JP2004187008A - 通信装置とその遠隔管理システムおよび異常送信時の制御方法並びにプログラム - Google Patents

通信装置とその遠隔管理システムおよび異常送信時の制御方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信装置の異常が外部装置へ通知された後、その異常が解除された場合には、そのことを直ちに外部装置側で確認できるようにする。
【解決手段】被管理装置(通信装置)10,11が、SC(異常)を検出した場合、SCを知らせるSCコールを管理装置102へ送信し、その管理装置102からそのSCコールの受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合、そのSCコール送信の成功を示すSCコール済みフラグをセットする。その後、自己にSCがないことを認識できた場合あるいはSCの解除を検出した場合、SCコール済みフラグの状態をチェックし、SCコール済みフラグがセットされていることを認識できた場合、SCコール解除情報を管理装置102へ送信し、その管理装置102からそのSCコール解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、SCコール済みフラグをリセットする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、外部装置と通信する機能を備えた通信装置と、この通信装置とこれをネットワークを介して遠隔管理する管理装置とによって構成された遠隔管理システム、および上記通信装置の異常送信時の制御方法、並びに上記通信装置を制御するコンピュータに必要な機能(この発明に係わる機能)を実現させるためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、通信機能を備えたプリンタ,ファクシミリ(FAX)装置,デジタル複写機,スキャナ装置,デジタル複合機等の画像処理装置を始め、ネットワーク家電,自動販売機,医療機器,電源装置,空調システム,ガス・水道・電気等の計量システム等に通信機能を持たせて通信装置とし、管理装置と接続してこれらの通信装置やシステムを管理することが行われている。
例えば、画像形成装置としては、既知の感光体静電プロセスを用いて普通紙に画像形成するものが一般的であるが、このような感光体静電プロセスを行う機構からは、トラブル(異常)が発生する割合も高く、更に性能維持のための定期的なオーバホールの必要性から、保守管理のサービス体制を採っている。
【0003】
この保守管理を充実させる目的で、画像形成装置の遠隔管理システムとして、画像形成装置の内部又は外部に通信装置を設け、画像形成装置とサービスセンタ(管理センタ)に設置された管理装置とを公衆回線(電話回線)を介して接続し、画像形成装置の異常発生時にその旨を管理装置に通報するようにしたものが既に開発され(例えば特許文献1〜5参照)、市販されている。
【0004】
このような遠隔管理システムにおける画像形成装置での異常発生時の制御について、図23および図24を参照して詳細に説明する。
図23,図24は、従来の遠隔管理システムにおける画像形成装置での異常発生時の通信シーケンスの異なる例を示す図である。
画像形成装置は、スキャナ又はプロッタ等のエンジン内にセンサ等からなる異常検出部(異常検出手段)を備えており、その異常検出部が、エンジンの状態を監視し、例えば異常としてSC(サービスマンコール)が発生した場合に、そのSCを検出し、SCが発生した旨(異常情報)をコントローラへ通知する。
コントローラは、エンジンからSCが発生した旨が通知されると、そのエンジン内でSCが発生したと判定し、SCコール(SC情報の自動通報)用のメッセージを生成してラインアダプタ(仲介装置)へ送信する。このとき、操作部上の文字表示器に「SCコール中」のメッセージを表示する。
【0005】
ラインアダプタは、コントローラからSCコール用のメッセージを受信すると、コール受付OKをコントローラへ通知すると共に、公衆回線経由でサービスセンタの管理装置に対してSCコールを行う。つまり、SCコールを知らせるSCコール情報(異常情報)を公衆回線経由でサービスセンタの管理装置へ自動通報する。
サービスセンタの管理装置は、機器利用者(この例では画像形成装置を利用しているユーザ)側に設置されているラインアダプタから通報されたSCコール情報を受信し、その受信が正常に終了すると、その旨(SCコールに対する処理が成功した旨)のコール結果(OK)を公衆回線経由で通報元のラインアダプタへ送信する。また、受信したSCコール情報をキュー(例えばハードディスク装置内のデータベース)に格納し、管理装置のオペレータ(以下「センタオペレータ」という)によって対応する処理が行われるまでキューイング(保持する)。さらに、受信したSCコール情報を表示部に表示してセンタオペレータに知らせる。
【0006】
通報元のラインアダプタは、サービスセンタの管理装置からコール結果(OK)を受信すると、そのコール結果(OK)を画像形成装置のコントローラへ送信する。
画像形成装置のコントローラは、ラインアダプタからコール結果(OK)を受信すると、操作部上の文字表示器に「SCコール成功」のメッセージを表示する。
【0007】
一方、センタオペレータは、管理装置の表示部の表示を見て通報元のラインアダプタに接続されている画像形成装置のエンジン内でSCが発生したことを認識すると、対応する作業を開始する。
すなわち、まず、管理装置を操作して通報元のラインアダプタへ機器(画像形成装置)の状態を知るための状態取得指令にその機器の識別情報を付加して送信させることにより、そのラインアダプタに接続されている画像形成装置から返送される状態応答情報(画像形成装置の状態を示す情報)を取得する。
通報元のラインアダプタは、サービスセンタの管理装置から状態取得指令を受信すると、その状態取得指令をそれに付加されている識別情報に基づいて該当する画像形成装置のコントローラへ送信する。
【0008】
画像形成装置のコントローラは、ラインアダプタから状態取得指令を受信すると、エンジンの状態を調べ、その結果を示す状態応答情報をラインアダプタへ送信する。このとき、例えばユーザ(オペレータ)による主電源のOFF/ON(主電源を一旦OFFにして再びONにする)によってSC状態(異常)が解除することもあるため、この場合にはSC状態の解除を知らせる異常解除情報を状態応答情報としてラインアダプタへ送信する。
ラインアダプタは、画像形成装置のコントローラから状態応答情報を受信すると、その状態応答情報を公衆回線経由でサービスセンタの管理装置へ通報する。
【0009】
サービスセンタの管理装置は、通報元のラインアダプタから状態応答情報を受信すると、その状態応答情報を表示部に表示してセンタオペレータに知らせる。
センタオペレータは、管理装置の表示部の表示を見て通報元のラインアダプタに接続されている画像形成装置のエンジン内でSCが発生したままであることを認識すると、該当するユーザ(その画像形成装置の利用者)へ電話をかけてSC発生状況を確認し、解除の方法を指示したり、必要であればサービスステーションに連絡を取り、サービスマンを手配するという処理を実施する。通報元のラインアダプタに接続されている画像形成装置のエンジン内でSCが発生していない(SC状態が解除された)ことを認識すると、上述したような処理は行わない。
【0010】
【特許文献1】
特開平8−314815号公報
【特許文献2】
特開2002−144684号公報
【特許文献3】
特開2001−34122号公報
【特許文献4】
特開2001−109334号公報
【特許文献5】
特開2001−194964号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような遠隔管理システムでは、以下に示すような問題があった。
センタオペレータが、通報元のラインアダプタに接続されている画像形成装置のエンジンの状態を知るために、管理装置を操作して状態取得指令を送信させなければならない。
また、管理装置(外部装置)が、状態取得指令の送信により、通報元のラインアダプタに接続されている画像形成装置のエンジンの状態が異常である旨を示す状態応答情報を受信した場合、その状態応答情報を表示部に表示してセンタオペレータに知らせるため、そのセンタオペレータが、上述したように該当するユーザ(機器利用者)へ電話をかけてSC発生状況を確認し、解除の方法を指示したり、必要であればサービスステーションに連絡を取り、サービスマンを手配するという処理を実施するが、管理装置が状態応答情報を受信してからセンタオペレータによって上記作業を実施するまでの間に、通報元のラインアダプタに接続されている画像形成装置のSC状態が解除するようなこともありえる。
この場合、センタオペレータによる作業やサービスマンのユーザ先(SCが発生した画像形成装置の設置場所)への訪問が無駄になってしまう。
【0012】
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、画像形成装置等の通信装置で異常が発生してその異常を知らせる異常情報が外部装置へ送信された場合には、そのことを通信装置側(機器利用者側)で確認できるようにすることを目的とする。また、通信装置から外部装置へ異常情報が送信された後、その異常が解除された場合には、そのことを直ちに外部装置側で確認できるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の目的を達成するため、通信装置と、その遠隔管理システム、および上記通信装置の異常送信時の制御方法、並びに上記通信装置を制御するコンピュータに必要な機能を実現させるためのプログラムを提供する。
【0014】
請求項1の発明による通信装置は、外部装置と通信する通信手段と、自己の異常を検出する異常検出手段と、該手段によって異常が検出された場合に、異常を知らせる異常情報を上記通信手段によって上記外部装置へ送信させる異常送信手段とを有する通信装置であって、上記異常送信手段による上記外部装置への異常情報の送信に対して、該外部装置から該異常情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、該異常情報送信の成功を示す異常送信済み状態に設定する異常送信済み状態設定手段を設けたものである。
【0015】
請求項2の発明による通信装置は、請求項1の通信装置において、上記異常送信手段による上記外部装置への異常情報の送信に対して、該外部装置から該異常情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合には該異常情報の送信が成功した旨の送信結果を、該異常情報の受信が正常に終了しなかった旨の送信結果を受信した場合には該異常送信が失敗した旨の送信結果をそれぞれ報知する送信結果報知手段を設けたものである。
【0016】
請求項3の発明による通信装置は、請求項1の通信装置において、上記異常送信手段による上記外部装置への異常情報の送信に対して、該外部装置から該異常情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合には該異常情報の送信が成功した旨の送信結果を、該異常情報の受信が異常に終了した旨の送信結果を受信した場合には該異常送信が失敗した旨の送信結果をそれぞれ報知する送信結果報知手段を設けたものである。
【0017】
請求項4の発明による通信装置は、請求項1〜3のいずれかの通信装置において、自己の状態を確認する装置状態確認手段と、該手段によって異常がないことを認識できた場合に、上記異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、該手段によって上記異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報を上記通信手段によって外部装置へ送信させる異常解除送信手段とを設けたものである。
【0018】
請求項5の発明による通信装置は、請求項1〜3のいずれかの通信装置において、自己の異常の解除を検出する異常解除検出手段と、該手段によって異常の解除が検出された場合に、上記異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、該手段によって上記異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報を上記通信手段によって上記外部装置へ送信させる異常解除送信手段とを設けたものである。
請求項6の発明による通信装置は、請求項4又は5の通信装置において、上記異常解除送信手段を、上記異常解除情報を上記通信手段によって構造化言語形式で上記外部装置へ送信させる手段としたものである。
【0019】
請求項7の発明による通信装置は、請求項4〜6のいずれかの通信装置において、上記異常解除送信手段による上記外部装置への異常解除情報の送信に対して、該外部装置から該異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、上記異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除手段を設けたものである。
【0020】
請求項8の発明による通信装置は、請求項1〜3のいずれかの通信装置において、上記異常検出手段によって検出された異常の種類を判別する異常種判別手段を設け、上記異常送信手段を、上記異常検出手段によって異常が検出された場合に、異常を知らせる異常情報に上記異常種判別手段によって判別された異常の種類を示す情報を付加して上記通信手段によって外部装置へ送信させる手段とし、上記異常送信済み状態設定手段を、上記異常送信済み状態に上記異常種判別手段によって判別された異常の種類を示す情報を対応付けて設定する手段としたものである。
【0021】
請求項9の発明による通信装置は、請求項8の通信装置において、自己の状態を確認する装置状態確認手段と、該手段によって異常がないことを認識できた場合に、異常の種類毎に異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、該手段によって解除された異常の種類に対応する異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報に該異常の種類を示す情報を付加して上記通信手段によって上記外部装置へ送信させる異常解除送信手段とを設けたものである。
【0022】
請求項10の発明による通信装置は、請求項8の通信装置において、自己の異常の解除を検出する異常解除検出手段と、該手段によって異常の解除が検出された場合に、該異常の種類に対応する異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、該手段によって解除された異常の種類に対応する異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報に該異常の種類を示す情報を付加して上記通信手段によって外部装置へ送信させる異常解除送信手段とを設けたものである。
【0023】
請求項11の発明による通信装置は、請求項9又は10の通信装置において、上記異常解除送信手段を、異常の解除を知らせる異常解除情報に該異常の種類を示す情報を付加して上記通信手段によって構造化言語形式で上記外部装置へ送信させる手段としたものである。
請求項12の発明による通信装置は、請求項9〜11のいずれかの通信装置において、上記異常解除送信手段による上記外部装置への異常解除情報の送信に対して、該外部装置から該異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、上記異常送信済み状態確認手段によって確認できた解除された異常の種類に対応する異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除手段を設けたものである。
【0024】
請求項13の発明による遠隔管理システムは、管理装置によってネットワークを介して複数の通信装置を遠隔管理する遠隔管理システムであって、上記複数の通信装置にそれぞれ、上記管理装置と通信する通信手段と、自己の異常を検出する異常検出手段と、該手段によって異常が検出された場合に、異常を知らせる異常情報に自己の識別情報を付加して上記通信手段によって上記管理装置へ送信させる異常送信手段と、該手段による上記管理装置への異常情報の送信に対して、該管理装置から該異常情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、該異常送信の成功を示す異常送信済み状態に設定する異常送信済み状態設定手段とを設け、上記管理装置に、上記複数の通信装置と通信する通信手段と、該手段によっていずれかの通信装置から上記異常情報を受信し、該受信が正常に終了した場合に、その旨の送信結果を該異常情報に付加された識別情報に基づいて該異常情報を送信した通信装置へ上記通信手段によって送信させる送信結果送信手段とを設けたものである。
【0025】
請求項14の発明による遠隔管理システムは、請求項13の遠隔管理システムにおいて、上記複数の通信装置にそれぞれ、自己の状態を確認する装置状態確認手段と、該手段によって異常がないことを認識できた場合に、上記異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、該手段によって上記異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報に自己の識別情報を付加して上記通信手段によって上記管理装置へ送信させる異常解除送信手段と、該手段による上記管理装置への異常解除情報の送信に対して、該管理装置から該異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、上記異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除手段とを設け、上記管理装置の送信結果送信手段に、上記通信手段によっていずれかの通信装置から上記異常解除情報を受信し、該受信が正常に終了した場合に、その旨の送信結果を該異常解除情報に付加された識別情報に基づいて該異常解除情報を送信した通信装置へ上記通信手段によって送信させる手段を備えたものである。
【0026】
請求項15の発明による遠隔管理システムは、請求項13の遠隔管理システムにおいて、上記複数の通信装置にそれぞれ、自己の異常の解除を検出する異常解除検出手段と、該手段によって異常の解除が検出された場合に、上記異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、該手段によって上記異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報に自己の識別情報を付加して上記通信手段によって上記管理装置へ送信させる異常解除送信手段と、該手段による上記管理装置への異常解除情報の送信に対して、該管理装置から該異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、上記異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除手段とを設け、上記管理装置の送信結果送信手段に、上記通信手段によっていずれかの通信装置から上記異常解除情報を受信し、該受信が正常に終了した場合に、その旨の送信結果を該異常解除情報に付加された識別情報に基づいて該異常解除情報を送信した通信装置へ上記通信手段によって送信させる手段を備えたものである。
【0027】
請求項16の発明による遠隔管理システムは、請求項13の遠隔管理システムにおいて、上記複数の通信装置にそれぞれ、上記異常検出手段によって検出された異常の種類を判別する異常種判別手段を設け、上記異常送信手段を、上記異常検出手段によって異常が検出された場合に、異常を知らせる異常情報に上記異常種判別手段によって判別された異常の種類を示す情報および自己の識別情報を付加して上記通信手段によって上記外部装置へ送信させる手段とし、上記異常送信済み状態設定手段を、上記異常送信済み状態に上記異常種判別手段によって判別された異常の種類を示す情報を対応付けて設定する手段とし、上記複数の通信装置にそれぞれ、自己の状態を確認する装置状態確認手段と、該手段によって異常がないことを認識できた場合に、異常の種類毎に異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、該手段によって解除された異常の種類に対応する異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報に該異常の種類を示す情報および自己の識別情報を付加して上記通信手段によって上記管理装置へ送信させる異常解除送信手段と、該手段による上記管理装置への異常解除情報の送信に対して、該管理装置から該異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、上記異常送信済み状態確認手段によって確認できた解除された異常の種類に対応する異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除手段とを設け、上記管理装置の送信結果送信手段に、上記通信手段によっていずれかの通信装置から上記異常解除情報を受信し、該受信が正常に終了した場合に、その旨の送信結果を該異常解除情報に付加された識別情報に基づいて該異常解除情報を送信した通信装置へ上記通信手段によって送信させる手段を備えたものである。
【0028】
請求項17の発明による遠隔管理システムは、請求項13の遠隔管理システムにおいて、上記複数の通信装置にそれぞれ、上記異常検出手段によって検出された異常の種類を判別する異常種判別手段を設け、上記異常送信手段を、上記異常検出手段によって異常が検出された場合に、異常を知らせる異常情報に上記異常種判別手段によって判別された異常の種類を示す情報および自己の識別情報を付加して上記通信手段によって上記外部装置へ送信させる手段とし、上記異常送信済み状態設定手段を、上記異常送信済み状態に上記異常種判別手段によって判別された異常の種類を示す情報を対応付けて設定する手段とし、上記複数の通信装置にそれぞれ、自己の異常の解除を検出する異常解除検出手段と、該手段によって異常の解除が検出された場合に、該異常の種類に対応する異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、該手段によって解除された異常の種類に対応する異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報に該異常の種類を示す情報および自己の識別情報を付加して上記通信手段によって上記管理装置へ送信させる異常解除送信手段と、該手段による上記管理装置への異常解除情報の送信に対して、該管理装置から該異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、上記異常送信済み状態確認手段によって確認できた解除された異常の種類に対応する異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除手段とを設け、上記管理装置の送信結果送信手段に、上記通信手段によっていずれかの通信装置から上記異常解除情報を受信し、該受信が正常に終了した場合に、その旨の送信結果を該異常解除情報に付加された識別情報に基づいて該異常解除情報を送信した通信装置へ上記通信手段によって送信させる手段を備えたものである。
【0029】
請求項18の発明による異常送信時の制御方法は、自己の異常を検出した場合に、異常を知らせる異常情報を外部装置へ送信する通信装置における異常送信時の制御方法であって、上記外部装置への異常情報の送信に対して、該外部装置から該異常情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、該異常情報送信の成功を示す異常送信済み状態に設定するものである。
【0030】
請求項19の発明による異常送信時の制御方法は、請求項18の異常送信時の制御方法において、自己の状態を確認し、異常がない場合に、上記異常送信済み状態の設定の有無を確認し、該異常送信済み状態に設定されている場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報を上記外部装置へ送信し、その異常解除情報の送信に対してその外部装置からその異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、上記異常送信済み状態を解除するものである。
【0031】
請求項20の発明による異常送信時の制御方法は、請求項18の異常送信時の制御方法において、自己の異常の解除を検出した場合に、上記異常送信済み状態の設定の有無を確認し、該異常送信済み状態に設定されている場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報を上記外部装置へ送信し、その異常解除情報の送信に対してその外部装置からその異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、上記異常送信済み状態を解除するものである。
【0032】
請求項21の発明によるプログラムは、自己の異常を検出した場合に、異常を知らせる異常情報を外部装置へ送信するようにした通信装置を制御するコンピュータに、上記外部装置への異常情報の送信に対して、該外部装置から該異常情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、該異常情報送信の成功を示す異常送信済み状態に設定する異常送信済み状態設定機能を実現させるためのプログラムである。
【0033】
請求項22の発明によるプログラムは、請求項21のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記通信装置の状態を確認する装置状態確認機能と、該機能によって異常がないことを認識できた場合に、上記異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認機能と、該機能によって上記異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報を上記外部装置へ送信する異常解除送信機能と、該機能による該外部装置への異常解除情報の送信に対して、該外部装置から該異常解除情報の送信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、上記異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除機能をも実現させるためのプログラムである。
【0034】
請求項23の発明によるプログラムは、請求項21のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記通信装置の異常の解除を検出する異常解除検出機能と、該機能によって異常解除が検出された場合に、上記異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認機能と、該機能によって上記異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報を上記外部装置へ送信する異常解除送信機能と、該機能による上記外部装置への異常解除情報の送信に対して、該外部装置から該異常解除情報の送信の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、上記異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除機能をも実現させるためのプログラムである。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
まず、この発明による通信装置を被管理装置とする、この発明による通信装置の遠隔管理システムの構成例について説明する。図1は、その遠隔管理システムの構成の一例を示す概念図である。
【0036】
この遠隔管理システムは、プリンタ,FAX装置,デジタル複写機,スキャナ装置,デジタル複合機等の画像処理装置や、ネットワーク家電,自動販売機,医療機器,電源装置,空調システム,ガス・水道・電気等の計量システム等に通信機能を持たせた通信装置を被管理装置10とする遠隔管理システムである。そして、この被管理装置10と接続される(被管理装置側から見た)外部装置として、被管理装置10とLAN(ローカルエリアネットワーク)によって接続された遠隔管理仲介装置である仲介装置101、更に仲介装置101とインタネット103(公衆回線等の他のネットワークでもよい)を介して接続されるサーバ装置として機能する管理装置102を備え、当該管理装置102が、仲介装置101を介して各被管理装置10を集中的に遠隔管理できるようにしたものである。当該仲介装置101及び被管理装置10は、その利用環境に応じて多様な階層構造を成す。
【0037】
例えば、図1に示す設置環境Aでは、管理装置102とHTTP(Hyper TextTransfer Protocol)による直接的なコネクションを確立できる仲介装置101aが、被管理装置10a及び10bを従える単純な階層構造になっているが、同図に示す設置環境Bでは、4台の被管理装置10を設置する為、1台の仲介装置101を設置しただけでは負荷が大きくなる。その為、管理装置102とHTTPによる直接的なコネクションを確立できる仲介装置101bが、被管理装置10c及び10dだけでなく、他の仲介装置101cを従え、この仲介装置101cが被管理装置10e及び10fを更に従えるという階層構造を形成している。この場合、被管理装置10e及び10fを遠隔管理するために管理装置102から発せられた情報は、仲介装置101bとその下位のノードである仲介装置101cとを経由して、被管理装置10e又は10fに到達することになる。
【0038】
また、設置環境Cのように、被管理装置10に仲介装置101の機能を併せ持たせた仲介機能付被管理装置11a,11bを、別途仲介装置を介さずにインタネット103によって管理装置102に接続するようにしてもよい。
図示はしていないが、仲介機能付被管理装置11の下位にさらに被管理装置10を接続することもできる。
なお、各設置環境には、セキュリティ面を考慮し、ファイアウォール104を設置する。
【0039】
このような遠隔管理システムにおいて、仲介装置101は、これに接続された被管理装置10の制御管理のためのアプリケーションプログラムを実装している。
管理装置102は、各仲介装置101の制御管理、更にはこの仲介装置101を介した被管理装置10の制御管理を行うためのアプリケーションプログラムを実装している。そして、被管理装置10も含め、この遠隔管理システムにおけるこれら各ノードは、RPC(remote procedure call)により、相互の実装するアプリケーションプログラムのメソッドに対する処理の依頼である「要求」を送信し、この依頼された処理の結果である「応答」を取得することができるようになっている。
【0040】
すなわち、仲介装置101又はこれと接続された被管理装置10では、管理装置102への要求を生成してこれを管理装置102へ引き渡し、この要求に対する応答を取得できる一方で、管理装置102は、上記仲介装置101側への要求を生成してこれを仲介装置101側へ引き渡し、この要求に対する応答を取得できるようになっている。この要求には、仲介装置101に被管理装置10に対して各種要求を送信させ、被管理装置10からの応答を仲介装置101を介して取得することも含まれる。
なお、RPCを実現するために、SOAP(Simple Object Access Protocol),HTTP,FTP(File Transfer Protocol),COM(Component Object Model),CORBA(Common Object Request Broker Architecture)等の既知のプロトコル(通信規格},技術,仕様などを利用することができる。
【0041】
この送受信のデータ送受モデルを図2の概念図に示す。
(A)は、被管理装置10で管理装置102に対する要求が発生したケースである。このケースでは、被管理装置10が被管理装置側要求aを生成し、これを仲介装置101を経由して受け取った管理装置102がこの要求に対する応答aを返すというモデルになる。同図に示す仲介装置101は複数であるケースも想定できる(上記図1に示す設置環境B)。なお、(A)では、応答aだけでなく応答遅延通知a′を返信するケースが表記されている。これは、管理装置102を、仲介装置101を経由して被管理装置側要求を受け取って、当該要求に対する応答を即座に返せないと判断したときには、応答遅延通知を通知して一旦接続状態を切断し、次回の接続の際に上記要求に対する応答を改めて引き渡す構成としているためである。
(B)は、管理装置102で被管理装置10に対する要求が発生したケースである。このケースでは、管理装置102が管理装置側要求bを生成し、これを仲介装置101を経由して受け取った被管理装置10が、当該要求に対する応答bを返すというモデルになっている。なお、(B)のケースでも、応答を即座に返せないときに応答遅延通知b′を返すことは(A)のケースと同様である。
【0042】
次に、図1に示す管理装置102の物理的構成について説明すると、当該管理装置102は、不図示のCPU、ROM、RAM、不揮発性メモリ、ネットワークインタフェースカード(以下NICという)等を備えている。
更に、図1に示す仲介装置101の物理的構成について説明すると、当該仲介装置101は、不図示のCPU、ROM、RAM、不揮発性メモリ、NIC等を備えている。
また、仲介機能付被管理装置11については、仲介装置101の機能を実現するためにこれらのユニットを単に被管理装置10に付加しても良いが、被管理装置10に備えるCPU,ROM,RAM等のハードウェア資源を利用し、CPUに適当なアプリケーションやプログラムモジュールを実行させることによって仲介装置101の機能を実現することもできる。
【0043】
以下、図1に示した管理装置のより具体的な例として、この発明による通信装置である画像形成装置を被管理装置とした、この発明による通信装置の遠隔管理システムである画像形成装置遠隔管理システムについて説明する。図3は、その画像形成装置遠隔管理システムの構成の一例を示す概念図であるが、被管理装置10を画像形成装置100に、仲介機能付被管理装置11を仲介機能付画像形成装置110に変更した点が図1と相違するのみであるので、システムの全体構成についての説明は省略する。
画像形成装置100は、コピー、ファクシミリ、スキャナ等の機能及び外部装置と通信を行う機能を備えたデジタル複合機であり、それらの機能に係るサービスを提供するためのアプリケーションプログラムを実装しているものである。また、仲介機能付画像形成装置110は、画像形成装置100に仲介装置101の機能を併せ持たせたものである。
【0044】
このような画像形成装置100の物理的構成について図4を用いて説明する。図4は、画像形成装置100内の物理的構成の一例を示すブロック図である。同図に示すように、画像形成装置100は、コントローラボード200、HDD(ハードディスクドライブ)201、NV−RAM(不揮発性RAM)202、PI(パーソナルインタフェース)ボード203、PHY(物理メディアインタフェース)204、操作パネル205、プロッタ/スキャナエンジンボード206、電源ユニット207、フィニッシャ208、ADF(自動原稿給送装置)209、給紙バンク210、その他周辺機211を備えている。
【0045】
ここで、コントローラボード200は、制御手段に該当し、CPU,ROM,RAM等を備え、PCI−BUS(Peripheral Components Interconnect−Bus)212を介して各機能を制御している。また、HDD201は、記憶手段に該当する。また、NV−RAM202は、記憶手段に該当し、不揮発性メモリであって、例えば、フラッシュメモリ等が該当する。
また、PIボード203とPHY204は、通信手段に該当し、外部との通信を行うためのものであって、例えば、通信ボード等が該当する。PIボード203はRS485規格に準拠したインタフェースを備え、ラインアダプタを介して公衆回線に接続している。PHY204は、LANを介して外部装置と通信を行うためのインタフェースである。
また、操作パネル205は、操作手段及び表示手段に該当する。
【0046】
ここで、同図中のENGRDYは、エンジン側の各種初期設定が完了して、コントローラボード200とコマンドの送受信の準備ができたことをコントローラボード200側に通知するための信号線である。また、PWRCTLは、エンジンへの電源供給をコントローラボード200側から制御するための信号線である。これら信号線の動作に関しては後述する。次に、画像形成装置100におけるソフトウェア構成を図5を用いて説明する。
【0047】
図5は、画像形成装置100のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。当該画像形成装置100のソフトウェア構成は、最上位のアプリケーションモジュール層、その下位のサービスモジュール層からなる。そして、これらのソフトウェアを構成するプログラムはHDD201やコントローラボード200上のRAMに記憶され、必要に応じて読み出されてコントローラボード200上のCPUによって実行される。そしてCPUは、これらのプログラムを必要に応じて実行することにより、この発明による各機能(異常検出手段,異常種判別手段,異常送信手段,異常送信済み状態設定手段,送信結果報知手段,装置状態確認手段,異常解除検出手段,異常送信済み状態確認手段,異常解除送信手段,異常送信済み状態解除手段としての機能)を実現することができる。
【0048】
なお、それらの機能のうち、通信に係わる機能の実現方法は、画像形成装置100と画像形成装置110とによって異なる。つまり、画像形成装置110の場合は、仲介装置の機能を備えているため、CPUが対応するプログラムを実行することにより、通信に係わる機能を実現することができる。画像形成装置100の場合には、CPUが対応するプログラムを実行すると共に、仲介装置101を利用することにより、通信に係わる機能を実現することができる。
また、画像形成装置100は、スキャナエンジンおよびプロッタエンジンを含むエンジンユニット内にセンサ等からなる異常検出部(異常検出手段)を備えている。
【0049】
サービスモジュール層には、オペレーションコントロールサービス(OCS)300、エンジンコントロールサービス(ECS)301、メモリコントロールサービス(MCS)302、ネットワークコントロールサービス(NCS)303、ファクスコントロールサービス(FCS)304、ニューリモートサービス(NRS)305、システムコントロールサービス(SCS)306、システムリソースマネージャ(SRM)307、イメージメモリハンドラ(IMH)308、カスタマーサポートシステム(CSS)315、デリバリーコントロールサービス(DCS)316、ユーザコントロールサービス(UCS)317を実装している。更に、アプリケーションモジュール層には、コピーアプリ309、ファクスアプリ310、プリンタアプリ311、スキャナアプリ312、ネットファイルアプリ313、ウェブアプリ314を実装している。
【0050】
これらを更に詳述する。
OCS300は、操作パネル205を制御するモジュールである。
ECS301は、ハードウェアリソース等のエンジンを制御するモジュールである。
MCS302は、メモリ制御をするモジュールであり、例えば、画像メモリの取得及び開放、HDD201の利用等を行う。
NCS303は、ネットワークとアプリケーションモジュール層の各アプリケーションプログラムとの仲介処理を行わせるモジュールである。
FCS304は、ファクシミリ送受信、ファクシミリ読み取り、ファクシミリ受信印刷等を行うモジュールである。
NRS305は、ネットワークを介してデータを送受信する際のデータの変換等をするモジュールであり、またネットワークを介した遠隔管理に関する機能をまとめたモジュールである。
【0051】
SCS306は、コマンドの内容に応じたアプリケーションモジュール層の各アプリケーションプログラムの起動管理及び終了管理を行うモジュールである。
SRM307は、システムの制御及びリソースの管理を行うモジュールである。
IMH308は、一時的に画像データを入れておくメモリを管理するモジュールである。
CSS315は、公衆回線を介してデータを送受信する際のデータの変換等をするモジュールであり、また公衆回線を介した遠隔管理に関する機能をまとめたモジュールである。
DCS316は、HDD201やコントローラボード200上のメモリに記憶している(する)画像ファイル等をSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)やFTP(File Transfer Protocol)を用いて送受信するモジュールである。
UCS317は、ユーザが登録した宛先情報や宛名情報等のユーザ情報を管理するモジュールである。
【0052】
コピーアプリ309は、コピーサービスを実現するためのアプリケーションプログラムである。
ファクスアプリ310は、ファクスサービスを実現するためのアプリケーションプログラムである。
プリンタアプリ311は、プリンタサービスを実現するためのアプリケーションプログラムである。
スキャナアプリ312は、スキャナサービスを実現するためのアプリケーションプログラムである。
ネットファイルアプリ313は、ネットファイルサービスを実現するためのアプリケーションプログラムである。
ウェブアプリ314は、ウェブサービスを実現するためのアプリケーションプログラムである。
【0053】
ここで、上述したENGRDY信号とPWRCTL信号との動作を図6を用いて説明する。
図6の(A)は機器の立ち上がり時のENGRDY信号とPWRCTL信号の動作の一例を示している。AC−POWERのAC電源をONにすると電源供給が開始され、これと同時にENGRDY信号はHighになる。この状態ではエンジン側との通信はできない。なぜなら、エンジン側の初期設定が完了していないからである。そして、一定期間経過後にエンジン側の初期設定が完了し、ENGRDY信号がLowになった段階でエンジン側との通信が可能となる。
【0054】
次に、同図(B)は省エネモードに移行した時のENGRDY信号とPWRCTL信号の動作の一例を示している。省エネモードに移行するため、コントローラボード200によりPWRCTL信号をOFFにする。これと同時に電源供給もおちる。これに伴って、ENGRDY信号は、Highとなり省エネモードに移行する。次に、省エネモードから復帰する場合を同図(C)に示す。
【0055】
同図(C)は、省エネモードから復帰する時のENGRDY信号とPWRCTL信号の動作の一例を示している。上記(B)の省エネモードから復帰する際には、コントローラボード200によりPWRCTL信号をONにする。これと同時に電源供給もされる。しかし、上記の(A)で示したように、エンジン側の初期設定が完了するまで、ENGRDY信号はHighの状態であり、初期設定が完了するとエンジン側との通信が可能となり、Lowとなる。
【0056】
次に、上述した画像形成装置100のソフトウェアの構成に含まれるNRSモジュールの内部構成を図7を用いて更に説明する。
図7は、NRSモジュールの構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、NRS305は、SCS306とNCS303との間で処理をおこなっている。ウェブサーバ機能部500は、外部から受信した要求に関する応答処理を行う。ここでの要求は、例えば、構造化言語であるXML(Extensible Markup Language)形式で記載された、SOAP(Simple Object Access Protocol)によるSOAPリクエストであることが考えられる。ウェブクライアント機能部501は、外部への要求を発行する処理を行う。libsoap502は、SOAPを処理するライブラリであり、libxml503は、XML形式で記載されたデータを処理するライブラリである。また、libgwww504は、HTTPを処理するライブラリであり、libgw_ncs505は、NCS303との間の処理をするライブラリである。
【0057】
図8は、管理装置102の概略構成例を示すブロック図である。
この管理装置102は、モデム601,通信端末602,プロキシ(Proxy)サーバ603,操作者端末604,データベース605,制御装置606等からなる。
モデム601は、公衆回線を介して機器利用者側(例えば画像形成装置を利用しているユーザ先)の仲介装置101との通信を司るものであり、送受信するデータを変復調する。このモデム601と後述する通信端末603により通信手段としての機能を果たす。
通信端末602は、公衆回線を介してデータ通信装置7とのデータの送受信を行う。
プロキシサーバ603は、インタネット103を介して機器利用者側の仲介装置101とのデータの送受信及びセキュリティ管理を行う。このプロキシサーバ602も、通信手段としての機能を果たす。
【0058】
操作者端末604は、各種データの入力をオペレータによるキーボード等の入力装置上の操作により受け付ける。入力されるデータとしては、例えば、各機器利用者側の仲介装置101又は画像形成装置110が管理装置102へ通信する際に使用するIPアドレスや発呼先電話番号等の顧客情報がある。
データベース605は、図示しないサーバのハードディスク装置等の記憶装置に存在し、各機器利用者側の仲介装置101および画像形成装置110のIPアドレスや電話番号、それらの装置から受信したデータ、操作者端末604から入力されたデータ、およびこの発明に係るプログラム等の各種データを記憶する。
制御装置606は、図示しないCPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータを備えており、管理装置102全体を統括的に制御する。そのCPUが、上記プログラムを必要に応じて実行すると共に、モデム601,通信端末602,又はプロキシサーバ603を利用することにより、この発明による機能(送信結果送信手段としての機能)を実現することができる。
【0059】
上述した構成を踏まえて、図3の画像形成装置遠隔管理システム内で行われるデータ送受信の際の通信シーケンスの一例について図9を用いて説明する。なお、以下に示すSCS306およびNRS305による処理は、実際にはCPUがそれらのプログラムに従って動作することによって実行するが、説明の都合上、それらのプログラムが処理を実行するものとする。
図9は、管理装置、仲介装置、及び画像形成装置間で行われるデータ送受信の際の通信シーケンスの一例を示す図である。
【0060】
この例においては、まず、仲介装置101は、管理装置102に対してポーリング(送信要求があるかどうかの問い合わせ)を行う(S601)。つまり、自己の識別情報である識別子を付加したポーリング用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを生成し、管理装置102へ送信する。
管理装置102は、仲介装置101から上記HTTPメッセージを受信すると、課金カウンタ取得要求を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを生成し、該当する仲介装置101(受信したSOAPメッセージの送信元)へ送信する(S602)。このとき、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージに付加された識別子に基づいて該当する仲介装置101を認識する。
【0061】
仲介装置101は、管理装置102から上記HTTPメッセージを受信すると、そのHTTPメッセージに基づいて課金カウンタ取得要求を示すSOAPメッセージを生成し、自己に接続されている画像形成装置100のNRS305へ送信する(S603)。
NRS305は、仲介装置101から受信したSOAPメッセージに記述されている課金カウンタ取得要求をSCS306へ通知する(S604)。
SCS306は、NRS305から課金カウンタ取得要求の通知を受けると、NV−RAM202に格納されている課金カウンタのデータを読み取る(S605)。そして、その読み取った課金カウンタのデータ(応答データ)をNRS305へ引き渡す(S606)。
【0062】
NRS305は、SCS306から課金カウンタのデータを受け取る(取得する)と、その内容を示す課金カウンタ用のSOAPメッセージを生成し、仲介装置101へ送信する(S607)。
仲介装置101は、NRS305から課金カウンタ用のSOAPメッセージを受信すると、そのSOAPメッセージに基づいてHTTPメッセージを生成し、管理装置102へ送信する(S608)。
このように、上記通信シーケンスにより、データの送受信が行われる。
【0063】
次に、上記図9と異なり、画像形成装置100から仲介装置101を経て管理装置102へデータを送信する場合の通信シーケンスの一例について図10を用いて説明する。
図10は、画像形成装置から管理装置102へデータを送信する場合の通信シーケンスの一例を示す図である。
この例においては、まず、OCS300は、ユーザコールキーが押下された旨をSCS306へ通知する(S701)。
SCS306は、OCS300からユーザコールキーが押下された旨の通知を受けると、ユーザコール要求をNRS305へ通知する(S702)。
【0064】
NRS305は、SCS306からユーザコール要求の通知を受けると、ユーザコールを知らせるユーザコール情報であるユーザコール用のSOAPメッセージを生成し、仲介装置101へ送信する(S703)。
仲介装置101は、NRS305からユーザコール用のSOAPメッセージを受信すると、そのSOAPメッセージに自己の識別情報である識別子を付加し、更にそのSOAPメッセージに基づいてHTTPメッセージを生成し、管理装置102に対してユーザコールを行う。つまり、自己の識別子を付加したユーザコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを管理装置102へ通報する(S704)。ここで、ステップS704の処理後のパターンを以下の(A)から(C)に分けて説明する。
【0065】
まず、(A)において、管理装置102は、ユーザ先の仲介装置101からユーザコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを受信し、その受信が正常に終了した場合には、その旨(ユーザコールが成功した旨)のコール結果を、正常に終了しなかった(異常に終了した)場合には、その旨(ユーザコールが失敗した旨)のコール結果を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを生成し、通報元の仲介装置101へ送信する(S705)。
仲介装置101は、管理装置102からコール結果を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを受信すると、そのHTTPメッセージに基づいてコール結果を示すSOAPメッセージを生成し、ユーザコールキーが押下された画像形成装置100のNRS305へ送信する(S706)。
【0066】
NRS305は、仲介装置101からコール結果を示すSOAPメッセージを受信すると、そのSOAPメッセージが示すコール結果を解釈(判定)し、SCS306へ通知する(S707)。
SCS306は、コール結果を受け取ると、それをOCS300へ引き渡す。OCS300は、SCS306からコール結果を受け取ると、その内容つまりユーザコールが成功したか失敗したかを示すメッセージを操作パネル205上の文字表示器に表示する(S708)。
【0067】
次に(B)において、仲介装置101は、規定時間(予め設定された所定時間)が経っても管理装置102から応答がないと判断した場合には、ユーザコールが失敗した旨のコール結果を示すSOAPメッセージを生成し、NRS305へ送信する(S709)。
NRS305は、失敗した旨のコール結果を示すSOAPメッセージを受信すると、そのSOAPメッセージに記述されている失敗した旨のコール結果を解釈し、SCS306へ通知する(S710)。
SCS306は、NRS305からコール結果を受け取ると、それをOCS300へ引き渡す。
【0068】
OCS300は、SCS306からコール結果を受け取ると、その内容つまりユーザコールが失敗した旨を示すメッセージを操作パネル205上の文字表示器に表示する(S711)。
次に(C)において、NRS305は、規定時間が経っても仲介装置101から応答がないと判断した場合には、ユーザコールが失敗した旨のコール結果をSCS306へ通知する(S712)。
SCS306は、NRS305からコール結果を受け取ると、それをOCS300へ引き渡す。
OCS300は、SCS306からコール結果を受け取ると、その内容つまりユーザコールが失敗した旨を示すメッセージを操作パネル205上の文字表示器に表示する(S713)。
【0069】
ここで、画像形成装置100は、自己のエンジン内で異常が発生した場合、その異常を検出し、その異常の種類によって異なる処理を行う。よって、異常の種類を判定するための基準となる情報が必要であり、図11は異常の種類を判定するための基準となる情報の一例を示すテーブルのデータ構造を示している。ここで、「SC(サービスマンコール)」は「異常」に相当するものである。同図に示すように、検出されたSCによって種類(タイプ)が判定される。そこで、それぞれの種類について説明する。
「タイプA」は、操作部にSC表示を行って使用禁止とするもののうち、ユーザが解除できないものであり、管理装置102からの「SCリセット」もできないものである。例えば、定着系のSCなどである。
【0070】
「タイプB」は、異常が検知された特定の機能のみが使用できないSCである。通常使用時にはSC表示を行わないが、異常が検知されている機能を選択した時だけ、操作部にSC表示を行う。例えば、両面トレイ異常時に両面モードを選択した場合が該当する。「タイプC」は、SC発生時にも操作部への表示は行わず、内部的にSCの発生のロギングのみを行うものである。例えば、通信が不能になった場合が該当する。また、「タイプD」は、操作部にSC表示を行って使用禁止とするが、主電源のOFF/ONでSCを解除するものである。電源投入後に再度SCを検出して、見かけ上解除されない場合もある。例えば、モータ異常がそれに該当する。上記判定の基準情報は、上述したNV−RAM202の所定の格納領域に格納されていることが考えられる。なお、スキャナエンジンのSC,プロッタエンジンのSCのように、ユニット別の異常も種類の異なる異常として扱うものとする。
【0071】
次に、上述した画像形成装置及び画像形成装置管理システムにおける実施形態、つまりこの発明の特徴となる動作(画像形成装置での異常発生時の制御)およびその動作を実現するための構成について説明する。
この画像形成装置には、上述したように、公衆回線に対応した通信手段とネットワーク通信に対応した通信手段の双方を設けている。
そして、画像形成装置100は、仲介装置101および公衆回線を介して管理装置102と通信するカスタマー・サポート・システム方式による遠隔管理(リモートサービス:RS)と、仲介装置101およびインタネット103を介して管理装置102と通信するニュー・リモート・サービス方式による遠隔管理の対象となり得るように構成している。画像形成装置110は、仲介装置101の機能を備えているため、公衆回線を介して管理装置と通信するカスタマー・サポート・システム方式による遠隔管理と、インタネット103を介して管理装置102と通信するニュー・リモート・サービス方式による遠隔管理の対象となり得るように構成している。
【0072】
ここで、画像形成装置100および画像形成装置110は、自己のエンジンの状態等の情報を送信したり、自己のエンジン等に異常が発生した場合に管理装置に通報したり等するためのプログラムとして、上記のカスタマー・サポート・システム方式に対応したCSS315と、上記のニュー・リモート・サービス方式に対応したNRS305とを設けている。
以下、説明の都合上、画像形成装置100がNRS305を使用する場合のこの発明に係わる制御について説明する。また、エンジンユニットに相当するものがスキャナエンジンおよびプロッタエンジンしかないものとする。なお、画像形成装置100がCSS315を使用することによってもこの発明に係わる制御を行うことができる。また、画像形成装置110がNRS305又はCSS315を使用することによってもこの発明に係わる制御を行うことができる。
【0073】
〔第1実施形態〕
図12は、この遠隔管理システムにおける画像形成装置100でのSC(異常)発生時の通信シーケンスの一例を示す図である。図13は、SCコール(SC自動通報)時に操作パネル205の文字表示器に表示される各表示画面の一例を示す説明図である。なお、以下に示すSCS306およびNRS305による処理は、実際にはCPUがそれらのプログラムに従って動作することによって実行するが、説明の都合上、それらのプログラムが処理を実行するものとする。
【0074】
画像形成装置100では、スキャナエンジンおよびプロッタエンジン内にそれぞれ異常検出部を備えており、そのいずれかのエンジンユニット内でSC(異常)が発生すると、対応する異常検出部がそのSCを検出し、SCが発生した旨をコントローラボード200のSCS306へ通知する(S801)。
SCS306は、いずれかのエンジンユニットからSCが発生した旨の通知を受けると、そのエンジンユニット内でSCが発生したと判定し、NRS305に対してSCコール(異常を知らせる異常情報の自動通報)の要求を発行する(S802)。
【0075】
NRS305は、SCS306からのSCコール要求を受けると、SCコールを開始する旨をSCS306へ通知する(S803)と共に、SCコールを知らせるSCコール情報(異常情報)であるSCコール用のSOAPメッセージを生成して仲介装置101へ送信する(S804)。
SCS306は、SCコールを開始する旨の通知を受けると、操作パネル205上の文字表示器に「SCコール中」のメッセージ、例えば図13の(a)に示すようなメッセージを表示する。
【0076】
仲介装置101は、NRS305からSCコール用のSOAPメッセージを受信すると、コール受付OKをNRS305へ通知する(S805)と共に、そのSOAPメッセージに自己の識別情報である識別子を付加し、更にそのSOAPメッセージに基づいてHTTPメッセージを生成し、インタネット103経由で管理装置102に対してSCコールを行う(S806)。つまり、自己の識別子を付加したSCコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージをインタネット103経由で管理装置102へ自動通報(自動送信)する。
【0077】
ここで、HTTPメッセージ内のSCコール用のSOAPメッセージ(仲介装置101の識別子は除く)のフォーマット例について、図20および図21を参照して簡単に説明する。
図20はHTTPメッセージ内のSCコール用のSOAPメッセージのフォーマット例を、図21はその主要部分(データ)の構成をそれぞれ示す説明図である。
これらの図を見て分かるように、SCコール用のSOAPメッセージは、SCが発生した画像形成装置100の識別情報である機番情報と、SCコールを示す任意のコールIDと、コールタイプ(第1実施形態ではユニット別のSCを示す情報は含まないものとする)と、コールの詳細を示す情報とからなる。このSCコール用のSOAPメッセージには、付加情報としてSCが発生した画像形成装置100のジャムやSC,ステータス(状態),カウンタのそれぞれの値およびログ(履歴情報)を付加することもできる。
【0078】
なお、SCS306は、操作パネル205上のキー操作等によってSCコールを行わない設定がなされていた場合には、いずれかのエンジンユニットからSCが発生した旨の通知を受けても、SCが発生した旨をSCS306へ通知しない。そして、その場合には、操作パネル205上の文字表示器に「サービスコール」のメッセージ、例えば図13の(b)に示すようなメッセージを表示する。
【0079】
管理装置102は、いずれかの機器利用者側の仲介装置101から通報されたSCコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを受信し、その受信が正常に終了した場合には、その旨(SCコールに対する処理が成功した旨)のコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを生成し、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージに付加された識別子に基づいてインタネット103経由で通報元の仲介装置101(SCコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを送信した仲介装置101)へ送信する(S807)。
【0080】
また、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージ(SCコール情報)をキュー(データベース605)に格納し、センタオペレータによって対応する処理が行われるまでキューイングする。
さらに、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージの内容を操作者端末604の表示部に表示してセンタオペレータに知らせる。
いずれかの機器利用者側の仲介装置101から通報されたSOAPメッセージを含むHTTPメッセージの受信が正常に終了しなかった場合(異常に終了した場合)には、その旨(SCコールに対する処理が失敗した旨)のコール結果を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを生成し、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージに付加された識別子に基づいてインタネット103経由で通報元の仲介装置101へ送信する。
【0081】
仲介装置101は、管理装置102へのSCコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージの自動通報に対して、その管理装置102からそのHTTPメッセージの受信が正常に終了した旨のコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを受信すると、そのHTTPメッセージに基づいてコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを生成し、該当する(SCが発生した)画像形成装置100のNRS305へ送信する(S808)。
そのNRS305は、仲介装置101からコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを受信すると、SCS306へSCコールが正常に終了した旨を通知する(S809)。
【0082】
SCS306は、NRS305からSCコール(SCコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージの送信)が正常に終了した旨の通知を受けると、操作パネル205上の文字表示器に「SCコール成功」のメッセージ、例えば図13の(c)に示すようなメッセージを表示する。
また、NV−RAM202上のSCコールの成功を示すSCコール済みフラグ(異常送信済み状態)を“1”にセット(設定)する(S810)。
【0083】
その後、各エンジンユニットの状態をチェック(確認)し、例えば主電源のOFF/ONによりプロッタエンジンおよびスキャナエンジンがいずれも動作可能になると、プロッタエンジンからプロッタレディが、スキャナエンジンからスキャナレディがそれぞれ通知される(S811,S812)ため、SCS306はそれらの通知を受けることによりSCがないことを確認できる。そして、その場合に、SCコール済みフラグの状態をチェックし(S813)、SCコール済みフラグが“1”にセットされていることを確認できた場合に、NRS305に対してSC解除コール(異常の解除を知らせる異常解除情報の自動通報)の要求を発行する(S814)。
なお、各エンジンユニット内にそれぞれ異常解除検出部(異常解除検出手段)を備え、そのいずれかのエンジンユニット内のSCが解除されると、対応する異常解除検出部がSC解除を検出するようにすることもできる。そして、その場合に、SCコール済みフラグの状態チェック(設定有無)を行えばよい。
【0084】
NRS305は、SCS306からSC解除コール要求を受けると、SC解除コールを知らせるSC解除コール情報(異常解除情報)であるSC解除コール用のSOAPメッセージを生成して仲介装置101へ送信する(S815)。
仲介装置101は、NRS305からSC解除コール用のSOAPメッセージを受信すると、そのSOAPメッセージに自己の識別子を付加し、更にそのSOAPメッセージに基づいてHTTPメッセージを生成し、インタネット103経由で管理装置102に対してSC解除コールを行う(S816)。つまり、自己の識別子を付加したSC解除コール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージをインタネット103経由で管理装置102へ自動通報する。
【0085】
ここで、HTTPメッセージ内のSC解除コール用のSOAPメッセージ(仲介装置101の識別子は除く)のフォーマット例について、図21および図22を参照して簡単に説明する。
図22は、HTTPメッセージ内のSC解除コール用のSOAPメッセージのフォーマット例を示す説明図である。なお、このSOAPメッセージの主要部分の構成は、前述したSC解除コール用のSOAPメッセージと同様なので、再度図21を参照する。
図21および図22を見て分かるように、SC解除コール用のSOAPメッセージは、SCが解除された画像形成装置100の識別情報である機番情報と、SC解除コールを示す任意のコールIDと、コールタイプ(第1実施形態ではユニット別のSCを示す情報は含まないものとする)と、コールの詳細を示す情報とからなる。このSC解除コール用のSOAPメッセージには、付加情報としてSCが解除された画像形成装置100のジャムやSC,ステータス,カウンタのそれぞれの値およびログを付加することもできる。
【0086】
仲介装置101は、管理装置102へのSCコール用のSOAPメッセージ含むHTTPメッセージの自動通報に対して、その管理装置102からそのHTTPメッセージの受信が正常に終了しなかった(異常に終了した)旨のコール結果(エラー)を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを受信すると、そのHTTPメッセージに基づいてコール結果(エラー)を示すSOAPメッセージを生成し、該当する画像形成装置100のNRS305へ送信する。
そのNRS305は、仲介装置101からコール結果(エラー)を示すSOAPメッセージを受信すると、SCS306へSCコールが正常に終了しなかった(異常に終了した)旨を通知する。
SCS306は、NRS305からSCコールが正常に終了しなかった(異常に終了した)旨の通知を受けると、操作パネル205上の文字表示器に「SCコール失敗」のメッセージ、例えば図13の(d)に示すようなメッセージを表示する。
【0087】
管理装置102は、いずれかの機器利用者側の仲介装置101から通報されたSC解除コール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを受信し、その受信が正常に終了した場合に、その旨(SC解除コールに対する処理が成功した旨)のコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを生成し、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージに付加された識別子に基づいてインタネット103経由で通報元の仲介装置101(SC解除コール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを送信した仲介装置101)へ送信する(S817)。
また、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージに付加された識別子に基づいて該当するSC(解除されたSC)コール用のSOAPメッセージをキューから削除する。
さらに、該当するSCコール用のSOAPメッセージの内容の表示を操作者端末604の表示部から消去する。
【0088】
センタオペレータは、操作者端末604の表示部の表示を見て通報元の仲介装置101に接続されている画像形成装置100のエンジンユニット内でSCが発生したままであることを認識した場合には、該当する機器利用者(その画像形成装置100を利用しているユーザ等)へ電話をかけてSC発生状況を確認し、解除の方法を指示したり、必要であればサービスステーションに連絡を取り、サービスマンを手配するという処理を実施する。通報元の仲介装置101に接続されている画像形成装置100のエンジンユニット内でSCが発生していない(SC状態が解除された)ことを認識すると、上述したような処理は行わない。
【0089】
仲介装置101は、管理装置102へのSC解除コール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージの自動通報に対して、その管理装置102からコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを受信すると、そのHTTPメッセージに基づいてコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを生成し、該当する画像形成装置100のNRS305へ送信する(S818)。
そのNRS305は、仲介装置101からコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを受信すると、SCS306へSC解除コールが正常に終了した旨を通知する(S819)。
SCS306は、NRS305からSC解除コールが正常に終了した旨の通知を受けると、NV−RAM202上のSCコール済みフラグを“0”にリセット(解除)する(S820)。
【0090】
図14は、画像形成装置100のコントローラボード200のSCS306によるSC発生時のこの発明に係わる制御の一例を示すフローチャートである。
画像形成装置100のSCS306は、スキャナエンジン又はプロッタエンジン内でSCが発生し、対応する異常検出部によってそのSCが検出されることにより、SCが発生した旨(異常情報)の通知を受けると、図14の処理ルーチンを開始し、まずステップS1で発生したSCがSCコール(自動通報)対象のものかどうかを判定し、SCコール対象のものでなければステップS8へ移行し、そのSCを知らせる通常SC画面を操作パネル205上の文字表示器に表示する。
【0091】
発生したSCがSCコール対象のものである場合には、ステップS2でNRS305に対してSCコールの要求を発行し、それに対してステップS3でNRS305からSCコールを開始する旨の通知を受けると、ステップS4で操作パネル205上の文字表示器に「SCコール中」のメッセージを表示する。
その後、ステップS5でNRS305からの通知の有無をチェックし、NRS305からSCコールが正常に終了した旨(SCコールに対する処理が成功した旨)の通知を受けた場合には、ステップS6で操作パネル205上の文字表示器に「SCコール成功」のメッセージを表示し、ステップS7でNV−RAM202上のSCコール済みフラグを“1”にセットする。
NRS305からSCコールが正常に終了しなかった旨(SCコールに対する処理が失敗した旨了した)の通知を受けた場合には、ステップS9で操作パネル205上の文字表示器に「SCコール失敗」のメッセージを表示する。
【0092】
図15は、画像形成装置100のコントローラボード200のSCS306による主電源投入(ON)時のこの発明に係わる制御の一例を示すフローチャートである。
画像形成装置100のSCS306は、主電源がONになった時に図15の処理ルーチンを開始し、まずステップS11でスキャナエンジンおよびプロッタエンジンの状態をチェックし、プロッタエンジンからのプロッタレディおよびスキャナエンジンからのスキャナレディの通知を受けた場合に、ステップS12でNV−RAM202上のSCコール済みフラグの状態をチェックする。
【0093】
そして、SCコール済みフラグが“1”にセットされていることを認識できた場合に、ステップS13でNRS305に対してSC解除コールの要求を発行し、ステップS14でNRS305からのSC解除コールの結果(通知)を待ち、SC解除コールの結果を受けると、ステップS15でその結果をチェックし、SC解除コールが正常に終了した(SC解除コールに対する処理が成功した旨)ことを確認できた場合に、ステップS16でNV−RAM202上のSCコール済みフラグを“0”にリセットする。
【0094】
このように、第1実施形態によれば、画像形成装置が、自己でのSCの発生によってそのSCを検出した場合に、そのSCを知らせるSCコール情報(異常情報)を管理装置102へ送信(通報)し、その送信に対して管理装置102からそのSCコール情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、そのSCコール情報送信の成功を示すSCコール済みフラグを“1”にセットするので、以後そのSCコール済みフラグの状態を参照することにより、SCコール情報が管理装置102へ送信されたことを機器利用者側で確認することが可能になる。
【0095】
また、画像形成装置が、管理装置102へのSCコール情報の送信に対して、管理装置102からそのSCコール情報の受信が正常に終了した旨のコール結果を受信した場合にはSCコール情報の送信が成功した旨の送信結果を、そのSCコール情報の受信が正常に終了しなかった(異常に終了した)旨の送信結果を受信した場合にはSCコール情報の送信が失敗した旨の送信結果をそれぞれ表示するので、管理装置102へのSCコール情報の送信結果(コール結果)を機器利用者側で確認することができる。
【0096】
さらに、画像形成装置が、自己にSCがないことを認識できた場合あるいはSCの解除を検出した場合に、SCコール済みフラグの状態をチェックし、SCコール済みフラグが“1”にセットされていることを認識できた場合に、SCコール解除情報を管理装置102へ送信するので、SCコール情報を管理装置102へ送信した後、SCが解除された場合に、そのことを管理装置102側で直ちに確認することができる。よって、センタオペレータによる作業やサービスマンの機器設置場所(SCが発生した画像形成装置の設置場所)への訪問が無駄になるような問題が生じることはない。
【0097】
さらにまた、画像形成装置が、管理装置102へのSCコール解除情報の送信に対して、管理装置102からそのSCコール解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、SCコール済みフラグを“0”にリセットするので、以後そのSCコール済みフラグの状態を参照することにより、SCコール解除情報が管理装置102へ送信されたことを機器利用者側で確認することが可能になる。
【0098】
〔第2実施形態〕
図16は、この遠隔管理システムにおける画像形成装置100でのSC(異常)発生時の通信シーケンスの他の例を示す図である。図17は、NV−RAM202上の2種類のSCコール済みフラグの状態を示す説明図である。
画像形成装置100のプロッタエンジン内でSCが発生すると、対応する異常検出部がそのSCを検出し、SCが発生した旨をコントローラボード200のSCS306へ通知する(S901)。
【0099】
SCS306は、プロッタエンジンからSCが発生した旨の通知を受けると、そのプロッタエンジン内でSCが発生したと判定すると共に、そのSCの種類を判別し、NRS305に対してプロッタSCコール(プロッタエンジンの異常を知らせる異常情報の自動通報)の要求を発行する(S902)。このとき、そのプロッタSCコール要求に、判別したSCの種類を示す情報(コールタイプ)を付加する。
NRS305は、SCS306からのプロッタSCコール要求を受けると、プロッタSCコールを開始する旨をSCS306へ通知する(S903)と共に、プロッタSCコールを知らせるプロッタSCコール情報であるプロッタSCコール用のSOAPメッセージ(SCの種類を示す情報を含む)を生成して仲介装置101へ送信する(S904)。
SCS306は、プロッタSCコールを開始する旨の通知を受けると、操作パネル205上の文字表示器に「プロッタSCコール中」のメッセージを表示する。
【0100】
仲介装置101は、NRS305からプロッタSCコール用のSOAPメッセージを受信すると、コール受付OKをNRS305へ通知する(S905)と共に、そのSOAPメッセージに自己の識別情報である識別子を付加し、更にそのSOAPメッセージに基づいてHTTPメッセージを生成し、インタネット103経由で管理装置102に対してプロッタSCコールを行う(S906)。つまり、自己の識別子を付加したプロッタSCコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージをインタネット103経由で管理装置102へ自動通報する。なお、プロッタSCコール用のSOAPメッセージは、図20,図21によって説明したものとコールタイプ以外は同様である。つまり、ここでのコールタイプは、ユニット別のSC(SCの種類)を示す情報を含むものとする。
【0101】
管理装置102は、いずれかの機器利用者側の仲介装置101から通報されたプロッタSCコール用のSOAPメッセージ含むHTTPメッセージを受信し、その受信が正常に終了した場合には、その旨(プロッタSCコールに対する処理が成功した旨)のコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを生成し、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージに付加された識別子に基づいてインタネット103経由で通報元の仲介装置101(プロッタSCコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを送信した仲介装置101)へ送信する(S907)。
【0102】
また、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージ(プロッタSCコール情報)をキューに格納し、センタオペレータによって対応する処理が行われるまでキューイングする。
さらに、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージの内容を操作者端末604の表示部に表示してセンタオペレータに知らせる。
いずれかの機器利用者側の仲介装置101から通報されたSOAPメッセージを含むHTTPメッセージの受信が正常に終了しなかった場合(異常に終了した場合)には、その旨(プロッタSCコールに対する処理が失敗した旨)のコール結果を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを生成し、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージに付加された識別子に基づいてインタネット103経由で通報元の仲介装置101へ送信する。
【0103】
仲介装置101は、管理装置102へのプロッタSCコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージの自動通報に対して、その管理装置102からそのHTTPメッセージの受信が正常に終了した旨のコール結果(OK)を受信すると、そのHTTPメッセージに基づいてコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを生成し、該当する(プロッタSCが発生した)画像形成装置100のNRS305へ送信する(S908)。
そのNRS305は、仲介装置101からコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを受信すると、SCS306へプロッタSCコールが正常に終了した旨を通知する(S909)。
【0104】
SCS306は、NRS305からプロッタSCコール(プロッタSCコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージの送信)が正常に終了した旨の通知を受けると、操作パネル205上の文字表示器に「プロッタSCコール成功」のメッセージを表示する。
また、NV−RAM202上のプロッタSCコールの成功を示すプロッタSCコール済みフラグ(図17参照)を“1”にセットする(S910)。
【0105】
一方、画像形成装置100のスキャナエンジン内でSCが発生すると、対応する異常検出部がそのSCを検出し、SCが発生した旨をSCS306へ通知する(S911)。
SCS306は、スキャナエンジンからSCが発生した旨の通知を受けると、そのスキャナエンジン内でSCが発生したと判定すると共に、そのSCの種類を判別し、NRS305に対してスキャナSCコール(スキャナエンジンの異常を知らせる異常情報の自動通報)の要求を発行する(S912)。このとき、そのスキャナSCコール要求に、判別したSCの種類を示す情報を付加する。
【0106】
NRS305は、SCS306からのスキャナSCコール要求を受けると、スキャナSCコールを開始する旨をSCS306へ通知する(S913)と共に、スキャナSCコールを知らせるスキャナSCコール情報であるスキャナSCコール用のSOAPメッセージ(SCの種類を示す情報を含む)を生成して仲介装置101へ送信する(S914)。
SCS306は、スキャナSCコールを開始する旨の通知を受けると、操作パネル205上の文字表示器に「スキャナSCコール中」のメッセージを表示する。
【0107】
仲介装置101は、NRS305からスキャナSCコール用のSOAPメッセージを受信すると、コール受付OKをNRS305へ通知する(S915)と共に、そのSOAPメッセージに自己の識別情報である識別子を付加し、更にそのSOAPメッセージに基づいてHTTPメッセージを生成し、インタネット103経由で管理装置102に対してスキャナSCコールを行う(S916)。つまり、自己の識別子を付加したスキャナSCコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージをインタネット103経由で管理装置102へ自動通報する。なお、スキャナSCコール用のSOAPメッセージも、図20,図21によって説明したものとコールタイプ以外は同様である。つまり、ここでのコールタイプは、ユニット別のSC(SCの種類)を示す情報を含むものとする。
【0108】
管理装置102は、いずれかの機器利用者側の仲介装置101から通報されたスキャナSCコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを受信し、その受信が正常に終了した場合には、その旨(スキャナSCコールに対する処理が成功した旨)のコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを生成し、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージに付加された識別子に基づいてインタネット103経由で通報元の仲介装置101(スキャナSCコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを送信した仲介装置101)へ送信する(S917)。
【0109】
また、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージ(スキャナSCコール情報)をキューに格納し、センタオペレータによって対応する処理が行われるまでキューイングする。
さらに、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージの内容を操作者端末604の表示部に表示してセンタオペレータに知らせる。
いずれかの機器利用者側の仲介装置101から通報されたSOAPメッセージを含むHTTPメッセージの受信が正常に終了しなかった場合(異常に終了した場合)には、その旨(スキャナSCコールに対する処理が失敗した旨)のコール結果を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを生成し、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージに付加された識別子に基づいてインタネット103経由で通報元の仲介装置101へ送信する。
【0110】
仲介装置101は、管理装置102へのスキャナSCコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージの自動通報に対して、その管理装置102からそのHTTPメッセージの受信が正常に終了した旨のコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを受信すると、そのHTTPメッセージに基づいてコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを生成し、該当する(スキャナSCが発生した)画像形成装置100のNRS305へ送信する(S918)。
そのNRS305は、仲介装置101からコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを受信すると、SCS306へスキャナSCコールが正常に終了した旨を通知する(S919)。
【0111】
SCS306は、NRS305からスキャナSCコール(スキャナSCコール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージの送信)が正常に終了した旨の通知を受けると、操作パネル205上の文字表示器に「スキャナSCコール成功」のメッセーを表示する。
また、NV−RAM202上のスキャナSCコールの成功を示すスキャナSCコール済みフラグを“1”にセットする(S920)。
【0112】
その後、プロッタエンジンおよびスキャナエンジンの状態をチェックし、例えば主電源のOFF/ONによりプロッタエンジンが動作可能になると、そのプロッタエンジンからプロッタレディが通知される(S921)ため、SCS306はその通知を受けることによりプロッタSCがないことを確認できる。そして、その場合に、プロッタSCコール済みフラグの状態をチェックし(S922)、プロッタSCコール済みフラグが“1”にセットされていることを確認できた場合に、NRS305に対してプロッタSC解除コール(プロッタエンジンの異常の解除を知らせる異常解除情報の自動通報)の要求を発行する(S923)。このとき、そのプロッタSC解除コール要求に、SCの種類を示す情報を付加する。
【0113】
NRS305は、SCS306からのプロッタSC解除コール要求を受けると、プロッタSC解除コールを知らせるプロッタSC解除コール情報(SCの種類を示す情報を含む)であるSC解除コール用のSOAPメッセージを生成して仲介装置101へ送信する(S924)。
仲介装置101は、NRS305からプロッタSC解除コール用のSOAPメッセージを受信すると、そのSOAPメッセージに自己の識別子を付加し、更にそのSOAPメッセージに基づいてHTTPメッセージを生成し、インタネット103経由で管理装置102に対してプロッタSC解除コールを行う(S925)。つまり、自己の識別子を付加したプロッタSC解除コール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージをインタネット103経由で管理装置102へ自動通報する。なお、プロッタSC解除コール用のSOAPメッセージも、図21,図22によって説明したものとコールタイプ以外は同様である。
【0114】
仲介装置101は、管理装置102へのプロッタSCコール用のSOAPメッセージ含むHTTPメッセージの自動通報に対して、その管理装置102からそのHTTPメッセージの受信が正常に終了しなかった(異常に終了した)旨のコール結果(エラー)示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを受信すると、そのHTTPメッセージに基づいてコール結果(エラー)を示すSOAPメッセージを生成し、該当する画像形成装置100のNRS305へ送信する。そのNRS305は、仲介装置101からコール結果(エラー)を示すSOAPメッセージを受信すると、SCS306へプロッタSCコールが正常に終了しなかった(異常に終了した)旨を通知する。
SCS306は、NRS305からプロッタSCコールが正常に終了しなかった(異常に終了した)旨の通知を受けると、操作パネル205上の文字表示器に「プロッタSCコール失敗」のメッセージを表示する。
【0115】
管理装置102は、いずれかの機器利用者側の仲介装置101から通報されたプロッタSC解除コール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを受信し、その受信が正常に終了した場合に、その旨(プロッタSC解除コールに対する処理が成功した旨)のコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを生成し、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージに付加された識別子に基づいてインタネット103経由で通報元の仲介装置101(プロッタSC解除コール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを送信した仲介装置101)へ送信する(S926)。
また、受信したHTTPメッセージ内のSOAPメッセージに付加された識別子に基づいて該当するプロッタSC(解除されたプロッタSC)コール用のSOAPメッセージをキューから削除する。
さらに、該当するプロッタSCコール用のSOAPメッセージの内容の表示を操作者端末604の表示部から消去する。
【0116】
センタオペレータは、操作者端末604の表示部の表示を見て通報元の仲介装置101に接続されている画像形成装置100のプロッタエンジン内でSCが発生したままであることを認識した場合には、該当する機器利用者へ電話をかけてSC発生状況を確認し、解除の方法を指示したり、必要であればサービスステーションに連絡を取り、サービスマンを手配するという処理を実施する。通報元の仲介装置101に接続されている画像形成装置100のプロッタエンジン内でSCが発生していない(プロッタSC状態が解除された)ことを認識すると、上述したような処理は行わない。
【0117】
仲介装置101は、管理装置102へのプロッタSC解除コール用のSOAPメッセージを含むHTTPメッセージの自動通報に対して、その管理装置102からコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを含むHTTPメッセージを受信すると、そのHTTPメッセージに基づいてコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを生成し、該当する画像形成装置100のNRS305へ送信する(S927)。
そのNRS305は、仲介装置101からコール結果(OK)を示すSOAPメッセージを受信すると、SCS306へプロッタSC解除コールが正常に終了した旨を通知する(S928)。
SCS306は、NRS305からプロッタSC解除コールが正常に終了した旨の通知を受けると、NV−RAM202上のプロッタSCコール済みフラグを“0”にリセットする(S829)。
【0118】
なお、例えば主電源のOFF/ONによりスキャナエンジンが動作可能になると、そのスキャナエンジンからスキャナレディが通知されるため、SCS306はその通知を受けることによりスキャナSCがないことを確認できる。そして、その場合に、スキャナSCコール済みフラグの状態をチェックし、スキャナSCコール済みフラグが“1”にセットされていることを確認できた場合に、NRS305に対してスキャナSC解除コール(スキャナエンジンの異常の解除を知らせる異常解除情報の自動通報)の要求を発行する。このとき、そのスキャナSC解除コール要求に、SCの種類を示す情報を付加する。以降の画像形成装置および管理装置102によるスキャナSC用の処理は、プロッタエンジンからプロッタレディが通知された時のプロッタSC用の処理と略同様なので、説明を省略する。
【0119】
図18は、画像形成装置100のコントローラボード200のSCS306によるSC発生時のこの発明に係わる制御の他の例を示すフローチャートである。画像形成装置100のSCS306は、スキャナエンジン又はプロッタエンジン内でSCが発生し、対応する異常検出部によってそのSCが検出されることにより、SCが発生した旨の通知を受けると、図18の処理ルーチンを開始し、まずステップS21で発生したSCがSCコール対象のものかどうかを判定すると共にそのSCの種類を判別する。
そして、発生したSCがSCコール対象のものでない場合には、ステップS29でそのSCを知らせる通常SC画面を操作パネル205上の文字表示器に表示する。
【0120】
また、発生したSCがSCコール対象のものである場合には、ステップS22でNRS305に対して該当SCコール(プロッタSCコール又はスキャナSCコール)の要求を発行し(このときSCの種類を示す情報を付加する)、それに対してステップS23でNRS305から該当SCコールを開始する旨の通知を受けると、ステップS24で操作パネル205上の文字表示器に「プロッタSCコール中」又は「スキャナSCコール中」のメッセージを表示する。
その後、ステップS25でNRS305からの通知の有無をチェックし、NRS305から該当SCコールが正常に終了した旨(該当SCコールに対する処理が成功した旨了した)の通知を受けた場合には、ステップS26で操作パネル205上の文字表示器に「プロッタSCコール成功」又は「スキャナSCコール成功」のメッセージを表示する。
【0121】
その後、ステップS27で先に判別したSCの種類をチェックし、そのSCがプロッタSCであればステップS28でNV−RAM202上のプロッタSCコール済みフラグを“1”にセットし、スキャナSCであればステップS30でNV−RAM202上のスキャナSCコール済みフラグを“1”にセットする。
NRS305から該当SCコールが正常に終了しなかった旨(該当SCコールに対する処理が失敗した旨了した)の通知を受けた場合には、ステップS31で操作パネル205上の文字表示器に「プロッタSCコール失敗」又は「スキャナSCコール失敗」のメッセージを表示する。
【0122】
図19は、画像形成装置100のコントローラボード200のSCS306による主電源投入時のこの発明に係わる制御の他の例を示すフローチャートである。
画像形成装置100のSCS306は、主電源がONになった時に図19の処理ルーチンを開始し、まずステップS41でスキャナエンジンおよびプロッタエンジンの状態をチェックし、そのいずれかのエンジンユニットからレディ信号を受信した場合に、ステップS42でそのレディ信号の種類を判別し、プロッタレディであればステップS43でNV−RAM202上のプロッタSCコール済みフラグの状態をチェックする。
【0123】
そして、プロッタSCコール済みフラグが“1”にセットされていることを認識できた場合に、ステップS44でNRS305に対してプロッタSC解除コールの要求を発行し(このときSCの種類を示す情報を付加する)、ステップS45でNRS305からのプロッタSC解除コールの結果を待ち、プロッタSC解除コールの結果を受けると、ステップS46でその結果をチェックし、プロッタSC解除コールが正常に終了した(プロッタSC解除コールに対する処理が成功した旨)ことを確認できた場合に、ステップS47でNV−RAM202上のプロッタSCコール済みフラグを“0”にリセットし、ステップS48へ進む。
【0124】
一方、受信したレディ信号がスキャナレディであった場合には、ステップS49でNV−RAM202上のスキャナSCコール済みフラグの状態をチェックすし、スキャナSCコール済みフラグが“1”にセットされていることを認識できた場合に、ステップS50でNRS305に対してスキャナSC解除コールの要求を発行し(このときSCの種類を示す情報を付加する)、ステップS51でNRS305からのスキャナSC解除コールの結果を待ち、スキャナSC解除コールの結果を受けると、ステップS52でその結果をチェックする。
【0125】
そして、スキャナSC解除コールが正常に終了した(スキャナSC解除コールに対する処理が成功した旨)ことを確認できた場合に、ステップS53でNV−RAM202上のスキャナSCコール済みフラグを“0”にリセットし、ステップS48へ進む。
ステップS48では、プロッタレディおよびスキャナレディの両方のレディ信号を受信したかどうかを判断し、まだ両方のレディ信号を受信していなければステップS41に戻って上述と同様の処理を行い、両方のレディ信号を受信した場合に図19の処理を終了する。
【0126】
このように、第2実施形態によれば、画像形成装置が、自己でのSCの発生によってそのSCを検出した場合に、そのSCの種類を判別し、そのSCを知らせるSCコール情報(異常情報)にそのSCの種類を示す情報を付加して管理装置102へ送信し、その送信に対して管理装置102からそのSCコール情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、そのSCコール情報送信の成功を示すSCコール済みフラグを“1”にセットするので、以後そのSCコール済みフラグの状態を参照することにより、発生したSCを知らせるSCコール情報が管理装置102へ送信されたこと、およびそのSCの種類を機器利用者側で確認することが可能になる。
【0127】
また、画像形成装置が、管理装置102へのSCコール情報(SCの種類を示す情報を含む)の送信に対して、管理装置102からそのSCコール情報の受信が正常に終了した旨のコール結果を受信した場合にはそのSCコール情報の送信が成功した旨の送信結果を、そのSCコール情報の受信が正常に終了しなかった(異常に終了した)旨の送信結果を受信した場合にはそのSCコール情報の送信が失敗した旨の送信結果をそれぞれ表示するので、管理装置102へのSCコール情報の送信結果およびそのSCの種類を機器利用者側で確認することができる。
【0128】
さらに、画像形成装置が、自己にいずれかのSCがないことを認識できた場合あるいはいずれかのSCの解除を検出した場合に、対応するSCコール済みフラグの状態をチェックし、そのSCコール済みフラグが“1”にセットされていることを認識できた場合に、対応するSCコール解除情報を管理装置102へ送信するので、発生したSCとその種類を知らせるSCコール情報を管理装置102へ送信した後、そのSCが解除された場合に、どのSCが解除されたかを管理装置102側で直ちに確認することができる。よって、センタオペレータによる作業やサービスマンの機器設置場所への訪問が無駄になるような問題がほとんど生じることはない。
【0129】
さらにまた、画像形成装置が、管理装置102へのSCコール解除情報(SCの種類を示す情報を含む)の送信に対して、管理装置102からそのSCコール解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、対応するSCコール済みフラグを“0”にリセットするので、以後そのSCコール済みフラグの状態を参照することにより、発生したSCの解除を知らせるSCコール解除情報が管理装置102へ送信されたこと、およびそのSCの種類を機器利用者側で確認することが可能になる。
【0130】
なお、上述した第1,第2実施形態では、画像形成装置が、管理装置からSCコール情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合にはそのSCコル情報の送信が成功した旨の送信結果を、そのSCコール情報の受信が正常に終了しなかった(異常に終了した)旨の送信結果を受信した場合にはそのSCコール情報が失敗した旨の送信結果をそれぞれ操作パネル205上に表示させることによって報知するようにしたが、それらの送信結果をプロッタエンジンにより用紙上に画像形成させたり、図示しないスピーカ等の音声出力部によって音声出力させたり、電子メールによって予め指定された情報処理装置(パーソナルコンピュータ等)に送信させたりして報知するようにしてもよい。
また、上述した各実施形態では、SCを異常とし、SCを検出した場合に、そのSCを知らせるSCコール情報(異常情報)を管理装置102へ送信(通報)するようにしたが、SC以外の異常を検出し、その異常を知らせる異常情報を管理装置102へ送信するようにすることも勿論できる。
【0131】
また、通信装置の例として通信機能を備えた画像形成装置について主に説明したが、この発明はこれに限られるものではなく、通信機能を備えたネットワーク家電,自動販売機,医療機器,電源装置,空調システム,ガス・水道・電気等の計量システム等や、ネットワークに接続可能なコンピュータ等も含め、通信機能を備えた各種電子装置に適用可能である。また、これらの装置を被管理装置とした場合にも、遠隔管理システムを上述した場合と同様に動作させることができる。さらに、通信装置の遠隔管理システムについても、通信装置,遠隔管理仲介装置,管理装置の構成及びこれらの接続形式は、以上の実施形態に限られるものではない。
【0132】
また、この発明によるプログラムは、外部装置と通信を行う通信手段を備えた上述の画像形成装置等の通信装置を制御するコンピュータに、この発明による各機能(異常検出手段,異常種判別手段,異常送信手段,異常送信済み状態設定手段,送信結果報知手段,装置状態確認手段,異常解除検出手段,異常送信済み状態確認手段,異常解除送信手段,異常送信済み状態解除手段としての機能)を実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
【0133】
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMあるいはHDD等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,SRAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。そのメモリに記録されたプログラムをコンピュータにインストールしてCPUに実行させるか、CPUにそのメモリからこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
【0134】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明によれば、顧客先の画像形成装置等の通信装置で異常が発生してその異常を知らせる異常情報が外部装置へ送信された場合には、そのことを機器利用者側で確認することができる。また、通信装置から外部装置へ異常情報が送信された後、その異常が解除された場合には、そのことを直ちに外部装置側で確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による通信装置の遠隔管理システムの構成例を示す概念図である。
【図2】その遠隔管理システムにおけるデータ送受モデルを示す概念図である。
【図3】この発明による通信装置の遠隔管理システムである画像形成装置遠隔管理システムの構成例を示す概念図である。
【図4】その画像形成装置遠隔管理システムを構成する、この発明による通信装置である画像形成装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
【図5】その画像形成装置のソフトウェア構成例を示すブロック図である。
【図6】その画像形成装置におけるENGRDY信号とPWRCTL信号について説明するための図である。
【図7】その画像形成装置におけるNRSモジュールの構成例を示す機能ブロック図である。
【図8】図3の管理装置102の概略構成例を示すブロック図である。
【図9】図3の画像形成装置遠隔管理システム内で行われるデータ送受信の際の通信シーケンスの一例を示す図である。
【図10】図3の画像形成装置から管理装置102へデータを送信する場合の通信シーケンスの一例を示す図である。
【図11】異常の種類を判定するための基準となる情報のテーブルの一例を示す説明図である。
【図12】図3の遠隔管理システムにおける画像形成装置100でのSC発生時の通信シーケンスの一例を示す図である。
【図13】図4の画像形成装置におけるSCコール時に操作パネル205の文字表示器に表示される各表示画面の一例を示す説明図である。
【図14】図4の画像形成装置100のコントローラボード200のSCS306によるSC発生時のこの発明に係わる制御の一例を示すフロー図である。
【図15】同じくそのSCS306による主電源投入時のこの発明に係わる制御の一例を示すフロー図である。
【図16】図3の遠隔管理システムにおける画像形成装置100でのSC発生時の通信シーケンスの他の例を示す図である。
【図17】図3のNV−RAM202上の2種類のSCコール済みフラグの状態を示す説明図である。
【図18】図4の画像形成装置100のコントローラボード200のSCS306によるSC発生時のこの発明に係わる制御の他の例を示すフロー図である。
【図19】同じくそのSCS306による主電源投入時のこの発明に係わる制御の他の例を示すフロー図である。
【図20】HTTPメッセージ内のSCコール用のSOAPメッセージのフォーマット例を示す説明図である。
【図21】同じくその内容を示す説明図である。
【図22】HTTPメッセージ内のSC解除コール用のSOAPメッセージのフォーマット例を示す説明図である。
【図23】従来の遠隔管理システムにおける画像形成装置での異常発生時の通信シーケンスの一例を示す図である。
【図24】同じくその通信シーケンスの他の例を示す図である。
【符号の説明】
10:被管理装置 11:仲介機能付被管理装置
100:画像形成装置 101:仲介装置
102:管理装置 103:インタネット
104:ファイアウォール
110:仲介機能付画像形成装置
200:コントローラボード 201:HDD
202:NV−RAM 203:PIボード
204:PHY 205:操作パネル
206:プロッタ/スキャナエンジンボード
207:電源ユニット 212:PCI−BUS
300:OCS 301:ECS
302:MCS 303:NCS
304:FCS 305:NRS
306:SCS 307:SRM
308:IMH 309:コピーアプリ
310:ファクスアプリ 311:プリンタアプリ
312:スキャナアプリ
313:ネットファイルアプリ 314:ウェブアプリ
601:モデム 602:通信端末
603:プロキシサーバ 604:操作者端末
605:データベース 606:制御装置

Claims (23)

  1. 外部装置と通信する通信手段と、自己の異常を検出する異常検出手段と、該手段によって異常が検出された場合に、異常を知らせる異常情報を前記通信手段によって前記外部装置へ送信させる異常送信手段とを有する通信装置であって、
    前記異常送信手段による前記外部装置への異常情報の送信に対して、該外部装置から該異常情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、該異常情報送信の成功を示す異常送信済み状態に設定する異常送信済み状態設定手段を設けたことを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1記載の通信装置において、
    前記異常送信手段による前記外部装置への異常情報の送信に対して、該外部装置から該異常情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合には該異常情報の送信が成功した旨の送信結果を、該異常情報の受信が正常に終了しなかった旨の送信結果を受信した場合には該異常送信が失敗した旨の送信結果をそれぞれ報知する送信結果報知手段を設けたことを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1記載の通信装置において、
    前記異常送信手段による前記外部装置への異常情報の送信に対して、該外部装置から該異常情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合には該異常情報の送信が成功した旨の送信結果を、該異常情報の受信が異常に終了した旨の送信結果を受信した場合には該異常送信が失敗した旨の送信結果をそれぞれ報知する送信結果報知手段を設けたことを特徴とする通信装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信装置において、
    自己の状態を確認する装置状態確認手段と、
    該手段によって異常がないことを認識できた場合に、前記異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、
    該手段によって前記異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報を前記通信手段によって外部装置へ送信させる異常解除送信手段と
    を設けたことを特徴とする通信装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信装置において、
    自己の異常の解除を検出する異常解除検出手段と、
    該手段によって異常の解除が検出された場合に、前記異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、
    該手段によって前記異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報を前記通信手段によって前記外部装置へ送信させる異常解除送信手段と
    を設けたことを特徴とする通信装置。
  6. 請求項4又は5記載の通信装置において、
    前記異常解除送信手段が、前記異常解除情報を前記通信手段によって構造化言語形式で前記外部装置へ送信させる手段であることを特徴とする通信装置。
  7. 請求項4乃至6のいずれか一項に記載の通信装置において、
    前記異常解除送信手段による前記外部装置への異常解除情報の送信に対して、該外部装置から該異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、前記異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除手段を設けたことを特徴とする通信装置。
  8. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信装置において、
    前記異常検出手段によって検出された異常の種類を判別する異常種判別手段を設け、
    前記異常送信手段は、前記異常検出手段によって異常が検出された場合に、異常を知らせる異常情報に前記異常種判別手段によって判別された異常の種類を示す情報を付加して前記通信手段によって外部装置へ送信させる手段であり、
    前記異常送信済み状態設定手段は、前記異常送信済み状態に前記異常種判別手段によって判別された異常の種類を示す情報を対応付けて設定する手段であることを特徴とする通信装置。
  9. 請求項8記載の通信装置において、
    自己の状態を確認する装置状態確認手段と、
    該手段によって異常がないことを認識できた場合に、異常の種類毎に異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、
    該手段によって解除された異常の種類に対応する異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報に該異常の種類を示す情報を付加して前記通信手段によって前記外部装置へ送信させる異常解除送信手段と
    を設けたことを特徴とする通信装置。
  10. 請求項8記載の通信装置において、
    自己の異常の解除を検出する異常解除検出手段と、
    該手段によって異常の解除が検出された場合に、該異常の種類に対応する異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、
    該手段によって解除された異常の種類に対応する異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報に該異常の種類を示す情報を付加して前記通信手段によって外部装置へ送信させる異常解除送信手段と
    を設けたことを特徴とする通信装置。
  11. 請求項9又は10記載の通信装置において、
    前記異常解除送信手段が、異常の解除を知らせる異常解除情報に該異常の種類を示す情報を付加して前記通信手段によって構造化言語形式で前記外部装置へ送信させる手段であることを特徴とする通信装置。
  12. 請求項9乃至11のいずれか一項に記載の通信装置において、
    前記異常解除送信手段による前記外部装置への異常解除情報の送信に対して、該外部装置から該異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、前記異常送信済み状態確認手段によって確認できた解除された異常の種類に対応する異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除手段を設けたことを特徴とする通信装置。
  13. 管理装置によってネットワークを介して複数の通信装置を遠隔管理する遠隔管理システムであって、
    前記複数の通信装置にそれぞれ、前記管理装置と通信する通信手段と、自己の異常を検出する異常検出手段と、該手段によって異常が検出された場合に、異常を知らせる異常情報に自己の識別情報を付加して前記通信手段によって前記管理装置へ送信させる異常送信手段と、該手段による前記管理装置への異常情報の送信に対して、該管理装置から該異常情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、該異常送信の成功を示す異常送信済み状態に設定する異常送信済み状態設定手段とを設け、
    前記管理装置に、前記複数の通信装置と通信する通信手段と、該手段によっていずれかの通信装置から前記異常情報を受信し、該受信が正常に終了した場合に、その旨の送信結果を該異常情報に付加された識別情報に基づいて該異常情報を送信した通信装置へ前記通信手段によって送信させる送信結果送信手段とを設けたことを特徴とする遠隔管理システム。
  14. 請求項13記載の遠隔管理システムにおいて、
    前記複数の通信装置にそれぞれ、自己の状態を確認する装置状態確認手段と、
    該手段によって異常がないことを認識できた場合に、前記異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、該手段によって前記異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報に自己の識別情報を付加して前記通信手段によって前記管理装置へ送信させる異常解除送信手段と、該手段による前記管理装置への異常解除情報の送信に対して、該管理装置から該異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、前記異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除手段とを設け、
    前記管理装置の送信結果送信手段が、前記通信手段によっていずれかの通信装置から前記異常解除情報を受信し、該受信が正常に終了した場合に、その旨の送信結果を該異常解除情報に付加された識別情報に基づいて該異常解除情報を送信した通信装置へ前記通信手段によって送信させる手段を有することを特徴とする遠隔管理システム。
  15. 請求項13記載の遠隔管理システムにおいて、
    前記複数の通信装置にそれぞれ、自己の異常の解除を検出する異常解除検出手段と、該手段によって異常の解除が検出された場合に、前記異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、該手段によって前記異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報に自己の識別情報を付加して前記通信手段によって前記管理装置へ送信させる異常解除送信手段と、該手段による前記管理装置への異常解除情報の送信に対して、該管理装置から該異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、前記異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除手段とを設け、
    前記管理装置の送信結果送信手段が、前記通信手段によっていずれかの通信装置から前記異常解除情報を受信し、該受信が正常に終了した場合に、その旨の送信結果を該異常解除情報に付加された識別情報に基づいて該異常解除情報を送信した通信装置へ前記通信手段によって送信させる手段を有することを特徴とする遠隔管理システム。
  16. 請求項13記載の遠隔管理システムにおいて、
    前記複数の通信装置にそれぞれ、前記異常検出手段によって検出された異常の種類を判別する異常種判別手段を設け、
    前記異常送信手段は、前記異常検出手段によって異常が検出された場合に、異常を知らせる異常情報に前記異常種判別手段によって判別された異常の種類を示す情報および自己の識別情報を付加して前記通信手段によって前記外部装置へ送信させる手段であり、
    前記異常送信済み状態設定手段は、前記異常送信済み状態に前記異常種判別手段によって判別された異常の種類を示す情報を対応付けて設定する手段であり、
    前記複数の通信装置にそれぞれ、自己の状態を確認する装置状態確認手段と、該手段によって異常がないことを認識できた場合に、異常の種類毎に異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、該手段によって解除された異常の種類に対応する異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報に該異常の種類を示す情報および自己の識別情報を付加して前記通信手段によって前記管理装置へ送信させる異常解除送信手段と、該手段による前記管理装置への異常解除情報の送信に対して、該管理装置から該異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、前記異常送信済み状態確認手段によって確認できた解除された異常の種類に対応する異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除手段とを設け、
    前記管理装置の送信結果送信手段が、前記通信手段によっていずれかの通信装置から前記異常解除情報を受信し、該受信が正常に終了した場合に、その旨の送信結果を該異常解除情報に付加された識別情報に基づいて該異常解除情報を送信した通信装置へ前記通信手段によって送信させる手段を有することを特徴とする遠隔管理システム。
  17. 請求項13記載の遠隔管理システムにおいて、
    前記複数の通信装置にそれぞれ、前記異常検出手段によって検出された異常の種類を判別する異常種判別手段を設け、
    前記異常送信手段は、前記異常検出手段によって異常が検出された場合に、異常を知らせる異常情報に前記異常種判別手段によって判別された異常の種類を示す情報および自己の識別情報を付加して前記通信手段によって前記外部装置へ送信させる手段であり、
    前記異常送信済み状態設定手段は、前記異常送信済み状態に前記異常種判別手段によって判別された異常の種類を示す情報を対応付けて設定する手段であり、
    前記複数の通信装置にそれぞれ、自己の異常の解除を検出する異常解除検出手段と、該手段によって異常の解除が検出された場合に、該異常の種類に対応する異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認手段と、該手段によって解除された異常の種類に対応する異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報に該異常の種類を示す情報および自己の識別情報を付加して前記通信手段によって前記管理装置へ送信させる異常解除送信手段と、該手段による前記管理装置への異常解除情報の送信に対して、該管理装置から該異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、前記異常送信済み状態確認手段によって確認できた解除された異常の種類に対応する異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除手段とを設け、
    前記管理装置の送信結果送信手段が、前記通信手段によっていずれかの通信装置から前記異常解除情報を受信し、該受信が正常に終了した場合に、その旨の送信結果を該異常解除情報に付加された識別情報に基づいて該異常解除情報を送信した通信装置へ前記通信手段によって送信させる手段を有することを特徴とする遠隔管理システム。
  18. 自己の異常を検出した場合に、異常を知らせる異常情報を外部装置へ送信する通信装置における異常送信時の制御方法であって、
    前記外部装置への異常情報の送信に対して、該外部装置から該異常情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、該異常情報送信の成功を示す異常送信済み状態に設定することを特徴とする異常送信時の制御方法。
  19. 請求項18記載の異常送信時の制御方法において、
    自己の状態を確認し、異常がない場合に、前記異常送信済み状態の設定の有無を確認し、該異常送信済み状態に設定されている場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報を前記外部装置へ送信し、その異常解除情報の送信に対してその外部装置からその異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、前記異常送信済み状態を解除することを特徴とする異常送信時の制御方法。
  20. 請求項18記載の異常送信時の制御方法において、
    自己の異常の解除を検出した場合に、前記異常送信済み状態の設定の有無を確認し、該異常送信済み状態に設定されている場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報を前記外部装置へ送信し、その異常解除情報の送信に対してその外部装置からその異常解除情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、前記異常送信済み状態を解除することを特徴とする異常送信時の制御方法。
  21. 自己の異常を検出した場合に、異常を知らせる異常情報を外部装置へ送信するようにした通信装置を制御するコンピュータに、前記外部装置への異常情報の送信に対して、該外部装置から該異常情報の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、該異常情報送信の成功を示す異常送信済み状態に設定する異常送信済み状態設定機能を実現させるためのプログラム。
  22. 請求項21記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、前記通信装置の状態を確認する装置状態確認機能と、該機能によって異常がないことを認識できた場合に、前記異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認機能と、該機能によって前記異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報を前記外部装置へ送信する異常解除送信機能と、該機能による該外部装置への異常解除情報の送信に対して、該外部装置から該異常解除情報の送信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、前記異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除機能をも実現させるためのプログラム。
  23. 請求項21記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、前記通信装置の異常の解除を検出する異常解除検出機能と、該機能によって異常解除が検出された場合に、前記異常送信済み状態の設定の有無を確認する異常送信済み状態確認機能と、該機能によって前記異常送信済み状態に設定されていることを認識できた場合に、異常の解除を知らせる異常解除情報を前記外部装置へ送信する異常解除送信機能と、該機能による前記外部装置への異常解除情報の送信に対して、該外部装置から該異常解除情報の送信の受信が正常に終了した旨の送信結果を受信した場合に、前記異常送信済み状態を解除する異常送信済み状態解除機能をも実現させるためのプログラム。
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