JP2004191307A - 電子線照射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不連続な立体物への電子線を照射する際の搬送機構体と遮蔽構造体を小型化し、ひいては電子線照射装置の小型化と軽量化を図る等の効果を有する電子線照射装置を提供することを課題とする。
【解決手段】外周一部に電子線を照射する適数の照射窓11を有し、内部に電子線発生部を収納してなる真空容器12と、回転自在に構成してなる搬送機構体40を有して構成してある。また同搬送機構体は外周に被照射物を搬送支持する適数の被照射物保持部42を有して構成し、被照射物が照射窓の対応位置に搬送されたときに電子線が照射されるように構成してある。また搬送機構体は遮蔽構造体13により全体あるいは部分が取り囲まれるように構成してある。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主として高エネルギーの電子を発生し、これを利用するための電子線照射装置、特に立体的な被照射物の搬送機構を有する電子線照射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子線照射装置は電子線照射部が横方向に広がりをもち、電子線照射部付近特に、下方を通過する連続する紙、プラスティック・フィルムなど連続するシート状の被照射物を連続的に処理するものが一般的である。電子線照射はシート状被照射物に塗布されたインキ、コーティング、接着剤などを硬化したり、プラスティック・フィルムそのものの架橋や、殺菌をする用途に利用されている。このような連続する被照射物を照射する場合、たとえば図10のように被照射物20を処理する処理室22内への出入り口に角度を設け、外部から導入される被処理物20を案内ローラー21などで処理室へ導き、処理室内で被照射物20に電子線を照射し、再び案内ローラー21などで、処理室外へ導出することが広く行われている。これは、電子線および電子線の照射部11から二次的に発生するエックス線を処理室22から外部に漏洩させないことを目的としている。連続するシート状の被照射物への電子線照射を目的として使用されている電子線照射装置では、電子の加速電圧が300kV付近、あるいはそれ以下であることが一般であり、発生するエックス線を遮蔽構造体13の外部に漏洩させないことが特徴となっている。同図において、10は電子線発生部、12は真空容器である。
【0003】
図10に示した電子線発生装置では、電子線照射部から下方に電子線が照射されるが、被照射物を扱う都合により、図11に示すように、電子線が横方向から照射される構造も可能である。同様に斜め方向、あるいは下方から照射される構造も可能である。いずれの構造であっても、電子線とエックス線が外部に漏洩しないことが特徴であり、これは被照射物20が連続する薄い構成であるがゆえに可能となる構造である。いずれの方向から電子線を照射する場合でも、被照射物の導入部分24から、被照射物の搬出部分25までの遮蔽構造の距離は、おおむね1mあるいはそれ以下になり、遮蔽構造体の大きさは小型の設計で実施することができる。
【0004】
このような電子線照射装置の照射部から発生する電子線とエックス線を遮蔽するための構造体の材料には一般的に金属材料が用いられるが、特にアルミニウム、鉄、ステンレス、鉛などで構成された部材を用いることが一般的である。
【0005】
一方、被照射物が連続的でなく、かつ立体的である場合、特許文献1に開示されているように、被照射物を連続して移動するコンベアなどの上に載せて搬送し、照射室内に導入し、電子線を照射し、照射室外へと搬出する構成となる。このような形状の被照射物の場合、前述した薄い連続した被照射物と異なり、被照射物が照射室内を移動するための空間が大きくなり、照射部で発生した電子線とエックス線が外部に漏洩しやすくなる。電子線とエックス線が外部に漏洩しないようにするためには、遮蔽構造体に迷路構造を持たせる必要が生じ、装置の小型化には限界が生じる。その結果非連続的で立体的な被照射物を照射する電子線照射装置は、被照射物の導入部分から、被照射物の搬出部分までの遮蔽構造の距離が2m程度あるいはそれ以上の遮蔽構造体を必要とし、電子線照射装置の設置スペースも大きくなる。不連続な立体物を照射する同様の技術が特許文献2にも開示されているが、実施される装置の大きさについては、同様の限界を有している。
【0006】
【特許文献1】特開平8−94800公報
【特許文献2】特開平11−1212公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の電子線照射装置では非連続的で立体的な被照射物を照射する際に、必要とされる電子線とエックス線の遮蔽構造体は、紙やプラスティック・フィルムなど連続するシート状の被照射物を処理する場合に比べ、より大きくなり、したがって電子線照射装置の設置スペースも広くなる。またエックス線を遮蔽するための構造体に使用されるステンレス、鉛などの部材の使用量もより多くなり、また装置の重量が増加する。
【0008】
本発明は上記の諸点に鑑み発明したものであって、不連続な立体物への電子線を照射する際の搬送機構体を小型化し、さらに遮蔽構造体、ひいては電子線照射装置の小型化、および軽量化を図る等の効果を有する電子線照射装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の本発明では、外周一部に電子線を照射する適数の照射窓を有し、内部に電子線発生部を収納してなる真空容器と、回転自在に構成してなる搬送機構体を有して構成してある。
また同搬送機構体は外周に被照射物を搬送支持する適数の被照射物保持部を有して構成し、被照射物が照射窓の対応位置に搬送されたときに電子線が照射され、また同搬送機構体は遮蔽構造体により全体あるいは部分が取り囲まれるように構成してある。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子線照射装置における縦長に構成された真空容器の外周に、適数の縦長の照射窓を構成してある。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1及び請求項2に記載の電子線照射装置における電子線発生部に供給する給電部が、照射窓と対応する外端一部に配置して構成されている。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の電子線照射装置における被照射物を搬送する搬送機構が、連続あるいは間欠的に周回するように構成してある。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の電子線照射装置における被照射物が照射窓の対応位置に搬送されたときにのみ電子線が照射されるように電子線を制御するように構成してある。
【0014】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の電子線照射装置における電子線を照射する照射窓に対向する位置にある搬送機構が、遮蔽構造体を併せ持って構成してある。
【0015】
請求項1、請求項2および請求項3に記載の本発明では、電子線照射装置の、不連続で立体的な被照射物を通過させる照射室および遮蔽構造体の寸法を小さくし、さらに遮蔽構造体に使用される部材の量を低減させる効果がある。
【0016】
請求項4に記載の本発明では、被照射物への電子線照射の効率や、被照射物の搬送能率を向上させる効果がある。
【0017】
請求項5に記載の本発明では、被照射物に対して、必要な時間だけ電子線を照射するように電子線の出力を制御することにより、遮蔽構造体の簡素化、あるいは電子線の効率的利用を達成する効果がある。請求項6に記載の本発明では、搬送機構体の全体あるいは部分を取り囲む遮蔽構造体を簡素化すると共に軽量化し、さらに搬送機構体を小型化し、その結果電子線照射装置を小型化すると共に、軽量化できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図1乃至図7について説明する。
図1は請求項1の発明における実施例の概略平面図である。真空容器12内の電子線発生部10で発生した電子線は照射部11から取り出される。この照射部10に対向する位置に搬送機構体40が設置されている。搬送機構体40には不連続で立体的な被照射物50を収納できる被照射物収納空間41を有し、同被照射物収納空間41に被照射物保持部42が構成され、被照射物保持部42に被照射物50が保持される。搬送機構体40は回転軸45を中心として周回し、被照射物50を順次、電子線の照射部11の方向へ送っていく。このとき搬送機構体40は、たとえば駆動モーター46と回転軸45を、プーリーとベルトに接続し回転する。搬送機構体40の周回は図1の実施例で時計回りに周回する。駆動機構は同構造に限られず別の機構としてもよい。
また被照射物は搬送機構体40に載せられて、順次送られ照射部11に対応する個所で電子線が照射され、さらに搬送機構体40が周回することによって、排出される。
【0019】
上記の構成で、被照射物収納空間41に収納される不連続で立体的な被照射物50の大きさは例えば2cmから3cmであり、搬送機構体40を取り囲む遮蔽構造体13との間隙を1cm程度にした場合、搬送機構体40の直径はおよそ80cmとなる。このとき、電子線とエックス線を遮蔽するために搬送機構体40の周囲に設けられる遮蔽構造体13の大きさはおおむね1mである。
図1に示した同構造によると、照射部11、搬送機構体40、遮蔽構造体13を小型に構成しても、これらは事実上遮蔽のための迷路構造を構成しているので、電子線とエックス線が外部に漏洩することはない。当実施例では周回する搬送機構体40は円形であるが、被照射物50や被照射物収納空間41の形状により、あるいは遮蔽に問題が生じなければ、搬送機構体40は多角形であってもよい。
【0020】
被照射物50が周回し、照射部11に対応したとき、被照射物50と照射部11の距離は当実施例では約1.5cmとなっている。当実施例では約1cmから約6cmの範囲でこの距離を調節できるようになっている。距離が小さければ被照射物50が照射部11に近づくため、照射される電子線を効率よく利用できるが、外形の大きい被照射物には均一に電子線が照射されない可能性がある。また、距離が小さければ搬送機構体40と遮蔽構造体13の間隙を小さくできるため遮蔽上有利である。一方距離が大きければ、大きな被照射物に対して電子線を均一に照射しやすいが、電子線のエネルギーが被照射物に達するまでに減衰し、電子線の利用効率が低くなる場合がある。したがって、被照射物の大きさ、電子線の加速エネルギー、および遮蔽構造などを考慮し、被照射物50と照射部11の距離を適切に設定することが重要である。
【0021】
図1では、被照射物50の被照射物保持部41への導入取り出しは、照射部から最も遠い対応位置にて行われているが、この位置に限られず照射部11以外の個所であれば、所望の個所に設定することができる。
搬送機構体40の周囲全体を遮蔽構造体13で覆った構造においては、遮蔽構造体13の一部に被照射物50を導入取り出すための開閉扉を設ける構造とする必要がある。
【0022】
図2と図3は請求項2および請求項3の発明における実施例の一部省略平面図である。縦に長い被照射物50aが、搬送機構体40の部分である被照射物保持部42によって保持される。搬送機構体40は周回し、被処理物を順次照射部11の方向へ送っていく。搬送機構体40に支持されて順次送られる被照射物50aは照射部11に対応した際に電子線を照射され、かかる後搬送機構体40が周回していくことによって、照射部11を通り過ぎ電子線の照射作業工程を終了する。
【0023】
図2及び図3において、縦に長い被照射物50aに対応して、電子線発生部10、照射部11、および真空容器12は縦長に配置されている。縦長に配置された電子線発生部10の中央付近で、電子線を照射する照射部11とは電子線発生部10をはさんで反対側に電力を供給する給電部15が接続されている。
【0024】
図4は請求項4に記載の発明における実施例の概略平面図である。搬送機構体40に設けられた被照射物保持部42に不連続で立体的な被照射物50b〜50gが置かれている。搬送機構体40は一定方向に周回するが、被照射物50eが照射部11に接近したときに、搬送機構体40は一時停止、あるいは周回速度を落とし、被照射物50eに十分な電子線照射を施した後、搬送機構体40は同方向に周回を続け、次の被照射物50dが再び照射部11に対応するまで周回する。被照射物50dが照射部11に接近すると、同様に搬送機構体40は一時停止、あるいは周回速度を落とし、被照射物50eに十分な電子線照射を施す。周回する搬送機構体40の周回速度あるいは周回と一時停止の制御は、回転軸45に接続され、搬送機構体40を回転させる駆動モーター46によって行われる。
【0025】
図5は請求項5の発明における実施例の概略平面図である。搬送機構体40の被照射物保持部42に保持される被照射物50は、周回しながら電子線の照射部11に対応し順次電子線を照射される。電子線発生部10は、給電部15を通して、電子線を発生させるための電源装置17に接続される。照射部11で取り出される電子線は、電源装置17を電気的に制御することにより、強度の調節、オン/オフを制御することができる。これにより、被照射物50が照射部11に対応したときだけに照射部11から取り出される電子線を照射に必要な出力でオンし、それ以外のときは照射部11から取り出される電子線が全くないように電子線をオフにするか、あるいは取り出される電子線が微弱になるように出力を低下させる。
【0026】
図6は請求項6の発明における実施例の概略平面図である。搬送機構体40の全部あるいは一部を取り囲むように設置された遮蔽構造体13とともに、図6の搬送機構体40の内部全体(斜線部)あるいは一部を遮蔽部材40a用いて構成する。一部を遮蔽部材40aとする構成では、例えば被照射物収納空間41を構成する縦壁の角型のコ字形部分を遮蔽部材で構成し、外周の円弧部を遮蔽部材以外で構成する。このように構成することにより、電子線とエックス線の漏洩を確実に防止することができる。
【0027】
本発明に係る図7と、従来の構造を示す図8と図9を参照して、請求項3の発明における実施例を説明する。図7は本発明の実施例であり、電子線発生部10、照射部11、および真空容器12が縦長に配置されている。縦長に配置された電子線発生部10の中央付近で、電子線を照射する照射部11とは電子線発生部10をはさんで反対側に電力を供給する給電部15が接続される。電源装置17は給電部15を通して、電子線発生部10に電力を供給する。図8は図7と同様であるが、給電部15が電子線発生部10の下方に接続されている例である。同様に図9は給電部15が電子線発生部の下面に取り付けられており、それにしたがって、電源装置17も真空容器12の下方に接続されている。
【0028】
図7で、縦長に配置された照射部11の長さdに対する真空容器12の縦方向の長さDの比をd/Dとする。同様の比を従来技術である図8において求めるとd/D´となるが、ここでは給電部15が電子線発生部12の下方に取り付けられているため、電子線発生部10の縦方向の長さが、図7の例に比べて長くなり、したがって真空容器12の長さD´も長くなる。結果、d/D´はd/Dよりも小さくなり、照射部11の大きさに対して、真空容器12がより大きくなる。さらに図9の例では、同様に電子線発生部12の長さが長くなり、したがってd/D´が小さくなる。図7においては、電源装置17は、照射部11と真空容器12をはさんで、反対側に位置しているが、図9では電源装置17が照射部11の下方に位置する。この結果図7に示す本発明に係る電子線照射装置は、図8と図9に示す従来の電子線照射装置に比較して全体を小型に構成することが可能となる。
【0029】
【発明の効果】
上記した請求項1、請求項2の本発明によると、遮蔽構造と装置全体が単純化され、装置全体が小型化されると共に遮蔽部材の使用量が低減し、装置全体の総重量が軽減する特別な効果がある。
【0030】
上記した請求項3の本発明によると、給電部が電子線発生部の中心でその機械的バランスを保つため、接続部にかかる機械応力が小さくなり、装置の機械的安定をもたらすという特別な効果がある。さらに電子線発生部が小型になり、真空容器も小さくできるため、真空容器に使用される遮蔽部材の使用量が低減し、装置重量が軽減する効果がある。また電子線の照射部とは反対側に電源装置が位置するため照射部付近の空間を有効に使用でき、被照射物の大きさや被照射物搬送機構の設計度に大きな自由度を与える効果を有する。
【0031】
上記した請求項4の本発明によると、周回しながら被照射物を搬送する搬送機構の周回運動の速度を変化させ、場合によっては一時停止することで、電子線の照射部で被照射物に照射される電子線の照射時間を変化させることにより、電子線の照射効率を向上させることが可能となる特別効果がある。また周回速度の変化によって搬送機構に被照射物を導入または取出しするような別工程作業の調整も容易になるという効果がある。
【0032】
上記した請求項5に記載の本発明によると、被照射物が電子線の照射部に対応接近したときだけ電子線を出力するように制御するため、電子線の効率的利用を達成する特別効果がある。
【0033】
上記した請求項6に記載の本発明によると、搬送機構体にも遮蔽構造を付与することにより、搬送機構体を小型化し、その結果電子線照射装置を小型化、軽量化することができる特別な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子線照射装置の概略平面図。
【図2】本発明に係る電子線照射装置の概略平面図。
【図3】本発明に係る電子線照射装置の概略側面図。
【図4】本発明に係る電子線照射装置の概略平面図。
【図5】本発明に係る電子線照射装置の概略平面図。
【図6】本発明の真空容器と搬送機構体を示す平面図。
【図7】本発明の真空容器と電源装置の位置関係を示す側面図。
【図8】従来の電子線照射装置の真空容器と電源装置の位置関係を示す側面図。
【図9】従来の電子線照射装置の他の真空容器と電源装置の位置関係を示す側面図。
【図10】従来の電子線照射装置の一部拡大平面図。
【図11】従来の他の電子線照射装置の一部拡大平面図。
【符号の説明】
10 電子線発生部
11 照射部
12 真空容器
13 遮蔽構造体
15 給電部
17 電源装置
40 搬送機構体
46 駆動モーター
50 被照射物

Claims (6)

  1. 外周一部に電子線を照射する適数の照射窓を有し、内部に電子線発生部を収納してなる真空容器と、回転自在に構成してなる搬送機構体を有し、同搬送機構体は外周に被照射物を搬送支持する適数の被照射物保持部を有して構成し、被照射物が照射窓の対応位置に搬送されたときに電子線が照射され、また同搬送機構体は遮蔽構造体により全体あるいは部分が取り囲まれるように構成したことを特徴とする電子線照射装置。
  2. 縦長に構成された真空容器の外周に、適数の縦長の照射窓を構成したことを特徴とする請求項1に記載の電子線照射装置。
  3. 電子線発生部に供給する給電部が、照射窓と対応する外端一部に配置して構成されたことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の電子線照射装置。
  4. 被照射物を搬送する搬送機構体が、連続あるいは間欠的に周回することを特徴とする請求項1記載の電子線照射装置。
  5. 被照射物が照射窓の対応位置に搬送されたときにのみ電子線が照射されるように電子線を制御することを特徴とする請求項1記載の電子線照射装置。
  6. 電子線を照射する照射窓に対向する位置にある搬送機構体が、遮蔽構造体を併せ持つことを特徴とする請求項1記載の電子線照射装置。
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