JP2004195070A - 自動血圧測定装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】姿勢変化に伴う血圧変化を簡単且つ正確に測定することができる自動血圧測定装置を提供する。
【解決手段】測定スイッチ40からの測定開始信号SSにより患者の血圧を自動的に測定する第1血圧測定手段56と、患者の体位変化を検出するための加速度センサ36と、その加速度センサ36から出力される加速度信号SKに基づいて患者の体位変化を検出する体位変化検出手段52と、その体位変化検出手段52により体位の変化が検出されたことに基づいて、自動的に患者の血圧を測定する第2血圧測定手段58とを備える。このようにすると、測定開始スイッチ40を操作すると、第1血圧測定手段56により座位での血圧が自動的に測定され、座位から立位に姿勢を変えると、第2血圧測定手段58により立位での血圧が自動的に測定されるので、姿勢変化に伴う血圧変化を簡単かつ正確に測定することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】測定スイッチ40からの測定開始信号SSにより患者の血圧を自動的に測定する第1血圧測定手段56と、患者の体位変化を検出するための加速度センサ36と、その加速度センサ36から出力される加速度信号SKに基づいて患者の体位変化を検出する体位変化検出手段52と、その体位変化検出手段52により体位の変化が検出されたことに基づいて、自動的に患者の血圧を測定する第2血圧測定手段58とを備える。このようにすると、測定開始スイッチ40を操作すると、第1血圧測定手段56により座位での血圧が自動的に測定され、座位から立位に姿勢を変えると、第2血圧測定手段58により立位での血圧が自動的に測定されるので、姿勢変化に伴う血圧変化を簡単かつ正確に測定することができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高血圧および動脈硬化などの診断や、自律神経の評価のために、血圧を複数の姿勢で測定するための自動血圧測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
動脈硬化や高血圧が進行していると、座位あるいは臥位では血圧が高くても、立位では低血圧を示すことある。また、自律神経の機能障害を生ずると、自律神経失調症などのように、起立したときに血圧が大幅に低下する所謂起立性低血圧など種々の症状を呈することが知られている。そのため、座位あるいは臥位で血圧を測定するとともに、立位でも血圧を測定することがある。
【0003】
座位あるいは臥位、および立位でそれぞれ血圧を測定するために、たとえば、特許文献1に記載されている自動測定装置が知られている。特許文献1に記載された装置は、垂直面内を回動可能な寝台を備えた姿勢変化装置が備えられており、患者が寝台に寝ている状態で、その寝台を水平位置と垂直位置との間で回動させることにより、患者の体位を変化させることができるようになっている。そして、血圧を所定の周期で逐次測定し、その間に、寝台を回動させることにより患者の体位を変化させ、寝台に備えられている体位計により検出した患者の体位を、逐次測定した血圧とともに出力している。
【0004】
【特許文献1】
実開昭60−83603号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
座位あるいは臥位、および立位でそれぞれ血圧を測定するためは、患者をそれぞれの姿勢とした状態で、測定操作をそれぞれ行うことが考えられる。しかし、そのように、手動操作によって測定を行うと、測定作業が面倒であり、また、姿勢変化後の測定開始時期にばらつきが生じてしまうので、姿勢変化によってどの程度血圧が変化するかを正確に測定できていない場合もあった。
【0006】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、姿勢変化に伴う血圧変化を簡単且つ正確に測定することができる自動血圧測定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、患者の血圧を自動的に測定する自動血圧測定装置であって、前記患者の体位変化を検出する体位センサと、その体位センサにより体位の変化が検出されたことに基づいて、自動的に前記患者の血圧を測定する血圧測定手段とを含むことを特徴とする。
【0008】
【発明の効果】
この発明によれば、座位など所定の第1姿勢から立位などの第2姿勢に姿勢を変えると、血圧測定手段により患者の血圧が自動的に測定される。従って、第1姿勢で血圧を測定しておきさえすれば、その後は、第2姿勢における血圧は第2姿勢に姿勢を変えるだけで自動的に測定されるので、姿勢変化に伴う血圧変化を簡単かつ正確に測定することができる。
【0009】
【発明の他の態様】
ここで、好ましくは、前記血圧測定手段による血圧測定は、前記体位センサにより体位の変化が検出されてから予め設定された所定時間後に開始する。このようにすれば、姿勢変化に伴う血圧変化をより正確に測定することができる。
【0010】
【発明の好適な実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例である自動血圧測定装置10の回路構成を示すブロック図である。
【0011】
図1において、カフ12は上腕部14に巻き付けられている。カフ12はゴム製袋を布製帯状袋内に収容した構造を有しており、カフ12が上腕部14に巻き付けられた状態でゴム製袋が膨脹させられることにより、上腕部14が圧迫される。カフ12には、圧力センサ16、調圧弁18が配管20を介してそれぞれ接続されている。また、調圧弁18には、配管22を介して空気ポンプ24が接続されている。調圧弁18は、空気ポンプ24により発生させられた圧力の高い空気を調圧してカフ12内へ供給し、あるいは、カフ12内の空気を排気することにより、カフ12内の圧力を調圧する。
【0012】
圧力センサ16は、カフ12内の圧力を検出してその圧力を表す圧力信号SPを静圧弁別回路26および脈波弁別回路28にそれぞれ供給する。静圧弁別回路26はローパスフィルタを備えており、圧力信号SPに含まれる定常的な圧力すなわちカフ12の圧迫圧力(以下、この圧力をカフ圧PCという)を表すカフ圧信号SCを弁別してそのカフ圧信号SCをA/D変換器30を介して電子制御装置32へ供給する。脈波弁別回路28はたとえば1乃至30Hz程度の信号通過帯域を有するバンドパスフィルタを備えており、圧力信号SPの振動成分であるカフ脈波信号SMを弁別してそのカフ脈波信号SMをA/D変換器34を介して電子制御装置32へ供給する。上記カフ脈波信号SMは、被測定者の上腕動脈からカフ12に伝達される圧力振動すなわち上腕脈波を表している。
【0013】
前記カフ12には、上腕部14に巻き付けられたときの外周面となる位置に、体位センサとして機能する加速度センサ36が固定されている。加速度センサ36は、圧電型、静電容量型、ピエゾ抵抗型など、良く知られている種々の型式のものを用いることができる。この加速度センサ36は、鉛直方向の加速度を検出できるように配置されており、カフ12の鉛直方向への移動に伴う加速度を検出して、その加速度を表す加速度信号SKを、A/D変換器38を介して電子制御装置32へ供給する。
【0014】
測定開始スイッチ40は、看護師などの測定作業者あるいは患者によって操作されるものであり、血圧測定の開始を指示する測定開始信号SSを電子制御装置32に供給する。
【0015】
電子制御装置32は、CPU42、ROM44、RAM46、および図示しないI/Oポート等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されており、CPU42は、ROM44に予め記憶されたプログラムに従ってRAM46の記憶機能を利用しつつ信号処理を実行することにより、I/Oポートから駆動信号を出力して空気ポンプ24および調圧弁18を制御する。CPU42は、その空気ポンプ24および調圧弁18を制御することによりカフ圧PCを制御する。また、CPU42は、図2に詳しく示す機能を実行することにより血圧値BPを自動的に測定し、測定した血圧値BPを出力装置として機能する表示器48に表示する。
【0016】
図2は、自動血圧測定装置10における電子制御装置32の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【0017】
カフ圧制御手段50は、静圧弁別回路26から供給されるカフ圧信号SCに基づいてカフ圧PCを判断しつつ、調圧弁18および空気ポンプ24を制御してカフ圧PCを以下のように制御する。すなわち、カフ圧制御手段50は、カフ圧PCを上腕部14における最高血圧値BPSYSよりも高い値に予め設定された昇圧目標圧力値PCm(たとえば180mmHg )まで急速に昇圧し、続いて、後述する血圧測定手段54(すなわち第1血圧測定手段56または第2血圧測定手段58)による血圧値BPの決定が終了するまで、カフ圧PCを2〜3mmHg/secに設定された徐速降圧速度で徐速降圧させる。そして、血圧値BPの決定が終了した後にカフ圧PCを大気圧まで排圧する。
【0018】
体位変化検出手段52は、加速度センサ36から逐次供給される加速度信号SKの大きさが所定の判断基準値を超えたこと、あるいは、その加速度信号SKの変化率が所定の判断基準値を超えたことに基づいて、患者の体位の変化を検出し、体位変化を検出した場合には、血圧測定を起動させるための信号を後述する第2血圧測定手段58へ供給する。
【0019】
血圧測定手段54は、第1血圧測定手段56と第2血圧測定手段58とからなる。第1血圧測定手段56は、測定開始スイッチ40から測定開始信号SSが供給されると、カフ圧制御手段50にカフ圧PCを制御させるための信号を出力し、カフ圧制御手段50によりカフ圧PCが徐速降圧させられる過程において、順次採取されるカフ脈波信号SMが表すカフ脈波の振幅の変化および順次採取されるカフ圧信号SCに基づき、良く知られたオシロメトリック法を用いて最高血圧値BPSYS、最低血圧値BPDIA、および平均血圧値BPMEANを決定する。そして、これら決定した血圧値BPを、第1姿勢時の血圧値すなわち第1血圧値BP1として表示器48に表示させる。
【0020】
第2血圧測定手段58は、第1血圧測定手段56による血圧測定が終了した後に、体位変化検出手段52から血圧測定を起動させるための信号が供給されると、その信号が供給されてから予め設定された所定時間経過後に、カフ圧制御手段50にカフ圧PCを制御させるための信号を出力して、カフ圧制御手段50によりカフ圧PCを前述のように制御させる。上記所定時間は、たとえば、健常者であれば姿勢変化に伴う血圧変動が安定する時間として設定されており、たとえば、数十秒程度とされる。そして、第2血圧測定手段58は、カフ圧制御手段50によりカフ圧PCが徐速降圧させられる過程において、順次採取されるカフ脈波信号SMが表すカフ脈波の振幅の変化および順次採取されるカフ圧信号SCに基づき、良く知られたオシロメトリック法を用いて最高血圧値BPSYS、最低血圧値BPDIA、および平均血圧値BPMEANを決定する。そして、これら決定した血圧値BPを、第2姿勢時の血圧値BPすなわち第2血圧値BP2として表示器48に表示させる。
【0021】
図3は、図2の機能ブロック図に示したCPU42の制御作動の要部を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、自動血圧測定装置10による血圧の測定は、患者が椅子に座り、所定の高さの測定台の上にカフ12が巻き付けられている側の腕を置いた状態で開始するものとし、また、患者には、最初の血圧測定が終了したら(すなわちカフ12による最初の圧迫が終了したら)、起立するように指示されているものとする。
【0022】
図3において、まず、ステップSA1(以下、ステップを省略する。)では、測定開始スイッチ40から測定開始信号SSが供給されたか否かを判断する。この判断が否定された場合には、SA1の判断を繰り返し実行する。看護師等の測定者または患者により測定開始スイッチ40が操作されてSA1の判断が肯定された場合には、続くSA2において、図4に示す血圧測定ルーチンを実行する。
【0023】
図4において、SB1では、空気ポンプ24を起動させ、調圧弁18を制御することにより、カフ圧PCの急速昇圧を開始する。そして、続くSB2では、カフ圧PCがたとえば180mmHgに設定された昇圧目標圧力値PCmを超えたか否かを判断する。この判断が否定された場合には、SB2の判断を繰り返し実行し、その間にカフ圧PCの急速昇圧が継続される。
【0024】
一方、SB2の判断が肯定された場合には、SB3において、空気ポンプ24を停止させ、且つ、調圧弁18を制御することにより、カフ圧PCの3mmHg/sec程度での徐速降圧を開始する。続くSB4では、脈波弁別回路28から供給されるカフ脈波信号SMおよび静圧弁別回路26から供給されるカフ圧信号SCを一拍分読み込む。そして、続くSB5では、上記SB4において逐次得られるカフ脈波の振幅の変化およびその振幅発生時のカフ圧PCに基づいて、良く知られたオシロメトリック方式の血圧値決定アルゴリズムを実行することによって最高血圧値BPSYS、平均血圧値BPMEAN、および最低血圧値BPDIAを決定する。続くSB6では、上記SB5において血圧値BPの決定が完了したか否かを判断する。このSB6の判断が否定されるうちは、前記SB4以下を繰り返し実行する。一方、SB6の判断が肯定された場合には、SB7において、調圧弁18を制御することによりカフ圧PCを大気圧まで排圧する。なお、図4のSB1乃至SB3、およびSB7がカフ圧制御手段50に相当する。
【0025】
図3に戻って、続くSA3では、SA2で決定した血圧値BPを、第1血圧値BP1として、すなわち座位での血圧値として表示器48に表示する。なお、SA2で実行される図4の血圧測定ルーチンのSB4乃至SB6、およびSA3が第1血圧測定手段56に相当する。
【0026】
患者には、カフ12による圧迫が解放された後に起立するように指示されているので、体位変化検出手段52に相当するSA4乃至SA5で、患者が起立したかどうかを判定する。すなわち、SA4において加速度センサ36から逐次供給される加速度信号SKを読み込み、続くSA5において、その加速度信号SKの大きさが所定の判断基準値を超えたこと、あるいは、その加速度信号SKの変化率が所定の判断基準値を超えたことに基づいて、患者の体位が変化したか否かを判断する。
【0027】
上記SA5の判断が否定された場合には、前記SA4以下を繰り返し実行する。一方、SA5の判断が肯定された場合には、続くSA6において、SA5の判断が肯定されてからの時間の計測を開始する。そして、続くSA7では、SA6で時間計測を開始してからの経過時間が、たとえば、数十秒程度に設定された所定時間を経過したか否かを判断する。このSA7の判断が否定された場合には、SA7の判断を繰り返し実行する。一方、SA7の判断が肯定された場合には、SA8において前述の図4の血圧測定ルーチンを再度実行することにより、最高血圧値BPSYS、最低血圧値BPDIA、および平均血圧値BPMEANを決定する。そして、続くSA9では、SA8で決定した血圧値BPを、第2血圧値BP2として、すなわち立位での血圧値として表示器48に表示する。なお、SA8で実行される図4の血圧測定ルーチンのSB4乃至SB6、およびSA9が第2血圧測定手段58に相当する。
【0028】
上述のように、本実施例によれば、測定開始スイッチ40を操作すると、第1血圧測定手段56(SB4乃至SB6、SA3)により座位での血圧が自動的に測定され、座位から立位に姿勢を変えると、第2血圧測定手段58(SB4乃至SB6、SA9)により立位での血圧が自動的に測定されるので、姿勢変化に伴う血圧変化を簡単かつ正確に測定することができる。
【0029】
さらに、本実施例の第2血圧測定手段58(SB4乃至SB6、SA9)による血圧測定は、加速度センサ36により体位の変化が検出されてから予め設定された所定時間後に開始するので、姿勢変化に伴う血圧変化をより正確に測定することができる。
【0030】
また、この自動血圧測定装置10は測定が簡単に行えるので、病院の外来でも使用することができる。
【0031】
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
【0032】
たとえば、前述の実施例では、体位センサとして加速度センサ36を使用していたが、近接センサ、光電センサ、静水圧により高さを検出するセンサなどの位置センサを体位センサとして用いてもよい。また、前述の実施例では、加速度センサ36はカフ12に固定されていたが、患者に装着されるようになっていてもよい。
【0033】
また、前述の実施例では、第1姿勢を座位とし第2姿勢を立位として、座位および立位で血圧を測定していたが、第1姿勢を臥位(背臥位)とし第2姿勢を座位または立位として、それぞれの姿勢で血圧を測定してもよい。なお、自力で起きることができない患者の臥位および座位における血圧を測定する場合、座位で血圧を測定するには、看護師等の測定者が患者を支える必要があるので、従来は、一人の測定者では測定が困難であり、測定できたとしても座位で血圧を測定するタイミングが一定しないという問題があったが、本発明の自動血圧測定装置を用いれば、そのような患者であっても一人の測定者により容易に測定が可能である。
【0034】
また、前述の実施例では血圧のみを測定していたが、血圧に加えて脈波をそれぞれの姿勢で測定して、その測定した脈波も出力するようになっていてもよい。
【0035】
また、前述の実施例では、オシロメトリック方式により血圧を測定していたが、コロトコフ音の発生時および消滅時のカフ圧に基づいて血圧値を測定する所謂K音方式により血圧を測定してもよいし、あるいは、カフ圧の変化過程で動脈の直上に置かれた超音波発振器および受信器によりその動脈管の開閉を検出する超音波ドップラー方式により血圧を測定してもよい。また、カフを用いないで血圧を測定してもよい。カフを用いない血圧測定法としては、撓骨動脈などの所定の動脈を表皮上から押圧して圧脈波を検出し、その圧脈波の大きさに基づいて血圧値を決定するトノメトリ法などがある。
【0036】
なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲においてその他種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動血圧測定装置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】図1の自動血圧測定装置における電子制御装置の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図3】図2の機能ブロック図に示したCPUの制御作動の要部を示すフローチャートである。
【図4】図3のSA2およびSA8で実行する血圧測定ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10:自動血圧測定装置
36:加速度センサ(体位センサ)
54:血圧測定手段
56:第1血圧測定手段
58:第2血圧測定手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、高血圧および動脈硬化などの診断や、自律神経の評価のために、血圧を複数の姿勢で測定するための自動血圧測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
動脈硬化や高血圧が進行していると、座位あるいは臥位では血圧が高くても、立位では低血圧を示すことある。また、自律神経の機能障害を生ずると、自律神経失調症などのように、起立したときに血圧が大幅に低下する所謂起立性低血圧など種々の症状を呈することが知られている。そのため、座位あるいは臥位で血圧を測定するとともに、立位でも血圧を測定することがある。
【0003】
座位あるいは臥位、および立位でそれぞれ血圧を測定するために、たとえば、特許文献1に記載されている自動測定装置が知られている。特許文献1に記載された装置は、垂直面内を回動可能な寝台を備えた姿勢変化装置が備えられており、患者が寝台に寝ている状態で、その寝台を水平位置と垂直位置との間で回動させることにより、患者の体位を変化させることができるようになっている。そして、血圧を所定の周期で逐次測定し、その間に、寝台を回動させることにより患者の体位を変化させ、寝台に備えられている体位計により検出した患者の体位を、逐次測定した血圧とともに出力している。
【0004】
【特許文献1】
実開昭60−83603号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
座位あるいは臥位、および立位でそれぞれ血圧を測定するためは、患者をそれぞれの姿勢とした状態で、測定操作をそれぞれ行うことが考えられる。しかし、そのように、手動操作によって測定を行うと、測定作業が面倒であり、また、姿勢変化後の測定開始時期にばらつきが生じてしまうので、姿勢変化によってどの程度血圧が変化するかを正確に測定できていない場合もあった。
【0006】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、姿勢変化に伴う血圧変化を簡単且つ正確に測定することができる自動血圧測定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、患者の血圧を自動的に測定する自動血圧測定装置であって、前記患者の体位変化を検出する体位センサと、その体位センサにより体位の変化が検出されたことに基づいて、自動的に前記患者の血圧を測定する血圧測定手段とを含むことを特徴とする。
【0008】
【発明の効果】
この発明によれば、座位など所定の第1姿勢から立位などの第2姿勢に姿勢を変えると、血圧測定手段により患者の血圧が自動的に測定される。従って、第1姿勢で血圧を測定しておきさえすれば、その後は、第2姿勢における血圧は第2姿勢に姿勢を変えるだけで自動的に測定されるので、姿勢変化に伴う血圧変化を簡単かつ正確に測定することができる。
【0009】
【発明の他の態様】
ここで、好ましくは、前記血圧測定手段による血圧測定は、前記体位センサにより体位の変化が検出されてから予め設定された所定時間後に開始する。このようにすれば、姿勢変化に伴う血圧変化をより正確に測定することができる。
【0010】
【発明の好適な実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例である自動血圧測定装置10の回路構成を示すブロック図である。
【0011】
図1において、カフ12は上腕部14に巻き付けられている。カフ12はゴム製袋を布製帯状袋内に収容した構造を有しており、カフ12が上腕部14に巻き付けられた状態でゴム製袋が膨脹させられることにより、上腕部14が圧迫される。カフ12には、圧力センサ16、調圧弁18が配管20を介してそれぞれ接続されている。また、調圧弁18には、配管22を介して空気ポンプ24が接続されている。調圧弁18は、空気ポンプ24により発生させられた圧力の高い空気を調圧してカフ12内へ供給し、あるいは、カフ12内の空気を排気することにより、カフ12内の圧力を調圧する。
【0012】
圧力センサ16は、カフ12内の圧力を検出してその圧力を表す圧力信号SPを静圧弁別回路26および脈波弁別回路28にそれぞれ供給する。静圧弁別回路26はローパスフィルタを備えており、圧力信号SPに含まれる定常的な圧力すなわちカフ12の圧迫圧力(以下、この圧力をカフ圧PCという)を表すカフ圧信号SCを弁別してそのカフ圧信号SCをA/D変換器30を介して電子制御装置32へ供給する。脈波弁別回路28はたとえば1乃至30Hz程度の信号通過帯域を有するバンドパスフィルタを備えており、圧力信号SPの振動成分であるカフ脈波信号SMを弁別してそのカフ脈波信号SMをA/D変換器34を介して電子制御装置32へ供給する。上記カフ脈波信号SMは、被測定者の上腕動脈からカフ12に伝達される圧力振動すなわち上腕脈波を表している。
【0013】
前記カフ12には、上腕部14に巻き付けられたときの外周面となる位置に、体位センサとして機能する加速度センサ36が固定されている。加速度センサ36は、圧電型、静電容量型、ピエゾ抵抗型など、良く知られている種々の型式のものを用いることができる。この加速度センサ36は、鉛直方向の加速度を検出できるように配置されており、カフ12の鉛直方向への移動に伴う加速度を検出して、その加速度を表す加速度信号SKを、A/D変換器38を介して電子制御装置32へ供給する。
【0014】
測定開始スイッチ40は、看護師などの測定作業者あるいは患者によって操作されるものであり、血圧測定の開始を指示する測定開始信号SSを電子制御装置32に供給する。
【0015】
電子制御装置32は、CPU42、ROM44、RAM46、および図示しないI/Oポート等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されており、CPU42は、ROM44に予め記憶されたプログラムに従ってRAM46の記憶機能を利用しつつ信号処理を実行することにより、I/Oポートから駆動信号を出力して空気ポンプ24および調圧弁18を制御する。CPU42は、その空気ポンプ24および調圧弁18を制御することによりカフ圧PCを制御する。また、CPU42は、図2に詳しく示す機能を実行することにより血圧値BPを自動的に測定し、測定した血圧値BPを出力装置として機能する表示器48に表示する。
【0016】
図2は、自動血圧測定装置10における電子制御装置32の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【0017】
カフ圧制御手段50は、静圧弁別回路26から供給されるカフ圧信号SCに基づいてカフ圧PCを判断しつつ、調圧弁18および空気ポンプ24を制御してカフ圧PCを以下のように制御する。すなわち、カフ圧制御手段50は、カフ圧PCを上腕部14における最高血圧値BPSYSよりも高い値に予め設定された昇圧目標圧力値PCm(たとえば180mmHg )まで急速に昇圧し、続いて、後述する血圧測定手段54(すなわち第1血圧測定手段56または第2血圧測定手段58)による血圧値BPの決定が終了するまで、カフ圧PCを2〜3mmHg/secに設定された徐速降圧速度で徐速降圧させる。そして、血圧値BPの決定が終了した後にカフ圧PCを大気圧まで排圧する。
【0018】
体位変化検出手段52は、加速度センサ36から逐次供給される加速度信号SKの大きさが所定の判断基準値を超えたこと、あるいは、その加速度信号SKの変化率が所定の判断基準値を超えたことに基づいて、患者の体位の変化を検出し、体位変化を検出した場合には、血圧測定を起動させるための信号を後述する第2血圧測定手段58へ供給する。
【0019】
血圧測定手段54は、第1血圧測定手段56と第2血圧測定手段58とからなる。第1血圧測定手段56は、測定開始スイッチ40から測定開始信号SSが供給されると、カフ圧制御手段50にカフ圧PCを制御させるための信号を出力し、カフ圧制御手段50によりカフ圧PCが徐速降圧させられる過程において、順次採取されるカフ脈波信号SMが表すカフ脈波の振幅の変化および順次採取されるカフ圧信号SCに基づき、良く知られたオシロメトリック法を用いて最高血圧値BPSYS、最低血圧値BPDIA、および平均血圧値BPMEANを決定する。そして、これら決定した血圧値BPを、第1姿勢時の血圧値すなわち第1血圧値BP1として表示器48に表示させる。
【0020】
第2血圧測定手段58は、第1血圧測定手段56による血圧測定が終了した後に、体位変化検出手段52から血圧測定を起動させるための信号が供給されると、その信号が供給されてから予め設定された所定時間経過後に、カフ圧制御手段50にカフ圧PCを制御させるための信号を出力して、カフ圧制御手段50によりカフ圧PCを前述のように制御させる。上記所定時間は、たとえば、健常者であれば姿勢変化に伴う血圧変動が安定する時間として設定されており、たとえば、数十秒程度とされる。そして、第2血圧測定手段58は、カフ圧制御手段50によりカフ圧PCが徐速降圧させられる過程において、順次採取されるカフ脈波信号SMが表すカフ脈波の振幅の変化および順次採取されるカフ圧信号SCに基づき、良く知られたオシロメトリック法を用いて最高血圧値BPSYS、最低血圧値BPDIA、および平均血圧値BPMEANを決定する。そして、これら決定した血圧値BPを、第2姿勢時の血圧値BPすなわち第2血圧値BP2として表示器48に表示させる。
【0021】
図3は、図2の機能ブロック図に示したCPU42の制御作動の要部を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、自動血圧測定装置10による血圧の測定は、患者が椅子に座り、所定の高さの測定台の上にカフ12が巻き付けられている側の腕を置いた状態で開始するものとし、また、患者には、最初の血圧測定が終了したら(すなわちカフ12による最初の圧迫が終了したら)、起立するように指示されているものとする。
【0022】
図3において、まず、ステップSA1(以下、ステップを省略する。)では、測定開始スイッチ40から測定開始信号SSが供給されたか否かを判断する。この判断が否定された場合には、SA1の判断を繰り返し実行する。看護師等の測定者または患者により測定開始スイッチ40が操作されてSA1の判断が肯定された場合には、続くSA2において、図4に示す血圧測定ルーチンを実行する。
【0023】
図4において、SB1では、空気ポンプ24を起動させ、調圧弁18を制御することにより、カフ圧PCの急速昇圧を開始する。そして、続くSB2では、カフ圧PCがたとえば180mmHgに設定された昇圧目標圧力値PCmを超えたか否かを判断する。この判断が否定された場合には、SB2の判断を繰り返し実行し、その間にカフ圧PCの急速昇圧が継続される。
【0024】
一方、SB2の判断が肯定された場合には、SB3において、空気ポンプ24を停止させ、且つ、調圧弁18を制御することにより、カフ圧PCの3mmHg/sec程度での徐速降圧を開始する。続くSB4では、脈波弁別回路28から供給されるカフ脈波信号SMおよび静圧弁別回路26から供給されるカフ圧信号SCを一拍分読み込む。そして、続くSB5では、上記SB4において逐次得られるカフ脈波の振幅の変化およびその振幅発生時のカフ圧PCに基づいて、良く知られたオシロメトリック方式の血圧値決定アルゴリズムを実行することによって最高血圧値BPSYS、平均血圧値BPMEAN、および最低血圧値BPDIAを決定する。続くSB6では、上記SB5において血圧値BPの決定が完了したか否かを判断する。このSB6の判断が否定されるうちは、前記SB4以下を繰り返し実行する。一方、SB6の判断が肯定された場合には、SB7において、調圧弁18を制御することによりカフ圧PCを大気圧まで排圧する。なお、図4のSB1乃至SB3、およびSB7がカフ圧制御手段50に相当する。
【0025】
図3に戻って、続くSA3では、SA2で決定した血圧値BPを、第1血圧値BP1として、すなわち座位での血圧値として表示器48に表示する。なお、SA2で実行される図4の血圧測定ルーチンのSB4乃至SB6、およびSA3が第1血圧測定手段56に相当する。
【0026】
患者には、カフ12による圧迫が解放された後に起立するように指示されているので、体位変化検出手段52に相当するSA4乃至SA5で、患者が起立したかどうかを判定する。すなわち、SA4において加速度センサ36から逐次供給される加速度信号SKを読み込み、続くSA5において、その加速度信号SKの大きさが所定の判断基準値を超えたこと、あるいは、その加速度信号SKの変化率が所定の判断基準値を超えたことに基づいて、患者の体位が変化したか否かを判断する。
【0027】
上記SA5の判断が否定された場合には、前記SA4以下を繰り返し実行する。一方、SA5の判断が肯定された場合には、続くSA6において、SA5の判断が肯定されてからの時間の計測を開始する。そして、続くSA7では、SA6で時間計測を開始してからの経過時間が、たとえば、数十秒程度に設定された所定時間を経過したか否かを判断する。このSA7の判断が否定された場合には、SA7の判断を繰り返し実行する。一方、SA7の判断が肯定された場合には、SA8において前述の図4の血圧測定ルーチンを再度実行することにより、最高血圧値BPSYS、最低血圧値BPDIA、および平均血圧値BPMEANを決定する。そして、続くSA9では、SA8で決定した血圧値BPを、第2血圧値BP2として、すなわち立位での血圧値として表示器48に表示する。なお、SA8で実行される図4の血圧測定ルーチンのSB4乃至SB6、およびSA9が第2血圧測定手段58に相当する。
【0028】
上述のように、本実施例によれば、測定開始スイッチ40を操作すると、第1血圧測定手段56(SB4乃至SB6、SA3)により座位での血圧が自動的に測定され、座位から立位に姿勢を変えると、第2血圧測定手段58(SB4乃至SB6、SA9)により立位での血圧が自動的に測定されるので、姿勢変化に伴う血圧変化を簡単かつ正確に測定することができる。
【0029】
さらに、本実施例の第2血圧測定手段58(SB4乃至SB6、SA9)による血圧測定は、加速度センサ36により体位の変化が検出されてから予め設定された所定時間後に開始するので、姿勢変化に伴う血圧変化をより正確に測定することができる。
【0030】
また、この自動血圧測定装置10は測定が簡単に行えるので、病院の外来でも使用することができる。
【0031】
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
【0032】
たとえば、前述の実施例では、体位センサとして加速度センサ36を使用していたが、近接センサ、光電センサ、静水圧により高さを検出するセンサなどの位置センサを体位センサとして用いてもよい。また、前述の実施例では、加速度センサ36はカフ12に固定されていたが、患者に装着されるようになっていてもよい。
【0033】
また、前述の実施例では、第1姿勢を座位とし第2姿勢を立位として、座位および立位で血圧を測定していたが、第1姿勢を臥位(背臥位)とし第2姿勢を座位または立位として、それぞれの姿勢で血圧を測定してもよい。なお、自力で起きることができない患者の臥位および座位における血圧を測定する場合、座位で血圧を測定するには、看護師等の測定者が患者を支える必要があるので、従来は、一人の測定者では測定が困難であり、測定できたとしても座位で血圧を測定するタイミングが一定しないという問題があったが、本発明の自動血圧測定装置を用いれば、そのような患者であっても一人の測定者により容易に測定が可能である。
【0034】
また、前述の実施例では血圧のみを測定していたが、血圧に加えて脈波をそれぞれの姿勢で測定して、その測定した脈波も出力するようになっていてもよい。
【0035】
また、前述の実施例では、オシロメトリック方式により血圧を測定していたが、コロトコフ音の発生時および消滅時のカフ圧に基づいて血圧値を測定する所謂K音方式により血圧を測定してもよいし、あるいは、カフ圧の変化過程で動脈の直上に置かれた超音波発振器および受信器によりその動脈管の開閉を検出する超音波ドップラー方式により血圧を測定してもよい。また、カフを用いないで血圧を測定してもよい。カフを用いない血圧測定法としては、撓骨動脈などの所定の動脈を表皮上から押圧して圧脈波を検出し、その圧脈波の大きさに基づいて血圧値を決定するトノメトリ法などがある。
【0036】
なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲においてその他種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動血圧測定装置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】図1の自動血圧測定装置における電子制御装置の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図3】図2の機能ブロック図に示したCPUの制御作動の要部を示すフローチャートである。
【図4】図3のSA2およびSA8で実行する血圧測定ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10:自動血圧測定装置
36:加速度センサ(体位センサ)
54:血圧測定手段
56:第1血圧測定手段
58:第2血圧測定手段
Claims (2)
- 生体の血圧を自動的に測定する自動血圧測定装置であって、
前記患者の体位変化を検出する体位センサと、
該体位センサにより体位の変化が検出されたことに基づいて、自動的に前記患者の血圧を測定する血圧測定手段と
を含むことを特徴とする自動血圧測定装置。 - 前記血圧測定手段による血圧測定は、前記体位センサにより体位の変化が検出されてから予め設定された所定時間後に開始することを特徴とする請求項1に記載の自動血圧測定装置。
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