JP2004190811A - 摩擦ローラ式変速機 - Google Patents

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博史 森
Hiroyuki Ito
裕之 伊藤
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Abstract

【課題】検出すべき可動ローラの移動量が比較的小さいにも拘わらず、トルク検出器の位置と、可動ローラの位置とが比較的大きく離間している場合であっても、短いロッドを備えたトルク検出器を装着することができ、全体的な寸法を比較的小さく抑えこと。
【解決手段】くさびローラ式変速機のハウジング1及び仕切板2に、接触式の直動のポテンショ50が装着してある。このポテンショ50は、検出するトルク(負荷量)に対応して出退動するロッド51を備えている。このロッド51は、ハウジング1に形成した孔54内を延在し、ジョイント60を介して、可動ローラ38の支持軸39b(ローラ軸)に当接してある。ジョイント60は、仕切板2に形成した孔52内に摺動自在に設けてあり、その一方の端部は、ロッド51の先端に当接してあり、他方の端部は、可動ローラ38の支持軸39b(ローラ軸)に当接してある。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動モータやエンジン等を駆動源として、負荷側の装置に減速又は増速して動力を伝達し、例えば、1輪、2輪、3輪、及び4輪等の自動車、産業用車両、及び搬送用車両等に用いる種々の動力伝達装置に適応できる摩擦ローラ式変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
トラクションドライブ式変速機は、静かで滑らかであることから産業上の各種用途に開発され、さらに近年は自動車や自転車といったパーソナルユースに応用する試みがなされ、次世代の動力伝達方式として注目されている。
【0003】
トラクションドライブ式変速機とは、歯車伝動とは異なり、滑らかな表面をもつ少なくとも2個の回転体を強く押し付け、これらの間に潤滑油膜(例えばEHL油膜)を介在させて、動力を伝達する機構であり、その基礎式は、Ft=μ・Fcという簡単な摩擦の式で表される(Ft:トラクション力)。ここで、Fcは、押し付け力と呼び、この発生に様々な方法が開発されている。
【0004】
このトラクションドライブ式変速機の一つとして、くさび作用を利用した摩擦ローラ式変速機(以後本明細書中では、くさびローラ式変速機と記す)がある。
くさびローラ式変速機とは、高速側シャフトの先端部の周囲に、該高速側シャフトに対し偏心した状態で、回転自在に設けられた外輪と、該高速側シャフトの外周面である動力伝達用円筒面と前記外輪の内周面である動力伝達用円筒面との間に存在して、径方向に関する幅が円周方向に関して不同である環状空間内に配置される、それぞれの外周面を動力伝達用円筒面とした、少なくとも1個のガイドローラおよび少なくとも1個の可動ローラとを備えた変速機のことを言う。又、可動ローラとは、くさび作用により押付け力を発生するローラであり、半径方向、円周方向に動くローラのことを言う。
【0005】
このくさびローラ式変速機では、正転時には、可動ローラは、高速側シャフトと外輪との間で「くさび」に食い込む方向に移動し、押し付け力Fcを発生する。このFcによりトラクション力が発生し、トルクを伝達することができる。
【0006】
一方、逆転時には、可動ローラは、「くさび」から離れる方向に移動し、押し付け力Fc=0となり、入力側の回転が出力側へ伝わるのを停止する。
【0007】
くさびローラ式変速機は、低速側シャフト(外輪側)を入力側とした場合には、高速側シャフトを出力側とした増速機として作用し、低速側シャフト(外輪側)を出力側とした場合には、高速側シャフトを入力側とした減速機として作用する。
【0008】
また、くさびローラ式変速機において、正転時には、トルクを伝達する一方、逆転時には、空転してトルクを伝達しないワンウェイクラッチ機能を有しているものと、正逆両方向の回転時に、トルクを伝達することができるものとがある。
【0009】
このようなくさびローラ式変速機を用いた駆動装置(例えば、電動式自動車等)では、駆動装置からの駆動力の制御は、駆動装置の回転数をモニターしたり、電動モータの電流をモニターしたりして駆動装置に加わっている負荷を予測することによって、またねじりトルクを検出する部材をねじりトルクが加わるところに設置しモニターすることによって、駆動装置の駆動条件を制御している。
【0010】
しかし、上述のような回転数や電流をモニターしても、負荷側の負荷状態を直接モニターしていないため予測の誤差が発生し、負荷に応じて精度良く駆動装置の駆動条件を制御できない。
【0011】
また、ねじりトルク検出装置を、例えば、変速機と別の部位等に設置する場合、設置が大掛かりとなりスペースの問題や大幅なコストアップの問題がある。
【0012】
このようなことから、本発明者は、特許文献1において、くさびローラ式変速機に、トルク検出器を装着し、これにより、くさびローラ式変速機の可動ローラの移動量を直接的に測定して、その移動量、即ち、ねじりトルク、負荷量を検出することにより、その量をもとに、モータやエンジン等の駆動源に対して、回転数や電流等の制御を行っている。
【0013】
具体的には、図8(a)(b)に示すように、くさびローラ式変速機のハウジング1及び仕切板2に、接触式のポテンショ50が装着してある。
【0014】
このポテンショ50は、検出するトルク(負荷量)に対応して出退動するロッド51を備えている。このロッド51は、仕切板2内に形成した孔52内を延在し、スペーサ53を介して、可動ローラ38の支持軸39b(ローラ軸)に当接してある。
【0015】
可動ローラ38は、減速・増速時には、圧縮ばね等の弾性材47(予圧ばね)により付勢され、高速側シャフト17と外輪32との間で「くさび」に食い込む方向に移動して、押し付け力Fc(図3,4参照)を発生する。ロッド51は、この押し付け力Fcに略対向するように移動し、ポテンショ50は、このロッド51の移動量を検出して、可動ローラ38にかかるトルク(負荷量)を演算する。これらに基づいて、モータやエンジン等の駆動源に対して、回転数や電流等の制御を行う。
【0016】
【特許文献1】
特願2002−78539号
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図9に示すように、接触式のポテンショ50は、ロッド51の全長をストロークすることができるように構成してあることから、このロッド51が長くなれば、ポテンショ50の本体の長さ(外寸)も長くならざるを得ないといったことがある。
【0018】
上記のくさびローラ式変速機の場合、図8(a)(b)に示すように、検出すべき可動ローラ38の移動量は、比較的小さいにも拘わらず、ポテンショ50の位置と、可動ローラ38の位置とが比較的大きく離間していることから、比較的長いロッド51を必要とし、その結果、ポテンショ50はロッド51の全長をストロークするように構成してあることから、ポテンショ50の本体の長さ(外寸)も長くならざるを得ず、トルク検出器を装着したくさびローラ式変速機の全体的な寸法が大きくなってしまうといったことがある。
【0019】
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、検出すべき可動ローラの移動量が比較的小さいにも拘わらず、トルク検出器の位置と、可動ローラの位置とが比較的大きく離間している場合であっても、短いロッドを備えたトルク検出器を装着することができ、全体的な寸法を比較的小さく抑えると共に、製造コストの高騰を防止した摩擦ローラ式変速機を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る摩擦ローラ式変速機は、ハウジングに回転自在に支持され、一端部に外輪を設けた低速側シャフトと、前記低速側シャフト及び前記外輪に対して偏心して、ハウジングに回転自在に支持された高速側シャフトと、前記外輪と前記高速側シャフトとの間に回転自在に支持された、少なくとも1個のガイドローラと少なくとも1個の可動ローラとから成るくさび作用を利用した摩擦ローラ式変速機において、
前記ハウジングに装着し、ロッドの出退動に対応してトルクを検出するトルク検出器と、
当該トルク検出器のロッドと、前記可動ローラの支持軸との間に介装したジョイントと、を備えることを特徴とする。
【0021】
このように、請求項1によれば、トルク検出器のロッドと、可動ローラの支持軸との間に、ジョイントが介装してあるため、検出すべき可動ローラの移動量が比較的小さいにも拘わらず、トルク検出器の位置と、可動ローラの位置とが比較的大きく離間している場合であっても、短いロッドを備えたトルク検出器を用いて、可動ローラにかかるトルク(負荷量)を検出ことができ、全体的な寸法を比較的小さく抑えることができると共に、製造コストの高騰を招来することもない。
【0022】
また、別言すれば、可動ローラを支持している支持軸と、その移動量を検出できるトルク検出器のロッドとの間に当接するジョイントを用いることにより、可動ローラの支持軸の移動量をみたす機械的なストロークを持つトルク検出器を用意するだけで十分となる。(つまり、トルク検出器の本体から可動ローラの支持軸までの距離のロッド長をもつトルク検出器は、必要としない)。したがって、トルク検出器の本体の大きさを、この本体から可動ローラの支持軸までのロッド長さをもつ一般的なトルク検出器を選定した場合に比べて、小さくできる。
【0023】
さらに、このジョイントを用いた場合には、トルク検出器の本体から可動ローラの支持軸までの距離が異なる設計のくさびローラ式変速機においても、可動ローラの支持軸の移動量が同じであれば、同じトルク検出器を使用することができ、ジョイントの長さを設計変更するだけで良い。したがって、トルク検出器の設計・製作コストの増大を防ぐことができる。
【0024】
また、請求項2に係る摩擦ローラ式変速機は、前記トルク検出器の検出値に基づいて、駆動源を制御する制御手段を備えることを特徴とする。
【0025】
このように、請求項2によれば、トルク検出器により検出した可動ローラの移動量は、この変速機にかかるトルク、即ち、負荷側のねじりトルクそのものであるので、この値をフィードバックして、電動モータやエンジン等の駆動源に対して、最適な回転数や電流を制御することができ、ひいては、最適な運転状況をつくり出すことができ、また、効率の良い運転状態を形成できる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るくさびローラ式変速機を図面を参照しつつ説明する。
【0027】
先ず、くさびローラ式変速機の内部構造について詳述し、次いで、実施の形態について説明する。
【0028】
また、説明の便宜上、1個の可動ローラを用いたくさびローラ式変速機を説明し、その後、2個の可動ローラを用いた両方向動力伝達型のくさびローラ式変速について説明する。
【0029】
また、動力の伝達の方法を説明する時は、くさびローラ式変速機が増速機として作用する場合を代表して記述している。(増速機において、正回転とは、外輪32が高速側シャフト17に動力を伝える方向であり、逆回転とは、外輪32が空転し、高速側シャフト17へのトルク伝達を停止する方向である。)
なお、後述する実施の形態の参考のため、図3には、減速機として作用する場合(高速側シャフトから動力入力)を示す。また、図4には、増速機として作用する場合(外輪側から動力入力)を示す。
【0030】
(くさびローラ式変速機の内部構造)
図1は、本発明に係るくさびローラ式変速機の断面図である。図2は、図1のb−b線に沿った断面図であって、ワンウェイクラッチ機能を有するくさびローラ式変速機の断面図である。
【0031】
図3は、減速機としてのくさびローラ式変速機の作用を説明する図である。図4は、増速機としてのくさびローラ式変速機の作用を説明する図である。
【0032】
図5は、図1のb−b線に沿った断面図であって、正逆両方向の回転時にトルクを伝達可能なくさびローラ式変速機の断面図である。
【0033】
くさびローラ式変速機Aは、本実施の形態では、低速側シャフト3(外輪側)を入力側とした場合には、高速側シャフト17を出力側とした増速機として作用し、低速側シャフト3(外輪側)を出力側とした場合には、高速側シャフト17を入力側とした減速機として作用する。
【0034】
また、図2に示すように、1個の可動ローラ38を用いたくさびローラ式変速機Aは、正転時には、トルクを伝達する一方、逆転時には、空転してトルクを伝達しないワンウェイクラッチ機能を有しているが、図5に示すように、2個の可動ローラ38a,38bを用いたくさびローラ式変速機Aは、正逆両方の回転時にトルクを伝達することができる。
【0035】
本発明の実施の形態に係るくさびローラ式変速機Aは、図1、図2において、略円筒状のハウジング1に、仕切板であるハウジング2が固定してある。ハウジング1には、低速側シャフト3が回転自在に支持してあり、ハウジング1内の低速側シャフト3の端部に、円盤状部材4が設けてあり、この円盤状部材4の外縁部に、外輪32が取付けてある。
【0036】
仕切板であるハウジング2には、高速側シャフト17が低速側シャフト3及び外輪32に対して偏心(オフセット)して回転自在に設けてある。
【0037】
図2に示すように、外輪32と、高速側シャフト17との間には、大径のガイドローラ37aと、小径のガイドローラ37bと、トルク伝達時に移動する可動ローラ38とが介装してある。
【0038】
可動ローラ38を回転自在に支持する支持軸39bは、図4に示すように、増速機の場合、高速側シャフト17と外輪32との間で「くさび」に食い込む方向に移動できるように構成してあり、また、この「くさび」に食い込む方向にシリンダ孔46に設置した圧縮ばね等の弾性材47(予圧ばね、図2参照)により付勢してある。
【0039】
これにより、正転時には、可動ローラ38は、高速側シャフト17と外輪32との間で「くさび」に食い込む方向に移動し、押し付け力Fcを発生する。このFcによりトラクション力が発生し、トルクを伝達することができる。
【0040】
一方、逆転時には、可動ローラ38は、「くさび」から離れる方向に移動し、押し付け力Fc=0となり、入力側の回転が出力側へ伝わるのを停止する。
【0041】
図2に示すように、外輪32の内周面と高速側シャフト17の先端部外周面との間には、径方向に関する幅が円周方向に関して不同である環状空間36が設けられる。
【0042】
この様な環状空間36内には、2個のガイドローラ37a、37bと1個の可動ローラ38とを設置して、上記くさびローラ式変速機Aを構成している。図2において、可動ローラ38は切欠いて部分的に示している。これら各ローラ37a、37b、38を設置する為に上記環状空間36部分には、3本の支持軸39a、39a、39bを設けている。これら3本の支持軸39a、39a、39bのうち、2本の支持軸39a,39aは、それぞれの両端部をハウジング2及び連結板14に形成した嵌合孔40、40に圧入固定している。従って、上記2本の支持軸39a,39aが、上記環状空間36内で円周方向或は直径方向に変位する事はない。これに対して、上記3本の支持軸39a、39a、39bのうち、残り1本の支持軸39bは、両端部を上記ハウジング2及び連結板14に対し、上記外輪32の円周方向及び直径方向に関する若干の変位可能に支持している。この為に、上記ハウジング2及び連結板14の一部で上記1本の支持軸39bの両端部に整合する部分に、この支持軸39bの外径よりも大きな内径を有する支持孔41を形成し、これら各支持孔41に、上記支持軸39bの両端部を緩く係合させている。
【0043】
そして、上述の様に支持した各支持軸39a、39a、39bの中間部周囲に、それぞれ上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38を、それぞれラジアルニードル軸受42、42等の軸受により、回転自在に支持している。尚、上記連結板14を上記ハウジング2に結合固定する為、この連結板14の片面に突設した、前記各突部27、27は、この連結板14の円周方向に関して、上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38同士の間に存在する。言い換えれば、上記環状空間36内に上記各突部27、27と上記各ガイドローラ37a、37b又は可動ローラ38とが、上記環状空間36の円周方向に関して交互に存在する。又、これら各ガイドローラ37a、37b又は可動ローラ38の外周面と上記各突部27、27の円周方向側面とが干渉する(擦れ合う)事はない。
【0044】
この様にして、上記各支持軸39a、39a、39bにより上記ハウジング2と連結板14との間に回転自在に支持した、上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38の外周面である、動力伝達用円筒面43a、43a、43bは、それぞれ前記高速側シャフト17の先端部の外周面である動力伝達用円筒面44と前記外輪32の内周面である動力伝達用円筒面45とに当接させている。
前述した通り、上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38を設置した上記環状空間36の径方向に関する幅は、円周方向に関して不同である。この様に、この環状空間36の幅寸法を円周方向に関して不同にした分、上記ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38の外径を異ならせている。即ち、上記ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38のうち、それぞれ上記外輪32に対し高速側シャフト17の先端部が偏心している側に位置する可動ローラ38及びガイドローラ37bの外径を、互いに同じにすると共に比較的小径にしている。これに対し、上記外輪32に対し高速側シャフト17の先端部が偏心しているのと反対側に位置するガイドローラ37aの外径を、上記可動ローラ38及びガイドローラ37bの外径よりも大きくしている。そして、上記ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38の外周面である上記各動力伝達用円筒面43a、43a、43bを、それぞれ上記動力伝達用円筒面44、45に当接させている。
【0045】
尚、上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38のうち、各ガイドローラ37a、37bを支持した支持軸39a、39aの両端部は、前述の様に、前記ハウジング2及び連結板14に対し(環状空間36内に)固定している。
これに対して、上記可動ローラ38を支持した支持軸39bは、やはり前述した様に上記ハウジング2及び連結板14に対し(環状空間36内に)、円周方向及び直径方向に関する若干の変位を可能に支持している。従って、上記可動ローラ38も、上記環状空間36内で円周方向及び直径方向に若干の変位可能である。
そして、前記ハウジング2及び連結板14のシリンダ孔46内に設置した、圧縮ばね等の弾性材47(予圧ばね)により、上記可動ローラ38を支持した支持軸39bを、これら支持軸39bに回転自在に支持した可動ローラ38を前記環状空間36の幅の狭い部分に向け移動させるべく、弾性的に軽く押圧している。
【0046】
上述の様に構成する本発明に係るくさびローラ式変速機により回転軸を回転駆動する場合(増速機の場合)には、低速側シャフト3に駆動力を入力することにより外輪32を図4の矢印方向に回転させる。この外輪32の回転は、上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38を介して前記高速側シャフト17に伝わり、高速側シャフト17を図4の矢印方向に回転させる。上記外輪32と上記ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38との間の動力伝達、並びに、これらガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38と上記高速側シャフト17との間の動力伝達は、何れも摩擦伝達により行なわれる為、動力伝達時に発生する騒音並びに振動は低い。
【0047】
又、上記可動ローラ38は、上記外輪32から上記高速側シャフト17に伝達するトルクの大きさに応じた力で、前記環状空間36の幅が狭い部分に食い込む傾向となる。この為、上記外輪32の内周面である動力伝達用円筒面45と上記ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38の外周面である動力伝達用円筒面43a、43a、43bとの当接部、並びに、これら各動力伝達用円筒面43a、43a、43bと上記高速側シャフト17の外周面である動力伝達用円筒面44との当接部の面圧は、何れも、上記トルクが大きくなる程高くなる。逆に言えば、このトルクが小さい場合には、上記各当接部の面圧が低い状態となる。この為、これら各当接部の面圧を、伝達すべきトルクに合わせた適正値にして、トルク伝達を効率良く行なえる。
【0048】
即ち、上記外輪32が図4の矢印方向に回転し、上記高速側シャフト17を図4の矢印方向に回転させる際には、上記可動ローラ38が、上記外輪32の内周面である動力伝達用円筒面45及び上記高速側シャフト17の外周面である動力伝達用円筒面44から、前記弾性材47(予圧ばね)による押圧力と同方向の力を受けて、上記環状空間36の幅の狭い部分に向け移動する傾向となる。
【0049】
上述の様にして、上記可動ローラ38を上記環状空間36の幅の狭い部分に向け移動させようとする力は、上記外輪32から上記高速側シャフト17に伝達する回転駆動力の大きさに応じて変化する。そして、この力が大きくなる程、動力伝達用円筒面43bと上記動力伝達用円筒面44との当接部である内側当接部48、及び、この動力伝達用円筒面43bと上記動力伝達用円筒面45との当接部である外側当接部49の当接圧が高くなる。従って、この様な作用に基づき、上記伝達する回転駆動力に応じた当接圧を自動的に選定して、くさびローラ式変速機Aの伝達効率を確保できる。
【0050】
図2に示した例の場合には、くさびローラ式変速機Aは、ワンウェイクラッチ機能を備えており、増速機の場合、上記高速側シャフト17の回転速度が上記外輪32の回転速度に見合う速度、即ち、この外輪32の回転速度にくさびローラ式変速機Aの増速比を掛けた速度よりも速くなった場合には、このくさびローラ式変速機Aの接続が断たれる。即ち、この場合には、上記可動ローラ38が、前記弾性材47(予圧ばね)の弾力に抗して、上記環状空間36の幅の広い側に変位する。この結果、上記内側、外側両当接部48、49の当接圧が低下若しくは喪失して、上記外輪32の回転が上記高速側シャフト17にまでは伝わらなくなる。
【0051】
次に、図5に示す、正逆両方向の回転時にトルクを伝達可能なくさびローラ式変速機について説明する。
【0052】
図5は、高速側シャフト17(図1参照)を時計、反時計の両方向に回転駆動自在な構造について示している。この様な本例の構造の揚合には、くさびローラ式変速機Aを構成する3個のローラとして、1個のガイドローラ37と2個の可動ローラ38a,38bとを使用している。このうち、環状空間36のうちで最も幅が広くなった部分に設置したローラを、比較的大径で設置位置が変化しないガイドローラ37としている。これに対して、上記環状空間36の幅が最も狭くなった部分を挟んで設けた1対のローラを、それぞれ比較的小径で円周方向及び直径方向に関する若干の変位を可能にした可動ローラ38a,38bとしている。そして、これら各可動ローラ38a,38bを支持した各支持軸39b,39bを、上記環状空間36の最も幅が狭くなった部分に向けそれぞれ弾性的に押圧している。
【0053】
上述の様に構成する本例の構造の場合には、外輪32が図5で時計方向に回転する場合には、可動ローラ38aが上記環状空間36の幅が狭くなった部分に食い込む。これに対して、上記外輪32が図5で反時計方向に回転する場合には、可動ローラ38bが上記環状空間36の幅が狭くなった部分に食い込む。又、本例の場合には、これら各可動ローラ38a,38bを支持した支持軸39b,39bの両端部を支持する為、ハウジング2及び連結板14に形成した支持孔41a,41a(長溝)の、上記環状空間36の円周方向に関する長さを規制している。具体的には、これら各支持孔41a,41a(長溝)のうち、上記環状空間36の幅が広い側の端部の位置を、前述した図2で示した場合よりも、この環状空間36の最も幅が狭くなった位置に近づけている。そして、上記各可動ローラ38a,38bが、上記環状空間36の幅の広い側に過度に退避しない様にしている。
【0054】
上述の様に構成する本例の場合には、上記外輪32が時計、反時計の何れの方向に回転する場合でも、何れかの可動ローラ38a(38b)が上記環状空間36の幅の狭い部分に食い込み、当該可動ローラ38a(38b)に関する内側、外側各当接部48,49の当接圧を高める。一方、上記環状空間36の幅の狭い部分から退避する方向に変位する可動ローラ38b(38a)に関しても、その退避量は限られる。この結果、両可動ローラ38a,38b及び前記ガイドローラ37に関して、内側、外側各当接部48,49の当接圧が十分に上昇し、上記外輪32から高速側シャフト17にまで、動力を効率良く伝達できる。この様に、回転外輪32から高速側シャフト17への時計、反時計の両方向の動力伝達を可能にした点以外は、図2に前述した場合と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
【0055】
(本発明の実施の形態)
図6(a)は、本発明の実施の形態に係るくさびローラ式変速機の横断面図であり、(b)は、(a)のX−X線に沿った断面図である。
【0056】
図7(a)は、本発明の実施の形態に係るくさびローラ式変速機を用いた駆動システムのブロック図であり、(b)は、ジョイントの左側面図、正面図、及び右側面図であり、(c)は、可動ローラの移動量と入力トルクとの関係を測定した一例のグラフである。
【0057】
図7(a)に示すように、本実施の形態に係るくさびローラ式変速機Aは、電動モータやエンジン等を駆動源として、負荷側の装置に減速又は増速して動力を伝達するように構成してあり、例えば、1輪、2輪、3輪、及び4輪等の自動車、産業用車両、及び搬送用車両等に用いる種々の動力伝達装置に適応することができる。
【0058】
図6(a)(b)に示すように、本実施の形態では、くさびローラ式変速機のハウジング1及び仕切板2に、接触式の直動のポテンショ50が装着してある。
【0059】
このポテンショ50は、検出するトルク(負荷量)に対応して出退動するロッド51を備えている。このロッド51は、ハウジング1に形成した孔54内を延在し、後述するジョイント60を介して、可動ローラ38の支持軸39b(ローラ軸)に当接してある。
【0060】
ジョイント60は、仕切板2に形成した孔52内に摺動自在に設けてあり、両端部が大径に形成してあり、その中間部は、小径に形成してある。
【0061】
ロッド51は、その一方の端部は、ロッド51の先端に当接してあり、他方の端部は、可動ローラ38の支持軸39b(ローラ軸)に当接してあり、支持軸39b(ローラ軸)を抱え込むように曲面となっている。これにより、従来のスペーサの役割も兼ね備えた形状となっている。
【0062】
可動ローラ38は、減速・増速時には、圧縮ばね等の弾性材47(予圧ばね)により付勢され、高速側シャフト17と外輪32との間で「くさび」に食い込む方向に移動して、押し付け力Fc(図3,4参照)を発生する。
【0063】
ロッド51は、この押し付け力Fcに略対向するように移動し、ポテンショ50は、このロッド51の移動量を検出して、可動ローラ38にかかるトルク(負荷量)を演算する。ロッド51の移動量は、ねじりトルク(負荷量)に比例しており、これらに基づいて、モータやエンジン等の駆動源に対して、回転数や電流等の制御を行う。
【0064】
このように、本発明によれば、ポテンショ50のロッド51と、可動ローラ38の支持軸39b(ローラ軸)との間に、ジョイント60が介装してあるため、検出すべき可動ローラ38の移動量が比較的小さいにも拘わらず、ポテンショ50の位置と、可動ローラ38の位置とが比較的大きく離間している場合であっても、短いロッド51を備えたポテンショを用いて、可動ローラ38にかかるトルク(負荷量)を検出ことができ、全体的な寸法を比較的小さく抑えることができると共に、製造コストの高騰を招来することもない。
【0065】
また、可動ローラ38を支持している支持軸39b(ローラ軸)と、その移動量を検出するポテンショ50のロッド51との間に当接するジョイント60を用いることにより、可動ローラ38の支持軸39b(ローラ軸)の移動量をみたす機械的なストロークを持つ直動のポテンショ50を用意するだけで十分となる。
【0066】
つまり、ポテンショ50の本体から可動ローラ38の支持軸39b(ローラ軸)までの距離のロッド長をもつポテンショ50は、必要としない。したがって、ポテンショ50の本体の大きさを、ポテンショ50の本体から可動ローラ38の支持軸39b(ローラ軸)までのロッド長さをもつ一般的なポテンショ50を選定した場合に比べて、小さくできる。
【0067】
さらに、このジョイント60を用いた場合には、ポテンショ50の本体から可動ローラ38の支持軸39b(ローラ軸)までの距離が異なる設計のくさびローラ式変速機Aにおいても、可動ローラ38の支持軸39b(ローラ軸)の移動量が同じであれば、同じ直動のポテンショ50を使用することができ、ジョイント60の長さを設計変更するだけで良い。したがって、直動のポテンショ50の設計・製作コストの増大を防ぐことができる。
【0068】
さらに、図7(c)に、可動ローラ38を支持している支持軸39b(ローラ軸)の変位量を実際に測定した結果を示す。トルクが増大、減少するにしたがって、支持軸39b(ローラ軸)の動き量がヒステリシスも少なく増減することがわかる。
【0069】
したがって、ポテンショ50により検出した可動ローラ38の移動量は、この変速機Aにかかるトルク、即ち、負荷側のねじりトルクそのものであるので、この値をフィードバックして、電動モータやエンジン等の駆動源に対して、最適な回転数や電流を制御することができ、ひいては、最適な運転状況をつくり出すことができ、また、効率の良い運転状態を形成できる。
【0070】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によれば、トルク検出器のロッドと、可動ローラの支持軸との間に、ジョイントが介装してあるため、検出すべき可動ローラの移動量が比較的小さいにも拘わらず、トルク検出器の位置と、可動ローラの位置とが比較的大きく離間している場合であっても、短いロッドを備えたトルク検出器を用いて、可動ローラにかかるトルク(負荷量)を検出ことができ、全体的な寸法を比較的小さく抑えることができると共に、製造コストの高騰を招来することもない。
【0072】
また、別言すれば、可動ローラを支持している支持軸と、その移動量を検出できるトルク検出器のロッドとの間に当接するジョイントを用いることにより、可動ローラの支持軸の移動量をみたす機械的なストロークを持つトルク検出器を用意するだけで十分となる。(つまり、トルク検出器の本体から可動ローラの支持軸までの距離のロッド長をもつトルク検出器は、必要としない)。したがって、トルク検出器の本体の大きさを、この本体から可動ローラの支持軸までのロッド長さをもつ一般的なトルク検出器を選定した場合に比べて、小さくできる。
【0073】
さらに、このジョイントを用いた場合には、トルク検出器の本体から可動ローラの支持軸までの距離が異なる設計のくさびローラ式変速機においても、可動ローラの支持軸の移動量が同じであれば、同じトルク検出器を使用することができ、ジョイントの長さを設計変更するだけで良い。したがって、トルク検出器の設計・製作コストの増大を防ぐことができる。
【0074】
また、請求項2によれば、トルク検出器により検出した可動ローラの移動量は、この変速機にかかるトルク、即ち、負荷側のねじりトルクそのものであるので、この値をフィードバックして、電動モータやエンジン等の駆動源に対して、最適な回転数や電流を制御することができ、ひいては、最適な運転状況をつくり出すことができ、また、効率の良い運転状態を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るくさびローラ式変速機の断面図。
【図2】図1のb−b線に沿った断面図であって、ワンウェイクラッチ機能を有するくさびローラ式変速機の断面図。
【図3】減速機として作用する場合(高速側シャフトから動力入力)を示す図。
【図4】増速機として作用する場合(外輪側から動力入力)を示す図。
【図5】図1のb−b線に沿った断面図であって、正逆両方向の回転時にトルクを伝達可能なくさびローラ式変速機の断面図。
【図6】(a)は、本発明の実施の形態に係るくさびローラ式変速機の横断面図であり、(b)は、(a)のX−X線に沿った断面図。
【図7】(a)は、本発明の実施の形態に係るくさびローラ式変速機を用いた駆動システムのブロック図であり、(b)は、ジョイントの左側面図、正面図、及び右側面図であり、(c)は、可動ローラの移動量と入力トルクとの関係を測定した一例のグラフ。
【図8】(a)は、先願に係るくさびローラ式変速機の横断面図であり、(b)は、(a)のX−X線に沿った断面図。
【図9】ポテンショ(トルク検出器)の側面図。
【符号の説明】
1 ハウジング
2 ハウジング(仕切板)
3 低速側シャフト
4 円盤状部材
14 連結板
17 高速側シャフト
27 突部
32 外輪(低速側シャフト)
36 環状空間
37a、37b ガイドローラ
38 可動ローラ
37 ガイドローラ
38a、38b 可動ローラ
39a ガイドローラのための支持軸
39b 可動ローラのための支持軸
40 嵌合孔
41、41a 支持孔
42 ラジアルニードル軸受
43a ガイドローラのための動力伝達用円筒面
43b 可動ローラのための動力伝達用円筒面
44 動力伝達用円筒面
45 動力伝達用円筒面
46 シリンダ孔
47 弾性材(予圧ばね)
48 内側当接部
49 外側当接部
50 ポテンショ(トルク検出器)
51 ロッド
52 孔
54 孔
60 ジョイント
A くさびローラ式変速機

Claims (2)

  1. ハウジングに回転自在に支持され、一端部に外輪を設けた低速側シャフトと、前記低速側シャフト及び前記外輪に対して偏心して、ハウジングに回転自在に支持された高速側シャフトと、前記外輪と前記高速側シャフトとの間に回転自在に支持された、少なくとも1個のガイドローラと少なくとも1個の可動ローラとから成るくさび作用を利用した摩擦ローラ式変速機において、
    前記ハウジングに装着し、ロッドの出退動に対応してトルクを検出するトルク検出器と、
    当該トルク検出器のロッドと、前記可動ローラの支持軸との間に介装したジョイントと、を備えることを特徴とする摩擦ローラ式変速機。
  2. 前記トルク検出器の検出値に基づいて、駆動源を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の摩擦ローラ式変速機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2657571A4 (en) * 2010-12-24 2018-04-25 Nissan Motor Co., Ltd Traction transmission capacity control device

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