JP2004191667A - 教育システム、サーバおよびその配信処理方法およびプログラム並びに情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】個々の顧客の要求に応じて個別の問題用紙・解答用紙・教材を作成し、解答用紙に記入された解答を採点するこが容易な教育システムを提供する。
【解決手段】教育システムは、情報処理装置が表示するメニューから教材情報、問題情報、解答情報、広告情報のうちいずれかが選択されると、サーバは顧客データベースに記憶した使用者の顧客情報、情報処理装置から受信した入力データ及びメニュー選択情報に基づいて教材情報と問題情報と解答情報と広告情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択して情報処理装置から出力させる。
【選択図】 図3
【解決手段】教育システムは、情報処理装置が表示するメニューから教材情報、問題情報、解答情報、広告情報のうちいずれかが選択されると、サーバは顧客データベースに記憶した使用者の顧客情報、情報処理装置から受信した入力データ及びメニュー選択情報に基づいて教材情報と問題情報と解答情報と広告情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択して情報処理装置から出力させる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを利用してサーバと顧客が使用するデジタル複写機と間で個々の顧客に適した教材配信・問題配信・問題採点サービスを行う教育システム、教育サーバ、配信処理方法、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、学習者が学習の効果や成果を判断するためには学習した内容に関する問題を解くことを行う。このため、問題集を購入して解くことが行われるが、この場合、学習到達度の客観的評価や他者との比較における学習到達レベルの判断は難しい。したがって、学習到達度の客観的評価や他者との比較における学習到達レベルを判断したい場合には、通信教育を受けたり、試験会場に行って試験を受けたりすることになる。
【0003】
しかし、通常、問題は紙に記載されているために通信教育の場合には、問題を郵送してもらうことになり手間がかかるという問題があった。また、試験会場に行って試験を受ける場合には、試験会場まで行かなければならず不便であるという問題もあった。
【0004】
そこで、近年ではインターネットの普及により、インターネットに接続したパソコンによってWeb上で問題を読んで回答することにより、学習者の学習成果を確認できたり、その学習成果に応じた成績を判定できたりする形態が実施されている。
【0005】
また、デジタル複写機が問題用紙の印刷から解答の採点までを行うことが可能であり、平均点や偏差値等の結果などを算出する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平08−186672号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、Web上で問題を読み解答するためにはパソコンなどを所有していなければならず、利用者が限定されてしまうという問題があった。また、学習塾や学校で利用する場合には、複数台のパソコンが必要であるのでパソコンの導入や運用にコストがかかるという問題があった。
【0008】
また、上記のデジタル複写機を使用する場合は、問題作成から採点までを一台のデジタル複写機で処理するために処理が集中して負荷が大きくなる。その上、近年のデジタル複写機は一台でスキャナー,FAX,プリンタなど多機能化されているために、一台を何人かで共有することが多い。この場合、問題作成から採点までを一台で処理してしまうと処理が集中してしまうので他の機能を働かせる他の処理が困難になり、共有機としての機能を最大限発揮できなかった。
【0009】
また、上記のデジタル複写機は当該デジタル複写機によって処理したデータしか管理できない為、狭い範囲での平均点や偏差値などの算出しかできないという問題があった。
【0010】
さらに、利用者に適した教材・問題を作成し、取り出すということは困難であった。
【0011】
本発明の目的は、個々の顧客の要求に応じて個別の問題用紙・解答用紙・教材を作成し、解答用紙に記入された解答を採点するこが容易な教育システム、サーバ、サーバの配信処理方法、サーバの配信処理プログラムを提供することにある。
【0012】
また、本発明の目的は、教材等の広告効率を上げることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の教育システムは、情報処理装置とサーバとがネットワークを介して接続された教育システムであって、前記情報処理装置は、前記サーバからの情報を受信する受信手段と、該受信手段により受信した情報を表示する表示手段と、画像を読み取る画像読取手段と、少なくとも教材に関する教材情報、問題に関する問題情報、問題の採点・解答に関する解答情報、を含むメニューから選択されたメニュー選択情報、入力された入力データ、及び前記画像読取手段が読み取った画像の画像読取データを送信する送信手段と、前記サーバから受信した受信情報を出力する出力手段とを備え、前記サーバは、顧客に関する情報を記憶した顧客データベースと、前記情報処理装置から受信した入力データ及び前記メニュー選択情報とを取得する取得手段と、前記情報処理装置からアクセスしてきた顧客の顧客情報を前記入力データに基づいて選択する第1の選択手段と、該第1の選択手段によって選択された顧客情報と前記取得手段によって取得されたメニュー選択情報に基づいて前記教材情報と前記問題情報と前記解答情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択する第2の選択手段と、該第2の選択手段により選択された情報を配信情報に生成する生成手段と、該生成手段により生成された配信情報を配信する配信手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
上記目的を達成するために、請求項2のサーバは、情報処理装置がネットワークを介して接続された教育システムのサーバにおいて、顧客に関する情報を記憶した顧客データベースと、前記情報処理装置から受信した入力データ及び少なくとも教材に関する教材情報、問題に関する問題情報、問題の採点・解答に関する解答情報を含むメニューから選択されたメニュー選択情報を取得する第1の取得手段と、前記情報処理装置からアクセスしてきた顧客の顧客情報を前記入力データに基づいて選択する第1の選択手段と、該第1の選択手段によって選択された顧客情報と前記取得手段によって取得されたメニュー選択情報に基づいて前記教材情報と前記問題情報と前記解答情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択する第2の選択手段と、該第2の選択手段により選択された情報を配信情報として生成する第1の生成手段と、該第1の生成手段によって生成された配信情報を配信する配信手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
請求項3のサーバは、請求項2記載のサーバにおいて、前記顧客情報は、学習の習熟度、レベル、成績、志望校、学年、名前、住所、及び性別のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする。
【0016】
請求項4のサーバは、請求項2記載のサーバにおいて、前記メニュー選択情報に基づき、前記情報処理装置が取得した画像の画像読み取りデータを取得する第2の取得手段を備え、該第2の取得手段により取得された画像読み取りデータと前記解答情報とを照合してそれらが一致しているか否かを判断することを特徴とする。
【0017】
請求項5のサーバは、請求項2記載のサーバにおいて、前記第1の生成手段は、前記入力データとメニュー選択情報とに基づいて、解答を記入するための解答記入シートに関する解答記入シート情報を生成し、前記第1の生成手段により生成された情報を識別するためのIDを暗号化した暗号化識別ID情報及びバーコード化したバーコード化識別ID情報の少なくともいずれか一つを生成する第2の生成手段とを備え、前記配信手段は、前記解答記入シート情報に前記暗号化識別ID情報及び前記バーコード化識別ID情報の少なくともいずれか一つを付加して配信することを特徴とする。
【0018】
請求項6のサーバは、請求項4又は5記載のサーバにおいて、前記配信手段は、前記問題情報に前記解答記入シート情報を付加して配信することを特徴とする。
【0019】
請求項7のサーバは、請求項2記載のサーバにおいて、前記配信手段は、前記顧客情報に基づいて予め登録されている条件に従ってデータを選択し、配信情報を生成することを特徴とする。
【0020】
請求項8のサーバは、請求項2乃至7のいずれか1項に記載のサーバにおいて、前記配信手段は、前記第1の選択手段により選択された顧客情報に基づいて広告情報を付加し、配信情報を配信することを特徴とする。
【0021】
請求項9のサーバは、請求項2,7又は8のいずれか1項に記載のサーバにおいて、前記配信手段は、前記情報処理装置で表示する画面の画面データを付加して、配信することを特徴とする。
【0022】
上記目的を達成するために、請求項10のサーバの配信処理方法は、情報処理装置と顧客に関する情報を記憶した顧客データベースを備えるサーバとがネットワークを介して接続された教育システムにおける前記サーバの配信処理方法であって、前記情報処理装置から受信した入力データ及び少なくとも教材に関する教材情報、問題に関する問題情報、問題の採点・解答に関する解答情報を含むメニューから選択されたメニュー選択情報を取得する第1の取得ステップと、前記情報処理装置からアクセスしてきた顧客の顧客情報を前記入力データに基づいて選択する第1の選択ステップと、該第1の選択ステップによって選択された顧客情報と前記取得ステップによって取得されたメニュー選択情報に基づいて前記教材情報と前記問題情報と前記解答情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択する第2の選択ステップと、該第2の選択ステップにより選択された情報を配信情報に生成する第1の生成ステップと、該第1の生成ステップによって生成された配信情報を配信する配信ステップとを備えることを特徴とする。
【0023】
上記目的を達成するために、請求項11のサーバの配信処理プログラムは、情報処理装置と顧客に関する情報を記憶した顧客データベースを備えるサーバとがネットワークを介して接続された教育システムにおける前記サーバの配信処理方法が実現可能な配信処理プログラムであって、前記情報処理装置から受信した入力データ及び少なくとも教材に関する教材情報、問題に関する問題情報、問題の採点・解答に関する解答情報を含むメニューから選択されたメニュー選択情報を取得する第1の取得ステップと、前記情報処理装置からアクセスしてきた顧客の顧客情報を前記入力データに基づいて選択する第1の選択ステップと、該第1の選択ステップによって選択された顧客情報と前記取得ステップによって取得されたメニュー選択情報に基づいて前記教材情報と前記問題情報と前記解答情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択する第2の選択ステップと、該第2の選択ステップにより選択された情報を配信情報に生成する第1の生成ステップと、該第1の生成ステップによって生成された配信情報を配信する配信情報生成ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0024】
上記目的を達成するために、請求項12の情報処理装置は、サーバがネットワークを介して接続された教育システムにおける情報処理装置において、画像を認識するための画像認識手段と、入力された入力データと所定のメニューから選択されたメニュー選択情報とに基づいて選択された識別情報を、前記サーバから取得する取得手段と、前記サーバから取得した識別情報に基づいて出力する情報を選択する選択手段と、該選択手段により選択された情報を出力情報として生成する生成手段と、前記出力情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0025】
請求項13の情報処理装置は、請求項12記載の情報処理装置において、前記識別情報に基づいて、提供を要求された処理が教材を作成する教材作成処理と試験問題を作成する試験問題作成処理と採点を行う採点処理のいずれであるかを判断する判断手段を備えることを特徴とする。
【0026】
請求項14の情報処理装置は、請求項12又は13記載の情報処理装置において、前記識別情報の暗号化及びバーコード化のうち少なくとも一方を実行する暗号・バーコード化手段及び該暗号・バーコード化手段によって暗号化又はバーコード化された情報を読み出す読出し手段を備えることを特徴とする。
【0027】
請求項15の情報処理装置は、請求項13又は14記載の情報処理装置において、前記試験問題の解答情報を有し、前記採点処理は前記画像認識手段が読み出した画像と前記解答情報に基づいて採点することを特徴とする。
【0028】
請求項16の情報処理装置は、請求項12乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記選択手段によって選択される情報は、教材情報と問題情報と採点情報と広告情報の少なくとも一つを含むことを特徴とする。
【0029】
請求項17の情報処理装置は、請求項12乃至16のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記識別情報は、受験IDと教材IDの少なくとも一つと、出力情報を選択するためのパラメータを含むことを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
以下、本発明の第1の実施の形態に係る教育システムを図面を参照しながら詳細に説明する。
【0031】
図1は、本発明の実施の形態に係る教育システムを示す構成図である。
【0032】
教育システム100はサーバコンピュータ101(以下、サーバ101)と複数台のデジタル複写機103(情報処理装置)が通信回線104を介して接続されており、さらに、サーバ101にはインターネットを介してパソコン105が接続されている。サーバ101にはデータベースとなる記憶装置102が接続されている。
【0033】
デジタル複写機103は少なくとも、ネットワークや電話線等の通信回線を介してデータを送受信するための送受信部、検索を行う際の検索条件や各種の情報等をキーボードやマウスやボタンやタッチパネル等の入力手段を用いて入力するためのハードウェア及び入力用プログラムからなる入力部と、各種情報を表示するためのディスプレイや液晶パネルと、データを読み取るための画像読み取り部と、データを出力するための印刷部から構成される。デジタル複写機103の構成は後述する。このデジタル複写機103(情報処理装置)は複写機に限らず、インターネット対応のパソコン等にプリンタやスキャナーあるいはそれらの機能を併せ持つ装置を接続したものでもよい。
【0034】
通信回線104は典型的にはインターネットやイントラネット等のLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)や電話回線、専用デジタル回線、ATM(Asynchronous Transfer Mode)やフレームリレー回線、通信衛星回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線等のいずれか、またはこれらの組み合わせにより実現されるいわゆる通信ネットワークであり、データの送受信が可能なものであればよい。なお、デジタル複写機103からサーバ101への通信手段とサーバ101からデジタル複写機103への通信手段は異なってもよい。例えば、サーバ101からデジタル複写機103へのデータ送信はデータ放送用無線回線を使用し、デジタル複写機103からサーバ101へのデータ送信は電話回線を用いても良い。
【0035】
図2は、図1におけるサーバ101及びデジタル複写機103それぞれのハードウェア構成を示す図であり、(a)はサーバ101のハードウェア構成を示し、(b)はデジタル複写機103のハードウェア構成を示す。
【0036】
(a)に示すように、サーバ101のハードウェア構成は、CPU11、RAM12、ROM13、LANアダプタ14、ビデオアダプタ15、キーボード16、マウス17、ハードディスク18、CD−ROMドライブ19がそれぞれシステムバス10を介して互いに接続されている。システムバス10は例えばPCIバス、AGPバス、メモリバス等である。各バス間の接続用チップ(ノースブリッジ、サウスブリッジ等のチップセット)やキーボードインタフェースやいわゆるSCSIやATAPIのような入出力用インタフェースの図示は省略されている。
【0037】
CPU11はオペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラムに基づいて四則演算や比較演算等の各種の演算や、ハードウェアの制御を行う。RAM12には、ハードディスク18、CD−ROMドライブ19に装着されたCD−ROMやCD−R等の記憶媒体から読み出されたオペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラム等が記憶され、これらはCPU11の制御の下に実行される。
【0038】
ROM13にはオペレーションシステムと協働してハードディスク18等への入出力を制御するいわゆるBIOS等が記憶される。LANアダプタ14は、CPU11によって制御されるオペレーションシステムの通信プログラムと協働してネットワークを介した外部との通信を行う。ビデオアダプタ15はディスプレイ装置に出力する画像信号を生成し、ビデオアダプタ15はディスプレイ31に接続されている。キーボード16やマウス17は情報処理装置への指示を入力するために用いられる。
【0039】
ハードディスク18はオペレーションシステムやアプリケーションプログラムを記憶している。アプリケーションプログラムは、例えば後述するデータの抽出プログラム、各種データの生成プログラム、検索プログラム、データの更新プログラム等である。
【0040】
CD−ROMドライブ19はアプリケーションプログラムが記憶されたCD−ROM、CD−R、CD−R/W等の記憶媒体を装着してそれらに記憶されたアプリケーションプログラムをハードディスク18にインストールするのに用いる。なおCD−ROMドライブの代わりにCD−Rドライブ、CD−R/Wドライブ、DVD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、MOドライブ等を用いてもよい。
【0041】
(b)に示すように、デジタル複写機103のハードウェア構成は、CPU21、RAM22、ROM23、LANアダプタ24、ビデオアダプタ25、入力部26、出力部27、ハードディスク28、画像読み取り部29がそれぞれシステムバス20を介して互いに接続されている。システムバス20は例えばPCIバス、AGPバス、メモリバス等である。各バス間の接続用チップ(ノースブリッジ、サウスブリッジ等のチップセット)や例えばキーボードインタフェースやいわゆるSCSIやATAPIのような入出力用インタフェースの図示は省略されている。
【0042】
CPU21、RAM22、ROM23、LANアダプタ24、ビデオアダプタ25の機能は(a)で説明したものと同様であるので説明を省略する。なお、ビデオアダプタ25はディスプレイ32に接続されている。入力部26はタッチパネルであってサーバ101への指示を入力するために用いられる。出力部27は印刷部であって、データを印刷できるものであれば内蔵さたものであっても外部に接続されたものであってもよい。ハードディスク28にはオペレーションシステム、アプリケーションプログラム等が記憶されている。
【0043】
画像読み取り部29は画像をスキャニングする。この画像読み取り部29はデータを読み取ることができるものであれば内蔵されたものであっても、外部に接続されたものであってもよい。
【0044】
次に教育システム100におけるデータ処理を説明する。
【0045】
図3は教育システム全体の処理の概要を示すフローチャートである。
【0046】
始めにデジタル複写機103のディスプレイ32に図20に示す「選択メニュー」画面が表示される。なお、この「選択メニュー」画面及び後述する他の入力画面はタッチパネルであっても良いし、ポインティングデバイスのような入力デバイスであっても良く、必要な入力が可能なものであれば如何なるものであっても良い。
【0047】
利用者(以下、顧客)はこの画面上で「試験問題購入申し込み」、「教材購入申し込み」、「採点」、「新規申し込み・登録内容の変更」の何れかを選択する(ステップS100)。この選択が判別される(ステップS101)。「試験問題購入申し込み」が選択された場合は、試験問題購入申し込み処理(ステップS102)が実行される。「教材購入申し込み」が選択された場合は、教材購入申し込み処理(ステップS104)が実行される。「採点処理」が選択された場合は。採点処理(ステップS103)が実行される。「新規申し込み・登録内容の変更」が選択された場合は、新規申し込みоr登録内容の変更処理(ステップS105)が実行される。これらの処理が終了した後、他の処理を行うときはステップS100に戻り(ステップS106)、「選択メニュー」画面が表示される。他の処理を行わないときは(ステップS106)、全ての処理を終了する。
【0048】
ステップS100で「試験問題購入申し込み」が選択された場合には(ステップS100→S101→S102)、図4乃至図6に示す試験問題購入申し込み処理が行われる。
【0049】
図4は試験問題購入申し込み処理の一部を示すフローチャートである。図5は図4のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。図6は、図4及び図5のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【0050】
上述したステップS100で「試験問題購入申し込み」が選択されるとディスプレイ32には図21に示すような試験選択画面が表示される。この試験選択画面には顧客の学習レベルに合わせた試験問題の提供を要求するための「学習レベルに合わせた試験」ボタンと、顧客が自ら試験を選択するための「自分で試験を選ぶ」ボタンとが表示される。
【0051】
試験の選択がされると(ステップS201)、デジタル複写機103は試験の種類を判別する(ステップS202)。学習レベルに合わせた試験(以下、A試験)が選択された場合は、図22に示した試験INDEX画面がディスプレイ32に表示される(ステップS203)。この試験INDEX画面には希望する科目を選択するためのボタンが表示されている。この画面では試験科目として「国語」、「算数」、「理科」、「社会」の各選択ボタンが例示されている。この画面から受験を希望する試験科目が選択されると、試験種類をAとして記憶し(ステップS204)、顧客IDの取得(ステップS205)の後に通信回線104を介してサーバ101に顧客ID、試験種類、科目IDを発行するとともに試験データの発行要求を行う(ステップS206)。
【0052】
試験の選択が「自分で試験を選ぶ」である場合には、この試験(B試験)の科目を選ぶための試験INDEX画面がディスプレイ32に表示される(ステップS207)。この試験INDEX画面は、上記したA試験を選択した場合に表示される画面と同一である。試験INDEX画面で科目を選択すると、選択された科目の中で試験の内容を選択するための詳細INDEX画面(図23参照)がディスプレイ32に表示される。図23は試験科目に国語が選択された場合の詳細INDEX画面であり、試験の内容としての「漢字、文法、小説、論説文」及びそれぞれについて「易しい、やや易しい、ふつう、やや難しい、難しい」の5段階の難易度が表示されている。この画面では漢字の試験でやや難しい試験が選択されている。この画面での選択がされた後に問題IDを取得し(ステップS208)、試験種類をBとして記憶し(ステップS209)、顧客IDの取得(ステップS210)の後に通信回線104を介してサーバ101に顧客ID、試験種類、問題IDを発行するとともに試験データの発行要求を行う(ステップS211)。
【0053】
デジタル複写機103から試験データの発行要求を受けたサーバ101は、顧客ID、試験種類、問題IDを取得し(ステップS212)、顧客IDの登録を図24の顧客IDテーブルから検索し(ステップS213)、顧客IDの登録の有無を判別する(ステップS214)。
【0054】
顧客IDの登録が無い場合には(ステップS214でNO)、新規登録or登録内容変更(ステップS105)へ処理が移動する。顧客IDの登録が有る場合には(ステップS214でYES)、図25に示した個人データテーブルからその顧客IDが要求している試験が既に受験した試験であるかを検索し(ステップS215)、受験済みか否かを判別する(ステップS216)。
【0055】
顧客IDが要求している試験が既に受験した試験である場合には(ステップS216でYES)、デジタル複写機103のディスプレイ32に再受験をするか否かを確認するための再受験確認画面(図示せず)が表示される(ステップS217)。顧客がこの画面で再受験するか否かを選択すると、再受験するか否かを判別し(ステップS218)、再受験しない場合には終了してステップS100のメニュー選択画面に戻る。
【0056】
ステップS216の判別の結果、未受験である場合及び再受験をする場合(ステップS218でYES)いずれかの場合には、試験の種類を判別する(ステップS219)。試験の種類がA試験である場合には、図25の個人データテーブルを検索し(ステップS220)、試験レベル情報や成績を読み出し(ステップS221)、この読み出した情報を解析し(ステップS222)、ユーザのレベルに応じた試験データを図26に示した問題ファイル内にある図27に示した問題IDテーブルから検索し(ステップS223)、ステップS226に進む。
【0057】
ステップS219で判別した試験の種類がB試験である場合には、問題IDを読み出して(ステップS224)、試験データを上記の問題ファイルから検索し(ステップS225)、ステップS226に進む。
【0058】
ステップS226では図28に示したような試験データ(問題)を読み出す。サーバ101はこの試験データと既に取得してある顧客IDを元にして受験IDを発行し(ステップS227)、図29に示すように受験IDを記憶装置102の顧客データベースに登録する(ステップS228)。
【0059】
次に、受験IDの暗号化またはバーコード化を行い(ステップS229)、ステップS226にて取得した試験データとステップS227にて発行された受験IDとのレイアウト処理を行う(ステップS230)。続いて、このレイアウト処理したデータを圧縮して配布データを作成し(ステップS231)、受験IDとともにデジタル複写機103に発行する(ステップS232)。
【0060】
デジタル複写機103はサーバ101から発行された配布データを取得し(ステップS233)、配布データを製本し出力する(ステップS234)。続いて、サーバ101に受験IDを発行し、受験済み登録を依頼する(ステップS235)。
【0061】
サーバ101はデジタル複写機103から発行された受験IDを元に、顧客データベースの受験IDテーブル(図29参照)に該当する受験IDの受験済み登録を行う(ステップS236)。
【0062】
デジタル複写機103では「選択メニュー」画面が表示されてメニュー選択(ステップS100)に戻る。
【0063】
「選択メニュー」画面で採点処理が選択された場合には(ステップS100→S101→S103)、図7乃至図10に示す採点処理が行われる。
【0064】
図7は採点処理の一部を示すフローチャートである。図8は、図7のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。 図9は、図8のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。図10は、図8及び図9のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【0065】
採点処理は、先ず、デジタル複写機103が解答用紙のスキャニング処理を行い(ステップS301)、上記のようにして取得した暗号又はバーコードを解析し(ステップS302)、受験IDを取得し(ステップS303)、サーバ101へ受験IDを発行する(ステップS304)。
【0066】
サーバ101はデジタル複写機103から受験IDを取得すると(ステップS305)、受験IDテーブル(図29参照)から採点済みフラグの検索を行い(ステップS306)、採点済みか否かを判別する(ステップS307)。採点済みである場合には(ステップS307でYES)、採点済フラグ=YESを記憶し(ステップS308)、採点済みではない場合には(ステップS307でNO)、採点済フラグ=NOを記憶し(ステップS309)、受験ID及び採点済みフラグをデジタル複写機103に発行する(ステップS310)。
【0067】
デジタル複写機103は受験ID及び採点済みフラグを取得し(ステップS311)、採点済みフラグがYESかNOかを判別する(ステップS312)。採点済みフラグがYESの場合には、試験結果の再発行を行うか確認する(ステップS313)。再発行を行わない場合には(ステップS314でNO)、本処理を終了し、ステップS100のメニュー選択に処理を移す。
【0068】
再発行の要求が有った場合には(ステップS314でYES)、サーバ101へ受験IDを送るとともに試験結果再発行要求を行う(ステップS315)。
【0069】
サーバ101は受験IDを取得すると(ステップS316)、受験IDを基に受験IDテーブル(図29参照)から配布データを検索し(ステップS317)、配布データを読み出す(ステップS318)。この配布データと、暗号化又はバーコード化した受験IDとを共にデジタル複写機103に発行する(ステップS319)。以降の処理は、後述するステップS336へと移る。
【0070】
ステップS311にて取得した採点済みフラグがNoの場合には(ステップS312でNO)、解答用紙のOCR処理を行って(ステップS320)、テキスト形式や、CSV形式で出力されたOCR結果を読み出し(ステップS321)、このOCR結果を受験IDと共にサーバ101へ発行する(ステップS322)。
【0071】
サーバ101はデジタル複写機103から取得した受験IDに基づいて受験IDテーブル(図29)から問題IDを検索して(ステップS323)、問題IDを取得する(ステップS324)。次に、図30に示す試験テーブルから該当する試験の解答を検索して(ステップS325)、解答を読み出す(ステップS326)。
【0072】
この解答に上記のOCR結果を照合して採点を行い(ステップS327)、試験結果を得る。当該試験結果を読み出し(ステップS328)、試験結果の解析処理をする(ステップS329)。例えば、この解析処理では受験者の科目、単元、レベル毎の不正解の傾向、正答率などの特徴を抽出する。この解析処理の結果に基づいて試験の解説を読み出し(ステップS330)、その顧客の傾向や特徴に適した教材や試験の広告を検索して(ステップS331)、教材や試験の広告を読み出す(ステップS332)。
【0073】
続いて、ステップS328で取得した試験結果、ステップS330で取得した試験解説、ステップS332で取得した教材や試験の広告を配布する為のレイアウト処理を行い(ステップS333)、配布データを作成する(ステップS334)。なお、配布データを作成する際に圧縮処理と暗号処理とを行ってもよい。これにより、配布データはネットワークの負荷を減らし、また安全に配布できる。次に、この配布データを受験IDとともにデジタル複写機103に発行する(ステップS335)。
【0074】
デジタル複写機103はサーバ101から受験IDと配布データを受け取ると(ステップS336)、レイアウト処理済の配布データを製本処理し(ステップS337)、採点結果表(図示せず)を出力し(ステップS338)、その後に画面は「選択メニュー」画面に戻る。一方、サーバ101には配布データと、採点済通知を発行する(ステップS339)。
【0075】
サーバ101は配布データと採点済通知を取得すると(ステップS340)、これらを顧客データベースの個人データ(図25参照)乃至受験IDテーブル(図29参照)に登録し本処理(採点処理)を終了する。
【0076】
「選択メニュー」画面で教材購入申し込み処理が選択された場合には(ステップS100→S101→S104)、図11乃至図13に示す処理が行われる。
【0077】
図11は教材購入申し込み処理の一部を示すフローチャートである。図12は、図11のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。図13は、図12のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【0078】
教材購入申し込み処理は、デジタル複写機103に表示された教材INDEX画面(図31参照)から購入する教材を顧客が選択することによって始まる。図31に示すように教材INDEX画面には、「学習レベルに合わせた教材」ボタンと「自分で教材を選ぶ」ボタンが表示されている。この教材INDEX画面から教材が選択されると(ステップS401)、デジタル複写機103は教材の種類を判別する(ステップS402)。選択された教材が学習レベルに合わせた教材(以下、A教材)である場合には、教材種類=Aと記憶し(ステップS403)、顧客IDを取得して(ステップS404)、サーバ101に顧客IDと教材種類を発行するとともに教材データ発行要求を行う(ステップS405)。
【0079】
一方、ステップS401で「自分で教材を選ぶ」が選択された場合には、科目を選択するための画面として図32に示す教材INDEX画面を表示し、このが面で希望科目が選択されると、顧客が希望する教材を選択するための画面として図33に示す教材INDEX画面を表示する(ステップS406)。図33にしめした教材INDEX画面は科目として国語が選択された場合に表示される画面を例示するものであり、「漢字」、「文法」、「小説」、「論説文」の教材がそれぞれ3つの異なるレベル「上級」、「中級」、「基礎」の教材に分けられている。この画面から教材が選択されると、希望教材IDを取得する(ステップS407)。
【0080】
続いて、教材種類=Bを記憶し(ステップS408)、顧客から顧客IDを取得して(ステップS409)、サーバ101に顧客ID、教材ID、及び教材種類を発行するとともに教材データ発行要求を行う(ステップS410)。
【0081】
サーバ101は顧客ID、教材ID、教材種類を取得し(ステップS411)、その取得した顧客IDが登録されているか確認を行う(ステップS412)。顧客IDが登録されているか否かを判別し(ステップS413)、登録がされていない場合には「新規登録оr登録内容変更」処理(ステップS105)に進む。
【0082】
顧客IDの登録が確認できた場合には(ステップS413でYES)、図25に示した顧客データベースの個人データテーブルの「科目、単元毎の試験レベル」から個人データを検索し(ステップS414)、個人データを読み出し(ステップS415)、個人データの科目、単元毎の試験レベルから個人データの解析をして(ステップS416)、顧客の特徴を抽出する。個人データ(顧客情報)は学習の習熟度、レベル、成績、志望校、学年、名前、住所、性別のうち少なくとも一つを含むものとする。また、学習の習熟度、レベル、成績、志望校、学年、名前、住所、性別のうちの少なくとも一つは図25の個人データに入っているものとする。
【0083】
次に、教材の種類がAかBかを判別し(ステップS417)、Aである場合は、ステップS416の解析結果を基にして教材データ(図示せず)を検索する(ステップS418)。なお、データ検索は試験データ検索と同様に図25の個人データを検索し、個人レベルに応じた教材データを図26のような教材ファイル(図示せず)内にある図27のような教材IDテーブル(図示せず)から検索するようにしてもよい。一方、教材の種類がBである場合には、教材データを検索し(ステップS419)、検索結果を読み出す(ステップS420)。
【0084】
次に、ステップS418の結果またはステップS419の結果を基にして教材データを読み出し(ステップS421)、図34に示す教材IDテーブルを参照して、該当教材が購入済みか否かを判別する(ステップS422)。購入済みの場合にはデジタル複写機103で再購入の確認を求める(ステップS423)。再購入するか否かを判別し(ステップS424)、再購入しない場合には本処理を終了する。
【0085】
再購入する場合(ステップS424でYES)、ステップS422で購入済みでは無い場合には(NOの場合)、ステップS416の解析結果を基に広告データを検索し(ステップS425)、続いて、教材データ、広告データのレイアウト処理を行い(ステップS426)、配布データを作成して(ステップS427)、顧客IDと配布データとをデジタル複写機103へ発行する(ステップS428)。
【0086】
デジタル複写機103はサーバ101から発行されたデータを取得すると(ステップS429)、配布データの出力製本処理を行い(ステップS430)、サーバ101に顧客IDと教材IDと発行するとともに購入済登録要求を行う(ステップS431)。デジタル複写機103の画面はメニュー選択に戻る。
【0087】
サーバ101はデジタル複写機103からの顧客IDと教材IDの発行及び購入済登録要求を受けて顧客データベースの教材IDテーブル(図34参照)へ登録を行い(ステップS432)、教材発行処理を終了する。
【0088】
次に、試験問題を閲覧する場合について説明する。
【0089】
図14は試験問題閲覧処理を示すフローチャートである。
【0090】
パソコン105(図1参照)でブラウザソフトなどを利用し指定されたWebサイトへアクセスし、サーバ101へ受験IDとパスワードとを、インターネット回線を利用し発行する(ステップS501)。
【0091】
受験IDとパスワードを取得した(ステップS502)サーバ101は、取得した受験IDを受験IDテーブル(図29参照)と照合して顧客IDと問題IDとを取得し、取得した顧客IDとパスワードとを顧客データベースの個人データ(図25参照)から検索して、パスワードの認証の可否を判別する(ステップS503)。認証しない場合にはステップS501へ処理を戻すし、サーバ101の処理を終了する。ステップS503の判別の結果、認証する場合には(ステップS503でYES)、受験IDテーブル(図29)から採点済みフラグを検索して取得してから(ステップS504)、採点済みフラグがYESかNOかを判別する(ステップS505)。NOの場合には処理を終了し、パソコン104に未採点通知を発行する(ステップS506)。パソコン104では未採点通知を表示して(ステップS507)、終了する。
【0092】
ステップS505の判別の結果、採点済みフラグがYESの場合には、受験IDを参照し配布データを読み出し(ステップS508)、ブラウザで閲覧することのために配布データのレイアウト処理を行い(ステップS509)、暗号化した状態でレイアウト処理結果をパソコン104に発行する(ステップS510)。なお、配布データは広告情報を含むものであってもよい。
【0093】
レイアウト処理結果を取得したパソコン104はレイアウト処理結果を表示して(ステップS511)、終了する。
【0094】
次に、図3のステップS100において「選択メニュー」画面から新規登録оr登録内容変更処理が選択された場合には(ステップS100→S101→S105)、図15及び図16に示す新規登録оr登録内容変更処理が行われる。
【0095】
図15は新規登録оr登録内容変更処理の一部を示すフローチャートである。図16は、図15のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【0096】
新規登録оr登録内容変更処理では、先ず、デジタル複写機103が図35に示す登録メニュー画面を表示する。顧客がこの登録メニュー画面に表示された「新規登録」と「登録内容変更」のうち何れかを選択すると、選択された登録の種別を判別する(ステップS601)、すなわち、選択された登録種別が新規登録か登録内容変更かを判別する。
【0097】
選択された登録種別が登録内容変更であり場合には顧客から顧客IDとパスワードを取得し(ステップS602)、サーバ101へ顧客ID、パスワードを送信するとともに顧客データの発行を要求する(ステップS603)。
【0098】
サーバ101は顧客ID、パスワードを取得すると(ステップS604)、図25の個人データテーブルを参照してこれらの認証の可否を判別する(ステップS605)。顧客ID及びパスワードを認証しない場合には認証失敗通知をデジタル複写機103へ発行し(ステップS606)、デジタル複写機103では認証失敗通知表示をして(ステップS607)、登録メニュー画面に戻る。
【0099】
顧客ID、パスワードを認証する場合には(ステップS605でOK)、顧客データを検索し(ステップS608)、デジタル複写機103へ顧客データを発行する(ステップS609)。
【0100】
デジタル複写機103では顧客データを取得して表示する(ステップS610)。顧客から変更項目と変更内容を取得し(ステップS611)、サーバ101へ変更項目、変更内容、顧客IDを発行する。
【0101】
サーバ101では顧客ID、変更項目、変更内容を取得し(ステップS612)、顧客IDから図25の個人データテーブルのうち変更項目に変更内容を上書きし登録する(ステップS613)。続いて、変更完了通知をデジタル複写機103へ発行する(ステップS614)。
【0102】
デジタル複写機103では、変更完了通知を取得し(ステップS615)、変更完了通知を出力する(ステップS616)。
【0103】
図35の登録メニュー画面で選択した登録種別が新規登録である場合には(ステップS601で新規登録)、デジタル複写機103では、先ず、顧客データを取得し(ステップS617)、サーバ101へ顧客データを発行するとともに登録済み確認と顧客ID発行とを要求する(ステップS618)。
【0104】
サーバ101では、顧客データを取得し(ステップS619)、取得した顧客データが顧客IDテーブル(図24参照)に登録されているか検索をおこなう(ステップS620)。顧客データの有無を判別し(ステップS621)、登録が有る場合には登録済通知と顧客IDとをデジタル複写機103へ発行し(ステップS622)、登録が無い場合には、顧客IDテーブルに登録されている顧客IDと重複しない顧客ID及び未登録通知を発行する(ステップS623)。
【0105】
ステップS622及びステップS623の何れかに続いて、デジタル複写機103はサーバ101から顧客ID及び登録済み確認結果を取得する(ステップS624)。次に、顧客データの登録済/未登録を判別し(ステップS625)、未登録の場合には顧客IDを出力してから(ステップS626)終了し、登録済の場合には登録済み通知及び顧客IDを出力してから(ステップS627)終了する。
【0106】
本実施の形態にかかる教育システムによれば、コンビニエンスストア・塾・学校などに常時置いてあるデジタル複写機を介し教材や問題の配布、解答用紙の回収を行うので、Webによる学習より導入や運用にかかるコストが低く、問題を提供する側にとっては配布物の郵送する手間が省け、教材や問題の配布の効率化やコスト削減などが可能となる。
【0107】
また、問題を受けとる側にとっては試験形式の問題や解答用紙を紙に印刷することによって紙を介して解くことができ、解答の採点を誰でも好きな時に受けることができる。
【0108】
さらに、サーバがデータを一元管理しているため、多くの顧客・採点結果データを得ることができ、顧客管理および厳密な平均点や偏差値などの結果を算出することが容易にできる。また、デジタル複写機にかかる負荷も軽減され、共有機としての機能を最大限発揮することができる。
【0109】
さらにまた、顧客データに基づき教材・問題を作成できるため、顧客は自分のレベルにあった教材・問題を得ることができる。教材・問題にはレベルに応じた試験広告・教材広告が付加されるため、顧客にとって有益な情報を与えることができる。
【0110】
解答用紙には受験IDなどのような識別情報が暗号又はバーコード化され、付加されるため不正な利用がしにくくなる。
【0111】
なお、教育システムを運営する者は、広告の表示に基づいて広告依頼主に課金を請求するようにしてもよい。
【0112】
〔第2の実施の形態〕
上記第1の実施の形態では、入力された顧客情報に基づいて得た教材情報、問題情報、及び解答情報のうち少なくとも一つを含む情報によって顧客に適した情報をサーバ101で選択し、レイアウト処理を行いデジタル複写機103に配信し、出力する処理を行う場合について説明したが、サーバ101で顧客管理を行い、入力された顧客情報に基づいて教材情報、問題情報、及び解答情報の少なくとも一つを含む情報によって顧客にあった情報を選択するためのパラメータを選択し、該パラメータに基づいてデジタル複写機で出力するための情報を選択し、レイアウト処理し、出力を行することも可能である。
【0113】
以下、この第2の実施の形態について図17乃至図19を参照しながら説明する。
【0114】
図17は、本発明の第2の実施の形態に係るサーバ及びデジタル複写機におけるデータ処理の一部を示すフローチャートである。図18は、図17のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。図19は、図18のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【0115】
なお、本実施の形態に係る教育システムの構成は第1の実施の形態において説明した図1の構成と同一であるので説明を省略する。また、通信システムを構成するサーバの構成図2の(a)に示す構成と同一であり、デジタル複写機の構成は図2の(b)に示す構成と同一であるので、双方ともに説明を省略する。
【0116】
先ず、デジタル複写機103のディスプレイ32には「選択メニュー」画面(図20参照)が表示されており、顧客がこの画面から入力したメニュー情報を取得する(ステップS701)。続いて、顧客が入力したIDを取得する(ステップS702)。なお取得するIDはここでは顧客IDだが、その後のメニュー選択によっては受験IDまたは教材IDを取得する。IDがない場合はZZZZZZのようなIDを取得するようにしても良い。次に、ステップS701とステップS702とで取得したメニュー情報とIDとをサーバ101に送信する(ステップS703)。
【0117】
サーバ101はメニュー情報とIDとを受信すると(ステップS704)、それらの情報を基に、顧客が登録されているか否かを判別し(ステップS705)。登録されている場合にはステップS710の処理に進み、登録されていない場合には(ステップS705でNO)、ステップS706の処理に進む。顧客が登録されているか否かの判別は顧客IDテーブル(図24参照)の検索結果に基づいて行われる。
【0118】
ステップS706では、デジタル複写機103が顧客に対して個人登録情報の入力を促す画面を表示して顧客から個人登録情報を取得する。この取得した個人情報登録はサーバ101に送信する(ステップS707)。
【0119】
サーバ101はデジタル複写機103から送信された個人登録情報を受信すると(ステップS708)、受信した個人登録情報を顧客データベースに登録する(ステップS709)。
【0120】
次のステップ710では、ステップS704で受信したメニュー情報とID、またはS709で登録した個人登録情報を基に、配信するためのパラメータを選択する。このパラメータは図25,26,27,29,34を参照して選択される。また、パラメータはデジタル複写機103において試験問題情報または教材情報または解答情報を選択するためのものである。なお、メニュー選択情報が試験問題である場合、図示しないが解答記入シートを作成するために必要なパラメータ情報も選択される。さらにメニュー選択情報が採点である場合には、受験IDに基づいて試験IDを検索し、採点に必要なパラメータを選択する。
【0121】
パラメータが選択されると、メニュー選択情報が試験問題購入か否かを判別し(ステップS711)、試験問題購入の場合には、受験IDと問題IDとを作成する(ステップS712)。なお受験IDと問題IDとは顧客データベースに登録される。受験ID又は問題IDと、選択したパラメータとをデジタル複写機103に送信する(ステップS713)。
【0122】
ステップS711の判別の結果、メニュー選択情報が試験問題購入でない場合は、メニュー選択情報が教材購入か否かを判別し(ステップS714)、教材購入の場合には教材IDを作成し(ステップS715)、教材IDと、選択したパラメータとをデジタル複写機103に送信する(ステップS713)。
【0123】
ステップS714の判別の結果、教材購入ではない場合には、ステップS712で選択したパラメータをデジタル複写機103に送信する(ステップS716)。
【0124】
デジタル複写機103では受信情報のパラメータを基にデータを選択する、すなわち、IDとパラメータまたはパラメータのみを受信する(ステップS717)。受信したパラメータを基にデータを選択する(ステップS718)。
【0125】
続いて、IDが教材か、試験問題か、採点かの種類の判別をし(ステップS719)、教材の場合にはID情報に基づいて広告を選択し付加しレイアウト処理を行い(ステップS720)、出力する(ステップS721)。なお、広告を選択する場合に顧客情報を取得し、その情報に基づいて広告選択を行ってもよい。また、出力はディスプレイの表示されてもよく、そのデータを電子データとして記録媒体に保存しても良い。
【0126】
ステップS719の判別の結果、IDが試験問題である場合には、受験IDを暗号又はバーコード化し(ステップS722)、この暗号化又はバーコード化した情報を付加してレイアウト処理を行う(ステップS720)。
【0127】
ステップS719の判別の結果、IDが採点である場合には、スキャニングした解答用紙をOCR処理し(ステップS723)、このOCR処理で解析した暗号又はバーコードを読み出し(ステップS724)、読み出した受験IDがステップS702で取得した受験IDと一致しているか否かを判別する(ステップS725)。
【0128】
受験IDが一致していない場合には、ステップS723へ処理を戻す。この場合、ステップS723〜725が繰り返されるが、スキャニング処理の回数等によってステップS723の処理(スキャニングも含む)の前で、顧客にもう一度受験IDの入力をさせるように指示するか、初めから採点を行うようにする。
【0129】
ステップS725の判別の結果、受験IDが一致している場合には、OCR処理の結果とステップS718で選択したデータとを比較して採点をする(ステップS726)。採点処理の結果はをレイアウト処理を行って(ステップS720)、出力する(ステップS721)。
【0130】
なお、教材情報、問題情報、解答情報、広告情報に新規データ及び変更データ等のデータの編集必要になった際の処理は図示されていないが、定期的に更新を行うようにしたり、データの編集が必要になった際に適宜更新を行うようにしても良い。
【0131】
本実施の形態にかかるサーバには、顧客管理と出力情報を選択するためのパラメータの検索機能を持たせ、出力するためのデータはデジタル複写機に保持させせているのでサーバにかかる負荷も減り、サーバからデジタル複写機に送信するデータ量が減り通信の負荷も改善される。
【0132】
本実施の形態に係るデジタル複写機はサーバから受信したパラメータに基づいてデータを選択するため、デジタル複写機での処理が大幅に軽減されるため、デジタル複写機にかかる負荷が軽減される。
【0133】
上記各実施の形態において、ステップS205,S210,S404,S409,S602,S702でのIDの取得はIDを識別できるものであればよく、例えばIDの手入力,バーコード読取り、電子透かし読取り、磁気による読取り、RF−ID、双方向通信による認証等がある。
【0134】
なお、上記第1の実施の形態および第2の実施の形態ではコンビニエンスストアや塾、学校などに設置されているデジタル複写機を利用するが、企業が社員教育を社員のレベルに応じて行う際に実施することもできる。
【0135】
特に社内においてはデジタル複写機の設置率が高く、例えば社内の各フロアに複数台のデジタル複写機が設置されている場合も少なくない。このため、社内で本発明を実施することは、教育を受ける社員が空いた時間を利用して採点・問題用紙・解答用紙・教材を取得することができるので更に効率的な社員教育を受けることができる。
【0136】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載の教育システム、請求項2記載のサーバ、請求項10記載のサーバの配信処理方法、及び請求項11記載のサーバの配信処理プログラムによれば、情報処理装置の使用者がメニューから教材情報、問題情報、解答情報、広告情報を選択すると、サーバは顧客データベースに記憶した使用者の顧客情報、情報処理装置から受信した入力データ及びメニュー選択情報に基づいて教材情報と問題情報と解答情報と広告情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択し、配信するので、情報処理装置を使用する個々の顧客は要求に応じた個別の問題用紙・解答用紙・教材、解答用紙に記入された解答の採点結果を情報処理装置によって容易に得ることが出来る。
【0137】
また、メニューには広告情報も含まれているので、顧客に応じた広告を提供することによって広告効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る教育システムを示す構成図である。
【図2】図1におけるサーバ101及びデジタル複写機103それぞれのハードウェア構成を示す図であり、(a)はサーバ101のハードウェア構成を示し、(b)はデジタル複写機103のハードウェア構成を示す。
【図3】教育システム全体の処理の概要を示すフローチャートである。
【図4】試験問題購入申し込み処理の一部を示すフローチャートである。
【図5】図4のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。
【図6】図4及び図5のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【図7】採点処理の一部を示すフローチャートである。
【図8】図7のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。
【図9】図8のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。
【図10】図8及び図9のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【図11】教材購入申し込み処理の一部を示すフローチャートである。
【図12】図11のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。
【図13】図12のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【図14】試験問題閲覧処理を示すフローチャートである。
【図15】新規登録оr登録内容変更処理の一部を示すフローチャートである。
【図16】図15のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【図17】本発明の第2の実施の形態に係るサーバ及びデジタル複写機におけるデータ処理の一部を示すフローチャートである。
【図18】図17のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。
【図19】図18のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【図20】デジタル複写機103のディスプレイ32に表示される「選択メニュー」画面を示す図である。
【図21】デジタル複写機103のディスプレイ32に表示される試験選択画面を例示する図である。
【図22】デジタル複写機103のディスプレイ32に表示される試験INDEX画面を示す図である。
【図23】試験科目に国語が選択された場合の詳細INDEX画面を示す図である。
【図24】顧客IDテーブルを示す図である。
【図25】個人データテーブルを示す図である。
【図26】問題ファイルを例示する図である。
【図27】図26の問題ファイル内にある問題IDテーブルである。
【図28】試験データを示す図である。
【図29】顧客データベースの一部を示す図である。
【図30】試験テーブルを示す図である。
【図31】教材INDEX画面を示す図である。
【図32】科目を選択するための教材INDEX画面を示す図である。
【図33】希望する教材を選択するための教材INDEX画面を示す図である。
【図34】教材IDテーブルを示す図である。
【図35】登録メニュー画面を示す図である。
【符号の説明】
11,21 CPU
16,17,26 入力部
18,28 ハードディスク
27 出力部
29 画像読み取り部
31,32 ディスプレイ
100 教育システム
101 サーバコンピュータ
102 記憶装置
103 デジタル複写機
104 通信回線104
105 パソコン
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを利用してサーバと顧客が使用するデジタル複写機と間で個々の顧客に適した教材配信・問題配信・問題採点サービスを行う教育システム、教育サーバ、配信処理方法、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、学習者が学習の効果や成果を判断するためには学習した内容に関する問題を解くことを行う。このため、問題集を購入して解くことが行われるが、この場合、学習到達度の客観的評価や他者との比較における学習到達レベルの判断は難しい。したがって、学習到達度の客観的評価や他者との比較における学習到達レベルを判断したい場合には、通信教育を受けたり、試験会場に行って試験を受けたりすることになる。
【0003】
しかし、通常、問題は紙に記載されているために通信教育の場合には、問題を郵送してもらうことになり手間がかかるという問題があった。また、試験会場に行って試験を受ける場合には、試験会場まで行かなければならず不便であるという問題もあった。
【0004】
そこで、近年ではインターネットの普及により、インターネットに接続したパソコンによってWeb上で問題を読んで回答することにより、学習者の学習成果を確認できたり、その学習成果に応じた成績を判定できたりする形態が実施されている。
【0005】
また、デジタル複写機が問題用紙の印刷から解答の採点までを行うことが可能であり、平均点や偏差値等の結果などを算出する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平08−186672号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、Web上で問題を読み解答するためにはパソコンなどを所有していなければならず、利用者が限定されてしまうという問題があった。また、学習塾や学校で利用する場合には、複数台のパソコンが必要であるのでパソコンの導入や運用にコストがかかるという問題があった。
【0008】
また、上記のデジタル複写機を使用する場合は、問題作成から採点までを一台のデジタル複写機で処理するために処理が集中して負荷が大きくなる。その上、近年のデジタル複写機は一台でスキャナー,FAX,プリンタなど多機能化されているために、一台を何人かで共有することが多い。この場合、問題作成から採点までを一台で処理してしまうと処理が集中してしまうので他の機能を働かせる他の処理が困難になり、共有機としての機能を最大限発揮できなかった。
【0009】
また、上記のデジタル複写機は当該デジタル複写機によって処理したデータしか管理できない為、狭い範囲での平均点や偏差値などの算出しかできないという問題があった。
【0010】
さらに、利用者に適した教材・問題を作成し、取り出すということは困難であった。
【0011】
本発明の目的は、個々の顧客の要求に応じて個別の問題用紙・解答用紙・教材を作成し、解答用紙に記入された解答を採点するこが容易な教育システム、サーバ、サーバの配信処理方法、サーバの配信処理プログラムを提供することにある。
【0012】
また、本発明の目的は、教材等の広告効率を上げることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の教育システムは、情報処理装置とサーバとがネットワークを介して接続された教育システムであって、前記情報処理装置は、前記サーバからの情報を受信する受信手段と、該受信手段により受信した情報を表示する表示手段と、画像を読み取る画像読取手段と、少なくとも教材に関する教材情報、問題に関する問題情報、問題の採点・解答に関する解答情報、を含むメニューから選択されたメニュー選択情報、入力された入力データ、及び前記画像読取手段が読み取った画像の画像読取データを送信する送信手段と、前記サーバから受信した受信情報を出力する出力手段とを備え、前記サーバは、顧客に関する情報を記憶した顧客データベースと、前記情報処理装置から受信した入力データ及び前記メニュー選択情報とを取得する取得手段と、前記情報処理装置からアクセスしてきた顧客の顧客情報を前記入力データに基づいて選択する第1の選択手段と、該第1の選択手段によって選択された顧客情報と前記取得手段によって取得されたメニュー選択情報に基づいて前記教材情報と前記問題情報と前記解答情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択する第2の選択手段と、該第2の選択手段により選択された情報を配信情報に生成する生成手段と、該生成手段により生成された配信情報を配信する配信手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
上記目的を達成するために、請求項2のサーバは、情報処理装置がネットワークを介して接続された教育システムのサーバにおいて、顧客に関する情報を記憶した顧客データベースと、前記情報処理装置から受信した入力データ及び少なくとも教材に関する教材情報、問題に関する問題情報、問題の採点・解答に関する解答情報を含むメニューから選択されたメニュー選択情報を取得する第1の取得手段と、前記情報処理装置からアクセスしてきた顧客の顧客情報を前記入力データに基づいて選択する第1の選択手段と、該第1の選択手段によって選択された顧客情報と前記取得手段によって取得されたメニュー選択情報に基づいて前記教材情報と前記問題情報と前記解答情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択する第2の選択手段と、該第2の選択手段により選択された情報を配信情報として生成する第1の生成手段と、該第1の生成手段によって生成された配信情報を配信する配信手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
請求項3のサーバは、請求項2記載のサーバにおいて、前記顧客情報は、学習の習熟度、レベル、成績、志望校、学年、名前、住所、及び性別のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする。
【0016】
請求項4のサーバは、請求項2記載のサーバにおいて、前記メニュー選択情報に基づき、前記情報処理装置が取得した画像の画像読み取りデータを取得する第2の取得手段を備え、該第2の取得手段により取得された画像読み取りデータと前記解答情報とを照合してそれらが一致しているか否かを判断することを特徴とする。
【0017】
請求項5のサーバは、請求項2記載のサーバにおいて、前記第1の生成手段は、前記入力データとメニュー選択情報とに基づいて、解答を記入するための解答記入シートに関する解答記入シート情報を生成し、前記第1の生成手段により生成された情報を識別するためのIDを暗号化した暗号化識別ID情報及びバーコード化したバーコード化識別ID情報の少なくともいずれか一つを生成する第2の生成手段とを備え、前記配信手段は、前記解答記入シート情報に前記暗号化識別ID情報及び前記バーコード化識別ID情報の少なくともいずれか一つを付加して配信することを特徴とする。
【0018】
請求項6のサーバは、請求項4又は5記載のサーバにおいて、前記配信手段は、前記問題情報に前記解答記入シート情報を付加して配信することを特徴とする。
【0019】
請求項7のサーバは、請求項2記載のサーバにおいて、前記配信手段は、前記顧客情報に基づいて予め登録されている条件に従ってデータを選択し、配信情報を生成することを特徴とする。
【0020】
請求項8のサーバは、請求項2乃至7のいずれか1項に記載のサーバにおいて、前記配信手段は、前記第1の選択手段により選択された顧客情報に基づいて広告情報を付加し、配信情報を配信することを特徴とする。
【0021】
請求項9のサーバは、請求項2,7又は8のいずれか1項に記載のサーバにおいて、前記配信手段は、前記情報処理装置で表示する画面の画面データを付加して、配信することを特徴とする。
【0022】
上記目的を達成するために、請求項10のサーバの配信処理方法は、情報処理装置と顧客に関する情報を記憶した顧客データベースを備えるサーバとがネットワークを介して接続された教育システムにおける前記サーバの配信処理方法であって、前記情報処理装置から受信した入力データ及び少なくとも教材に関する教材情報、問題に関する問題情報、問題の採点・解答に関する解答情報を含むメニューから選択されたメニュー選択情報を取得する第1の取得ステップと、前記情報処理装置からアクセスしてきた顧客の顧客情報を前記入力データに基づいて選択する第1の選択ステップと、該第1の選択ステップによって選択された顧客情報と前記取得ステップによって取得されたメニュー選択情報に基づいて前記教材情報と前記問題情報と前記解答情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択する第2の選択ステップと、該第2の選択ステップにより選択された情報を配信情報に生成する第1の生成ステップと、該第1の生成ステップによって生成された配信情報を配信する配信ステップとを備えることを特徴とする。
【0023】
上記目的を達成するために、請求項11のサーバの配信処理プログラムは、情報処理装置と顧客に関する情報を記憶した顧客データベースを備えるサーバとがネットワークを介して接続された教育システムにおける前記サーバの配信処理方法が実現可能な配信処理プログラムであって、前記情報処理装置から受信した入力データ及び少なくとも教材に関する教材情報、問題に関する問題情報、問題の採点・解答に関する解答情報を含むメニューから選択されたメニュー選択情報を取得する第1の取得ステップと、前記情報処理装置からアクセスしてきた顧客の顧客情報を前記入力データに基づいて選択する第1の選択ステップと、該第1の選択ステップによって選択された顧客情報と前記取得ステップによって取得されたメニュー選択情報に基づいて前記教材情報と前記問題情報と前記解答情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択する第2の選択ステップと、該第2の選択ステップにより選択された情報を配信情報に生成する第1の生成ステップと、該第1の生成ステップによって生成された配信情報を配信する配信情報生成ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0024】
上記目的を達成するために、請求項12の情報処理装置は、サーバがネットワークを介して接続された教育システムにおける情報処理装置において、画像を認識するための画像認識手段と、入力された入力データと所定のメニューから選択されたメニュー選択情報とに基づいて選択された識別情報を、前記サーバから取得する取得手段と、前記サーバから取得した識別情報に基づいて出力する情報を選択する選択手段と、該選択手段により選択された情報を出力情報として生成する生成手段と、前記出力情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0025】
請求項13の情報処理装置は、請求項12記載の情報処理装置において、前記識別情報に基づいて、提供を要求された処理が教材を作成する教材作成処理と試験問題を作成する試験問題作成処理と採点を行う採点処理のいずれであるかを判断する判断手段を備えることを特徴とする。
【0026】
請求項14の情報処理装置は、請求項12又は13記載の情報処理装置において、前記識別情報の暗号化及びバーコード化のうち少なくとも一方を実行する暗号・バーコード化手段及び該暗号・バーコード化手段によって暗号化又はバーコード化された情報を読み出す読出し手段を備えることを特徴とする。
【0027】
請求項15の情報処理装置は、請求項13又は14記載の情報処理装置において、前記試験問題の解答情報を有し、前記採点処理は前記画像認識手段が読み出した画像と前記解答情報に基づいて採点することを特徴とする。
【0028】
請求項16の情報処理装置は、請求項12乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記選択手段によって選択される情報は、教材情報と問題情報と採点情報と広告情報の少なくとも一つを含むことを特徴とする。
【0029】
請求項17の情報処理装置は、請求項12乃至16のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記識別情報は、受験IDと教材IDの少なくとも一つと、出力情報を選択するためのパラメータを含むことを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
以下、本発明の第1の実施の形態に係る教育システムを図面を参照しながら詳細に説明する。
【0031】
図1は、本発明の実施の形態に係る教育システムを示す構成図である。
【0032】
教育システム100はサーバコンピュータ101(以下、サーバ101)と複数台のデジタル複写機103(情報処理装置)が通信回線104を介して接続されており、さらに、サーバ101にはインターネットを介してパソコン105が接続されている。サーバ101にはデータベースとなる記憶装置102が接続されている。
【0033】
デジタル複写機103は少なくとも、ネットワークや電話線等の通信回線を介してデータを送受信するための送受信部、検索を行う際の検索条件や各種の情報等をキーボードやマウスやボタンやタッチパネル等の入力手段を用いて入力するためのハードウェア及び入力用プログラムからなる入力部と、各種情報を表示するためのディスプレイや液晶パネルと、データを読み取るための画像読み取り部と、データを出力するための印刷部から構成される。デジタル複写機103の構成は後述する。このデジタル複写機103(情報処理装置)は複写機に限らず、インターネット対応のパソコン等にプリンタやスキャナーあるいはそれらの機能を併せ持つ装置を接続したものでもよい。
【0034】
通信回線104は典型的にはインターネットやイントラネット等のLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)や電話回線、専用デジタル回線、ATM(Asynchronous Transfer Mode)やフレームリレー回線、通信衛星回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線等のいずれか、またはこれらの組み合わせにより実現されるいわゆる通信ネットワークであり、データの送受信が可能なものであればよい。なお、デジタル複写機103からサーバ101への通信手段とサーバ101からデジタル複写機103への通信手段は異なってもよい。例えば、サーバ101からデジタル複写機103へのデータ送信はデータ放送用無線回線を使用し、デジタル複写機103からサーバ101へのデータ送信は電話回線を用いても良い。
【0035】
図2は、図1におけるサーバ101及びデジタル複写機103それぞれのハードウェア構成を示す図であり、(a)はサーバ101のハードウェア構成を示し、(b)はデジタル複写機103のハードウェア構成を示す。
【0036】
(a)に示すように、サーバ101のハードウェア構成は、CPU11、RAM12、ROM13、LANアダプタ14、ビデオアダプタ15、キーボード16、マウス17、ハードディスク18、CD−ROMドライブ19がそれぞれシステムバス10を介して互いに接続されている。システムバス10は例えばPCIバス、AGPバス、メモリバス等である。各バス間の接続用チップ(ノースブリッジ、サウスブリッジ等のチップセット)やキーボードインタフェースやいわゆるSCSIやATAPIのような入出力用インタフェースの図示は省略されている。
【0037】
CPU11はオペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラムに基づいて四則演算や比較演算等の各種の演算や、ハードウェアの制御を行う。RAM12には、ハードディスク18、CD−ROMドライブ19に装着されたCD−ROMやCD−R等の記憶媒体から読み出されたオペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラム等が記憶され、これらはCPU11の制御の下に実行される。
【0038】
ROM13にはオペレーションシステムと協働してハードディスク18等への入出力を制御するいわゆるBIOS等が記憶される。LANアダプタ14は、CPU11によって制御されるオペレーションシステムの通信プログラムと協働してネットワークを介した外部との通信を行う。ビデオアダプタ15はディスプレイ装置に出力する画像信号を生成し、ビデオアダプタ15はディスプレイ31に接続されている。キーボード16やマウス17は情報処理装置への指示を入力するために用いられる。
【0039】
ハードディスク18はオペレーションシステムやアプリケーションプログラムを記憶している。アプリケーションプログラムは、例えば後述するデータの抽出プログラム、各種データの生成プログラム、検索プログラム、データの更新プログラム等である。
【0040】
CD−ROMドライブ19はアプリケーションプログラムが記憶されたCD−ROM、CD−R、CD−R/W等の記憶媒体を装着してそれらに記憶されたアプリケーションプログラムをハードディスク18にインストールするのに用いる。なおCD−ROMドライブの代わりにCD−Rドライブ、CD−R/Wドライブ、DVD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、MOドライブ等を用いてもよい。
【0041】
(b)に示すように、デジタル複写機103のハードウェア構成は、CPU21、RAM22、ROM23、LANアダプタ24、ビデオアダプタ25、入力部26、出力部27、ハードディスク28、画像読み取り部29がそれぞれシステムバス20を介して互いに接続されている。システムバス20は例えばPCIバス、AGPバス、メモリバス等である。各バス間の接続用チップ(ノースブリッジ、サウスブリッジ等のチップセット)や例えばキーボードインタフェースやいわゆるSCSIやATAPIのような入出力用インタフェースの図示は省略されている。
【0042】
CPU21、RAM22、ROM23、LANアダプタ24、ビデオアダプタ25の機能は(a)で説明したものと同様であるので説明を省略する。なお、ビデオアダプタ25はディスプレイ32に接続されている。入力部26はタッチパネルであってサーバ101への指示を入力するために用いられる。出力部27は印刷部であって、データを印刷できるものであれば内蔵さたものであっても外部に接続されたものであってもよい。ハードディスク28にはオペレーションシステム、アプリケーションプログラム等が記憶されている。
【0043】
画像読み取り部29は画像をスキャニングする。この画像読み取り部29はデータを読み取ることができるものであれば内蔵されたものであっても、外部に接続されたものであってもよい。
【0044】
次に教育システム100におけるデータ処理を説明する。
【0045】
図3は教育システム全体の処理の概要を示すフローチャートである。
【0046】
始めにデジタル複写機103のディスプレイ32に図20に示す「選択メニュー」画面が表示される。なお、この「選択メニュー」画面及び後述する他の入力画面はタッチパネルであっても良いし、ポインティングデバイスのような入力デバイスであっても良く、必要な入力が可能なものであれば如何なるものであっても良い。
【0047】
利用者(以下、顧客)はこの画面上で「試験問題購入申し込み」、「教材購入申し込み」、「採点」、「新規申し込み・登録内容の変更」の何れかを選択する(ステップS100)。この選択が判別される(ステップS101)。「試験問題購入申し込み」が選択された場合は、試験問題購入申し込み処理(ステップS102)が実行される。「教材購入申し込み」が選択された場合は、教材購入申し込み処理(ステップS104)が実行される。「採点処理」が選択された場合は。採点処理(ステップS103)が実行される。「新規申し込み・登録内容の変更」が選択された場合は、新規申し込みоr登録内容の変更処理(ステップS105)が実行される。これらの処理が終了した後、他の処理を行うときはステップS100に戻り(ステップS106)、「選択メニュー」画面が表示される。他の処理を行わないときは(ステップS106)、全ての処理を終了する。
【0048】
ステップS100で「試験問題購入申し込み」が選択された場合には(ステップS100→S101→S102)、図4乃至図6に示す試験問題購入申し込み処理が行われる。
【0049】
図4は試験問題購入申し込み処理の一部を示すフローチャートである。図5は図4のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。図6は、図4及び図5のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【0050】
上述したステップS100で「試験問題購入申し込み」が選択されるとディスプレイ32には図21に示すような試験選択画面が表示される。この試験選択画面には顧客の学習レベルに合わせた試験問題の提供を要求するための「学習レベルに合わせた試験」ボタンと、顧客が自ら試験を選択するための「自分で試験を選ぶ」ボタンとが表示される。
【0051】
試験の選択がされると(ステップS201)、デジタル複写機103は試験の種類を判別する(ステップS202)。学習レベルに合わせた試験(以下、A試験)が選択された場合は、図22に示した試験INDEX画面がディスプレイ32に表示される(ステップS203)。この試験INDEX画面には希望する科目を選択するためのボタンが表示されている。この画面では試験科目として「国語」、「算数」、「理科」、「社会」の各選択ボタンが例示されている。この画面から受験を希望する試験科目が選択されると、試験種類をAとして記憶し(ステップS204)、顧客IDの取得(ステップS205)の後に通信回線104を介してサーバ101に顧客ID、試験種類、科目IDを発行するとともに試験データの発行要求を行う(ステップS206)。
【0052】
試験の選択が「自分で試験を選ぶ」である場合には、この試験(B試験)の科目を選ぶための試験INDEX画面がディスプレイ32に表示される(ステップS207)。この試験INDEX画面は、上記したA試験を選択した場合に表示される画面と同一である。試験INDEX画面で科目を選択すると、選択された科目の中で試験の内容を選択するための詳細INDEX画面(図23参照)がディスプレイ32に表示される。図23は試験科目に国語が選択された場合の詳細INDEX画面であり、試験の内容としての「漢字、文法、小説、論説文」及びそれぞれについて「易しい、やや易しい、ふつう、やや難しい、難しい」の5段階の難易度が表示されている。この画面では漢字の試験でやや難しい試験が選択されている。この画面での選択がされた後に問題IDを取得し(ステップS208)、試験種類をBとして記憶し(ステップS209)、顧客IDの取得(ステップS210)の後に通信回線104を介してサーバ101に顧客ID、試験種類、問題IDを発行するとともに試験データの発行要求を行う(ステップS211)。
【0053】
デジタル複写機103から試験データの発行要求を受けたサーバ101は、顧客ID、試験種類、問題IDを取得し(ステップS212)、顧客IDの登録を図24の顧客IDテーブルから検索し(ステップS213)、顧客IDの登録の有無を判別する(ステップS214)。
【0054】
顧客IDの登録が無い場合には(ステップS214でNO)、新規登録or登録内容変更(ステップS105)へ処理が移動する。顧客IDの登録が有る場合には(ステップS214でYES)、図25に示した個人データテーブルからその顧客IDが要求している試験が既に受験した試験であるかを検索し(ステップS215)、受験済みか否かを判別する(ステップS216)。
【0055】
顧客IDが要求している試験が既に受験した試験である場合には(ステップS216でYES)、デジタル複写機103のディスプレイ32に再受験をするか否かを確認するための再受験確認画面(図示せず)が表示される(ステップS217)。顧客がこの画面で再受験するか否かを選択すると、再受験するか否かを判別し(ステップS218)、再受験しない場合には終了してステップS100のメニュー選択画面に戻る。
【0056】
ステップS216の判別の結果、未受験である場合及び再受験をする場合(ステップS218でYES)いずれかの場合には、試験の種類を判別する(ステップS219)。試験の種類がA試験である場合には、図25の個人データテーブルを検索し(ステップS220)、試験レベル情報や成績を読み出し(ステップS221)、この読み出した情報を解析し(ステップS222)、ユーザのレベルに応じた試験データを図26に示した問題ファイル内にある図27に示した問題IDテーブルから検索し(ステップS223)、ステップS226に進む。
【0057】
ステップS219で判別した試験の種類がB試験である場合には、問題IDを読み出して(ステップS224)、試験データを上記の問題ファイルから検索し(ステップS225)、ステップS226に進む。
【0058】
ステップS226では図28に示したような試験データ(問題)を読み出す。サーバ101はこの試験データと既に取得してある顧客IDを元にして受験IDを発行し(ステップS227)、図29に示すように受験IDを記憶装置102の顧客データベースに登録する(ステップS228)。
【0059】
次に、受験IDの暗号化またはバーコード化を行い(ステップS229)、ステップS226にて取得した試験データとステップS227にて発行された受験IDとのレイアウト処理を行う(ステップS230)。続いて、このレイアウト処理したデータを圧縮して配布データを作成し(ステップS231)、受験IDとともにデジタル複写機103に発行する(ステップS232)。
【0060】
デジタル複写機103はサーバ101から発行された配布データを取得し(ステップS233)、配布データを製本し出力する(ステップS234)。続いて、サーバ101に受験IDを発行し、受験済み登録を依頼する(ステップS235)。
【0061】
サーバ101はデジタル複写機103から発行された受験IDを元に、顧客データベースの受験IDテーブル(図29参照)に該当する受験IDの受験済み登録を行う(ステップS236)。
【0062】
デジタル複写機103では「選択メニュー」画面が表示されてメニュー選択(ステップS100)に戻る。
【0063】
「選択メニュー」画面で採点処理が選択された場合には(ステップS100→S101→S103)、図7乃至図10に示す採点処理が行われる。
【0064】
図7は採点処理の一部を示すフローチャートである。図8は、図7のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。 図9は、図8のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。図10は、図8及び図9のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【0065】
採点処理は、先ず、デジタル複写機103が解答用紙のスキャニング処理を行い(ステップS301)、上記のようにして取得した暗号又はバーコードを解析し(ステップS302)、受験IDを取得し(ステップS303)、サーバ101へ受験IDを発行する(ステップS304)。
【0066】
サーバ101はデジタル複写機103から受験IDを取得すると(ステップS305)、受験IDテーブル(図29参照)から採点済みフラグの検索を行い(ステップS306)、採点済みか否かを判別する(ステップS307)。採点済みである場合には(ステップS307でYES)、採点済フラグ=YESを記憶し(ステップS308)、採点済みではない場合には(ステップS307でNO)、採点済フラグ=NOを記憶し(ステップS309)、受験ID及び採点済みフラグをデジタル複写機103に発行する(ステップS310)。
【0067】
デジタル複写機103は受験ID及び採点済みフラグを取得し(ステップS311)、採点済みフラグがYESかNOかを判別する(ステップS312)。採点済みフラグがYESの場合には、試験結果の再発行を行うか確認する(ステップS313)。再発行を行わない場合には(ステップS314でNO)、本処理を終了し、ステップS100のメニュー選択に処理を移す。
【0068】
再発行の要求が有った場合には(ステップS314でYES)、サーバ101へ受験IDを送るとともに試験結果再発行要求を行う(ステップS315)。
【0069】
サーバ101は受験IDを取得すると(ステップS316)、受験IDを基に受験IDテーブル(図29参照)から配布データを検索し(ステップS317)、配布データを読み出す(ステップS318)。この配布データと、暗号化又はバーコード化した受験IDとを共にデジタル複写機103に発行する(ステップS319)。以降の処理は、後述するステップS336へと移る。
【0070】
ステップS311にて取得した採点済みフラグがNoの場合には(ステップS312でNO)、解答用紙のOCR処理を行って(ステップS320)、テキスト形式や、CSV形式で出力されたOCR結果を読み出し(ステップS321)、このOCR結果を受験IDと共にサーバ101へ発行する(ステップS322)。
【0071】
サーバ101はデジタル複写機103から取得した受験IDに基づいて受験IDテーブル(図29)から問題IDを検索して(ステップS323)、問題IDを取得する(ステップS324)。次に、図30に示す試験テーブルから該当する試験の解答を検索して(ステップS325)、解答を読み出す(ステップS326)。
【0072】
この解答に上記のOCR結果を照合して採点を行い(ステップS327)、試験結果を得る。当該試験結果を読み出し(ステップS328)、試験結果の解析処理をする(ステップS329)。例えば、この解析処理では受験者の科目、単元、レベル毎の不正解の傾向、正答率などの特徴を抽出する。この解析処理の結果に基づいて試験の解説を読み出し(ステップS330)、その顧客の傾向や特徴に適した教材や試験の広告を検索して(ステップS331)、教材や試験の広告を読み出す(ステップS332)。
【0073】
続いて、ステップS328で取得した試験結果、ステップS330で取得した試験解説、ステップS332で取得した教材や試験の広告を配布する為のレイアウト処理を行い(ステップS333)、配布データを作成する(ステップS334)。なお、配布データを作成する際に圧縮処理と暗号処理とを行ってもよい。これにより、配布データはネットワークの負荷を減らし、また安全に配布できる。次に、この配布データを受験IDとともにデジタル複写機103に発行する(ステップS335)。
【0074】
デジタル複写機103はサーバ101から受験IDと配布データを受け取ると(ステップS336)、レイアウト処理済の配布データを製本処理し(ステップS337)、採点結果表(図示せず)を出力し(ステップS338)、その後に画面は「選択メニュー」画面に戻る。一方、サーバ101には配布データと、採点済通知を発行する(ステップS339)。
【0075】
サーバ101は配布データと採点済通知を取得すると(ステップS340)、これらを顧客データベースの個人データ(図25参照)乃至受験IDテーブル(図29参照)に登録し本処理(採点処理)を終了する。
【0076】
「選択メニュー」画面で教材購入申し込み処理が選択された場合には(ステップS100→S101→S104)、図11乃至図13に示す処理が行われる。
【0077】
図11は教材購入申し込み処理の一部を示すフローチャートである。図12は、図11のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。図13は、図12のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【0078】
教材購入申し込み処理は、デジタル複写機103に表示された教材INDEX画面(図31参照)から購入する教材を顧客が選択することによって始まる。図31に示すように教材INDEX画面には、「学習レベルに合わせた教材」ボタンと「自分で教材を選ぶ」ボタンが表示されている。この教材INDEX画面から教材が選択されると(ステップS401)、デジタル複写機103は教材の種類を判別する(ステップS402)。選択された教材が学習レベルに合わせた教材(以下、A教材)である場合には、教材種類=Aと記憶し(ステップS403)、顧客IDを取得して(ステップS404)、サーバ101に顧客IDと教材種類を発行するとともに教材データ発行要求を行う(ステップS405)。
【0079】
一方、ステップS401で「自分で教材を選ぶ」が選択された場合には、科目を選択するための画面として図32に示す教材INDEX画面を表示し、このが面で希望科目が選択されると、顧客が希望する教材を選択するための画面として図33に示す教材INDEX画面を表示する(ステップS406)。図33にしめした教材INDEX画面は科目として国語が選択された場合に表示される画面を例示するものであり、「漢字」、「文法」、「小説」、「論説文」の教材がそれぞれ3つの異なるレベル「上級」、「中級」、「基礎」の教材に分けられている。この画面から教材が選択されると、希望教材IDを取得する(ステップS407)。
【0080】
続いて、教材種類=Bを記憶し(ステップS408)、顧客から顧客IDを取得して(ステップS409)、サーバ101に顧客ID、教材ID、及び教材種類を発行するとともに教材データ発行要求を行う(ステップS410)。
【0081】
サーバ101は顧客ID、教材ID、教材種類を取得し(ステップS411)、その取得した顧客IDが登録されているか確認を行う(ステップS412)。顧客IDが登録されているか否かを判別し(ステップS413)、登録がされていない場合には「新規登録оr登録内容変更」処理(ステップS105)に進む。
【0082】
顧客IDの登録が確認できた場合には(ステップS413でYES)、図25に示した顧客データベースの個人データテーブルの「科目、単元毎の試験レベル」から個人データを検索し(ステップS414)、個人データを読み出し(ステップS415)、個人データの科目、単元毎の試験レベルから個人データの解析をして(ステップS416)、顧客の特徴を抽出する。個人データ(顧客情報)は学習の習熟度、レベル、成績、志望校、学年、名前、住所、性別のうち少なくとも一つを含むものとする。また、学習の習熟度、レベル、成績、志望校、学年、名前、住所、性別のうちの少なくとも一つは図25の個人データに入っているものとする。
【0083】
次に、教材の種類がAかBかを判別し(ステップS417)、Aである場合は、ステップS416の解析結果を基にして教材データ(図示せず)を検索する(ステップS418)。なお、データ検索は試験データ検索と同様に図25の個人データを検索し、個人レベルに応じた教材データを図26のような教材ファイル(図示せず)内にある図27のような教材IDテーブル(図示せず)から検索するようにしてもよい。一方、教材の種類がBである場合には、教材データを検索し(ステップS419)、検索結果を読み出す(ステップS420)。
【0084】
次に、ステップS418の結果またはステップS419の結果を基にして教材データを読み出し(ステップS421)、図34に示す教材IDテーブルを参照して、該当教材が購入済みか否かを判別する(ステップS422)。購入済みの場合にはデジタル複写機103で再購入の確認を求める(ステップS423)。再購入するか否かを判別し(ステップS424)、再購入しない場合には本処理を終了する。
【0085】
再購入する場合(ステップS424でYES)、ステップS422で購入済みでは無い場合には(NOの場合)、ステップS416の解析結果を基に広告データを検索し(ステップS425)、続いて、教材データ、広告データのレイアウト処理を行い(ステップS426)、配布データを作成して(ステップS427)、顧客IDと配布データとをデジタル複写機103へ発行する(ステップS428)。
【0086】
デジタル複写機103はサーバ101から発行されたデータを取得すると(ステップS429)、配布データの出力製本処理を行い(ステップS430)、サーバ101に顧客IDと教材IDと発行するとともに購入済登録要求を行う(ステップS431)。デジタル複写機103の画面はメニュー選択に戻る。
【0087】
サーバ101はデジタル複写機103からの顧客IDと教材IDの発行及び購入済登録要求を受けて顧客データベースの教材IDテーブル(図34参照)へ登録を行い(ステップS432)、教材発行処理を終了する。
【0088】
次に、試験問題を閲覧する場合について説明する。
【0089】
図14は試験問題閲覧処理を示すフローチャートである。
【0090】
パソコン105(図1参照)でブラウザソフトなどを利用し指定されたWebサイトへアクセスし、サーバ101へ受験IDとパスワードとを、インターネット回線を利用し発行する(ステップS501)。
【0091】
受験IDとパスワードを取得した(ステップS502)サーバ101は、取得した受験IDを受験IDテーブル(図29参照)と照合して顧客IDと問題IDとを取得し、取得した顧客IDとパスワードとを顧客データベースの個人データ(図25参照)から検索して、パスワードの認証の可否を判別する(ステップS503)。認証しない場合にはステップS501へ処理を戻すし、サーバ101の処理を終了する。ステップS503の判別の結果、認証する場合には(ステップS503でYES)、受験IDテーブル(図29)から採点済みフラグを検索して取得してから(ステップS504)、採点済みフラグがYESかNOかを判別する(ステップS505)。NOの場合には処理を終了し、パソコン104に未採点通知を発行する(ステップS506)。パソコン104では未採点通知を表示して(ステップS507)、終了する。
【0092】
ステップS505の判別の結果、採点済みフラグがYESの場合には、受験IDを参照し配布データを読み出し(ステップS508)、ブラウザで閲覧することのために配布データのレイアウト処理を行い(ステップS509)、暗号化した状態でレイアウト処理結果をパソコン104に発行する(ステップS510)。なお、配布データは広告情報を含むものであってもよい。
【0093】
レイアウト処理結果を取得したパソコン104はレイアウト処理結果を表示して(ステップS511)、終了する。
【0094】
次に、図3のステップS100において「選択メニュー」画面から新規登録оr登録内容変更処理が選択された場合には(ステップS100→S101→S105)、図15及び図16に示す新規登録оr登録内容変更処理が行われる。
【0095】
図15は新規登録оr登録内容変更処理の一部を示すフローチャートである。図16は、図15のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【0096】
新規登録оr登録内容変更処理では、先ず、デジタル複写機103が図35に示す登録メニュー画面を表示する。顧客がこの登録メニュー画面に表示された「新規登録」と「登録内容変更」のうち何れかを選択すると、選択された登録の種別を判別する(ステップS601)、すなわち、選択された登録種別が新規登録か登録内容変更かを判別する。
【0097】
選択された登録種別が登録内容変更であり場合には顧客から顧客IDとパスワードを取得し(ステップS602)、サーバ101へ顧客ID、パスワードを送信するとともに顧客データの発行を要求する(ステップS603)。
【0098】
サーバ101は顧客ID、パスワードを取得すると(ステップS604)、図25の個人データテーブルを参照してこれらの認証の可否を判別する(ステップS605)。顧客ID及びパスワードを認証しない場合には認証失敗通知をデジタル複写機103へ発行し(ステップS606)、デジタル複写機103では認証失敗通知表示をして(ステップS607)、登録メニュー画面に戻る。
【0099】
顧客ID、パスワードを認証する場合には(ステップS605でOK)、顧客データを検索し(ステップS608)、デジタル複写機103へ顧客データを発行する(ステップS609)。
【0100】
デジタル複写機103では顧客データを取得して表示する(ステップS610)。顧客から変更項目と変更内容を取得し(ステップS611)、サーバ101へ変更項目、変更内容、顧客IDを発行する。
【0101】
サーバ101では顧客ID、変更項目、変更内容を取得し(ステップS612)、顧客IDから図25の個人データテーブルのうち変更項目に変更内容を上書きし登録する(ステップS613)。続いて、変更完了通知をデジタル複写機103へ発行する(ステップS614)。
【0102】
デジタル複写機103では、変更完了通知を取得し(ステップS615)、変更完了通知を出力する(ステップS616)。
【0103】
図35の登録メニュー画面で選択した登録種別が新規登録である場合には(ステップS601で新規登録)、デジタル複写機103では、先ず、顧客データを取得し(ステップS617)、サーバ101へ顧客データを発行するとともに登録済み確認と顧客ID発行とを要求する(ステップS618)。
【0104】
サーバ101では、顧客データを取得し(ステップS619)、取得した顧客データが顧客IDテーブル(図24参照)に登録されているか検索をおこなう(ステップS620)。顧客データの有無を判別し(ステップS621)、登録が有る場合には登録済通知と顧客IDとをデジタル複写機103へ発行し(ステップS622)、登録が無い場合には、顧客IDテーブルに登録されている顧客IDと重複しない顧客ID及び未登録通知を発行する(ステップS623)。
【0105】
ステップS622及びステップS623の何れかに続いて、デジタル複写機103はサーバ101から顧客ID及び登録済み確認結果を取得する(ステップS624)。次に、顧客データの登録済/未登録を判別し(ステップS625)、未登録の場合には顧客IDを出力してから(ステップS626)終了し、登録済の場合には登録済み通知及び顧客IDを出力してから(ステップS627)終了する。
【0106】
本実施の形態にかかる教育システムによれば、コンビニエンスストア・塾・学校などに常時置いてあるデジタル複写機を介し教材や問題の配布、解答用紙の回収を行うので、Webによる学習より導入や運用にかかるコストが低く、問題を提供する側にとっては配布物の郵送する手間が省け、教材や問題の配布の効率化やコスト削減などが可能となる。
【0107】
また、問題を受けとる側にとっては試験形式の問題や解答用紙を紙に印刷することによって紙を介して解くことができ、解答の採点を誰でも好きな時に受けることができる。
【0108】
さらに、サーバがデータを一元管理しているため、多くの顧客・採点結果データを得ることができ、顧客管理および厳密な平均点や偏差値などの結果を算出することが容易にできる。また、デジタル複写機にかかる負荷も軽減され、共有機としての機能を最大限発揮することができる。
【0109】
さらにまた、顧客データに基づき教材・問題を作成できるため、顧客は自分のレベルにあった教材・問題を得ることができる。教材・問題にはレベルに応じた試験広告・教材広告が付加されるため、顧客にとって有益な情報を与えることができる。
【0110】
解答用紙には受験IDなどのような識別情報が暗号又はバーコード化され、付加されるため不正な利用がしにくくなる。
【0111】
なお、教育システムを運営する者は、広告の表示に基づいて広告依頼主に課金を請求するようにしてもよい。
【0112】
〔第2の実施の形態〕
上記第1の実施の形態では、入力された顧客情報に基づいて得た教材情報、問題情報、及び解答情報のうち少なくとも一つを含む情報によって顧客に適した情報をサーバ101で選択し、レイアウト処理を行いデジタル複写機103に配信し、出力する処理を行う場合について説明したが、サーバ101で顧客管理を行い、入力された顧客情報に基づいて教材情報、問題情報、及び解答情報の少なくとも一つを含む情報によって顧客にあった情報を選択するためのパラメータを選択し、該パラメータに基づいてデジタル複写機で出力するための情報を選択し、レイアウト処理し、出力を行することも可能である。
【0113】
以下、この第2の実施の形態について図17乃至図19を参照しながら説明する。
【0114】
図17は、本発明の第2の実施の形態に係るサーバ及びデジタル複写機におけるデータ処理の一部を示すフローチャートである。図18は、図17のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。図19は、図18のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【0115】
なお、本実施の形態に係る教育システムの構成は第1の実施の形態において説明した図1の構成と同一であるので説明を省略する。また、通信システムを構成するサーバの構成図2の(a)に示す構成と同一であり、デジタル複写機の構成は図2の(b)に示す構成と同一であるので、双方ともに説明を省略する。
【0116】
先ず、デジタル複写機103のディスプレイ32には「選択メニュー」画面(図20参照)が表示されており、顧客がこの画面から入力したメニュー情報を取得する(ステップS701)。続いて、顧客が入力したIDを取得する(ステップS702)。なお取得するIDはここでは顧客IDだが、その後のメニュー選択によっては受験IDまたは教材IDを取得する。IDがない場合はZZZZZZのようなIDを取得するようにしても良い。次に、ステップS701とステップS702とで取得したメニュー情報とIDとをサーバ101に送信する(ステップS703)。
【0117】
サーバ101はメニュー情報とIDとを受信すると(ステップS704)、それらの情報を基に、顧客が登録されているか否かを判別し(ステップS705)。登録されている場合にはステップS710の処理に進み、登録されていない場合には(ステップS705でNO)、ステップS706の処理に進む。顧客が登録されているか否かの判別は顧客IDテーブル(図24参照)の検索結果に基づいて行われる。
【0118】
ステップS706では、デジタル複写機103が顧客に対して個人登録情報の入力を促す画面を表示して顧客から個人登録情報を取得する。この取得した個人情報登録はサーバ101に送信する(ステップS707)。
【0119】
サーバ101はデジタル複写機103から送信された個人登録情報を受信すると(ステップS708)、受信した個人登録情報を顧客データベースに登録する(ステップS709)。
【0120】
次のステップ710では、ステップS704で受信したメニュー情報とID、またはS709で登録した個人登録情報を基に、配信するためのパラメータを選択する。このパラメータは図25,26,27,29,34を参照して選択される。また、パラメータはデジタル複写機103において試験問題情報または教材情報または解答情報を選択するためのものである。なお、メニュー選択情報が試験問題である場合、図示しないが解答記入シートを作成するために必要なパラメータ情報も選択される。さらにメニュー選択情報が採点である場合には、受験IDに基づいて試験IDを検索し、採点に必要なパラメータを選択する。
【0121】
パラメータが選択されると、メニュー選択情報が試験問題購入か否かを判別し(ステップS711)、試験問題購入の場合には、受験IDと問題IDとを作成する(ステップS712)。なお受験IDと問題IDとは顧客データベースに登録される。受験ID又は問題IDと、選択したパラメータとをデジタル複写機103に送信する(ステップS713)。
【0122】
ステップS711の判別の結果、メニュー選択情報が試験問題購入でない場合は、メニュー選択情報が教材購入か否かを判別し(ステップS714)、教材購入の場合には教材IDを作成し(ステップS715)、教材IDと、選択したパラメータとをデジタル複写機103に送信する(ステップS713)。
【0123】
ステップS714の判別の結果、教材購入ではない場合には、ステップS712で選択したパラメータをデジタル複写機103に送信する(ステップS716)。
【0124】
デジタル複写機103では受信情報のパラメータを基にデータを選択する、すなわち、IDとパラメータまたはパラメータのみを受信する(ステップS717)。受信したパラメータを基にデータを選択する(ステップS718)。
【0125】
続いて、IDが教材か、試験問題か、採点かの種類の判別をし(ステップS719)、教材の場合にはID情報に基づいて広告を選択し付加しレイアウト処理を行い(ステップS720)、出力する(ステップS721)。なお、広告を選択する場合に顧客情報を取得し、その情報に基づいて広告選択を行ってもよい。また、出力はディスプレイの表示されてもよく、そのデータを電子データとして記録媒体に保存しても良い。
【0126】
ステップS719の判別の結果、IDが試験問題である場合には、受験IDを暗号又はバーコード化し(ステップS722)、この暗号化又はバーコード化した情報を付加してレイアウト処理を行う(ステップS720)。
【0127】
ステップS719の判別の結果、IDが採点である場合には、スキャニングした解答用紙をOCR処理し(ステップS723)、このOCR処理で解析した暗号又はバーコードを読み出し(ステップS724)、読み出した受験IDがステップS702で取得した受験IDと一致しているか否かを判別する(ステップS725)。
【0128】
受験IDが一致していない場合には、ステップS723へ処理を戻す。この場合、ステップS723〜725が繰り返されるが、スキャニング処理の回数等によってステップS723の処理(スキャニングも含む)の前で、顧客にもう一度受験IDの入力をさせるように指示するか、初めから採点を行うようにする。
【0129】
ステップS725の判別の結果、受験IDが一致している場合には、OCR処理の結果とステップS718で選択したデータとを比較して採点をする(ステップS726)。採点処理の結果はをレイアウト処理を行って(ステップS720)、出力する(ステップS721)。
【0130】
なお、教材情報、問題情報、解答情報、広告情報に新規データ及び変更データ等のデータの編集必要になった際の処理は図示されていないが、定期的に更新を行うようにしたり、データの編集が必要になった際に適宜更新を行うようにしても良い。
【0131】
本実施の形態にかかるサーバには、顧客管理と出力情報を選択するためのパラメータの検索機能を持たせ、出力するためのデータはデジタル複写機に保持させせているのでサーバにかかる負荷も減り、サーバからデジタル複写機に送信するデータ量が減り通信の負荷も改善される。
【0132】
本実施の形態に係るデジタル複写機はサーバから受信したパラメータに基づいてデータを選択するため、デジタル複写機での処理が大幅に軽減されるため、デジタル複写機にかかる負荷が軽減される。
【0133】
上記各実施の形態において、ステップS205,S210,S404,S409,S602,S702でのIDの取得はIDを識別できるものであればよく、例えばIDの手入力,バーコード読取り、電子透かし読取り、磁気による読取り、RF−ID、双方向通信による認証等がある。
【0134】
なお、上記第1の実施の形態および第2の実施の形態ではコンビニエンスストアや塾、学校などに設置されているデジタル複写機を利用するが、企業が社員教育を社員のレベルに応じて行う際に実施することもできる。
【0135】
特に社内においてはデジタル複写機の設置率が高く、例えば社内の各フロアに複数台のデジタル複写機が設置されている場合も少なくない。このため、社内で本発明を実施することは、教育を受ける社員が空いた時間を利用して採点・問題用紙・解答用紙・教材を取得することができるので更に効率的な社員教育を受けることができる。
【0136】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載の教育システム、請求項2記載のサーバ、請求項10記載のサーバの配信処理方法、及び請求項11記載のサーバの配信処理プログラムによれば、情報処理装置の使用者がメニューから教材情報、問題情報、解答情報、広告情報を選択すると、サーバは顧客データベースに記憶した使用者の顧客情報、情報処理装置から受信した入力データ及びメニュー選択情報に基づいて教材情報と問題情報と解答情報と広告情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択し、配信するので、情報処理装置を使用する個々の顧客は要求に応じた個別の問題用紙・解答用紙・教材、解答用紙に記入された解答の採点結果を情報処理装置によって容易に得ることが出来る。
【0137】
また、メニューには広告情報も含まれているので、顧客に応じた広告を提供することによって広告効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る教育システムを示す構成図である。
【図2】図1におけるサーバ101及びデジタル複写機103それぞれのハードウェア構成を示す図であり、(a)はサーバ101のハードウェア構成を示し、(b)はデジタル複写機103のハードウェア構成を示す。
【図3】教育システム全体の処理の概要を示すフローチャートである。
【図4】試験問題購入申し込み処理の一部を示すフローチャートである。
【図5】図4のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。
【図6】図4及び図5のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【図7】採点処理の一部を示すフローチャートである。
【図8】図7のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。
【図9】図8のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。
【図10】図8及び図9のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【図11】教材購入申し込み処理の一部を示すフローチャートである。
【図12】図11のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。
【図13】図12のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【図14】試験問題閲覧処理を示すフローチャートである。
【図15】新規登録оr登録内容変更処理の一部を示すフローチャートである。
【図16】図15のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【図17】本発明の第2の実施の形態に係るサーバ及びデジタル複写機におけるデータ処理の一部を示すフローチャートである。
【図18】図17のフローチャートに続く本処理のフローチャートである。
【図19】図18のフローチャートに続いて本処理の終了までを示すフローチャートである。
【図20】デジタル複写機103のディスプレイ32に表示される「選択メニュー」画面を示す図である。
【図21】デジタル複写機103のディスプレイ32に表示される試験選択画面を例示する図である。
【図22】デジタル複写機103のディスプレイ32に表示される試験INDEX画面を示す図である。
【図23】試験科目に国語が選択された場合の詳細INDEX画面を示す図である。
【図24】顧客IDテーブルを示す図である。
【図25】個人データテーブルを示す図である。
【図26】問題ファイルを例示する図である。
【図27】図26の問題ファイル内にある問題IDテーブルである。
【図28】試験データを示す図である。
【図29】顧客データベースの一部を示す図である。
【図30】試験テーブルを示す図である。
【図31】教材INDEX画面を示す図である。
【図32】科目を選択するための教材INDEX画面を示す図である。
【図33】希望する教材を選択するための教材INDEX画面を示す図である。
【図34】教材IDテーブルを示す図である。
【図35】登録メニュー画面を示す図である。
【符号の説明】
11,21 CPU
16,17,26 入力部
18,28 ハードディスク
27 出力部
29 画像読み取り部
31,32 ディスプレイ
100 教育システム
101 サーバコンピュータ
102 記憶装置
103 デジタル複写機
104 通信回線104
105 パソコン
Claims (17)
- 情報処理装置とサーバとがネットワークを介して接続された教育システムであって、
前記情報処理装置は、前記サーバからの情報を受信する受信手段と、
該受信手段により受信した情報を表示する表示手段と、画像を読み取る画像読取手段と、少なくとも教材に関する教材情報、問題に関する問題情報、問題の採点・解答に関する解答情報、を含むメニューから選択されたメニュー選択情報、入力された入力データ、及び前記画像読取手段が読み取った画像の画像読取データを送信する送信手段と、前記サーバから受信した受信情報を出力する出力手段とを備え、
前記サーバは、顧客に関する情報を記憶した顧客データベースと、前記情報処理装置から受信した入力データ及び前記メニュー選択情報とを取得する取得手段と、前記情報処理装置からアクセスしてきた顧客の顧客情報を前記入力データに基づいて選択する第1の選択手段と、該第1の選択手段によって選択された顧客情報と前記取得手段によって取得されたメニュー選択情報に基づいて前記教材情報と前記問題情報と前記解答情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択する第2の選択手段と、該第2の選択手段により選択された情報を配信情報に生成する生成手段と、該生成手段により生成された配信情報を配信する配信手段とを備えることを特徴とする教育システム。 - 情報処理装置がネットワークを介して接続された教育システムのサーバにおいて、
顧客に関する情報を記憶した顧客データベースと、前記情報処理装置から受信した入力データ及び少なくとも教材に関する教材情報、問題に関する問題情報、問題の採点・解答に関する解答情報を含むメニューから選択されたメニュー選択情報を取得する第1の取得手段と、前記情報処理装置からアクセスしてきた顧客の顧客情報を前記入力データに基づいて選択する第1の選択手段と、該第1の選択手段によって選択された顧客情報と前記取得手段によって取得されたメニュー選択情報に基づいて前記教材情報と前記問題情報と前記解答情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択する第2の選択手段と、該第2の選択手段により選択された情報を配信情報として生成する第1の生成手段と、該第1の生成手段によって生成された配信情報を配信する配信手段とを備えることを特徴とするサーバ。 - 前記顧客情報は、学習の習熟度、レベル、成績、志望校、学年、名前、住所、及び性別のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項2記載のサーバ。
- 前記メニュー選択情報に基づき、前記情報処理装置が取得した画像の画像読み取りデータを取得する第2の取得手段を備え、該第2の取得手段により取得された画像読み取りデータと前記解答情報とを照合してそれらが一致しているか否かを判断することを特徴とする請求項2記載のサーバ。
- 前記第1の生成手段は、前記入力データとメニュー選択情報とに基づいて、解答を記入するための解答記入シートに関する解答記入シート情報を生成し、前記第1の生成手段により生成された情報を識別するためのIDを暗号化した暗号化識別ID情報及びバーコード化したバーコード化識別ID情報の少なくともいずれか一つを生成する第2の生成手段とを備え、
前記配信手段は、前記解答記入シート情報に前記暗号化識別ID情報及び前記バーコード化識別ID情報の少なくともいずれか一つを付加して配信することを特徴とする請求項2記載のサーバ。 - 前記配信手段は、前記問題情報に前記解答記入シート情報を付加して配信することを特徴とする請求項4又は5記載のサーバ。
- 前記配信手段は、前記顧客情報に基づいて予め登録されている条件に従ってデータを選択し、配信情報を生成することを特徴とする請求項2記載のサーバ。
- 前記配信手段は、前記第1の選択手段により選択された顧客情報に基づいて広告情報を付加し、配信情報を配信することを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載のサーバ。
- 前記配信手段は、前記情報処理装置で表示する画面の画面データを付加して、配信することを特徴とする請求項2,7又は8のいずれか1項に記載のサーバ。
- 情報処理装置と顧客に関する情報を記憶した顧客データベースを備えるサーバとがネットワークを介して接続された教育システムにおける前記サーバの配信処理方法であって、
前記情報処理装置から受信した入力データ及び少なくとも教材に関する教材情報、問題に関する問題情報、問題の採点・解答に関する解答情報を含むメニューから選択されたメニュー選択情報を取得する第1の取得ステップと、前記情報処理装置からアクセスしてきた顧客の顧客情報を前記入力データに基づいて選択する第1の選択ステップと、該第1の選択ステップによって選択された顧客情報と前記取得ステップによって取得されたメニュー選択情報に基づいて前記教材情報と前記問題情報と前記解答情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択する第2の選択ステップと、該第2の選択ステップにより選択された情報を配信情報に生成する第1の生成ステップと、該第1の生成ステップによって生成された配信情報を配信する配信ステップとを備えることを特徴とするサーバの配信処理方法。 - 情報処理装置と顧客に関する情報を記憶した顧客データベースを備えるサーバとがネットワークを介して接続された教育システムにおける前記サーバの配信処理方法が実現可能な配信処理プログラムであって、
前記情報処理装置から受信した入力データ及び少なくとも教材に関する教材情報、問題に関する問題情報、問題の採点・解答に関する解答情報を含むメニューから選択されたメニュー選択情報を取得する第1の取得ステップと、前記情報処理装置からアクセスしてきた顧客の顧客情報を前記入力データに基づいて選択する第1の選択ステップと、該第1の選択ステップによって選択された顧客情報と前記取得ステップによって取得されたメニュー選択情報に基づいて前記教材情報と前記問題情報と前記解答情報のうちの少なくとも一つを含む情報を選択する第2の選択ステップと、該第2の選択ステップにより選択された情報を配信情報に生成する第1の生成ステップと、該第1の生成ステップによって生成された配信情報を配信する配信情報生成ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - サーバがネットワークを介して接続された教育システムにおける情報処理装置において、
画像を認識するための画像認識手段と、
入力された入力データと所定のメニューから選択されたメニュー選択情報とに基づいて選択された識別情報を、前記サーバから取得する取得手段と、前記サーバから取得した識別情報に基づいて出力する情報を選択する選択手段と、
該選択手段により選択された情報を出力情報として生成する生成手段と、
前記出力情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記識別情報に基づいて、提供を要求された処理が教材を作成する教材作成処理と試験問題を作成する試験問題作成処理と採点を行う採点処理のいずれであるかを判断する判断手段を備えることを特徴とする請求項12記載の情報処理装置。
- 前記識別情報の暗号化及びバーコード化のうち少なくとも一方を実行する暗号・バーコード化手段及び該暗号・バーコード化手段によって暗号化又はバーコード化された情報を読み出す読出し手段を備えることを特徴とする請求項12又は13記載の情報処理装置。
- 前記試験問題の解答情報を有し、前記採点処理は前記画像認識手段が読み出した画像と前記解答情報に基づいて採点することを特徴とする請求項13又は14記載の情報処理装置。
- 前記選択手段によって選択される情報は、教材情報と問題情報と採点情報と広告情報の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記識別情報は、受験IDと教材IDの少なくとも一つと、出力情報を選択するためのパラメータを含むことを特徴とする請求項12乃至16のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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