JP2004187442A - 単独運転防止システム - Google Patents

単独運転防止システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004187442A
JP2004187442A JP2002353620A JP2002353620A JP2004187442A JP 2004187442 A JP2004187442 A JP 2004187442A JP 2002353620 A JP2002353620 A JP 2002353620A JP 2002353620 A JP2002353620 A JP 2002353620A JP 2004187442 A JP2004187442 A JP 2004187442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
power
distribution system
command signal
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002353620A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3942536B2 (ja
Inventor
Yuji Nakai
裕二 中井
Makoto Yamaguchi
誠 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2002353620A priority Critical patent/JP3942536B2/ja
Publication of JP2004187442A publication Critical patent/JP2004187442A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3942536B2 publication Critical patent/JP3942536B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/70Smart grids as climate change mitigation technology in the energy generation sector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/12Monitoring or controlling equipment for energy generation units, e.g. distributed energy generation [DER] or load-side generation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/16Electric power substations

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】配電系統に接続されている機器に対するノイズなどの悪影響を避けつつ、発電装置の単独運転を防止するための単独運転防止システムを提供する。
【解決手段】配電用変電所3における変電所用遮断器8aの開放時に、配電用変電所3から延出する配電系統4に接続される発電装置14の単独運転を防止するための単独運転防止システムであって、変電所用遮断器8aの動作状態を監視する監視手段9と、変電所用遮断器8aが開放状態にあると監視手段9によって判定された場合に、配電系統4に解列指令信号を注入する信号注入手段10と、解列指令信号を受信する信号受信手段11と、信号受信手段11が解列指令信号を受信した場合に、発電装置14を配電系統4から解列する、又は発電装置14の運転を停止させる制御手段12とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配電用変電所における遮断器の開放時に、前記配電用変電所から延出する配電系統に接続される発電装置の単独運転を防止するための単独運転防止システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の電力供給システムにおいては、電力会社が所有する発電所から送電線(送電系統)、変電所、配電線(配電系統)を介して、需要家の負荷装置へ電力が供給される。また、需要家が発電装置を所有している場合には、その発電装置によって発電された電力がその需要家自身で使用されるだけでなく、余剰電力が配電線に送出されること(逆潮流)もある。ここで、発電装置を電力系統に接続するには、逆潮流を行うか否かに拘わらず、単独運転を防止するシステムを設けておく必要がある。単独運転とは、変電所の遮断器が開放され、その変電所から延出する配電系統が送電系統と切り離された場合、その配電系統に接続されている発電装置から送出される電力により、配電系統内の負荷装置への局所的な電力供給が行われている状態のことである。単独運転が行われていると、上記配電系統が発電所から切り離されていても配電線の保守員等が感電する可能性があるという問題や、再び遮断器が閉じられ、送電系統と配電系統とを連系する際に非同期投入が行われるという問題などがあるため、単独運転をすばやく検出し、発電装置を解列するなどの対策を講じる必要がある。
【0003】
以上のような問題点を解決するために、単独運転を検出し、防止するためのシステムが提案されている。例えば、配電用変電所側に搬送親装置を、発電装置側に搬送子装置を設けて、配電線を利用して搬送親装置から常時搬送波を送出し、搬送子装置においてこれを常に受信しているシステムがある。この場合、搬送子装置に搬送波が到達しなくなった時に、配電用変電所の遮断器が開放されて発電装置が単独運転状態にあることが検出されるように構成されている(例えば、特許文献1を参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−19183号公報(図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載のような単独運転防止システムでは、配電系統に対して搬送波が常に送出されているので、配電系統に接続されている他の機器に対してノイズなどの悪影響が発生する懸念がある。
【0006】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、配電系統に接続されている機器に対する悪影響を避けつつ、発電装置の単独運転を防止するための単独運転防止システムを提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明に係る単独運転防止システムの特徴構成は、配電用変電所における変電所用遮断器の開放時に、前記配電用変電所から延出する配電系統に接続される単数または複数の発電装置の単独運転を防止するための単独運転防止システムであって、前記変電所用遮断器の動作状態を監視する監視手段と、前記変電所用遮断器が開放状態にあると前記監視手段によって判定された場合に、前記発電装置を解列させるか又は運転停止させるための解列指令信号を前記配電系統に注入する信号注入手段と、前記解列指令信号を受信する信号受信手段と、前記信号受信手段が前記解列指令信号を受信した場合に、前記発電装置を前記配電系統から解列するか又は運転停止させる制御手段とを備える点にある。
【0008】
上記特徴構成により、変電所用遮断器が開放された場合、変電所用遮断器が開放されたことを表す解列指令信号を配電系統に注入し、その解列指令信号の受信をトリガーとして、制御手段が発電装置を配電系統から解列する、又は発電装置の運転を停止させることで、発電装置の単独運転を確実に防止することができる。また、変電所用遮断器が開放された場合にのみ配電系統に対して上記解列指令信号が注入されるので、配電系統に接続されている電気機器などに対するノイズなどの悪影響を排除することができる。
【0009】
上記課題を解決するための本発明に係る単独運転防止システムの別の特徴構成は、前記信号注入手段が、前記単数または複数の発電装置の内の特定の発電装置を解列させるか又は運転停止させるための個別解列指令信号を注入し、前記信号受信手段が前記個別解列指令信号を受信した場合に、前記制御手段が、前記個別解列指令信号に従って前記特定の発電装置のみを前記配電系統から解列するか又は運転停止させる点にある。
【0010】
上記特徴構成により、解列又は停止させる発電装置を指定することのできる個別解列指令信号を用いることで、複数の発電装置の内の特定の発電装置のみを選択的に解列又は停止させることができる。その応用として、変電所用遮断器が開放されたとしても、場合によってはあえて特定の発電装置の運転を継続させ、区域を限定して配電系統への電力供給を継続させることもできる。
【0011】
上記課題を解決するための本発明に係る単独運転防止システムの更に別の特徴構成は、前記配電系統上に設けられる絶縁部をバイパスして前記解列指令信号を伝送可能なバイパス手段を更に備える点にある。
【0012】
上記特徴構成により、上記解列指令信号が、配電系統上に設けられる変圧器や開閉器などにより構成される絶縁部をバイパスして配電系統上を伝送されるので、上記絶縁部によって解列指令信号の伝送が止められることがなく、確実に信号受信手段によって受信される。その結果、発電装置の単独運転を確実に防止することができる。
【0013】
上記課題を解決するための本発明に係る単独運転防止システムの更に別の特徴構成は、前記バイパス手段が、前記解列指令信号を無線送信可能な無線送信手段と、前記無線送信手段から送信される前記解列指令信号を受信可能な前記信号受信手段とを備えて構成される無線送受信システムである点にある。
【0014】
上記特徴構成により、上記解列指令信号が、配電系統上に設けられる変圧器や開閉器などにより構成される絶縁部を無線通信によってバイパスして上記信号受信手段に伝送されるので、上記絶縁部によって解列指令信号の伝送が止められることがなく、確実に信号受信手段によって受信される。その結果、発電装置の単独運転を確実に防止することができる。
【0015】
上記課題を解決するための本発明に係る単独運転防止システムの更に別の特徴構成は、前記配電系統上に設けられる開閉器において、前記開閉器の動作状態を監視する開閉器監視手段と、前記開閉器が開放状態にあると前記開閉器監視手段によって判定された場合に、前記開閉器の下流側の前記配電系統に前記解列指令信号と同じ信号を注入する第2の信号注入手段とを更に備える点にある。
【0016】
上記特徴構成により、配電系統上に開閉器が設けられており、その開閉器が開放された場合に、開閉器が開放されたことを表す上記解列指令信号と同じ信号を開閉器の下流側の配電系統に注入し、その信号をトリガーとして、上記制御手段が発電装置を配電系統から解列する、又は発電装置の運転を停止させることができる。その結果、変電所用遮断器または開閉器の何れが開放された場合であっても、確実に発電装置の単独運転を防止することができる。特に、配電用変電所の下流側の配電系統に連系されている全ての発電装置を一括して解列するのではなく、開閉器が開放された場合、その開閉器の下流側の配電系統に連系されている発電装置のみを解列させる、又は発電装置の運転を停止させるという局所的な単独運転防止対策を施すことができる点で好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明に係る単独運転防止システムは、発電所から需要家へと至る電力供給系統において変電所(配電用変電所)の遮断器が開放された場合に、その変電所よりも下流側にある配電系統に設けられた発電装置が単独運転することを防止するためのシステムである。以下には、発電所から需要家への電力供給系統の構成について図1を参照して説明する。
【0018】
図1に例示するのは、発電所から需要家へ至る電力供給系統の概略図である。まず、発電所1から送電系統2へと送出された電力は、変電所(配電用変電所)3において電圧が調整された後、配電系統4に送出されて需要家5、6へ供給される。尚、発電所1から需要家5、6へ至る電力供給系統には複数段階にわたって電圧を変換する複数の変電所が設けられることもあるが、図1にはそれらの変電所の内、配電系統4に電力を供給するための電圧調整を行っている配電用変電所のみを図示している。
【0019】
変電所3は、電圧を調整するための変圧器7と配電系統4への電力の供給をストップするスイッチである変電所用遮断器8aとを備えて構成され、通常、電圧を6600ボルトに調整して配電系統4に送電する。また、配電系統4において事故が発生した場合には変電所用遮断器8aが開放され、変電所3より下流側の配電系統4と送電系統2との連系が解除される。
【0020】
配電系統4には需要家5、6が接続されており、中には需要家6のように発電装置14を有するものもある。従って、需要家6は需要家用遮断器8bを介して配電系統4から電力の供給を受けて負荷装置13において電力を消費しつつ、発電装置14において発電を行っている。尚、負荷装置13および発電装置14の双方に、負荷装置用遮断器8cおよび発電装置用遮断器8dがそれぞれ設けられ、それらの遮断器を開放することで負荷装置13および発電装置14を配電系統4から解列することが可能である。尚、発電装置14に対して停止指令信号を与えることで発電装置14の運転を停止させ、その結果として発電装置14の単独運転を防止することも可能である。
【0021】
<第1実施形態>
次に、配電系統4において事故が発生するなどの理由により変電所用遮断器8aが開放された場合に発電装置14の単独運転を防止することのできる本発明の第1実施形態に係る単独運転防止システムの構成について図1を参照して説明する。
図1に例示する単独運転防止システムは、変電所用遮断器8aの動作状態を監視する監視手段9と、変電所用遮断器8aが開放状態にあると監視手段9によって判定された場合に、配電系統4に解列指令信号を注入する信号注入手段10と、解列指令信号を受信する信号受信手段11と、信号受信手段11が解列指令信号を受信した場合に、発電装置用遮断器8dの開放操作を行って発電装置14を配電系統4から解列する制御手段12とを備えて構成される。尚、図1から図4には示していないが、信号受信手段11が解列指令信号を受信した場合に、制御手段12から発電装置14に対して停止指令信号を与えることで発電装置14の運転を停止させ、その結果として発電装置14の単独運転を防止することも可能である。
【0022】
ここで、変電所用遮断器8aが開放された場合、変電所用遮断器8aの動作状態を監視する監視手段9は、変電所用遮断器8aの開放状態を検知し、信号注入手段10に変電所用遮断器8aが開放(遮断)されたことを知らせる。次に、信号注入手段10は、商用電源周波数と区別可能な所定の周波数のパルス信号(解列指令信号)を生成し、配電系統4に注入する。尚、変電所用遮断器8aが開放されたことが監視手段9から知らされた後、すぐに信号注入手段10が解列指令信号を生成して配電系統4に注入するのではなく、所定時間経過してから信号注入手段10が解列指令信号を生成して配電系統4に注入するように構成することもできる。
【0023】
次に、配電系統4に注入された解列指令信号は需要家6の信号受信手段11に受信される。信号受信手段11が解列指令信号を受信した場合、制御手段12は発電装置用遮断器8dの開放操作を行って発電装置14を配電系統4から解列させるか、或いは発電装置14に対して停止指令信号を与えて発電装置14の運転を停止させる。その結果、発電装置14の単独運転が防止される。
【0024】
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る単独運転防止システムの構成について図2を参照して説明する。
図2に例示するように、配電系統4には区分開閉器15や柱上トランスのような変圧器16が設けられている。変圧器16の上流側の配電系統4と下流側の配電系統とは絶縁されており、信号注入手段10によって配電系統4に注入された解列指令信号は大幅に減衰されて変圧器16の下流側には伝送されることになる。また、区分開閉器15が開放されている場合にも、区分開閉器15の上流側の配電系統4と下流側の配電系統4とは絶縁されるため、信号注入手段10によって配電系統4に注入された解列指令信号は区分開閉器15の下流側には伝送されないことがある。
【0025】
従って、図2に例示する単独運転防止システムでは、変電所用遮断器8aの動作状態を監視する監視手段9と、変電所用遮断器8aが開放状態にあると監視手段9によって判定された場合に、配電系統4に解列指令信号を注入する信号注入手段10と、解列指令信号を受信する信号受信手段11と、信号受信手段11が解列指令信号を受信した場合に、発電装置用遮断器8dの開放操作を行って発電装置14を配電系統4から解列する、又は発電装置14の運転を停止させる制御手段12とに加えて、配電系統4に設けられた絶縁部(変圧器16や一時的な絶縁状態を形成する区分開閉器15などを含めて絶縁部と呼ぶ)をバイパスして解列指令信号を伝送可能なバイパス手段17を備えて構成される。その結果、解列指令信号を確実に需要家6へ伝送し、信号受信手段11で受信されるので、発電装置14の単独運転を確実に防止することができる。ここで、バイパス手段17の例としては、解列指令信号の周波数を選択的に通過させることができるバンドパスフィルタなどがある。
【0026】
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る単独運転防止システムの構成について図3を参照して説明する。
【0027】
図3に例示する単独運転防止システムは、バイパス手段が、解列指令信号を取得して無線送信可能な無線送信手段18と、その無線送信手段18から送信される解列指令信号を受信可能な信号受信手段19とを備える無線送受信システムで構築されている点で図2に例示した単独運転防止システムと異なる。図3に例示する単独運転防止システムでは、変圧器16をバイパスするためのバイパス手段が上記無線送受信システム(無線送信手段18及び信号受信手段19)によって構築されている。
【0028】
例えば、配電用変電所3の信号注入手段10によって解列指令信号が配電系統4に注入され、伝送された場合、無線送信手段18は、変圧器16の上流側(配電用変電所3側)でその解列指令信号を取得し、需要家20へ無線送信する。信号受信手段19が解列指令信号を受信した場合、制御手段12は発電装置用遮断器8dの開放操作を行って発電装置14を配電系統4から解列させるか、或いは発電装置14に対して停止指令信号を与えて発電装置14の運転を停止させる。その結果、発電装置14の単独運転が防止される。
【0029】
更に具体的な例を挙げると、変圧器16は配電系統4上の柱上トランスである。柱上トランスは各需要家の近くに設置されていることが多いため、解列指令信号の送信を柱上トランスに設けられた無線送信手段18から需要家20に設けられた信号受信手段19への短距離の無線送信で行えばよいという利点がある。
【0030】
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係る単独運転防止システムの構成について図4を参照して説明する。
【0031】
図4に例示する単独運転防止システムは、配電系統4に設けられている区分開閉器15において、区分開閉器15の動作状態を監視する開閉器監視手段21と、区分開閉器15が開放状態にあると開閉器監視手段21によって判定された場合に、区分開閉器15の下流側の配電系統4に上記解列指令信号と同じ信号を注入する信号注入手段22(第2の信号注入手段)を備えて構築されている点で図2に例示した単独運転防止システムと異なる。
【0032】
例えば、図4に例示する単独運転防止システムでは、区分開閉器15に開閉器監視手段21と信号注入手段22とが設けられており、区分開閉器15の動作状態の監視が開閉器監視手段21によって行われ、区分開閉器15が開放状態にあると開閉器監視手段21によって判定された場合には、区分開閉器15の下流側の配電系統4に上記解列指令信号と同じ信号の注入が信号注入手段22によって行われる。そして、信号注入手段22によって注入された信号は信号受信手段11によって受信され、制御手段12によって発電装置用遮断器8dの開放操作が行われる。従って、変電所用遮断器8aまたは区分開閉器15の何れが開放された場合であっても、確実に発電装置14の単独運転を防止することができる単独運転防止システムが提供される。
【0033】
例えば、変電所用遮断器8aが開放された場合の単独運転を防止するために、変電所用遮断器8aの動作状態を監視する監視手段9と、変電所用遮断器8aが開放状態にあると監視手段9によって判定された場合に、配電系統4に解列指令信号を注入する信号注入手段10とが設けられている。ただ、配電系統4の工事などのため、変電所用遮断器8aが開放されないにも拘わらず区分開閉器15が開放されることがあるのだが、そのような場合には、区分開閉器15よりも下流側に設けられた発電装置14は単独運転状態となってしまう。しかし、上述したように、開閉器監視手段21と信号注入手段22とが追加で設けられていることで、区分開閉器15が開放された場合に発生し得る単独運転状態を確実に防止することができる。
【0034】
以上の実施形態では、信号注入手段10(又は信号注入手段22)は監視手段9が変電所用遮断器8aが開放状態にあると判定したことをトリガーとして解列指令信号を生成し、配電系統4にその解列指令信号の注入を行う場合の説明を行ったが、信号注入手段10が変電所用遮断器8aの動作状態に関する情報以外の他の情報を入手し、それらの情報に基づいて、解列指令信号を生成するか否かを決定するように構成することもできる。
【0035】
図5に例示するのは信号注入手段10の機能ブロック図であり、ANDブロック23とORブロック24と注入信号生成部25とを備えて構成される。尚、信号注入手段22の構成は信号注入手段10と同様であるため、説明は省略する。ANDブロック23に対しては入力端子A〜Aから情報が入力され、ORブロック24に対してはANDブロック23及び入力端子O〜Oから情報が入力される。例えば、上述の第1実施形態から第4実施形態の場合、ORブロック24の入力端子Oのみに監視手段9の出力が接続されている。そして、変電所用遮断器8aが開放状態にあると監視手段9によって判定された場合、監視手段9から信号”1(オン)”が入力端子Oに与えられる。その結果、ORブロック24からは信号”1”が出力され、注入信号生成部25において解列指令信号が生成される。
【0036】
尚、他にも、ANDブロック23の入力端子A〜Aに変電所の重故障とこれに関する特定の条件のような情報が入力される場合や、ORブロック24の入力端子O〜Oに配電系統4で地絡が発生しているか否かの情報や計画停電や配電系統4の構成変更等のような情報が入力されることがあり、それらの情報に基づいて解列指令信号を生成するか否かを決定することができる。
【0037】
図6に例示するのは制御手段12の機能ブロック図であり、ANDブロック26とORブロック27と制御信号生成部28とを備えて構成される。ANDブロック26に対しては入力端子A’〜A’から情報が入力され、ORブロック27に対しては入力端子O’〜O’から情報が入力される。
【0038】
例えば、上述の第1実施形態から第4実施形態の場合、ORブロック27の入力端子O’のみに信号受信手段11(19)の出力が接続されている。そして、信号受信手段11(19)が解列指令信号を受信した場合に、信号受信手段11(19)から信号”1(オン)”が入力端子O’に与えられる。その結果、ORブロック27からは信号”1”が出力され、制御信号生成部28において発電装置用遮断器8dの開放操作を行わせるための制御信号、または発電装置14の運転を停止させるための停止指令信号が生成される。尚、他にも、ANDブロック26の入力端子A’〜A’に発電装置14の運転状態信号や、需要家用遮断器8bの開放状態信号が入力される場合や、ORブロック27の入力端子O’〜O’に信号受信手段11(19)からの入力情報と併せて、系統連系用の保護装置の動作信号のような情報が入力される場合もある。
【0039】
ANDブロック26の入力端子A’に信号受信手段11(19)の出力が接続され、且つ入力端子A’に発電装置14の運転状態がオン/オフで入力される場合では、信号受信手段11(19)が解列指令信号を受信し(入力端子A’に信号”1(オン)”が与えられる)、且つ発電装置14が運転を行っている場合(入力端子A’に信号”1(オン)”が与えられる)にのみ、発電装置14を配電系統4から解列するべく、制御信号生成部28において発電装置用遮断器8dの開放操作を行わせるための制御信号が生成されるか、或いは発電装置14の運転を停止させるべく、制御信号生成部28において発電装置の運転を停止させるための停止指令信号が生成される。
【0040】
上述の第1実施形態から第4実施形態では、発電装置14と信号受信手段11と制御手段12とを有する1つの需要家6が配電系統4に接続されている場合について説明したが、同様の発電装置14と信号受信手段11と制御手段12とを有する複数の需要家6が配電系統4に接続されていることもある。その場合には、各需要家6の信号受信手段11が、変電所3の信号注入手段10によって注入された解列指令信号を個別に受信し、それに応じて各制御手段12が発電装置用遮断器8dの開放操作を個別に行って発電装置14を配電系統4から解列するか又は発電装置14の運転を停止させることで、配電系統4に接続されているすべての発電装置14の単独運転が防止される。
【0041】
また、信号注入手段10が、複数の発電装置の内の特定の発電装置を解列させるか又は運転停止させるための個別解列指令信号を生成して注入することで、配電系統4に接続されている複数の発電装置の内の特定の発電装置のみを選択的に解列又は運転停止させるべく、各制御手段12を動作させることもできる。その応用として、変電所用遮断器8aが開放されたとしても、場合によってはあえて特定の発電装置14の運転を継続させ、区域を限定して配電系統4への電力供給を継続させることもできる。個別解列指令信号としては、上述の第1実施形態から第4実施形態と同様に商用電源周波数と区別可能な様々な周波数のパルス信号を用いることができ、各発電装置14を個別に指定して解列又は運転停止をさせるためには、周波数の異なる様々なパルス信号が信号注入手段10において生成され、配電系統4に注入される。尚、上述のバイパス手段17としてバンドパスフィルタを用いる場合には、信号注入手段10において生成される様々な周波数のパルス信号を選択的に通過させることができるようなフィルタを用いる必要がある。
【0042】
例えば、信号注入手段10が、複数の発電装置の内の特定の1つの発電装置(以下、「対象発電装置」と呼ぶ)を解列させるか又は運転停止させるための個別解列指令信号を生成して注入した場合、上述の対象発電装置14と共に設けられた制御手段12はその対象発電装置14が解列又は運転停止の対象になっていることを識別して、上述の対象発電装置14を配電系統4から解列するか又は対象発電装置14の運転を停止させる。他方で、対象発電装置14には該当しない対象外発電装置14と共に設けられた制御手段12は、対象外発電装置14の解列及び運転停止のどちらも行わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る単独運転防止システムの構成図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る単独運転防止システムの構成図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係る単独運転防止システムの構成図である。
【図4】本発明の第4実施形態に係る単独運転防止システムの構成図である。
【図5】信号注入手段の機能ブロック図である。
【図6】制御手段の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 発電所
2 送電系統
3 変電所
4 配電系統
5 需要家
6 需要家
7 変圧器
8a 変電所用遮断器
8b 需要家用遮断器
8c 負荷装置用遮断器
8d 発電装置用遮断器
9 監視手段
10 信号注入手段
11 信号受信手段
12 制御手段
13 負荷装置
14 発電装置
15 区分開閉器
16 変圧器
17 バイパス手段
18 無線送信手段
19 信号受信手段
20 需要家
21 開閉器監視手段
22 信号注入手段
23 ANDブロック
24 ORブロック
25 注入信号生成部
26 ANDブロック
27 ORブロック
28 制御信号生成部

Claims (5)

  1. 配電用変電所における変電所用遮断器の開放時に、前記配電用変電所から延出する配電系統に接続される単数または複数の発電装置の単独運転を防止するための単独運転防止システムであって、
    前記変電所用遮断器の動作状態を監視する監視手段と、
    前記変電所用遮断器が開放状態にあると前記監視手段によって判定された場合に、前記発電装置を解列させるか又は運転停止させるための解列指令信号を前記配電系統に注入する信号注入手段と、
    前記解列指令信号を受信する信号受信手段と、
    前記信号受信手段が前記解列指令信号を受信した場合に、前記発電装置を前記配電系統から解列するか又は運転停止させる制御手段とを備える単独運転防止システム。
  2. 前記信号注入手段が、前記単数または複数の発電装置の内の特定の発電装置を解列させるか又は運転停止させるための個別解列指令信号を注入し、
    前記信号受信手段が前記個別解列指令信号を受信した場合に、前記制御手段が、前記個別解列指令信号に従って前記特定の発電装置のみを前記配電系統から解列するか又は運転停止させる請求項1に記載の単独運転防止システム。
  3. 前記配電系統上に設けられる絶縁部をバイパスして前記解列指令信号を伝送可能なバイパス手段を更に備える請求項1または請求項2に記載の単独運転防止システム。
  4. 前記バイパス手段が、前記解列指令信号を取得して無線送信可能な無線送信手段と、前記無線送信手段から送信される前記解列指令信号を受信可能な前記信号受信手段とを備えて構成される無線送受信システムである請求項3に記載の単独運転防止システム。
  5. 前記配電系統上に設けられる開閉器において、前記開閉器の動作状態を監視する開閉器監視手段と、前記開閉器が開放状態にあると前記開閉器監視手段によって判定された場合に、前記開閉器の下流側の前記配電系統に前記解列指令信号と同じ信号を注入する第2の信号注入手段とを更に備える請求項1から請求項4の何れか1項に記載の単独運転防止システム。
JP2002353620A 2002-12-05 2002-12-05 単独運転防止システム Expired - Fee Related JP3942536B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002353620A JP3942536B2 (ja) 2002-12-05 2002-12-05 単独運転防止システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002353620A JP3942536B2 (ja) 2002-12-05 2002-12-05 単独運転防止システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004187442A true JP2004187442A (ja) 2004-07-02
JP3942536B2 JP3942536B2 (ja) 2007-07-11

Family

ID=32754866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002353620A Expired - Fee Related JP3942536B2 (ja) 2002-12-05 2002-12-05 単独運転防止システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3942536B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037354A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Mitsubishi Electric Corp 単独運転防止システム
JP2007074774A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Tokyo Electric Power Co Inc:The 分散型電源設備の単独運転防止装置
JP2009219247A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Tokyo Electric Power Co Inc:The 単独運転防止システムおよび制御装置
KR101075586B1 (ko) * 2009-10-30 2011-10-21 한국전력공사 스마트 배전 시스템 및 분산 전원의 단독 운전 방지 방법
JP2011223852A (ja) * 2010-03-26 2011-11-04 Tempearl Ind Co Ltd 分散型電源供給システム
JP2011223853A (ja) * 2010-03-26 2011-11-04 Tempearl Ind Co Ltd 分散型電源の系統連系解列システム
JP2012049233A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Tempearl Ind Co Ltd 太陽光発電パネル又は太陽電池アレイ
JP2015015893A (ja) * 2010-07-26 2015-01-22 テンパール工業株式会社 太陽光発電装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037354A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Mitsubishi Electric Corp 単独運転防止システム
JP4648789B2 (ja) * 2005-07-29 2011-03-09 三菱電機株式会社 単独運転防止システム
JP2007074774A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Tokyo Electric Power Co Inc:The 分散型電源設備の単独運転防止装置
JP2009219247A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Tokyo Electric Power Co Inc:The 単独運転防止システムおよび制御装置
KR101075586B1 (ko) * 2009-10-30 2011-10-21 한국전력공사 스마트 배전 시스템 및 분산 전원의 단독 운전 방지 방법
JP2011223852A (ja) * 2010-03-26 2011-11-04 Tempearl Ind Co Ltd 分散型電源供給システム
JP2011223853A (ja) * 2010-03-26 2011-11-04 Tempearl Ind Co Ltd 分散型電源の系統連系解列システム
JP2015015893A (ja) * 2010-07-26 2015-01-22 テンパール工業株式会社 太陽光発電装置
JP2012049233A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Tempearl Ind Co Ltd 太陽光発電パネル又は太陽電池アレイ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3942536B2 (ja) 2007-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7304403B2 (en) Power signaling based technique for detecting islanding conditions in electric power distribution systems
US6914763B2 (en) Utility control and autonomous disconnection of distributed generation from a power distribution system
EP2614572B1 (en) Detecting islanding conditions in power networks
CN202455055U (zh) 轨道交通供电系统电流选跳及大分区供电保护系统
CN103217595B (zh) 一种三相并网逆变器的单相孤岛的检测方法、设备和系统
CN108565974A (zh) 一种基于保护装置自供电的远程失灵保护方法及系统
Jiang-Hafner et al. Stability enhancement and blackout prevention by VSC based HVDC
JP2003087978A (ja) 発電装置、分電盤及びそれらを用いた電源供給システム
JP2004187442A (ja) 単独運転防止システム
US10033194B2 (en) Intelligent electrical power network device
Zhao et al. Advanced bus transfer and load shedding applications with IEC61850
WO2001082444A1 (en) Generator protection apparatus
US11112815B1 (en) Fault isolation and restoration scheme
JP2000014017A (ja) 変電所遮断器開放検出方法、変電所遮断器開放検出装置及び該検出装置を備えた受配電設備
Apostolov et al. An update to protection issues during system restoration
JP3705409B2 (ja) 複数台分散型電源の運転制御装置
JP2826610B2 (ja) 配電線切替方法及びその装置
JP6797073B2 (ja) 運転制御装置及び発電設備
CN104967148A (zh) 变压器并联投切和保护装置
AU2015285887B2 (en) Residual current protection device and residual current protection system
JPH0819183A (ja) 電力系統に連系する自家用発電設備の単独運転防止方式
CN108879790B (zh) 一种光伏站域防孤岛效应的保护系统及检测方法
JP4139756B2 (ja) 単独運転防止装置、単独運転防止システム、及び単独運転防止設備
JPH10164758A (ja) 単独運転検出装置
US20220149620A1 (en) Energy supply system having a coupling device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070327

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070403

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees