JP2004116671A - 摩擦ローラ式変速機 - Google Patents

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大島 淳
Hiroyuki Ito
伊藤 裕之
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Abstract

【課題】電動モータ等の駆動源又は羽根車等の被駆動装置に組み付ける際、その組み付け用のブラケットを必要とすることなく、極めて容易に組み付けることができ、しかも、大型の場合でも、軽量化して組み立てること。
【解決手段】くさびローラ式変速機を電動モータXに組み付ける際、ガイドローラ37や可動ローラ38a,38b等の複数個の部品を予め組み立てたサブ組立体Bを準備し、当該サブ組立体Bを電動モータXに組み付け、その後、外輪32等の残余の部品を電動モータXに組み付けるように構成している。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動モータ等の駆動源又は羽根車等の被駆動装置に組み付けるに際し、その組み付け用のブラケットを必要とすることなく、極めて容易に組み付けることができ、しかも、大型の場合でも、軽量化して組み立てることができる摩擦ローラ式変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
トラクションドライブ式変速機は、静かで滑らかであることから産業上の各種用途に開発され、さらに近年は自動車や自転車といったパーソナルユースに応用する試みがなされ、次世代の動力伝達方式として注目されている。
【0003】
トラクションドライブ式変速機とは、歯車伝動とは異なり、滑らかな表面をもつ少なくとも2個の回転体を強く押し付け、これらの間に潤滑油膜(例えばEHL油膜)を介在させて、動力を伝達する機構であり、その基礎式は、Ft=μ・Fcという簡単な摩擦の式で表される(Ft:トラクション力)。ここで、Fcは、押し付け力と呼び、この発生に様々な方法が開発されている。
【0004】
従来、このトラクションドライブ式変速機の一つとして、くさび作用を利用した摩擦ローラ式変速機(以後本明細書中では、くさびローラ式変速機と記す)がある(例えば、特許文献1参照)。くさびローラ式変速機とは、高速側シャフトの先端部の周囲に、該高速側シャフトに対し偏心した状態で、回転自在に設けられた外輪と、該高速側シャフトの外周面である動力伝達用円筒面と前記外輪の内周面である動力伝達用円筒面との間に存在して、径方向に関する幅が円周方向に関して不同である環状空間内に配置される、それぞれの外周面を動力伝達用円筒面とした、少なくとも1個のガイドローラおよび少なくとも1個の可動ローラとを備えた変速機のことを言う。又、可動ローラとは、くさび作用により押付け力を発生するローラであり、半径方向、円周方向に動くローラのことを言う。
【0005】
このくさびローラ式変速機では、正転時には、可動ローラは、高速側シャフトと外輪との間で「くさび」に食い込む方向に移動し、押し付け力Fcを発生する。このFcによりトラクション力が発生し、トルクを伝達することができる。
【0006】
一方、逆転時には、可動ローラは、「くさび」から離れる方向に移動し、押し付け力Fc=0となり、入力側の回転が出力側へ伝わるのを停止する。
【0007】
また、くさびローラ式変速機において、正転時には、トルクを伝達する一方、逆転時には、空転してトルクを伝達しないワンウェイクラッチ機能を有しているものと、正逆両方向の回転時に、トルクを伝達することができるものとがある。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−2299号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このようなくさびローラ式変速機は、電動モータ等の駆動源、又は羽根車等の被駆動装置に組み付ける際、部品を一つずつ組み付けるか、又は、くさびローラ式変速機を完全な組立体とした後に駆動源又は被駆動装置に組み付けている。
【0010】
しかし、部品を一つずつ組み付ける際には、その組立作業が煩雑であるといったことがあり、また、駆動源又は被駆動装置の形状若しくは位置によっては、その組み付けが困難になることもある。
【0011】
また、くさびローラ式変速機を完全な組立体とした後に駆動源又は被駆動装置に組み付ける際には、その組み付け用のブラケットを準備する必要があり、例えば、特許文献1においては、くさびローラ式変速機と、駆動源との間の仕切板の外径を大きくして、組み付け用のブラケットの役目を果たすようにしている。
【0012】
しかしながら、この仕切板の外径が大きくなり過ぎると、搬出等のその他の問題が生じるといったことがある。
【0013】
さらに、大型のくさびローラ式変速機を完全な組立体とする場合、組立後の大型のくさびローラ式変速機は、その重量が非常に重くなり、駆動源又は被駆動装置への組み付け作業が非常に困難になるといったことがある。
【0014】
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、電動モータ等の駆動源又は羽根車等の被駆動装置に組み付ける
、その組み付け用のブラケットを必要とすることなく、極めて容易に組み付けることができ、しかも、大型の場合でも、軽量化して組み立てることができる摩擦ローラ式変速機を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る摩擦ローラ式変速機は、ハウジングに回転自在に支持され、一端部に外輪を設けた低速側シャフトと、前記低速側シャフト及び前記外輪に対して偏心して、ハウジングに回転自在に支持された高速側シャフトと、前記外輪と前記高速側シャフトとの間に回転自在に支持された、少なくとも1個のガイドローラと少なくとも1個の可動ローラとから成るくさび作用を利用した摩擦ローラ式変速機において、
前記摩擦ローラ式変速機を駆動源又は被駆動装置に組み付ける際、所定の複数個の部品を予め組み立てたサブ組立体を準備し、当該サブ組立体を前記駆動源又は被駆動装置に組み付け、その後、残余の所定の部品を前記駆動源又は被駆動装置に組み付けて成ることを特徴とする。
【0016】
このように、請求項1によれば、摩擦ローラ式変速機を駆動源又は被駆動装置に組み付ける際、所定の複数個の部品を予め組み立てたサブ組立体を準備し、当該サブ組立体を駆動源又は被駆動装置に組み付け、その後、残余の所定の部品を駆動源又は被駆動装置に組み付けている。このように、サブ組立体を用いているため、組み付け用のブラケットを必要とすることなく、極めて容易に組み付けることができ、しかも、大型の場合でも、サブ組立体を用いていることから、軽量化して組み立てることができる。
【0017】
また、請求項2に係る摩擦ローラ式変速機は、前記サブ組立体は、少なくとも、前記ガイドローラ、前記可動ローラ、当該両ローラを支持する支持軸、当該支持軸を取付ける連結板、及び前記摩擦ローラ式変速機と前記駆動源又は被駆動装置とを仕切る仕切板を含むことを特徴とする。
【0018】
このように、請求項2によれば、サブ組立体は、少なくとも、ガイドローラ、可動ローラ、当該両ローラを支持する支持軸、当該支持軸を取付ける連結板、及び摩擦ローラ式変速機と駆動源又は被駆動装置とを仕切る仕切板を含んでおり、くさびローラ式変速機の主要中心部をサブ組立体としているため、駆動源又は被駆動装置への組み付け時、極めて容易に組み付けることができる。
【0019】
さらに、請求項3に係る摩擦ローラ式変速機は、前記仕切板は、前記摩擦ローラ式変速機と前記駆動源又は被駆動装置とを装着するための嵌め合い部及びネジ孔を有することを特徴とする。
【0020】
このように、請求項3によれば、仕切板は、摩擦ローラ式変速機と駆動源又は被駆動装置とを装着するための嵌め合い部及びネジ孔を有しているため、嵌め合いとネジ締結とにより極めて容易に組み付け作業を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るくさびローラ式変速機を図面を参照しつつ説明する。
【0022】
先ず、各実施形態に共通であるくさびローラ式変速機の内部構造について詳述し、次いで、各実施の形態について説明する。
【0023】
また、説明の便宜上、1個の可動ローラを用いたくさびローラ式変速機を説明し、その後、2個の可動ローラを用いた両方向動力伝達型のくさびローラ式変速について説明する。
【0024】
また、動力の伝達の方法を説明する時は、くさびローラ式変速機が増速機として作用する場合を代表して記述している。(増速機において、正回転とは、外輪32が高速側シャフト17に動力を伝える方向であり、逆回転とは、外輪32が空転し、高速側シャフト17へのトルク伝達を停止する方向である。)
なお、後述する実施の形態の参考のため、図3(a)には、減速機として作用する場合(高速側シャフトから動力入力)を示す。また、図3(b)には、増速機として作用する場合(外輪側から動力入力)を示す。
【0025】
(くさびローラ式変速機の内部構造)
図1は、本発明に係るくさびローラ式変速機の断面図である。図2は、図1のb−b線に沿った断面図であって、ワンウェイクラッチ機能を有するくさびローラ式変速機の断面図である。図3(b)は、増速機としてのくさびローラ式変速機の作用を説明する図である。図4は、図1のb−b線に沿った断面図であって、正逆両方向の回転時にトルクを伝達可能なくさびローラ式変速機の断面図である。
【0026】
くさびローラ式変速機Aは、本実施の形態では、低速側シャフト3(外輪側)を入力側とした場合には、高速側シャフト17を出力側とした増速機として作用し、低速側シャフト3(外輪側)を出力側とした場合には、高速側シャフト17を入力側とした減速機として作用する。
【0027】
また、図2に示すように、1個の可動ローラ38を用いたくさびローラ式変速機Aは、正転時には、トルクを伝達する一方、逆転時には、空転してトルクを伝達しないワンウェイクラッチ機能を有しているが、図4に示すように、2個の可動ローラ38a,38bを用いたくさびローラ式変速機Aは、正逆両方の回転時にトルクを伝達することができる。
【0028】
本発明の実施の形態に係るくさびローラ式変速機Aは、図1、図2において、略円筒状のハウジング1に、仕切板であるハウジング2が固定してある。ハウジング1には、低速側シャフト3が回転自在に支持してあり、ハウジング1内の低速側シャフト3の端部に、円盤状部材4が設けてあり、この円盤状部材4の外縁部に、外輪32が取付けてある。
【0029】
仕切板であるハウジング2には、高速側シャフト17が低速側シャフト3及び外輪32に対して偏心(オフセット)して回転自在に設けてある。
【0030】
図2に示すように、外輪32と、高速側シャフト17との間には、大径のガイドローラ37aと、小径のガイドローラ37bと、トルク伝達時に移動する可動ローラ38とが介装してある。
【0031】
可動ローラ38を回転自在に支持する支持軸39bは、図3(b)に示すように、増速機の場合、高速側シャフト17と外輪32との間で「くさび」に食い込む方向に移動できるように構成してあり、また、この「くさび」に食い込む方向にシリンダ孔46に設置した圧縮ばね等の弾性材47(予圧バネ、図2参照)により付勢してある。
【0032】
これにより、正転時には、可動ローラ38は、高速側シャフト17と外輪32との間で「くさび」に食い込む方向に移動し、押し付け力Fcを発生する。このFcによりトラクション力が発生し、トルクを伝達することができる。
【0033】
一方、逆転時には、可動ローラ38は、「くさび」から離れる方向に移動し、押し付け力Fc=0となり、入力側の回転が出力側へ伝わるのを停止する。
【0034】
図2に示すように、外輪32の内周面と高速側シャフト17の先端部外周面との間には、径方向に関する幅が円周方向に関して不同である環状空間36が設けられる。
【0035】
この様な環状空間36内には、2個のガイドローラ37a、37bと1個の可動ローラ38とを設置して、上記くさびローラ式変速機Aを構成している。図2において、可動ローラ38は切欠いて部分的に示している。これら各ローラ37a、37b、38を設置する為に上記環状空間36部分には、3本の支持軸39a、39a、39bを設けている。これら3本の支持軸39a、39a、39bのうち、2本の支持軸39a,39aは、それぞれの両端部をハウジング2及び連結板14に形成した嵌合孔40、40に圧入固定している。従って、上記2本の支持軸39a,39aが、上記環状空間36内で円周方向或は直径方向に変位する事はない。これに対して、上記3本の支持軸39a、39a、39bのうち、図2の下部左側に位置する残り1本の支持軸39bは、両端部を上記ハウジング2及び連結板14に対し、上記外輪32の円周方向及び直径方向に関する若干の変位可能に支持している。この為に、上記ハウジング2及び連結板14の一部で上記1本の支持軸39bの両端部に整合する部分に、この支持軸39bの外径よりも大きな内径を有する支持孔41(図8では、長溝51,52)を形成し、これら各支持孔41(図8では、長溝51,52)に、上記支持軸39bの両端部を緩く係合させている。
【0036】
そして、上述の様に支持した各支持軸39a、39a、39bの中間部周囲に、それぞれ上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38を、それぞれラジアルニードル軸受42、42等の軸受により、回転自在に支持している。尚、上記連結板14を上記ハウジング2に結合固定する為、この連結板14の片面に突設した、前記各突部27、27は、この連結板14の円周方向に関して、上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38同士の間に存在する。言い換えれば、上記環状空間36内に上記各突部27、27と上記各ガイドローラ37a、37b又は可動ローラ38とが、上記環状空間36の円周方向に関して交互に存在する。又、これら各ガイドローラ37a、37b又は可動ローラ38の外周面と上記各突部27、27の円周方向側面とが干渉する(擦れ合う)事はない。
【0037】
この様にして、上記各支持軸39a、39a、39bにより上記ハウジング2と連結板14との間に回転自在に支持した、上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38の外周面である、動力伝達用円筒面43a、43a、43bは、それぞれ前記高速側シャフト17の先端部の外周面である動力伝達用円筒面44と前記外輪32の内周面である動力伝達用円筒面45とに当接させている。前述した通り、上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38を設置した上記環状空間36の径方向に関する幅は、円周方向に関して不同である。この様に、この環状空間36の幅寸法を円周方向に関して不同にした分、上記ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38の外径を異ならせている。即ち、上記ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38のうち、それぞれ上記外輪32に対し高速側シャフト17の先端部が偏心している側に位置する可動ローラ38及びガイドローラ37bの外径を、互いに同じにすると共に比較的小径にしている。これに対し、上記外輪32に対し高速側シャフト17の先端部が偏心しているのと反対側に位置するガイドローラ37aの外径を、上記可動ローラ38及びガイドローラ37bの外径よりも大きくしている。そして、上記ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38の外周面である上記各動力伝達用円筒面43a、43a、43bを、それぞれ上記動力伝達用円筒面44、45に当接させている。
【0038】
尚、上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38のうち、各ガイドローラ37a、37bを支持した支持軸39a、39aの両端部は、前述の様に、前記ハウジング2及び連結板14に対し(環状空間36内に)固定している。これに対して、上記可動ローラ38を支持した支持軸39bは、やはり前述した様に上記ハウジング2及び連結板14に対し(環状空間36内に)、円周方向及び直径方向に関する若干の変位を可能に支持している。従って、上記可動ローラ38も、上記環状空間36内で円周方向及び直径方向に若干の変位可能である。そして、前記ハウジング2及び連結板14のシリンダ孔46内に設置した、圧縮ばね等の弾性材47(予圧バネ)により、上記可動ローラ38を支持した支持軸39bを、これら支持軸39bに回転自在に支持した可動ローラ38を前記環状空間36の幅の狭い部分に向け移動させるべく、弾性的に軽く押圧している。
【0039】
上述の様に構成する本発明に係るくさびローラ式変速機により回転軸を回転駆動する場合(増速機の場合)には、低速側シャフト3に駆動力を入力することにより外輪32を図3(b)の矢印方向に回転させる。この外輪32の回転は、上記各ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38を介して前記高速側シャフト17に伝わり、高速側シャフト17を図3(b)の矢印方向に回転させる。上記外輪32と上記ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38との間の動力伝達、並びに、これらガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38と上記高速側シャフト17との間の動力伝達は、何れも摩擦伝達により行なわれる為、動力伝達時に発生する騒音並びに振動は低い。
【0040】
又、上記可動ローラ38は、上記外輪32から上記高速側シャフト17に伝達するトルクの大きさに応じた力で、前記環状空間36の幅が狭い部分に食い込む傾向となる。この為、上記外輪32の内周面である動力伝達用円筒面45と上記ガイドローラ37a、37b及び可動ローラ38の外周面である動力伝達用円筒面43a、43a、43bとの当接部、並びに、これら各動力伝達用円筒面43a、43a、43bと上記高速側シャフト17の外周面である動力伝達用円筒面44との当接部の面圧は、何れも、上記トルクが大きくなる程高くなる。逆に言えば、このトルクが小さい場合には、上記各当接部の面圧が低い状態となる。この為、これら各当接部の面圧を、伝達すべきトルクに合わせた適正値にして、トルク伝達を効率良く行なえる。
【0041】
即ち、上記外輪32が図3(b)の矢印方向に回転し、上記高速側シャフト17を図3(b)の矢印方向に回転させる際には、上記可動ローラ38が、上記外輪32の内周面である動力伝達用円筒面45及び上記高速側シャフト17の外周面である動力伝達用円筒面44から、前記弾性材47(予圧バネ)による押圧力と同方向の力を受けて、上記環状空間36の幅の狭い部分、即ち、図2の下部中央に向け移動する傾向となる。
【0042】
上述の様にして、上記可動ローラ38を上記環状空間36の幅の狭い部分に向け移動させようとする力は、上記外輪32から上記高速側シャフト17に伝達する回転駆動力の大きさに応じて変化する。そして、この力が大きくなる程、動力伝達用円筒面43bと上記動力伝達用円筒面44との当接部である内側当接部48、及び、この動力伝達用円筒面43bと上記動力伝達用円筒面45との当接部である外側当接部49の当接圧が高くなる。従って、この様な作用に基づき、上記伝達する回転駆動力に応じた当接圧を自動的に選定して、くさびローラ式変速機Aの伝達効率を確保できる。
【0043】
図2に示した例の場合には、くさびローラ式変速機Aは、ワンウェイクラッチ機能を備えており、増速機の場合、上記高速側シャフト17の回転速度が上記外輪32の回転速度に見合う速度、即ち、この外輪32の回転速度にくさびローラ式変速機Aの増速比を掛けた速度よりも速くなった場合には、このくさびローラ式変速機Aの接続が断たれる。即ち、この場合には、上記可動ローラ38が、前記弾性材47(予圧バネ)の弾力に抗して、上記環状空間36の幅の広い側に変位する。この結果、上記内側、外側両当接部48、49の当接圧が低下若しくは喪失して、上記外輪32の回転が上記高速側シャフト17にまでは伝わらなくなる。
【0044】
次に、図4に示す、正逆両方向の回転時にトルクを伝達可能なくさびローラ式変速機について説明する。
【0045】
図4は、高速側シャフト17(図1参照)を時計、反時計の両方向に回転駆動自在な構造について示している。この様な本例の構造の揚合には、くさびローラ式変速機Aを構成する3個のローラとして、1個のガイドローラ37と2個の可動ローラ38a,38bとを使用している。このうち、環状空間36のうちで最も幅が広くなった部分に設置したローラを、比較的大径で設置位置が変化しないガイドローラ37としている。これに対して、上記環状空間36の幅が最も狭くなった部分を挟んで設けた1対のローラを、それぞれ比較的小径で円周方向及び直径方向に関する若干の変位を可能にした可動ローラ38a,38bとしている。そして、これら各可動ローラ38a,38bを支持した各支持軸39b,39bを、上記環状空間36の最も幅が狭くなった部分に向けそれぞれ弾性的に押圧している。
【0046】
上述の様に構成する本例の構造の場合には、外輪32が図4で時計方向に回転する場合には、同図で右側の可動ローラ38aが上記環状空間36の幅が狭くなった部分に食い込む。これに対して、上記外輪32が図4で反時計方向に回転する場合には、同図で左側の可動ローラ38bが上記環状空間36の幅が狭くなった部分に食い込む。又、本例の場合には、これら各可動ローラ38a,38bを支持した支持軸39b,39bの両端部を支持する為、ハウジング2及び連結板14に形成した支持孔41a,41a(長溝)の、上記環状空間36の円周方向に関する長さを規制している。具体的には、これら各支持孔41a,41a(長溝)のうち、上記環状空間36の幅が広い側の端部の位置を、前述した図2で示した場合よりも、この環状空間36の最も幅が狭くなった位置に近づけている。そして、上記各可動ローラ38a,38bが、上記環状空間36の幅の広い側に過度に退避しない様にしている。
【0047】
上述の様に構成する本例の場合には、上記外輪32が時計、反時計の何れの方向に回転する場合でも、何れかの可動ローラ38a(38b)が上記環状空間36の幅の狭い部分に食い込み、当該可動ローラ38a(38b)に関する内側、外側各当接部48,49の当接圧を高める。一方、上記環状空間36の幅の狭い部分から退避する方向に変位する可動ローラ38b(38a)に関しても、その退避量は限られる。この結果、両可動ローラ38a,38b及び前記ガイドローラ37に関して、内側、外側各当接部48,49の当接圧が十分に上昇し、上記外輪32から高速側シャフト17にまで、動力を効率良く伝達できる。この様に、回転外輪32から高速側シャフト17への時計、反時計の両方向の動力伝達を可能にした点以外は、図2に前述した場合と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
【0048】
(第1実施の形態)
図5(a)は、本発明の第1実施の形態に係るくさびローラ式変速機のサブ組立体の断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。
【0049】
図6(a)は、本発明の第1実施の形態に係るくさびローラ式変速機の電動モータへの組み付け状態を示す断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。
【0050】
図5及び図6に示すように、本実施の形態では、くさびローラ式変速機を電動モータXに組み付ける際、所定の複数個の部品を予め組み立てたサブ組立体Bを準備し、当該サブ組立体Bを電動モータXに組み付け、その後、残余の所定の部品を電動モータXに組み付けるように構成している。
【0051】
サブ組立体Bは、少なくとも、ガイドローラ37、可動ローラ38a,38b、当該ローラ37,38a,38bを支持する支持軸39a,39b、支持軸39a,39bを取付ける連結板14、及び、くさびローラ式変速機Aと電動モータXを仕切る仕切板2(ハウジング)を含んでおり、くさびローラ式変速機Aの主要中心部をサブ組立体Bとしている。なお、サブ組立体Bは、より詳細には、ニードルローラ42を含むと共に、連結板14を仕切体に取付けるためのボルト70を含んでいる。
【0052】
サブ組立体Bの後に組み付ける部品は、図6に示すように、外輪32、低速側シャフト3、及びハウジング1等である。
【0053】
仕切板2は、電動モータXを装着するために形成した嵌め合い部71と、仕切板2の外径部に形成したネジ孔72を有している。また、ネジ孔72の周囲には、座ぐり部73が形成してある。
【0054】
なお、可動ローラ38a,38bの支持軸39bは、予圧バネの調整構造を備えているが、これに関しては、後述する。
【0055】
このように、本実施の形態では、図6に示すように、くさびローラ式変速機を電動モータXに組み付ける際、ガイドローラ37や可動ローラ38a,38b等の複数個の部品を予め組み立てたサブ組立体Bを準備し、当該サブ組立体Bを電動モータXに組み付け、その後、外輪32等の残余の部品を電動モータXに組み付けるように構成している。
【0056】
従って、サブ組立体Bを用いていることから、組み付け用のブラケットを必要とすることなく、極めて容易に組み付けることができ、しかも、大型の場合でも、サブ組立体Bを用いていることから、軽量化して組み立てることができる。
【0057】
また、サブ組立体Bは、少なくとも、ガイドローラ37、可動ローラ38a,38b、支持軸39a,39b、連結板14、及び、仕切板2を含んでおり、くさびローラ式変速機Aの主要中心部をサブ組立体Bとしている。従って、くさびローラ式変速機Aの主要中心部をサブ組立体Bとしているため、電動モータXへの組み付け時、極めて容易に組み付けることができる。
【0058】
さらに、仕切板2は、電動モータXを装着するために形成した嵌め合い部71と、仕切板2の外径部に形成したネジ孔72を有している。そのため、図6に示すように、変速機Aと電動モータXの嵌め合い部71を嵌め合わせる作業と、仕切板2のネジ孔72にボルト74を締結する作業とにより、サブ組立体Bを電動モータXに組み付けることができ、このように、嵌め合いとボルト締結とにより極めて容易に組み付け作業を行うことができる。
【0059】
さらに、ネジ孔72の周囲に座ぐり部73が形成してあることから、ネジ孔72に締結するボルト74は、その頭部が突出しないようになっている。
【0060】
(予圧バネの調整構造)
図7は、予圧バネの調整構造と、ワンウェイクラッチ機能を有するくさびローラ式変速機の断面図である。図8は、図7のc−c線に沿った断面図である。図9は、予圧バネの調整構造と、正逆両方向の回転時にトルクを伝達可能なくさびローラ式変速機の断面図である。
【0061】
図7に示すように、高速側シャフト17が低速側シャフト3及び外輪32に対して偏心(オフセット)して回転自在に設けてある。
【0062】
外輪32と、高速側シャフト17との間には、大径のガイドローラ37aと、小径のガイドローラ37bと、トルク伝達時に移動する可動ローラ38とが介装してある。
【0063】
可動ローラ38を回転自在に支持する支持軸39bは、図8にも示すように、その上端で、連結板14の長溝51に、その下端で、仕切板2の長溝52に、それぞれ係合してあり、これらの長溝51,52の長手方向に移動自在に構成してあり、これにより、高速側シャフト17と外輪32との間で「くさび」を生じる方向(即ち、周方向で狭くなる方向)に移動することができる。
【0064】
また、連結板14の長溝51に連通するように形成した貫通孔55では、支持軸39bは、スプリングピン53を介して、「くさび」を生じる方向に予圧バネ47により付勢してある。
【0065】
貫通孔55の入口に形成した雌ネジには、予圧バネ47を押圧して付勢力を調整するためのネジ式押さえ部材56の雄ネジが螺合してある。このネジ式押さえ部材56の進退により、予圧バネ47の付勢力を調整することができる。
【0066】
さらに、仕切板2の長溝52に連通するように形成した貫通孔57では、支持軸39bは、スプリングピン53を介して、「くさび」を生じる方向に予圧バネ47により付勢してある。
【0067】
貫通孔57の入口に形成した雌ネジには、予圧バネ47を押圧して付勢力を調整するためのネジ式押さえ部材58の雄ネジが螺合してある。このネジ式押さえ部材58の進退により、予圧バネ47の付勢力を調整することができる。なお、ハウジング1には、貫通孔57に連通した貫通孔59が形成してあり、この貫通孔59には、埋め栓60が螺合してある。
【0068】
このように、本実施の形態によれば、可動ローラ38の予圧バネ47の付勢力を調整するネジ式押さえ部材56,58を備えているため、組立時、予圧バネ47の付勢力を調整して抑えた状態にしておいて、可動ローラ38を仕切板2と連結板14に装着し、その後、予圧バネ47の付勢力を調整して、所定の駆動時の付勢力に設定すればよい。従って、予圧バネ47の付勢力が大きい場合であっても、組立を容易に行うことができ、組立作業性を著しく向上することができる。
【0069】
すなわち、予圧バネ47を自由長でセットした後に、ネジ式押さえ部材56,58により予圧バネ47を所定の縮め量まで圧縮する。これにより、中大型のくさびローラ式変速機Aで予圧バネ47の付勢力が強い場合でも、予圧バネ47を圧縮状態にセットすることが容易となる。ネジを使っているため、軽い力で予圧バネ47を圧縮することができる。
【0070】
なお、連結板14側は、外輪32(低速側)を組み付ける前に、ネジ式押さえ部材56を締め上げておく必要がある。一方、仕切板2側は、埋め栓60を外せば、ハウジング1と仕切板2に設けた貫通孔57,59を通じてネジ式押さえ部材58を回すことができるため、高速側シャフト17と外輪32(低速側)を組み付ける際には、予圧バネ47を緩めておくことができ、組立作業を容易にすることができる。
【0071】
また、図9に示すように、小ローラを2個とも可動ローラ38a,38bとすることにより、両方向の動力伝達を可能としたくさびローラ式変速機にも活用でき、この場合、さらに組立てが困難なので極めて有効である。
【0072】
(第2実施の形態)
図10(a)は、本発明の第2実施の形態に係るくさびローラ式変速機のサブ組立体の断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。
【0073】
図10に示すように、本実施の形態では、くさびローラ式変速機を電動モータXに組み付ける際、ガイドローラ37や可動ローラ38a,38b等の複数個の部品を予め組み立てたサブ組立体Bを準備し、当該サブ組立体Bを電動モータXに組み付け、その後、外輪32等の残余の部品を電動モータXに組み付けるように構成している。
【0074】
しかも、仕切板2の複数個のネジ孔72のPCDは、外輪32の外径(D)より小さく設定してある。
【0075】
従来、くさびローラ式変速機Aを完全な組立体とした後、電動モータXに組み付ける際には、仕切板2の複数個のネジ孔72のPCDは、外輪32の外径(D)より大きく設定してないと、変速機Aを電動モータXに組み付けることはできない。
【0076】
これに対して、本実施の形態では、サブ組立体Bの状態で電動モータXに組み付けることができ、しかも、仕切板2の複数個のネジ孔72のPCDは、外輪32の外径(D)より小さく設定してあることから、仕切板2の外径を小さくすることができ、くさびローラ式変速機Aをコンパクトにすることができる。その他の作用・効果は、上記の実施の形態と同様である。
【0077】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。上述した実施の形態では、くさびローラ式変速機は、電動モータ等の駆動源に組み付けるように構成しているが、駆動源としては、電動モータに限らず他のものであってもよく、また、くさびローラ式変速機は、羽根車等の被駆動装置に組み付けるように構成してあってもよい。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によれば、摩擦ローラ式変速機を駆動源又は被駆動装置に組み付ける際、所定の複数個の部品を予め組み立てたサブ組立体を準備し、当該サブ組立体を駆動源又は被駆動装置に組み付け、その後、残余の所定の部品を駆動源又は被駆動装置に組み付けている。このように、サブ組立体を用いているため、組み付け用のブラケットを必要とすることなく、極めて容易に組み付けることができ、しかも、大型の場合でも、サブ組立体を用いていることから、軽量化して組み立てることができる。
【0079】
また、請求項2によれば、サブ組立体は、少なくとも、ガイドローラ、可動ローラ、当該両ローラを支持する支持軸、当該支持軸を取付ける連結板、及び摩擦ローラ式変速機と駆動源又は被駆動装置とを仕切る仕切板を含んでおり、くさびローラ式変速機の主要中心部をサブ組立体としているため、駆動源又は被駆動装置への組み付け時、極めて容易に組み付けることができる。
【0080】
さらに、請求項3によれば、仕切板は、摩擦ローラ式変速機と駆動源又は被駆動装置とを装着するための嵌め合い部及びネジ孔を有しているため、嵌め合いとネジ締結とにより極めて容易に組み付け作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るくさびローラ式変速機の断面図。
【図2】図1のb−b線に沿った断面図であって、ワンウェイクラッチ機能を有するくさびローラ式変速機の断面図。
【図3】(a)は、減速機として作用する場合(高速側シャフトから動力入力)を示す図であり、(b)は、増速機として作用する場合(外輪側から動力入力)を示す図。
【図4】図1のb−b線に沿った断面図であって、正逆両方向の回転時にトルクを伝達可能なくさびローラ式変速機の断面図。
【図5】(a)は、本発明の第1実施の形態に係るくさびローラ式変速機のサブ組立体の断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図。
【図6】(a)は、本発明の第1実施の形態に係るくさびローラ式変速機の電動モータへの組み付け状態を示す断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。
【図7】予圧バネの調整構造と、ワンウェイクラッチ機能を有するくさびローラ式変速機の断面図。
【図8】図7のc−c線に沿った断面図。
【図9】予圧バネの調整構造と、正逆両方向の回転時にトルクを伝達可能なくさびローラ式変速機の断面図。
【図10】(a)は、本発明の第2実施の形態に係るくさびローラ式変速機のサブ組立体の断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図。
【符号の説明】
1 ハウジング
2 ハウジング(仕切板)
3 低速側シャフト
4 円盤状部材
14 連結板
17 高速側シャフト
27 突部
32 外輪(低速側シャフト)
36 環状空間
37a、37b ガイドローラ
38 可動ローラ
37 ガイドローラ
38a、38b 可動ローラ
39a ガイドローラのための支持軸
39b 可動ローラのための支持軸
40 嵌合孔
41、41a 支持孔
42 ラジアルニードル軸受
43a ガイドローラのための動力伝達用円筒面
43b 可動ローラのための動力伝達用円筒面
44 動力伝達用円筒面
45 動力伝達用円筒面
46 シリンダ孔
47 弾性材(予圧バネ)
48 内側当接部
49 外側当接部
51、52 長溝
53 スプリングピン
55 貫通孔
56 ネジ式押さえ部材
57 貫通孔
58 ネジ式押さえ部材
59 貫通孔
60 埋め栓
70 ボルト
71 嵌め合い部
72 ネジ孔
73 座ぐり部
74 ボルト
A くさびローラ式変速機
X 電動モータ

Claims (3)

  1. ハウジングに回転自在に支持され、一端部に外輪を設けた低速側シャフトと、前記低速側シャフト及び前記外輪に対して偏心して、ハウジングに回転自在に支持された高速側シャフトと、前記外輪と前記高速側シャフトとの間に回転自在に支持された、少なくとも1個のガイドローラと少なくとも1個の可動ローラとから成るくさび作用を利用した摩擦ローラ式変速機において、
    前記摩擦ローラ式変速機を駆動源又は被駆動装置に組み付ける際、所定の複数個の部品を予め組み立てたサブ組立体を準備し、当該サブ組立体を前記駆動源又は被駆動装置に組み付け、その後、残余の所定の部品を前記駆動源又は被駆動装置に組み付けて成ることを特徴とする摩擦ローラ式変速機。
  2. 前記サブ組立体は、少なくとも、前記ガイドローラ、前記可動ローラ、当該両ローラを支持する支持軸、当該支持軸を取付ける連結板、及び前記摩擦ローラ式変速機と前記駆動源又は被駆動装置とを仕切る仕切板を含むことを特徴とする請求項1に記載の摩擦ローラ式変速機。
  3. 前記仕切板は、前記摩擦ローラ式変速機と前記駆動源又は被駆動装置とを装着するための嵌め合い部及びネジ孔を有することを特徴とする請求項2に記載の摩擦ローラ式変速機。
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