JP2004185390A - 携帯端末装置 - Google Patents

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JP2004185390A JP2002352459A JP2002352459A JP2004185390A JP 2004185390 A JP2004185390 A JP 2004185390A JP 2002352459 A JP2002352459 A JP 2002352459A JP 2002352459 A JP2002352459 A JP 2002352459A JP 2004185390 A JP2004185390 A JP 2004185390A
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Abstract

【課題】第1の目的:携帯端末機器において作業中の書類を参照しながらの辞書引きを可能にする操作及び方法を提案すること。
第2の目的:携帯端末機器においてペンを使った可能な限り少ない作業量で辞書引きを可能にする操作及び方法を提案すること。
【解決手段】ペン入力手段と、表示画面と入力指示機能が一体化した表示手段と、ペン入力手段が表示手段に接触した位置を検知する位置検知手段と、複数の辞書データが格納された記憶手段と、制御手段を備えた携帯端末装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末機器などに用いられ、辞書などの情報検索を目的とするアプリケーションの表示と操作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯端末機器では、単語の意味を調べるためには、辞書アプリケーションを起動し、一旦作業中のアプリケーションから表示の全面切り替えをし、辞書引き作業を終了した後、再度直前のアプリケーションに切替えていた。
【0003】
一方、デスクトップ環境では、Babylon com(http://www.babylon.com/)の“Babylon”や、Dreamtechnologies Corporation(http://www.dreamtechnologies.com/)のWordLinkerのように、あるアプリケーションでの作業中に小窓に辞書アプリケーションや検索リストを起動・表示し、作業中の書類を参照しながらの辞書引きや情報検索を実現する手法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の携帯端末機器における辞書アプリケーションの場合、上記のような手法では、一つの単語を調べるために煩雑なステップを踏まなければならず即時性に欠けており、又、ユーザーの思考をさえぎるために作業性の低下の原因にもなっていた。
【0005】
また、デスクトップ環境で提案されている上記のようなアプリケーションは、あくまでマウスでの操作を基本に設計されているため、タブレットとペンを使って操作するような機器上で使用する場合には、マウスとの相違点を解消するために、煩雑な操作を余儀なくされていた。
【0006】
本発明の第1の目的は、携帯端末機器においてペンを使った可能な限り少ない作業量で辞書引きを可能にする操作及び方法を提案することにある。
【0007】
本発明の第2の目的は、携帯端末機器において作業中の書類を参照しながらの辞書引きを可能にする操作及び方法を提案することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1で記載している携帯端末装置は、ペン入力手段と、表示画面と入力指示機能が一体化した表示手段と、前記ペン入力手段が前記表示手段に接触した位置を検知する位置検知手段と、複数の辞書データが格納された記憶手段と、制御手段を備え、前記表示手段にテキスト情報を含む情報が表示されている際、前記位置検知手段により前記ペン入力手段が前記表示手段に接触した位置を検知し、前記制御手段は前記検知した位置にテキスト情報が表示されているか否かを判断し、テキスト情報が表示されていると判断した場合、そのテキスト情報を抽出し、前記記憶手段に格納された複数の辞書データの一つから前記抽出したテキスト情報に対応する情報を検索し、前記検索した情報を前記ペン入力手段が接触した位置に表示することを特徴とする。
【0009】
(作用)
本発明によれば、携帯端末機器に搭載されたあるアプリケーションを起動している最中に作業中の画面上の一部に辞書アプリケーションを起動・表示する。
【0010】
また本発明によれば、携帯端末機器においてペンを使った最小限の操作で辞書引き機能を実現する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。
【0012】
図1に本実施形態の大まかな機能構成の一例を示す。装置1はペン2を入力手段として用いられ、表示画面と入力指示機能を一体化した液晶タブレットなどの表示手段3は上記ペン2が接触した位置を検知する位置検知手段4と接続されている。上記表示手段3と上記位置検知手段4と接続された制御手段5は、選択手段6を介して辞書データ等が格納されているデータ部7から必要とされるデータを抽出し、上記表示手段3に表示する。又、上記制御手段5は上記選択手段6を介して上記データ部7に所望の辞書データ等を発見できない場合などに通信手段9を介して接続されたネットワーク10上に存在するデータを検索する。選択手段6に接続されたバッファメモリ8では、選択された辞書データや、直前まで使用されていたアプリケーションのスクリーンショットなどが一時的に記憶される。
【0013】
図2は基本的な動作の流れを示す。装置1の電源がオンになるとペン2の押下を検知するPDW検知モジュールが起動し(S201)ペン2が例えば3秒といった一定以上の時間(時間の長さは設定可能である)表示手段3を継続して押下(以下PDW)されたか確認し(S202)、されていれば作業中のアプリケーションに対する全てのペン2のイベントの引渡しをdisableし(S203)、PDWされた位置を検出し(S204)、設定されている辞書データ(英和、国語といった辞書など)をバッファメモリ8に展開し(S205)、その地点がテキスト情報の表示上にあるかどうかを判断する(S206)。テキスト情報の表示上にあれば、その地点の左右のスペースを検知しそのスペースの間に記述されたテキスト情報(単語)を判断し(S207)、そのテキスト情報に基づき、上記バッファメモリ8上に展開している辞書データから該当する情報があるかどうかを確認し(S208)、あればその情報(対象となる単語とその対訳など)を取得し(S209)、表示手段3にフキダシのような形態(以下フキダシ)で表示する(S210)。図3の31は上記該当する情報の表示の概念図である。
【0014】
上記バッファメモリ8上に展開している辞書データに該当する情報がない場合近似すると思われる情報を表示する(S211)。図14は上記該当する情報がない場合の概念図である。表示された候補が正しければPDWをすることにより上記S210と同様に上記候補に対応する情報を表示する。
【0015】
S206でテキスト情報の表示上ではない地点でPDWされたと判断した場合は、ユーザーに入力を促す表示を表示手段3に表示する(S212)。図15は上記入力を促す表示の概念図である。入力スペースにペン2や装置1に格納されたソフトウェアキーボードなどの入力手段により新規候補が入力されると、上記新規候補に対して、上記S208以下と同等の動作をする。
【0016】
ちなみに表示スペースという携帯端末機器特有の制限を考慮すると、上記の表示は必要最小限が好ましい。図3の32のようにフキダシ内に対象語句の表示はせず、対訳の1候補のみを表示するようにすれば、視認性と作業性においてより効果的である。また、対象語句は本文中をハイライトもしくはアンダーラインすることでさらに視認性が高まる。
【0017】
図4は、S204の後のペン2の動きのバリエーションによる動作の流れを示している。PDWされた状態からペン2が初めて移動するのを検知すると(S401)フキダシを張り付いた状態で固定する(S402)。次に、ペン2を持ち上げた(以下PUP)かどうかを確認し(S403)、PUPであれば次の着地点がフキダシ外かどうかを確認する(S404)。フキダシ外に着地すれば、フキダシを無効にしS202で実行した作業中のアプリケーションに対する全てのペン2のイベントの引渡しのdisable状態を解除する(S405)。S403でPUPしていない場合及びS404でフキダシ内に着地した場合には、連続した動作(ペン2をずらして移動すること)でペン2がフキダシの外に出たかどうかを確認する(S406)。ペン2が外に出た場合、上下左右のいずれかを検知する(S407)。それぞれに追従する動作に関しては後述する。S401でペンが移動されない状態でPUPされた場合(S408)上記S405同様フキダシを無効にしS202で実行した作業中のアプリケーションに対する全てのペン2のイベントの引渡しのdisable状態を解除する(S409)。
【0018】
図5はフキダシの外の着地点の例である。501の例では、502を上、503を右、504を下、505を左と解釈しているが、その他にも、506のように無効のエリア507、508、509、510を設けたり、511のようにより多くのエリアを選択肢に入れることも有効である。
【0019】
以下S406でペン2の移動の終着点が上下左右のいずれかであった場合の動作の例を、デフォルトで設定された辞書データが英和辞書であった場合の例を用いて説明する。
【0020】
図6は終着点が下であった場合の概念図であり、図10は動作の流れ(600)を示している。まずPDWが下で検知されると、デフォルト設定である英和辞書の対象となる語句Jordanの個所がフキダシが張付いた状態で表示される(S1001)。同語句に対する始めのフキダシの表示がシンプルな対訳候補「ヨルダン」であったのに対し、ここでは、他の候補や、用例などといった詳細な記述が表示される(61)。次に、PUPかどうかを確認し(S1002)、PUPであれば次の着地点がフキダシ外かどうかを確認する(S1003)。フキダシ外に着地すれば、フキダシを無効にしS203で実行した作業中のアプリケーションに対する全てのペン2のイベントの引渡しのdisable状態を解除する(S1004)。フキダシ内に着地した場合には、連続した動作(ペン2をずらして移動すること)でペン2がフキダシの外に出たかどうかを確認する(S1005)。ペン2が外に出た場合、上左右のいずれかを検知する(S1006)。S1002でPUPされない状態でペン2が外にずらされた場合(S1007)上記S1004同様フキダシを無効にしS202で実行した作業中のアプリケーションに対する全てのペン2のイベントの引渡しのdisable状態を解除する(S1008)。
【0021】
図7は終着点が右であった場合の概念図であり、図11は動作の流れ(700)を示している。まずPDWが右で検知されると、上記でデフォルト設定であった英和辞書以外で装置1内に格納された辞書データ(英々辞典、シソーラス、スラング辞典、など)での対象となる語句Jordanの個所をリストにしたフキダシが張付いた状態で表示される(S1101)(71)。次に、PUPかどうかを確認し(S1102)、PUPであれば次の着地点がフキダシ外かどうかを確認する(S1103)。フキダシ外に着地すれば、フキダシを無効にしS203で実行した作業中のアプリケーションに対する全てのペン2のイベントの引渡しのdisable状態を解除する(S1104)。フキダシ内に着地した場合には、連続した動作(ペン2をずらして移動すること)でペン2がフキダシの外に出たかどうかを確認する(S1105)。ペン2が外に出た場合、上下左のいずれかを検知する(S1106)。そうでない場合はS1101で表示された候補のいずれかをPDWすることになり、対応する詳細情報が表示される(S1107)。S1102でPUPされない状態でペン2が外にずらされた場合(S1108)上記S1104同様フキダシを無効にしS202で実行した作業中のアプリケーションに対する全てのペン2のイベントの引渡しのdisable状態を解除する(S1109)。
【0022】
図8は終着点が上であった場合の概念図であり、図12は動作の流れ(800)を示している。まず装置1が通信手段9を介してネットワーク10に接続された状態でPDWが上で検知されると、アクセス可能なリモート接続された辞書データ(他の辞書、百科辞典、専門語辞典、検索エンジンなど)での対象となる語句Jordanの個所をリストにしたフキダシが張付いた状態で表示される(S1201)(81)。次に、PUPかどうかを確認し(S1202)、PUPであれば次の着地点がフキダシ外かどうかを確認する(S1203)。フキダシ外に着地すれば、フキダシを無効にしS203で実行した作業中のアプリケーションに対する全てのペン2のイベントの引渡しのdisable状態を解除する(S1204)。フキダシ内に着地した場合には、連続した動作(ペン2をずらして移動すること)でペン2がフキダシの外に出たかどうかを確認する(S1205)。ペン2が外に出た場合、下左右のいずれかを検知する(S1206)。そうでない場合はS1201で表示された候補のいずれかをPDWすることになり、対応する詳細情報が表示される(S1207)。S1202でPUPされない状態でペン2が外にずらされた場合(S1208)上記S1204同様フキダシを無効にしS202で実行した作業中のアプリケーションに対する全てのペン2のイベントの引渡しのdisable状態を解除する(S1209)。
【0023】
図9は終着点が左であった場合の概念図であり、図13は動作の流れ(900)を示している。まずPDWが左で検知されると、各種設定のためのメニューが張付いた状態でフキダシ表示される(S1301)(91)。次に、PUPかどうかを確認し(S1302)、PUPであれば次の着地点がフキダシ外かどうかを確認する(S1303)。フキダシ外に着地すれば、フキダシを無効にしS203で実行した作業中のアプリケーションに対する全てのペン2のイベントの引渡しのdisable状態を解除する(S1304)。フキダシ内に着地した場合には、連続した動作(ペン2をずらして移動すること)でペン2がフキダシの外に出たかどうかを確認する(S1305)。ペン2が外に出た場合、下左右のいずれかを検知する(S1306)。そうでない場合はS1301で表示された候補のいずれかをPDWすることになり、対応する詳細情報が表示される(S1307)。S1302でPUPされない状態でペン2が外にずらされた場合(S1308)上記S1304同様フキダシを無効にしS202で実行した作業中のアプリケーションに対する全てのペン2のイベントの引渡しのdisable状態を解除する(S1309)。
【0024】
図16はメニューでデフォルト辞書を選択する場合の概念図である。メニュー項目から「デフォルト辞書」を選択する(161)。装置1に格納された辞書データのリストの表示から所望のものをPDWで選択する(162)。又、装置1に格納された辞書データのリストの最下部に「追加」というような項目を設け、新規に辞書データを追加する行為を促す。162で「追加」をPDWで選択すると、通信手段9を介してネットワーク10に接続された状態であれば、リモートでアクセス出来る辞書データの一覧がダウンロード・表示される(163)。
【0025】
図17はメニューで様々な設定を行う場合の概念図である。メニュー項目から「設定」を選択する(171)。「設定」に表示された項目から所望のものをPDWで選択する(172)。「PDW時間」を選択して、上記S202のPDWの押下時間の閾値を設定する。「エリア選択」を選択して、上記図5で説明したようなPDWの着地点と表示する内容の関連付けを設定する。「表示色」を選択して、表示の視認性を高めることを目的として背景色や文字色を設定する。後述する図21の透過効果もここで選択する。「接続」を選択して、ネットワーク接続に関する設定を行う。
【0026】
図18はメニューでヘルプを参照する場合の概念図である。メニュー項目から「ヘルプ」を選択する(181)。「マニュアル」とキーワードのリストが表示され(182)。「マニュアル」をPDWで選択すると操作マニュアルドキュメントが開く。もしくは、キーワードのリストで所望のものをPDWで選択して表示する。
【0027】
図19はメニューで辞書アプリケーションをDisableする場合の概念図である。メニュー項目から「Disable」を選択する(191)。192で「次のアプリまで」を選択すると、現在作業中のアプリケーションを終了するまで、上記「メニュー」/「設定」/「PDW時間」で設定された押下時間の閾値以上のPDWがあっても上記S203は行われない。また、192で「電源オフまで」を選択すると、次に電源がオフになるまで、上記「メニュー」/「設定」/「PDW時間」で設定された押下時間の閾値以上のPDWがあっても上記S203は行われない。また、192で「呼び出されるまで」を選択すると、次にOSに固有の方法で辞書アプリケーションが呼び出されるまで、上記「メニュー」/「設定」/「PDW時間」で設定された押下時間の閾値以上のPDWがあっても上記S203は行われない。
【0028】
次に図20を用いて、上記フキダシ内に表示された表示内容をコピーして再利用する場合の説明をする。フキダシで表示された情報の所望の部分をペン2でなぞることにより選択すると選択されたエリアの色が反転表示する(201)。上記反転したエリアを一定時間(「メニュー」/「設定」/「PDW」時間で設定できるものとする)以上PDWすると選択表示が消え作業中のアプリケーションに戻る。書類上の所望の場所で一定時間(「メニュー」/「設定」/「PDW」時間で設定できるものとする)以上PDWすると(202)上記で選択したエリアの情報がペーストされる(203)。ただし、上記は作業中のアプリケーションが、テキスト入力可能な書類を表示している場合に限る。
【0029】
図21はフキダシの下にかくれてしまう作業中の書類の個所を薄い色で表示している様子の説明である。通常は211のようにフキダシ表示のために書類の一部がその下に一時的に隠れる。上記図17の設定画面172で「表示色」を選択して表示される項目リスト212で「透過」を選択することにより、フキダシの下に隠れた部分が薄く表示される(213)。これにより、表示に透過効果を施し、作業中の書類の視認性を損なわず作業性の低下を防ぐことが出来る。
【0030】
本実施の形態はマルチウィンドウに対応しているOSなどの環境で動作するという前提で説明がなされているが、PocketPCやPalmOSといった現在主流とされる携帯情報端末に搭載されているOSのようにマルチウィンドウに対応していないOSの場合には、スクリーンショットを利用して、上記の実施の形態と同様な効果を試みることが考えられる。そのためには、あるアプリケーションを起動している時に、上記S201のPDW検知モジュールがPDWイベントを起動中のアプリケーションより優先して検知出来るようになっている必要がある。その場合の動作の流れを図22を使って説明する。まず、あるアプリケーションの起動中に上記S203と同様にペンが例えば3秒といった一定以上の時間(時間の長さは設定可能である)表示手段3を継続してPDWしたか確認し(S2201)、されていれば表示中の表示内容をスクリーンショットしてバッファメモリ8に保存する(S2202)。表示をスクリーンショットに切替え、起動中のアプリケーションを終了する(S2203)。辞書アプリケーションを起動する(S2204)。スクリーンショット上にフキダシを重ねて表示する(S2205)。その結果、あたかもマルチウィンドウを使っているかの様な作業を可能にする。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、携帯端末機器に搭載されたあるアプリケーションを起動している最中に作業中の画面上の一部に辞書アプリケーションを起動・表示することで、それぞれのアプリケーション上で直前の状態の参照をしながら作業性を損なうことなく辞書引きが可能になる。
【0032】
また本発明によれば、携帯端末機器においてペンを使った最小限の操作で辞書引き機能を実現することにより、効率的でスムーズな作業を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の基本的な動作を示すフローチャートである。
【図3】デフォルト辞書内の該当する情報を表示する場合の概念図である。
【図4】ペン2の動きのバリエーションによる動作を示すフローチャートである。
【図5】フキダシの外の着地点を示す概念図である。
【図6】ペン2の移動の終着点がフキダシの下である場合の概念図である。
【図7】ペン2の移動の終着点がフキダシの右である場合の概念図である。
【図8】ペン2の移動の終着点がフキダシの上である場合の概念図である。
【図9】ペン2の移動の終着点がフキダシの左である場合の概念図である。
【図10】ペン2の移動の終着点がフキダシの下である場合の動作を示すフローチャートである。
【図11】ペン2の移動の終着点がフキダシの右である場合の動作を示すフローチャートである。
【図12】ペン2の移動の終着点がフキダシの上である場合の動作を示すフローチャートである。
【図13】ペン2の移動の終着点がフキダシの左である場合の動作を示すフローチャートである。
【図14】近似すると思われる情報を表示する場合の概念図である。
【図15】入力を促す表示の概念図である。
【図16】メニューでデフォルト辞書を選択する場合の概念図である。
【図17】メニューで設定を行う場合の概念図である。
【図18】メニューでヘルプを参照する場合の概念図である。
【図19】メニューで辞書アプリケーションをDisableする場合の概念図である。
【図20】表示内容をコピーして再利用する場合の概念図である。
【図21】フキダシに隠れる箇所を薄い色で表示する場合の概念図である。
【図22】スクリーンショットを利用して表示をする場合の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 装置
2 ペン
3 表示手段
4 位置検知手段
5 制御手段
6 選択手段
7 データ部
8 バッファメモリ
9通信手段
10 ネットワーク
31 対象語も表示するフキダシ
32 該当情報のみ表示するフキダシ
502 上
503 右
504 下
505 左
507,508,509,510 無効なエリア
512,513,514,515,516,517,518,519 選択可能なエリア
61 下の場合のフキダシ
71 右の場合のフキダシ
81 上の場合のフキダシ
91 左の場合のフキダシ
161 メニュー(デフォルト辞書)
162 デフォルト辞書リスト
163 辞書追加表示
171 メニュー(設定)
172 設定表示
181 メニュー(ヘルプ)
182 ヘルプ表示
191 メニュー(Disable)
192 Disable設定表示
201 コピー箇所選択状態
202 ペースト位置でのペンの押下状態
203 ペーストした状態
211 フキダシの下の情報が隠れた状態
212 表示色項目表示
213 フキダシの下の情報が薄く表示された状態

Claims (29)

  1. ペン入力手段と、表示画面と入力指示機能が一体化した表示手段と、前記ペン入力手段が前記表示手段に接触した位置を検知する位置検知手段と、複数の辞書データが格納された記憶手段と、制御手段を備えた携帯端末装置において、
    前記表示手段にテキスト情報を含む情報が表示されている際、前記位置検知手段により前記ペン入力手段が前記表示手段に接触した位置を検知し、
    前記制御手段は前記検知した位置にテキスト情報が表示されているか否かを判断し、テキスト情報が表示されていると判断した場合、そのテキスト情報を抽出し、前記記憶手段に格納された複数の辞書データの一つから前記抽出したテキスト情報に対応する情報を検索し、前記検索した情報を前記ペン入力手段が接触した位置に表示することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記検索した情報を表示する際、吹き出しで表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記検索した情報を表示する際、前記抽出したテキスト情報も同時に表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  4. 前記検索した情報が複数ある場合、1つの情報のみ表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  5. 前記制御手段により前記テキスト情報を抽出する際、前記ペン入力手段により接触した位置の左右のスペースを検知し、そのスペース間に記述されたテキスト情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  6. 前記表示手段に表示されているテキスト情報は携帯端末装置のアプリケーションソフトに基づき表示され、前記位置検知手段により前記ペン入力手段が接触したことを検知すると、前記制御手段は前記アプリケーションソフトへのイベントの引き渡しをキャンセルすることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  7. 前記記憶手段から前記抽出したテキスト情報に対応する情報が検索されない場合は、前記抽出したテキスト情報に近似する情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  8. 前記制御手段は前記検知した位置にテキスト情報が表示されているか否かを判断した結果、テキスト情報が表示されていないと判断した場合、前記ペン入力手段が接触した位置にテキスト情報の入力を促す情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  9. 前記制御手段は、前記抽出したテキスト情報を識別表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  10. 前記識別表示は、ハイライト表示、アンダーライン付き表示、元の色とは異なる色による表示の少なくとも1つであることを特徴とする請求項7に記載の携帯端末装置。
  11. 前記制御手段は、前記検索した情報が前記ペン入力手段が接触した位置に表示されている状態で、前記位置検知手段が更なる前記ペン入力手段の前記表示手段に接触した位置を検知することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  12. 前記位置検知手段が検知した更なる前記ペン入力手段の前記表示手段に接触した位置が、前記抽出したテキスト情報が表示されている領域以外である場合、前記抽出したテキスト情報の表示を中止することを特徴とする請求項11に記載の携帯端末装置。
  13. 前記表示手段に表示されているテキスト情報は携帯端末装置のアプリケーションソフトに基づき表示され、前記位置検知手段により前記ペン入力手段が接触したことを検知すると、前記制御手段は前記アプリケーションソフトへのイベントの引き渡しをキャンセルすると共に、前記位置検知手段が検知した更なる前記ペン入力手段の前記表示手段に接触した位置が、前記抽出したテキスト情報が表示されている領域以外である場合、前記アプリケーションソフトへのイベントの引き渡しを再開することを特徴とする請求項12に記載の携帯端末装置。
  14. 前記位置検知手段が検知した更なる前記ペン入力手段の前記表示手段に接触した位置が、前記ペン入力手段の連続した動作位置である場合、前記制御手段は、前記連続した動作がいずれの方向であるか否かを判別することを特徴とする請求項11に記載の携帯端末装置。
  15. 前記判別の結果、前記連続した動作が上下左右のうちの一方向であった場合、前記検索した情報に関連する情報を前記記憶手段から検索し、前記ペン入力手段が接触した位置に表示することを特徴とする請求項14に記載の携帯端末装置。
  16. 前記検索した情報が英和辞書に基づく対訳語である場合、前記検索した情報に関連する情報は、その他の対訳語、用例、関連語の少なくとも1つであることを特徴とする請求項15に記載の携帯端末装置。
  17. 前記判別の結果、前記連続した動作が上下左右のうちの一方向であった場合、前記記憶手段に格納された他の辞書データから前記抽出したテキスト情報に対応する情報を検索し、前記ペン入力手段が接触した位置に表示することを特徴とする請求項14に記載の携帯端末装置。
  18. 前記記憶手段に格納された一つの辞書データが英和辞書である場合、前記記憶手段に格納された他の一つの辞書データが英英辞書、シソーラス辞書、スラング辞書の少なくとも一つであることを特徴とする請求項17に記載の携帯端末装置。
  19. 前記判別の結果、前記連続した動作が上下左右のうちの一方向であった場合、アクセス可能なリモート辞書から前記抽出したテキスト情報に対応する情報を検索し、前記ペン入力手段が接触した位置に表示することを特徴とする請求項14に記載の携帯端末装置。
  20. 前記アクセス可能なリモート辞書は、百科事典、専門用語辞典、検索エンジンのすくなくとも一つであることを特徴とする請求項19に記載の携帯端末装置。
  21. 前記携帯端末装置には、設定メニューを記憶するメニュー記憶手段を更に備え、前記判別の結果、前記連続した動作が上下左右のうちの一方向であった場合、前記メニュー記憶手段から設定メニューを読み出し、前記ペン入力手段が接触した位置に表示することを特徴とする請求項14に記載の携帯端末装置。
  22. 前記設定メニューは、前記記憶手段に格納された複数の辞書データの中から前記抽出したテキスト情報に対応する情報を検索する一つの辞書データを選択するメニューであることを特徴とする請求項21に記載の携帯端末装置。
  23. 前記設定メニューは、前記記憶手段に辞書データを追加するメニューであることを特徴とする請求項21に記載の携帯端末装置。
  24. 前記設定メニューにより、前記辞書データを追加することが選択されると、リモートアクセス可能な辞書データを、前記記憶手段に追加することを特徴とする請求項23に記載の携帯端末装置。
  25. 前記位置検知手段により前記ペン入力手段が前記表示手段に接触したことを検知しても、前記検知した位置のテキスト情報の抽出並びに、前記記憶手段に格納された辞書の検索を行わないように設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  26. 前記検知した位置のテキスト情報の抽出並びに、前記記憶手段に格納された辞書の検索を行わない期間を指定可能であることを特徴とする請求項25に記載の携帯端末装置。
  27. 前記ペン入力手段が接触した位置に前記検索した情報が表示されている状態で、前記位置検知手段により前記ペン入力手段が前記表示されている領域に接触したことを検知すると、前記検知した位置に表示されている情報を取得し、次に前記ペン入力手段が接触した位置に貼り付けることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  28. 前記検索した情報を前記ペン入力手段が接触した位置に表示する際、透過して表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  29. ペン入力手段が接触した位置に対応する機能を設定することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010129017A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Yahoo Japan Corp 地図検索サーバ、地図検索システム及び地図検索方法
JP2015212949A (ja) * 2014-05-02 2015-11-26 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 情報検索システム及び方法
JP2020106769A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 ヤフー株式会社 表示プログラム、表示装置及び表示方法

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