JP2004189469A - フォークリフト - Google Patents

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Wataru Kumada
亙 熊田
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Abstract

【課題】他の機器の配置を制約したり、オペレータの前方視界を妨げたりすることなく、車両情報や作業情報を表示でき、オペレータが必要な情報を容易に取得できるバッテリフォークリフトを提供すること。
【解決手段】運転席の上方を覆うようにヘッドガードが設けられ、このヘッドガードに運転席の前方を覆うように透明なフロントウインドが設けられると共に、このフロントウインドに透明なディスプレイを備える。ディスプレイはフロントウインドと統合されており、運転席側表面のほぼ全体が表示面とされ、広大な表示領域が確保されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォークリフトに係り、特には車両情報や作業情報を表示するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、フォークリフトの運転席付近には、ステアリングハンドルや操作レバーなどが設けられると共に、バッテリの残存容量や走行速度、走行方向などの車両情報を表示するためのディスプレイが(場合によっては複数)設けられており、オペレータはこのディスプレイを見て各種情報を得ながら走行・荷役操作を行うことができるようになっている(下記文献参照)。
【0003】
近年では、荷物を倉庫内のどこに入庫するかやどこに保管されている荷物を出庫するかといった情報を管理機からオペレータへ知らせることが行われており、例えば下記文献に記載されているように、管理機からの入出庫指示を表示するためのディスプレイが設けられることがある。また、フォークに荷物を搭載した状態では荷物によりオペレータの視界が遮られることから、例えば下記文献に記載されているように、カメラを設け、このカメラからの映像を運転席に設けられたディスプレイに表示させることも行われている。
【0004】
【文献1】
特開平9−86895号公報
【文献2】
特開平7−112899号公報
【文献3】
特開平10−236799号公報
【文献4】
実開平5−54496号公報
【文献5】
特開2001−310898号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のフォークリフトに備えられるディスプレイの大きさは、ステアリングハンドルや操作レバーなど運転席付近に設けられる他の機器との配置関係から制限されたものとなっているため、一度に多くの情報を見易く表示させることが困難であるという問題があった。また、ディスプレイ自体によってオペレータの視界を妨げることがないよう配置される結果、必ずしもディスプレイがオペレータから見易い位置に配置されないという問題もあった。
【0006】
複数のディスプレイを設けることによれば一度に表示可能な情報量を増やすことができるが、その分配置上の制約を強く受けることになり、配置の仕方によっては複数のディスプレイを同時に見ることができなくなるなど、反ってディスプレイを見にくくしてしまうという問題がある。
【0007】
そこで本発明は、他の機器の配置を制約したりオペレータの視界を妨げたりすることなく車両情報や作業情報を表示でき、オペレータが必要な情報を容易に取得できるフォークリフトを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、運転席の前方を覆うように設けられた透明なフロントウインドまたは運転席の後方を覆うように設けられた透明なリヤウインドに、透明なディスプレイを備え、該ディスプレイの表示面が運転席に対向するように配された構成としている。
【0009】
ここで、ディスプレイの表示面が運転席に対向している状態とは、運転席がディスプレイの表示面からの法線方向にある状態はもちろんのこと、運転席からオペレータがディスプレイの表示面を充分に見ることができる状態をも含むものである。従って、ディスプレイの表示面が運転席に対向するようになされることによって、少なくとも運転席にいるオペレータはディスプレイの表示面に表示される絵や文字、記号などを確実に視認することができる。また、フロントウインドまたはリヤウインドにディスプレイを備えるとは、フロントウインドまたはリヤウインドを利用してディスプレイを構成することを含むものである。
【0010】
このような本発明によれば、ディスプレイが他の機器の配置を制約したり、ディスプレイの配置が他の機器によって制約されたりするようなことはなく、例えば運転席にいるオペレータの真正面位置といったようにオペレータの見易い位置にディスプレイを配することが可能である。また、ディスプレイ自体が透明であるので、オペレータはディスプレイ及びフロントウインドまたはリヤウインドを透して前方または後方を見ることができ、視界が妨げられるようなことはない。加えて、フロントウインドまたはリヤウインドによりオペレータの顔に風などが直接当たることが防がれるので、オペレータにとってディスプレイを見易い状況とすることができる。
【0011】
本発明において、フロントウインドまたはリヤウインドは平板状または曲板状に形成されると共に、その表面が運転席に対向するように設けられたものである場合、ディスプレイを、フロントウインドまたはリヤウインドの表面(例えば、運転席側表面)に一体的に備えることで、ディスプレイの表示面が運転席に対向するように配することができる。そして、例えばフロントウインドまたはリヤウインドの表面全体にディスプレイを備えるようにして広い表示領域を確保するなど、フロントウインドまたはリヤウインドの大きさに合せてディスプレイの大きさを設定することが可能である。もちろん、フロントウインドまたはリヤウインドの表面全体にディスプレイを備えたとしても、ディスプレイ自体は透明であるから、オペレータの視界が妨げられ運転や作業に支障を来たすことはない。さらに、フロントウインドまたはリヤウインドとディスプレイとが一体化された構成とすることで、取付作業性が向上すると共に、フロントウインドやリヤウインドは元々充分な強度を有するものであるから、フロントウインドまたはリヤウインドによってディスプレイを保護することができるという効果が得られる。
【0012】
ところで、フロントウインドまたはリヤウインドとディスプレイとの一体化は、ディスプレイを、透明なガラスまたは樹脂で成形されたフロントウインドまたはリヤウインドを基板として、該基板に透明電極と有機薄膜とを積層させて形成された有機エレクトロルミネッセンス素子により構成することで実現することができる。このようにディスプレイを有機エレクトロルミネッセンス素子を利用した構成とすれば、高輝度・高コントラストであり、かつ効率や信頼性も高いディスプレイとすることができ、見易さ並びに使い易さの向上を図ることができる。また、有機エレクトロルミネッセンス素子に限らず、フロントウインドまたはリヤウインドを利用してディスプレイを構成するようにすれば、より好適な一体化を図ることができる。
【0013】
なお、フォークリフトには各種ランプが設けられるところ、フロントウインドは、少なくとも車体前方を照らすヘッドランプまたは進行方向を示すターンシグナルランプと一体化構造とすることができ、リヤウインドは、少なくとも車体後方を照らすリヤランプ、制動を表すブレーキランプ、または進行方向を示すターンシグナルランプと一体化構造とすることができる。このようにディスプレイを備えたフロントウインドまたはリヤウインドと各種ランプとを一体化構造とすれば、取付作業性が向上し配線作業などが容易に行えるようになるという効果が得られる。
【0014】
また、本発明において、ディスプレイの表示/非表示の切換え、またはディスプレイに表示される情報の選択を行うための操作手段を備える構成とすることができる。ディスプレイの表示/非表示の切換える操作手段を備えるようにすれば、オペレータは必要に応じて操作手段を操作してディスプレイを表示させたり非表示にしたりすることができる。これにより、例えばディスプレイを非表示とすれば、ディスプレイ自体は透明であるから、オペレータはディスプレイ全体を透して運転席から見てディスプレイの向こう側の様子を見通すことができる。また、ディスプレイに表示される情報の選択を行うための操作手段を備えるようにすれば、オペレータは操作手段を操作して必要な情報のみディスプレイに表示されるようにすることができる。すなわち、本発明によれば広い表示領域を確保することができるものの、仮にディスプレイ全体に一度に多くの情報が表示されてしまうと、この表示によりオペレータの視界が遮られることになる。そのため、例えば多くの情報が必要であるときには表示可能な情報を全て表示させ、そうでないときには必要最小限の情報のみ表示させるといった具合に、表示される情報を選択することで、本発明に係るディスプレイをより有効的に使用することができる。なお、上記操作手段は、操作スイッチやタッチパネル、トラックパッドなどで構成することができ、運転席付近のオペレータが操作し易い位置に設けるようにすればよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をフォークリフトの一種であるリーチ型バッテリフォークリフトに適用した実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図1は本実施の形態に係るリーチ式バッテリフォークリフトの斜視図、図2はフロントウインドユニットの分解斜視図、図3はディスプレイの断面図である。
【0016】
図1に示すように、リーチ型バッテリフォークリフトの車体1には左右一対で前方に突出されたリーチレッグ2が備えられ、このリーチレッグ2の前端部分にはそれぞれ前輪3が回転自在に設けられると共に、図示しないフォークを備えたマストがこのリーチレッグ2に沿って前後方向へ進退動作するようになされている。また、車体1の後方位置には操舵輪を兼ねた駆動輪4と従動輪5とが設けられ、従動輪5の直上にはオペレータが搭乗するための運転席6が設けられている。図1において、7は運転席6の左方に設けられたステアリングハンドル、8は運転席6の前方に設けられた操作レバーを示しており、これら運転席6、ステアリングハンドル7及び操作レバー8の上方を覆うようにヘッドガード9が設けられている。また、車体1には、駆動源であるバッテリ(図示せず)や、後述するディスプレイ15などを制御するコントローラ10などが搭載されている。
【0017】
ヘッドガード9は、図1に示すように左右の支柱部分と格子状に形成された天井部分とで構成されており、車体1に固定された支柱部分が天井部分を片持ち支持するようになっている。そして、このヘッドガード9の左右の支柱部分の間に、フロントウインドユニット11が嵌め込まれて取り付けられるようになっている。
【0018】
図2に示すように、フロントウインドユニット11は、左右のサイドフレーム12と、両サイドフレーム12の下端を連結するロアフレーム13と、両サイドフレーム12の上端を連結するアッパフレーム14と、これら各フレームに四方を囲まれて固定される透明なディスプレイ15とで構成されており、例えばサイドフレーム12がボルト等でヘッドガード9の支柱部分に固定され、アッパフレーム14がボルト等でヘッドガード9の天井部分に固定されることで、ヘッドガード9に取り付けられるようになっている。なお、さらにロアフレーム13がボルト等で車体1に固定されるようにしてもよい。左右のサイドフレーム12は上端部が後方へ屈曲形成されており、この屈曲部分にはそれぞれヘッドランプ16が設けられている。これにより、ヘッドガード9へ取付ける際、ヘッドランプ16を個別に取付ける手間が省け取付作業性が向上すると共に、ディスプレイ15への配線作業とヘッドランプ16への配線作業を一時に行うことができる。なお、各フレームは中空状に形成されており、内部にディスプレイ15やヘッドランプ16への配線(図示せず)を通すことができるようになされている。
【0019】
ディスプレイ15は、図3に断面図で示すような積層構造の有機エレクトロルミネッセンス素子Eにより構成されている。有機エレクトロルミネッセンス素子Eは、ガラス基板17と、透明電極18a,18bと、正孔輸送層19と、発光層20と、電子注入層21とから成っており、ガラス基板17の運転席側表面から、陽極18a、正孔輸送層19、発光層20、電子注入層21、陰極18bの順に積層されている。また、本実施の形態のディスプレイ15はカラーディスプレイであり、発光層20は、赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)に対応する発光材料を各々個別に蒸着させることにより形成されている。さらに、本実施の形態ではディスプレイ15を保護するため、陰極18bの外表面(運転席側表面)上とガラス基板17の外表面(マスト側表面)上とに、それぞれ透明な保護フィルム22が貼付されている。なお、各色の発光材料を用いず、単色の発光材料とカラーフィルターを用いてカラーディスプレイを構成してもよい。
【0020】
さて、透明電極18a,18b間に電圧が印加されると、陽極18aからの正孔が正孔輸送層19を通って発光層20へ注入され、陰極18bからの電子が電子注入層21を通って発光層20へ注入される。このようにして注入された正孔と電子とが発光層20中で再結合すると、その際に発生するエネルギーにより発光層20が励起され、発光層20を成す発光材料に応じた色で発光層20は発光する。発光層20で発生した光は、一方では正孔輸送層19、陽極18a、ガラス基板17、及び保護フィルム22を通って外部へと出て行き、他方では電子注入層21、陰極18b、及び保護フィルム22を通って外部へと出て行く。つまり、コントローラ10が印加電圧を制御して上記の発光現象を画素毎に起こさせることで、ディスプレイ15にオペレータの視認可能な画像が表示されることになり、オペレータはこの画像を見ることができる。
【0021】
このとき、各層とも光透過性を有しディスプレイ15自体は透明であることから、オペレータはディスプレイ15の画像が表示されていない部分を透して前方を見ることが可能である。従って、オペレータは、ディスプレイ15を透しての実像とディスプレイ15に表示される画像とを同時に見て、より多くの視覚的情報を得ることが可能である。特に、マストなどによって遮られた視界を補うためにカメラを備える場合、このカメラで撮影される映像を、画像処理手段により運転席6から見ている映像であるかの如くディスプレイ15に表示させることにより、不自然さなく視界を改善することも可能である。
【0022】
ところで、図1には示されていないが、本実施の形態に係るリーチ型バッテリフォークリフトの運転席6付近には、ディスプレイ15の表示/非表示を切り換えるためのON/OFF式の操作スイッチが設けられている。そこで、オペレータは、情報が必要であるときにはこの操作スイッチをON操作してディスプレイ15に表示させ、不要であるときにはこの操作スイッチをOFF操作してディスプレイ15を非表示とすることができる。このようにしてディスプレイ15を非表示とすれば、ディスプレイ15自体は透明であることから、オペレータはディスプレイ15全体を透して運転席6から見てディスプレイ15の向こう側の様子を見通すことができるようになる。なお、操作スイッチは、ディスプレイ15全体の表示/非表示を切り換えるためのものであっても、各情報ごとまたは予め区画されたディスプレイ15の表示領域ごとに表示/非表示を切り換えるためのものであってもよい。特に、後者の操作スイッチとすれば、例えば各情報ごとまたは表示領域ごとに表示/非表示を切り換えることによって、オペレータは表示される情報を選択することができ、その時々で必要な情報のみを表示させることが可能となる。
【0023】
従来は種々の制約から表示領域の小さなディスプレイを使用せざるを得なかったが、本実施の形態によれば、数十インチの表示領域を有するディスプレイ15としてこれにバッテリの残存容量や走行速度などの車両情報や入出庫指示などの作業情報を同時に数多く、かつ見易く表示させることができる。しかも、このような表示領域の広いディスプレイ15であるにも拘わらず、前方視界が遮られたり他の機器の配置が制約されたりすることはない。また、有機エレクトロルミネッセンス素子Eを利用することで、高輝度・高コントラストであり、かつ効率や信頼性も高いディスプレイを構成することができ、見易さ並びに使い易さの向上を図ることができる。さらに、充分な表示領域が確保されるので、例えばディスプレイ15の外周付近の領域には走行速度や入出庫指示などの情報を常時表示させるようにし、ディスプレイ15の中央付近の領域にはオペレータに対し注意を促す表示や警告表示を必要に応じて表示させるようにする、といった具合に、これまでにないディスプレイの活用方法を実施することが可能となる。
【0024】
ところで、上記の実施の形態では、ディスプレイ15として有機ルミネッセンス素子Eを用いたものとしているが、これに限らず、本発明における透明なディスプレイとして他のシースルー型ディスプレイを用いることも可能である。また、有機ルミネッセンス素子Eを用いる場合であっても、上記の実施の形態のようにディスプレイ15全体を上記積層構造とする必要はなく、例えば図4に示すように、略コ字形の領域Aを上記積層構造として画像表示に利用し、他の部分についてはガラス基板17のみとして画像表示に利用しないようするなど必要に応じて表示領域を設定すればよい。さらに、上記の実施の形態では、フロントウインドユニット11を嵌込み式としているが、これに限らず、例えば図5に示すように、ヘッドガード9に重ね合わせるようにして取付けるフロントウインドユニット30としてもよく、図5の例では上記の実施の形態よりも左右幅の広いディスプレイとすることができる。
【0025】
上記の実施の形態では、フロントウインドにディスプレイを備えたものについて説明したが、本発明はこれに限らず、例えばリヤウインドに適用することも可能である。フォークに積載した荷物によって前方視界が遮られ前進にて荷物を搬送することが困難である場合には、後進により荷物を搬送することがあるが、このときオペレータは車両の後方を見ながら車両を後進させる操作を行うことになる。そこで、車両を後進させる操作がなされた際には、車両情報や作業情報をリヤウインドに備えられたディスプレイに表示させることにより、オペレータは後進中にも必要な情報を取得できるようになる。また、本発明は、フロントウインドやリヤウインドを備えていない既存のフォークリフトに適用することも可能であり、その際には上記の実施の形態と同様の作用・効果を得ることができる。
【0026】
また、上記の実施の形態における表示/非表示を切り換える操作スイッチに代えて、あるいは加えて、ディスプレイ15の画像が表示されている部分を透して前方を見ることができるように、画像の表示濃度を調節するボリュームスイッチなどを設けることも可能である。さらに加えて、ディスプレイ15上で各種情報が表示される順序や位置などをオペレータの好みに合せられるように、表示内容を変更する手段を設けることも可能であり、これらによれば、ディスプレイ15をより有効的に使用することができる。
【0027】
なお、本発明は上記の実施の形態で示したリーチ型フォークリフトに限らず、カウンタバランス型フォークリフトやオーダーピッキングピッキングトラックといった他の形態のフォークリフトにも適用することができ、また、ディスプレイの形状や取付け構造をフォークリフトの形態に合せて適宜変更して実施することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、ディスプレイが他の機器の配置を制約したり、ディスプレイの配置が他の機器によって制約されたりするようなことがなく、またディスプレイ自体によって視界が遮られることがないので、例えば運転席にいるオペレータの真正面位置といったように、従来のディスプレイでは実質的に配置不可能であった位置にディスプレイを配することが可能である。
【0029】
特に、ディスプレイを、フロントウインドまたはリヤウインドの表面全体に一体的に備えるようにすれば、広大な表示領域を確保でき、車両情報や作業情報を同時に数多く、かつ見易く表示させることが可能となる他、これまでにないディスプレイの活用方法を実施することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るバッテリフォークリフトを示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態における要部を一部分解して示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態におけるディスプレイを示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車体
6 運転席
9 ヘッドガード
11 フロントウインドユニット
15 ディスプレイ
16 ヘッドランプ
17 ガラス基板(フロントウインド)
18a 陽電極
18b 陰電極
19 正孔輸送層
20 発光層
21 電子注入層
30 フロントウインドユニット

Claims (3)

  1. 運転席の前方を覆うように設けられた透明なフロントウインドまたは運転席の後方を覆うように設けられた透明なリヤウインドに、透明なディスプレイを備え、該ディスプレイの表示面が運転席に対向するように配されていることを特徴とするフォークリフト。
  2. 前記ディスプレイは、透明なガラスまたは樹脂で成形されたフロントウインドまたはリヤウインドを基板として、該基板に透明電極と有機薄膜とを積層させて形成された有機エレクトロルミネッセンス素子により構成されていることを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。
  3. 前記ディスプレイの表示/非表示の切換え、または前記ディスプレイに表示される情報の選択を行うための操作手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフォークリフト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2412661A1 (de) * 2010-07-30 2012-02-01 Linde Material Handling GmbH Flurförderzeug mit einer Anzeigeeinrichtung
EP2518009A1 (de) * 2011-04-27 2012-10-31 STILL GmbH Flurförderzeug
EP3486209A1 (de) 2017-11-20 2019-05-22 STILL GmbH Flurförderzeug mit transparentem display im fahrerschutzdach

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