JP2004195048A - ボトル詰茶飲料の製造機 - Google Patents

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Abstract

【課題】少量多品種向きの小規模な、ボトル詰茶飲料の製造機を提供すること。
【解決手段】上記ボトル詰茶飲料の製造機は、その製造工程である、茶原料を処理液に浸漬することにより有効成分を抽出して飲料化する抽出部と、飲料化された茶液を貯留する貯蔵部と、貯留された茶液をボトルに充填する充填部が、順次縦に配列されており、前記抽出部からボトル充填に至る茶液の給送が、前記縦配列に基づく重力降下によるものであって、しかも前記抽出部は、抽出釜内の処理液の循環撹拌状態において抽出操作がなされることにより、茶飲料として好適な茶液の均質化をはかる循環撹拌手段を備え、貯蔵部は、貯蔵タンク内の茶液温度の充填適温を検出する手段を備え、充填部は、複数のボトルが載置された回転テーブルを1ボトルずつ回転送りする間欠回転手段と、前記複数のボトルのうちの充填位置の空ボトルに茶液を注入する茶液注入部及び、前記空ボトルに注入された茶液の基準内容量を重量値で計測する計量手段を備えているものである。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボトル詰めされた緑茶(煎茶、ほうじ茶等)や、紅茶などの茶飲料の製造機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ボトル詰茶飲料の製造にあっては、茶原料を抽出し飲料とする手段やこれをペットボトルなどの容器に充填する手段を経るもので、従来の抽出手段としては、原料茶葉の投入口と、抽出口を有する開閉下蓋と、この下蓋に張設された濾過網と、回転撹拌翼と、給湯用のスプレーパイプ及びスプレーボールを備えた抽出タンクであって、制御盤からの信号指令により抽出タンク内の注湯水に投入された原料茶葉を回転撹拌翼で撹拌しながら浸漬して有効成分を抽出する抽出手段と、原料タンクからサイクロン分離機を経ることにより微粉を除去して、前記抽出タンクに原料茶葉を供給する渦気流吸引式の原料移送供給手段と、原料茶葉の定量投入手段と、抽出液の液抜き後に、複数並列された各抽出タンクの濾過網に推積された抽出粕を、洗浄除去して移送コンベヤにより粕受けタンクに排送する手段とから構成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−221153号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ボトル(PETボトル)詰の茶飲料は、茶原料の抽出手段やボトル充填手段により製造されるが、近年その消費が増大していることから抽出手段にあっても上記従来技術のごとく、複数並設された抽出タンクと、それらの作動制御動手段と、原料茶葉を各抽出タンクに供給する手段と、各抽出タンクに推積された抽出粕の配送手段とによるなど大規模な生産ラインにより多種大量生産される。
【0005】
しかしながらその反面、こだわりと称して風味、色合いのみならず喉越しなども含む嗜好の多様化に対処することが求められている。
【0006】
本発明は前記を考慮して、少量多品種向きの小規模なボトル詰茶飲料の製造機を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するボトル詰茶飲料の製造装置は、ボトル詰茶飲料の製造工程順である、茶原料を処理液に浸漬することにより有効成分を抽出して飲料化する抽出部と、飲料化された茶液を貯留する貯蔵部と、貯留された茶液をボトルに充填する充填部が、順次縦に配列されており、前記抽出部からボトル充填に至る茶液の給送が、前記縦配列に基づく重力降下によるものであることを特徴とするボトル詰茶飲料の製造機であって、抽出部は、抽出釜内の処理液を底部から抜取り上部に戻すことにより、抽出操作における抽出液温度や抽出有効成分及び添加物の均質化をはかる循環撹拌手段を、貯蔵部は、貯蔵タンク内の茶液温度の充填適温を検出する手段を、充填部は、回転中心からの同心円上に、等間隔で配列された複数のボトル載置部を有する回転テーブルを、この等間隔ずつ回転送りする間欠回転手段と、前記複数のボトル載置部の1個が前記回転テーブルの回転に伴なって順次位置する茶液の充填位置に配設された、空ボトルに茶液を注入する茶液注入部及び、前記空ボトルに注入された茶液の基準内容量を重量値で計測する計量手段を備えていることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
図は本発明に係るボトル詰茶飲料の製造機の一実施形態を示すもので、以下各図に基づき説明する。
【0009】
そしてここに茶飲料とは、緑茶(煎茶、ほうじ茶等)や紅茶など茶葉を干製したものを煎出した茶飲料のほか、葉ではないが湯水で抽出され通常喫茶の用法で使用されるはとむぎ茶、玄米茶などを含むもので、この実施形態においてはPETボトル詰緑茶飲料例であり、しかも数値はもちろん例示である。
【0010】
図1は、ボトル詰茶飲料の製造機の略示全体図で、据付面積略1m 範囲に構築された堅形の機枠Aの上方から順次、緑茶茶葉(以下茶原料)を処理液(湯液)に浸漬することにより有効成分を抽出して、飲料化(以下茶液)する抽出部Bと、飲料化された茶液を貯留する貯蔵部Cと、貯留された茶液を容器であるPETボトルに順次充填する充填部Dが縦列配設されている。
【0011】
そして抽出部Bは、処理液を貯留する容量150リットルほどの抽出釜1を有し、この抽出釜1は開口上面に設けられた開閉蓋2により密封可能であって、周側壁1aの開口上面付近には、原水や純水などの処理液の注水管3が注水口バルブV1を介して配管され、抽出釜1内には、開閉蓋2を開蓋した部位に配設された茶原料を入れる掛脱可能な茶濾し網5と、周側壁1aの外側から抽出釜1内に貫入されたような態様で横設された、処理液を加熱する複数の加熱ヒーター6と、処理液温度を検出する杆状の測温体7を備え、またこの抽出釜1に隣接して、抽出釜1内の処理液の増減量を検出する水位検出器8が配設されており、この水位検出器8の下端部は、抽出釜1の底部に配管された送出管4に連絡され、上端部はオーバーフローとして抽出釜1内の上部位に連絡されている。
【0012】
更にこの抽出部Bは、抽出釜1内の液の循環撹拌手段Eを備えており、この循環撹拌手段Eは、循環ポンプ10の吸込み側が吸込バルブV4を介して送出管4に連絡され、吐出側は吐出バルブV5を介して抽出釜1内の上部位に連絡されているもので、吸込バルブV4と吐出バルブV5を開栓して循環ポンプ10を起動することにより、抽出釜1内の処理液を底部の送水管4から循環ポンプ10を介して抜取り、抽出釜1内の上部位に戻す循環撹拌作用を行なう。
【0013】
また、送出管4には、抽出釜1や本機の保守点検のために抽出釜1内の液を機外に排出する排出管9が排出バルブV2を介して連絡されていると共に、抽出釜1で抽出された茶液を貯蔵部Cに給送するための給送口となる給送バルブV3が設けられている。
【0014】
貯蔵部Cは、給送バルブV3を介して飲料化された茶液が頂部位から注入される容量150リットルほどの貯蔵タンク11を有し、この貯蔵タンク11は、開口上面が閉塞板で密閉され、貯蔵タンク11内には、周側壁11aの外側から貫入されたような態様で、貯留された茶液(貯留茶液)温度を検出する杆状の測温体13を備え、またこの貯蔵タンク11の底部に配管された送出管12に下端部が連絡され、上端部はオーバーフローとして貯蔵タンク11内の上部位に連絡されている茶液の増減量を検出する水位検出器14が隣接して配設されている。
【0015】
そして送出管12は、保守点検用に排水するための排水バルブV7を介して排出管9に連絡されていると共に、貯留茶液を充填部Dに給送するための給送口となる給送バルブV6が設けられている。
【0016】
充填部Dは、茶液容器である複数のPETボトルF(500ml)がセットされる回転テーブル15と、この回転テーブル15の間欠回転手段Gと、回転停止手段H及びPETボトルFの充填量を計測する計量手段Jを備え、回転テーブル15は、機枠Aに軸承された回転軸15aにより回転可能に配設されており、その上面側には、回転軸15aを中心とする同心円上において等分度(24°)の等間隔をもって配列されたPETボトルFをセットする凹状の複数(15個所)の載置部16が放射状に配設され、この複数箇所の載置部16のうちの一個所を茶液の充填位置Kとし、この充填位置Kに存することとなる載置部16の直上部位には、PETボトルの注入口に対向する注入管17と、この注入管17から充填バルブV8を介して前記貯蔵部Cにおける給送バルブV6に連絡されてなる茶液注入部Lが配設され、間欠回転手段Gは、回転テーブル15上の等分度位置に配設された載置部16をこの等分度量(等間隔量)ずつ間欠回転送りするもので、回転テーブル15の下面側に、回転軸15aを中心とする同心円上であってPETボトルの載置部16と同じ等分度(24°間隔)をもって複数の突杆18が等間隔に突設され、この突杆18が配列された同心円の接線方向位置には、接線方向進退動用の送りシリンダー19が機枠A側に固設された昇降シリンダー20により昇降動可能に配設されており、この送りシリンダー19は、突杆18の等分度量(24°、等間隔量)をもって進退動制御され、そのロッド端には、昇降シリンダー20の上昇動により突杆18に嵌合し、降下動により突杆18から脱離する係合体21が配設されている。
【0017】
そしてこの係合体21が送りシリンダー19による後退位置における昇降シリンダー20の上昇動に伴ない突杆18に嵌合し、この嵌合状態で送りシリンダー19により係合体21が突杆18の等分度量だけ接線方向に前進動されることにより、回転テーブル15は突杆18の等分度量すなわち、PETボトルの載置部16の等分度量(等間隔量)回転され、その後昇降シリンダー20の降下動に伴ない係合体21が突杆18から脱離され、この状態で送りシリンダー19の退動により等分度量後退動され元の位置に戻るもので、これを繰返すことにより回転テーブル15は載置部16の等分度量(等間隔量)ずつ間欠回転され、この間欠回転は茶液の充填位置Kを基準に構成されている。
【0018】
回転停止手段Hは、回転軸15aの下端に固定され回転テーブル15と共に回転するブレーキ板22と、機枠Aに固定された押圧シリンダー23を備え、押圧シリンダー23のロッド端には、ブレーキ板22の板面を押圧する圧接体23aが設けられており、前記間欠回転手段Gによる回転テーブル15の等分度量回転位置(間欠回転位置)において、押圧シリンダー23を作動させて圧接体23aでブレーキ板22を押圧することにより回転テーブル15を位置固定するもので、この間欠回転動に応じて作動される。
【0019】
計量手段Jは、回転テーブル15の各ボトル載置部16にセットされたPETボトルFに茶液を注入する充填位置Kの直下に配設されているもので、機枠A側に固定された昇降シリンダー24と、この昇降シリンダー24のロット端に配設されて昇降動する秤量計25を備えており、この秤量計25の被計測物を載置する計測板25a上には、昇降シリンダー24による上昇作動で充填位置Kにある載置部16の底部透孔16aを貫通して、この載置部16にセットされた空PETボトルFを僅かに押上げることとなる押上げ杆26が配設されている。
【0020】
そしてこの充填位置Kにおいて載置部16にセットされた空PETボトルFを押上げた状態の押上げ杆26は、このPETボトルFに充填される茶液の重量が負荷されることにより降下して計測板25aを押下し、これを秤量計25で計測するもので、PETボトルFに充填される茶液の基準内容量は、PETボトルFの風袋重量を差引いた秤量計25の重量値により計測される。
【0021】
次にこのボトル詰茶飲料の製造機の操作動について説明する。
【0022】
抽出部Bにおける注水バルブV1を開栓して抽出釜1内に処理液を注入し、抽出釜1内の水位を検出する水位検出器8による限度高水位検知による警報により注水バルブV1を閉栓操作する。
【0023】
次いで、循環撹拌手段Eにおける吸込バルブV4と吐出バルブV5を開栓し循環ポンプ10を起動して、抽出釜1内の処理液を底部の送水管4から循環ポンプ10で抜き取り、抽出釜1内の上部位に戻すように還流させることによる循環撹拌状態において、加熱ヒータ6により処理液を加熱して抽出釜1内全体の処理液温度を均質化させ、これを測温体7で計測して茶原料の抽出に好適な処理液温度の検知による警報により、茶原料を入れた茶濾し網5を抽出釜1内に掛止して湯状の処理液内に浸漬する(浸漬式抽出)と共に、抽出時間経過の警報で茶濾し網5を取出し、酸化防止剤(ビタミンCが好適)を投入する抽出操作が行なわれるもので、この循環撹拌作用は、処理液の抽出温度、処理液中に抽出された茶原料の有効成分(抽出物)や酸化防止剤などの添加物の均質化、ひいては茶飲料として好適な茶液の均質化をはかるものである。
【0024】
次いで循環撹拌終了により吸込バルブV4、吐出バルブV5の閉栓、循環ポンプ10を停止作動した後に給送バルブV3を開栓作動することにより茶液が重力降下されて貯蔵部Cの貯蔵タンク11に給送されこの給送による抽出釜1内の減水と貯蔵タンク11内の増水をそれぞれの水位検出器8,14で計測して抽出釜1内の限度低水位及び貯蔵タンク11内の限度高水位の検知による警報により給送バルブV3を閉栓することにより抽出部Bにおける抽出作用工程が終了するもので、前記操作により再び二巡目の抽出作用がなされる。
【0025】
なお、前記抽出操作における処理液の抽出温度、抽出時間、酸化防止剤の投入時期及び循環撹拌時間等は茶原料の種類や嗜好傾向など茶飲料品種別により設定時間調整可能に構成されている。
【0026】
貯蔵部Cにおいては、貯蔵タンク11内に貯留された茶液の温度を測温体13で計測管理するもので、熱茶液の充填によるPETボトルの熱変形を防止するために、充填適温を検出して報知する。
【0027】
そして充填適温状態の茶液は、給送バルブV6を開栓することにより貯蔵タンク11の底部に配管された送水管12から重力降下により充填部Dに給送される。
【0028】
充填部Dにおいては、回転テーブル15上の各載置部16に空PETボトルFをセットし、そのうちの充填位置Kの載置部16にセットされた空PETボトルFに、貯蔵部Cにおける給送バルブV6を介して連絡された茶液注入部Lにおける充填バルブV8を開栓することにより重力降下により注入管17から茶液を注入して基準内容量を計量手段Jにおける秤量計25で計測し、充填確認後に充填バルブV8を閉栓すると共に、計量手段Jにおける昇降シリンダー24により秤量計25を降下動して押上げ杆26を載置部16の底部透孔16aから抜脱する。
【0029】
次いで回転停止手段Hにおける押圧シリンダー23の圧接体23aに押圧されたブレーキ板22を介して位置固定されている回転テーブル15を、この押圧解除により回転可能とすると共に、間欠回転手段Gを作動させて、回転テーブル15を載置部16の1等分度量(1間隔分)回動し再び回転停止手段Hを作動して回転テーブル15を位置固定する。
【0030】
この回転テーブル15の送り作動により充填位置にきたPETボトルFを、計量手段Jにおける昇降シリンダー24により載置部16の底部透孔16aを貫通して上昇する押上げ杆26で僅かに押上げ、この状態で充填バルブV8を開栓してこのPETボトルFに茶液を注入する。
【0031】
PETボトルFへの茶液の充填を繰返すことによる減水を貯蔵タンク11の水位検出器14で計測して、限度低水位の検知により給送バルブV6を閉栓する。
【0032】
そして、前記抽出部Bにおける二巡目の抽出作用による茶液を貯蔵部Cの貯蔵タンク11に給送することにより連続して稼動されるもので、この製造機の修理など保守点検や清掃にあっては、抽出部B及び貯蔵部Cにおける排出バルブV2,V7を操作することによりこれにあたる。
【0033】
この実施形態におけるボトル詰茶飲料の製造機は、茶原料を処理液(湯液)に浸漬することにより有効成分を抽出して飲料化する抽出部と、飲料化された茶液を貯留する貯蔵部と、貯留された茶液をボトルに充填する充填部が順次縦列に配設され、
しかも抽出部は、処理液を貯留する抽出釜と、抽出釜内に配設された茶濾し網と抽出釜内の処理液の加熱ヒーター及び処理液温度の測温体と、抽出釜内の処理液の限度高水位及び限度低水位を検出する水位検出器と、抽出釜内の処理液を底部から抜取り、上部位に戻す循環撹拌作用により、抽出操作における処理液の抽出温度、抽出有効成分、添加物の均質化、すなわち飲料茶液の均質化をはかる循環撹拌手段を備え、
貯蔵部は、茶液を貯留する貯蔵タンクと、貯蔵タンク内の茶液温度の充填適温を検出する測温体と、貯蔵タンク内の茶液の限度高水位及び限度低水位を検出する水位検出器を備え、
充填部は、回転中心からの同心円上において等分度の間隔(等間隔)で配列された複数のボトル載置部を有する回転テーブルと、回転テーブルを等分度ずつ回転する間欠回転手段と、間欠回転手段による回転テーブルの等分度宛回転位置において、この回転テーブルを位置固定する回転停止手段と、複数のボトル載置部の一個が、回転テーブルの回転に伴なって順次位置する茶液の充填位置に配設された、この充填位置にある空ボトルに茶液を注入する茶液注入部と、充填位置においてボトルに注入された茶液の基準内容量を重量値で計測する計量手段を備えているもので、ボトル詰茶飲料の製造工程順である抽出部、貯蔵部、充填部が順次縦に配列されていることにより、抽出から充填までの液給送が重力降下式を採るので、特に液給送手段を設置する必要がなく、コンパクトに構成され据付面積も狭くてすみ、また抽出部において抽出される茶液の均質化をはかるための撹拌手段が、抽出釜内の処理液を循環させる手段を採るから、抽出釜内で撹拌翼を回転させる従来手段において清掃など保守点検時にこの撹拌翼がじゃまになることがなく作業が簡易となり、更にボトルへの充填量を重量計測によるから、外気温や充填物温度に影響されず基準容量が平均化されるなど大量生産向きではないが、需要者の嗜好に合せた少量多品種のボトル詰茶飲料製造に好適である。
【0034】
【発明の効果】
本発明に係るボトル詰茶飲料の製造機は、その製造工程順である抽出部、貯蔵部、充填部が順次縦に配列されていることにより、抽出から充填までの液給送が重力降下式を採るので、特に液給送手段を設置する必要がなく、コンパクトに構成され据付面積も狭くてすみ、また抽出部において抽出される茶液の均質化をはかるための撹拌手段が、抽出釜内の処理液を循環させる手段を採るから、抽出釜内で撹拌翼を回転させる従来手段において清掃など保守点検時にこの撹拌翼がじゃまになることがなく作業が簡易となり、更にボトルへの充填量を重量計測によるから、外気温や充填物温度に影響されず基準容量が平均化されるなど大量生産向きではないが、需要者の嗜好に合せた少量多品種のボトル詰茶飲料製造に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボトル詰茶飲料の製造機の略示全体図。
【図2】全体構成簡略図。
【図3】図1の平面図。
【図4】図1のX−X断面図。
【図5】図1のY−Y断面図。
【図6】図1のZ−Z断面図。
【符号の説明】
A 機枠
B 抽出部
C 貯蔵部
D 充填部
E 循環撹拌手段
F PETボトル
G 間欠回転手段
H 回転停止手段
J 計量手段
K 茶液の充填位置
L 茶液注入部
V1 注水口バルブ
V2,V7 排出バルブ
V3,V6 給送バルブ
V4 吸込バルブ
V5 吐出バルブ
V8 充填バルブ
1 抽出釜
2 開閉蓋
3 注水管
4,12 送出管
5 茶濾し網
6 加熱ヒーター
7,13 測温体
8,14 水位検出器
9 排出管
10 循環ポンプ
11 貯蔵タンク
15 回転テーブル
16 載置凹部
17 注入管
18 突杆
19 送りシリンダー
20 昇降シリンダー
21 係合体
22 ブレーキ板
23 押圧シリンダー
24 昇降シリンダー
25 秤量計
26 押上げ杆

Claims (4)

  1. ボトル詰茶飲料の製造工程順である、
    茶原料を処理液に浸漬することにより有効成分を抽出して飲料化する抽出部と、
    前記飲料化された茶液を貯留する貯蔵部と、
    前記貯留された茶液をボトルに充填する充填部が、順次縦に配列されており、前記抽出部からボトル充填に至る、前記茶液の給送が、前記縦配列に基づく重力降下によるものであることを特徴とするボトル詰茶飲料の製造機。
  2. 抽出部は、抽出釜内の処理液を底部から抜取り上部に戻すことにより、抽出操作における抽出液温度や抽出有効成分及び添加物の均質化をはかる循環撹拌手段を備えていることを特徴とする前記請求項1に記載のボトル詰茶飲料の製造機。
  3. 貯蔵部は、貯蔵タンク内の茶液温度の充填適温を検出する手段を備えていることを特徴とする前記請求項1又は2に記載のボトル詰茶飲料の製造機。
  4. 充填部は、回転中心からの同心円上に、等間隔で配列された複数のボトル載置部を有する回転テーブルを、この等間隔ずつ回転送りする間欠回転手段と、
    前記複数のボトル載置部の1個が前記回転テーブルの回転に伴なって順次位置する茶液の充填位置に配設された、空ボトルに茶液を注入する茶液注入部及び、前記空ボトルに注入された茶液の基準内容量を重量値で計測する計量手段を備えていることを特徴とする前記請求項1乃至3のいずれか1項に記載のボトル詰茶飲料の製造機。
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