JP2004187599A - 食品包装体 - Google Patents

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一忠 酒匂
Takashi Tsurumoto
高 鶴本
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Abstract

【課題】1つの包装体で主食と副食を同時に提供するとともに、高温でのレトルト殺菌処理時にもプラスチックパウチに必要なシール強度を確保し、長期間にわたって充分な酸素吸収性を発揮して内容物の品質低下を防止することのできる食品包装体を提供する。
【解決手段】少なくとも1つの収納室の壁材が酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムにより構成された多室パウチの各収納室に食品を収納することにより食品包装体を構成する。酸素吸収性を有する多層フイルムとしては、ヒートシール性内面樹脂層、酸素吸収剤を含有する酸素吸収性樹脂層及び熱可塑性樹脂外層を有する多層フイルムが好適に用いられる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチックフイルムにより構成された多室パウチ内に食品を収納してなる食品包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラスチックフイルムにより構成されたパウチ内に、カレーやシチュー、おかゆ等の食品類を収納し、密封後加圧蒸気釜内で加熱殺菌したレトルト食品としては、種々のものが知られている。
従来のレトルト食品は、例えばカレーのルー、シチュー等を単品でパウチ内に収納したものであり、このようなレトルト食品を食する際には、別途主食となるご飯を用意することが必要であった。また、おかゆの場合には、おかゆ自体の中に多少の具を入れることは可能であるにしても、おかずは別途用意することが必要であり、1つのパウチで、主食と副食を同時に提供することのできるレトルト食品は知られいない。
【0003】
また、これらのレトルト食品では、保存中にパウチ内に収納した食品類が、パウチ内に存在する酸素やパウチの壁面から侵入した酸素により酸化されて変質するという問題があり、長期間保存可能なレトルト食品を実現することは困難であった。
一方、パウチ内に収納した内容物の酸素による劣化を防止するために、熱可塑性樹脂に酸素吸収剤を配合した酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムによりパウチを構成することは公知である。(例えば、特許文献1及び2参照)
【0004】
【特許文献1】
特開平9−40024号公報
【特許文献2】
特開2001−96693号公報
【0005】
しかしながら、これらの酸素吸収剤を配合した酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムによりプラスチックパウチを構成した場合には、多層フイルムを構成する各層間の凝集力が減少してレトルト殺菌時にシール強度が低下し、パウチに必要とされる法定上のシール強度(22.6N/15mm幅以上)を達成できないという欠点がある。特に、多層フイルム中にアルミニウム等の金属箔層を含む多層フイルムの場合には、シール強度の低下とともに、酸素吸収剤による凹凸の影響を受けて、薄い金属箔にピンホールやクラックが発生し、傷の部分から酸素、水蒸気等が侵入し、パウチ内に内容物を充填した後に高温でレトルト殺菌処理を行なうことができなくなるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明はこれら従来技術の問題点を解消して、1つの包装体で主食と副食を同時に提供するとともに、高温でのレトルト殺菌処理時にもプラスチックパウチに必要なシール強度を確保し、長期間にわたって充分な酸素吸収性を発揮して内容物の品質低下を防止することのできる食品包装体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記課題を解決するために、次のような構成を採用する。
1.少なくとも1つの収納室の壁材が酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムにより構成されたことを多室パウチの各収納室に食品を収納してなる食品包装体。
2.酸素吸収性を有する多層フイルムがヒートシール性内面樹脂層、酸素吸収剤を含有する酸素吸収性樹脂層及び熱可塑性樹脂外層を有する多層フイルムであることを特徴とする1に記載の食品包装体。
3.酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムが、内層から順に、ポリプロピレン系内面樹脂層;樹脂マトリックスがポリプロピレン系重合体、酸素吸収性樹脂層全体を基準にして5〜40重量%の直鎖状低密度ポリエチレンからなり、酸素吸収剤を含有する酸素吸収性樹脂層;ポリプロピレン系緩衝樹脂層;ポリアミド樹脂層;金属箔層;ポリエステル外層樹脂層からなる多層フイルムであることを特徴とする1又は2に記載の食品包装体。
4.酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムが、内層から順に、ポリプロピレン系内面樹脂層;樹脂マトリックスがポリプロピレン系重合体、酸素吸収性樹脂層全体を基準にして5〜40重量%の直鎖状低密度ポリエチレンからなり、酸素吸収剤を含有する酸素吸収性樹脂層;ポリプロピレン系緩衝樹脂層;金属箔層;ポリアミド樹脂層;ポリエステル外層樹脂層からなる多層フイルムであることを特徴とする1又は2に記載の食品包装体。
5.多層フイルムの酸素吸収樹脂層性樹脂層中に、さらに酸素吸収性樹脂層全体を基準にして2〜30重量%の酸変性ポリオレフィン重合体を含有することを特徴とする1〜4のいずれかに記載の食品包装体。
6.多層フイルムの酸素吸収性樹脂層を構成する樹脂組成物中に、酸素吸収剤として金属粉;金属低位酸化物;還元性金属化合物;から選ばれた1種又は2種以上を配合したことを特徴とする1〜5のいずれかに記載の食品包装体。
7.多室パウチを構成する両面の包材を酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムにより構成したことを特徴とする1〜6のいずれかに記載の食品包装体。
8.多室パウチを構成する片面の包材を酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムにより構成したことを特徴とする1〜6のいずれかに記載の食品包装体。
9.多室パウチの1つの収納室に主食を収納し、他の収納室に副食を収納したことを特徴とする1〜9のいずれかに記載の食品包装体。
10.主食がレトルト殺菌処理されていることを特徴とする9に記載の食品包装体。
11.多室パウチの1つの収納室におかゆを収納し、他の収納室に副食を収納したことを特徴とする10に記載の食品包装体。
12.多室パウチが分岐室を有するスタンディングパウチであり、分岐室に副食を収納し、パウチ本体の収納室におかゆを収納したことを特徴とする11に記載の食品包装体。
13.多室パウチの1つの収納室に粉ミルクを収納し、他の収納室にその溶解液を収納したことを特徴とする1〜8のいずれかに記載の食品包装体。
14.多室パウチの収納室を易剥離性シール部により区画したことを特徴とする1〜13のいずれかに記載の食品包装体。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明の食品包装体の1例を示す図であり、図1は食品包装体の平面図、図2は図1のXX線における断面模式図、そして図3はこの包装体のパウチを構成する多層フイルムの層構成を示す断面模式図である。
【0009】
この包装体1は、それぞれ酸素吸収性樹脂層を有する2枚の多層フイルム11及び12の長側縁部4,4及び仕切り部5をヒートシールすることによって、主収納室2及び副収納室3を形成し、主収納室2におかゆ7を、副収納室3におかず8を充填したものである。主収納室2及び副収納室3の端部6,6よりのサイドシール部4,4には、包装体の開封を容易にするために、4箇所にVノッチ9が設けられている。
【0010】
この食品包装体1を構成する2枚の多層フイルム11及び12の層構成は、ポリプロピレン系内面樹脂層101;酸素吸収性樹脂層102;ポリプロピレン系緩衝樹脂層103;接着剤層104;ポリアミド樹脂層105;接着剤層106;アルミニウム箔107;接着剤層108;ポリエステル外層樹脂層109を積層したものであり、酸素吸収性樹脂層102には、酸素吸収剤110が配合されている。(図3参照)
酸素吸収性樹脂層102を構成する熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、エチレン・プロピレン共重合体、ポリプロピレン等のポリオレフィン類を使用することが好ましい。
【0011】
特に好ましい樹脂としては、ポリピロピレン系重合体を主材とし、特定量の直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、酸変性ポリオレフィン重合体及び酸素吸収剤を含有する樹脂組成物が挙げられる。
この樹脂組成物の主剤となるポリプロピレン重合体としては、ホモポリプロピレンの他に1乃至20重量%、特に2乃至15重量%のエチレンを含有するランダム、或いはブロック共重合体が使用することが好ましい。これらのポリプロピレンは、アイソタクティック構造のものでも、シンジオタクティック構造のものでもよい。
【0012】
酸素吸収性樹脂層中のLLDPEの配合量は、酸素吸収性樹脂層全体を基準として5〜40重量とすることが好ましい。
LLDPEの配合量が5重量%より少ない場合には、配合した効果が得られず、実用上破袋するものが発生しやすくなる。一方、LLDPEの配合量が40重量%よりも多くなると、レトルト殺菌後のシール強度が低下する。
酸素吸収性樹層に配合するLLDPEとしては特に制限はないが、密度が0.88〜0.94g/cm程度のものを使用することが好ましい。
【0013】
酸変性ポリオレフィン重合体としては、エチレン等のα−オレフィンを主成分とし、アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸等の不飽和カルボン酸又はこれらの無水物を1〜20重量%、好ましくは5〜10重量%含有する共重合体、特にグラフト共重合体を使用することが好ましい。不飽和カルボン酸変性ポリオレフィン重合体のMFRは、0.5〜30g/10min、特に5〜27g/10minの範囲のものが好ましい。酸素吸収性樹脂層中の酸変性ポリオレフィン重合体の配合量は、酸素吸収性樹脂層全体を基準として2〜30重量%とすることが好ましい。酸素吸収性樹脂層中に、酸変性ポリオレフィン重合体を2〜30重量%配合した場合には、落下衝撃強度、シール強度ともにLLDPEのみを配合したものより高くなる。
酸変性ポリオレフィン重合体の配合量が2重量%より少ない場合には、配合した効果が発揮されない。一方、配合量が30重量%を超える場合には、落下衝撃強度、シール強度が低くなる。
【0014】
酸素吸収性樹脂層102中に配合する酸素吸収剤110としては、従来この種の用途に使用されている酸素吸収剤は全て使用できるが、一般には還元性でしかも実質上水に不溶なものが好ましく、その適当な例としては、還元性を有する金属粉、例えば還元性鉄、還元性亜鉛、還元性錫粉;金属低位酸化物、例えばFeO、Fe;還元性金属化合物、例えば炭化鉄、ケイ素鉄、鉄カルボニル、水酸化第一鉄等の一種又は二種以上を組み合わせたものを主成分としたものが挙げられる。これらは必要に応じて、アルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、第三リン酸塩、第二リン酸塩、有機酸塩、ハロゲン化物、更に活性炭、活性アルミナ、活性白土のような助剤とも組み合わせて使用することができる。これらの酸素吸収性剤の内でも、還元性鉄が特に好ましい。
【0015】
これら酸素吸収剤は、一般に平均粒径が50μm以下、特に30μm以下の粒径を有することが好ましい。酸素吸収剤は、酸素吸収性樹脂層全体を基準として5〜30重量%、特に10〜30重量%の割合で配合することが好ましい。
【0016】
多層フイルム11の内層に設けるヒートシール性内面樹脂層は、パウチを製造する際に必要となるヒートシール性を付与するとともに、該層に隣接する酸素吸収性樹脂層に配合された酸素吸収剤や酸素吸収作用促進助剤等がパウチ内部に浸出乃至脱出するのを防止する役割をも果たす。ヒートシール性内面樹脂層を構成する材料としては、各種のポリオレフィン類、特にポリプロピレン系樹脂を使用することが好ましい。
このようなポリプロピレン系樹脂としては、例えば、ホモポリプロピレンの他に1乃至20重量%、特に2乃至15重量%のエチレンを含有するランダム、或いはブロック共重合体が使用される。これらのポリプロピレンは、アイソタクティック構造のものでも、シンジオタクティック構造のものでもよい。
ポリプロピレン系内面樹脂は必要に応じてチタン白等の白色顔料等で着色されていてもよい。
【0017】
多層フイルム11のポリプロピレン系緩衝樹脂層103は、酸素吸収性樹脂層102中に配合された酸素吸収剤粒子の一部が、該樹脂層の表面近くに浮出してくることにより生ずる樹脂層表面の凹凸を緩和し、多層フイルムの外層面における平滑性を良好にすると共に、多層フイルムをヒートシールしてパウチを製造する際に、多層フイルムを構成する各層間に凝集力が作用してシール強度が低下するのを防止する。また、パウチの耐衝撃強度を向上させ、酸素吸収剤による凹凸の影響を受けて多層フイルム11中の金属箔層107にピンホールやクラックが発生するのを防止する。
【0018】
ポリプロピレン系緩衝樹脂層103を構成する樹脂としては、具体的には、ポリプロピレン単独重合体やエチレン・プロピレン共重合体等が用いられる。
また、ポリプロピレン系緩衝樹脂層103を構成する樹脂として、ポリプロピレン系内面樹脂層101を構成する樹脂と同種のものを使用した場合には、強いラミネート強度が得られるので好ましい。
【0019】
該ポリプロピレン系緩衝樹脂層103は、前記したクッション機能を十分に達成するために、その厚さが10μm以上あることが好ましく、適当な厚さとしては、酸素吸収性樹脂層102に配合される酸素吸収剤粉末の種類、粒径、配合量等により若干変動するが、好ましくは、10〜50μm、特に15μm〜30μmが好ましい。
【0020】
この多層フイルム11では、ポリプロピレン系緩衝樹脂層103の外層側に、接着剤層104;ポリアミド樹脂層105;接着剤層106;金属箔層107;接着剤層108;ポリエステル外層樹脂層109を順次積層している。
このように、ポリアミド樹脂層105をポリプロピレン系緩衝樹脂層103と金属箔層107の間に設けることによって、金属箔層107に対する酸素吸収剤による凹凸の影響をさらに緩和し、金属箔層107にピンホールやクラックが発生するのを防止することができる。また、金属箔層107の内側にポリアミド樹脂層105を設けることによって、パウチを開封する際の引裂きの方向性が安定するとともに、引裂き時に多層パウチの層間が剥離して糸引きが発生するのを防止することができる。
【0021】
ポリアミド樹脂層105を構成するポリアミド樹脂としては特に制限はなく、例えばナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン6/6,6共重合体、ナイロン6,10、メタキシリレンアジパミド(MXD6)、ナイロン11、ナイロン12等を使用することができる。
【0022】
多層フイルム中に設けるポリアミド樹脂層は、金属箔層と位置を入れ換えて、金属箔層の外層側に配置するようにしてもよい。
図4は、そのような多層フイルム21の層構成を示す断面模式図である。この多層フイルム21では、ポリプロピレン系緩衝樹脂層103の外層側に、接着剤層104;金属箔層107;接着剤層106;ポリアミド樹脂層105;接着剤層108;ポリエステル外層樹脂層109を順次積層している。
このように、金属箔層107とポリエステル外層樹脂層109との間にポリアミド樹脂層105を設けることによって、多層フイルムからなるパウチの耐屈曲性を改善し、パウチを落下させたときに薄い金属箔層に疑似ピンホールやクラックが発生し、同時に外層樹脂層にも傷が生じるのを防止することが可能となる。また、ポリアミド樹脂層を有する多層フイルムを使用してパウチを構成した場合には、ポリアミド樹脂中に残存するモノマーやオリゴマーがパウチ内部に侵入し、内容物の風味を損なうことがあるが、この多層フイルム21では金属箔層107をポリアミド樹脂層105の内側に設けたことによって、モノマーやオリゴマーがパウチ内に侵入するのを完全に遮断し、内容物の風味を保持することが可能となる。
【0023】
多層フイルム11又は21の外層樹脂層109は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等の熱可塑性ポリエステル樹脂により構成することが好ましい。外層樹脂層を構成する好ましい樹脂としては、PET単独重合体、及びエチレンテレフタレート単位を主体とし、PETの本質を損なわない範囲で、他のポリエステル単位を含むコポリエステルが挙げられる。
このようなコポリエステル形成用の共重合成分としては、イソフタル酸、p−β−オキシエトキシ安息香酸、ナフタレン2,6−ジカルボン酸、ジフエノキシエタン−4,4′−ジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸またはこれらのアルキルエステル誘導体などのジカルボン酸成分;プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキシレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、ビスフエノールAのエチレンオキサイド付加物、ジエチレングリコール、トリエチレングリコールなどのグリコール成分を挙げることができる。
使用するポリエステル樹脂は、器壁の機械的な性質の点からは、固有粘度[η]が0.5以上、特に0.6以上であることが望ましい。更にこのポリエステル樹脂には、紫外線吸収剤、帯電防止剤などの添加剤を含有することも出来る。
【0024】
多層フイルムのポリプロピレン系緩衝樹脂層とポリアミド樹脂層、ポリアミド樹脂層と金属箔層、及び金属箔層とポリエステル外層樹脂層の間には、接着剤樹脂を介在させることが好ましい。
接着剤樹脂としては特に制限はなく、通常多層フイルムを構成するのに使用される接着剤樹脂はいずれも使用可能であり、例えばウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂等が挙げられる。
【0025】
図5及び図6は、本発明の食品包装体の他の例を示す図であり、図5は平面図、そして図6は図5のYY線での断面模式図である。
この食品包装体51では、多室パウチの片面を酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルム11により構成し、多室パウチの他面を酸素吸収性樹脂層を有しないフイルム22により構成したものである。
主収納室2と副収納室の仕切り部15は、多層フイルム11及びフイルム22とヒートシール性の小さいシール部材16を介在させてヒートシールすることにより、側縁シール部4や端縁シール部よりもシール強度の弱い易剥離性シール部として構成してある。この食品包装体51では、副収納室3に粉ミルク18を収納し、主収納室2にはその溶解液17を収納したもので、使用時には主収納室2を手で圧迫して易剥離シール部15を剥離させて、溶解液17と粉ミルク18を混合溶解させるものである。
【0026】
多室パウチを構成する酸素吸収性樹脂層を有しないフイルム22としては特に制限はなく、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド等の一般的な熱可塑性樹脂からなる単層フイルムや、これらのフイルムと他の熱可塑性樹脂、金属箔等を積層したラミネートフイルム等を使用することができる。多室パウチを構成する多層フイルム11又はフイルム22の少なくとも一方を、透明又は半透明で内容物の状態を透視可能な材料により構成した場合には、粉ミルク18と溶解液17の混合状態を確認することができるので好ましい。このようなフイルムとしては、保存時にはアルミニウム箔のような不透明な層を有し、使用時に不透明な層ははがして内容物を透視確認することができるラミネートフイルムを使用してもよい。
主収納室2と副収納室3を仕切る易剥離性シール部15としては、例えば特開平11−227842号公報に記載されているような、一方向からのみ剥離する易剥離性シール部とし、主収納室2に圧力をかけた場合にのみ開封するように構成することが好ましい。
【0027】
図7〜図9は、本発明の食品包装体のさらに他の例を示す図であり、図7は斜視図、図8は図7のZZ線での断面模式図、そして図9はこの食品包装体の開封時(使用時)の状態を示す断面模式図である。
この食品包装体61は、酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルム11と、酸素吸収性樹脂層を有しないフイルム22及び底マチ部23によりスタンディングパウチ本体として構成した主収納室2と、フイルム24及び25によりスタンディングパウチから分岐状に構成した分岐室3からなる。
【0028】
分岐室3の片面を構成するフイルム24としては、スタンディングパウチ本体の片面を構成するフイルム22を延長させてパウチ頂部で折返すことによって一体に構成することができる。また、スタンディングパウチ本体とは別の2枚のフイルム24、25を使用して分岐室3を構成するか、或いは1枚のフイルムを折り返して周縁部をヒートシールすることによって分岐室3を構成するフイルム24、25として使用することもできる。この分岐室3を構成するフイルム24、25や、スタンディングパウチの底マチ部23を構成するフイルムとしては、酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムを使用することもできる。
【0029】
この食品包装体61では、スタンディングパウチ本体の主収納室2にはおかゆ7を収納し、分岐室3にはおかず8を収納し、シール部4、5及び6により密封している。
そして、スタンディングパウチ本体頂部には、ミシン目、凹凸加工、レーザー加工等により易開封加工部19を形成し、使用時におかゆ7を収納した主収納室2を手で開封することができるようにしてある。また、分岐室3を構成するフイルム25の上方部には、同様に易開封加工部20を形成し、使用時におかず8を収納した分岐室3を手で開封することができるようにしてある。
したがって、この食品包装体61内のおかゆ7及びおかず8は、図9にみられるように主収納室2の易開封加工部19と分岐室3の易開封加工部20をそれぞれ手で開封した後に、自立させた状態で直接食することができるので、この食品包装体61を電子レンジや湯煎により加熱して食するときにきわめて便利である。
【0030】
分岐室3は、図7にみられるように単一の収納室として構成してもよいが、図10にみられるように分岐室をヒートシールすることによって複数の収納室31、32に区画し、それぞれの収納室31及び32に種類の異なるおかずを収納するようにすれば、食品包装体71にバラエティーを持たせることができる。
【0031】
本発明の食品包装体を構成する多室パウチの形状は任意であり、上記で説明した平パウチや分岐状パウチに限定されるものではない。また、多室パウチのサイズや収納室の数も目的に応じて適宜設定することができる。
多室パウチ内に収納される内容物としては、レトルト処理される食品が好適であるが、単なる乾燥食品や、粉末食品等にも適用できることは、言うまでもない。
【0032】
主食と副食の組み合わせとしては、主食をおかゆとした場合、副食として佃煮、梅干し、鮭フレーク、シラス干し等を挙げることができる。また、主食をごはんとした場合には、カレーまたはシチュー、ふりかけ等を挙げることができる。さらには、粉ミルクと水、インスタントコーヒーと水等の組み合わせも挙げることができる。
【0033】
【実施例】
つぎに、実施例により本発明の食品包装袋についてさらに説明するが以下の具体例は本発明を限定するものではない。
(実施例1)
外層から、厚さ12μmのポリエステル樹脂層/厚さ7μmのアルミニウム箔層/厚さ15μmのポリアミド樹脂層/厚さ30μmのポリプロピレン樹脂層、なる層構成のフイルムをウレタン系接着剤を使用してドライラミネートにて作製した。次に、図3の酸素吸収性樹脂層102を構成する樹脂組成物として、エチレン含量が12重量%のエチレン−プロピレンランダム共重合樹脂70重量%、密度0.88の直鎖状低密度ポリエチレン10重量%、無水マレイン酸変性ポリプロピレン樹脂10重量%及び平均粒径25μmの還元性鉄粉10重量%からなる樹脂組成物を溶融し、先に作製したラミネートフイルムのポリプロピレン樹脂層面と、図3の内層101を構成する厚さ30μmのポリプロピレン樹脂フイルムとの間に押出しながらサンドイッチラミネートすることにより、外層から12μmポリエステル樹脂層/7μmアルミニウム箔層/15μmポリアミド樹脂層/30μmポリプロピレン樹脂層/25μm酸素吸収性樹脂層/30μmポリプロピレン樹脂層、なる層構成の図3に示す多層フイルム11を作製した。
この多層フイルム11及び12の長側縁部4,4及び切り部5をヒートシールすることによって、主収納室2の寸法が、横120mm、縦170mm、副収納室の寸法が、横120mm、縦80mmの、図1に示す形状の多室パウチを製造した。
【0034】
このパウチの主収納室2内に、洗米後水に浸漬して水を吸収させた生米と水を、米:水=1:8となるように計量したものを充填し、主収納室2の端部6をヒートシールして密封した。その際に、副収納室2の端部6も同時にヒートシールした。つぎに、この充填パウチをレトルト処理装置内で8〜10分間で100℃に昇温し、さらに120℃にて10分間加熱処理することによって、主収納室2内でおかゆの調理と殺菌を同時に行った後に冷却した。ついで、副収納室3のヒートシールされた端部6を開封し、副収納室3内におかずとして佃煮10gを充填し、端部6をヒートシールすることによって密封した。
この食品包装体1では、上記の手順により多室パウチの主収納室2内で主食となるおかゆの調理・殺菌と、副収納室3の殺菌処理を行った後に、副収納室3内に加熱処理を回避したい副食を充填することにより、風味豊かな主食と副食の組合せを1つの食品包装体の形態で提供することが可能となる。
【0035】
(実施例2)
図8に示す形状を有するスタンディングパウチにおいて、酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルム11として、実施例1と同じ層構成を有する多層フイルムを使用し、酸素吸収性樹脂層を有しないフイルム22、フイルム25および底マチ部23として、外層から、厚さ12μmのポリエステル樹脂層/厚さ7μmのアルミニウム箔層/厚さ15μmのポリアミド樹脂層/厚さ70μmのポリプロピレン樹脂層、なる層構成の多層フイルムを使用し、主収納室2の頂部のみを開口部として残し、ヒートシールすることにより図8に示す分岐室3を有するスタンディングパウチを作製した。このスタンディングパウチの主収納室2の寸法は、幅90mm、高さ200mm、底マチ部23の折り込み深さは30mmとした。分岐室3の分岐部は主収納室2の頂部から35mmの位置にあり、分岐室の寸法は、幅90mm、分岐の長さ60mmとした。易剥離性シール部である仕切り部5は分岐部より分岐室3側に5mmの距離に位置させた。
【0036】
次に、実施例1と同様に水を吸収させた生米と水を、米:水=1:8となるように計量して、主収納室2の頂部開口部から主収納室2に充填し、開口部をヒートシールして密封した。この充填パウチをレトルト処理装置内で8〜10分間で100℃まで昇温し、さらに120℃にて10分間加熱処理することにより、主収納室2内でおかゆの調理と殺菌を同時に行った後に冷却した。次いで、分岐室3の先端を切断し開口部を形成して梅干しを1粒、分岐室3に充填後、再度分岐室3の先端をヒートシールすることにより密封し食品包装体61とした。
【0037】
(実施例3)
実施例2において、主収納室2に水150gを充填し実施例2と同じ条件で殺菌処理した後、分岐室3に市販の殺菌済みの粉ミルク約8gを充填した以外は、実施例2と同様にして食品包装体61を作製した。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、多室パウチの少なくとも1つの収納室の壁材を酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムで形成したため、主食および副食を収納した食品包装体の品質低下を長期間にわたり防止することができる。また、使用に際しては、主食と副食を収納した1つの食品包装体としているため、おかずを別途用意する必要がなく、主食と副食を同時に提供することができる。さらに、主収納室と副収納室との間に易剥離性シールによる仕切り部を形成することにより、収納物を食する際に容易に仕切り部を破壊することができ、簡単に主食と副食を混ぜ合わせることが可能となる。そして、本発明の食品包装体は、高温でのレトルト殺菌処理時にもプラスチックパウチに必要なシール強度を確保し、長期間にわたって充分な酸素吸収性を発揮することができるので、実用的価値が極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品包装体の1例を示す図である。
【図2】図1の食品包装体のXX線における断面模式図である。
【図3】図1の包装体を構成する多層フイルムの層構成を示す断面模式図である。
【図4】多層フイルムの層構成の他の例を示す断面模式図である。
【図5】本発明の食品包装体の他の例を示す図である。
【図6】図5の食品包装体のYY線における断面模式図である。
【図7】本発明の食品包装体の他の例を示す図である。
【図8】図7の食品包装体のZZ線における断面模式図である。
【図9】図7の食品包装体の開封時の状態を示す断面模式図である。
【図10】本発明の食品包装体の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1,51,61,71 食品包装体
2 主収納室
3,31,32 副収納室
4,6 ヒートシール部
5,15 仕切り部
7 おかゆ
8 おかず
9 ノッチ
11,12,21 多層フイルム
22,24,25 フイルム
16 シール部材
17 溶解液
18 粉ミルク
19,20 易開封加工部
23 底マチ部
101 ポリプロピレン系内面樹脂層
102 酸素吸収性樹脂層
103 ポリプロピレン系緩衝樹脂層
104,106,108 接着剤層
105 ポリアミド樹脂層
107 アルミニウム箔
109 ポリエステル外層樹脂層
110 酸素吸収剤

Claims (14)

  1. 少なくとも1つの収納室の壁材が酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムにより構成された多室パウチの各収納室に食品を収納してなる食品包装体。
  2. 酸素吸収性を有する多層フイルムがヒートシール性内面樹脂層、酸素吸収剤を含有する酸素吸収性樹脂層及び熱可塑性樹脂外層を有する多層フイルムであることを特徴とする請求項1に記載の食品包装体。
  3. 酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムが、内層から順に、ポリプロピレン系内面樹脂層;樹脂マトリックスがポリプロピレン系重合体、酸素吸収性樹脂層全体を基準にして5〜40重量%の直鎖状低密度ポリエチレンからなり、酸素吸収剤を含有する酸素吸収性樹脂層;ポリプロピレン系緩衝樹脂層;ポリアミド樹脂層;金属箔層;ポリエステル外層樹脂層からなる多層フイルムであることを特徴とする請求項1又は2に記載の食品包装体。
  4. 酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムが、内層から順に、ポリプロピレン系内面樹脂層;樹脂マトリックスがポリプロピレン系重合体、酸素吸収性樹脂層全体を基準にして5〜40重量%の直鎖状低密度ポリエチレンからなり、酸素吸収剤を含有する酸素吸収性樹脂層;ポリプロピレン系緩衝樹脂層;金属箔層;ポリアミド樹脂層;ポリエステル外層樹脂層からなる多層フイルムであることを特徴とする請求項1又は2に記載の食品包装体。
  5. 多層フイルムの酸素吸収性樹脂層中に、さらに酸素吸収性樹脂層全体を基準にして2〜30重量%の酸変性ポリオレフィン重合体を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の食品包装体。
  6. 多層フイルムの酸素吸収性樹脂層を構成する樹脂組成物中に、酸素吸収剤として金属粉;金属低位酸化物;還元性金属化合物;から選ばれた1種又は2種以上を配合したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の食品包装体。
  7. 多室パウチを構成する両面の包材を酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムにより構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の食品包装体。
  8. 多室パウチを構成する片面の包材を酸素吸収性樹脂層を有する多層フイルムにより構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の食品包装体。
  9. 多室パウチの1つの収納室に主食を収納し、他の収納室に副食を収納したことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の食品包装体。
  10. 主食がレトルト殺菌処理されていることを特徴とする請求項9に記載の食品包装体。
  11. 多室パウチの1つの収納室におかゆを収納し、他の収納室に副食を収納したことを特徴とする請求項10に記載の食品包装体。
  12. 多室パウチが分岐室を有するスタンディングパウチであり、分岐室に副食を収納し、パウチ本体の収納室におかゆを収納したことを特徴とする請求項11に記載の食品包装体。
  13. 多室パウチの1つの収納室に粉ミルクを収納し、他の収納室にその溶解液を収納したことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の食品包装体。
  14. 多室パウチの収納室を易剥離性シール部により区画したことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の食品包装体。
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