JP2004024714A - 図柄表示体および遊技機の図柄表示体およびそれを使用した回胴表示装置 - Google Patents

図柄表示体および遊技機の図柄表示体およびそれを使用した回胴表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動手段への取付性向上を図る。
【解決手段】図柄表示体2がウレタン系エラストマー(ウレタン系ゴム弾性体)または熱可塑性エラストマー(例えば、東レ・デュポン株式会社製の商品名ハイトレル(登録商標))を主成分とした乳白色の透光性を有する帯状の両端を互いに接続したような形状の無端状であって、表示主体3の外側面にイソシアネート硬化による二液反応形の速乾性インキを用いて印刷した複数の種類の異なる図柄4を周方向に一定間隔に配置し、表示主体3の内側面における図柄表示領域よりも外側に位置する両端部に駆動輪11や従動輪21と係合する凹部6と凸部7とが表示主体3の周方向に一定間隔で交互に連続した動力伝達部5を備える。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスロットマシンやパチンコ機などの遊技機に用いられる回胴表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、回胴表示装置には、ドラム状のリールの周囲に複数の種類の異なる図柄が描かれた図柄表示体(リールテープ)を巻き付け、リールをステップモータ等で回転駆動するリールタイプ(例えば、特開2002−65940号公報)や、駆動輪と従動輪とに複数の種類の異なる図柄の描かれた無端状の図柄表示体を巻き掛け、駆動輪をステップモータで駆動するベルトタイプ(例えば、特開2001−293128号公報)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例は図柄表示体がポリカーボネートを主成分とした弾性に乏しい素材で構成されているため、嵌合性に欠け、表示主体をリールや駆動輪、従動輪等の駆動手段に取り付け難いという問題点があった。
【0004】
そこで、本発明は駆動手段に取り付け易く、製造がより容易となりうる図柄表示体および遊技機の図柄表示体およびそれを使用した回胴表示装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明にあっては、表示主体がウレタン系エラストマーまたは熱可塑性エラストマーを主成分として形成されたことによって、ゴムのような弾性に富む素材で構成されているため、表示主体を駆動手段に取り付け易くなり、遊技機の製造がより容易となり、品質信頼性を向上可能とすることができる。また、本発明にあっては、表示主体の第1面に図柄を有し、表示主体の第2面に駆動体と係合する凹部と凸部とを交互に連続した動力伝達部を備えれば、動力伝達部がタイミングベルトのような構造であるので、表示主体を駆動手段に取り付け易くなり、機器の製造がより容易となり、品質信頼性を向上可能とすることができる。また、本発明にあっては、表示主体が透光性を有すれば、図柄をバックライトで照明表示して視認性を向上することができる。また、本発明にあっては、表示主体の第1面に図柄と駆動体と係合する凹部と凸部とを交互に連続した動力伝達部とを有し、動力伝達部と図柄とが重なり合わないように領域分けされて配置されれば、図柄を表示する部分の厚さをほぼ一様とすることができ、図柄の見栄えがよくなる。また、本発明にあっては、帯状で無端状の表示主体がその帯幅方向の両端部に駆動体と係合する凹部と凸部とを交互に連続した動力伝達部を備えれば、表示主体と駆動手段との係合が良くなり、表示主体の駆動をより安定させることが可能となる。また、本発明にあっては、表示主体と動力伝達部とが単一体により形成されれば、表示主体と動力伝達部とが1つにまとまった単一体となり、それの一体性を増加することができる。また、本発明にあっては、表示主体と動力伝達部とが別体であって、両面粘着材で接着すれば、表示主体と動力伝達部とをそれらに最適な材料で形成することができる。また、本発明にあっては、駆動体と係合する凹部と凸部とを交互に連続した動力伝達部を備えた図柄表示体を使用すれば、より製造し易く、品質信頼性の高い回胴表示装置を提供することができる。また、本発明にあっては、表示主体の表面に図柄、および駆動手段と係合するための動力伝達部を備え、この動力伝達部と上記図柄とは重なり合わないように領域分けされて配置されれば、表示主体表面の動力伝達部を表示主体の駆動手段に合わせれば良いので、表示主体を駆動手段に取り付け易くなり、機器の製造がより容易となるほか、図柄表示部分の厚さをほぼ一様とすることができ、図柄の見栄えが良くなる。また、本発明にあっては、透明性を有する表示主体の第1面に図柄を、この第1面と対向する第2面に駆動手段と係合するための動力伝達部を有し、この動力伝達部と上記図柄とは上記第1面または上記第2面側から上記表示主体に向けて光を当てた場合に上記表示主体を透過する光が上記動力伝達部と上記図柄とで重なり合わないように領域分けされて配置されれば、第1面を表にすることにより表示された図柄の見栄えが良くなるほか、動力伝達部を表示主体の駆動手段に取り付け易くなり、機器の製造がより容易となる。また、上記動力伝達部と上記図柄とで重なり合わないように領域分けされて配置されているので、図柄表示部分の厚さをほぼ一様とすることができ、図柄の見栄えが良くなる。また、本発明にあっては、動力伝達部が交互に連続する凹部と凸部とを備えれば、動力伝達部がタイミングベルトのような構造になるので、表示主体の駆動手段の構造を簡素化することができ、機器の製造が容易となる。また、本発明にあっては、動力伝達部が表示主体と同一素材で一体成型されれば、機器の製造工程を減らすことができ、機器の製造がより容易となる。また、動力伝達部が表示主体と一体形成されることにより、動力伝達部の耐久性が向上可能となる。また、本発明にあっては、動力伝達部が表示主体に接着剤で接着されれば、動力伝達部は駆動手段に合わせて任意の材質、任意の形状のものを選択することができる。また、本発明にあっては、動力伝達部が表示主体に接着剤で接着されるものにおいて、動力伝達部を表示主体と同一素材で構成することにより、材料コストの低減を図ることが可能となる。また、本発明にあっては、表示主体が無端かつ帯状に形成されれば、サイズさえ合わせておけば、駆動手段への取り付けが容易となり、機器の製造がより容易となる。また、本発明にあっては、表示主体の帯幅方向の両端部に上記動力伝達部が形成されれば、表示主体と駆動手段との係合が良くなり表示主体の駆動をより安定させることが可能となる。また、本発明にあっては、表示主体がウレタン系エストラマーまたは熱可塑性エストラマーを主成分として形成されれば、表示主体はゴムのような弾性に富む素材で構成されるため、駆動手段に取り付け易くなり、機器の製造がより容易となる。また、本発明にあっては、本発明の図柄表示体を使用することにより、より製造し易く、品質信頼性の高い回胴表示装置を提供することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1から図4は第1実施形態であって、図1は1組の図柄表示機構1の外観を分解して示し、図2は図柄表示体2の動力伝達部5と駆動輪11の動力伝達部14と従動輪21の動力伝達部24とにおける詳細な構造を示し、図3は1組の図柄表示機構1の外観を組み立てて示し、図4は回胴表示装置91の外観を示す。
【0007】
図1を参照し、図柄表示機構1について説明する。図柄表示機構1の図柄表示体2はウレタン系エラストマー(ウレタン系ゴム弾性体)または熱可塑性エラストマー(例えば、東レ・デュポン株式会社製の商品名ハイトレル(登録商標))を主成分とした乳白色の透光性を有する帯状の両端を互いに接続したような形状の無端状に形成された表示主体3を備える。表示主体3はウレタン系エラストマーまたは熱可塑性エラストマーを主成分とした帯状の両端を両面粘着材または溶剤系接着剤などの接着剤で互いに接続してもよいが、成形型で無端状に形成すれば、表示主体3の無端状の形状保持性能が高くなる。
【0008】
表示主体3の外側面(第1面)には従来技術で例示した公報と同様に複数の種類の異なる図柄4を周方向に一定間隔または所定間隔に配置した状態で備える。図柄4がイソシアネート硬化による二液反応形の速乾性インキを用いた印刷でされれば、表示主体3との親和性もよく、図柄4の耐久性も向上する。表示主体3が透光性を有するので、図外のバックライトを表示主体3の内側面(第2面)の方向から表示主体3の2本の仮想線L1;L2で挟まれた図柄表示領域に投光して図柄4を照明表示することができる。
【0009】
表示主体3の内側面における図柄表示領域よりも外側に位置する両端部(周方向と直交する帯幅方向の両端の部分)には動力伝達部5を備える。動力伝達部5は凹部6と凸部7とが表示主体3の周方向に一定間隔で交互に連続した形態である。凸部7は表示主体3の内側面から表示主体3の径方向内側に突出し、凹部6は周方向に隣接する2つの凸部7の互いに向き合う斜面と当該2つの凸部7の間における表示主体3の内側面とで形成される。動力伝達部5は表示主体3と一緒に成形型で表示主体3の内側面に形成すれば、表示主体3と動力伝達部5とが1つにまとまった単一体となり、それの一体性が増す。表示主体3の仮想線L1;L2で挟まれた図柄表示領域に図柄4を設け、表示主体3の図柄表示領域よりも外側に位置する両端部に動力伝達部5を設けたので、図柄4と動力伝達部5とが重なり合わないように領域分けされて配置されて、図柄4を表示する部分の厚さを一様とすることができ、図柄の見栄えがよくなる。
【0010】
駆動輪11は薄肉な円筒状の周壁の中央部を周方向に間欠的に中抜きされているとともに軸方向(帯幅方向)に両側に存在する円形帯状の両端部12を中抜きによる残存した複数本のステー13で互いに結合したかご形になっている。両端部12の外側面には図柄表示体2の動力伝達部5と噛み合う動力伝達部14を備える。動力伝達部14の凹部15は両端部12の外側面から内部に窪み、凹部15の軸方向外側は開放されている。動力伝達部14の凸部16は周方向に隣接する2つの凹部15の互いに向き合う斜面と当該2つの凹部15の間における両端部12の外側面とで形成される。複数のステー13にはハブ17が両端部12の間の中央よりも一方に片寄る位置で結合する。ハブ17の中心部には小判形の異形孔に形成されたモータ軸取付部18を備える。
【0011】
従動輪21は薄肉な円筒状の周壁22の軸方向に両側に存在する両端部23の外側面は周壁22の外側面よりも外側にひと回り大きな円周を有するように突出し、両端部23の外側面には図柄表示体2の動力伝達部5と噛み合う動力伝達部24を備える。動力伝達部24の凹部25は両端部23の外側面から内部に窪み、凹部25の軸方向外側は開放されている。動力伝達部24の凸部26は周方向に隣接する2つの凹部25の互いに向き合う斜面と当該2つの凹部25の間における両端部23の外側面とで形成される。周壁22の内側面には円筒状の軸受部27が従動輪21の内部中心に位置するように結合される。
【0012】
図2にも示すように、駆動輪11における凹部15および従動輪21における凹部25のそれぞれにおける内側端面28は凹部15;25の底面29から径方向外側に行くに従って徐々に凹部15;25の軸方向の幅が大きくなる斜面に形成されているので、図柄表示体2の凸部7の矢印X1で示す方向の軸方向移動を阻止して、図柄表示体2の動力伝達部5と駆動輪11の動力伝達部14と従動輪21の動力伝達部24との外れを防止することができる。上記内側端面28を径方向に垂直な縦面として、上記斜面に相当する斜面を図柄表示体2の凸部7の内側端面30に形成しても、同様に適用することができる。駆動輪11および従動輪21における凹部15;25のそれぞれにおける深さH1と図柄表示体2における凸部7の高さH2とを同一寸法(H1=H2)、または、深さH1を高さH2よりもわずかに深く(H1≧H2)すれば、凹部15;25と凸部7との嵌め合いによる接触面積が増加し、図柄表示体2と駆動輪11および従動輪21相互間の動力伝達が良好となる。
【0013】
図1に戻り、ステップモータ31はモータ軸32;33がモータボディ34の軸方向両端に突出した両軸タイプになっている。一方のモータ軸32は外周面が2つの平坦で平行な切欠面32aを有する異形であって、駆動輪11のハブ17から離れた端部12の方向からモータ軸取付部18に挿入されて一緒に回転するようにハブ17に装着される。一方のモータ軸32がハブ17に装着された後、コ字形の止座35がモータ軸取付部18周りのハブ17の外側面に突出したボス36に被せられ、図外の止ねじが止座35の図外の貫通孔からボス36の図外の貫通孔を経由して一方のモータ軸32の中心に形成された図外のねじ孔(雌ねじの形成された孔)に締結されることによって、駆動輪11が一方のモータ軸32に一緒に回転するように結合される。
【0014】
このように駆動輪11と一方のモータ軸32とが結合された場合、モータボディ34の大半が駆動輪11の内部に非接触な状態で取り込まれる。モータボディ34の端部に設けられたブラケット37の側に突出した他方のモータ軸33がモータ取付ピース41に形成された逃孔42に挿入され、ブラケット37が逃孔42周りのモータ取付ピース41の外側面に接触し、ブラケット37とモータ取付ピース41とが図外の止ねじで互いに締結されることによって、モータボディ34とモータ取付ピース41とが互いに結合される。
【0015】
他方のモータ軸33は外周面に1つの平坦な切欠面を有する異形であって、他方のモータ軸33は小径な歯車51の中心に形成された半円形状の異形な取付孔52に挿入されて、他方のモータ軸33には小径な歯車51が一緒に回転するように装着される。モータ取付ピース41の逃孔42周りに固定的に取り付けられたシャフト43には小径な歯車51に噛み合わせられる大径な歯車61が回転可能に装着され、大径な歯車61よりも外側に突出したシャフト43には図外の止輪が装着されて、大径な歯車61がシャフト43から抜け止めされる。
【0016】
大径な歯車61にはステップモータ31の原点位置を検出するための被検出体62が図外の止ねじで一緒に回転するように取り付けられる。シャフト43よりも下部に形成された切欠部44周りのモータ取付ピース41にはステップモータ31の原点位置を検出するための検出器63の設けられた基板64が図外の止ねじで取り付けられることによって、検出器63が切欠部44に非接触に配置される。検出器63は他方のモータ軸33の回転に伴い、小径な歯車51と大径な歯車61とを介して被検出体62が検出器63を非接触に通過するごとに、検出器63がステップモータ31の原点位置としての検出信号を図外の制御装置に出力する。
【0017】
駆動輪11、ステップモータ31、小径な歯車51、大径な歯車61、シャフト43、基板64、検出器63、被検出体62が組み合わされたモータ取付ピース41が縦長な土台としての板状の機構本体71の上部に図外の止ねじで取り付けられることによって、モータ取付ピース41が機構本体71の上部に形成された開口部72を閉鎖する。モータ取付ピース41には検出器63から延設された配線を通すための配線孔73が開口部72の周囲に位置するように形成される。従動輪21の軸受部27は従動輪取付ピース81に固定的に設けられた支持軸82に挿入され、軸受部27から突出した支持軸82の端部には図外の止輪が装着され、従動輪21が支持軸82から抜け止めされる。
【0018】
従動輪取付ピース81はシャフト83と複数のスライダ84とばね係留部85とを備える。シャフト83が機構本体71の下部に従動輪21の方向に膨出するように形成された従動輪取付部74に形成された軸受部75に回転可能に装着されるとともに、スライダ84およびばね係留部85が従動輪取付部74に形成された複数の逃孔76に個別に挿入された後、スライダ84に止具86が従動輪取付ピース81の従動輪取付部74に対する上下方向の移動を確保するように結合されることによって、従動輪21を回転可能に支持した従動輪取付ピース81と従動輪取付部74とが互いに組み付けられる。
【0019】
その状態において、従動輪取付ピース81のばね係留部85と従動輪取付部74に設けられたばね係留部77とにコイルスプリングのようなばね78が掛け止められることによって、ばね78が従動輪取付ピース81を機構本体71の上部に取付られた駆動輪11との軸間隔を広げる方向に引っ張る。また、図柄表示体2の動力伝達部5が駆動輪11の動力伝達部14および従動輪21の動力伝達部24とに噛み合わせられつつ、図柄表示体2が駆動輪11と従動輪21と巻き掛けられる。これによって、図柄表示機構1が図3に示すような組み立てられた形態となる。
【0020】
そして、ステップモータ31が電力供給で回転駆動すると、図柄表示体2がばね78のばね力によるテンションを受けつつ図柄表示体2の動力伝達部5と駆動輪11の動力伝達部14および従動輪21の動力伝達部24との噛み合わせで駆動輪11および従動輪21に滑ることなく適切に回転する。図1および図3において、機構本体71は機構本体71の下部から内側に折り曲げられた底壁71a、底壁71aの前部から下方に折り曲げられた下機構取付部71b、機構本体71の上部前側から内側に折り曲げられた延設部71c、延設部71cの前部から上方に折り曲げられた上前機構取付部71d、機構本体71の上部後側から内側に折り曲げられた上後機構取付部71e、機構本体71の後部から内側に折り曲げられた補強部71fを備える。底壁71aおよび補強部71fが互いに結合されれば、機構本体71の強度が一層高くなる。下機構取付部71bには位置決め孔71gおよび取付孔71hを備え、上前機構取付部71dには取付孔71iを備える。
【0021】
図4を参照し、図3のように組み立てられた図柄表示機構1を3個用いて構成された回胴表示装置91について説明する。回胴表示装置91は図柄表示機構1を収納し得る大きさの前方左右開放状の躯体92を備える。躯体92は上壁93の後部に左右で相対峙する2本の切込94を介して内側に向けて突出するように押し出された係合部95、上壁93の前部から上方に折り曲げられた上フランジ96、底壁71aの前部から下方に折り曲げられた下フランジ97を備える。
【0022】
そして、図柄表示機構1が躯体92の内部に挿入され、図柄表示機構1の下機構取付部71bおよび上前機構取付部71dが躯体92の上フランジ96および下フランジ97の前側に配置され、下フランジ97に設けられた突起98と下機構取付部71bの位置決め孔71gとが互いに嵌め込まれ、機構本体71の上後機構取付部71eが躯体92の上壁93の内側面から一方の切込94、係合部95の上、他方の切込94を順に経由して上壁93の内側面に接触するように係合部95に嵌め込まれる一方、下機構取付部71bおよび上前機構取付部71dを図外の止ねじで上フランジ96および下フランジ97に締結することによって、3個の図柄表示機構1が躯体92に取り付けられる。また、機構本体71と対象形に形成された側壁99が機構本体71と同様に躯体92に取り付けられる。これによって、機構本体71と躯体92および側壁99で囲まれた前方開放状の空間に3個の図柄表示機構1の図柄表示体2が配置された回胴表示装置91となる。
【0023】
図5は第2実施形態の図柄表示体2の軸方向に切断した断面を示す。第1実施形態では表示主体3と動力伝達部5とを成形で単一体に形成したのに対し、第2実施形態は表示主体3と動力伝達部5とを別々に形成し、それらをテープ状の両面粘着材101で互いに接着したものであって、表示主体3をウレタン系エラストマー(ウレタン系ゴム弾性体)または熱可塑性エラストマー(例えば、東レ・デュポン株式会社製の商品名ハイトレル(登録商標))を主成分とした乳白色の透光性を有する素材で形成し、動力伝達部5をタイミングベルトで形成するというように、表示主体3と動力伝達部5とをそれらに最適な材料で形成することができる。
【0024】
図6は第3実施形態の図柄表示体2の軸方向に切断した断面を示す。第1実施形態では図柄4と動力伝達部5とを表示主体3の外側面と内側面とに互い違いに形成したのに対し、第3実施形態は図柄4と動力伝達部5とを表示主体3の内側面にというように同一面に形成したものである。この場合も、第2実施形態と類似するように表示主体3と動力伝達部5と別々に形成し、それらを図5のテープ状の両面粘着材101で互いに接着してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の図柄表示機構を示す分解斜視図。
【図2】第1実施形態の動力伝達部の詳細を示す部分断面図。
【図3】第1実施形態の図柄表示機構を示す組立斜視図。
【図4】第1実施形態の回胴表示装置を示す斜視図。
【図5】第2実施形態の図柄表示体を示す断面図。
【図6】第3実施形態の図柄表示体を示す断面図。
【符号の説明】
2 図柄表示体
3 表示主体
4 図柄
5 動力伝達部
6 凹部
7 凸部
11 駆動輪
91 回胴表示装置
101 両面粘着材

Claims (20)

  1. 表示主体がウレタン系エラストマーを主成分として形成されたことを特徴とする遊技機の図柄表示体。
  2. 表示主体が熱可塑性エラストマーを主成分として形成されたことを特徴とする遊技機の図柄表示体。
  3. 表示主体の第1面に図柄を有し、表示主体の第2面に駆動体と係合する凹部と凸部とを交互に連続した動力伝達部を備えたことを特徴とする図柄表示体。
  4. 表示主体をウレタン系エラストマーまたは熱可塑性エラストマーを主成分として形成したことを特徴とする請求項3記載の図柄表示体。
  5. 表示主体が透光性を有することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載の図柄表示体。
  6. 表示主体の第1面に図柄と駆動体と係合する凹部と凸部とを交互に連続した動力伝達部とを有し、動力伝達部と図柄とが重なり合わないように領域分けされて配置されたことを特徴とする図柄表示体。
  7. 帯状で無端状の表示主体がその帯幅方向の両端部に駆動体と係合する凹部と凸部とを交互に連続した動力伝達部を備えたことを特徴とする図柄表示体。
  8. 表示主体と動力伝達部とが単一体により形成されたことを特徴とする請求項3または請求項6または請求項7記載の図柄表示体。
  9. 表示主体と動力伝達部とが別体であって、両面粘着材で接着したことを特徴とする請求項3または請求項6または請求項7記載の図柄表示体。
  10. 駆動体と係合する凹部と凸部とを交互に連続した動力伝達部を備えた図柄表示体を使用した回胴表示装置。
  11. 表示主体の表面に図柄、および駆動手段と係合するための動力伝達部を備え、この動力伝達部と上記図柄とは重なり合わないように領域分けされて配置されていることを特徴とする図柄表示体。
  12. 透明性を有する表示主体の第1面に図柄を、この第1面と対向する第2面に駆動手段と係合するための動力伝達部を有し、この動力伝達部と上記図柄とは上記第1面または上記第2面側から上記表示主体に向けて光を当てた場合に上記表示主体を透過する光が上記動力伝達部と上記図柄とで重なり合わないように領域分けされて配置されていることを特徴とする図柄表示体。
  13. 上記動力伝達部は交互に連続する凹部と凸部とを備えていることを特徴とする請求項11または請求項12記載の図柄表示体。
  14. 上記動力伝達部は上記表示主体と同一素材で一体成型されていることを特徴とする請求項11乃至請求項13のいずれかに記載の図柄表示体。
  15. 上記動力伝達部は上記表示主体に接着剤で接着されていることを特徴とする請求項11乃至請求項13のいずれかに記載の図柄表示体。
  16. 上記表示主体は上記動力伝達部と同一素材で構成されていることを特徴とする請求項15記載の図柄表示体。
  17. 上記表示主体は無端かつ帯状に形成されていることを特徴とする請求項11乃至請求項16のいずれかに記載の図柄表示体。
  18. 上記表示主体の帯幅方向の両端部に上記動力伝達部が形成されていることを特徴とする請求項17記載の図柄表示体。
  19. 上記表示主体はウレタン系エストラマーまたは熱可塑性エストラマーを主成分として形成されていることを特徴とする請求項11乃至請求項18のいずれかに記載の図柄表示体。
  20. 請求項11乃至請求項19のいずれかに記載の図柄表示体を使用した回胴表示装置。
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