JP2004192199A - 超音波型座標入力装置 - Google Patents

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英紀 関口
Soichi Hama
壮一 浜
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Abstract

【課題】ペンを右手で持つ場合でも、左手で持つ場合でも、手による超音波信号の遮蔽で座標検出できない障害を低減できるようにすること。
【解決手段】4つの超音波受信器と赤外線受信器を、紙を固定できる本体部2の座標入力面の左上端と右上端に設け、ペン1が発信する超音波と赤外線を受信する。ペン1で紙に筆記すると、紙に筆跡が残ると同時に、上記超音波受信器で、ペン1から発信される超音波が受信され、本体部2に設けられた処理部は上記超音波信号の伝搬時間によりペン1の座標位置を求め、ペンの筆跡を求める。上記処理部には、どの超音波センサが使用可能か判断する機構と、使用できるセンサの中から有効なセンサを選択する機構とが設けられ、3個以上のセンサの内2個のセンサを使用して座標計算を行なう。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ペンで紙等に文字や図形を手書きした時の軌跡をコンピュータに入力するための超音波型座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ペンから超音波を発信し、図12(a)に示すように座標入力面に固定配置した2個の超音波センサまで超音波が伝搬する時間からペン−センサ間距離を計測し、三角測量により座標入力面でのペン先の2次元座標を求める技術が、特許文献1に開示されている。
また、広い座標入力面に対応するため、図13に示すように、3個以上の超音波センサを直線状に並べ、ペン座標に応じてセンサを選択使用する技術が、特許文献2に示されている。
また、2個の超音波センサを座標入力面の上側の左端あるいは右端に斜めに配置することで、センサの死角を無くして、精度良く座標を入力する技術を、先に本発明者は提案した(特願2002−54982)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭60−176130号公報
【特許文献2】
特表2000ー510274号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載のものはでは、ペンから超音波に同期して赤外線等の光を発生し、受信側で、赤外線が受光してから超音波が受信されるまでの時間から、ペンと超音波センサまでの距離を計測している。
すなわち、図12(a)に示すように、2個の超音波センサを紙等の座標入力面の上辺の左右端に配置して、座標入力を行なっているが、超音波や赤外線は手等の不透明な固定物で遮蔽されるため、ペンとセンサ間に手等の障害物があると、赤外線や超音波がペンからセンサに届かなくなり、正しく座標入力できなくなる。そのため、例えばペンを右手で持つ場合、右側のセンサが右手が影になりやすく、ペンの持ち方に注意が必要である。
そこで、図12(b)に示すように2個の超音波センサを有する受信機を紙等の座標入力面の中央付近に紙の上端と平行して配置する方法も考えられるが、通常、超音波センサや赤外線センサは90度から120度程度の指向性があるため、紙面の右上端や左上端に超音波や赤外線を受信しない死角が生じてしまい、死角位置では座標入力できないという問題が生じる。
また、死角付近では、超音波センサの見かけ上のセンサ間距離が縮まるため、たとえ、指向性が拡がって座標入力できても、精度入力が悪くなるという問題もある。
そこで、本発明者は、前記した特願2002−54982で、紙の右上端か左上端に、30度から60度の範囲で斜めに2個の超音波センサを配置する方法を提案している。この場合、図14(a)のように、ペンを右手が持つ場合には、受信機を紙の左上端に配置する。この位置では右手で赤外線や超音波を遮蔽しにくくなり、また、センサ間を結ぶ直線が紙面上端に対して30度から60度の角度を持っているため、ペンが紙面上端にある場合でも見かけ上のセンサ間距離が極端に縮まらないため、座標入力精度が極端に悪化することは無い。
また、左手でペンを持つ場合には、図14(b)に示すように、紙の右上端に配置すれば良い。この座標入力装置を個人で使用する場合には、通常、どちらの手でペンを持つかは決まっているため、それに合わせて、前もって右上端か左上端に置けば良い。
しかし、例えば、この座標入力装置を窓口等に置き、不特定多数の人が使用する場合、どちらの手でペンを持つかは前もって分からないため、例えば、右利きの人が多いため、左上端に置いておくと、左利きの人が窓口に来た時に、受信機を入れ替える必要があり、作業が煩雑となる。また、たとえ、右手にペンを持っている場合でも、図14(c)に示すように、例えば、左手で紙をおさえるような場合、左手で赤外線や超音波を遮蔽してしまうという問題が生じることもある。
一方、前記特許文献2に示すように、3個以上のセンサを直線上に並べ、座標入力面の領域のABCのいずれにペンがあるかによって、使用する超音波センサを切り替えるようにすると、座標入力面が広くてペンから遠いために超音波が届かない不都合を解消することができる。しかし、上記に示すような手による遮蔽の問題は解消できない。
本発明は上記事情を考慮してなされたものであって、本発明の目的は、ペンを右手で持つ場合も左手で持つ場合も同じ構成で、手による超音波信号の遮蔽で座標検出できない障害を低減することができる超音波型座標入力装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明では、図1に示すように紙等の座標入力面の左上端と右上端以外に、上端のいずれかに超音波トランスジューサ(超音波発信器もしくは超音波受信器)を配置し、どの超音波トランスジューサが使用可能か判断する機構と、使用できる超音波トランスジューサの中から有効な超音波トランスジューサを選択する機構とを設け、3個以上のトランスジューサの内2個のトランスジューサを使用して座標計算を行なう。
すなわち、以下のようにして前記課題を解決する。
(1)超音波送信または受信を行なう超音波トランスデューサを有する移動体と、移動体の特定部分が座標入力面と接触していることを検知する手段と、超音波を受信または送信する3個あるいはそれ以上の超音波トランスデューサを有する固定体と、超音波の伝搬時間により固定体に対する移動体の位置を求める手段とを有する超音波型座標入力装置において、上記固定体の超音波トランスデューサのうち少なくとも1個を座標入力範囲の左上端に配置し、少なくとも他の1個を右上端に配置し、他の1個あるいはそれ以上の超音波トランスデューサを上端に配置し、上記固定体に設けられた超音波トランスデューサが有効かどうかを判定する手段と、上記3個以上の固定体の超音波トランスデューサの中から有効な2個の超音波トランスデューサを選択する手段と、有効な2個の超音波トランスデューサを使用して固定体に対する移動体の位置を求める手段とを設ける。
上記のように、本発明においては、両側以外に上端のいずれかにセンサがあるため、例え、ペンを持つ手で一方の端のセンサが隠れても、もう一方の端のセンサと上端のいずれかのセンサが有効である可能性が高く、手による遮蔽で座標入力できなくなる障害を低減することができる。
(2)上記超音波トランスデューサは以下のように配置することができる。
左上端に、お互いを結ぶ直線が座標入力面の上端辺に対して30〜60度の範囲となるように2個の超音波トランスデューサを最大指向性が座標入力範囲を向くように配置し、右上端に、お互いを結ぶ直線が座標入力面の上端辺に対して30〜60度の範囲となるように2個の超音波トランスデューサを最大指向性が座標入力範囲を向くように配置する。
また、上端に配置した超音波トランスデューサを座標入力範囲の上端の中央に配置する。
上記のように超音波トランスデューサを30〜60度の範囲となるように配置することにより、ペンが紙面上端にある場合でも、見かけ上のセンサ間距離が極端に縮まらず、座標入力精度が極端に悪化することはない。
(3)上記超音波トランスデューサが有効かどうかを、以下のようにして判定する。
(i) 各超音波信号の発生から一定時間以内に、閾値以上の超音波信号が検出されたかどうかで判定する。
(ii)超音波トランスデューサ近傍に配置した同期用の光信号送受信器で光が検出されたかどうかで判定する。
これにより、超音波の伝搬経路のそばに遮蔽物があることにより、超音波の波が乱れて正しく波形検出できないといった問題を回避することができる。
(4)また、有効な超音波トランスデューサ内から、次のようにして、2個の超音波トランスデューサを選択して、固定体に対する移動体の位置を求める。
(i) 3個以上の超音波トランスデューサが有効な場合、最も外側の超音波トランスデューサを選択する。
(ii)固定体に超音波トランスジューサを4個設け、4個の超音波トランスデューサが有効な場合、最も外側の超音波トランスデューサを選択し、右上端の少なくても一方が無効ならば左上端の2個を選択し、左上端の少なくても一方が無効なら右上端の2個を選択する。
上記のようにできるだけ距離の離れた超音波トランスジューサを使用することにより、座標計算の精度を向上させることができる。
(5)超音波の音速を補正する補正手段を設け、固定体に設けられた超音波トランスデューサが3個以上有効な場合、該超音波トランスジューサの出力から求めた超音波伝搬時間に基づき超音波の音速を求め、上記固定体に対する移動体の位置を求める手段は、上記補正手段により求めた音速により、移動体の位置を求める。
これにより、周囲温度の変化により音速が変化しても、精度よく移動体の位置を求めることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の第1の実施例の超音波型座標入力装置の概略構成を示す図である。
本実施例の超音波型座標入力装置は、超音波と同期用の赤外線を発信するペン1と、紙等の座標入力面の左上端と右上端に設けられ、上記ペン1が発信する超音波と赤外線を受信する4つの超音波受信器(以下超音波センサという)と赤外線受信器(以下赤外線センサという)からなる受信器2a,2b,2c,2dを有し、紙を固定できる本体部2からなる。
本体部2に紙を固定し、ペン1で紙に筆記すると、紙に筆跡が残ると同時に、上記超音波受信器で、ペン1から発信される超音波が受信され、本体部2に設けられた処理部(図示せず)に入力される。処理部は上記超音波信号の伝搬時間によりペン1の座標位置を求め、ペンの筆跡を求める。
上記処理部には、どの超音波センサが使用可能か判断する機構と、使用できるセンサの中から有効なセンサを選択する機構とが設けられ、3個以上のセンサの内2個のセンサを使用して座標計算を行なう。上記受信器2a〜2dは、座標入力面の左上端と右上端以外に、上端のいずれかの位置に設けられていてもよい。
【0007】
図2に本実施例のペン1の構成を示す。
ペン1内には、先端にボールペン芯1aが付いており、筆記時の芯と筆記面の接触を検出するための接触検知スイッチ1bが付いている。先端にはさらに、円筒状の超音波発信器1cと赤外線LED1dが付いている。
円筒状の超音波発信器1cはポリフッ化ビニリデン製の円筒状の圧電フィルムからなる。円筒状にするのは、指向性を360度にすることで、ペン1が回転しても超音波が同じように発信して本体部の超音波センサに届くようにするためである。
赤外線LED1dは指向性120度のものを3個配置し、やはり、ペン1が回転しても赤外線が同じように本体部の赤外線サンサに届くようになっている。また、ペン内部には駆動回路11と電池12が設けられている。
ペン1の内部ブロック図を図3に示す。ペン1の内部に設けられた駆動回路11は、タイマ11aとLED駆動回路11bと超音波駆動回路11cから構成される。
図3において、ペン先と筆記面との接触を検知する接触検知スイッチ1bにより接触が検知されると、タイマ11aによる一定周期でLED駆動回路11bと超音波駆動回路11cが駆動され、赤外線LED1dから赤外線パルスが、また、超音波発信器1cから超音波パルスが発生する。この周期は人間の手によるペン1の動きが安定に検出できれば良いので100Hz程度に設定されている。
【0008】
本体部2の具体的構成例を図4に示す。
全体は、ボード状になっており、紙22を載せる下敷きとして使用できる。紙22は、ボード21の上端と左上端に突き当てエッジ23が付いており、紙クリップ24で固定することで、常に本体部の同じ位置に紙を固定できるようになっている。
本体部2の左上端には、2個の超音波センサ25a,25bと赤外線センサ26a,26bが、紙の上端に対して45度の角度を持って、内側を向いて配置されている。同様に、右上端にも、2個の超音波センサ25c,25dと赤外線センサ26c,26dが、紙22の上端に対して45度の角度を持って、内側を向いて配置されている。尚、角度は45度に限定するものでは無いが、見かけ上のセンサ間隔が狭くならないように、30度から60度の範囲にあることが望ましい。超音波センサ25a,25b,25c,25dもポリフッ化ビニリデン製の円筒状の圧電フィルムからなる。
【0009】
本体部2に設けられた処理部のブロック図を図5に示す。
図5に示すように、本体部に設けられた処理部は、超音波センサ25a〜25cの出力を増幅する入力アンプ31a〜31dと、入力アンプ31a〜31cが所定の閾値を越えたとき出力を発生するコンパレータ32a〜32dと、赤外線センサ26a〜26dの出力の論理和を求める論理和ゲート33と、論理和ゲート33が出力を発生したときにスタートし、上記コンパレータ32a〜32dが出力を発生したときストップするタイマ34a〜34dを備える。
さらに、上記赤外線センサ26a〜26dの出力によりトリガされる赤外線検出フリップフロップ35a〜35bと、タイマ34a〜34dと赤外線検出フリップフロップ35a〜35dの出力が入力されるコンピュータ36を備えている。
コンピュータ36は、入力部36a、使用センサ選択部36b、座標計算部36c、軌跡表示部36d、音速補正部36eを備え、上記入力部36aから入力される赤外線検出フリップフロップ35a〜35dの出力f1〜f4、タイマ34a〜34dの出力t1〜t4に基づき、使用センサ選択部36bで使用センサを選択して、座標計算部36cにより座標計算を行い、軌跡表示部36dでペン1の軌跡を表示するとともに、上記音速補正部36dにより超音波伝搬時間から音速を求めて音速補正を行う。なお、コンピュータ36における上記機能は、ソフトウェアにより実現される。
【0010】
図5において、超音波センサ25a〜25dでペン1からの超音波パルスを、赤外線センサ26a〜26dで赤外線パルスを検出する。
赤外線センサ26a〜26dでパルスを検出されると、赤外線検出フリップフロップ35a〜35dがONになり、どの赤外線センサが検出されたか、コンピュータ36が検出できるようになる。
また、赤外線センサ26a〜26dの出力は論理和ゲート33で論理和されるため、いずれの赤外線センサが赤外線を検出しても、論理和ゲート33は赤外線検出パルスを発生するようになっている。
一方、ペン1からの超音波パルスは超音波センサ25a〜25dとで検出後、入力アンプ31a〜31dで適当に増幅される。受信された超音波は通常図6の受信波1〜4に示すような波形となる。
そこで、コンパレータ32a〜32dで適当な閾値c1〜c4よりも大きいかどうか検出され、大きいと超音波が到達したと判定される。
タイマ34a〜34dは、赤外線検出パルスでスタートされ、コンパレータ32a〜32dの出力でストップする。これにより、赤外線パルスが到達してから、超音波パルスが到達するまでの超音波伝搬時間t1〜t4が計測される。
なお、一定時間経過してもタイマ34a〜34dがストップされない場合は、コンピュータ36は超音波パルスが遮蔽物に遮断されて到達しなかったとして、t1〜t4は無効(OFF) として処理する。
計測された時間t1〜t4と赤外線検出状態f1〜f4は、コンピュータ36に入力され、後はコンピュータ36内のソフトウェアで処理される。
【0011】
コンピュータ36では、以下の処理を行う。
ペンの座標を求めるためには、2個の超音波センサがあれば良い。そこで、コンピュータ36に、先ず、赤外線検出フリップフロップ35a〜35dの出力f1〜f4とタイマ34a〜34dで計測した超音波伝搬時間t1〜t4が入力されると、コンピュータ36は、上記f1〜f4の状態に応じて使用する超音波センサを使用センサ選択部36bで選択する。使用するセンサの選択基準は、以下の方針で行う。
(i) その超音波センサに超音波が検出されなければそのセンサは使用しない。
(ii)そばに配置された赤外線センサが信号を検出しなければその超音波センサは使用しない。
(iii) 複数の超音波センサが使用可能な場合は距離の離れたセンサを使用する。
【0012】
すなわち、図7(a) に示すように、手等の障害物で超音波や赤外線が遮蔽される場合、超音波が検出されなければ時間計測できないため、当然、そのセンサは使用できない。
また、同図(b)に示すように、赤外線のみ遮蔽される場合もあるが、この図のように超音波の伝搬経路のそばに遮蔽物があると、超音波の波が乱れて正しく波形検出できない場合があるため、この場合にも、その超音波センサを使用しない方がよい。
同図(c)に示すように、まれには、近傍に遮蔽物があり、超音波が乱されているにも関わらず、赤外線が遮蔽されない場合も起きうるが、超音波センサ25aに直近の赤外線センサ26a以外に、次に近い赤外線センサ26bの遮蔽も考慮して、赤外線センサ26bが遮蔽されていれば、超音波センサ25aをなるべく使用しないようにすれば、上記超音波の乱れにより正しく検出できないといったことを防ぐことができる。
さらに、全てのセンサが使用可能であれば、センサ間距離が大きい程、座標計算の精度が良くなるため、なるべく距離の離れたセンサを使用するのが合理的である。
【0013】
以上をまとめると、図8の表に従って使用するセンサを選択する。この表は、各センサについて、(1) 超音波センサが使用可能で赤外線検出フリップフロップもON、(2) 超音波センサは使用可能だが赤外線検出フリップフロップはOFF、(3) 超音波センサが使用できない、の3通りを全センサについて場合分けし、全部で81通りの場合について、どのタイマを使用するかを示したものである。なお、図8では、前記(i) 〜(iii) の選択基準に加えて、超音波センサの出力が検出されない場合、その近傍の超音波センサの出力も使用しないという選択基準も使用している。
図8において、例えば、1行1列は、全ての超音波センサ25a〜25dの出力ONでタイマ34a〜34dの出力t1〜t4がONで、かつ、全ての赤外線検出フリップフロップ35a〜35dの出力f1〜f4がONの場合であり、何ら遮蔽されていない場合である。
この場合には、距離の離れた超音波センサ25aと25d、すわなち、タイマ34aの出力t1とタイマ34dの出力t4を使用する。
また、1行3列は、超音波センサ25bが使用できない場合であり、この場合には、この超音波センサ25bに近い超音波センサ25aの出力が入力されるタイマ34aの出力t1も使用せずに、タイマ34cの出力t3とタイマ34dの出力t4を使用する。
9行3列は、超音波センサ25aのみしか使用できない場合で、1個のセンサでは座標計算できないため、エラーとして処理する。
【0014】
次に、コンピュータ36の座標計算部36cにおいて、超音波伝搬時間T1〜T4から、ペン1の座標を求める方法を説明する。
音速をvとして、ペンPから各超音波センサまでの距離を距離r1〜r4とすると、距離r1〜r4は以下の(1)〜(4)式となる。
r1 =v・t1 …(1)
r2 =v・t2 …(2)
r3 =v・t3 …(3)
r3 =v・t3 …(4)
ここで、超音波センサ25aの位置(S1) を原点とし、図9のような座標系を取ると、ペンPの座標(x,y) は、以下の(5)〜(8)式で求まる。
+y=r1 …(5)
(x−a)+(y−a)=r2 …(6)
(x−b)+(y−a)=r3 …(7)
(x−a−b)+y=r4 …(8)
ここで、例えばt1とt4を使用する場合、(1)(4)(5)(8) 式で、v,a,bは既知であるため、x,yについて解けば、以下の(9)(10)式でペン座標(x,y)が求まる。
【0015】
【数1】
Figure 2004192199
【0016】
上記はt1とt4を使用する場合であるが、他の場合についても、同様にして求まる。
軌跡表示部36dは上記のようにして求めたペン座標からペンの軌跡を表示する。
ここで、図8の表の1行1列で全ての超音波センサ25a〜25dと赤外線検出フリップフロップ35a〜35dがONの場合には、音速を補正することができる。
超音波の音速vは温度が変化しなければ一定であるが、温度T(℃) が変化すると音速vは以下の(11)式で近似できる速度(m/s)となる。
v=331.5+0.6T…(11)
そこで、前記(1)(2)(4)(5)(6)(8)式の6式で、音速vも未知数とし、x,y,r1 ,r2 ,r4 ,vについて解けば、音速も同時に求めることができる。音速は急激には変化しないため、全てのセンサが有効な時に限って、かつ、一定時間だけ間を置いて前記音速補正部36eで上記のように音速を求め、ペンPの座標(x,y) を求める際のパラメータである音速vを補正するようにする。
【0017】
なお、上記実施例では、超音波センサの有効/無効を、コンパレータの閾値を越える超音波波形が検出されたことと、赤外線センサが検出されたこととで判定しているが、受信された超音波波形から判定するようにしても良い。超音波は到達しても、超音波の伝搬経路の近傍に遮蔽物があると、音波がみだされて、例えば、図10に示すように、振幅が一度、大きくなってから、再び小さくなり、再度大きくなるような波形が得られる。
そこで、受信超音波の包絡線の極小値の有無、零クロス位置の間隔等から、波形が乱れていることを判定するようにしても良い。
【0018】
次に本発明の第2の実施例について説明する。
図11に第2の実施例の本体部の構成を示す。
本実施例では、超音波センサと赤外線センサの組を3個用意し、紙面上端の左右端と中央に配置する。
すなわち、図11に示すように、超音波センサ41aと赤外線センサ42aを左端に、超音波センサ41bと赤外線センサ42bを中央に、さらに超音波センサ41cと赤外線センサ42cを右端に配置したものであり、全てのセンサの指向性の最大の方向は紙面中央を向くように配置する。
本体部2はバー状になっており、紙22をバー43の隙間43aに挟んで固定することで、紙22がバー状の本体に対していつも同じ位置になるようにする。ペン構成は第1の実施例と同様である。また、本体部2の処理部の構成は、第1の実施例で説明した図5のものから、赤外線センサ26d、赤外線検出フリップフロップ35d、超音波センサ25d、入力アンプ31d、コンパレータ32d、タイマ34dを除いたものであり、その動作は、前記第1の実施例で説明したのと同様である。
また、図5に示した使用センサ選択部36bおける、使用するセンサの選択動作は、図8の表からt4 OFFの行のみを抜き出したものであり、基本的な動作は同様である。
本実施例は、第1の実施例に比べると、紙面上端での精度が悪化するが、センサの個数が1個少ないため低価格で構成することができる。
【0019】
なお、以上の実施例では、全てペン1から赤外線と超音波を発生するものとして説明しているが、本体部2から赤外線を発生し、ペン1が赤外線を受けたら超音波を発生するようにしても良いし、また、本体部2から超音波を発生し、ペン1が超音波を検出したら赤外線を発生するようにしても良い。さらに、ペン1をケーブル付きにした場合には同期は有線で行なうことができるため、赤外線は不要である。
【0020】
(付記1)超音波送信または受信を行なう超音波トランスデューサを有する移動体と、
移動体の特定部分が座標入力面と接触していることを検知する手段と、
超音波を受信または送信する3個あるいはそれ以上の超音波トランスデューサを有する固定体と、
超音波の伝搬時間により固定体に対する移動体の位置を求める手段とを有する超音波型座標入力装置であって、
上記固定体の超音波トランスデューサのうち少なくとも1個を座標入力範囲の左上端に配置し、少なくとも他の1個を右上端に配置し、他の1個あるいはそれ以上の超音波トランスデューサを上端に配置し、
上記固定体に設けられた超音波トランスデューサが有効かどうかを判定する手段と、
上記3個以上の固定体の超音波トランスデューサの中から有効な2個の超音波トランスデューサを選択する手段と、
有効な2個の超音波トランスデューサを使用して固定体に対する移動体の位置を求める手段とを設けた
ことを特徴とする超音波座標入力装置。
(付記2)左上端に、お互いを結ぶ直線が座標入力面の上端辺に対して30〜60度の範囲となるように2個の超音波トランスデューサを最大指向性が座標入力範囲を向くように配置し、
右上端に、お互いを結ぶ直線が座標入力面の上端辺に対して30〜60度の範囲となるように2個の超音波トランスデューサを最大指向性が座標入力範囲を向くように配置した
ことを特徴とする付記1の超音波座標入力装置。
(付記3)上端に配置した超音波トランスデューサを座標入力範囲の上端の中央に配置した
ことを特徴とする付記1または付記2の超音波座標入力装置。
(付記4)上記固定体に設けた超音波トランスデューサが有効かどうかを判定する手段は、
各超音波信号の発生から一定時間以内に、閾値以上の超音波信号が検出されたかどうかで判定する
ことを特徴とする付記1,2または付記3の超音波座標入力装置。
(付記5)上記固定体に設けられた超音波トランスデューサが有効かどうかを判定する手段は、
超音波トランスデューサ近傍に配置した同期用の光信号送受信器で光が検出されたかどうかで判定する
ことを特徴とする付記1,2,3または付記4の超音波座標入力装置。
(付記6)上記3個以上の固定体の超音波トランスデューサの中から有効な2個の超音波トランスデューサを選択する手段は、
3個以上の超音波トランスデューサが有効な場合、最も外側の超音波トランスデューサを選択する
ことを特徴とする付記1,2,3,4または付記5の超音波座標入力装置。
(付記7)上記固定体に設けられる超音波トランスジューサは4個であり、上記3個以上の超音波トランスデューサの中から有効な2個の超音波トランスデューサを選択する手段は、
上記4個の超音波トランスデューサが有効な場合、最も外側の超音波トランスデューサを選択し、
右上端の少なくても一方が無効ならば左上端の2個を選択し、左上端の少なくても一方が無効なら右上端の2個を選択する
ことを特徴とする付記6の超音波座標入力装置。
(付記8)超音波の音速を補正する補正手段を備え、
上記超音波の音速を補正する手段は、固定体に設けられた超音波トランスデューサが3個以上有効な場合、上記超音波トランスジューサの出力から求めた超音波伝搬時間に基づき超音波の音速を求め、
上記固定体に対する移動体の位置を求める手段は、上記補正手段により求めた音速により、移動体の位置を求める
ことを特徴とする付記1,2,3,4,5,6または付記7の超音波座標入力装置。
【0021】
【発明の効果】
本発明においては、超音波トランスデューサのうち少なくとも1個を座標入力範囲の左上端に配置し、少なくとも他の1個を右上端に配置し、他の1個あるいはそれ以上の超音波トランスデューサを上端に配置し、上記固定体に設けられた超音波トランスデューサが有効かどうかを判定し、3個以上の固定体の超音波トランスデューサの中から有効な2個の超音波トランスデューサを選択し、有効な2個の超音波トランスデューサを使用して固定体に対する移動体の位置を求めるようにしたので、ペンを右手で持つ場合も左手で持つ場合も同じ構成で、手による超音波信号の遮蔽で座標検出できない障害を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の超音波型座標入力装置の概略構成を示す図である。
【図2】ペンの構成を示す図である。
【図3】ペンの内部ブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施例の本体部の具体的構成例を示す図である。
【図5】本体部2に設けられた処理部のブロック図である。
【図6】超音波受信波形を示す図である。
【図7】障害物による赤外線と超音波の遮蔽を説明する図である。
【図8】超音波センサと赤外線センサの状態と使用センサの選択を示す表である。
【図9】本実施例の座標系を説明する図である。
【図10】受信超音波波形の乱れを示す図である。
【図11】本発明の第2の実施例の本体部の構成を示す図である。
【図12】2個の超音波センサを固定配置した従来例を示す図である。
【図13】3個以上の超音波センサを直線状に並べた従来例を示す図である。
【図14】右利きと左利きの場合のセンサの配置と、左手によるセンサの遮蔽を説明する図である。
【符号の説明】
1 ペン
2 本体部
1a ボールペン芯
1b 接触検知スイッチ
1c 超音波発信器
1d 赤外線LED
11 駆動回路
11a タイマ
11b LED駆動回路
11c 超音波駆動回路
12 電池
22 紙
23 突き当てエッジ
24 紙クリップ
25a〜25d 超音波センサ
26a〜26d 赤外線センサ
31a〜31d 入力アンプ
32a〜32d コンパレータ
33 論理和ゲート
34a〜34d タイマ
35a〜35d 赤外線検出フリップフロップ
36 コンピュータ
36a 入力部
36b 使用センサ選択部
36c 座標計算部
36d 軌跡表示部
37e 音速補正部
41a〜41c 超音波センサ
42a〜42c 赤外線センサ

Claims (5)

  1. 超音波送信または受信を行なう超音波トランスデューサを有する移動体と、
    移動体の特定部分が座標入力面と接触していることを検知する手段と、
    超音波を受信または送信する3個あるいはそれ以上の超音波トランスデューサを有する固定体と、
    超音波の伝搬時間により固定体に対する移動体の位置を求める手段とを有する超音波型座標入力装置であって、
    上記固定体の超音波トランスデューサのうち少なくとも1個を座標入力範囲の左上端に配置し、少なくとも他の1個を右上端に配置し、他の1個あるいはそれ以上の超音波トランスデューサを上端に配置し、
    上記固定体に設けられた超音波トランスデューサが有効かどうかを判定する手段と、
    上記3個以上の固定体の超音波トランスデューサの中から有効な2個の超音波トランスデューサを選択する手段と、
    有効な2個の超音波トランスデューサを使用して固定体に対する移動体の位置を求める手段とを設けた
    ことを特徴とする超音波座標入力装置。
  2. 左上端に、お互いを結ぶ直線が座標入力面の上端辺に対して30〜60度の範囲となるように2個の超音波トランスデューサを最大指向性が座標入力範囲を向くように配置し、
    右上端に、お互いを結ぶ直線が座標入力面の上端辺に対して30〜60度の範囲となるように2個の超音波トランスデューサを最大指向性が座標入力範囲を向くように配置した
    ことを特徴とする請求項1の超音波座標入力装置。
  3. 上記固定体に設けられた超音波トランスデューサが有効かどうかを判定する手段は、
    超音波トランスデューサ近傍に配置した同期用の光信号送受信器で光が検出されたかどうかで判定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2の超音波座標入力装置。
  4. 上記3個以上の固定体の超音波トランスデューサの中から有効な2個の超音波トランスデューサを選択する手段は、
    3個以上の超音波トランスデューサが有効な場合、最も外側の超音波トランスデューサを選択する
    ことを特徴とする請求項1,2または請求項3の超音波座標入力装置。
  5. 超音波の音速を補正する補正手段を備え、
    上記超音波の音速を補正する手段は、固定体に設けられた超音波トランスデューサが3個以上有効な場合、該超音波トランスジューサの出力から求めた超音波伝搬時間に基づき超音波の音速を求め、
    上記固定体に対する移動体の位置を求める手段は、上記補正手段により求めた音速により、移動体の位置を求める
    ことを特徴とする請求項1,2,3,または請求項4の超音波座標入力装置。
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