JP2004194828A - 介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッド - Google Patents
介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004194828A JP2004194828A JP2002365742A JP2002365742A JP2004194828A JP 2004194828 A JP2004194828 A JP 2004194828A JP 2002365742 A JP2002365742 A JP 2002365742A JP 2002365742 A JP2002365742 A JP 2002365742A JP 2004194828 A JP2004194828 A JP 2004194828A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- shaped
- care
- rod
- cared person
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
【課題】介護者の負担をより低減し、少ない介護者の負担でもって、患者により安心感を与え、かつより快適な入浴を可能とする介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドを提供する。
【解決手段】浴槽と、開閉可能なカバーと、浴槽底部の上方に設けられた複数の片持ち支持された棒状又は板状部材から成る被介護者受台と、被介護者受台を浴槽内へと昇降させる受台昇降手段と、被介護者を洗浄する洗浄手段と、浴槽とカバーの間の空間にシャワーを設けた介護用浴槽装置、及び複数の棒状又は板状の被介護者受台と、被介護者受台を片持ち支持するフレームと、棒状又は板状の移動ベッド用被介護者受台を棒状又は板状の長さ方向の略水平方向にフレームに保持されたまま移動させる受台水平方向移動手段を設けた介護用浴槽装置用移動ベッド。
【選択図】 図2
【解決手段】浴槽と、開閉可能なカバーと、浴槽底部の上方に設けられた複数の片持ち支持された棒状又は板状部材から成る被介護者受台と、被介護者受台を浴槽内へと昇降させる受台昇降手段と、被介護者を洗浄する洗浄手段と、浴槽とカバーの間の空間にシャワーを設けた介護用浴槽装置、及び複数の棒状又は板状の被介護者受台と、被介護者受台を片持ち支持するフレームと、棒状又は板状の移動ベッド用被介護者受台を棒状又は板状の長さ方向の略水平方向にフレームに保持されたまま移動させる受台水平方向移動手段を設けた介護用浴槽装置用移動ベッド。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、寝たきり老人や入院患者、障害者(以下、被介護者という)に好適な介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
被介護者を入浴させる装置としては、例えば特許文献1のものがある。当該公報記載の介護用ベッドは、メインベッドにベルトコンベアを、浴槽の上部のサブベットにコンベアをそれぞれ設け、メインベッドのコンベアとサブベッドのコンベアとをそれぞれ回転することによって、両ベッド間で患者を移送させ、そして、患者をサブベッド側へ移送後、昇降手段を操作してサブベッドを下降することによって、患者をサブベッド毎浴槽内へ沈めて入浴させることにより、介護者の負担を低減するものであった。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−104402公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報記載の装置においては、ベッドから浴槽への移動については介護者の労力は低減されているものの、被介護者の洗浄、乾燥等の介護者の労力低減については、考慮がされておらず、不十分なものであった。
また、搬送、入浴の際の被介護者側の安心感、快適感等も満足のいくものではなかった。
【0005】
本発明は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、介護者の負担をより低減し、少ない介護者の負担でもって、被介護者により安心感を与え、かつより快適な入浴を可能とする介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本願発明は、浴槽と、前記浴槽を覆う開閉可能なカバーと、前記浴槽底部の上方に設けられ片持ちかつ平行に支持された複数の棒状又は板状部材から成る被介護者受台と、前記複数の棒状又は板状部材の間隔は前記棒状又は板状部材の幅以上とし、前記被介護者受台を浴槽内へと昇降させる受台昇降手段と、被介護者を洗浄する前記浴槽内部若しくは浴槽壁面に設けられた洗浄手段と、前記浴槽とカバーの間の空間にシャワーを設けた介護用浴槽装置とする。
【0007】
また、この場合、前記浴槽と前記浴槽を覆うカバーとの間の空間に温風発生装置を設けた介護用浴槽装置とする。
【0008】
また、この場合、前記洗浄手段は、強勢バブル発生手段及び弱勢バブル発生手段からなる介護用浴槽装置とする。
【0009】
また、この場合、前記浴槽と前記浴槽を覆うカバーとの間の空間に香料散布手段を設けた介護者用浴槽装置とする。
【0010】
また、上記課題を解決するために本願発明は、介護用浴槽装置に被介護者を搬送する移動ベッドにおいて、複数の棒状又は板状の被介護者受台と、前記被介護者受台を片持ち支持するフレームと、前記複数の棒状又は板状部材の間隔は前記棒状又は板状部材の幅以上とし、棒状又は板状の移動ベッド用被介護者受台を棒状又は板状部材の長さ方向の略水平方向にフレームに保持されたまま移動させる受台水平方向移動手段を設けた介護用浴槽装置用移動とする。
【0011】
また、この場合、前記棒状又は板状の移動ベッド用被介護者受台を略垂直方向に昇降させる受台垂直方向昇降手段を備えた介護用浴槽装置用移動ベッドとする。
【0012】
上記構成を採用することにより、ベットからの移送、洗浄、乾燥ふき取りの手間を大幅に低減し、かつ安心感のある入浴、洗浄により被介護者の満足を高めることが出来る効果がある。特に、浴槽周りにおいては、洗浄剤、水等を扱うために滑りやすいので、この発明によれば、被介護者が転落の不安を感じることがなく、介護者も重量のある被介護者を転落させるという心労を感じることもない。また、入浴の工程に介護者が直に被介護者に接することが少ないので、恥部の洗浄、乾燥等の際に両者の羞恥心を低減させ、より快適な入浴をすることができる。
【0013】
また、カバーを設けたので、被介護者を浴槽から持ち上げた際に、冷たい外気と接触することなく、寒い思いをせずに乾燥の工程に移ることが出来る。
【0014】
また、強勢及び弱勢バブル発生手段を設けたので、汚れのひどい箇所をより効果的に洗浄することが出来る。
【0015】
また、香料散布手段を設けたので、毎日入浴できない被介護者の臭気を香料により緩和することが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を説明する。
図1はこの発明の実施の形態による介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドの使用方法を示す概念図である。被介護者は病室のベッドから、被介護者の補助のもと、移動ベッドに移し変えられる。そして、別室にある浴槽に移動ベッドを用いて搬送され、浴槽へと移し変えられる。
図2は介護者用浴槽装置用移動ベッドから介護用浴槽装置へ移しかえる際の側面からの概略図、図3はカバーを開けた状態での介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドの上方からの概略図、図4は介護用浴槽装置の断面図である。
【0017】
浴槽1の上部にカバー2が、浴槽の下部にはバブルを発生するための開口された配管3が、カバーと浴槽間の空間には、被介護者の身体を洗い流すためのシャワー配管4及び身体を乾かすための温風用の配管5が設けられている。
浴槽の内部には複数の棒状又は板状(以下、棒状又は板状を省略して棒状とする。)被介護者受台6が平行に設けられ、複数の棒状部材の間には、後述する移動ベッド用被介護者受台の棒状部材がすれ違い可能なように、棒状部材と同幅程度の棒状部材がすれ違い可能な空間が備えられている。複数の棒状被介護者受台は浴槽内部の支柱7に片持ちで上下昇降可能に支持されている。
【0018】
被介護者の頭部が保持される側の浴槽の側面には、洗髪時の湯を受けるための受け皿8及び頭部を保持する枕部材9が設けられている。浴槽の側壁と被介護者の首周りの接触部分には、クッション部材を防水部材で覆ったものが設けられている。
介護者用浴槽装置用移動ベッド11には棒状の移動ベッド用被介護者受台を支持するフレーム12が設けられ、フレームの下方には搬送可能とするためのキャスターが、フレームの上方には、介護者が移動ベッドを搬送するためのハンドル14がそれぞれ備えられている。
移動ベッドに設けられた棒状の移動ベッド用被介護者受台15は、浴槽の棒状被介護者受台と同様に棒状部材は間隔をもって片持ちかつ平行に設けられおり、隣り合った各棒状の部材は連結部材16により連結されている。
【0019】
以下、介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドの使用方法について説明する。被介護者を移送ベッド11に移し変える前に棒状の移動ベッド用被介護者受台15に設けたヒータのスイッチを入れ、受台を温めた後に、被介護者の寝室で、移動ベッドに被介護者を仰臥させる。ここで、移動ベッド用被介護者受台15にステンレス等の金属材料を用いた場合、被介護者が不快に感じる場合もあるので、適宜被介護者受台の表面をクッション等の弾性部材でその受台の上面を覆うようにしても良い。
【0020】
移動ベッドにて被介護者を搬送する際、被介護者の安心感を増すために、ベルト若しくは被介護者受台の先端に折りたたみ可能で上方に突起させることができる部材等の転落防止部材を設けてもよい。
転落防止部材で被介護者を固定した後に、搬送の際に被介護者のプライバシーを保護するための着脱可能なカバーを取り付ける。ここで、カバーはハンドル方向から介護者が監視できるように、ハンドル方向のみ透明な部材で設けても良く、カバーをマジックミラーのような構成にし、被介護者方向から外部に一方向からのみ可視となるようにしてもよい。カバーを設けることで、保温効果を得ることも出来る。
【0021】
移動ベッド11が浴室のある部屋まで運ばれると、被介護者を移動ベッドから浴槽1へと移し変えるために最適な位置関係となるよう浴槽及び移動ベッドの位置合わせにより位置を確認し、被介護者が搬送されると浴槽のカバー2を開け、棒状の移動ベッド用被介護者受台15を棒の長さ方向に伸ばし、被介護者を浴槽の上部へと移動させる。
この受台水平方向移動手段は、スライド可能とした二重管構造としたパイプを用い、図示しない油圧装置もしくはモータ等により水平方向に伸縮自在とする。この際、動力源を用いず、ギア、ハンドル等を用い手動にてスライド可能としても良い。
二重管構造の外側の管の上部に被介護者を仰臥させ、内側の管をスライドさせ棒状部材を伸ばすと、内側の管はフレームに固定されているため、被介護者は介護人の支持を用いることなく、浴槽の棒状被介護者受台6の上部へと移動させられる。
【0022】
その後、図5にあるように、棒状の移動ベッド用被介護者受台15を下方へと動かし、浴槽の棒状被介護者受台6の棒の間を移動ベッド用被介護者受台15の棒がすり抜けると、被介護者が棒状被介護者受台により保持されるようになる。
浴槽の被介護者受台6は、濡れた場所で用いられるため適宜滑り止めをその表面に施すと良好である。
移動ベッド用被介護者受台15を下方に動かすことにより、被介護者を移動ベッドから浴槽側へと移し変えることも可能であるが、移動ベッド用被介護者受台15を上下方向に昇降可能とせずに、浴槽の棒状被介護者受台6のみを上方に移動させることにより、被介護者を移動ベッドから浴槽側へと移動させるようにしても良い。浴槽の棒状被介護者受台6に完全に被介護者を移し変えた後に、移動ベッドの受台水平方向移動手段を用いて浴槽の上部から移動ベッドの受台を引き抜くとともに、浴槽のカバーを閉じる。
【0023】
被介護者が仰臥している棒状被介護者受台6は、受台昇降手段により、被介護者を湯に浸かる位置まで、下方垂直方向に棒状被介護者受台を昇降させる。複数本の棒状被介護者受台は、同じ距離だけ下がるようにしても良いが、頭部が幾分上方になるように、胴体側をより下降させるような受台昇降手段としてもよいし、頭部近辺の受台は動かさず、胴体部分の受台のみを昇降させるようにしても良い。同じ距離だけ棒状被介護者受台を下降させる構造とする場合、頭部が浴槽水位以下とならないように、別の部材で頭部が保持されるように頭部保持手段を別途用いても良い。
棒状の移動ベッド用被介護者受台の一部若しくは全体を略垂直方向に昇降させる受台垂直方向昇降手段及び被介護者受台を浴槽内へと昇降させる受台昇降手段は、油圧装置又はモータ等の動力を用いても良いが、手動にて動かすことが出来るギア、ハンドル等を組み合わせる構造としても良い。
【0024】
被介護者の好み、病状等を鑑み、数分間(5〜10分)お湯に浸かり、被介護者をリラックスさせ、血行を促進させる。保温するためにヒータ等の加熱手段を設け、被介護者の好み、病状等を鑑み、温度設定を可変としても良いし、最初は浴湯の温度を低く設定し、徐々に温度を上げることにより、被介護者の快適感を増すことも出来る。ここで、浴槽の材質を檜等の木材を用いることにより、高級感、病室にない雰囲気をかもし出すことにより、被介護者をよりリラックスさせるようにしても良い。
頭部が保持される枕部材の近辺には頭髪を洗うための図示されていない洗髪用のシャワーがフレキシブルホースを介し設けられている。また、枕部材9の下部設けられた受け皿8に貯められたお湯は、浴槽に連通する構造としても良いが、別途外部に排出される構造としても良い。
【0025】
その後、バブル発生手段により、被介護者を洗浄する(20秒程度)。股間、肛門等、他の部位より汚れが激しい場所により強いバブルが当たるようにバブルの位置、バブル発生手段の設置密度、空気圧を変えるようにしても良い。また、股間は足側からバブルが当たった方がより洗浄効果があることから、バブル発生手段の方向を浴槽底面下方から一律に当たるようにするのではなく、身体の形状、汚れやすい部位を鑑み、バブル発生手段の方向を変えるようにしても良い。
【0026】
また、身長差、性別等の個人差を考慮いれ、バブル発生手段の位置、噴射方向を可変としても良い。
また、バブル発生手段を可動とせず、棒状被介護者受台を縦横方向に可動とし、洗い残しを防止しても良い。
また、バブル発生装置は、配管を浴槽内部に設けず、浴槽の側面及び底部のノズルを設けてもよい。
また、バブル発生装置に用いられる空気は、浴槽の温度低下を防止し、被介護者の不快感を防ぐために浴槽の温度と同程度の空気とすると好ましい。
また、バブル発生装置は、温水を循環させ、循環流のエゼクタ効果を用い、空気を混入させても良い。
また、洗浄手段は、バブルを用いず水流の勢いのみでジェット洗浄させても良い。
【0027】
洗浄終了後、棒状被介護者受台6を浴槽水位上方に昇降さる。そして、カバー内に設けたシャワーにより10秒程度、温水により汚れた温水を洗い流す。
そして、移動ベッドのカバー内に温風発生手段により、全身を乾かす。ノズルを用い空気の勢いにより水滴を吹き飛ばすとともに、暖かい乾燥したエアを用いることにより、より乾燥を促進することが出来る。
乾燥が終了した後に、浴槽を覆うカバー内に香料散布手段を設け、好みにより香料を降りかけるようにしても良い。
シャワー及び温風発生装置は別々に設けても良いが、温水と温風を切り替え可能な構造とし、同じ孔から温水と温風が供給可能な構造としても良い。
また、温風供給装置とバブル発生装置へと空気を供給するコンプレッサは両者へ温風を供給可能な切り換え弁を備えた配管構造としてもよい。
【0028】
入浴、乾燥の工程が終了した後、被介護者を搬入したのと逆の工程を実施し、元のベッドまで搬送する。すなわち、被介護者を浴槽側から移動ベッドへと移し変えるために最適な位置関係となるよう浴槽及び移動ベッドの位置合わせにより位置を確認し、棒状の移動ベッド用被介護者受台15を棒の長さ方向に伸ばし、浴槽の棒状被介護者受台6の下部へと移動させる。そして、浴槽の棒状被介護者受台6を下方に動かすか若しくは移動ベッド用被介護者受台15を上方に動かすことにより、移動ベッド用被介護者受台へと被介護者を移し変える。そして、棒状の移動ベッド用被介護者受台を棒の長さ方向に縮め、介護者が移動ベッドを押し、ベッドのある部屋まで被介護者を搬送し、元のベッドに被介護者を移しかえることにより全工程を終了する。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、ベットからの移送、洗浄、乾燥ふき取りの手間を大幅に低減し、かつ安心感のある入浴、洗浄により被介護者の満足を高めることが出来る効果がある。特に、浴槽周りにおいては、洗浄剤、水等を扱うために滑りやすいので、この発明によれば、被介護者が転落の不安を感じることがなく、介護者も重量のある被介護者を転落させるという心労を感じることもない。また、入浴の工程に介護者が直に被介護者に接することが少ないので、恥部の洗浄、乾燥等の際に両者の羞恥心を低減させ、より快適な入浴をすることができる。
【0030】
この発明によれば、カバーを設けたので、被介護者を浴槽から持ち上げた際に、冷たい外気と接触することなく、寒い思いをせずに乾燥の工程に移ることが出来る。
【0031】
この発明によれば、強勢及び弱勢バブル発生手段を設けたので、汚れのひどい箇所をより効果的に洗浄することが出来る。
【0032】
この発明によれば、香料散布手段を設けたので、毎日入浴できない被介護者の臭気を香料により緩和することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例による介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドの使用方法を示す概念図である。
【図2】介護者用浴槽装置用移動ベッドから介護用浴槽装置へ移し変える際の側面からの概略図である。
【図3】カバーを開けた状態での介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドの上方からの概略図である。
【図4】介護用浴槽装置の断面図である。
【図5】移動ベッド用被介護者受台と浴槽の棒状被介護者受台の間で被介護者を授受する概略図である。
【符号の説明】
1 浴槽
2 カバー
3 バブル発生用配管
4 シャワー配管
5 温風発生用配管
6 浴槽の被介護者受台
7 支柱
8 受け皿
9 枕部材
11 介護者用浴槽装置用移動ベッド
12 フレーム
14 ハンドル
15 移動ベッド用被介護者受台
16 連結部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、寝たきり老人や入院患者、障害者(以下、被介護者という)に好適な介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
被介護者を入浴させる装置としては、例えば特許文献1のものがある。当該公報記載の介護用ベッドは、メインベッドにベルトコンベアを、浴槽の上部のサブベットにコンベアをそれぞれ設け、メインベッドのコンベアとサブベッドのコンベアとをそれぞれ回転することによって、両ベッド間で患者を移送させ、そして、患者をサブベッド側へ移送後、昇降手段を操作してサブベッドを下降することによって、患者をサブベッド毎浴槽内へ沈めて入浴させることにより、介護者の負担を低減するものであった。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−104402公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報記載の装置においては、ベッドから浴槽への移動については介護者の労力は低減されているものの、被介護者の洗浄、乾燥等の介護者の労力低減については、考慮がされておらず、不十分なものであった。
また、搬送、入浴の際の被介護者側の安心感、快適感等も満足のいくものではなかった。
【0005】
本発明は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、介護者の負担をより低減し、少ない介護者の負担でもって、被介護者により安心感を与え、かつより快適な入浴を可能とする介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本願発明は、浴槽と、前記浴槽を覆う開閉可能なカバーと、前記浴槽底部の上方に設けられ片持ちかつ平行に支持された複数の棒状又は板状部材から成る被介護者受台と、前記複数の棒状又は板状部材の間隔は前記棒状又は板状部材の幅以上とし、前記被介護者受台を浴槽内へと昇降させる受台昇降手段と、被介護者を洗浄する前記浴槽内部若しくは浴槽壁面に設けられた洗浄手段と、前記浴槽とカバーの間の空間にシャワーを設けた介護用浴槽装置とする。
【0007】
また、この場合、前記浴槽と前記浴槽を覆うカバーとの間の空間に温風発生装置を設けた介護用浴槽装置とする。
【0008】
また、この場合、前記洗浄手段は、強勢バブル発生手段及び弱勢バブル発生手段からなる介護用浴槽装置とする。
【0009】
また、この場合、前記浴槽と前記浴槽を覆うカバーとの間の空間に香料散布手段を設けた介護者用浴槽装置とする。
【0010】
また、上記課題を解決するために本願発明は、介護用浴槽装置に被介護者を搬送する移動ベッドにおいて、複数の棒状又は板状の被介護者受台と、前記被介護者受台を片持ち支持するフレームと、前記複数の棒状又は板状部材の間隔は前記棒状又は板状部材の幅以上とし、棒状又は板状の移動ベッド用被介護者受台を棒状又は板状部材の長さ方向の略水平方向にフレームに保持されたまま移動させる受台水平方向移動手段を設けた介護用浴槽装置用移動とする。
【0011】
また、この場合、前記棒状又は板状の移動ベッド用被介護者受台を略垂直方向に昇降させる受台垂直方向昇降手段を備えた介護用浴槽装置用移動ベッドとする。
【0012】
上記構成を採用することにより、ベットからの移送、洗浄、乾燥ふき取りの手間を大幅に低減し、かつ安心感のある入浴、洗浄により被介護者の満足を高めることが出来る効果がある。特に、浴槽周りにおいては、洗浄剤、水等を扱うために滑りやすいので、この発明によれば、被介護者が転落の不安を感じることがなく、介護者も重量のある被介護者を転落させるという心労を感じることもない。また、入浴の工程に介護者が直に被介護者に接することが少ないので、恥部の洗浄、乾燥等の際に両者の羞恥心を低減させ、より快適な入浴をすることができる。
【0013】
また、カバーを設けたので、被介護者を浴槽から持ち上げた際に、冷たい外気と接触することなく、寒い思いをせずに乾燥の工程に移ることが出来る。
【0014】
また、強勢及び弱勢バブル発生手段を設けたので、汚れのひどい箇所をより効果的に洗浄することが出来る。
【0015】
また、香料散布手段を設けたので、毎日入浴できない被介護者の臭気を香料により緩和することが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を説明する。
図1はこの発明の実施の形態による介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドの使用方法を示す概念図である。被介護者は病室のベッドから、被介護者の補助のもと、移動ベッドに移し変えられる。そして、別室にある浴槽に移動ベッドを用いて搬送され、浴槽へと移し変えられる。
図2は介護者用浴槽装置用移動ベッドから介護用浴槽装置へ移しかえる際の側面からの概略図、図3はカバーを開けた状態での介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドの上方からの概略図、図4は介護用浴槽装置の断面図である。
【0017】
浴槽1の上部にカバー2が、浴槽の下部にはバブルを発生するための開口された配管3が、カバーと浴槽間の空間には、被介護者の身体を洗い流すためのシャワー配管4及び身体を乾かすための温風用の配管5が設けられている。
浴槽の内部には複数の棒状又は板状(以下、棒状又は板状を省略して棒状とする。)被介護者受台6が平行に設けられ、複数の棒状部材の間には、後述する移動ベッド用被介護者受台の棒状部材がすれ違い可能なように、棒状部材と同幅程度の棒状部材がすれ違い可能な空間が備えられている。複数の棒状被介護者受台は浴槽内部の支柱7に片持ちで上下昇降可能に支持されている。
【0018】
被介護者の頭部が保持される側の浴槽の側面には、洗髪時の湯を受けるための受け皿8及び頭部を保持する枕部材9が設けられている。浴槽の側壁と被介護者の首周りの接触部分には、クッション部材を防水部材で覆ったものが設けられている。
介護者用浴槽装置用移動ベッド11には棒状の移動ベッド用被介護者受台を支持するフレーム12が設けられ、フレームの下方には搬送可能とするためのキャスターが、フレームの上方には、介護者が移動ベッドを搬送するためのハンドル14がそれぞれ備えられている。
移動ベッドに設けられた棒状の移動ベッド用被介護者受台15は、浴槽の棒状被介護者受台と同様に棒状部材は間隔をもって片持ちかつ平行に設けられおり、隣り合った各棒状の部材は連結部材16により連結されている。
【0019】
以下、介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドの使用方法について説明する。被介護者を移送ベッド11に移し変える前に棒状の移動ベッド用被介護者受台15に設けたヒータのスイッチを入れ、受台を温めた後に、被介護者の寝室で、移動ベッドに被介護者を仰臥させる。ここで、移動ベッド用被介護者受台15にステンレス等の金属材料を用いた場合、被介護者が不快に感じる場合もあるので、適宜被介護者受台の表面をクッション等の弾性部材でその受台の上面を覆うようにしても良い。
【0020】
移動ベッドにて被介護者を搬送する際、被介護者の安心感を増すために、ベルト若しくは被介護者受台の先端に折りたたみ可能で上方に突起させることができる部材等の転落防止部材を設けてもよい。
転落防止部材で被介護者を固定した後に、搬送の際に被介護者のプライバシーを保護するための着脱可能なカバーを取り付ける。ここで、カバーはハンドル方向から介護者が監視できるように、ハンドル方向のみ透明な部材で設けても良く、カバーをマジックミラーのような構成にし、被介護者方向から外部に一方向からのみ可視となるようにしてもよい。カバーを設けることで、保温効果を得ることも出来る。
【0021】
移動ベッド11が浴室のある部屋まで運ばれると、被介護者を移動ベッドから浴槽1へと移し変えるために最適な位置関係となるよう浴槽及び移動ベッドの位置合わせにより位置を確認し、被介護者が搬送されると浴槽のカバー2を開け、棒状の移動ベッド用被介護者受台15を棒の長さ方向に伸ばし、被介護者を浴槽の上部へと移動させる。
この受台水平方向移動手段は、スライド可能とした二重管構造としたパイプを用い、図示しない油圧装置もしくはモータ等により水平方向に伸縮自在とする。この際、動力源を用いず、ギア、ハンドル等を用い手動にてスライド可能としても良い。
二重管構造の外側の管の上部に被介護者を仰臥させ、内側の管をスライドさせ棒状部材を伸ばすと、内側の管はフレームに固定されているため、被介護者は介護人の支持を用いることなく、浴槽の棒状被介護者受台6の上部へと移動させられる。
【0022】
その後、図5にあるように、棒状の移動ベッド用被介護者受台15を下方へと動かし、浴槽の棒状被介護者受台6の棒の間を移動ベッド用被介護者受台15の棒がすり抜けると、被介護者が棒状被介護者受台により保持されるようになる。
浴槽の被介護者受台6は、濡れた場所で用いられるため適宜滑り止めをその表面に施すと良好である。
移動ベッド用被介護者受台15を下方に動かすことにより、被介護者を移動ベッドから浴槽側へと移し変えることも可能であるが、移動ベッド用被介護者受台15を上下方向に昇降可能とせずに、浴槽の棒状被介護者受台6のみを上方に移動させることにより、被介護者を移動ベッドから浴槽側へと移動させるようにしても良い。浴槽の棒状被介護者受台6に完全に被介護者を移し変えた後に、移動ベッドの受台水平方向移動手段を用いて浴槽の上部から移動ベッドの受台を引き抜くとともに、浴槽のカバーを閉じる。
【0023】
被介護者が仰臥している棒状被介護者受台6は、受台昇降手段により、被介護者を湯に浸かる位置まで、下方垂直方向に棒状被介護者受台を昇降させる。複数本の棒状被介護者受台は、同じ距離だけ下がるようにしても良いが、頭部が幾分上方になるように、胴体側をより下降させるような受台昇降手段としてもよいし、頭部近辺の受台は動かさず、胴体部分の受台のみを昇降させるようにしても良い。同じ距離だけ棒状被介護者受台を下降させる構造とする場合、頭部が浴槽水位以下とならないように、別の部材で頭部が保持されるように頭部保持手段を別途用いても良い。
棒状の移動ベッド用被介護者受台の一部若しくは全体を略垂直方向に昇降させる受台垂直方向昇降手段及び被介護者受台を浴槽内へと昇降させる受台昇降手段は、油圧装置又はモータ等の動力を用いても良いが、手動にて動かすことが出来るギア、ハンドル等を組み合わせる構造としても良い。
【0024】
被介護者の好み、病状等を鑑み、数分間(5〜10分)お湯に浸かり、被介護者をリラックスさせ、血行を促進させる。保温するためにヒータ等の加熱手段を設け、被介護者の好み、病状等を鑑み、温度設定を可変としても良いし、最初は浴湯の温度を低く設定し、徐々に温度を上げることにより、被介護者の快適感を増すことも出来る。ここで、浴槽の材質を檜等の木材を用いることにより、高級感、病室にない雰囲気をかもし出すことにより、被介護者をよりリラックスさせるようにしても良い。
頭部が保持される枕部材の近辺には頭髪を洗うための図示されていない洗髪用のシャワーがフレキシブルホースを介し設けられている。また、枕部材9の下部設けられた受け皿8に貯められたお湯は、浴槽に連通する構造としても良いが、別途外部に排出される構造としても良い。
【0025】
その後、バブル発生手段により、被介護者を洗浄する(20秒程度)。股間、肛門等、他の部位より汚れが激しい場所により強いバブルが当たるようにバブルの位置、バブル発生手段の設置密度、空気圧を変えるようにしても良い。また、股間は足側からバブルが当たった方がより洗浄効果があることから、バブル発生手段の方向を浴槽底面下方から一律に当たるようにするのではなく、身体の形状、汚れやすい部位を鑑み、バブル発生手段の方向を変えるようにしても良い。
【0026】
また、身長差、性別等の個人差を考慮いれ、バブル発生手段の位置、噴射方向を可変としても良い。
また、バブル発生手段を可動とせず、棒状被介護者受台を縦横方向に可動とし、洗い残しを防止しても良い。
また、バブル発生装置は、配管を浴槽内部に設けず、浴槽の側面及び底部のノズルを設けてもよい。
また、バブル発生装置に用いられる空気は、浴槽の温度低下を防止し、被介護者の不快感を防ぐために浴槽の温度と同程度の空気とすると好ましい。
また、バブル発生装置は、温水を循環させ、循環流のエゼクタ効果を用い、空気を混入させても良い。
また、洗浄手段は、バブルを用いず水流の勢いのみでジェット洗浄させても良い。
【0027】
洗浄終了後、棒状被介護者受台6を浴槽水位上方に昇降さる。そして、カバー内に設けたシャワーにより10秒程度、温水により汚れた温水を洗い流す。
そして、移動ベッドのカバー内に温風発生手段により、全身を乾かす。ノズルを用い空気の勢いにより水滴を吹き飛ばすとともに、暖かい乾燥したエアを用いることにより、より乾燥を促進することが出来る。
乾燥が終了した後に、浴槽を覆うカバー内に香料散布手段を設け、好みにより香料を降りかけるようにしても良い。
シャワー及び温風発生装置は別々に設けても良いが、温水と温風を切り替え可能な構造とし、同じ孔から温水と温風が供給可能な構造としても良い。
また、温風供給装置とバブル発生装置へと空気を供給するコンプレッサは両者へ温風を供給可能な切り換え弁を備えた配管構造としてもよい。
【0028】
入浴、乾燥の工程が終了した後、被介護者を搬入したのと逆の工程を実施し、元のベッドまで搬送する。すなわち、被介護者を浴槽側から移動ベッドへと移し変えるために最適な位置関係となるよう浴槽及び移動ベッドの位置合わせにより位置を確認し、棒状の移動ベッド用被介護者受台15を棒の長さ方向に伸ばし、浴槽の棒状被介護者受台6の下部へと移動させる。そして、浴槽の棒状被介護者受台6を下方に動かすか若しくは移動ベッド用被介護者受台15を上方に動かすことにより、移動ベッド用被介護者受台へと被介護者を移し変える。そして、棒状の移動ベッド用被介護者受台を棒の長さ方向に縮め、介護者が移動ベッドを押し、ベッドのある部屋まで被介護者を搬送し、元のベッドに被介護者を移しかえることにより全工程を終了する。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、ベットからの移送、洗浄、乾燥ふき取りの手間を大幅に低減し、かつ安心感のある入浴、洗浄により被介護者の満足を高めることが出来る効果がある。特に、浴槽周りにおいては、洗浄剤、水等を扱うために滑りやすいので、この発明によれば、被介護者が転落の不安を感じることがなく、介護者も重量のある被介護者を転落させるという心労を感じることもない。また、入浴の工程に介護者が直に被介護者に接することが少ないので、恥部の洗浄、乾燥等の際に両者の羞恥心を低減させ、より快適な入浴をすることができる。
【0030】
この発明によれば、カバーを設けたので、被介護者を浴槽から持ち上げた際に、冷たい外気と接触することなく、寒い思いをせずに乾燥の工程に移ることが出来る。
【0031】
この発明によれば、強勢及び弱勢バブル発生手段を設けたので、汚れのひどい箇所をより効果的に洗浄することが出来る。
【0032】
この発明によれば、香料散布手段を設けたので、毎日入浴できない被介護者の臭気を香料により緩和することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例による介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドの使用方法を示す概念図である。
【図2】介護者用浴槽装置用移動ベッドから介護用浴槽装置へ移し変える際の側面からの概略図である。
【図3】カバーを開けた状態での介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッドの上方からの概略図である。
【図4】介護用浴槽装置の断面図である。
【図5】移動ベッド用被介護者受台と浴槽の棒状被介護者受台の間で被介護者を授受する概略図である。
【符号の説明】
1 浴槽
2 カバー
3 バブル発生用配管
4 シャワー配管
5 温風発生用配管
6 浴槽の被介護者受台
7 支柱
8 受け皿
9 枕部材
11 介護者用浴槽装置用移動ベッド
12 フレーム
14 ハンドル
15 移動ベッド用被介護者受台
16 連結部材
Claims (6)
- 浴槽と、前記浴槽を覆う開閉可能なカバーと、前記浴槽底部の上方に設けられ片持ちかつ平行に支持された複数の棒状又は板状部材から成る被介護者受台と、前記複数の棒状又は板状部材の間隔は前記棒状又は板状部材の幅以上とし、前記被介護者受台を浴槽内へと昇降させる受台昇降手段と、被介護者を洗浄する前記浴槽内部若しくは浴槽壁面に設けられた洗浄手段と、前記浴槽とカバーの間の空間にシャワーを設けたことを特徴とする介護用浴槽装置。
- 前記浴槽と前記浴槽を覆うカバーとの間の空間に温風発生装置を設けたことを特徴とする請求項1記載の介護用浴槽装置。
- 前記洗浄手段は、強勢バブル発生手段及び弱勢バブル発生手段からなることを特徴とする請求項1記載の介護用浴槽装置。
- 前記浴槽と前記浴槽を覆うカバーとの間の空間に香料散布手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の介護者用浴槽装置。
- 介護用浴槽装置に被介護者を搬送する移動ベッドにおいて、複数の棒状又は板状の被介護者受台と、前記被介護者受台を片持ち支持するフレームと、前記複数の棒状又は板状部材の間隔は前記棒状又は板状部材の幅以上とし、棒状又は板状の移動ベッド用被介護者受台を棒状又は板状部材の長さ方向の略水平方向にフレームに保持されたまま移動させる受台水平方向移動手段を設けたことを特徴とする介護用浴槽装置用移動ベッド。
- 前記棒状又は板状の移動ベッド用被介護者受台を略垂直方向に昇降させる受台垂直方向昇降手段を備えたことを特徴とする請求項5記載の介護用浴槽装置用移動ベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002365742A JP2004194828A (ja) | 2002-12-17 | 2002-12-17 | 介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002365742A JP2004194828A (ja) | 2002-12-17 | 2002-12-17 | 介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004194828A true JP2004194828A (ja) | 2004-07-15 |
Family
ID=32763209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002365742A Pending JP2004194828A (ja) | 2002-12-17 | 2002-12-17 | 介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004194828A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012187343A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Sakai Medical Co Ltd | シャワー入浴装置 |
JP2019037536A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | オージー技研株式会社 | 入浴装置 |
-
2002
- 2002-12-17 JP JP2002365742A patent/JP2004194828A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012187343A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Sakai Medical Co Ltd | シャワー入浴装置 |
JP2019037536A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | オージー技研株式会社 | 入浴装置 |
JP7105467B2 (ja) | 2017-08-25 | 2022-07-25 | オージー技研株式会社 | 入浴装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2500839B2 (ja) | 介護装置 | |
WO2008062743A1 (fr) | Lit et procédé permettant le transfert d'une personne nécessitant des soins à partir du lit | |
US3169253A (en) | Mobile chair for shower facilities | |
US3648296A (en) | Sitz bath | |
JP3127367B2 (ja) | 多目的介護用ベッド | |
CN211610418U (zh) | 一种多功能护理床 | |
JP2004194828A (ja) | 介護用浴槽装置及び介護者用浴槽装置用移動ベッド | |
CN108143554A (zh) | 多功能护理床 | |
CN109010002A (zh) | 坐浴椅 | |
JP3424169B2 (ja) | シャワー用車椅子 | |
CN212261728U (zh) | 一种助人生活自理的多功能护理床 | |
JPH07241251A (ja) | 浴 槽 | |
CN208974564U (zh) | 一种坐浴椅 | |
CN111920321A (zh) | 一种带有到宅沐浴装置的护理系统及其护理方法 | |
JP3225171U (ja) | 介護用半身入浴システム | |
JP2010029343A (ja) | 介護用ベッド | |
JP2003159299A (ja) | 介護用入浴装置 | |
CN210009249U (zh) | 康复椅 | |
KR102606870B1 (ko) | 높이 조절이 가능한 배변처리 환자용 침대 | |
JP3150311B2 (ja) | 入浴装置 | |
CN219896193U (zh) | 一种带有洗浴功能的护理床 | |
TWM545582U (zh) | 洗澡護理床 | |
JP3075500U (ja) | 介護用入浴ベッド | |
JP2998082B2 (ja) | 介護軽減ベッド | |
JP2949139B2 (ja) | 介護用ベッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041221 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050510 |