-type robot that freely moves an automatic working machine such as a nut runner in a vertical direction substantially vertical to a horizontal direction.
[0002]
[Prior art]
Robots that freely move a nut runner in a horizontal direction and a vertical direction used in a manufacturing assembly line of an automobile are generally orthogonal robots or scalar arm type robots. The former orthogonal robot uses a table that moves in two horizontal orthogonal directions, and thus requires a large space in the horizontal width direction. Further, the latter SCARA type arm type robot also requires a large space in the width direction as described later.
[0003]
FIG. 7 shows a specific example of a SCARA type arm type robot (for example, see Patent Document 1). This
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-2000-141257 (FIGS. 3 and 5)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
As shown by a chain line in FIG. 8, when the first
[0006]
Further, the
[0007]
An object of the present invention is to reduce the space in the width direction of the robot required for the installation of the robot to a necessary minimum level, and to reduce the size and weight of the arm so that it can be moved quickly to perform a task such as a screw tightening operation. An object of the present invention is to provide an arm-type robot that facilitates improvement in efficiency.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The first aspect of the present invention, which achieves the above object of the present invention, comprises a first
[0009]
Here, the substantially vertical constant track can be constituted by a substantially vertical column, a guide rail fixed to this column, a guide groove formed in a similar column, and the like. A pair of the first lifting / lowering
[0010]
According to a second aspect of the present invention, a fixed track is disposed on a front surface of a
[0011]
Further, the invention of
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0013]
One
[0014]
The
[0015]
The first elevating
[0016]
The respective distal ends of the two
[0017]
The first driving means 60 for vertically moving the first elevating
[0018]
The second elevating
[0019]
As shown in FIG. 1, a
[0020]
The third driving means 80 is installed on a
[0021]
The above-mentioned
[0022]
For example, in the stationary state of FIGS. 1 and 2, when only the
[0023]
When the
[0024]
When the first driving means 60 and the second driving means 70 are simultaneously operated to raise the first elevating
[0025]
Assuming that the
[0026]
As can be seen from FIG. 4, while the
[0027]
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, the
[0028]
The lateral movement of the
[0029]
Further, the
[0030]
One or more
[0031]
FIG. 5 shows a case where two
[0032]
FIG. 6 shows a case in which two
[0033]
The arm type robot according to the present invention is not limited to the above embodiment. For example, the positional relationship between the first lifting / lowering
[0034]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the parallel link arm supporting the automatic working machine and the respective arms of the drive arm for horizontally swinging the same swing up and down on the same substantially vertical plane, the width in the width direction of the arm type robot is reduced. Can be reduced to the minimum necessary, and a plurality of robots can be approached and installed side by side in a space-saving manner. In addition, the drive arm connected to the parallel link arm reinforces the parallel link arm, and a simple and lightweight structure can be applied to each arm, and the head at the tip of the parallel link arm also supports the automatic working machine. As a result, the arm-type robot can be simplified, and each arm can move quickly, so that the efficiency of the robot operation can be improved.
[0035]
In addition, by disposing the first driving means and the second driving means on both sides of the support having the fixed track on the front surface, the space in the width direction around the support can be further reduced. It becomes easy to install an arm type robot in a space-saving manner.
[0036]
In addition, by supporting the automatic work machine including the nut runner detachably at the head at the tip of the parallel link arm, the automatic tool of multiple models other than the nut runner, such as electric tools for screwing, clip stand tools, visual inspection equipment, etc. An arm-type robot with excellent versatility and practicality in which the working machine can be freely replaced can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an arm type robot showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of the arm-type robot of FIG. 1 from a direction in which the angle is changed.
FIG. 3 is a plan view of the arm type robot shown in FIG. 1;
FIG. 4 is a plan view showing an outline of an arm type robot and a work shown in FIG. 1;
FIG. 5 is a plan view of a robot facility using two arm type robots of FIG. 1;
FIG. 6 is a plan view showing an outline of two arm type robots and a work of FIG. 5;
FIG. 7 is a perspective view of a conventional arm type robot.
FIG. 8 is a plan view showing an outline of an arm type robot and a work shown in FIG. 7;
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS
Claims (3)
前記定軌道上を前記第1昇降体と別に昇降する第2昇降体と、
前記第1昇降体に後端部が水平方向及び上下方向に回転可能に連結され、先端部がロボット作業用ヘッド部に上下方向に回転可能に連結されて、後端部を基点に略鉛直な平面で上下に平行リンク運動する複数の平行アームから成る平行リンクアーム部と、
前記第2昇降体に後端部が水平方向及び上下方向に回転可能に連結され、先端部が前記平行リンクアーム部に上下方向に回転可能に連結されて、平行リンクアーム部が平行リンク運動する略鉛直な平面で上下揺動する駆動アームと、
前記定軌道に設置されて前記第1昇降体及び第2昇降体を独自に昇降させる第1駆動手段及び第2駆動手段と、
前記第2昇降体に設置されて前記駆動アームを水平方向に回転揺動させる第3駆動手段と、
を具備したことを特徴とするアーム式ロボット。A first elevating body that moves up and down on a substantially vertical constant trajectory;
A second elevating body that moves up and down on the fixed track separately from the first elevating body;
A rear end is rotatably connected in the horizontal and vertical directions to the first elevating body, and a front end is rotatably connected to the head for robot operation in the vertical direction. A parallel link arm portion composed of a plurality of parallel arms that perform a vertical parallel link motion in a plane;
A rear end is rotatably connected in the horizontal and vertical directions to the second lifting / lowering body, and a front end is rotatably connected to the parallel link arm in the vertical direction, so that the parallel link arm performs a parallel link motion. A drive arm that swings up and down on a substantially vertical plane,
A first driving unit and a second driving unit that are installed on the constant track and independently lift and lower the first lifting body and the second lifting body,
Third driving means installed on the second lifting / lowering body to rotate and swing the driving arm in a horizontal direction;
An arm-type robot comprising:
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