JP2004193613A - Lバンド光増幅器 - Google Patents

Lバンド光増幅器 Download PDF

Info

Publication number
JP2004193613A
JP2004193613A JP2003409467A JP2003409467A JP2004193613A JP 2004193613 A JP2004193613 A JP 2004193613A JP 2003409467 A JP2003409467 A JP 2003409467A JP 2003409467 A JP2003409467 A JP 2003409467A JP 2004193613 A JP2004193613 A JP 2004193613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
optical
amplifier
optical amplifier
spontaneous emission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003409467A
Other languages
English (en)
Inventor
Kwan-Woong Song
寛雄 宋
Seong-Teak Hwang
星澤 黄
Junsai Go
潤濟 呉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2004193613A publication Critical patent/JP2004193613A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/29Repeaters
    • H04B10/291Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

【課題】ASEをエルビウム添加光ファイバへ再入射させるフィードバックループを使用することによってポンプ効率及び増幅効率が高いコンパクトなLバンド光増幅器を提供する。
【解決手段】本発明のLバンド光増幅器は、自発放出光を放出し、その自発放出光による励起でLバンド帯域の光信号を増幅する光増幅部430と、光増幅部によって増幅された光信号を反射させて光増幅部へ再入射させるミラー460と、光増幅部の両端に連結されて光増幅部から放出された自発放出光を光増幅部へフィードバックさせるフィードバックループ420と、を含むことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、エルビウム添加光ファイバを使用してLバンド波長帯域の光信号を増幅するためのLバンド光増幅器に関し、特に、エルビウム添加光ファイバを自発放出光によってポンピング(励起)することにより、Lバンド波長帯域の光信号を増幅するLバンド光増幅器に関する。
通常、光増幅器(Optical Amplifier)は、長距離光通信による光信号の強度損失を補償するために光通信システムに使用される。特に、エルビウム添加光ファイバ増幅器(Erbium Doped Fiber Amplifier;EDFA)は、優秀な増幅効率及び低雑音という特性によって広く使用されている。例えば、1530nm〜1565nmに及ぶCバンドの波長帯域でよく使用されている。
図1は、従来のCバンド波長帯域の光信号を増幅するCバンド光増幅器を示す。図1を参照すると、Cバンド光増幅器は、第1ポンピング光源130、第2ポンピング光源160、第1波長選択結合器120、第2波長選択結合器150、第1アイソレータ110、第2アイソレータ170、及びエルビウム添加光ファイバ140を備える。
第1ポンピング光源130及び第2ポンピング光源160のそれぞれは、980nm波長の光を出力するレーザダイオードを使用して構成でき、第1ポンピング光源130は順方向の第1ポンプ光を出力し、第2ポンピング光源160は逆方向の第2ポンプ光を出力することにより、エルビウム添加光ファイバ140のポンピングを行う。
第1波長選択結合器120は、第1アイソレータ110とエルビウム添加光ファイバ140との間に配置され、第1ポンプ光及び第1アイソレータ110から入力された光信号をエルビウム添加光ファイバ140へ入力させる。
第2波長選択結合器150は、第2アイソレータ170とエルビウム添加光ファイバ140との間に配置され、第2ポンプ光をエルビウム添加光ファイバ140に入力させ、エルビウム添加光ファイバ140で増幅された光信号を第2アイソレータ170へ出力する。
エルビウム添加光ファイバ140は、第1波長選択結合器120と第2波長選択結合器150との間に配置され、第1ポンピング光源130及び第2ポンピング光源160から出力された第1ポンプ光及び第2ポンプ光によって励起されてCバンド帯域の光信号を増幅する。
第1アイソレータ110は、光信号の逆流による損失を最小化させるための素子として、 外部から受信されたCバンド帯域の光信号は通過させるが、第1波長選択結合器120から逆流してくる逆方向の光信号は遮断する。
第2アイソレータ170は、第2波長選択結合器150から出力された光信号は通過させるが、外部から逆流してくる光信号のCバンド光増幅器内部への流入を遮断する。
しかし、近来、急増する通信需要の要求に効率的に対応するために、1530nm〜1565nmのCバンド、1565nm〜1610nmのLバンド、及び1450nm〜1510nmのSバンドなどのような複数の波長帯域を使用するための多様な方法が開発されている。
図2は、従来技術によるCバンドの波長帯域を有するポンピング光源を使用したLバンド光増幅器の構造を示す。図2を参照すると、Lバンド光増幅器は、第1アイソレータ210、第2アイソレータ250、エルビウム添加光ファイバ240、波長選択結合器220、及びポンピング光源230を備え、Cバンドの波長帯域を有するポンプ光によってLバンドの波長帯域を有する光信号を増幅する。
第1アイソレータ210は、外部から受信されたLバンド帯域の光信号を波長選択結合器220へ出力し、波長選択結合器220から逆流してくる逆方向光信号を遮断する。
ポンピング光源230は、1550nm波長のレーザダイオードを使用して構成することができ、Cバンド帯域のポンプ光を放出することによってエルビウム添加光ファイバ240のポンピングを行う。
エルビウム添加光ファイバ240は、ポンプ光によって励起され、入力されるLバンド波長帯域の光信号同様の波長の光を誘導放出することによって光信号を増幅する。
波長選択結合器220は、エルビウム添加光ファイバ240とアイソレータ250との間に配置され、ポンプ光とLバンド波長帯域の光信号をエルビウム添加光ファイバ240へ入力させる。
第2アイソレータ250は、エルビウム添加光ファイバ240から入力される光信号をLバンド光増幅器の外部へ出力し、外部から逆流してくる光信号がLバンド光増幅器の内部へ流入するのを遮断する。
図3は、Cバンド光増幅器をポンピング光源として使用した従来のLバンド光増幅器の構造を示す。図3を参照すると、Lバンド光増幅器は、Cバンド光増幅器330、第1波長選択結合器320、第1エルビウム添加光ファイバ340、第1アイソレータ310及び第2アイソレータ350を備え、そのCバンド光増幅器330は、Lバンド光増幅器のポンピング光源として機能する。
Cバンド光増幅器330は、Cバンド光源331、第1ポンピング光源334、第2ポンピング光源337、第2エルビウム添加光ファイバ335、チューナブル(tunable)フィルタ338、第3アイソレータ332、第4アイソレータ339、第2波長選択器333、及び第3波長選択器336を備え、Lバンド光増幅器のポンピングを行うためのCバンド帯域のポンプ光を出力する。
第1ポンピング光源334は順方向の第1ポンプ光を、第2ポンピング光源337は逆方向の第2ポンプ光をエルビウム添加光ファイバ335へ出力するために、980nmまたは1480nm波長のレーザダイオードを使用する。第2エルビウム添加光ファイバ335は、第1及び第2ポンプ光によって励起されてCバンド帯域の光を出力する。
Cバンド光増幅器330は、図1に示したCバンド光増幅器と同じ構成を有するので、詳細な説明は省略する。しかし、図1に示したCバンド光増幅器とは異なり、Cバンド光増幅器330は、Cバンド波長帯域の光源331をさらに有することにより、Lバンド光増幅器のポンピング光源として機能する。
第1波長選択結合器320は、Cバンド光増幅器330から入力されたCバンドポンプ光と、第1アイソレータ310から入力されたLバンド光信号を第1エルビウム添加光ファイバ340へ入力させる。第1エルビウム添加光ファイバ340は、Cバンドポンプ光によって励起されることにより、Lバンド帯域の光信号を増幅する。
第1アイソレータ310は、外部から受信された光信号を第1波長選択結合器320へ入力させ且つ第1波長選択結合器320から逆流する逆方向の光信号は遮断する。また、第2アイソレータ350は、逆方向へ進行する光信号を遮断することによって光信号の逆流による損失を最小化する。
しかし、一般的なエルビウム添加光ファイバは、Cバンド波長帯域に比べてLバンド波長帯域では吸収及び放出値が低い。従って、Cバンド波長帯域のレーザダイオードまたはCバンド光増幅器をポンピング光源として使用したLバンド光増幅器は高い出力パワーを得ることが難しく、雑音指数(Noise Figure)が大きく、製造コストを下げられないなどの問題があった。特に、Lバンド光増幅器は、Cバンド光増幅器をポンピング光源として使用した場合に別途の光源を備えなければならないので、増幅器のボリュームが増加し、その構成が複雑になる問題もある。
本発明の目的は、自発放出光(ASE)をエルビウム添加光ファイバへ再び入射させるフィードバックループを使用することによってポンプ効率及び増幅効率が高いコンパクトなLバンド光増幅器を提供することにある。
このような目的を達成するために、Lバンド帯域の光信号を増幅させる本発明のLバンド光増幅器は、自発放出光を放出し、その自発放出光による励起でLバンド帯域の光信号を増幅する光増幅部と、光増幅部によって増幅された光信号を反射させて光増幅部へ再入射させるミラーと、光増幅部の両端に連結されて光増幅部から放出された自発放出光を光増幅部へフィードバックさせるフィードバックループと、を含むことを特徴とする。
フィードバックループは、光増幅部の一端に連結された第1波長選択結合器と、光増幅部の他端に連結された第2波長選択結合器とからなり、エルビウム添加光ファイバから放出された自発放出光をエルビウム添加光ファイバへフィードバックさせる構成とすることが可能である。また、フィードバックループには、自発放出光の波長帯域と強度を調整するために制御部を配置することができ、該制御部は、フィードバックループに配置されて第2波長選択結合器から入力される逆方向の自発放出光を遮断するアイソレータと、このアイソレータの出力側に配置されてアイソレータから出力された自発放出光の波長帯域のうち所定範囲の波長帯域を通過させるチューナブルフィルタと、チューナブルフィルタと第2波長選択結合器との間に位置し、チューナブルフィルタから入力された自発放出光の強度を調整するための可変光減衰器と、を備えたものとすることができる。
また、この場合、第1波長選択結合器の入力側に位置し、外部から入力されたLバンド光信号を光増幅器内部へ流入させ、光増幅器内部で増幅された光信号を出力端へ伝送するサーキュレータを備えることができる。さらに、外部から入力されたLバンド帯域の光信号を予め増幅する前置光増幅部と、この前置光増幅部の入力側に配置されて前置光増幅部から出力される逆方向光信号を遮断するアイソレータと、をさらに備えることもできる。その前置光増幅部は、Lバンド帯域の光信号を増幅するためのエルビウム添加光ファイバと、該エルビウム添加光ファイバをポンピングするためのポンプ光を出力するポンピング光源と、からなる構成とすることが可能である。
本発明によるLバンド光増幅器は、自発放出光を放出してLバンド光信号を増幅するエルビウム添加光ファイバを含む光増幅部と、自発放出光をエルビウム添加光ファイバへフィードバックさせるフィードバックループと、光増幅部で増幅された光信号を反射させるミラーとを備えることにより、Lバンド光信号に対し、短いエルビウム添加光ファイバと少量のポンプパワーを使用して高効率の増幅効果を得ることができる。
以下、本発明の好適な実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記説明において、本発明の要旨のみを明瞭するために公知の機能又は構成に対する詳細な説明は省略する。
本発明によるLバンド光増幅器は、光増幅部と、1次増幅された光信号を反射させるミラーと、光増幅部から放出された自発放出光を当該光増幅部へフィードバックさせるための光経路であるフィードバックループとを含む。
光増幅部は、自発放出光を放出し、その自発放出光によってポンピングされることにより Lバンド帯域の光信号を増幅する。ミラーは、光増幅部で増幅された光信号を反射させて光増幅部へ再入射させる。フィードバックループは、光増幅部の両端に連結されており、これにより、光増幅部から放出された自発放出光を光増幅部へフィードバックさせる。
すなわち、本発明によると、フィードバックループを形成することにより、エルビウム添加光ファイバがポンピング光源であると同時に増幅媒体として機能し、ミラーを備えることによって増幅効率を向上させる。従って、光増幅器の構造が単純になり、ポンピング光源の損失を最小化させることによって増幅効率及びポンピング効率が向上する。
図4は、本発明によるLバンド光増幅器の第1実施例を示す。図4を参照すると、本例のLバンド光増幅器は、Lバンド帯域の光信号が入力される入力端440、増幅された光信号が出力される出力端450、光増幅部430、増幅された光信号を反射させて光増幅部430へ再入射させるミラー460、光増幅部430の両端に連結されており、光増幅部430から放出された自発放出光を光増幅部430へフィードバックさせるフィードバックループ420、及び入出力端440,450の切り換えを行うサーキュレータ410を含む。
光増幅部430は、自発放出光を放出し、Lバンド帯域の光信号を増幅させるエルビウム添加光ファイバ432と、エルビウム添加光ファイバ432を励起するためのポンピング手段431とを備えることにより、自発放出光による励起でLバンド帯域の光信号を増幅する。ポンピング手段431は、エルビウム添加光ファイバ432のポンピングを行うためのポンピング光源433及び第3波長選択結合器434からなる。このポンピング手段431は、順方向(前方)励起方式でも逆方向(後方)励起方式でも設けることができる。
ポンピング光源433は、エルビウム添加光ファイバ432を励起するためのポンプ光を出力し、980nm波長のレーザダイオードを使用して構成することができる。第3波長選択結合器434は、そのポンプ光をエルビウム添加光ファイバ432へ入力させる。
エルビウム添加光ファイバ432は、ポンプ光によるポンピング後、Cバンド帯域の自発放出光を放出する。そして、フィードバックループ420を通じたその自発放出光によるポンピングで、Lバンド帯域の光信号を増幅する。
ミラー460は、エルビウム添加光ファイバ432で増幅されたLバンド帯域の光信号を反射させてエルビウム添加光ファイバ432へ再入射させる。
フィードバックループ420は、光増幅部430の一端に連結された第1波長選択結合器421と、光増幅部430の他端に連結された第2波長選択結合器422とを備える。第1波長選択結合器421は、光増幅部430の一端、すなわち、 ポンピング手段431に連結される。また、第2波長選択結合器422は、光増幅部430の他端、すなわち、エルビウム添加光ファイバ432に連結される。第1波長選択結合器421及び第2波長選択結合器422は、自発放出光を循環させるフィードバックループ420を形成し、エルビウム添加光ファイバ432から放出された自発放出光をエルビウム添加光ファイバ432へフィードバックさせるよう機能する。
サーキュレータ410は、第1波長選択結合器421と入力端440及び出力端450に各ポートが連結されることにより、入力端440から入力されたLバンド光信号をLバンド光増幅器内部へ流入させ、Lバンド光増幅器内部で増幅された光信号を出力端450へ伝送する。
以上のLバンド光増幅器においては、ポンピング光源433によってエルビウム添加光ファイバ432をポンピングすることにより自発放出光を放出し、この自発放出光が、フィードバックループ420を通じてエルビウム添加光ファイバ432へフィードバックされる。そして、フィードバックされた自発放出光は、エルビウム添加光ファイバ432をポンピングするためのポンピング光源として機能する。エルビウム添加光ファイバ432はLバンド帯域の光信号を増幅し、エルビウム添加光ファイバ432で増幅された光信号は、ミラー460を通じて反射した後、エルビウム添加光ファイバ432で再び増幅される。
図5は、本発明の第2実施例を示しており、自発放出光の波長帯域及び強度を調節するための制御部を備えたLバンド光増幅器の構造を示す。図5を参照すると、本例のLバンド光増幅器は、Lバンド帯域の光信号が入力される入力端510、増幅された光信号を出力する出力端570、サーキュレータ550、光増幅部540、ミラー560、フィードバックループ520、及び制御部530を備える。
光増幅部540は、自発放出光を放出し、Lバンド帯域の光信号を増幅するエルビウム添加光ファイバ543と、エルビウム添加光ファイバ543を励起するためのポンピング手段541とを有する。光増幅部540は、自発放出光を放出し、フィードバックループを通じたその自発放出光によるポンピングで、Lバンド帯域の光信号を増幅する。
ポンピング手段541は、エルビウム添加光ファイバ543のポンピングを行うためのポンピング光源544と、ポンピング光源544から出力されたポンプ光及びLバンド帯域の光信号をエルビウム添加光ファイバ543へ入力させるための第3波長選択結合器542とからなる。
ポンピング光源544は、980nm波長のレーザダイオードを使用して構成することができ、エルビウム添加光ファイバ543のポンピングのためのポンプ光を出力する。第3波長選択結合器542は、ポンプ光及びLバンド帯域の光信号をエルビウム添加光ファイバ543へ入射させる。
エルビウム添加光ファイバ543は、ポンプ光によってポンピングされた後、Cバンド帯域の自発放出光を放出する。そして、フィードバックループ520を通じてフィードバックされたその自発放出光によってポンピングされ、Lバンド帯域の光信号を増幅する。
ミラー560は、エルビウム添加光ファイバ543で増幅されたLバンド帯域の光信号を反射させてエルビウム添加光ファイバ543へ再入射させる。
フィードバックループ520は、光増幅部540の一端に連結された第1波長選択結合器521と、光増幅部540の他端に連結された第2波長選択結合器522とを備える。第1波長選択結合器521は、光増幅部540の一端、すなわち、ポンピング手段541に連結される。第2波長選択結合器522は、光増幅部540の他端、すなわち、エルビウム添加光ファイバ543に連結され、第1波長選択結合器521とともに自発放出光を循環させるフィードバックループ520を形成する。これにより、エルビウム添加光ファイバ543から放出された自発放出光がエルビウム添加光ファイバ543へフィードバックされる。
サーキュレータ550は、第1波長選択結合器521と入力端510及び出力端570に各ポートが連結されることにより、入力端510から入力されたLバンド光信号をLバンド光増幅器内部へ流入させ、Lバンド光増幅器内部で増幅された光信号を出力端570へ伝送する。
制御部530は、フィードバックループ520内にアイソレータ531、可変光減衰器533、及びチューナブルフィルタ(Tunable filter)532を備えてなり、フィードバックループ520において自発放出光の波長帯域とその強度を調整する。
アイソレータ531は、フィードバックループ520に配置されることにより、第2波長選択結合器522から入力される逆方向の自発放出光を遮断する。チューナブルフィルタ532は、アイソレータ531の出力側に配置されることにより、アイソレータ531から出力された自発放出光の波長帯域のうち、予め決められた範囲の波長帯域を通過させる。可変光減衰器533は、チューナブルフィルタ532と第2波長選択結合器522との間に位置し、チューナブルフィルタ532から入力された自発放出光の強度を調整する。
図6は、本発明の第3実施例を示し、Lバンド波長帯域の光信号を事前にポンピングする前置光増幅部及び前置アイソレータをさらに備えたLバンド光増幅器の構造を示す図である。図6を参照すると、本例のLバンド光増幅器は、Lバンド帯域の光信号が入力される入力端660、増幅された光信号を出力する出力端670、サーキュレータ620、光増幅部650、ミラー690、フィードバックループ630、制御部640、前置光増幅部610、及び前置アイソレータ680を備えている。
光増幅部650は、自発放出光を放出し、Lバンド帯域の光信号を増幅させるエルビウム添加光ファイバ652と、エルビウム添加光ファイバ652を励起するためのポンピング手段651とを含む。光増幅部650は、自発放出光を放出し、フィードバックループを通じたその自発放出光によるポンピングで、Lバンド帯域の光信号を増幅する。
ポンピング手段651は、ポンピング光源653及び第3波長選択結合器654からなる。
ポンピング光源653は、980nm波長のレーザダイオードを使用して構成することができ、エルビウム添加光ファイバ652のポンピングを行うためのポンプ光を出力する。第3波長選択結合器654は、ポンプ光及びLバンド帯域の光信号をエルビウム添加光ファイバ652へ入射させる。
エルビウム添加光ファイバ652は、ポンプ光によってポンピングされた後、Cバンド帯域の自発放出光を放出する。そして、フィードバックループを通じたその自発放出光によるポンピングで、Lバンド帯域の光信号を増幅する。ミラー690は、エルビウム添加光ファイバ652で増幅されたLバンド帯域の光信号を反射させてエルビウム添加光ファイバ652へ再入射させる。
フィードバックループ630は、光増幅部650の一端に連結された第1波長選択結合器631と、光増幅部650の他端に連結された第2波長選択結合器632とを備える。第1波長選択結合器631は、光増幅部650の一端、すなわち、ポンピング手段651に連結される。第2波長選択結合器632は、光増幅部650の他端、すなわち、エルビウム添加光ファイバ652に連結され、 第1波長選択結合器631とともに自発放出光を循環させるフィードバックループ630を形成する。フィードバックループ630は、エルビウム添加光ファイバ652から放出された自発放出光をエルビウム添加光ファイバ652へフィードバックさせる。
サーキュレータ620は、フィードバックループ630と前置光増幅部610との間に配置されることにより、前置光増幅部610で予備増幅されたLバンド帯域の光信号を光増幅部650へ入力させ、光増幅部650で増幅された光信号を出力端670へ伝送する。
制御部640は、フィードバックループ630内に配置され、第2波長選択結合器632から入力される逆方向の自発放出光を遮断するためのアイソレータ641と、チューナブルフィルタ642から入力された自発放出光の強度を調整する可変光減衰器643と、アイソレータ641の出力側に配置されることにより、アイソレータ641から出力された自発放出光の波長帯域のうち、予め決められた範囲の波長帯域を通過させるチューナブルフィルタ642とを備えてなる。
制御部640は、フィードバックループ630に配置されて自発放出光の波長帯域とその強度を調整する。
前置光増幅部610は、エルビウム添加光ファイバ613と、エルビウム添加光ファイバ613を励起するためのポンピング手段611とからなる。前置光増幅部610は、入力端660を通じて入力されたLバンド帯域の光信号を予備増幅する。
ポンピング手段611は、光信号及びポンピング光を前置エルビウム添加光ファイバ613へ入力させるための波長選択結合器614及びポンピング光源611から構成される。
アイソレータ680は、前置光増幅部610の入力側に配置されることにより、前置光増幅部610から逆流する逆方向光信号を遮断する。
以上、本発明の詳細につき具体的な実施形態により説明してきたが、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上記実施形態に限られるものでなく、特許請求の範囲のみならず、その範囲と均等なものにより定められるべきである。
従来技術によるCバンド光増幅器を示す図。 従来技術によるCバンド波長帯域のポンピング光源を使用したLバンド光増幅器の構造を示す図。 従来技術によるCバンド帯域の光増幅器をポンピング光源として使用したLバンド光増幅器の構造を示す図。 自発放出光のフィードバックループ及びミラーを備えた本発明によるLバンド光増幅器の第1実施例を示す図。 自発放出光の波長帯域及び強度を調節するための制御部をさらに備えた本発明によるLバンド光増幅器の第2実施例を示す図。 Lバンド波長帯域の光信号を事前にポンピングするための前置光増幅部及び前置アイソレータをさらに備えた本発明によるLバンド光増幅器の第3実施例を示す図。
符号の説明
410,550,620 サーキュレータ
420,520,630 フィードバックループ
421,422,521,522,631,632 波長選択結合器(カプラー)
430,540,650 光増幅部
431,541,651 ポンピング手段(励起手段)
432,543,652 エルビウム添加光ファイバ(EDF)
433,544,653 ポンピング光源(励起光源)
434,542,654 波長選択結合器
440,510,660 入力端
450,570,670 出力端
460,560,690 ミラー
530,640 制御部
531,641 アイソレータ
532,642 チューナブルフィルタ
533,643 可変光減衰器
610 前置光増幅部
611 ポンピング手段
612 ポンピング光源
613 エルビウム添加光ファイバ
614 波長選択結合器
680 前置アイソレータ

Claims (13)

  1. Lバンド帯域の光信号を増幅するLバンド光増幅器において、
    自発放出光を放出し、該自発放出光によるポンピングでLバンド帯域の光信号を増幅する光増幅部と、
    前記光増幅部によって増幅された光信号を反射させて前記光増幅部へ再入射させるミラーと、
    前記光増幅部の両端に連結されて前記光増幅部から放出された自発放出光を前記光増幅部へフィードバックさせるフィードバックループと、を備えたことを特徴とするLバンド光増幅器。
  2. 自発放出光の波長帯域と強度を調整するために、フィードバックループに制御部を配置した請求項1記載のLバンド光増幅器。
  3. Lバンド帯域の光信号を増幅するLバンド光増幅器において、
    自発放出光を放出し、該自発放出光によるポンピングでLバンド帯域の光信号を増幅するエルビウム添加光ファイバ、及び前記自発放出光を生成するために前記エルビウム添加光ファイバをポンピングするポンピング手段を有する光増幅部と、
    前記エルビウム添加光ファイバで増幅されたLバンド帯域の光信号を反射させて前記エルビウム添加光ファイバへ再入射させるミラーと、
    前記光増幅部の一端に連結された第1波長選択結合器と、
    前記光増幅部の他端に連結され、前記第1波長選択結合器とともに前記自発放出光を循環させるフィードバックループを形成することにより、前記エルビウム添加光ファイバから放出された前記自発放出光を前記エルビウム添加光ファイバへフィードバックさせる第2波長選択結合器と、を備えたことを特徴とするLバンド光増幅器。
  4. 自発放出光の波長帯域と強度を調整するためにフィードバックループに制御部が配置され、該制御部は、
    前記フィードバックループに配置されて第2波長選択結合器から入力される逆方向の自発放出光を遮断するアイソレータと、
    前記アイソレータの出力側に配置されて前記アイソレータから出力された自発放出光の波長帯域のうち所定範囲の波長帯域を通過させるチューナブルフィルタと、
    前記チューナブルフィルタと前記第2波長選択結合器との間に位置し、前記チューナブルフィルタから入力された自発放出光の強度を調整するための可変光減衰器と、を備える請求項3記載のLバンド光増幅器。
  5. 第1波長選択結合器の入力側に位置し、外部から入力されたLバンド光信号を光増幅器内部へ流入させ、光増幅器内部で増幅された光信号を出力端へ伝送するサーキュレータをさらに備える請求項3記載のLバンド光増幅器。
  6. 外部から入力されたLバンド帯域の光信号を増幅する前置光増幅部と、
    前記前置光増幅部の入力側に配置されて前記前置光増幅部から出力される逆方向光信号を遮断するアイソレータと、をさらに備える請求項3記載のLバンド光増幅器。
  7. 前置光増幅部は、Lバンド帯域の光信号を増幅するためのエルビウム添加光ファイバと、前記エルビウム添加光ファイバをポンピングするためのポンプ光を出力するポンピング光源と、からなる請求項6記載のLバンド光増幅器。
  8. Lバンド帯域の光信号を増幅するLバンド光増幅器において、
    光信号を増幅する光増幅部と、
    前記光増幅部によって増幅された光信号を反射させて前記光増幅部へ再入射させるミラーと、
    前記光増幅部の両端に連結されて前記光増幅部から放出された自発放出光を前記光増幅部へフィードバックさせるフィードバックループと、を含むことを特徴とするLバンド光増幅器。
  9. 自発放出光の波長帯域と強度を調整するためにフィードバックループに制御部を配置した請求項8記載のLバンド光増幅器。
  10. 光増幅部は、光信号を増幅するためのエルビウム添加光ファイバと、自発放出光を生成できるように前記エルビウム添加光ファイバをポンピングするポンピング手段と、からなり、
    該光増幅部の一端に第1波長選択結合器を連結するとともに他端に第2波長選択結合器を連結することにより、前記光増幅部から出力される自発放出光を前記光増幅部へフィードバックさせるフィードバックループが形成される請求項8記載のLバンド光増幅器。
  11. 制御部は、
    フィードバックループに配置されて第2波長選択結合器から入力される逆方向の自発放出光を遮断するアイソレータと、
    前記アイソレータの出力側に配置されて前記アイソレータから出力された自発放出光の波長帯域のうち所定の範囲の波長帯域を通過させるチューナブルフィルタと、
    前記チューナブルフィルタと前記第2波長選択結合器との間に位置し、前記チューナブルフィルタから入力された自発放出光の強度を調整するための可変光減衰器と、からなる請求項9記載のLバンド光増幅器。
  12. 当該Lバンド光増幅器へ入力される前にLバンド帯域の光信号を増幅する前置光増幅部と、
    前記前置光増幅部の入力側に連結されて前記前置光増幅部で反射した逆方向光信号を遮断するアイソレータと、をさらに備える請求項8記載のLバンド光増幅器。
  13. 前置光増幅部は、Lバンド帯域の光信号を増幅するためのエルビウム添加光ファイバと、前記エルビウム添加光ファイバをポンピングするためのポンプ光を出力するポンピング光源と、からなる請求項12記載のLバンド光増幅器。
JP2003409467A 2002-12-10 2003-12-08 Lバンド光増幅器 Pending JP2004193613A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2002-0078120A KR100474700B1 (ko) 2002-12-10 2002-12-10 엘-밴드 광증폭기

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004193613A true JP2004193613A (ja) 2004-07-08

Family

ID=32464563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003409467A Pending JP2004193613A (ja) 2002-12-10 2003-12-08 Lバンド光増幅器

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6937388B2 (ja)
JP (1) JP2004193613A (ja)
KR (1) KR100474700B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6937388B2 (en) * 2002-12-10 2005-08-30 Samsung Electronics Co., Ltd. L-band optical amplifier

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100474690B1 (ko) * 2002-09-23 2005-03-10 삼성전자주식회사 장파장 광섬유 증폭기
JP5343722B2 (ja) * 2009-06-15 2013-11-13 富士通株式会社 光増幅器及び光増幅器の偏波依存性利得抑制方法
CN116937300A (zh) * 2022-04-11 2023-10-24 华为技术有限公司 光纤放大器和光传输系统

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2928149B2 (ja) * 1995-12-14 1999-08-03 日本電気株式会社 光ファイバ増幅装置
KR100265788B1 (ko) * 1997-07-03 2000-09-15 윤종용 높은소신호이득을갖는광섬유증폭기
JP3808632B2 (ja) * 1998-06-18 2006-08-16 富士通株式会社 光増幅器及び光増幅方法
JP2000049406A (ja) * 1998-07-31 2000-02-18 Hitachi Cable Ltd 光ファイバ増幅器
US6501873B1 (en) * 1999-01-23 2002-12-31 Mercury Corporation Apparatus for generating L-band light source using optical fiber, and optical amplifier
KR100334789B1 (ko) * 1999-07-22 2002-05-02 윤종용 피드 백 루프를 이용한 광학 소자 측정용 광대역 광원
KR100334778B1 (ko) * 1999-07-22 2002-05-02 윤종용 피드 백 루프를 이용한 장파장 대역 광섬유 증폭기
US6404539B1 (en) * 1999-11-09 2002-06-11 Giorgos Kotrotsios Light source for optical data transmission
US6731426B2 (en) * 2001-02-23 2004-05-04 Photon-X, Inc. Long wavelength optical amplifier
CA2383189C (en) * 2001-04-24 2011-02-15 Kyocera Corporation Wideband ase light source
KR100424630B1 (ko) * 2002-02-14 2004-03-25 삼성전자주식회사 엘-밴드 어븀첨가 광섬유 증폭기
KR100474700B1 (ko) * 2002-12-10 2005-03-10 삼성전자주식회사 엘-밴드 광증폭기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6937388B2 (en) * 2002-12-10 2005-08-30 Samsung Electronics Co., Ltd. L-band optical amplifier

Also Published As

Publication number Publication date
US20040109226A1 (en) 2004-06-10
KR20040050318A (ko) 2004-06-16
KR100474700B1 (ko) 2005-03-10
US6937388B2 (en) 2005-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3808632B2 (ja) 光増幅器及び光増幅方法
US6353499B2 (en) Optical fiber amplifier with oscillating pump energy
JPH1187822A (ja) 高い小信号利得を有する光繊維増幅器
JP2001057454A (ja) 広帯域光ファイバー増幅器及びその増幅方法
JP2001077451A (ja) フィードバックループを用いた長波長帯域光ファイバー増幅器
US6972897B2 (en) Long-band erbium doped fiber amplifier
KR100342190B1 (ko) 이득 평탄화 광섬유증폭기
JP3869441B2 (ja) 出力パワーの独立的制御が可能な二重出力構造を有する広帯域光源
EP1341273A2 (en) Wideband erbium doped fiber amplifier capable of minimizing band crosstalk
EP1343228A2 (en) Wide band erbium-doped fiber amplifier with gain enhancement
JP3875234B2 (ja) ツリウム添加光ファイバ増幅器
US7016106B2 (en) Gain-controllable wideband optical fiber amplifier
US7019892B2 (en) Wideband light source
JP2001085768A (ja) フィードバックループを用いた光学素子測定用l−バンド光源
JP2004193613A (ja) Lバンド光増幅器
JPH1187824A (ja) 光増幅器
JP3836478B2 (ja) 広帯域光ファイバ増幅器
JP2003283022A (ja) 利得平坦化光ファイバ増幅器
JP2004193611A (ja) エルビウム添加光ファイバを利用した広帯域増幅器
JP4469795B2 (ja) 光増幅装置
JP2005079600A (ja) 二重出力構造を有する広帯域光源
JP2001015842A (ja) シードビームを用いるl−バンド光ファイバ増幅器
JP2663873B2 (ja) 伝送特性測定用光源
JPH07273724A (ja) 雑音光発生装置
Harun et al. Gain clamping in single-pass and double-pass L-band erbium-doped fiber amplifiers

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040713

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060627

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061121