JP2004188114A - 回胴表示装置及び回胴表示装置のカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技者側から図柄表示機構の内部機構が見えないようにした回胴表示装置を提供する。
【解決手段】本発明による回胴表示装置は、機構本体71に回転可能に取付けられた駆動輪を駆動させることにより図柄表示体2を回転させる図柄表示機構1が複数並設されて成る回胴表示装置において、カバー150が機構本体71の前側に着脱可能に取付けられ、隣合う図柄表示機構1,1の図柄表示体2,2間がカバー150で覆われたものとした。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明による回胴表示装置は、機構本体71に回転可能に取付けられた駆動輪を駆動させることにより図柄表示体2を回転させる図柄表示機構1が複数並設されて成る回胴表示装置において、カバー150が機構本体71の前側に着脱可能に取付けられ、隣合う図柄表示機構1,1の図柄表示体2,2間がカバー150で覆われたものとした。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスロットマシンやパチンコ機などの遊技機に用いられる回胴表示装置及び回胴表示装置のカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
駆動輪と従動輪とに無端帯状の図柄表示体を巻き掛け、駆動輪をステップモータで駆動して図柄表示体を回転させるベルトタイプの回胴表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、駆動輪の外周に無端状の図柄表示体を貼り付け、駆動輪をステップモータで駆動して図柄表示体を回転させるドラムタイプの回胴表示装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−293128号公報
【特許文献2】
特開平11−299961号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1,2の回胴表示装置では、複数並設された図柄表示機構において、隣り合う図柄表示機構の図柄表示体間を介して遊技者側から図柄表示機構の内部機構が見えてしまうという課題があった。
そこで、本発明は、遊技者側から図柄表示機構の内部機構が見えないようにした回胴表示装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による回胴表示装置は、機構本体に回転可能に取付けられた駆動輪を駆動させることにより図柄表示体を回転させる図柄表示機構が複数並設されて成る回胴表示装置において、カバーが機構本体の前側に着脱可能に取付けられ、隣り合う図柄表示機構の図柄表示体間がカバーで覆われたものとしたので、遊技者側から図柄表示機構の内部機構が見えなくなり、美観が損なわれない回胴表示装置を得ることができる。
また、カバーには図柄表示体の幅方向端部の外側面又は内側面のうちの少なくとも一方を覆う延設部が設けられたものとすることで、駆動輪と従動輪との間で搬送ギャップが生じた場合の図柄表示体の前側又は後側への撓みを抑えることができる。このため、遊技者に図柄をすっきりと見せることができ、遊技者の目視遊技に影響を与えるようなことを防止できる。
また、カバーには図柄表示体間または図柄表示体とこの図柄表示体を収納する躯体の側壁との間に形成される隙間を覆うためのベース部と、このベース部の図柄表示体と対向する面側から直角方向に形成され機構本体又は躯体の側壁を挟持する一対の挟持片とを備え、これら挟持片の少なくとも一方には機構本体または躯体の側壁に設けられた位置決め突起が嵌入するための取付孔を有するものとすることで、カバーの着脱が容易な回胴表示装置を得ることができる。
また、本発明による回胴表示装置のカバーは、回胴表示装置の図柄表示体間または図柄表示体とこの図柄表示体を収納する躯体の側壁との間に形成される隙間を覆うためのベース部と、このベース部の図柄表示体と対向する面側から直角方向に形成され機構本体又は躯体の側壁を挟持する一対の挟持片とを備え、これら挟持片の少なくとも一方には機構本体または躯体の側壁に設けられた位置決め突起が嵌入するための取付孔を有するものとすることで、回胴表示装置に対して着脱が容易なカバーを得ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
実施形態1.
図1から図5は本発明の実施形態を示す図であって、図1は回胴表示装置91を構成する1組の図柄表示機構1を分解して示した図、図2は回胴表示装置91の外観図、図3はカバー150の斜視図、図4はカバー150の取付状態を示す断面図、図5はカバー150Aの取付状態を示す断面図である。
【0007】
図1を参照し、図柄表示機構1について説明する。図柄表示機構1の図柄表示体2は、例えばウレタン系エラストマー(ウレタン系ゴム弾性体)または熱可塑性エラストマー(例えば、東レ・デュポン株式会社製の商品名ハイトレル(登録商標))またはポリカーボネート等の材料を主成分とした乳白色の透光性を有する帯状の両端を互いに接続したような形状の無端状に形成されたものである。図柄表示体2は、ウレタン系エラストマーまたは熱可塑性エラストマーまたはポリカーボネート等の材料を主成分とした帯状の両端を両面粘着材または溶剤系接着剤などの接着剤で互いに接続してもよいが、成形型で無端状に形成すれば、図柄表示体2の無端状の形状保持性能が高くなる。
【0008】
図柄表示体2は、複数の種類の異なる図柄4を周方向に一定間隔または所定間隔に配置した状態で備える。図柄4がイソシアネート硬化による二液反応形の速乾性インキを用いた印刷でされれば、図柄表示体2との親和性もよく、図柄4の耐久性も向上する。図柄表示体2が透光性を有するので、図柄表示体2の内側面2aの方向から図柄表示体2の2本の仮想線L1,L2で挟まれた図柄表示領域に投光して図柄4を照明表示することができる。
【0009】
図柄表示体2の内側面2aにおける図柄表示領域よりも外側に位置する両端部(周方向と直交する帯幅方向の両端の部分)には動力伝達部5を備える。動力伝達部5は凹部6と凸部7とが図柄表示体2の周方向に一定間隔で交互に連続したタイミングベルト状の形態である。凸部7は図柄表示体2の内側面2aから図柄表示体2の径方向内側に突出し、凹部6は周方向に隣接する2つの凸部7の互いに向き合う斜面と当該2つの凸部7の間における図柄表示体2の内側面2aとで形成される。動力伝達部5は、図柄表示体2と一緒に成形型で図柄表示体2の内側面2aに形成すれば、図柄表示体2と動力伝達部5とが1つにまとまった単一体となり、それの一体性が増す。図柄表示体2の仮想線L1,L2で挟まれた図柄表示領域に図柄4を設け、図柄表示体2の図柄表示領域よりも外側に位置する両端部に動力伝達部5を設けたので、図柄4と動力伝達部5とが重なり合わないように領域分けされて配置されて、図柄4を表示する部分の厚さを一様とすることができ、図柄4の見栄えがよくなる。
【0010】
駆動輪11は、薄肉な円筒状の周壁の中央部を周方向に間欠的に中抜きされているとともに軸方向(帯幅方向)に両側に存在する円形帯状の端部12,12を中抜きによる残存した複数本のステー13で互いに結合したかご形になっている。端部12の外周面側には動力伝達部14を有する。動力伝達部14の凹部15は端部12の外周面から内部に窪み、凹部15の軸方向外側は開放されている。動力伝達部14の凸部16は周方向に隣接する2つの凹部15の互いに向き合う斜面と当該2つの凹部15の間における端部12の外周面とで形成される。複数のステー13にはハブ17が各端部12,12の間の中央よりも一方に片寄る位置で支持部材3により結合されている。ハブ17の中心部には小判形の異形孔に形成されたモータ出力軸取付部18を備える。
駆動輪11の軸方向両端側、即ち、各端部12,12の外周面に、図柄表示体側係合部としての凹部6と係合する駆動輪側係合部としての複数の凸部16を凹部15を介して周方向に均等な間隔を隔てて設け、この互いに隣り合う凸部16,16間の間隔を互いに隣り合う凹部6,6間の間隔より広くした。即ち、複数の駆動輪側係合部としての各凸部16を、均等な間隔を隔てて設けられた複数の図柄表示体側係合部としての各凹部6に対して間欠的に係合するように設けたので、駆動輪11と図柄表示体2の凹凸係合数を少なくでき凹凸部間の係合摩擦を小さくできるので、モータの回転負荷を軽減でき、駆動輪11を駆動するモータとして出力の小さいモータを使用できるようになる。
【0011】
従動輪21は、薄肉な円筒状の周壁の中央部を周方向に間欠的に中抜きされているとともに軸方向(帯幅方向)に両側に存在する円形帯状の端部22,22を中抜きによる残存した複数本のステー23で互いに結合したかご形になっている。ただし、従動輪21は、各端部22,22の外周面に図柄表示体側係合部としての凹部6及び凸部7に係合する凸部及び凹部を備えない構成とした。即ち、各端部22の軸方向内側には大輪部24を有し、この大輪部24の軸方向外側には、この大輪部24より若干小径で上記図柄表示体2の幅方向両側の内側面2aに形成された図柄表示体側係合部が対応する小輪部25を有し、従動輪21の回転中心を中心とする真円形帯状の小輪部25の外周面は平坦な円周面に形成されている。よって、駆動輪11の駆動力により図柄表示体2が回転すると、図柄表示体2の内側面2aと従動輪21の大輪部24の外周面との接触あるいは図柄表示体2の内側面2aの凸部7と小輪部25の外周面との接触により従動輪21も回転するが、このとき、凹凸係合による係合摩擦が生じないので、モータの回転負荷を軽減でき、駆動輪11を駆動するモータとして出力の小さいモータを使用できるようになる。尚、支持軸82が装着される従動輪21の軸受部27はステー23に連結された支持部材3Bで支持されている。
【0012】
ステップモータ31はモータ軸32,33がモータボディ34の軸方向両端に突出した両軸タイプになっている。一方のモータ軸(モータ出力軸)32は外周面が2つの平坦で平行な切欠面32aを有する異形であって、駆動輪11のハブ17から離れた端部12の方向からモータ出力軸取付部18に挿入されて一緒に回転するようにハブ17に装着され、駆動輪11が一方のモータ軸32に一緒に回転するように結合される。
【0013】
このように駆動輪11と一方のモータ軸32とが結合された場合、モータボディ34の大半が駆動輪11の内部に非接触な状態で取り込まれる。モータボディ34の端部に設けられたブラケット37の側に突出した他方のモータ軸33がモータ取付ピース41に形成された逃孔42に挿入され、ブラケット37が逃孔42周りのモータ取付ピース41の外側面に接触し、ブラケット37とモータ取付ピース41とが図外の止ねじで互いに締結されることによって、モータボディ34とモータ取付ピース41とが互いに結合される。
【0014】
他方のモータ軸33は外周面に1つの平坦な切欠面を有する異形であって、他方のモータ軸33は小径な歯車51の中心に形成された半円形状の異形な取付孔52に挿入されて、他方のモータ軸33には小径な歯車51が一緒に回転するように装着される。モータ取付ピース41の逃孔42周りに固定的に取り付けられたシャフト43には小径な歯車51に噛み合わせられる大径な歯車61が回転可能に装着され、大径な歯車61よりも外側に突出したシャフト43には図外の止輪が装着されて、大径な歯車61がシャフト43から抜け止めされる。
【0015】
大径な歯車61にはステップモータ31の原点位置を検出するための被検出体62が図外の止ねじで一緒に回転するように取り付けられる。シャフト43よりも下部に形成された切欠部44周りのモータ取付ピース41にはステップモータ31の原点位置を検出するための検出器63の設けられた基板64が図外の止ねじで取り付けられることによって、検出器63が切欠部44に非接触に配置される。検出器63は他方のモータ軸33の回転に伴い、小径な歯車51と大径な歯車61とを介して被検出体62が検出器63を非接触に通過するごとに、検出器63がステップモータ31の原点位置としての検出信号を図外の制御装置に出力する。
【0016】
駆動輪11、ステップモータ31、小径な歯車51、大径な歯車61、シャフト43、基板64、検出器63、被検出体62が組み合わされたモータ取付ピース41が縦長な土台としての板状の機構本体71の上部に図外の止ねじで取り付けられることによって、モータ取付ピース41が機構本体71の上部に形成された開口部72を閉鎖する。モータ取付ピース41には検出器63から延設された配線を通すための配線孔73が開口部72の周囲に位置するように形成される。
【0017】
従動輪21の軸受部27は従動輪取付ピース81に固定的に設けられた支持軸82に挿入され、軸受部27から突出した支持軸82の端部には図外の止輪が装着され、従動輪21が支持軸82から抜け止めされる。
従動輪取付ピース81はシャフト83と複数のスライダ84とばね係留部85とを備える。シャフト83が機構本体71の下部に従動輪21の方向に膨出するように形成された従動輪取付部74に形成された軸受部75に回転可能に装着されるとともに、スライダ84およびばね係留部85が従動輪取付部74に形成された複数の逃孔76に個別に挿入された後、スライダ84に止具86が従動輪取付ピース81の従動輪取付部74に対する上下方向の移動を確保するように結合されることによって、従動輪21を回転可能に支持した従動輪取付ピース81と従動輪取付部74とが互いに組み付けられる。
【0018】
その状態において、従動輪取付ピース81のばね係留部85と従動輪取付部74に設けられたばね係留部77とにコイルスプリングのようなばね78が掛け止められることによって、ばね78が従動輪取付ピース81を機構本体71の上部に取付られた駆動輪11との軸間隔を広げる方向に引っ張る。そして、図柄表示体2が駆動輪11と従動輪21とに巻き掛けられることによって、図柄表示機構1が組み立てられた形態となる。
【0019】
そして、ステップモータ31が電力供給で回転駆動すると、図柄表示体2がばね78のばね力によるテンションを受けつつ図柄表示体2の動力伝達部5と駆動輪11の動力伝達部14との噛み合わせにより適切に回転する。図1,図2に示すように、機構本体71は機構本体71の下部から内側に折り曲げられた底壁71a、底壁71aの前部から下方に折り曲げられた下機構取付部71b、機構本体71の上部前側から内側に折り曲げられた延設部71c、延設部71cの前部から上方に折り曲げられた上前機構取付部71d、機構本体71の上部後側から内側に折り曲げられた上後機構取付部71e、機構本体71の後部から内側に折り曲げられた補強部71fを備える。底壁71aおよび補強部71fが互いに結合されれば、機構本体71の強度が一層高くなる。下機構取付部71bには位置決め孔71gおよび取付孔71hを備え、上前機構取付部71dには取付孔71iを備える。
【0020】
図2を参照し、図柄表示機構1を3個用いて構成された回胴表示装置91について説明する。回胴表示装置91は図柄表示機構1を収納し得る大きさの前方左右開放状の躯体92を備える。躯体92は上壁93の後部に左右で相対峙する2本の切込94を介して内側に向けて突出するように押し出された係合部95、上壁93の前部から上方に折り曲げられた上フランジ96、底壁71aの前部から下方に折り曲げられた下フランジ97を備える。
【0021】
そして、図柄表示機構1が躯体92の内部に挿入され、図柄表示機構1の下機構取付部71bおよび上前機構取付部71dが躯体92の上フランジ96および下フランジ97の前側に配置され、下フランジ97に設けられた突起98と下機構取付部71bの位置決め孔71gとが互いに嵌め込まれ、機構本体71の上後機構取付部71eが躯体92の上壁93の内側面から一方の切込94、係合部95の上、他方の切込94を順に経由して上壁93の内側面に接触するように係合部95に嵌め込まれる一方、下機構取付部71bおよび上前機構取付部71dを図外の止ねじで上フランジ96および下フランジ97に締結することによって、3個の図柄表示機構1が躯体92に並設されて取り付けられる。また、機構本体71と対象形に形成された側壁99が機構本体71と同様に躯体92に取り付けられる。
そして、各機構本体71や側壁99にカバー150やカバー150Aを取付ける。
以上により、機構本体71と躯体92および側壁99で囲まれた前方開放状の空間に3個の図柄表示機構1の図柄表示体2が並設配置された回胴表示装置91となる。
【0022】
カバー150は、図1〜4に示すように、隣り合う図柄表示体2,2間及び隣り合う各図柄表示体2,2の幅方向端部(図柄表示領域外)の外側面2b,2bを覆う幅Wを有し上下に延長するカバー本体151と、カバー本体151のベース部154の裏側に、このカバー本体151と直角方向でかつカバー本体151の長さ方向に延長するように設けられた相対峙する2つの挟持片152,153とから構成される。カバー本体151は、隣り合う図柄表示体2,2間を覆う覆いベース部154と、隣り合う各図柄表示体2の幅方向端部の外側面2b,2bを覆う延設部155,155とを備える。2つの挟持片152,153のうちの1方の挟持片152には上下に取付孔156,156が形成されており、図4に示すように、この取付孔156,156を機構本体71に形成された位置決め突起157に嵌め込むことによりカバー150は所定位置に位置決めされた状態で挟持片152,153により機構本体71の前側に着脱可能に取付けられる。
【0023】
並設された3個の図柄表示機構1のうちの図2の右側の図柄表示機構1の機構本体71の前側、側壁99の前側にはカバー150Aが取付けられる。カバー150aは、図2,図5に示すように、機構本体71と図柄表示体2との間あるいは側壁99と図柄表示体2との間を覆う覆いベース部154A及び当該図柄表示体2の幅方向一端部(図柄表示領域外)の外側面2bを覆う延設部155Aを備えたカバー本体151Aを有するものである。
【0024】
尚、カバー150及びカバー150Aの取付部としては、一方の挟持片に係止フックを形成し、この係止フックを機構本体71(又は側壁99)に形成された位置決め係止孔に嵌め込むようにして取付ける取付部であってもよいし、ねじで取付けるようにしてもよい。
また、カバー150及びカバー150Aは、例えば非透明な合成樹脂材料により形成すればよい。
【0025】
よって、カバー150,150Aにより、遊技者側から図柄表示機構1の内部機構が見えなくなり、美観が損なわれない。
また、カバー150,150Aの延設部155,155Aで図柄表示体2の幅方向端部の外側面2bを覆うようにしているので、例えば、駆動輪11と従動輪21との間で搬送ギャップが生じた場合の図柄表示体2の前側(遊技者側)への撓みを抑えることができる。このため、遊技者に図柄4をすっきりと見せることができ、遊技者の目視遊技に影響を与えるようなことを防止できる。
【0026】
実施形態2.
図柄表示体2の内側面2a側にバックライト機構100を設けた場合について説明する。
回胴表示装置91の前方には図柄表示体2の図柄4を視認可能とする図外のガラス等の透視性パネルが配置される。バックライト機構100は、図6に示すように、駆動輪11と従動輪21とに巻き掛けられた図柄表示体2の内側面2a側でかつ駆動輪11と従動輪21との間に設けられ、図柄表示体2の内側面2a側から図柄4に光を投射するものである。これにより、遊技者は光で照らされた図柄4を透視性パネルを介して視認できる。バックライト機構100は、図7,8に示すように、投射筒枠形成体101と、バックライト搭載基板102と、機構本体71への取付部103と、後述するガイド部材120が取付けられるガイド部材取付部104とを備える。投射筒枠形成体101には、図柄表示体2が停止したときに透視性パネルを介して視認することができるゲームに関係する上下3つの図柄4,…毎に対応する3つの投射筒枠110,111,112が形成されており、上下3つの図柄4,…毎にそれぞれ投射筒枠110,111,112を介して光を投射できるようになっている。投射筒枠形成体101の後側には、ランプ,LED等のバックライト105を搭載したバックライト搭載基板102が取付けられ、これにより、バックライト105の光が投射筒枠110,111,112を介して図柄表示体2に投射される。投射筒枠形成体101の前面の両端側には上下に延長する細長いガイド部材取付部104,104が形成されている。このガイド部材取付部104,104は前面106,106の上下中央部分が前側に飛び出て湾曲した弧状に形成されている。この弧状の前面106,106に図外のねじなどで細長い直線帯状のガイド部材120,120が取付けられ、このガイド部材120,120が図柄表示体2の幅方向両端の内側面に形成された図柄表示体側係合部の凸部7に接触して図柄表示体2を内側面2aから回胴表示装置91の前側に湾曲させる。ガイド部材120はガイド部材取付部104の前面106に沿って取付けられるように可撓性と靭性とを有するものを用いる。尚、ガイド部材取付部104,104の前面106,106には上下に複数の取付穴121が形成されており、この取付穴121に対応してガイド部材120にはねじ頭挿入穴122が形成されている。これにより、ねじの頭がねじ頭挿入穴122に入り込んでガイド部材120の表面123に突出しないように締結されてガイド部材120が回胴表示装置91の前側に取付けられる。
尚、ガイド部材120は、図柄表示体2に対して滑性を有する材料で形成されたものを用いる。例えば、摩擦係数が低く摺動特性に優れた自己潤滑性及び耐摩耗性及び耐衝撃性を有する超高分子量ポリエチレン(UPE)、ポリアセタール等に代表されるデルリン(東レ・デュポン株式会社の登録商標)、四ふっ化エチレン等に代表されるテフロン(東レ・デュポン株式会社の登録商標)等の樹脂材料で形成されたものを用いれば効果的である。
また、図柄表示体2を駆動輪11と従動輪21とに巻き掛ける前に、ガイド部材120が取付けられたバックライト機構100を取付部103を介してねじ等で機構本体71に取付ける。131は機構本体71に形成された取付穴、132はバックライト機構100の取付部103に形成された取付穴であり、これら取付穴131,132を介してねじ等によりバックライト機構100を取付ける。即ち、ガイド部材120が取付けられたバックライト機構100が、図柄表示機構1の機構本体71に対してそれぞれ着脱可能となっている。
以上によれば、カバー150及びカバー150Aを取付けることにより、バックライト機構100を機構本体71に取付けるねじ等が遊技者側から見えなくなるので、より効果的である。
また、ガイド部材120が図柄表示体2の図柄4の裏側部分に接触せず、図柄4の裏側部分の擦傷や摩耗が生じないので、図柄4の見栄えが悪くならない。
また、図柄表示体2に対して滑性を有するガイド部材120でガイドしたので、図柄表示体2とガイド部材120との摩擦を低減でき、図柄表示体2の回転負荷を低減できるので、駆動輪11を駆動するモータとして出力の小さいモータを使用することが可能となる。また、図柄表示体2の幅方向両端の内側に凹部6及び凸部7による図柄表示体側係合部を形成し、図柄表示体側係合部としての凸部7のみがガイド部材120に接触するようにしたので、図柄表示体2とガイド部材120との摩擦をさらに低減でき、さらに図柄表示体2の回転負荷を低減できる。また、ガイド部材120が接触する図柄表示体側係合部の凸部7の摩耗を少なくでき、図柄表示体側係合部と駆動輪側係合部との係合性能を長く維持できるので、図柄表示体2の寿命を長くできる。
また、ガイド部材120により図柄表示体2を内側面2aから前側に湾曲させることができて、図柄4を見やすくできる。
また、図柄表示体2の内側面2aの幅方向両端をガイド部材120でガイドしたので、図柄表示体2が駆動輪11と従動輪21との間で前後に振れたり、撓んだりすることを防止でき、図柄4を安定に表示させることが可能となる。
また、ガイド部材120が摩耗すれば、ガイド部材120のみを交換でき、バックライト機構100をそのまま流用できるので、バックライト機構100をリサイクルできる。
【0027】
尚、実施形態1,2では、図柄表示体2の幅方向端部(図柄表示領域外)の外側面2b,2bを覆う延設部155,155Aを備えたカバー150,150Aを用いる例を示したが、図柄表示体2の幅方向端部(図柄表示領域外)の内側面2aを覆う延設部,即ち、図柄表示体側係合部と対向する延設部を備えたカバーを用いてもよく、この場合、カバーを図柄表示体2に対して滑性を有する材料で構成してガイド部材120の機能を兼用させてもよい。また、図柄表示体2の幅方向端部の外側面2b及び内側面2aの両方を覆う延設部を備えたカバーを用いてもよい。この場合、内側面2aの両方を覆う延設部でガイド部材120の機能を兼用させればよい。このようなカバーを用いれば、図柄表示体2が駆動輪11と従動輪21との間で前後に振れたり、撓んだりすることを防止でき、図柄4を安定に表示させることが可能となる。これらの場合、カバーを機構本体71にねじ等で直接に固定したり、バックライト機構100を設ける場合においてはガイド部材120を備えないバックライト機構100にカバーをねじ等で固定してバックライト機構100を介してカバーを機構本体71に固定すればよい。
また、実施形態では、ベルトタイプの回胴表示装置について説明したが、特許文献2のようなドラムタイプの回胴表示装置においても本願のカバーを適用できる。この場合、機構本体(特許文献2では支持部材)の前側を駆動輪の外周に貼られた図柄表示体(特許文献2ではリール部材)のリング形状に合わせたり、あるいは、隣り合う駆動輪の外周に貼られた図柄表示体間を覆うカバーを用いればよい。
尚、カバー150,150Aは、機構本体71の前側に取付けられ、少なくとも機構本体71や側壁99と図柄表示体2との間を覆うものであればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による回胴表示装置の図柄表示機構を示す分解斜視図。
【図2】回胴表示装置の外観図。
【図3】カバーの拡大斜視図。
【図4】カバーの取付状態を示す断面図。
【図5】カバーの取付状態を示す断面図。
【図6】実施形態2によるガイド部材付きのバックライト機構を備えた回胴表示装置の外観図。
【図7】ガイド部材付きのバックライト機構を示す斜視図。
【図8】ガイド部材とバックライト機構とを分解して示した斜視図。
【符号の説明】
1 図柄表示機構、2 図柄表示体、2a 図柄表示体の内側面、2b 図柄表示体の幅方向端部側の外側面、11 駆動輪、21 従動輪、31 ステップモータ(モータ)、71 機構本体、92 躯体、99 側壁、
150,150A カバー、152,153 挟持片、154 ベース部、
155,155A 延設部、156 取付孔、157 位置決め突起。
【発明の属する技術分野】
本発明はスロットマシンやパチンコ機などの遊技機に用いられる回胴表示装置及び回胴表示装置のカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
駆動輪と従動輪とに無端帯状の図柄表示体を巻き掛け、駆動輪をステップモータで駆動して図柄表示体を回転させるベルトタイプの回胴表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、駆動輪の外周に無端状の図柄表示体を貼り付け、駆動輪をステップモータで駆動して図柄表示体を回転させるドラムタイプの回胴表示装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−293128号公報
【特許文献2】
特開平11−299961号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1,2の回胴表示装置では、複数並設された図柄表示機構において、隣り合う図柄表示機構の図柄表示体間を介して遊技者側から図柄表示機構の内部機構が見えてしまうという課題があった。
そこで、本発明は、遊技者側から図柄表示機構の内部機構が見えないようにした回胴表示装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による回胴表示装置は、機構本体に回転可能に取付けられた駆動輪を駆動させることにより図柄表示体を回転させる図柄表示機構が複数並設されて成る回胴表示装置において、カバーが機構本体の前側に着脱可能に取付けられ、隣り合う図柄表示機構の図柄表示体間がカバーで覆われたものとしたので、遊技者側から図柄表示機構の内部機構が見えなくなり、美観が損なわれない回胴表示装置を得ることができる。
また、カバーには図柄表示体の幅方向端部の外側面又は内側面のうちの少なくとも一方を覆う延設部が設けられたものとすることで、駆動輪と従動輪との間で搬送ギャップが生じた場合の図柄表示体の前側又は後側への撓みを抑えることができる。このため、遊技者に図柄をすっきりと見せることができ、遊技者の目視遊技に影響を与えるようなことを防止できる。
また、カバーには図柄表示体間または図柄表示体とこの図柄表示体を収納する躯体の側壁との間に形成される隙間を覆うためのベース部と、このベース部の図柄表示体と対向する面側から直角方向に形成され機構本体又は躯体の側壁を挟持する一対の挟持片とを備え、これら挟持片の少なくとも一方には機構本体または躯体の側壁に設けられた位置決め突起が嵌入するための取付孔を有するものとすることで、カバーの着脱が容易な回胴表示装置を得ることができる。
また、本発明による回胴表示装置のカバーは、回胴表示装置の図柄表示体間または図柄表示体とこの図柄表示体を収納する躯体の側壁との間に形成される隙間を覆うためのベース部と、このベース部の図柄表示体と対向する面側から直角方向に形成され機構本体又は躯体の側壁を挟持する一対の挟持片とを備え、これら挟持片の少なくとも一方には機構本体または躯体の側壁に設けられた位置決め突起が嵌入するための取付孔を有するものとすることで、回胴表示装置に対して着脱が容易なカバーを得ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
実施形態1.
図1から図5は本発明の実施形態を示す図であって、図1は回胴表示装置91を構成する1組の図柄表示機構1を分解して示した図、図2は回胴表示装置91の外観図、図3はカバー150の斜視図、図4はカバー150の取付状態を示す断面図、図5はカバー150Aの取付状態を示す断面図である。
【0007】
図1を参照し、図柄表示機構1について説明する。図柄表示機構1の図柄表示体2は、例えばウレタン系エラストマー(ウレタン系ゴム弾性体)または熱可塑性エラストマー(例えば、東レ・デュポン株式会社製の商品名ハイトレル(登録商標))またはポリカーボネート等の材料を主成分とした乳白色の透光性を有する帯状の両端を互いに接続したような形状の無端状に形成されたものである。図柄表示体2は、ウレタン系エラストマーまたは熱可塑性エラストマーまたはポリカーボネート等の材料を主成分とした帯状の両端を両面粘着材または溶剤系接着剤などの接着剤で互いに接続してもよいが、成形型で無端状に形成すれば、図柄表示体2の無端状の形状保持性能が高くなる。
【0008】
図柄表示体2は、複数の種類の異なる図柄4を周方向に一定間隔または所定間隔に配置した状態で備える。図柄4がイソシアネート硬化による二液反応形の速乾性インキを用いた印刷でされれば、図柄表示体2との親和性もよく、図柄4の耐久性も向上する。図柄表示体2が透光性を有するので、図柄表示体2の内側面2aの方向から図柄表示体2の2本の仮想線L1,L2で挟まれた図柄表示領域に投光して図柄4を照明表示することができる。
【0009】
図柄表示体2の内側面2aにおける図柄表示領域よりも外側に位置する両端部(周方向と直交する帯幅方向の両端の部分)には動力伝達部5を備える。動力伝達部5は凹部6と凸部7とが図柄表示体2の周方向に一定間隔で交互に連続したタイミングベルト状の形態である。凸部7は図柄表示体2の内側面2aから図柄表示体2の径方向内側に突出し、凹部6は周方向に隣接する2つの凸部7の互いに向き合う斜面と当該2つの凸部7の間における図柄表示体2の内側面2aとで形成される。動力伝達部5は、図柄表示体2と一緒に成形型で図柄表示体2の内側面2aに形成すれば、図柄表示体2と動力伝達部5とが1つにまとまった単一体となり、それの一体性が増す。図柄表示体2の仮想線L1,L2で挟まれた図柄表示領域に図柄4を設け、図柄表示体2の図柄表示領域よりも外側に位置する両端部に動力伝達部5を設けたので、図柄4と動力伝達部5とが重なり合わないように領域分けされて配置されて、図柄4を表示する部分の厚さを一様とすることができ、図柄4の見栄えがよくなる。
【0010】
駆動輪11は、薄肉な円筒状の周壁の中央部を周方向に間欠的に中抜きされているとともに軸方向(帯幅方向)に両側に存在する円形帯状の端部12,12を中抜きによる残存した複数本のステー13で互いに結合したかご形になっている。端部12の外周面側には動力伝達部14を有する。動力伝達部14の凹部15は端部12の外周面から内部に窪み、凹部15の軸方向外側は開放されている。動力伝達部14の凸部16は周方向に隣接する2つの凹部15の互いに向き合う斜面と当該2つの凹部15の間における端部12の外周面とで形成される。複数のステー13にはハブ17が各端部12,12の間の中央よりも一方に片寄る位置で支持部材3により結合されている。ハブ17の中心部には小判形の異形孔に形成されたモータ出力軸取付部18を備える。
駆動輪11の軸方向両端側、即ち、各端部12,12の外周面に、図柄表示体側係合部としての凹部6と係合する駆動輪側係合部としての複数の凸部16を凹部15を介して周方向に均等な間隔を隔てて設け、この互いに隣り合う凸部16,16間の間隔を互いに隣り合う凹部6,6間の間隔より広くした。即ち、複数の駆動輪側係合部としての各凸部16を、均等な間隔を隔てて設けられた複数の図柄表示体側係合部としての各凹部6に対して間欠的に係合するように設けたので、駆動輪11と図柄表示体2の凹凸係合数を少なくでき凹凸部間の係合摩擦を小さくできるので、モータの回転負荷を軽減でき、駆動輪11を駆動するモータとして出力の小さいモータを使用できるようになる。
【0011】
従動輪21は、薄肉な円筒状の周壁の中央部を周方向に間欠的に中抜きされているとともに軸方向(帯幅方向)に両側に存在する円形帯状の端部22,22を中抜きによる残存した複数本のステー23で互いに結合したかご形になっている。ただし、従動輪21は、各端部22,22の外周面に図柄表示体側係合部としての凹部6及び凸部7に係合する凸部及び凹部を備えない構成とした。即ち、各端部22の軸方向内側には大輪部24を有し、この大輪部24の軸方向外側には、この大輪部24より若干小径で上記図柄表示体2の幅方向両側の内側面2aに形成された図柄表示体側係合部が対応する小輪部25を有し、従動輪21の回転中心を中心とする真円形帯状の小輪部25の外周面は平坦な円周面に形成されている。よって、駆動輪11の駆動力により図柄表示体2が回転すると、図柄表示体2の内側面2aと従動輪21の大輪部24の外周面との接触あるいは図柄表示体2の内側面2aの凸部7と小輪部25の外周面との接触により従動輪21も回転するが、このとき、凹凸係合による係合摩擦が生じないので、モータの回転負荷を軽減でき、駆動輪11を駆動するモータとして出力の小さいモータを使用できるようになる。尚、支持軸82が装着される従動輪21の軸受部27はステー23に連結された支持部材3Bで支持されている。
【0012】
ステップモータ31はモータ軸32,33がモータボディ34の軸方向両端に突出した両軸タイプになっている。一方のモータ軸(モータ出力軸)32は外周面が2つの平坦で平行な切欠面32aを有する異形であって、駆動輪11のハブ17から離れた端部12の方向からモータ出力軸取付部18に挿入されて一緒に回転するようにハブ17に装着され、駆動輪11が一方のモータ軸32に一緒に回転するように結合される。
【0013】
このように駆動輪11と一方のモータ軸32とが結合された場合、モータボディ34の大半が駆動輪11の内部に非接触な状態で取り込まれる。モータボディ34の端部に設けられたブラケット37の側に突出した他方のモータ軸33がモータ取付ピース41に形成された逃孔42に挿入され、ブラケット37が逃孔42周りのモータ取付ピース41の外側面に接触し、ブラケット37とモータ取付ピース41とが図外の止ねじで互いに締結されることによって、モータボディ34とモータ取付ピース41とが互いに結合される。
【0014】
他方のモータ軸33は外周面に1つの平坦な切欠面を有する異形であって、他方のモータ軸33は小径な歯車51の中心に形成された半円形状の異形な取付孔52に挿入されて、他方のモータ軸33には小径な歯車51が一緒に回転するように装着される。モータ取付ピース41の逃孔42周りに固定的に取り付けられたシャフト43には小径な歯車51に噛み合わせられる大径な歯車61が回転可能に装着され、大径な歯車61よりも外側に突出したシャフト43には図外の止輪が装着されて、大径な歯車61がシャフト43から抜け止めされる。
【0015】
大径な歯車61にはステップモータ31の原点位置を検出するための被検出体62が図外の止ねじで一緒に回転するように取り付けられる。シャフト43よりも下部に形成された切欠部44周りのモータ取付ピース41にはステップモータ31の原点位置を検出するための検出器63の設けられた基板64が図外の止ねじで取り付けられることによって、検出器63が切欠部44に非接触に配置される。検出器63は他方のモータ軸33の回転に伴い、小径な歯車51と大径な歯車61とを介して被検出体62が検出器63を非接触に通過するごとに、検出器63がステップモータ31の原点位置としての検出信号を図外の制御装置に出力する。
【0016】
駆動輪11、ステップモータ31、小径な歯車51、大径な歯車61、シャフト43、基板64、検出器63、被検出体62が組み合わされたモータ取付ピース41が縦長な土台としての板状の機構本体71の上部に図外の止ねじで取り付けられることによって、モータ取付ピース41が機構本体71の上部に形成された開口部72を閉鎖する。モータ取付ピース41には検出器63から延設された配線を通すための配線孔73が開口部72の周囲に位置するように形成される。
【0017】
従動輪21の軸受部27は従動輪取付ピース81に固定的に設けられた支持軸82に挿入され、軸受部27から突出した支持軸82の端部には図外の止輪が装着され、従動輪21が支持軸82から抜け止めされる。
従動輪取付ピース81はシャフト83と複数のスライダ84とばね係留部85とを備える。シャフト83が機構本体71の下部に従動輪21の方向に膨出するように形成された従動輪取付部74に形成された軸受部75に回転可能に装着されるとともに、スライダ84およびばね係留部85が従動輪取付部74に形成された複数の逃孔76に個別に挿入された後、スライダ84に止具86が従動輪取付ピース81の従動輪取付部74に対する上下方向の移動を確保するように結合されることによって、従動輪21を回転可能に支持した従動輪取付ピース81と従動輪取付部74とが互いに組み付けられる。
【0018】
その状態において、従動輪取付ピース81のばね係留部85と従動輪取付部74に設けられたばね係留部77とにコイルスプリングのようなばね78が掛け止められることによって、ばね78が従動輪取付ピース81を機構本体71の上部に取付られた駆動輪11との軸間隔を広げる方向に引っ張る。そして、図柄表示体2が駆動輪11と従動輪21とに巻き掛けられることによって、図柄表示機構1が組み立てられた形態となる。
【0019】
そして、ステップモータ31が電力供給で回転駆動すると、図柄表示体2がばね78のばね力によるテンションを受けつつ図柄表示体2の動力伝達部5と駆動輪11の動力伝達部14との噛み合わせにより適切に回転する。図1,図2に示すように、機構本体71は機構本体71の下部から内側に折り曲げられた底壁71a、底壁71aの前部から下方に折り曲げられた下機構取付部71b、機構本体71の上部前側から内側に折り曲げられた延設部71c、延設部71cの前部から上方に折り曲げられた上前機構取付部71d、機構本体71の上部後側から内側に折り曲げられた上後機構取付部71e、機構本体71の後部から内側に折り曲げられた補強部71fを備える。底壁71aおよび補強部71fが互いに結合されれば、機構本体71の強度が一層高くなる。下機構取付部71bには位置決め孔71gおよび取付孔71hを備え、上前機構取付部71dには取付孔71iを備える。
【0020】
図2を参照し、図柄表示機構1を3個用いて構成された回胴表示装置91について説明する。回胴表示装置91は図柄表示機構1を収納し得る大きさの前方左右開放状の躯体92を備える。躯体92は上壁93の後部に左右で相対峙する2本の切込94を介して内側に向けて突出するように押し出された係合部95、上壁93の前部から上方に折り曲げられた上フランジ96、底壁71aの前部から下方に折り曲げられた下フランジ97を備える。
【0021】
そして、図柄表示機構1が躯体92の内部に挿入され、図柄表示機構1の下機構取付部71bおよび上前機構取付部71dが躯体92の上フランジ96および下フランジ97の前側に配置され、下フランジ97に設けられた突起98と下機構取付部71bの位置決め孔71gとが互いに嵌め込まれ、機構本体71の上後機構取付部71eが躯体92の上壁93の内側面から一方の切込94、係合部95の上、他方の切込94を順に経由して上壁93の内側面に接触するように係合部95に嵌め込まれる一方、下機構取付部71bおよび上前機構取付部71dを図外の止ねじで上フランジ96および下フランジ97に締結することによって、3個の図柄表示機構1が躯体92に並設されて取り付けられる。また、機構本体71と対象形に形成された側壁99が機構本体71と同様に躯体92に取り付けられる。
そして、各機構本体71や側壁99にカバー150やカバー150Aを取付ける。
以上により、機構本体71と躯体92および側壁99で囲まれた前方開放状の空間に3個の図柄表示機構1の図柄表示体2が並設配置された回胴表示装置91となる。
【0022】
カバー150は、図1〜4に示すように、隣り合う図柄表示体2,2間及び隣り合う各図柄表示体2,2の幅方向端部(図柄表示領域外)の外側面2b,2bを覆う幅Wを有し上下に延長するカバー本体151と、カバー本体151のベース部154の裏側に、このカバー本体151と直角方向でかつカバー本体151の長さ方向に延長するように設けられた相対峙する2つの挟持片152,153とから構成される。カバー本体151は、隣り合う図柄表示体2,2間を覆う覆いベース部154と、隣り合う各図柄表示体2の幅方向端部の外側面2b,2bを覆う延設部155,155とを備える。2つの挟持片152,153のうちの1方の挟持片152には上下に取付孔156,156が形成されており、図4に示すように、この取付孔156,156を機構本体71に形成された位置決め突起157に嵌め込むことによりカバー150は所定位置に位置決めされた状態で挟持片152,153により機構本体71の前側に着脱可能に取付けられる。
【0023】
並設された3個の図柄表示機構1のうちの図2の右側の図柄表示機構1の機構本体71の前側、側壁99の前側にはカバー150Aが取付けられる。カバー150aは、図2,図5に示すように、機構本体71と図柄表示体2との間あるいは側壁99と図柄表示体2との間を覆う覆いベース部154A及び当該図柄表示体2の幅方向一端部(図柄表示領域外)の外側面2bを覆う延設部155Aを備えたカバー本体151Aを有するものである。
【0024】
尚、カバー150及びカバー150Aの取付部としては、一方の挟持片に係止フックを形成し、この係止フックを機構本体71(又は側壁99)に形成された位置決め係止孔に嵌め込むようにして取付ける取付部であってもよいし、ねじで取付けるようにしてもよい。
また、カバー150及びカバー150Aは、例えば非透明な合成樹脂材料により形成すればよい。
【0025】
よって、カバー150,150Aにより、遊技者側から図柄表示機構1の内部機構が見えなくなり、美観が損なわれない。
また、カバー150,150Aの延設部155,155Aで図柄表示体2の幅方向端部の外側面2bを覆うようにしているので、例えば、駆動輪11と従動輪21との間で搬送ギャップが生じた場合の図柄表示体2の前側(遊技者側)への撓みを抑えることができる。このため、遊技者に図柄4をすっきりと見せることができ、遊技者の目視遊技に影響を与えるようなことを防止できる。
【0026】
実施形態2.
図柄表示体2の内側面2a側にバックライト機構100を設けた場合について説明する。
回胴表示装置91の前方には図柄表示体2の図柄4を視認可能とする図外のガラス等の透視性パネルが配置される。バックライト機構100は、図6に示すように、駆動輪11と従動輪21とに巻き掛けられた図柄表示体2の内側面2a側でかつ駆動輪11と従動輪21との間に設けられ、図柄表示体2の内側面2a側から図柄4に光を投射するものである。これにより、遊技者は光で照らされた図柄4を透視性パネルを介して視認できる。バックライト機構100は、図7,8に示すように、投射筒枠形成体101と、バックライト搭載基板102と、機構本体71への取付部103と、後述するガイド部材120が取付けられるガイド部材取付部104とを備える。投射筒枠形成体101には、図柄表示体2が停止したときに透視性パネルを介して視認することができるゲームに関係する上下3つの図柄4,…毎に対応する3つの投射筒枠110,111,112が形成されており、上下3つの図柄4,…毎にそれぞれ投射筒枠110,111,112を介して光を投射できるようになっている。投射筒枠形成体101の後側には、ランプ,LED等のバックライト105を搭載したバックライト搭載基板102が取付けられ、これにより、バックライト105の光が投射筒枠110,111,112を介して図柄表示体2に投射される。投射筒枠形成体101の前面の両端側には上下に延長する細長いガイド部材取付部104,104が形成されている。このガイド部材取付部104,104は前面106,106の上下中央部分が前側に飛び出て湾曲した弧状に形成されている。この弧状の前面106,106に図外のねじなどで細長い直線帯状のガイド部材120,120が取付けられ、このガイド部材120,120が図柄表示体2の幅方向両端の内側面に形成された図柄表示体側係合部の凸部7に接触して図柄表示体2を内側面2aから回胴表示装置91の前側に湾曲させる。ガイド部材120はガイド部材取付部104の前面106に沿って取付けられるように可撓性と靭性とを有するものを用いる。尚、ガイド部材取付部104,104の前面106,106には上下に複数の取付穴121が形成されており、この取付穴121に対応してガイド部材120にはねじ頭挿入穴122が形成されている。これにより、ねじの頭がねじ頭挿入穴122に入り込んでガイド部材120の表面123に突出しないように締結されてガイド部材120が回胴表示装置91の前側に取付けられる。
尚、ガイド部材120は、図柄表示体2に対して滑性を有する材料で形成されたものを用いる。例えば、摩擦係数が低く摺動特性に優れた自己潤滑性及び耐摩耗性及び耐衝撃性を有する超高分子量ポリエチレン(UPE)、ポリアセタール等に代表されるデルリン(東レ・デュポン株式会社の登録商標)、四ふっ化エチレン等に代表されるテフロン(東レ・デュポン株式会社の登録商標)等の樹脂材料で形成されたものを用いれば効果的である。
また、図柄表示体2を駆動輪11と従動輪21とに巻き掛ける前に、ガイド部材120が取付けられたバックライト機構100を取付部103を介してねじ等で機構本体71に取付ける。131は機構本体71に形成された取付穴、132はバックライト機構100の取付部103に形成された取付穴であり、これら取付穴131,132を介してねじ等によりバックライト機構100を取付ける。即ち、ガイド部材120が取付けられたバックライト機構100が、図柄表示機構1の機構本体71に対してそれぞれ着脱可能となっている。
以上によれば、カバー150及びカバー150Aを取付けることにより、バックライト機構100を機構本体71に取付けるねじ等が遊技者側から見えなくなるので、より効果的である。
また、ガイド部材120が図柄表示体2の図柄4の裏側部分に接触せず、図柄4の裏側部分の擦傷や摩耗が生じないので、図柄4の見栄えが悪くならない。
また、図柄表示体2に対して滑性を有するガイド部材120でガイドしたので、図柄表示体2とガイド部材120との摩擦を低減でき、図柄表示体2の回転負荷を低減できるので、駆動輪11を駆動するモータとして出力の小さいモータを使用することが可能となる。また、図柄表示体2の幅方向両端の内側に凹部6及び凸部7による図柄表示体側係合部を形成し、図柄表示体側係合部としての凸部7のみがガイド部材120に接触するようにしたので、図柄表示体2とガイド部材120との摩擦をさらに低減でき、さらに図柄表示体2の回転負荷を低減できる。また、ガイド部材120が接触する図柄表示体側係合部の凸部7の摩耗を少なくでき、図柄表示体側係合部と駆動輪側係合部との係合性能を長く維持できるので、図柄表示体2の寿命を長くできる。
また、ガイド部材120により図柄表示体2を内側面2aから前側に湾曲させることができて、図柄4を見やすくできる。
また、図柄表示体2の内側面2aの幅方向両端をガイド部材120でガイドしたので、図柄表示体2が駆動輪11と従動輪21との間で前後に振れたり、撓んだりすることを防止でき、図柄4を安定に表示させることが可能となる。
また、ガイド部材120が摩耗すれば、ガイド部材120のみを交換でき、バックライト機構100をそのまま流用できるので、バックライト機構100をリサイクルできる。
【0027】
尚、実施形態1,2では、図柄表示体2の幅方向端部(図柄表示領域外)の外側面2b,2bを覆う延設部155,155Aを備えたカバー150,150Aを用いる例を示したが、図柄表示体2の幅方向端部(図柄表示領域外)の内側面2aを覆う延設部,即ち、図柄表示体側係合部と対向する延設部を備えたカバーを用いてもよく、この場合、カバーを図柄表示体2に対して滑性を有する材料で構成してガイド部材120の機能を兼用させてもよい。また、図柄表示体2の幅方向端部の外側面2b及び内側面2aの両方を覆う延設部を備えたカバーを用いてもよい。この場合、内側面2aの両方を覆う延設部でガイド部材120の機能を兼用させればよい。このようなカバーを用いれば、図柄表示体2が駆動輪11と従動輪21との間で前後に振れたり、撓んだりすることを防止でき、図柄4を安定に表示させることが可能となる。これらの場合、カバーを機構本体71にねじ等で直接に固定したり、バックライト機構100を設ける場合においてはガイド部材120を備えないバックライト機構100にカバーをねじ等で固定してバックライト機構100を介してカバーを機構本体71に固定すればよい。
また、実施形態では、ベルトタイプの回胴表示装置について説明したが、特許文献2のようなドラムタイプの回胴表示装置においても本願のカバーを適用できる。この場合、機構本体(特許文献2では支持部材)の前側を駆動輪の外周に貼られた図柄表示体(特許文献2ではリール部材)のリング形状に合わせたり、あるいは、隣り合う駆動輪の外周に貼られた図柄表示体間を覆うカバーを用いればよい。
尚、カバー150,150Aは、機構本体71の前側に取付けられ、少なくとも機構本体71や側壁99と図柄表示体2との間を覆うものであればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による回胴表示装置の図柄表示機構を示す分解斜視図。
【図2】回胴表示装置の外観図。
【図3】カバーの拡大斜視図。
【図4】カバーの取付状態を示す断面図。
【図5】カバーの取付状態を示す断面図。
【図6】実施形態2によるガイド部材付きのバックライト機構を備えた回胴表示装置の外観図。
【図7】ガイド部材付きのバックライト機構を示す斜視図。
【図8】ガイド部材とバックライト機構とを分解して示した斜視図。
【符号の説明】
1 図柄表示機構、2 図柄表示体、2a 図柄表示体の内側面、2b 図柄表示体の幅方向端部側の外側面、11 駆動輪、21 従動輪、31 ステップモータ(モータ)、71 機構本体、92 躯体、99 側壁、
150,150A カバー、152,153 挟持片、154 ベース部、
155,155A 延設部、156 取付孔、157 位置決め突起。
Claims (4)
- 機構本体に回転可能に取付けられた駆動輪を駆動させることにより図柄表示体を回転させる図柄表示機構が複数並設されて成る回胴表示装置において、カバーが機構本体の前側に着脱可能に取付けられ、隣り合う図柄表示機構の図柄表示体間がカバーで覆われたことを特徴とする回胴表示装置。
- カバーには図柄表示体の幅方向端部の外側面又は内側面のうちの少なくとも一方を覆う延設部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の回胴表示装置。
- カバーには図柄表示体間または図柄表示体とこの図柄表示体を収納する躯体の側壁との間に形成される隙間を覆うためのベース部と、このベース部の図柄表示体と対向する面側から直角方向に形成され機構本体又は躯体の側壁を挟持する一対の挟持片とを備え、これら挟持片の少なくとも一方には機構本体または躯体の側壁に設けられた位置決め突起が嵌入するための取付孔を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回胴表示装置。
- 回胴表示装置の図柄表示体間または図柄表示体とこの図柄表示体を収納する躯体の側壁との間に形成される隙間を覆うためのベース部と、このベース部の図柄表示体と対向する面側から直角方向に形成され機構本体又は躯体の側壁を挟持する一対の挟持片とを備え、これら挟持片の少なくとも一方には機構本体または躯体の側壁に設けられた位置決め突起が嵌入するための取付孔を有することを特徴とする回胴表示装置のカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002362954A JP2004188114A (ja) | 2002-12-13 | 2002-12-13 | 回胴表示装置及び回胴表示装置のカバー |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002362954A JP2004188114A (ja) | 2002-12-13 | 2002-12-13 | 回胴表示装置及び回胴表示装置のカバー |
Publications (1)
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JP2004188114A true JP2004188114A (ja) | 2004-07-08 |
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ID=32761253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002362954A Withdrawn JP2004188114A (ja) | 2002-12-13 | 2002-12-13 | 回胴表示装置及び回胴表示装置のカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004188114A (ja) |
-
2002
- 2002-12-13 JP JP2002362954A patent/JP2004188114A/ja not_active Withdrawn
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