JP2004192478A - 文字入力装置及び文字の入力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】極めて少ないキーで、文字入力を容易に行うことを可能にすることにある。
【解決手段】アルファベットや仮名文字等の入力対象となる文字群を複数のグループに分けて、各文字をグループに分けて表示し、この表示されている複数のグループのうちの1つが十字キーやペンのタッチで選択されると、この選択されたグループに複数の文字が含まれている場合は、更に複数のグループに分けて表示する。このような動作を繰り返して行い、最終的に選択されたグループに1つの文字が含まれている場合に、この文字を入力文字として確定するようにした。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末装置の文字入力装置及び文字の入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話機においては、文字入力の方法として番号入力用のキーに各行を割り当てると言う技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。図13は上記特許文献1のキー配列を示した図である。即ち「2」〜「9」の番号入力用のキーに「ABC」〜「WXYZ」の各行を割り当てている。この携帯電話機において文字を入力する場合、操作者は、入力したい文字に対応するキーを探し、入力文字に対応するキーを1回または数回押すことで文字を選択して入力する。たとえば、「D」を入力したいときは、英文字入力モードキー402を押して文字文字入力モードに表示を切り替えて、「3」キー404を1回押し、次に「E」を入力したいときは、「3」キー404を2回押すことにより「E」文字の入力を行うもので、表示部403には入力された文字が表示される。
【0003】
【特許文献1】
特開平2002−49460号公報(図6、図8。)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような携帯電話機でのキーによる文字入力方法手段では、英文字入力の為に、多数のキーを設けなければならず、キーを配置する大きなスペースが必要になり装置が大きくなってしまうという問題点があった。また入力文字がどのキーに対応するのかを探し多数回キーを押さなければならず、操作が煩雑になるという問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、上記従来技術による問題点を解決するためになされたもので、極めて少ないキーで、文字入力を容易に行うことが可能な文字入力装置及び文字の入力方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載された文字入力装置は、入力対象となる文字群を複数のグループに分けて、各グループを表示する文字グループ表示手段と、この文字グループ表示手段で表示されている複数のグループのうちの1つを選択するグループ選択手段と、このグループ選択手段で選択されたグループに複数の文字が含まれている場合は、更に複数のグループに分けて表示する分配表示手段と、前記グループ選択手段で選択されたグループに1つの文字が含まれている場合に、この文字を入力文字として確定する文字確定手段とを備えるものとした。
【0007】
請求項2に記載された入力装置の文字グループ選択手段は、複数方向に押圧操作される多接点キーを備えたことを特徴としている。
【0008】
請求項3に記載された入力装置の文字グループ選択手段は、ペン入力手段であることを特徴としている。
【0009】
請求項4に記載された入力装置の複数の文字グループは、アルファベットもしくはかな文字であることを特徴としている。
【0010】
請求項5に記載された入力方法は、入力対象となる多数の文字データを複数のグループに分けて表示し、この表示された複数のグループのうちの一つを選択させ、この選択により選択されたグループに文字データが複数含まれる場合には更に複数のグループに分けて表示することを繰り返して行い、最終的に1文字を含むグループが選択された場合に当該文字データを入力文字として確定することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0012】
図1は本発明の実施の形態による携帯端末装置1の構成を示す正面図である。図1に示す様に携帯端末装置1は、本体ケース11、表示部12、十字キー13、入力ペン14、後述する字種選択キー15及び他の機能制御キー16等から構成されている。表示部12は、上面に透明パネルが備えられたタッチパネル液晶表示装置などで構成され、入力ペン14で上面をタッチすることにより文字入力が可能となっている。十字キー13は、上面にスイッチ入力の為の方向指示の印刷17a、17b、17c、17dが施されている。そして上下左右に傾けることにより夫々のスイッチ入力がなされる4接点の多接点キーであり右方向に傾けることにより右方向キー17d入力がなされ、下方向に傾けることにより下方向キー17c入力、左方向に傾けることにより左方向キー17b入力、及び上方向に傾けることにより上方向キー17a入力がなされる様に構成されている。
【0013】
図2は、上記携帯端末装置1の全体構成を示したブロック図である。CPU20は後述するRAM21内にロードされている各種プログラムにしたがい、携帯端末装置1の全体動作を制御する中央演算装置である。記憶部22はオペレーティングシステムや各種アプリケーション等のプログラム、データファイル、文字フォントデータ等が予め格納されている不揮発性メモリからなる。この記憶部22に記憶されているプログラムやデータは、必要に応じてCPU20の制御によりRAM21にそれぞれロードされる。入力部23は上述した、透明パネル、十字キー13、字種選択キー15、その他の機能制御キー16からなり、表示部12は、これらのキーによって入力された文字データ或いはCPU20で処理された情報を表示する。
【0014】
RAM21は、記憶部22からロードされたプログラムを記憶するプログラムエリア21aと、ワークエリア21b及びデータエリア21cからなる。ワークエリア21cは入力部23の文字入力或いは、機能制御によって処理されるデータを一時記憶する作業エリアであり、データエリア21cは、選択された文字や、表示データ等を記憶するエリアである。次に上記の如く構成された本実施例の形態における文字入力の動作を説明する。
【0015】
まず、字種選択キー15の操作によって入力すべき文字の字種、即ち、アルファベット入力か、ひらがな入力か、カタカナ入力か等を選択した後文字入力を開始する。図3は、アルファベットの文字を入力する時の動作を示したフローチャートである。前記字種選択キー15でアルファベット入力が選択されると、キー入力待ち状態となり、ステップS31では、十字キー13による文字の選択をさせる為の画面を表示させる。図4(A)はステップS31におけるこの表示例で、表示部12にはアルファベット文字が4つの表示グループに分けられて夫々枠を伴って十字キー13の印刷17a乃至17dに対応する位置に表示される。即ち、1つ目の「ABCDEFG」の文字グループ32は上方向キー17a、2つ目の「HIJKLMN」の文字グループ31は右方向キー17d、3つ目の「OPQRSTU」の文字グループ33及び4つ目の「VWXYZ」の文字グループ34は夫々左方向キー17d及び下方向キー17cに対応する位置に表示される。また図4(A)では文字列35の「BOX_」が表示されているが、これは後述する如く「BOX」の文字が既に入力された状態の場合に表示されるもので、初期状態においては、「BOX」の文字は表示されずカーソル35aのみが表示される。
【0016】
ステップS32は、どの方向の十字キーが押されたかを判断する入力処理である。図7は、このステップS32の入力処理の詳細なフローチャートである。
図7においてステップS71は、十字キー13の入力の有無を判断するステップで、十字キー13が押されると入力有りと判断し、YESとされて次のステップS72に進み、上方向キー17aの入力か否かの判断をする。上方向キー17aが入力された場合、このステップS72で、YESと判断されて、図3のステップS33に進むが、NOの場合はステップS73に進み、右方向キー17dが入力されたか否かを判断する。右方向キー17dが入力された場合は、図3のステップS34に進むが、右方向キー17dの入力でない場合には、ステップS74に進み下方向キー17cの入力か否かが判断される。下方向キー17cの入力であった場合には、図3のステップ35に進むが、下方向キー17cでないと判断された場合には、左方向キー17bの入力であるとして詳細を後述する図6のフローに進む。
【0017】
上記図7のステップS72で上方向のキー入力であると判断された場合の図3のステップS33では、図4(A)で示した表示内容の表示切替が行われる。即ち、図4(A)に示す表示状態で、十字キー13の上方向キー17aが操作されたことは、図4(A)の4つのグループのうち上方向キー17aに対応して表示されている第一のグループ32が選択されたものと判断し、第一のグループ32の「ABCDEFG」を更に複数のグループに切替表示する。図4(B)はこの表示例を示し、選択された文字グループ32の「ABCDEFG」を、「ABC」の文字グループ36と、「DEF」の文字グループ37と、「G」の文字グループ38とに分けて表示する。文字グループ39は表示枠のみを画面に表示する。このステップ33での表示がなされると、次のステップS36に進む。
ステップS36は、十字キー13がどの方向に押されたかを判断する入力処理であり、上述したステップS32と同様の処理、即ち、図7の処理が行われる。然して上方向キー17aが押された場合、図7のステップS72で、YESと判断され、図3のステップS36に戻るが、NOの場合はステップS73に進む。右方向キー17dが入力された場合は、図3のステップS43に進む。右方向キーでない場合には、ステップS74に進み、下方向キー17cの入力であった場合には、図3のステップS37に進むが、下方向キー17cでないと判断された場合には左方向キー17bの入力であるとしてステップS38に進む。
【0018】
ステップ37では、図4(B)に示す表示状態で、下方向キー17cが操作されたことは、図4(B)に示す文字グループ37が選択されたものと判断する。選択された文字グループ37に含まれる文字は「G」の1文字であるのでこの「G」の文字を入力文字として確定する。図4(D)はこの表示例を示し、文字列「BOX_」35のカーソル35aが位置する行に文字「G」が入力され、カーソル35aは入力された文字「G」の次の行に移動し、文字列「BOXG_」54の表示が画面に表示される。
一方、上記図7のステップS74で、左方向キー17bであると判断された場合の図3のステップS38では、図4(B)で示した表示内容の表示切替が行われる。図4(B)に示す表示状態で、十字キー13が左方向に操作されたことは、図4(B)の4つのグループのうち第二の文字グループ36が選択されたものと判断し、第二の文字グループ36の「ABC」を切替表示する。図4(C)はこの表示例を示し、選択された文字グループ36「ABC」を、「A」の文字グループ40と、「B」の文字グループ41と、「C」の文字グループ42とに分けて表示する。文字グループ43は表示枠のみを画面に表示し、このステップS38での表示がなされると、次のステップS39に進む。
【0019】
ステップS39は、どの方向の十字キーが押されたかを判断する入力処理であり、図7の処理がなされる。即ち、上方向キー17aが操作されると、図7のステップS72で、YESと判断されて、図3のステップS40に進むが、NOの場合はステップS73に進む。右方向キー17dが入力された場合は、図3のステップS41に進む。右方向キー17dでないと判断された場合はステップS74に進み、下方向キー17cの入力である場合は、図3のステップS42に進むが、下方向キー17cでないと判断された場合には左方向キー17bの入力であるとしてステップS39に戻る。
【0020】
ステップ40では、図4(C)に示す表示状態で、上方向キー17aが操作されたことは、図4(C)の文字グループ40が選択されたものと判断する。この選択された文字グループ40に含まれる文字は「A」の1文字である為、この「A」の文字を入力文字として確定する。図4(E)はこの表示例を示し、文字列「BOX_」35のカーソル35aが位置する行に文字「A」が入力され、カーソル35aは入力文字「A」の次の行に移動し、文字列「BOXA_」55の表示が画面に表示される。右方向キー17dが押された場合の図3のステップS41では、図4(C)の文字グループ41が選択さたものと判断する。この文字グループ41に含まれる文字は「B」の1文字である為、この文字「B」を入力文字として確定する。図4(F)はこの表示例を示し、文字列「BOX_」35のカーソル35aが位置する行に文字「B」が入力され、カーソル35aは入力された文字「B」の次の行に移動し、文字列「BOXB_」53の表示が画面に表示される。図3のステップ39で、下方向キー17cが押された場合には、図4(C)の文字グループ42の「C」が選択されたものと判断する。文字グループ42に含まれる文字は「C」の1文字である為、この文字「C」を入力文字として確定する。図4(G)はこの表示例を示し、文字列「BOX_」35のカーソル35aが位置する行に文字「C」が入力され、カーソル35aは入力された文字「C」の次の行に移動し、文字列「BOXC_」56の表示が画面に表示される。
【0021】
ステップS36で、右方向キー17dであると判断された場合の図3のステップS43では、図4(B)で示した表示内容の表示切替が行われる。図4(B)に示す表示状態で、十字キー13が右方向に操作されたことは、図4(B)の4つのグループのうち第二の文字グループ38が選択されたものと判断され、第二の文字グループ38の「DEF」を切替表示する。図5(A)はこの表示例を示し、選択された文字グループ38の「DEF」を、「D」の文字グループ70と、「E」の文字グループ71と、「F」の文字グループ72とに分けて表示する。文字グループ73は表示枠のみを画面に表示し、次のステップS44に進む。
【0022】
ステップS44は、図7に示した、どの方向の十字キーが操作されたかを判断する入力処理である。図7のフローチャートで上方向キー17aが操作された場合、図7のステップS72で、YESと判断されて、図3のステップS45に進むが、NOの場合はステップS73に進む。右方向キー17dが入力された場合は、図3のステップS46に進む。右方向キーでないと判断された場合は、ステップS74に進み、下方向キー17cの入力であった場合は、図3のステップS47に進むが、下方向キー17cでないと判断された場合は左方向キー17bの入力であるとしてステップS44に戻る。
【0023】
ステップS45は、図5(A)に示す表示状態で、上方向キー17aが操作されたことは、図5(A)の文字グループ70の「D」が選択されたものと判断され、この「D」の文字を入力文字として確定する。図5(B)はこの表示例を示し、文字列「BOX_」35のカーソル35aが位置する行に文字「D」が入力され、カーソル35aは入力文字「D」の次の行に移動し、文字列「BOXD_」57の表示が画面に表示され、このステップ45での表示がなされる。右方向キー17dが押された場合の図3のステップS46では、図5(E)の文字グループ71の「E」が選択さたものと判断する。文字グループ71に含まれる文字「E」は1文字である為、この文字「E」を入力文字として確定する。図5(C)はこの表示例を示し、文字列「BOX_」35のカーソル35aが位置する行に文字「E」が入力され、カーソル35aは入力された文字「E」の次の行に移動し、文字列「BOXE_」58の表示が画面に表示され、このステップS46での表示がなされる。図3のステップ44で、下方向キー17cが押された場合には、文字グループ72の「F」が選択されたものと判断する。文字グループ72に含まれる文字は「F」の1文字である為、この文字「F」を入力文字として確定する。図5(D)はこの表示例を示し、文字列「BOX_」35のカーソル35aが位置する行に文字「F」が入力され、カーソル35aは入力された文字「F」の次の行に移動し、文字列「BOXF_」59の表示が画面に表示される。
【0024】
図3のステップS32において、左方向キー17bが押されると図5のステップS51に進む。この図5のフローのステップS51は、図4(A)に示す表示状態で、十字キー13が左方向に操作されたことは、図4(A)の4つのグループのうち文字グループ31が選択されたものと判断し、文字グループ31の「HIJKLMN」を複数のグループに切替表示する。図8(A)はこの表示例を示し選択された文字グループ31の「HIJKLMN」を「HIJ」の文字グループ74と、「KLM」の文字グループ75と、「N」の文字グループ76とに分けて表示する。文字グループ77は表示枠のみを画面に表示する。
【0025】
次のステップS52は、図7のどの方向の十字キーが押されたかを判断する入力処理である。右方向キー17dが操作されると、ステップS59に進み、左方向キー17bが操作された場合は、ステップS53に進み、下方向キー17cが操作された場合は、ステップS54に進み、上方向キー17aが操作された場合は、ステップS52に戻る。ステップS54では、図8(A)に示す表示状態で、下方向キー17cが操作されたことは、図8(A)に示す文字グループ76が選択されたものと判断する。選択された文字グループ76に含まれる文字は「N」で1文字である為、この「N」の文字を入力文字として確定する。図6(B)はこの表示例を示し文字列「BOX_」35のカーソル35aが位置する行に文字が入力表示され、カーソル35aは、入力された文字「N」の次の行に移動し、文字列「BOXN」60の表示が画面に表示される。
【0026】
ステップS53は、図8(A)で示した表示内容の表示切替が行われる。図8(A)に示す表示状態で、左方向キー17bが操作されると、図8(A)の文字グループ74が選択されたものと判断し、文字グループ74の「HIJ」を切替表示する。図8(C)はこの表示例を示し、選択された文字グループ74を、「H」の文字グループ78と、「I」の文字グループ79と、「J」の文字グループ80とに分けて表示する。文字グループ81は表示枠のみを画面に表示し、次のステップS55に進む。
【0027】
ステップ55は、図7のどの方向の十字キーが操作されたかを判断する入力処理のフローである。上方向キー17aが操作されるとステップS56に進み、右方向キー17dが操作されるとステップS57に進む。下方向キー17cが操作されたと判断されると、ステップ58に進む。左方向キー17bが操作されるとステップS55に戻る。
ステップS56は、図8(C)に示す表示状態で、上方向キー17aが操作されて図8(A)の文字グループ78が選択されたものと判断する。この選択された文字グループ78に含まれる文字は「H」の1文字である為、この「H」の文字を入力文字として確定する。図8(D)はこの表示例を示し、文字列「BOX_」35のカーソル35aが位置する行に文字「H」が表示され、カーソル35aは入力された文字「H」の次の行に移動し、文字列「BOXH_」61が画面に表示される。
ステップS55で、右方向キー17dが操作された場合は、図8(C)の文字グループ79が選択されたものと判断する。選択された文字グループ79に含まれる文字は「I」の1文字であるため、この文字「I」を入力文字として確定する。図8(E)は、この表示例を示している。
ステップS58で、下方向キー17cが操作された場合は、図8(C)の文字グループ80が選択されたものと判断する。選択された文字グループ80に含まれる文字は「J」の1文字であるため、この文字「J」を入力文字として、確定する。図8(F)は、この表示例を示している。
【0028】
ステップS52で、右方向キー17dであると判断された場合の図6のステップS59では、図8(A)で示した表示内容の表示切替が行われる。図8(A)に示す表示状態で、十字キー13が右方向に操作されたことは、図8(A)の文字グループ75が選択されたものと判断し、文字グループ75の「KLM」を切替表示する。図8(G)はこの表示例を示し、選択された文字グループ75を、「K」の文字グループ82と、「L」の文字グループ83と、「M」の文字グループ84とに分けて表示し、次のステップS60に進む。
【0029】
ステップ60は、どの方向の十字キーが操作されたかを判断する入力処理のフローである。上方向キー17aが操作されるとステップS61に進み、右方向キー17dが操作された場合、ステップS62に進む。下方向キー17cが操作されたと判断されるとステップ63に進む。左方向キー17bが操作された場合は、ステップS60に戻る。
ステップS61では、図8(G)に示す表示状態で上方向キー17aが操作された時、文字グループ82が選択されたものと判断する。選択された文字グループ82に含まれる文字は「K」の1文字である為、この「K」の文字を入力文字として確定する。図6(H)はこの表示例を示している。
ステップS60で、右方向キー17dが操作された場合は、図8(G)の文字グループ83が選択されたものと判断する。選択された文字グループ83に含まれる文字は「L」の1文字であるため、この文字「L」を入力文字として確定する。図8(I)は、この表示例を示している。
ステップS63で、下方向キー17cが操作された場合は、図8(G)の文字グループ84が選択されたものと判断する。選択された文字グループ84に含まれる文字は、「M」の1文字であるため、この文字「M」を入力文字として確定する。図8(J)は、この表示例を示している。
【0030】
尚、図3のステップS34の「右方向処理」とステップS35の「下方向処理」は、上述した十字キーによるアルファベットの文字入力操作と同様な操作のため、図示及び説明は省略する。
この様に、上記の実施の形態では、アルファベット文字を複数のグループに分けて表示させ、グループの1つを十字キー13で選択することによって、選択されたグループの文字を順次分配して表示させ最終的に1つの文字を選択する様に構成してあるので、十字キー13だけで文字入力が可能である。
【0031】
図10は、入力ペン14でアルファベットの文字を入力する様にしたもので、例えば「B」を入力する時の操作を示したフローチャートである。ステップS81では、入力ペン14よる文字選択をさせる為の画面を表示させるステップである。図11(A)は、ステップS81における表示例で、表示部12には、4つの表示グループが夫々枠を伴って表示される。1つ目の「ABCDEFG」の文字グループ105、2つ目の「HIJKLMN」の文字グループ106、3つ目の「OPQRSTU」の文字グループ107及び4つ目の「VWXYZ」の文字グループ108が表示される。また図11(A)では文字列35の「BOX_」が表示されているが、これは「BOX」の文字が入力された状態の場合に表示されるもので、初期状態においては、「BOX」の文字は表示されずカーソル35aのみが表示される。
【0032】
図10のステップS82は、入力ペン14で画面に表示されている文字グループの表示画面の上面をタッチし、文字グループを選択するステップである。文字「B」を入力する時は、入力ペン14で文字「B」が含まれる文字グループ105の上面をタッチする。
次のステップS83では、タッチされた文字グループ105を更に複数のグループに切替表示する。図11(B)はこの表示例を示し選択された文字グループ105を、「ABC」の文字グループ110と、「DEF」の文字グループ112と、「G」の文字グループ111に分配して表示する。文字グループ113は表示枠のみを画面に表示し次のステップS84に進む。
ステップS84は、更に入力ペン14で入力する文字「B」が含まれる文字グループを選択するステップであり文字「B」が含まれる文字グループ110の上面を入力ペン14でタッチし、次のステップS85に進む。
ステップ85は、タッチされた文字グループ114を切替表示するステップである。図11(C)はこの表示例を示し、選択された文字グループ110を「A」の文字グループ115と、「B」の文字グループ116と、「C」の文字グループ117に分けて表示する。文字グループ108は表示枠のみを画面に表示する。このステップS85での表示がなされた後は、次のステップS86に進む。ステップS86は、入力ペン14で、入力する文字「B」が含まれる文字グループを選択するステップで、図11(D)がこの表示例である。文字グループ「B」119が表示されている画面の上面、例えばXで示す位置200を入力ペン14でタッチし、文字グループ119が選択される。
次のステップS87では、選択された文字グループ119に含まれる文字「B」を入力文字として確定する。これにより文字列「BOX」の次の位置に文字「B」が入力され、カーソル35aは入力された文字「B」の次の行に移動する。この様に、タッチ入力によっても順次複数の文字を分配表示させて、所望の文字を入力することが可能である。
【0033】
図12は、図4に示した十字キー13で、ひらがなを入力する時の説明図であり、「き」を入力する例を示している。尚、ひらがな入力処理のフローチャートは、アルファベットの文字を入力する動作と同様のため省略する。
図12(A)では、十字キー13で文字グループを選択させる画面を表示させる。表示部12には、50音の各行の先頭文字が4つの表示グループに分けられて夫々枠を伴って表示される。即ち、1つ目の「あかさ」の文字グループ302、2つ目の「たなは」の文字グループ303、3つ目の「まやら」の文字グループ304、4つ目の「わをん」の文字グループ305が表示される。表示部12上方には文字列「てん_」301が表示されているが、これは「てん_」の文字が入力された状態の場合に表示されるもので、初期状態においては、「てん_」の文字は表示されず、カーソル301aのみが表示される。図12(A)に示す表示状態で、十字キー13の上方向キー17aが操作されると、図12(A)の文字グループ302が選択されたものと判断し、文字グループ302の「あかさ」を切替表示する。図12(B)はこの表示例を示し、選択された文字グループ302を、「あ」の文字グループ306と、「か」の文字グループ307と、「さ」の文字グループ308に分けて表示する。文字グループ309は表示枠のみを画面に表示する。次に図12(B)に示す表示状態で、十字キー13の右方向キー17aが操作されると、文字グループ「か」307が選択される。この選択された文字グループ307は50音の「か」行(「かきくけこ」)である。この「か」行の5文字を更に新しい複数の文字グループに分けて表示する。
図12(C)は、この表示例を示し、選択された「か」行の「かきくけこ」を、「かき」の文字グループ310と、「くけ」の文字グループ311と、「こ」の文字グループ312に分けて表示する。文字グループ313は、表示枠のみを画面に表示する。次に図12(C)に示す表示で、上方向キー17aが操作されると、文字グループ310が選択されたものと判断し、文字「かき」310を、図12(D)に示す様に文字グループ「か」314と、文字グループ「き」315に分けて表示する。文字グループ316と、文字グループ317は表示枠のみを画面に表示する。次に図12(D)に示す表示で、右方向キー17aが操作されると、文字グループ315が選択されたものと判断する。この選択された文字グループ315に含まれる文字は「き」で1文字である。この「き」の文字を入力文字として確定する。図12(E)はこの表示例を示し、図12(A)の文字列「てん_」301のカーソル301aが位置する行に文字「き」が入力され、カーソル301aは入力された文字「き」の次の行に移動し、文字列「てんき_」318の表示が画面に表示される。この様にして、他のひらがなも同様の操作により順次入力を行うことができる。
【0034】
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の改良、変更が可能である。
例えば、携帯電話だけでなく通常の家庭用の電話、ページャー、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタンツ)、パーソナルコンピュータ等入力装置を備えた電子機器に適応が可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明は、多数の文字を複数のグループに分けて表示し、この複数のグループのうちの1つを選択し、更に選択したグループの文字を更に複数に分けて表示することを繰り返して、文字を入力する様にしたので、グループの1つを選択する手段を用いるだけで文字の入力が出来、キーを配置する大きなスペースが不要となり、表示を大きく、広く使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による携帯端末装置1の外観を示す図。
【図2】図1の携帯端末装置1の回路構成を示すブロック図。
【図3】図1の実施の形態に係る十字キーで、アルファベットの文字を入力するフローチャート。
【図4】図3の文字入力処理フローチャートに係る文字入力の表示状態図。
【図5】同じく文字入力の表示状態図
【図6】十字キーで、アルファベットの文字を入力するフローチャート。
【図7】同じく文字入力のフローチャート。
【図8】同じく文字入力の表示状態図。
【図9】同じく文字入力の表示状態図。
【図10】同じく文字入力のフローチャート。
【図11】同じく文字入力の表示状態図。
【図12】図12は本発明の第二実施例に係るかな文字を入力する場合の表示画面の説明図。
【図13】従来の携帯電話機の説明図。
【符号の説明】
1 携帯端末装置
12 表示部
13 十字キー
14 入力ペン
17a 上方向キー
17b 左方向キー
17c 下方向キー
17d 右方向キー
20 CPU
21 RAM
21a プログラムエリア
21b ワークエリア
21c データエリア
22 記憶部
23 入力部

Claims (5)

  1. 入力対象となる文字群を複数のグループに分けて、各グループを表示する文字グループ表示手段と、
    この文字グループ表示手段で表示されている複数のグループのうちの1つを選択するグループ選択手段と、
    このグループ選択手段で選択されたグループに複数の文字が含まれている場合は、更に複数のグループに分けて表示する分配表示手段と、
    前記グループ選択手段で選択されたグループに1つの文字が含まれている場合に、この文字を入力文字として確定する文字確定手段とを具備したことを特徴とする文字入力装置。
  2. 前記グループ選択手段は複数方向に押圧操作される多接点キーであることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記グループ選択手段はペン入力手段であることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  4. 前記複数の文字はアルファベットもしくはかな文字であることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  5. 入力対象となる多数の文字データを複数のグループに分けて表示し、この表示された複数のグループのうちの一つを選択させ、この選択により選択されたグループに文字データが複数含まれる場合には更に複数のグループに分けて表示することを繰り返して行い、最終的に1文字を含むグループが選択された場合に当該文字データを入力文字として確定する文字の入力方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100872347B1 (ko) * 2007-02-27 2008-12-05 삼성전자주식회사 단말의 문자 배열 및 입력 방법

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