JP2004187105A - 折り畳み型電子機器における開閉検出機構 - Google Patents

折り畳み型電子機器における開閉検出機構 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のものよりも部品点数が少なく、装置を設計する上での自由度の高い折り畳み型電子機器における開閉検出機構を提供する。
【解決手段】第1のケース体1と第2のケース体2とがヒンジ部3を介して接合された折り畳み型の携帯電話機であって、第2のケース体2には、これに形成された開口部に滑動可能に、かつ、自装置が折り畳まれた際には第1のケース体1と対向するように配置され、内部にマグネット222を備えたスライドキー221と、開口部におけるスライドキー221の位置変化を検出するホール素子231とを有し、ホール素子231の出力に応じて制御信号を生成する入力装置が配置され、第1のケース体1の内部には、自装置が折り畳まれた際にスライドキー221と相対するようにホール素子121が配置され、ホール素子121の検出結果に基づいて、自装置が折り畳まれた状態であるか否かを判断する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳み型電子機器における開閉検出機構に関し、特に、少ない部品点数で装置の開閉を検出でき、設計上の自由度の高い折り畳み型電子機器における開閉検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話端末を始めとする電子機器には、携帯性と操作性とを向上させるために折り畳み構造が用いられている。
【0003】
図9及び図10に、従来の折り畳み型携帯電話機の構成を示す。この折り畳み型携帯電話機は、第1のケース体101と第2のケース体102とがヒンジユニット103によって接合されている。
第1のケース体101は、ケース体111とケース体113とがネジ114によって接合されており、内部にはプリント配線基板112が配置される。ケース体111の所定の位置には、マグネット115が取り付けられている。
【0004】
第2のケース体102は、ケース体121とケース体124とがネジ125によって接合されている。その中にはキーシート122と、マグネット1222のスライド量を磁束密度の変化によって検出するホール素子1231及びマグネット115が発する磁束を検出するためのホール素子1233が搭載されたプリント配線基板123とが収納されている。
なお、マグネット1222は、キーシート122に設置されたセンタキー1221に埋め込まれている。
【0005】
第1のケース体101と第2のケース体102とを閉じた状態では、マグネット115とホール素子1233との距離が近いため、ホール素子1233において検出される磁束密度は所定値以上となり、装置を折り畳んだ状態であることが検出される。
また、第1のケース体101と第2のケース体102とを開いた状態では、マグネット115とホール素子1233との距離が遠いため、ホール素子1233において検出される磁束密度は所定値を下回り、装置を開いた状態であることが検出される。
【0006】
このように、従来の折り畳み型の電子機器は、キーのスライド量をマグネット及びホール素子で検出するとしても、これとは別に開閉検出用のマグネット及びホール素子を備える必要があった。換言すると、従来の折り畳み型電子機器は、キーのスライド量を検出するためのマグネット及びホール素子と、装置の開閉を検出するためのマグネット及びホール素子との二組を備える必要があった。
【0007】
電子機器の携帯性を向上させるためには、部品点数を少なくして装置の小型化・軽量化を図る必要がある。しかし、上記従来の構成のように、マグネット及びホール素子を二組備えることは、小型化・軽量化の妨げとなる。
【0008】
折り畳み型電子機器の開閉検出機構において部品点数を削減することを目的とした従来技術としては、特許文献1に開示される「携帯電話機」、特許文献2に開示される「折り畳み式携帯電話機」、及び、特許文献3に開示される「折畳み式携帯情報端末装置」がある。
【0009】
特許文献1に記載の発明は、折り畳まれる筐体の一方に磁石を備えた部品を配置し、他方の筐体の磁石と相対する位置に磁気検出手段を配置したものである。
【0010】
特許文献2に記載の発明は、折り畳まれる筐体の一方に磁石を持つデバイスを配置し、他方の筐体には磁石の発する磁力を携帯電話機を折り畳んだ状態の時に検出するセンサを配置したものである。
【0011】
特許文献3に記載の発明は、折り畳まれる筐体の一方にマグネットを備えた発音手段を配置し、他方の筐体にはマグネットが発する磁界を検出する磁気センサを配置したものである。
【0012】
【特許文献1】
特開2001−257754号公報
【特許文献2】
特開2002−125025号公報
【特許文献3】
特開2002−204294号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記各特許文献に記載の発明は、いずれもスピーカ、レシーバ、バイブモータなど(デバイス)が備える磁石を用いて装置の開閉を検出する構造である。通常これらのデバイスは筐体の中に配置されたプリント基板上に実装されるため、装置を折り畳んでも、磁石とセンサとは密接しない。よって、このような構造とする場合には、デバイスが備える磁石は、デバイスとセンサとの距離がある程度離れていてもセンサが検出できるだけの磁力を発するものでなければならない。しかし、強力な磁石を電子機器の筐体内に配置すると、プリント配線基板上の他のデバイスの動作に影響を及ぼす恐れがある。
【0014】
しかも、デバイスが備える磁石は、デバイス本来の機能(電音変換、音電変換、発振など)を実現するためのものであるため、磁力が強いものや弱いものに交換することは難しい。換言すると、デバイスが備える磁石のみを磁力が強いものや弱いものに交換すると、デバイスとしての機能が損なわれてしまう。
よって、装置の開閉の検出する精度を高めるためには、装置を折り畳んだ際にデバイスとセンサとができるだけ接近するようにこれらを配置しなければならず、装置を設計する上で制約を受けることとなってしまう。
【0015】
このように、上記各特許文献に記載の発明は、従来の電子機器よりも少ない部品点数で装置の開閉を検出できるものの、装置を設計する上での自由度は高いとはいえなかった。
【0016】
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、従来のものよりも部品点数が少なく、装置を設計する上での自由度の高い折り畳み型電子機器における開閉検出機構を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、第1のケース体と第2のケース体とがヒンジ部を介して接合された折り畳み型電子機器における開閉検出機構であって、第1及び第2のケースのいずれか一方には、該ケース体に形成された開口部に滑動可能に、かつ自装置が折り畳まれた際には他方のケース体と対向するように配置され、内部に磁石を備えた入力キーと、開口部における入力キーの位置変化を検出する位置センサとを有し、該位置センサの出力に応じて制御信号を生成する入力装置が配置され、他方の筐体の内部には、折り畳まれた際に入力キーの内部に設けられた磁石と相対するように磁気センサが配置され、磁気センサの検出結果に基づいて、自装置が折り畳まれた状態であるか否かを判断することを特徴とする折り畳み型電子機器における開閉検出機構を提供するものである。
【0018】
上記の構成において、位置センサは、磁束密度の変化を感知することによって、開口部における入力キーの位置変化を検出することが好ましく、これに加えて、位置センサは、ホール素子であることがより好ましい。
【0019】
また、上記のいずれの構成においても、情報を表示する表示装置をさらに有し、磁気センサの検出結果に応じて、表示装置及び入力装置に電力が供給されるか否かが切り替わることが好ましい。
【0020】
また、上記のいずれの構成においても、磁気センサは、ホール素子であること又は、磁気センサは、リードスイッチであることが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る折り畳み携帯電話機を示す。この折り畳み型携帯電話機は、第1のケース体1と第2のケース体2とがヒンジユニット3によって接合された構成である。
【0022】
図2に、第1のケース体1を分解した状態で示す。
第1のケース体1は、ケース体11とケース体13とがネジ14によって接合されており、その中にはプリント配線基板12が収納されている。プリント配線基板12には、磁力の強弱を検出するホール素子121が搭載されている。
【0023】
図3に、第2のケース体2を分解した状態で示す。
第2のケース体2は、ケース体21とケース体24とがネジ25によって接合されており、その中には、センタキー221が配置されたキーシート22と、磁力の強弱を検出するホール素子231が搭載されたプリント配線基板23とが収納されている。
なお、センタキー221にはマグネット222が埋め込まれている。
【0024】
図4に、折り畳んだ状態での携帯電話機の要部の断面を示す。
携帯電話機を折り畳んだ状態では、センタキー221に埋め込まれたマグネット222とプリント配線基板12上に配置されたホール素子121とが最も接近する。このため、マグネット222が発する磁力は、ホール素子121において所定値以上の磁力として検出され、ホール素子121は所定の強度よりも強い電流を不図示の制御部へ出力する。不図示の制御部は、ホール素子121から所定強度以上の電流が入力されている場合には、携帯電話機が折り畳み状態であると判断して、不図示の表示装置やプリント基板23などに不図示のバッテリから電力を供給しない。
【0025】
図5に示すように、携帯電話機を折り畳んだ状態から徐々に開いていくと、第1のケース体1と第2のケース体2との間隔が開き、マグネット222とホール素子121とは遠ざかる。よって、ホール素子121においてはマグネット222が発する磁力は弱く検出される。
【0026】
ホール素子121が検出する磁力が弱くなり、ホール素子121から不図示の制御部へ出力される電流が所定強度を下回ると、不図示の制御部は携帯電話機が開いた状態になったと判断して、不図示の表示装置やプリント基板23などに不図示のバッテリーから電力を供給する。
【0027】
開いた状態の携帯電話機を折り畳んでいくと、第1のケース体1と第2のケース体2との間隔が狭まり、マグネット222とホール素子121とが近づき、ホール素子121においてはマグネット222が発する磁力が強く検出される。
【0028】
ホール素子121において検出される磁力が強くなり、不図示の制御部へ出力する電流が所定強度以上となると、不図示の制御部は携帯電話機が折り畳まれたと判断し、不図示の表示装置やプリント基板23などへの電力の供給を停止する。
【0029】
このような構成とすることで、携帯電話機が開かれている場合にのみ表示装置などに電力を供給し、携帯電話機が折り畳まれている時は消費電力を抑えることができる。
【0030】
スライドキー1をスライド操作する際の動作について説明する。携帯電話機を開くと、不図示のバッテリーからプリント配線基板23に電力が供給され、スライドキー221の操作が有効となる。
【0031】
図6に示すように、スライドキー221は、常態ではケース体22に形成された開口部の略中心に配置されている。図7に示すように、スライドキー221をケース体22の開口部内でスライドさせると、これに内蔵されたマグネット222もスライドキー221とともに移動する。
マグネット222がの位置が変化すると、ホール素子231においてはマグネット222が発する磁力が連続的に変化するように検出され、ホール素子231が不図示の制御部へ出力する電流も連続的に変化する。
【0032】
不図示の制御部は、ホール素子231から入力された電流の変化に基づいて、スライドキー221がどの方向にどれだけ操作されたか、換言すると、磁石マグネット222がどの方向にどれだけ移動したかを判断し、スライドキー221のスライド方向及び移動量に応じた制御信号を生成し、不図示の表示装置に表示されるポインタを移動させるなどの制御を行う。
【0033】
このように、本実施形態においては、元来携帯電話機を折り畳んだ際に、第1のケース体1と最も近接する部材の一つであるスライドキー221に内蔵されたマグネット222、及び第1のケース体1側に配置したホール素子121を用いて、携帯電話機が折り畳み状態に有るか否かを検出している。
このため、スピーカ、レシーバ、バイブモータといった携帯電話機としての機能を実現するための電子デバイスは、構造上の制約を受けること無く装置内に自由に配置できる。
【0034】
また、ホール素子231は、スライドキー221の移動を観測された磁力の変化に基づいて検出するため、マグネット222が発する磁力の強さにかかわらず、スライドキー221の移動を検出できる。すなわち、マグネット222に適用する磁石の強さを変えてもスライドキー221の移動は検出可能であり、入力装置としての機能が損なわれることはない。よって、マグネット222には、装置の開閉を検出する上で最適な強さの磁石を適用できる。
これにより、マグネット222に、弱い磁石を適用することで、マグネット222がその周辺に実装される他の電子デバイスに与える影響を低減できる。
【0035】
このように、本実施形態に係る携帯電話機は、一つのマグネットを携帯電話機の開閉を検出するため及び入力装置に制御信号を生成させるために兼用することで、部品点数を削減できる。
また、マグネットが発する磁力が変化しても、制御信号を生成するための入力装置としての機能には、何ら影響を及ぼさない。よって、携帯電話機の開閉を検出するために最適な強さの磁石を適用できる。
さらに、携帯電話機を折り畳んだ際に、他方の筐体と最も近接するスライドキーに内蔵されたマグネットを用いて装置の開閉を検出するため、携帯電話機としての機能を実現するための他の電子デバイスは制約を受けることなく配置位置を決定できる。
【0036】
〔第2の実施形態〕
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る携帯電話機は、第1の実施形態に係る携帯電話機と同様に、第1のケース体1と第2のケース体2とがヒンジ部3によって接合された構造である。
【0037】
第1のケース体1は、図2に示した第1の実施形態のものとほぼ同様であり、ケース体11とケース体13とがネジ14によって接合されており、その中にはプリント配線基板12が収納されている。ただし、本実施形態においては、ホール素子121の代わりにリードスイッチ122がプリント配線基板12に搭載されている。
第2のケース体は、図3に示した第1の実施形態のものと同様である。
【0038】
図8に、本実施形態に係る携帯電話機を折り畳んだ状態での要部断面を示す。携帯電話機を折り畳んだ状態では、センタキー221に埋め込まれたマグネット222とプリント配線基板12上に配置されたリードスイッチ122とが最も接近する。このため、マグネット222が発する磁力によってリードスイッチ122が導通し、不図示の制御部へ電流が出力される。不図示の制御部は、リードスイッチ122から電流が入力されている場合には、携帯電話機が折り畳み状態であると判断して、不図示の表示装置やプリント配線基板23などに不図示のバッテリから電力を供給しない。
【0039】
携帯電話機を折り畳んだ状態から徐々に開いていくと、第1のケース体1と第2のケース体2との間隔が開き、マグネット222とリードスイッチ122とは遠ざかる。よって、マグネット222が発する磁力は、リードスイッチ122に弱く作用することとなる。
【0040】
リードスイッチ122に作用する磁力が弱くなり、所定の強度を下回ると、リードスイッチ122内部の接点が離れ、リードスイッチ122から不図示の制御部へは電流が出力されなくなる。不図示の制御部は、リードスイッチ122からの電流が入力されなくなると携帯電話機が開いた状態になったと判断して、不図示の表示装置やプリント配線基板23などに不図示のバッテリから電力を供給する。
【0041】
開いた状態の携帯電話機を折り畳んでいくと、第1のケース体1と第2のケース体2との間隔が狭まり、マグネット222とリードスイッチ122とが近づき、マグネット222が発する磁力は、リードスイッチ122に強く作用することとなる。
【0042】
リードスイッチ122に作用する磁力が強くなり、所定強度以上となると、リードスイッチ122内部の接点が閉じて導通し、リードスイッチ122から不図示の制御部へ電流が出力される。不図示の制御部は、リードスイッチ122からの電流が入力されると携帯電話機が折り畳まれたと判断し、不図示の表示装置やプリント配線基板23などへの電力の供給を停止する。
【0043】
なお、携帯電話機が開かれた状態の時には、第1の実施形態と同様に、プリント配線基板23に不図示のバッテリーから電力が供給され、スライドキー221の操作が有効となる。よって、上記同様にスライドキー221をスライド操作することにより、これに関連づけられた制御信号生成し、不図示の表示装置上に表示されたポインタを移動させるなどの処理を行うことが可能である。
【0044】
このように、本実施形態においては、元来携帯電話機を折り畳んだ際に、第1のケース体1と最も近接する部材の一つであるスライドキー221に内蔵されたマグネット222、及び第1のケース体1側に配置したリードスイッチ122を用いて、携帯電話機が折り畳み状態に有るか否かを検出している。
このため、スピーカ、レシーバ、バイブモータといった携帯電話機としての機能を実現するための電子デバイスは、構造上の制約を受けること無く装置内に自由に配置できる。
【0045】
また、ホール素子231は、スライドキー221の移動を観測される磁力の変化の仕方に基づいて検出するため、マグネット222が発する磁力の強さにかかわらず、スライドキー221の移動を検出できる。すなわち、マグネット222に適用する磁石の強さを変えてもスライドキー221の移動は検出可能であり、入力装置としての機能が損なわれることはない。よって、マグネット222には、装置の開閉を検出する上で最適な強さの磁石を適用できる。
これにより、マグネット222に、弱い磁石を適用することで、マグネット222がその周辺に実装される他の電子デバイスに与える影響を低減できる。
【0046】
このように、本実施形態に係る携帯電話機は、一つのマグネットを携帯電話機の開閉を検出するため及び入力装置に制御信号を生成させるために兼用することで、部品点数を削減できる。
また、マグネットが発する磁力が変化しても、制御信号を生成するための入力装置としての機能には、何ら影響を及ぼさない。よって、携帯電話機の開閉を検出するために最適な強さの磁石を適用できる。
さらに、携帯電話機を折り畳んだ際に、他方の筐体と最も近接するスライドキーに内蔵されたマグネットを用いて装置の開閉を検出するため、他の電子デバイスは制約を受けることなく配置位置を決定できる。
【0047】
なお、上記各実施形態は、本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、携帯電話機を例に説明を行ったが、あらゆる折り畳み型の電子機器に適用できる。
また、スライドキーのスライド操作に関連づける制御は、表示装置に表示されたポインタを移動させる処理に限定されるものではなく、任意の制御を関連づけることできる。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、従来のものよりも部品点数が少なく、装置を設計する上での自由度の高い折り畳み型電子機器における開閉検出機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を好適に実施した第1の実施形態に係る携帯電話機の構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態に係る携帯電話機の第1のケース体の構成を示す分解図である。
【図3】第1の実施形態に係る携帯電話機の第2のケース体の構成を示す分解図である。
【図4】第1の実施形態に係る携帯電話機を折り畳んだ状態での要部の断面を示す図である。
【図5】第1の実施形態に係る携帯電話機を開く途中の状態での要部の断面を示す図である。
【図6】第1の実施形態に係る携帯電話機を開いた状態での要部の断面を示す図である。
【図7】第1の実施形態に係る携帯電話機においてスライドキーをスライドさせた状態を示す図である。
【図8】本発明を好適に実施した第2の実施形態に係る携帯電話機の要部の断面を示す図である。
【図9】従来の折り畳み型携帯電話機の構成を示す図である。
【図10】従来の折り畳み型携帯電話機の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 第1のケース体
2 第2のケース体
3 ヒンジユニット
11、13、21、24 ケース体
12、23 プリント配線基板
14、25 ネジ
121 ホール素子
122 リードスイッチ
221 スライドキー
222 マグネット
231 ホール素子

Claims (6)

  1. 第1のケース体と第2のケース体とがヒンジ部を介して接合された折り畳み型電子機器における開閉検出機構であって、
    前記第1及び第2のケースのいずれか一方には、
    該ケース体に形成された開口部に滑動可能に、かつ自装置が折り畳まれた際には他方のケース体と対向するように配置され、内部に磁石を備えた入力キーと、前記開口部における前記入力キーの位置変化を検出する位置センサとを有し、該位置センサの出力に応じて制御信号を生成する入力装置が配置され、
    他方の筐体の内部には、折り畳まれた際に前記入力キーの内部に設けられた磁石と相対するように磁気センサが配置され、
    前記磁気センサの検出結果に基づいて、自装置が折り畳まれた状態であるか否かを判断することを特徴とする折り畳み型電子機器における開閉検出機構。
  2. 前記位置センサは、磁束密度の変化を感知することによって、前記開口部における前記入力キーの位置変化を検出することを特徴とする請求項1記載の折り畳み型電子機器における開閉検出機構。
  3. 前記位置センサは、ホール素子であることを特徴とする請求項2記載の折り畳み型電子機器における開閉検出機構。
  4. 情報を表示する表示装置をさらに有し、前記磁気センサの検出結果に応じて、前記表示装置及び前記入力装置に電力が供給されるか否かが切り替わることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の折り畳み型電子機器における開閉検出機構。
  5. 前記磁気センサは、ホール素子であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の折り畳み型電子機器における開閉検出機構。
  6. 前記磁気センサは、リードスイッチであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の折り畳み型電子機器における開閉検出機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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