JP2004185320A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者および景品提供者の双方に煩雑な作業を強いることなく商品の販売促進を図ること。
【解決手段】この自動販売機1では、自身が収集価値を有するように色、材料、デザインを設定するとともに、通用硬貨と同一寸法の硬貨状に構成した複数種類の景品硬貨A,B,C,Dを景品硬貨処理装置90の内部に収納し、商品を販売した場合に、予め端末入力装置70によって設定された確率に従ってこれら複数種類の景品硬貨A,B,C,Dを選択的に払い出すようにしている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機に関するもので、特に、商品の販売促進を図るようにした自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
金銭の投入に応じて利用者の所望とする商品、例えば飲料やタバコを販売する自動販売機は、多種多様なものが開発されており、商品購入の手軽さや管理の容易さ、僅かな設置面積、販売に要する人件費の削減等の理由により、各地に数多く普及している。
【0003】
しかしながら、自動販売機においては、商品の販売を促進させる上で、他の自動販売機との明確な差別化を図ることが困難であり、同様の商品の販売を行う自動販売機のいずれを利用するかは、利用者側の一方的な理由に委ねられているのが実情である。
【0004】
このため、自動販売機を通じて商品を販売するシステムにおいては、従来より商品の販売促進を図るための方法が種々提供されている。例えば、商品に貼り付けられた応募シールや商品の販売に伴って払い出されるチップを所定枚数集めて景品提供者に送付することにより所望の景品との交換が可能になるシステム(以下、単に第1ポイントコレクションシステムという)、あるいは自動販売機用の磁気カードを発行するとともに、自動販売機での商品販売に応じて磁気カードにポイントを順次加算し、累積したポイントが所定の値に達した場合に景品との交換が可能になるシステム(以下、単に第2ポイントコレクションシステムという)である。
【0005】
これらの第1および第2ポイントコレクションシステムによれば、いずれも商品の購入が景品となって利用者に還元されるため、これらを用いないものに比べて商品の販売促進を図ることが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
実開平7−3059号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、第1ポイントコレクションシステムにあっては、利用者が多数の応募シールを収集しておかなければならないばかりか、集めた応募シールを応募用紙に貼り付けて景品提供者に送付しなければならない等、利用者に煩雑な作業を強いることになる。また、送付された多数の応募用紙毎に応募シールを数える等の処理を行わなければならず、さらには景品の発送も行わなければならないため、景品提供者側にとっても作業がきわめて煩雑となる。
【0008】
これに対して、第2ポイントコレクションシステムにあっては、磁気カードに順次ポイントが加算されていくため、利用者にとっては集めた応募シールを応募用紙に貼り付けて送付する必要がなくなる。
【0009】
しかしながら、第2ポイントコレクションシステムにおいては、磁気カードを携行していない場合、それ自身に収集価値のない磁気カードが多数貯まってしまうことになり、利用者にとって必ずしも使い勝手が良いとはいえない。しかも、景品提供者にとっては、磁気カードの累積ポイントが所定の値に達した利用者に対して景品の発送を行わなければならないことに代わりはなく、煩雑な作業から解放されるわけではない。
【0010】
因に、昨今においては、一般の店舗で商品を販売する場合、自身が収集価値を有する景品を直接商品に添付することによって販売促進を図るようにしている。こうしたシステムによれば、景品提供者がポイント数の確認や景品の発送を行う必要がないため、上述した問題を解決することが可能となる。しかしながら、自動販売機にあっては、その構造上、商品に直接景品を付けて販売することが困難であり、商品詰まり等の問題を招来する虞れがある。
【0011】
本発明は、上記実情に鑑みて、利用者および景品提供者の双方に煩雑な作業を強いることなく商品の販売促進を図ることのできる自動販売機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る自動販売機は、自身が収集価値を有する景品を内部に収納し、商品の販売に伴って前記景品の払い出しを行うことを特徴とする。
【0013】
また、本発明の請求項2に係る自動販売機は、上述した請求項1において、前記景品を複数種類収納し、商品を販売した場合にこれら複数種類の景品を選択的に払い出すことを特徴とする。
【0014】
また、本発明の請求項3に係る自動販売機は、上述した請求項2において、個々の景品を払い出す確率を設定する設定手段を備えたことを特徴とする。
【0015】
また、本発明の請求項4に係る自動販売機は、上述した請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記景品を、通用硬貨と同一寸法の硬貨状に構成したことを特徴とする。
【0016】
また、本発明の請求項5に係る自動販売機は、上述した請求項4において、投入された通用硬貨を個別に収納する一方、販売商品金額を越えた通用硬貨が投入された場合には差額分を釣り銭として払い出す通用硬貨処理装置と、前記通用硬貨処理装置とは別個に設けられ、予め複数種類の景品を個別に収納する一方、商品を販売した場合に前記設定手段の確率に従って景品の払い出しを行う景品硬貨処理装置とを備えたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0018】
図1(a)および図1(b)は、本発明の実施の形態である自動販売機を示したものである。ここで例示する自動販売機1は、例えば、通用紙幣として1000円札の1種類、並びに通用貨幣として10円硬貨、50円硬貨、100円硬貨および500円硬貨の4種類を適用対象とし、これらの通用貨幣による入金が行われた場合に飲料等の商品を販売するのもので、本体キャビネット10および外扉20を備えて構成してある。
【0019】
本体キャビネット10は、前面が開口した直方状を成すもので、その内部に商品収納装置30を備えている。商品収納装置30は、例えばサーペンタイン式のラックから成るもので、多数の商品を個別に収納する一方、販売指令が与えられた場合に対応する商品の払い出しを行うように機能する。なお、図1中の符号31は、商品収納装置30から払い出された商品を案内するためのシュータである。また、図には明示していないが、シュータ31の下方域には、商品収納装置30に収納した商品を所望の温度に維持するための冷却ユニットや加熱ユニットが設けてある。
【0020】
外扉20は、本体キャビネット10の前面開口を開閉する態様で、該本体キャビネット10の一側縁部に支承させたものである。この外扉20には、その表面側にディスプレイウィンド21、選択ボタン22、紙幣挿通口23、硬貨投入口24、返却レバー25、一体表示器26、硬貨返却口27、商品取出口28が設けてある。
【0021】
ディスプレイウィンド21は、商品見本29を外部に視認させるための窓であり、外扉20の上部に構成してある。
【0022】
選択ボタン22は、利用者が商品を選択するための操作部であり、ディスプレイウィンド21を通じて視認される商品見本29毎に個別に用意してある。
【0023】
紙幣挿通口23は、利用者が通用紙幣を挿入するための開口である。この紙幣挿通口23を通じて挿入された通用紙幣は、後述する通用紙幣処理装置40において適宜処理されることになる。なお、この紙幣挿通口23は、利用者に対して通用紙幣を返却する際の紙幣返却口としても機能する。
【0024】
硬貨投入口24は、利用者が通用硬貨を投入するための開口である。この硬貨投入口24を通じて投入された通用硬貨は、後述する通用硬貨処理装置50において適宜処理されることになる。
【0025】
返却レバー25は、硬貨投入口24から投入した通用硬貨、あるいは紙幣挿通口23から挿入した通用紙幣を返却するための操作部であり、硬貨投入口24および紙幣挿通口23の近傍に配設してある。
【0026】
一体表示器26は、通用貨幣の入金額、商品の販売中であるか否か、釣り銭があるか否か等々、商品を販売する際に必要となる各種情報を外部に表示するための表示手段であり、例えば液晶表示器によって構成してある。
【0027】
硬貨返却口27は、利用者に対して通用硬貨を返却するための開口であり、硬貨投入口24よりも下方となる位置に設けてある。
【0028】
商品取出口28は、商品収納装置30から払い出された後、シュータ31によって案内された商品を受け取るための開口である。
【0029】
また、外扉20の裏面側には、いわゆるビルバリデータと称される通用紙幣処理装置40、いわゆるコインメカニズムと称される通用硬貨処理装置50、通用硬貨回収箱60、端末入力装置70が設けてある。
【0030】
通用紙幣処理装置40は、紙幣挿通口23を通じて挿入された通用紙幣が正規なものであるか否かを選別し、正規なものとして選別した通用紙幣を内部に取り込む一方、損傷や偽造等の理由により通用紙幣を正規なものとして選別できなかった場合、並びに通用紙幣が挿入された後に返却レバー25が操作された場合、それぞれ通用紙幣を返却するためのものである。
【0031】
通用硬貨処理装置50は、図2に示すように、装置筐体51の内部に、通貨選別部52、通貨収納部53、通貨回収部54、通貨払出部55および通貨排出部56を設けて構成したものである。
【0032】
通貨選別部52は、硬貨投入口24を通じて投入された通用硬貨が正規なものであるか否か、並びにその種類を選別し、選別結果に応じて通用硬貨を振り分けるための部分であり、装置筐体51の上方部に配設してある。
【0033】
通貨収納部53は、通貨選別部52により正規なものとして選別された通用硬貨を個別に収納するもので、各通用硬貨を上下方向に積層収納するための複数の通貨用筒状体を左右方向に並設することによって構成してある。
【0034】
通貨回収部54は、通貨収納部53の通貨用筒状体に予め設定した収納枚数を超えた通用硬貨が振り分けられた場合に該通用硬貨を装置筐体51の外部に導くための通路部分である。
【0035】
通貨払出部55は、通貨収納部53の通貨用筒状体に収納された通用硬貨を下方に位置するものから1枚ずつ払い出すもので、通貨用筒状体毎に個別に動作することが可能である。
【0036】
通貨排出部56は、通貨払出部55の動作によって払い出された通用硬貨を硬貨返却口27に案内するための通路部分である。
【0037】
なお、通貨選別部52において損傷や偽造等の理由により正規なものとして選別できなかった通用硬貨に関しては、通貨収納部53へ至ることなく通貨選別部52によって通貨排出部56へ振り分けられ、通貨排出部56を通じて硬貨返却口27へ案内されることになる。
【0038】
通用硬貨回収箱60は、図1に示すように、通用硬貨処理装置50の通貨回収部54を通じて外部に導出された通用硬貨を収容するための箱体であり、該通用硬貨処理装置50の下方となる位置に配設してある。
【0039】
端末入力装置70は、自動販売機1の各種設定を入力するための設定手段として機能するものである。図には明示していないが、この端末入力装置70には、例えば複数のキースイッチが設けてあり、これら複数のキースイッチを適宜操作することによって設定情報を入力することが可能である。この端末入力装置70によって入力される設定情報は、後述する払出景品選択のための払出確率を含むもので、後述するメモリ80に格納されることになる。
【0040】
一方、上記自動販売機1には、外扉20の裏面側において通用紙幣処理装置40と通用硬貨処理装置50との間に位置する部位に景品硬貨を収納するための景品硬貨処理装置90が設けてある。
【0041】
ここで、本実施の形態で適用する景品硬貨とは、通用硬貨のおのおのと同一の寸法を有した硬貨状を成し、それぞれ自身が収集価値を有するように色、材料、デザインを設定したものである。例えば、図2に示すように、10円硬貨と同一の形状に構成した金属製の景品硬貨A、50円硬貨と同一の形状に構成した金属製の景品硬貨B、100円硬貨と同一の形状に構成した金属製の景品硬貨C、および500円硬貨と同一の形状に構成した金属製の景品硬貨Dの4種類を用意してある。
【0042】
これらの景品硬貨を収納する景品硬貨処理装置90は、上述した通用硬貨処理装置50をそのまま流用したもので、通用硬貨処理装置50の通貨収納部53、通貨払出部55、通貨排出部56に対応した景品収納部91、景品払出部92および景品排出部93をそれぞれ有している。
【0043】
景品収納部91は、通貨収納部53と同様に、複数種類の景品硬貨を個別に収納することができるもので、各景品硬貨を上下方向に積層収納するための複数の景品用筒状体を左右方向に並設することによって構成してある。
【0044】
景品払出部92は、景品収納部91の景品用筒状体に収納された景品硬貨を下方に位置するものから1枚ずつ払い出すもので、景品用筒状体毎に個別に動作することが可能である。
【0045】
景品排出部93は、景品払出部92の動作によって払い出された景品硬貨を硬貨返却口27に案内するための通路部分であり、通用硬貨処理装置50の通貨排出部56と一体に構成してある。
【0046】
なお、後述から明らかなように、景品硬貨処理装置90としては、通貨選別部52に相当する構成が必ずしも必須ではない。従って、通用硬貨処理装置50から予めこれを省略したものを景品硬貨処理装置90として用いるようにしても良い。
【0047】
図3は、上述した自動販売機1の制御系を示したものである。同図に示すように、この自動販売機1には、主制御部81、販売動作制御部82および景品払出制御部83が設けてある。主制御部81は、メモリ80に格納されたプログラムやデータ、さらには端末入力装置70から与えられた設定情報等に基づいて操作部(選択ボタン22、返却レバー25)、表示部(一体表示器26)、商品収納装置30、通用紙幣処理装置40、通用硬貨処理装置50、景品硬貨処理装置90等の各構成要素の動作を統括的に制御するためのものである。
【0048】
販売動作制御部82は、主制御部81から与えられた制御信号に基づいて、主に商品の販売に関わる動作を制御するものである。この販売動作制御部82の制御下には、上述した操作部22,25、表示部26、商品収納装置30、通用紙幣処理装置40および通用硬貨処理装置50が含まれている。これら操作部22,25、表示部26、商品収納装置30、通用紙幣処理装置40および通用硬貨処理装置50から送出された各種の信号は、販売動作制御部82を通じて主制御部81に与えられることになる。
【0049】
景品払出制御部83は、主制御部81から与えられた制御信号に基づいて、主に景品硬貨の払い出しに関わる動作を制御するものである。この景品払出制御部83の制御下には、上述した景品硬貨処理装置90の他、乱数抽出部84および払出景品選択部85が含まれている。
【0050】
乱数抽出部84は、景品払出制御部83を通じて主制御部81から抽出指令が与えられた場合に乱数の抽出処理を行う部分である。乱数抽出部84の抽出結果は、景品払出制御部83に与えられることになる。
【0051】
払出景品選択部85は、景品払出制御部83を通じて乱数抽出部84の抽出結果と、端末入力装置70で設定された払出確率とが与えられた場合にこれらに基づいて払い出すべき景品硬貨の種類を決定するためのものである。
【0052】
図4は、上述した端末入力装置70によって入力された景品硬貨の払出確率設定例を示したものである。この例1では、景品硬貨A、景品硬貨B、景品硬貨C、景品硬貨Dの払出確率がそれぞれ75%、15%、7%、3%となるように設定してある。この払出確率は、それぞれの景品硬貨に設定した色、材料、デザインの優劣に反比例するように設定することが好ましい。つまり、景品硬貨の色、材料、デザインに凝ったものほど払出確率を低く設定することが好ましい。また、例2のように、払い出さないという項目を追加して、景品の払出確率を低くすることも可能である。
【0053】
払出確率から払出景品選択部85が払い出すべき景品硬貨の種類を決定する方法としては、例えば乱数抽出部84の抽出する乱数が0〜99までの100種の整数であるとすると、抽出結果が0〜74の75種である場合に景品硬貨A、75〜89の5種である場合に景品硬貨B、乱数値が90〜96の7種である場合に景品硬貨C、97〜99の3種である場合に景品硬貨Dをそれぞれ選択するようにすれば良い。
【0054】
図5〜図7は、商品販売時において上述した自動販売機1の主制御部81が実行する処理内容を示したフローチャートである。以下、これらの図を参照しながら、自動販売機1において商品を販売する場合の動作について説明する。なお、通用硬貨処理装置50の通貨収納部53には、予め釣り銭として払い出すための通用硬貨が収納されているものとする。また、景品硬貨処理装置90の景品収納部91には、予め景品硬貨A、景品硬貨B、景品硬貨Cおよび景品硬貨Dがそれぞれ十分に収納されているものとする。
【0055】
まず、上記自動販売機1の主制御部81は、販売待機状態にある場合、図5に示すように、利用者による商品の購入要求があるか否かを常時監視している(ステップS101)。利用者による商品の購入要求とは、例えば紙幣挿通口23に対して通用紙幣が挿入された場合、あるいは硬貨投入口24に対して通用硬貨が投入された場合をいう。
【0056】
ステップS101において、利用者が紙幣挿通口23に通用紙幣を挿入し、通用紙幣処理装置40の検出信号が販売動作制御部82を通じて与えられた場合、あるいは利用者が硬貨投入口24に通用硬貨を投入し、通用硬貨処理装置50の検出信号が販売動作制御部82を通じて与えられた場合、自動販売機1の主制御部81は、商品販売処理を行う(ステップS200)。
【0057】
ステップS200で実施される商品販売処理において自動販売機1の主制御部81は、図6に示すように、まず、販売動作制御部82を通じて通用紙幣処理装置40による選別結果、あるいは通用硬貨処理装置50による選別結果を取得し、投入された通用貨幣が正規のものであるか否かを判断する(ステップS201)。
【0058】
通用貨幣が正規のものであると選別できなかった場合には、販売動作制御部82を通じて通用紙幣処理装置40、あるいは通用硬貨処理装置50に返金指令を送出する(ステップS207)。この結果、通用紙幣処理装置40に投入された通用紙幣が紙幣挿通口23から利用者に対して返却され、あるいは通用硬貨処理装置50に投入された通用硬貨が通貨排出部56に払い出され、硬貨返却口27から利用者に対して通用硬貨が返却されることになる。その後、自動販売機1の主制御部81は、後述する処理を経ることなく手順をリターンさせる。
【0059】
これに対して投入された通用貨幣が正規のものであると判断した場合、自動販売機1の主制御部81は、その入金額が商品販売金額以上となった時点で、販売動作制御部82を通じて操作部22,25を有効化し(ステップS202,ステップS203)、その後、利用者の操作入力待ちとなる(ステップS204,ステップS205)。
【0060】
この操作入力待ちの状態から取消要求が与えられた場合、つまり利用者が返却レバー25を操作し、その操作信号が販売動作制御部82を通じて与えられた場合、自動販売機1の主制御部81は、販売動作制御部82を通じて操作部22,25を無効化し(ステップS206)、さらに、販売動作制御部82を通じて通用紙幣処理装置40、あるいは通用硬貨処理装置50に返金指令を送出する(ステップS207)。この結果、通用紙幣処理装置40に投入された通用紙幣が紙幣挿通口23から利用者に対して返却され、あるいは通用硬貨処理装置50に投入された通用硬貨が通貨排出部56に払い出され、硬貨返却口27から利用者に対して通用硬貨が返却されることになる。その後、自動販売機1の主制御部81は、後述する処理を経ることなく手順をリターンさせる。
【0061】
一方、操作入力待ちの状態から商品の選択が行われた場合、つまり利用者が選択ボタン22を操作し、その操作信号が販売動作制御部82を通じて与えられた場合、自動販売機1の主制御部81は、販売動作制御部82を通じて操作部22,25を無効化し(ステップS208)、その後、商品収納装置30から選択商品の払い出しを行うべく販売動作制御部82を通じて当該商品収納装置30に販売指令を与える(ステップS209)。この結果、商品収納装置30から払い出された商品がシュータ31を介して案内されることになり、当該商品を商品取出口28から取り出すことが可能となる。
【0062】
次いで、自動販売機1の主制御部81は、入金額と販売商品金額との比較を行い(ステップS210)、入金額が大きい場合、販売動作制御部82を通じて通用硬貨処理装置50に差額分となる通用硬貨、つまり釣り銭の払出指令を送出し(ステップS211)、その後手順をリターンさせる。この結果、通用硬貨処理装置50の通貨払出部55が適宜動作して釣り銭の額に相当する通用硬貨が通貨排出部56に払い出されことになり、当該釣り銭を硬貨返却口27から取り出すことが可能となる。
【0063】
商品販売処理を終了した自動販売機1の主制御部81は、図5に示すように、直前の商品販売処理において商品の販売を行ったか否かの判断を行う(ステップS102)。商品販売処理において商品の販売を行っていない場合、つまり通用貨幣を正規なものであると判断しなかった場合や返却レバー25の操作によって利用者から取消要求が与えられた場合、自動販売機1の主制御部81は、後述する処理を経ることなく今回の手順を終了する。
【0064】
これに対して、商品販売処理において商品の販売を行った場合、自動販売機1の主制御部81は、景品払出処理を行い(ステップS300)、その後に今回の手順を終了する。
【0065】
ステップS300で実施される景品払出処理において自動販売機1の主制御部81は、図7に示すように、まず、メモリ80から端末入力装置70によって設定された情報の読み出しを行うとともに、景品払出制御部83を通じて乱数抽出部84を動作させることにより乱数の抽出を行う(ステップS301)。
【0066】
読み出した設定情報に含まれる払出確率と、乱数抽出部84の抽出した乱数値とを取得した自動販売機1の主制御部81は、景品払出制御部83を通じてこれらを払出景品選択部85に送出し、払い出すべき景品の選択を行う(ステップS302)。払い出すべき景品を決定した後においては、景品払出制御部83を通じて景品硬貨処理装置90の景品払出部92に景品払出指令が送出され(ステップS303)、その後、手順がリターンされる。この結果、景品硬貨処理装置90の景品払出部92が適宜動作してステップS302で選択された景品硬貨が景品排出部93に払い出され、当該払い出された景品硬貨が硬貨返却口27を通じて利用者に与えられることになる。
【0067】
このように、上記自動販売機1によれば、商品の購入が景品硬貨という形で利用者に還元されることになるため、商品の販売促進を図ることが可能となる。しかも、自動販売機1から払い出される景品硬貨は、自身が収集価値を有するように構成したものである。従って、利用者にとっては、これを直接収集すればよく、従前のごとく多数集めて景品提供者に送付する等の作業が必要なくなる。一方、景品提供者にとっても送付されたものをチェックしたり、景品の発送を行う必要がなくなるため、煩雑な作業が強いられることもない。
【0068】
さらに、上記自動販売機1によれば、複数種類の景品硬貨を選択的に払い出すようにしているため、利用者にとっては、いかなる景品硬貨が払い出されるかを事前に知る術がない。このため、利用者の射幸心を刺激したり、利用者にゲーム感覚を与えることが可能となり、商品の販売促進に繋がる。
【0069】
またさらに、上記自動販売機1によれば、景品硬貨を払い出す確率を任意に設定することが可能であり、実施の形態のごとく、その確率に差を持たせることで景品硬貨に希少性が生じるようになる。この景品硬貨の希少性は、利用者の収集欲、つまりは商品の購買欲を著しく刺激することになり、商品の販売促進が一層顕著となる。
【0070】
しかも、導入に当たっては、景品硬貨が通用硬貨と同一の形状であるため、通用硬貨処理装置50をそのまま景品硬貨処理装置90として適用することが可能であり、自動販売機1に対して大幅な改造を施す必要もない。さらに、通用硬貨処理装置50とは個別に景品硬貨処理装置90を備えるようにしているため、通用硬貨処理装置50において釣り銭切れが頻繁に招来されることもなく、当該釣り銭切れによって商品の販売機会を失う事態が多発することもない。
【0071】
なお、上述した実施の形態では、特に飲料を販売するための自動販売機1を例示しているが、その他の商品を販売するものにももちろん適用することが可能である。
【0072】
また、上述した実施の形態では、景品として通用硬貨と同一寸法の硬貨状を成す金属製の景品硬貨を例示しているが、自身が収集価値を有するように構成したものであれば、その他の形状・材質から成る景品を払い出すようにしても構わない。なお、硬貨状の景品を適用する場合に上述した実施の形態では、日本の通用硬貨と同一寸法となるものを例示しているが、例えば、海外の通用硬貨と同一寸法の硬貨状を成すものであっても良いし、海外の通用硬貨そのものであっても構わない。
【0073】
さらに、上述した実施の形態では、景品を払い出す場合に予め設定した払出確率と商品を販売するたびに抽出する乱数の値とによってその種類を決定するようにしているが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、商品の販売時間に応じて払い出す景品を選択するようにしたり、商品の販売条件に応じて払い出す景品を選択するようにしても良い。商品の販売条件とは、例えば、商品の種類、商品の販売数、商品の販売順序等々、種々のものを適用することが可能である。因に乱数抽出の際に用いた実施の形態中の具体的な数値は、あくまでも例示のためのものであり、その他の数値であっても良いのはもちろんである。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る自動販売機によれば、商品の購入がその場で景品となって利用者に還元されることになるため、商品の販売促進を図ることが可能となる。しかも、自動販売機から払い出される景品は、自身が収集価値を有するように構成したものである。従って、利用者にとっては、これを直接収集すればよく、従前のごとく多数集めて景品提供者に送付する等の作業が必要なくなる。一方、景品提供者にとっても送付されたものをチェックしたり、景品の発送を行う必要がなくなるため、煩雑な作業が強いられることもない。
【0075】
また、本発明の請求項2に係る自動販売機によれば、複数種類の景品を選択的に払い出すようにしているため、利用者にとっては、いかなる景品が払い出されるかを事前に知る術がない。このため、利用者の射幸心を刺激したり、利用者にゲーム感覚を与えることが可能となり、商品の販売促進に繋がる。
【0076】
また、本発明の請求項3に係る自動販売機によれば、景品を払い出す確率を任意に設定することが可能であるため、その確率に差を持たせることで景品に希少性が生じるようになる。この景品の希少性は、利用者の収集欲、つまりは商品の購買欲を著しく刺激することになり、商品の販売促進が一層顕著となる。
【0077】
また、本発明の請求項4に係る自動販売機によれば、景品として通用硬貨と同一寸法の硬貨状を成すものを適用しているため、いわゆるコインメカニズムと称される通用硬貨処理装置をそのまま適用することが可能であり、自動販売機に対して大幅な改造を施す必要がない。
【0078】
また、本発明の請求項5に係る自動販売機によれば、通用硬貨処理装置とは個別に景品硬貨処理装置を備えるようにしているため、通用硬貨処理装置において釣り銭切れが頻繁に招来されることもなく、当該釣り銭切れによって商品の販売機会を失う事態が多発することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である自動販売機を示したもので、(a)は正面図、(b)は外扉を開成した状態を示す斜視図である。
【図2】図1に示した自動販売機に適用される通用硬貨処理装置および景品硬貨処理装置を示す正面図である。
【図3】図1に示した自動販売機の制御系を示すブロック図である。
【図4】図3に示した制御系の設定手段による景品払出確率の設定例を示す図表である。
【図5】図3に示した自動販売機の主制御部が実行する処理を示すフローチャートである。
【図6】図5に示した商品販売処理の詳細を示すフローチャートである。
【図7】図5に示した景品払出処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動販売機
10 本体キャビネット
20 外扉
21 ディスプレイウィンド
22 選択ボタン(操作部)
23 紙幣挿通口
24 硬貨投入口
25 返却レバー(操作部)
26 表示部(一体表示器)
27 硬貨返却口
28 商品取出口
29 商品見本
30 商品収納装置
31 シュータ
40 通用紙幣処理装置
50 通用硬貨処理装置
51 装置筐体
52 通貨選別部
53 通貨収納部
54 通貨回収部
55 通貨払出部
56 通貨排出部
60 通用硬貨回収箱
70 端末入力装置(設定手段)
80 メモリ
81 主制御部
82 販売動作制御部
83 景品払出制御部
84 乱数抽出部
85 払出景品選択部
90 景品硬貨処理装置
91 景品収納部
92 景品払出部
93 景品排出部
A,B,C,D 景品硬貨

Claims (5)

  1. 自身が収集価値を有する景品を内部に収納し、商品の販売に伴って前記景品の払い出しを行うことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記景品を複数種類収納し、商品を販売した場合にこれら複数種類の景品を選択的に払い出すことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 個々の景品を払い出す確率を設定する設定手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
  4. 前記景品を、通用硬貨と同一寸法の硬貨状に構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動販売機。
  5. 投入された通用硬貨を個別に収納する一方、販売商品金額を越えた通用硬貨が投入された場合には差額分を釣り銭として払い出す通用硬貨処理装置と、
    前記通用硬貨処理装置とは別個に設けられ、予め複数種類の景品を個別に収納する一方、商品を販売した場合に前記設定手段の確率に従って景品の払い出しを行う景品硬貨処理装置と
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の自動販売機。
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