JP2004188389A - 破砕機及びその破砕機の組立方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホッパと供給フィーダの車体への組立作業性を向上できる破砕機及びその破砕機の組立方法を提供する。
【解決手段】ホッパ(4)と供給フィーダ(5)との互いに対向する部位に、両者間を仮組するための仮組部(12a,11a)を備える。フィーダ本体に加振機(6)を取り付けて供給フィーダ(5)を一体構成品とする工程と、次に該供給フィーダ(5)上にホッパ(4)を両仮組部(11a,12a)を位置合わせして載置し、両仮組部間を連結して仮組する工程と、次に供給フィーダ(5)及びホッパ(4)の仮組状態でホッパ(4)をクレーンで吊上げた後、車体フレーム(8)上に設置された緩衝部材(9)の上に供給フィーダ(5)を載置する工程と、次にホッパ(4)を車体フレーム(8)上に載置して固定する工程と、供給フィーダ(5)及びホッパ(5)間を連結した連結部材(14)を取外す工程とを有する破砕機の組立方法とする。
【選択図】 図2
【解決手段】ホッパ(4)と供給フィーダ(5)との互いに対向する部位に、両者間を仮組するための仮組部(12a,11a)を備える。フィーダ本体に加振機(6)を取り付けて供給フィーダ(5)を一体構成品とする工程と、次に該供給フィーダ(5)上にホッパ(4)を両仮組部(11a,12a)を位置合わせして載置し、両仮組部間を連結して仮組する工程と、次に供給フィーダ(5)及びホッパ(4)の仮組状態でホッパ(4)をクレーンで吊上げた後、車体フレーム(8)上に設置された緩衝部材(9)の上に供給フィーダ(5)を載置する工程と、次にホッパ(4)を車体フレーム(8)上に載置して固定する工程と、供給フィーダ(5)及びホッパ(5)間を連結した連結部材(14)を取外す工程とを有する破砕機の組立方法とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被破砕物ホッパと、該ホッパの下方に設けられた供給フィーダとを備えた破砕機、及びその破砕機の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図4に示すように、被破砕物を破砕するジョークラッシャ等の破砕装置3を下部走行体2上に搭載した移動式破砕機1には、下部走行体2上に取り付けた本体フレーム8に、被破砕物を貯溜するホッパ4と、該ホッパ4の下方に設けられ、被破砕物を前記破砕装置3に供給する篩付きの供給フィーダ5とを備えているものがある。前記供給フィーダ5はその下面部に加振機6を備えており、該加振機6の振動によって被破砕物を破砕装置3へ搬送し供給している。このため、供給フィーダ5は、図5,図6に示すように、前部左右及び後部が、本体フレーム8に取り付けた複数の緩衝用のスプリング9上に載置され支持されている。前記ホッパ4は、その左右の側面部に有する支持部4aを介して本体フレーム8上に載置され、ボルト7で取り付けている。
【0003】
一方、移動式破砕機の分解、組立性を向上するため、各機能別ユニットを着脱自在に構成してなるものが特許文献1に記載されており、図7、図8はそれぞれ同文献に記載された移動式破砕機の側面図、及び同破砕機の機能別ユニットの構成を示す分解図である。図7、図8において、移動式破砕機は、走行装置52を有するフレーム53の後部に、エンジン、冷却装置、電装、油圧ポンプ、油圧操作弁、電磁弁などからなるパワーユニット54が搭載されている。フレーム53の中央部には、クラッシャ本体61に駆動モータ62を搭載したクラッシャユニット60が搭載されている。フレーム53の前部には、ホッパ・フィーダユニット70が搭載され、ホッパ・フィーダユニット70の下方には磁選機74が吊着されており、その下方にはベルトコンベヤ76が吊着されている。走行装置52を有するフレーム53、及びベルトコンベヤ76を吊着するブラケット75等により、フレームユニット51が構成されている。ホッパ・フィーダユニット70は、ホッパフレーム71、ホッパ72、フィーダ73より構成されており、ホッパフレーム71はフレーム53の前部に図示しないボルトで締着される。また、パワーユニット54及びクラッシャユニット60はそれぞれフレーム53の後部及び中央部に図示しないボルトで締着される。
【0004】
ところで、図4〜図6に示した移動式破砕機1において、ホッパ4及び供給フィーダ5を本体フレーム8に載置し組立てるときには、先に供給フィーダ5を図示しないクレーンで吊上げて本体フレーム8上のスプリング9上に載置する。その次に、クレーンを使ってホッパ4を吊上げて前記供給フィーダ5の上方まで運び、徐々にホッパ4を下降させて支持部4aを介して本体フレーム8上に載置し、取り付けている。また、図7、図8に示した移動式破砕機において、ホッパ72及びフィーダ73をホッパフレーム71に載置し組立てるときには、上記同様に先ずフィーダ73をクレーンで吊上げてホッパフレーム71に載置し、次にホッパ72をクレーンで吊上げて上記フィーダ73の上方まで運び、徐々にホッパ72を下降させてホッパフレーム71に載置し、取り付けている。
なお、上記のような自走式破砕機のホッパ及び供給フィーダの組立方法に関する先行技術文献は見当たらない。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−299839号公報(第3頁、第4図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のホッパ及び供給フィーダの組立方法には、以下のような問題が生じている。
ホッパ4及び供給フィーダ5を本体フレーム8に取り付けるとき、またホッパ72及びフィーダ73をホッパフレーム71に取り付けるときには、前述のようにホッパ4及び供給フィーダ5(またはホッパ72及びフィーダ73)を別々にクレーンで吊上げている。このため、クレーンによる吊り作業を2回行わなければならないので、手間がかかり作業性が低下するという問題がある。
また、前述のようにホッパ4(またはホッパ72)をクレーンで吊上げて供給フィーダ5(またはフィーダ73)の上方まで運び、本体フレーム8(またはホッパフレーム71)に載置するときには、例えば図6に示すように、ホッパ4(またはホッパ72)の下端部4dを供給フィーダ5(またはフィーダ73)の上部内側に入れつつ、ホッパ4を下降させて本体フレーム8(またはホッパフレーム71)上に載置するようにしている。このとき、戴置後固定されるホッパ4(またはホッパ72)の下端部側面と戴置後実稼動時に移動運動する供給フィーダ5(またはフィーダ73)の上部内面との隙間Lの許容値は、被破砕物の積み込み容易化のためホッパ高さを極力低くしている為、小さい(例えば30mm程度)ので、上記のホッパ下降作業時には、両者が干渉しないように注意深くクレーン操作する必要があるので、作業性が低下するという問題もある。
【0007】
本発明は、上記の問題点に着目してなされ、ホッパと供給フィーダの車体への組立作業性を向上できる破砕機及びその破砕機の組立方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記目的を達成するため、第1発明は、破砕機において、
被破砕物を破砕する破砕装置と、被破砕物を貯溜するホッパと、該ホッパの下方に設けられ、ホッパ内の被破砕物を前記破砕装置に供給する、振動篩付きの供給フィーダとを備え、前記ホッパと前記供給フィーダとの互いに対向する部位に、両者間を仮組するための仮組部を備えた構成としている。
【0009】
第1発明によると、ホッパと供給フィーダは互いに対向する部位に設けた両仮組部を位置合わせして連結することにより仮組されるので、車体フレームに組付ける時には仮組状態で、前記上方に位置するホッパをクレーンで吊上げるだけで両方を同時に吊上げることが可能となる。このため、1回のクレーン操作でホッパ及び供給フィーダを吊上げて車体フレームに載置することができ、組立作業性を向上できる。また、ホッパ及び供給フィーダを連結した状態でクレーンでの吊上げ、吊下げが行われるので、ホッパを車体フレーム上に載置する際に、ホッパと供給フィーダとの干渉の畏れが無くなる。これにより、ホッパを供給フィーダ上方で吊り下げながら下降させるときの、組立作業性を向上できる。
【0010】
さらに、ホッパと供給フィーダを同一部品メーカで製造し、同部品メーカから運送トレーラ車、船等により破砕機総組立工場まで運搬する場合には、それぞれクレーンを用いた積み込みや積み出しの作業性を向上でき、また運送時に別置きでなく重ねて設置されるので該輸送スペースを狭くできて輸送効率が良い。
【0011】
また、第2発明は、破砕機の組立方法において、
供給フィーダ本体に加振機を取り付けて供給フィーダを一体構成品とする工程と、
次に、該供給フィーダの上にホッパを両仮組部を位置合わせして載置し、前記両仮組部間を連結して仮組する工程と、
次に、前記供給フィーダ及びホッパの仮組状態で該ホッパをクレーンで吊上げた後、車体フレーム上に設置され、かつ前記加振機による振動を緩衝する緩衝部材の上に、前記供給フィーダを載置する工程と、
次に、前記ホッパを車体フレーム上に載置して固定する工程と、
前記供給フィーダ及びホッパ間を連結した仮組部連結部材を取外す工程とを有する方法としている。
【0012】
第2発明によると、ホッパと供給フィーダは両仮組部を位置合わせした後に連結して仮組され、この仮組状態で両者が同時に吊上げられ、車体フレームに載置し取り付けることが可能となる。このため、1回のクレーン操作だけでホッパ及び供給フィーダを吊上げて車体フレームに載置することができるので、組立作業性を向上できる。また、ホッパ及び供給フィーダを連結した状態でクレーンでの吊上げ、吊下げが行われるので、ホッパに対する供給フィーダの位置が正確に位置決めされており、ホッパを車体フレーム上に載置する際に、ホッパと供給フィーダとの干渉の畏れが無くなる。これにより、組立作業性を向上できる。
【0013】
さらに、供給フィーダを緩衝部材の上に載置すると、供給フィーダの重量と前記緩衝部材の付勢力とがバランスするまで供給フィーダは下降したら停止し、この後、ホッパは車体フレーム上に載置されるまでさらに下降し、この間の下降距離分だけ仮組部の連結部材が緩むことになる。これにより、該連結部材を取外す作業が容易となり、さらに組立作業性を向上できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る破砕機の要部側面図であり、ホッパ及び供給フィーダ部の側面図を表している。また図2は、図1のX視一部断面図である。図1、図2において、供給フィーダ5は内部に図示しない篩を備えた容器状を成しており、その下面部に加振機6を取り付けている。供給フィーダ5の左右側面部5aの上端部には、左右側方に略水平に張り出して上端面部11が車両前後方向の供給フィーダ5全長に亘って形成されており、この上端面部11の少なくとも前後2個所(本実施形態では2個所)に貫通孔11aが形成されている。また、ホッパ4は、傾斜した側面4bを有する上部部材と、該上部部材の下端部に設けた下部筒状体4cとを有し、上部部材の側面4bの外面には車両前後方向に複数の略コの字状リブ体12が固着されており、この複数の略コの字状リブ体12のうち、前記供給フィーダ5の上端面部11の貫通孔11aと対向する部位に貫通孔12aが形成され、該貫通孔12aの部位の前記リブ体12内側にはナット13が溶接等により取り付けられている。供給フィーダ5をスプリング9上に載置すると共に、上記両貫通孔11a,12aの位置を合わせて、ホッパ4を支持部4aを介して本体フレーム8上に載置したときに、供給フィーダ5の左右側面部5a及び前後側面部(図示せず)の内面と、ホッパ4の下部筒状体4cの外面との隙間Lが所定の許容長さ以内となるように、これらの供給フィーダ5側の貫通孔11a及びホッパ4側の貫通孔12aの位置は予め設定されている。
【0016】
図3は、ホッパ4及び供給フィーダ5の組立方法の説明図であり、図3を参照してこの組立方法を以下に説明する。
(1)先ず、供給フィーダ5及びホッパ4をそれぞれ別個に一体構成品(アセンブリ)として組立てる。供給フィーダ5は所定高さを有する架台上に載置されており、供給フィーダ5の下面部に加振機6を取り付ける。
(2)次に、供給フィーダ5の左右側面部5aの上端面部11上に、ホッパ4を載置する。このとき、供給フィーダ5の仮組部である上端面部11の貫通孔11aと、ホッパ4の仮組部である略コの字状リブ体12の貫通孔12aとの位置を一致させる。
(3)次に、ワッシャ15を挿通したボルト14を供給フィーダ5側の貫通孔11aの下方から挿入し、さらにボルト固定用ナット16及びホッパ4側の貫通孔12aを順に挿通して略コの字状リブ体12内側のナット13に螺合し、前記ナット16とナット13で締め付けてボルト14をリブ体12に固定する。これにより、ホッパ4と供給フィーダ5がボルト14で連結される。このとき、ボルト14の頭と前記ナット16との間が所定長さMだけ空くように、ボルト14は緩めた状態で締着される。
【0017】
なお、上記(1)〜(3)が完了した状態で、ホッパ4及び供給フィーダ5の製作工場から、本破砕機の組立工場へ輸送または搬送され、搬入されるものとする。この後、以下のようにして本体フレーム8上に載置される。
【0018】
(4)上記(3)の後に、ホッパ4と供給フィーダ5がボルト14で連結された状態で、クレーンでホッパ4を吊上げて、本体フレーム8の所定位置まで運び、徐々にホッパ4と供給フィーダ5を下降させつつ、供給フィーダ5をスプリング9上に載置させる。この下降につれて、供給フィーダ5の重量がスプリング9にかかり、供給フィーダ5の重量とスプリング9の付勢力とがバランスすると供給フィーダ5はその場で停止する。この後、ホッパ4のみを支持部4aを介して本体フレーム8上に載置されるまで下降させる。この間、ボルト14の頭部は供給フィーダ5の上端面部11よりも所定距離M1(<M)だけ下降する。
(5)ホッパ4の支持部4aを本体フレーム8にボルト7で取り付ける。
(6)ボルト14を緩めて仮組部から取外すと共に、ワッシャ15及びナット16も除去する。
【0019】
上記により、次の効果が得られる。
ホッパと供給フィーダの互いに対向する部位に、両者を仮に連結するための仮組部を設け、ホッパ及び供給フィーダを本体フレームに取り付けるときには、この仮組部を連結部材(実施形態のボルト14)で連結した状態でクレーンで吊上げて取り付けるようにしたため、クレーン操作が1回だけで済み、ホッパ及び供給フィーダの組立作業性を向上できる。
また、ホッパの下端部の外面と供給フィーダの内面との隙間Lが所定の許容値以内に設定された状態で両者が仮組されているため、ホッパ及び供給フィーダを本体フレームに載置するときの位置決めが容易にできると共に、両者間の干渉の畏れが無くなるのでクレーン操作時の作業性が良い。
【0020】
供給フィーダが加振機付きで、緩衝用のスプリング上に載置されている場合には、供給フィーダの重量と上記スプリングの付勢力とがバランスするまで供給フィーダを下降させ、さらにこの後ホッパのみを本体フレームに載置するまで下降させるので、連結部材のボルトの頭部がこのホッパのみの移動距離分だけ供給フィーダの仮組部から離れることになる。このため、本組立作業の終了後に前記ボルトを取外す作業が容易となり、作業性が良い。
【0021】
さらに、ホッパ及び供給フィーダがその生産工場から本破砕機の組立工場内に、それぞれアセンブリ単体として納入されたときに、本体フレームに取り付ける時まで、上記のようにホッパ及び供給フィーダを仮組状態で保管することによって、保管スペースを小さくすることができると共に、ホッパ及び供給フィーダの移動時または組立時のクレーン作業性を向上でき、組立作業性を向上できる。
またさらに、ホッパ及び供給フィーダの製作及びアセンブリを本破砕機の組立工場から遠く離れた他の同一生産工場(他の同一メーカの場合も含む)で行っている場合には、この生産工場から本破砕機の組立工場までの輸送過程で、生産工場から運送トレーラ車へ、運送トレーラ車から船へ、船から運送トレーラ車へ、運送トレーラ車から組立工場へなどのクレーンによる積込作業性の向上、及びこれらの輸送スペースの減少を図ることができる。従って、生産から組立に亘って全体の作業性、輸送効率を向上できる。
【0022】
なお、上記実施形態では仮組のための手段を、ボルトとナットによる連結手段の例で説明したが、これに限定されず、例えば連結ピン(連結部材)と抜け止め部材によるものであっても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る破砕機の要部側面図である。
【図2】図1のX視一部断面図である。
【図3】ホッパ及び供給フィーダの組立方法の説明図である。
【図4】第1の従来技術に係る破砕機の側面図である。
【図5】第1の従来技術に係る破砕機の要部側面図である。
【図6】図5のY視図である。
【図7】第2の従来技術に係る移動式破砕機の側面図である。
【図8】図7の移動式破砕機の機能別ユニットの構成を示す分解図である。
【符号の説明】
1…移動式破砕機、2…下部走行体、3…破砕装置、4…ホッパ、4a…支持部、4b…側面、4c…下部筒状体、4d…下端部、5…供給フィーダ、5a…左右側面部、6…加振機、7…ボルト、8…本体フレーム、9…スプリング、11…上端面部、11a…貫通孔、12…リブ体、12a…貫通孔、13…ナット、14…ボルト、15…ワッシャ、16…ナット、51…フレームユニット、52…走行装置、53…フレーム、54…パワーユニット、60…クラッシャユニット、61…クラッシャ本体、62…駆動モータ、70…ホッパ・フィーダユニット、71…ホッパフレーム、72…ホッパ、73…フィーダ、74…磁選機、75…ブラケット、76…ベルトコンベヤ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、被破砕物ホッパと、該ホッパの下方に設けられた供給フィーダとを備えた破砕機、及びその破砕機の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図4に示すように、被破砕物を破砕するジョークラッシャ等の破砕装置3を下部走行体2上に搭載した移動式破砕機1には、下部走行体2上に取り付けた本体フレーム8に、被破砕物を貯溜するホッパ4と、該ホッパ4の下方に設けられ、被破砕物を前記破砕装置3に供給する篩付きの供給フィーダ5とを備えているものがある。前記供給フィーダ5はその下面部に加振機6を備えており、該加振機6の振動によって被破砕物を破砕装置3へ搬送し供給している。このため、供給フィーダ5は、図5,図6に示すように、前部左右及び後部が、本体フレーム8に取り付けた複数の緩衝用のスプリング9上に載置され支持されている。前記ホッパ4は、その左右の側面部に有する支持部4aを介して本体フレーム8上に載置され、ボルト7で取り付けている。
【0003】
一方、移動式破砕機の分解、組立性を向上するため、各機能別ユニットを着脱自在に構成してなるものが特許文献1に記載されており、図7、図8はそれぞれ同文献に記載された移動式破砕機の側面図、及び同破砕機の機能別ユニットの構成を示す分解図である。図7、図8において、移動式破砕機は、走行装置52を有するフレーム53の後部に、エンジン、冷却装置、電装、油圧ポンプ、油圧操作弁、電磁弁などからなるパワーユニット54が搭載されている。フレーム53の中央部には、クラッシャ本体61に駆動モータ62を搭載したクラッシャユニット60が搭載されている。フレーム53の前部には、ホッパ・フィーダユニット70が搭載され、ホッパ・フィーダユニット70の下方には磁選機74が吊着されており、その下方にはベルトコンベヤ76が吊着されている。走行装置52を有するフレーム53、及びベルトコンベヤ76を吊着するブラケット75等により、フレームユニット51が構成されている。ホッパ・フィーダユニット70は、ホッパフレーム71、ホッパ72、フィーダ73より構成されており、ホッパフレーム71はフレーム53の前部に図示しないボルトで締着される。また、パワーユニット54及びクラッシャユニット60はそれぞれフレーム53の後部及び中央部に図示しないボルトで締着される。
【0004】
ところで、図4〜図6に示した移動式破砕機1において、ホッパ4及び供給フィーダ5を本体フレーム8に載置し組立てるときには、先に供給フィーダ5を図示しないクレーンで吊上げて本体フレーム8上のスプリング9上に載置する。その次に、クレーンを使ってホッパ4を吊上げて前記供給フィーダ5の上方まで運び、徐々にホッパ4を下降させて支持部4aを介して本体フレーム8上に載置し、取り付けている。また、図7、図8に示した移動式破砕機において、ホッパ72及びフィーダ73をホッパフレーム71に載置し組立てるときには、上記同様に先ずフィーダ73をクレーンで吊上げてホッパフレーム71に載置し、次にホッパ72をクレーンで吊上げて上記フィーダ73の上方まで運び、徐々にホッパ72を下降させてホッパフレーム71に載置し、取り付けている。
なお、上記のような自走式破砕機のホッパ及び供給フィーダの組立方法に関する先行技術文献は見当たらない。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−299839号公報(第3頁、第4図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のホッパ及び供給フィーダの組立方法には、以下のような問題が生じている。
ホッパ4及び供給フィーダ5を本体フレーム8に取り付けるとき、またホッパ72及びフィーダ73をホッパフレーム71に取り付けるときには、前述のようにホッパ4及び供給フィーダ5(またはホッパ72及びフィーダ73)を別々にクレーンで吊上げている。このため、クレーンによる吊り作業を2回行わなければならないので、手間がかかり作業性が低下するという問題がある。
また、前述のようにホッパ4(またはホッパ72)をクレーンで吊上げて供給フィーダ5(またはフィーダ73)の上方まで運び、本体フレーム8(またはホッパフレーム71)に載置するときには、例えば図6に示すように、ホッパ4(またはホッパ72)の下端部4dを供給フィーダ5(またはフィーダ73)の上部内側に入れつつ、ホッパ4を下降させて本体フレーム8(またはホッパフレーム71)上に載置するようにしている。このとき、戴置後固定されるホッパ4(またはホッパ72)の下端部側面と戴置後実稼動時に移動運動する供給フィーダ5(またはフィーダ73)の上部内面との隙間Lの許容値は、被破砕物の積み込み容易化のためホッパ高さを極力低くしている為、小さい(例えば30mm程度)ので、上記のホッパ下降作業時には、両者が干渉しないように注意深くクレーン操作する必要があるので、作業性が低下するという問題もある。
【0007】
本発明は、上記の問題点に着目してなされ、ホッパと供給フィーダの車体への組立作業性を向上できる破砕機及びその破砕機の組立方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記目的を達成するため、第1発明は、破砕機において、
被破砕物を破砕する破砕装置と、被破砕物を貯溜するホッパと、該ホッパの下方に設けられ、ホッパ内の被破砕物を前記破砕装置に供給する、振動篩付きの供給フィーダとを備え、前記ホッパと前記供給フィーダとの互いに対向する部位に、両者間を仮組するための仮組部を備えた構成としている。
【0009】
第1発明によると、ホッパと供給フィーダは互いに対向する部位に設けた両仮組部を位置合わせして連結することにより仮組されるので、車体フレームに組付ける時には仮組状態で、前記上方に位置するホッパをクレーンで吊上げるだけで両方を同時に吊上げることが可能となる。このため、1回のクレーン操作でホッパ及び供給フィーダを吊上げて車体フレームに載置することができ、組立作業性を向上できる。また、ホッパ及び供給フィーダを連結した状態でクレーンでの吊上げ、吊下げが行われるので、ホッパを車体フレーム上に載置する際に、ホッパと供給フィーダとの干渉の畏れが無くなる。これにより、ホッパを供給フィーダ上方で吊り下げながら下降させるときの、組立作業性を向上できる。
【0010】
さらに、ホッパと供給フィーダを同一部品メーカで製造し、同部品メーカから運送トレーラ車、船等により破砕機総組立工場まで運搬する場合には、それぞれクレーンを用いた積み込みや積み出しの作業性を向上でき、また運送時に別置きでなく重ねて設置されるので該輸送スペースを狭くできて輸送効率が良い。
【0011】
また、第2発明は、破砕機の組立方法において、
供給フィーダ本体に加振機を取り付けて供給フィーダを一体構成品とする工程と、
次に、該供給フィーダの上にホッパを両仮組部を位置合わせして載置し、前記両仮組部間を連結して仮組する工程と、
次に、前記供給フィーダ及びホッパの仮組状態で該ホッパをクレーンで吊上げた後、車体フレーム上に設置され、かつ前記加振機による振動を緩衝する緩衝部材の上に、前記供給フィーダを載置する工程と、
次に、前記ホッパを車体フレーム上に載置して固定する工程と、
前記供給フィーダ及びホッパ間を連結した仮組部連結部材を取外す工程とを有する方法としている。
【0012】
第2発明によると、ホッパと供給フィーダは両仮組部を位置合わせした後に連結して仮組され、この仮組状態で両者が同時に吊上げられ、車体フレームに載置し取り付けることが可能となる。このため、1回のクレーン操作だけでホッパ及び供給フィーダを吊上げて車体フレームに載置することができるので、組立作業性を向上できる。また、ホッパ及び供給フィーダを連結した状態でクレーンでの吊上げ、吊下げが行われるので、ホッパに対する供給フィーダの位置が正確に位置決めされており、ホッパを車体フレーム上に載置する際に、ホッパと供給フィーダとの干渉の畏れが無くなる。これにより、組立作業性を向上できる。
【0013】
さらに、供給フィーダを緩衝部材の上に載置すると、供給フィーダの重量と前記緩衝部材の付勢力とがバランスするまで供給フィーダは下降したら停止し、この後、ホッパは車体フレーム上に載置されるまでさらに下降し、この間の下降距離分だけ仮組部の連結部材が緩むことになる。これにより、該連結部材を取外す作業が容易となり、さらに組立作業性を向上できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る破砕機の要部側面図であり、ホッパ及び供給フィーダ部の側面図を表している。また図2は、図1のX視一部断面図である。図1、図2において、供給フィーダ5は内部に図示しない篩を備えた容器状を成しており、その下面部に加振機6を取り付けている。供給フィーダ5の左右側面部5aの上端部には、左右側方に略水平に張り出して上端面部11が車両前後方向の供給フィーダ5全長に亘って形成されており、この上端面部11の少なくとも前後2個所(本実施形態では2個所)に貫通孔11aが形成されている。また、ホッパ4は、傾斜した側面4bを有する上部部材と、該上部部材の下端部に設けた下部筒状体4cとを有し、上部部材の側面4bの外面には車両前後方向に複数の略コの字状リブ体12が固着されており、この複数の略コの字状リブ体12のうち、前記供給フィーダ5の上端面部11の貫通孔11aと対向する部位に貫通孔12aが形成され、該貫通孔12aの部位の前記リブ体12内側にはナット13が溶接等により取り付けられている。供給フィーダ5をスプリング9上に載置すると共に、上記両貫通孔11a,12aの位置を合わせて、ホッパ4を支持部4aを介して本体フレーム8上に載置したときに、供給フィーダ5の左右側面部5a及び前後側面部(図示せず)の内面と、ホッパ4の下部筒状体4cの外面との隙間Lが所定の許容長さ以内となるように、これらの供給フィーダ5側の貫通孔11a及びホッパ4側の貫通孔12aの位置は予め設定されている。
【0016】
図3は、ホッパ4及び供給フィーダ5の組立方法の説明図であり、図3を参照してこの組立方法を以下に説明する。
(1)先ず、供給フィーダ5及びホッパ4をそれぞれ別個に一体構成品(アセンブリ)として組立てる。供給フィーダ5は所定高さを有する架台上に載置されており、供給フィーダ5の下面部に加振機6を取り付ける。
(2)次に、供給フィーダ5の左右側面部5aの上端面部11上に、ホッパ4を載置する。このとき、供給フィーダ5の仮組部である上端面部11の貫通孔11aと、ホッパ4の仮組部である略コの字状リブ体12の貫通孔12aとの位置を一致させる。
(3)次に、ワッシャ15を挿通したボルト14を供給フィーダ5側の貫通孔11aの下方から挿入し、さらにボルト固定用ナット16及びホッパ4側の貫通孔12aを順に挿通して略コの字状リブ体12内側のナット13に螺合し、前記ナット16とナット13で締め付けてボルト14をリブ体12に固定する。これにより、ホッパ4と供給フィーダ5がボルト14で連結される。このとき、ボルト14の頭と前記ナット16との間が所定長さMだけ空くように、ボルト14は緩めた状態で締着される。
【0017】
なお、上記(1)〜(3)が完了した状態で、ホッパ4及び供給フィーダ5の製作工場から、本破砕機の組立工場へ輸送または搬送され、搬入されるものとする。この後、以下のようにして本体フレーム8上に載置される。
【0018】
(4)上記(3)の後に、ホッパ4と供給フィーダ5がボルト14で連結された状態で、クレーンでホッパ4を吊上げて、本体フレーム8の所定位置まで運び、徐々にホッパ4と供給フィーダ5を下降させつつ、供給フィーダ5をスプリング9上に載置させる。この下降につれて、供給フィーダ5の重量がスプリング9にかかり、供給フィーダ5の重量とスプリング9の付勢力とがバランスすると供給フィーダ5はその場で停止する。この後、ホッパ4のみを支持部4aを介して本体フレーム8上に載置されるまで下降させる。この間、ボルト14の頭部は供給フィーダ5の上端面部11よりも所定距離M1(<M)だけ下降する。
(5)ホッパ4の支持部4aを本体フレーム8にボルト7で取り付ける。
(6)ボルト14を緩めて仮組部から取外すと共に、ワッシャ15及びナット16も除去する。
【0019】
上記により、次の効果が得られる。
ホッパと供給フィーダの互いに対向する部位に、両者を仮に連結するための仮組部を設け、ホッパ及び供給フィーダを本体フレームに取り付けるときには、この仮組部を連結部材(実施形態のボルト14)で連結した状態でクレーンで吊上げて取り付けるようにしたため、クレーン操作が1回だけで済み、ホッパ及び供給フィーダの組立作業性を向上できる。
また、ホッパの下端部の外面と供給フィーダの内面との隙間Lが所定の許容値以内に設定された状態で両者が仮組されているため、ホッパ及び供給フィーダを本体フレームに載置するときの位置決めが容易にできると共に、両者間の干渉の畏れが無くなるのでクレーン操作時の作業性が良い。
【0020】
供給フィーダが加振機付きで、緩衝用のスプリング上に載置されている場合には、供給フィーダの重量と上記スプリングの付勢力とがバランスするまで供給フィーダを下降させ、さらにこの後ホッパのみを本体フレームに載置するまで下降させるので、連結部材のボルトの頭部がこのホッパのみの移動距離分だけ供給フィーダの仮組部から離れることになる。このため、本組立作業の終了後に前記ボルトを取外す作業が容易となり、作業性が良い。
【0021】
さらに、ホッパ及び供給フィーダがその生産工場から本破砕機の組立工場内に、それぞれアセンブリ単体として納入されたときに、本体フレームに取り付ける時まで、上記のようにホッパ及び供給フィーダを仮組状態で保管することによって、保管スペースを小さくすることができると共に、ホッパ及び供給フィーダの移動時または組立時のクレーン作業性を向上でき、組立作業性を向上できる。
またさらに、ホッパ及び供給フィーダの製作及びアセンブリを本破砕機の組立工場から遠く離れた他の同一生産工場(他の同一メーカの場合も含む)で行っている場合には、この生産工場から本破砕機の組立工場までの輸送過程で、生産工場から運送トレーラ車へ、運送トレーラ車から船へ、船から運送トレーラ車へ、運送トレーラ車から組立工場へなどのクレーンによる積込作業性の向上、及びこれらの輸送スペースの減少を図ることができる。従って、生産から組立に亘って全体の作業性、輸送効率を向上できる。
【0022】
なお、上記実施形態では仮組のための手段を、ボルトとナットによる連結手段の例で説明したが、これに限定されず、例えば連結ピン(連結部材)と抜け止め部材によるものであっても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る破砕機の要部側面図である。
【図2】図1のX視一部断面図である。
【図3】ホッパ及び供給フィーダの組立方法の説明図である。
【図4】第1の従来技術に係る破砕機の側面図である。
【図5】第1の従来技術に係る破砕機の要部側面図である。
【図6】図5のY視図である。
【図7】第2の従来技術に係る移動式破砕機の側面図である。
【図8】図7の移動式破砕機の機能別ユニットの構成を示す分解図である。
【符号の説明】
1…移動式破砕機、2…下部走行体、3…破砕装置、4…ホッパ、4a…支持部、4b…側面、4c…下部筒状体、4d…下端部、5…供給フィーダ、5a…左右側面部、6…加振機、7…ボルト、8…本体フレーム、9…スプリング、11…上端面部、11a…貫通孔、12…リブ体、12a…貫通孔、13…ナット、14…ボルト、15…ワッシャ、16…ナット、51…フレームユニット、52…走行装置、53…フレーム、54…パワーユニット、60…クラッシャユニット、61…クラッシャ本体、62…駆動モータ、70…ホッパ・フィーダユニット、71…ホッパフレーム、72…ホッパ、73…フィーダ、74…磁選機、75…ブラケット、76…ベルトコンベヤ。
Claims (2)
- 破砕機(1)において、
被破砕物を破砕する破砕装置(3)と、
被破砕物を貯溜するホッパ(4)と、
該ホッパ(4)の下方に設けられ、ホッパ(4)内の被破砕物を前記破砕装置(3)に供給する、振動篩付きの供給フィーダ(5)とを備え、
前記ホッパ(4)と前記供給フィーダ(5)との互いに対向する部位に、両者間を仮組するための仮組部(12a,11a)を備えた
ことを特徴とする破砕機。 - 破砕機の組立方法において、
供給フィーダ本体に加振機(6)を取り付けて供給フィーダ(5)を一体構成品とする工程と、
次に、該供給フィーダ(5)の上にホッパ(4)を両仮組部(11a,12a)を位置合わせして載置し、前記両仮組部間を連結して仮組する工程と、
次に、前記供給フィーダ(5)及びホッパ(4)の仮組状態で該ホッパ(4)をクレーンで吊上げた後、車体フレーム(8)上に設置され、かつ前記加振機(6)による振動を緩衝する緩衝部材(9)の上に、前記供給フィーダ(5)を載置する工程と、
次に、前記ホッパ(4)を車体フレーム(8)上に載置して固定する工程と、
前記供給フィーダ(5)及びホッパ(4)間を連結した仮組部連結部材(14)を取外す工程とを有する
ことを特徴とする破砕機の組立方法。
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---|---|---|---|
JP2002362745A JP2004188389A (ja) | 2002-12-13 | 2002-12-13 | 破砕機及びその破砕機の組立方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102580820A (zh) * | 2012-03-01 | 2012-07-18 | 中化二建集团有限公司 | 辊式立磨安装方法 |
JP2014511297A (ja) * | 2011-02-15 | 2014-05-15 | メッツォ ミネラルズ インク | 鉱物材料処理用の可動式処理装置および処理装置用のフレーム |
-
2002
- 2002-12-13 JP JP2002362745A patent/JP2004188389A/ja active Pending
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US9193537B2 (en) | 2011-02-15 | 2015-11-24 | Metso Minerals, Inc. | Movable processing apparatus for mineral material processing and frame for processing apparatus |
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