JP2004181475A - マグネシウム合金鋳塊とその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧延・鍛造により薄板を製造できるマグネシウム合金鋳塊であって、内部にφ0.5mm以上の引け巣22やポロシティ及び偏析21などの欠陥がないマグネシウム合金鋳塊とする。一方向凝固鋳造法にてマグネシウム合金の鋳塊を得る溶湯の凝固法であって、固液相共存領域内の温度勾配G(℃/mm)と凝固速度R(mm/min)との関係がG/R≧0.04(℃・min/mm2)であるマグネシウム合金鋳塊の製造方法とする。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車・家電・OA産業等に大きな需要を占めるマグネシウム合金とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の自動車・家電・OA産業における軽量化の流れの中でマグネシウム合金が注目を集めているが、他の合金と同様に重なる負荷の中では高度な機械的性質が要求されるが、圧延または鍛造にて薄板を製造するための素材となるマグネシウム合金鋳塊を金型鋳造法により製造した場合、溶湯中に溶け込んだガス成分やエアー等が凝固過程で析出し、引け巣・ポロシティを形成するため、品質上の問題が発生しやすい。つまり、引け巣・ポロシティがマグネシウム合金鋳塊の内部に残存すると、強度的に弱い部分ができるため展伸加工性を大きく低下させる原因となり、このため、こうした引け巣・ポロシティの発生を抑制する連続鋳造法により鋳造されてきた(特許文献1参照)。
【0003】
一方、連続鋳造法にてマグネシウム合金鋳塊を製造するには莫大な設備投資を必要とし、また、連続鋳造法は10トン以上の大ロット量産用設備が必要となるため、数トンレベルの小規模ロットに対応するためには製造原価が高くなり実用に値しない。そこで、連続鋳造法によらずにマグネシウム合金鋳塊を生成するにあたり、一方向凝固鋳造方法にて鋳型を取り巻く雰囲気に熱伝導を介する形での冷却方法がある(特許文献2参照)
【0004】
【特許文献1】
特開平7−224344号公報(第3−4頁)
【特許文献2】
特開2002−144019号公報(第4−8頁、図1〜13)
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この冷却方法によると冷却パネルと鋳型の間に空気が存在しているため冷却効率が悪いばかりでなく、水冷板を絶妙なタイミングで操作する必要があるため、凝固速度にばらつきが起きやすく、内部欠陥が発生しやすい。本発明はこれらの点に鑑みてなされ、本発明の目的は、安価かつ省スペースにて機械的性質に優れたマグネシウム合金鋳塊とその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、圧延・鍛造により薄板を製造できるマグネシウム合金鋳塊であって、内部にφ0.5mm以上の引け巣やポロシティ及び偏析などの欠陥がないマグネシウム合金鋳塊とした(請求項1)。なお、ここでいう引け巣とは凝固の際、鋳造体の容積が小さくなることから収縮が起こり、比較的凝固の遅い部分に多く発生する鋳巣の一種、またポロシティとは、溶融金属内に生じた大きな空洞をいい、偏析とは、晶出する液相と固相の濃度が異なるための凝固組織中の不均一組織であり、いずれも凝固プロセス時に発生する欠陥の一つである。また、φ0.5mm以上の欠陥とは、上記凝固組織中の欠陥断面の面積を円の面積として置き換えた場合にφ0.5mmを越えるものをいう。また、本発明は、プレス成型、深絞り成型などの展伸加工性に優れた薄板などを圧延、鍛造により得ることができるマグネシウム合金鋳塊であり、Al、Mn、Znを主たる合金元素として含有し、その塑性加工性を失わない合金元素成分を有する。例えば、JIS規格:MP1、ASTM規格:AZ31、BS規格:MAG−S−111、DIN規格:MgAl3Zn1等がある。
【0007】
さらに、一方向凝固鋳造法にてマグネシウム合金の鋳塊を得る溶湯の凝固法であって、固液相共存領域内の温度勾配G(℃/mm)と凝固速度R(mm/min)との関係がG/R≧0.04(℃・min/mm2)であることを特徴とするマグネシウム合金鋳塊の製造方法とした(請求項2)。
【0008】
即ち、本発明のマグネシウム合金鋳塊を一方向凝固鋳造法で生成するにあたり、冷却及び凝固条件によっては、マグネシウム合金の溶湯の固液相共存領域が大きくなるにつれ、界面から下に樹状結晶であるデンドライトが成長する。そして、固体と液体の密度の違いから、デンドライトの根元部には液体を常に供給する必要があるが、マグネシウム合金は非常に熱伝導率が高く、液体がデンドライトの隙間を通って根元まで到達する途中で熱を奪われ凝固するため、液体の供給が間に合わなかったデンドライトの根元部が引け巣、ポロシティとなる。また、引け巣、ポロシティ周辺部には溶質成分の濃縮相が残留するため偏析が発生し易くなる。しかし、一方向凝固鋳造法にて冷却及び凝固条件を選定することにより、デンドライトの根元部まで液体を供給することが可能となる。
【0009】
つまり、固液相共存領域を小さくするには、マグネシウム合金組成により固相線温度及び液相線温度は一定であるため、固液共存相領域内の温度勾配Gを大きくする必要があり、凝固速度Rが大きくなるほどデンドライトの根元部への液体供給が間に合わなくなるため、固液共存相領域内の温度勾配Gを大きくし、デンドライトの長さをさらに短くしなければならない。すなわち、鋳塊の内部欠陥を防止するための固液相共存領域の温度勾配G(℃/mm)と凝固速度R(mm/min)との間には、一定の関係が成立し、本発明者らは本発明に際した中での多くの知見から、内部欠陥の発生を防止するための冷却および凝固条件としてG/R≧0.04(℃・min/mm2)なる関係を規定する。
【0010】
続いて、本発明の凝固条件を満足させるため、鋳型の下部と側面下部に水冷パネルを直接押し当て、鋳型を側面の水冷パネル間に通過させることを特徴とする請求項2に記載のマグネシウム合金の製造方法とした(請求項3)。即ち、水冷パネルにて鋳型底部のみを冷却したとすると、冷却効果の及ぶ鋳型下部では引け巣、ポロシティまたは偏析などの内部欠陥が防止できるものの、冷却効果が及ばない鋳型上部にて内部欠陥が発生する傾向にあり、鋳型の高さが制限される。そこで、鋳型底部を水冷パネルにて冷却する従来の構造だけでなく、鋳型の側面下部に水冷パネルを直接押し当てることができ、さらに鋳型を動くようにするにより水冷パネルの間を通過させ、鋳型の高さの制限を受けずに自動的かつ連続的に一方向凝固鋳造を実現できる構造とした。
【0011】
また、鋳型側面に3段以上かつ同数の多段ヒーターと水冷パネルを積み上げ、下方より多段ヒーターの順次電源を切ると同時に同高さにある水冷パネルによる冷却を始めることを特徴とする請求項2に記載のマグネシウム合金鋳塊の製造方法とした(請求項4)。つまり、ヒーターを止めることにより強制的に一方向凝固鋳造法を実現し、さらに同高さにある水冷パネルへの給水を開始する。これを効果的に下方より上方へ順に冷却することにより、鋳型の高さの制限を受けずに引け巣、ポロシティまたは偏析などの内部欠陥の極めて少ないマグネシウム合金鋳塊を得ることを可能とする。ヒーターの電源をコントロールする制御機能を追加することにより自動的に一方向凝固鋳造法が実現できることはいうまでもない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るマグネシウム合金とその製造方法について、図面を参照しつつ説明する。図1(a)は固液相共存領域を示す鋳型内部の断面図、(b)は鋳型底面からの高さと温度との関係を示す線図、(c)はデントライトの模式図、図2は水冷パネルを用いた本発明のマグネシウム合金鋳塊の製造方法を水冷パネル式凝固装置の断面図、図3は多段ヒーターを用いた本発明のマグネシウム合金鋳塊の製造方法を示す多段ヒーター式凝固装置の断面図、図4(a)は本発明例によるマグネシウム合金鋳塊断面の顕微鏡写真、(b)は比較例によるマグネシウム合金鋳塊断面の顕微鏡写真である。
【0013】
図1(a)では、取鍋15の中の溶湯17を鋳型11に注ぎ込んでおり、鋳型11内部には、底部W0からWaまでの溶湯17の固体状態のみ存在する部分を固相14、溶湯17の固体状態〜液体状態までが混在する部分を固液相互共存領域13、液体のみ存在する液相12が同時に存在する。(b)図においては、鋳型11内部の3層に分かれた領域の温度は鋳型底辺W0から高くなるにつれ右上がりに比例し、固液相共存領域W(Wa−Wb)の幅が大きい場合(固液相共存領域の温度勾配Gが小さい場合)にデントライト16が発生する。ここではデントライト16が長く、根元部18までの溶湯17の供給が困難であるため、デンドライト16の根元部18に引け巣、ポロシティ又は偏析などの欠陥19が発生することを示す。反対に、固液相共存領域3の幅が小さい場合(固液相共存領域の温度勾配Gが大きい場合)には、デンドライト16が短くなるため、根元部18まで容易に溶湯17の供給が可能であり、引け巣、ポロシティ又は偏析などの欠陥19が発生しない。
【0014】
図2は水冷パネルを用いた凝固方法の水冷パネル式凝固装置40であり、鋳型11を支持する昇降ステージ6の上に冷却部材として水冷プレート5を設け、水冷プレート5とともに鋳型3を鋳型ガイド4a、4b、4cに従って下降させることにより、加熱ヒーター2a、2b、2cから引き出して鋳型11内の溶湯17を一方向に凝固させる。この時、水冷パネル式凝固装置40に固定されたプッシュロッド10を用い自動または手動により可動式水冷パネル30を鋳型11の側面に押し当てることにより、溶湯17が効率的かつ急速に冷却されるため、固液相共存域内の温度勾配Gを大きくし、規定の条件を満たし、鋳塊の内部欠陥をなくすことができる。この水冷パネル式凝固装置40では、昇降ステージ6の下降に伴い、可動式水冷パネル30が鋳型11の側面の下方から上方へ順々に冷却し、鋳型11の内部の溶湯17を凝固させてゆくため、昇降ステージ6の下降速度がすなわち凝固速度Rとなっており、また可動式水冷パネル30の冷却能力、すなわち水冷パネル内を流れる冷却水の流量が固液相共存領域内の温度勾配Gを決定するため、R及びGを自由に選び、規定の条件に設定することができる。
【0015】
図3は多段ヒーターを用いた凝固法である多段ヒーター式凝固装置41を示し、鋳型11を支持する昇降ステージ6の上に冷却部材として水冷プレート5を設け、昇降ステージ6は動かさずに水冷プレート5による冷却により鋳型11内の溶湯17を一方向に凝固させる。この時、それまで通電していた加熱ヒーター2a、2b、2cを下方から上方へ順々に遮断してゆくと同時に固定式水冷パネル9a、9b、9cに冷却水を流し始めることにより、鋳型11内の溶湯17を下方から上方へ順々に凝固させてゆく。すなわち、最初に加熱ヒーター2aを遮断すると同時に固定式水冷パネル9aへの給水を開始し、次に加熱ヒーター2bを遮断すると同時に固定式水冷パネル9bへの給水を開始し、最後に加熱ヒーター2cを遮断すると同時に固定式水冷パネル9cへの給水を開始する。この時、これらのタイミングを調整することにより、溶湯17が効率的かつ急速に冷却されるため、固液相共存領域内の温度勾配Gを大きくし、規定の条件を満たし、鋳塊の内部欠陥をなくすことができる。また、図4は3段加熱ヒーターを設けたものであるが、加熱ヒーターをさらに薄くし5段、7段と数を増やすことにより、さらに効率的かつ高精度に冷却されるため、鋳塊の内部品質をより向上することが可能となる。この多段ヒーター式凝固装置41では、加熱ヒーター2a、2b、2cを遮断するタイミングがすなわち凝固速度Rとなっており、また固定式水冷パネル9a、9b、9cの冷却水の流量が固液相共存領域内の温度勾配Gを決定するため、R及びGを自由に選び、規定の条件に設定することができる。
【0016】
【実施例】
次に実施例及び試験成績について述べる。AZ31B(Al2.5〜3.5重量%、Zn0.50〜1.5重量%、Mn0.2以上重量%、Fe0.03以下重量%、Si0.03以下重量%、Cu0.10以下重量%、Ni0.005以下重量%、Ca0.04以下重量%、その他0.03以下、残部Mg)成分のマグネシウム合金を用いて、厚さ50mm、幅350mm、長さ250mmの鋳塊を一方向凝固鋳造法により製造した条件及び結果をまとめたものであり、固液相共存領域内の温度勾配Gと凝固速度Rを変動させたとき、製造した鋳塊の幅の中央を切断し、その片側断面に存在するφ0.5mm以上のサイズの引け巣、ポロシティまたは偏析の数nを調査した結果を以下の表1に示した。
【0017】
【表1】
【0018】
表1においては、本発明例1〜4ではその温度勾配Gと凝固速度Rの関係はそれぞれ適当な数値に設定されているが、本発明の規定するG/R≧0.04を満たし、比較例1、2ではその数値を下回るものを選定した。結果は、G/R≧0.04を満たす本発明例1〜4には引け巣、ポロシティ、及び偏析の数は0と全く発生しなかったのに対し、比較例1,2ではG/R≧0.04から遠ざかるにつれ、その数を増やしていることが分かる。それは、ただ単に温度勾配G、凝固速度Rのそれぞれ固有の数値によるものではないことは、本発明例4と比較例2の温度勾配Gの数値が全く同じこと、また凝固速度Rについても本発明例3と比較例2が極めて近い数値であることからも明らかである。よって、G/R≧0.04であればn=0となり、G/Rが0に近づくほどnが大きくなることがわかる。
【0019】
図5に示すように、本発明例1〜4によるマグネシウム合金鋳塊断面図である(a)においては、引け巣、ポロシティ、及び偏析などの欠陥は見られず、強固な合金組織が示され、比較例1、2のマグネシウム合金鋳塊断面を示す(b)では大きな引け巣、偏析が存在し、そのため展伸加工性が低く、プレス成型、深絞り成型などに適さないものとなっている。
【0020】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、内部にφ0.5mm以上の引け巣、ポロシティ又は偏析などの欠陥の極めて少ないマグネシウム合金鋳塊を提供することが出来たので、プレス成型、深絞り成型などの展伸加工性に優れた薄板を圧延又は鍛造することができる。
【0021】
一方向凝固鋳造法にて固液相共存領域内の温度勾配G(℃/mm)と凝固速度R(mm/min)との関係がG/R≧0.04(℃・min/mm2)であるマグネシウム合金の鋳塊を得る溶湯の凝固法と規定したので、安定した品質を続けて確保できるものとなった。
【0022】
さらに、鋳型の側面下部に水冷パネルを直接押し当て、鋳型を下降することにより水冷パネル間を通過させること構成にしたので、鋳型の高さの制限を受けずに引け巣、ポロシティまたは偏析などの内部欠陥の極めて少ないマグネシウム合金を安価かつ省スペースにて得ることを可能とした。
【0023】
また、3段以上の多段ヒーターを有し、下方より順次電源を切ることにより、上記効果と同じく、鋳型の高さの制限を受けずに引け巣、ポロシティまたは偏析などの内部欠陥の極めて少ないマグネシウム合金を安価かつ省スペースにて得ることを可能とした
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は固液相共存領域を示す鋳型内部の断面図、(b)は鋳型底面からの高さと温度との関係を示す線図、(c)はデントライトの模式図である。
【図2】水冷パネルを用いた本発明のマグネシウム合金鋳塊の製造方法を示す水冷パネル式凝固装置の断面図である。
【図3】多段ヒーターを用いた本発明のマグネシウム合金鋳塊の製造方法を示す多段ヒーター式凝固装置の断面図である。
【図4】(a)は本発明例によるマグネシウム合金鋳塊断面の顕微鏡写真、(b)は比較例によるマグネシウム合金鋳塊断面の顕微鏡写真である。
【符号の説明】
21 偏析
22 引け巣
Claims (4)
- 圧延・鍛造により薄板を製造できるマグネシウム合金鋳塊であって、
内部にφ0.5mm以上の引け巣やポロシティ及び偏析などの欠陥がないこと、を特徴とするマグネシウム合金鋳塊。 - 一方向凝固鋳造法にてマグネシウム合金の鋳塊を得る溶湯の凝固法であって、固液相共存領域内の温度勾配G(℃/mm)と凝固速度R(mm/min)との関係がG/R≧0.04(℃・min/mm2)であることを特徴とするマグネシウム合金鋳塊の製造方法。
- 鋳型の下部と側面下部に水冷パネルを直接押し当て、鋳型を側面の水冷パネル間に通過させることを特徴とする請求項2に記載のマグネシウム合金の製造方法。
- 鋳型側面に3段以上かつ同数の多段ヒーターと水冷パネルを積み上げ、下方より多段ヒーターの順次電源を切ると同時に同高さにある水冷パネルによる冷却を始めることを特徴とする請求項2に記載のマグネシウム合金鋳塊の製造方法。
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