JP2004180832A - 空隙部を有し、吸引力を利用した義歯、及び総義歯 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】人工歯と、前記人工歯を保持し、口腔内の歯茎部にはまる歯茎覆着部とを有する義歯において、前記歯茎覆着部は、歯茎との間に空隙部分が存在する形状であることを特徴とする義歯、並んだ複数の人工歯と、前記複数の人工歯を保持し、口腔内の歯茎部にはまる馬蹄形の歯茎覆着部とを有する下顎用総義歯を含む総義歯において前記歯茎覆着部は、歯茎との間に空隙部分が存在する形状であることを特徴とする総義歯など。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、維持力を制御できる義歯、特に下顎用総義歯や、下顎総義歯を含む総義歯などに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の総義歯床としては、上顎用総義歯床と下顎用総義歯床とがある。上顎用総義歯床は上顎堤やそれに続く部分の粘膜に密着する上顎総義歯床連結部とその周囲に巡る歯茎覆着部の歯茎部に植設された上顎義歯を有する。また下顎用総義歯床は上顎用総義歯床と異なり、舌の舌根部を避けるため連結部が無く、平面図で見るとほぼ馬蹄形に作られ、その歯茎覆着部の歯茎部に下顎用の一連の人工歯が設けられている。
【0003】
このような従来の義歯床を装着して堅いものを前歯でかみ切ろうとすると、しばしば義歯床が前方に引っ張られ、それぞれ上顎堤及び下顎堤に、唾などによる表面張力で付着していた総義歯床が、後方が持ち上がり義歯が離脱する、前記引っ張り力によって脱離し、前方に飛び出すという問題があった。
【0004】
また、下顎用総義歯床については、舌を前方に出そうとする動作などで、舌根部が下顎用総義歯床を前方に押す作用が生じるので簡単に前方に脱離しやすいという問題があった。
【0005】
このような問題を解決し、高い吸着力を有する総義歯(入れ歯)として、例えば吸盤つきの総義歯が知られている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、このような総義歯では、吸盤と歯茎との間の空隙をできるだけなくそうとする結果、実際には接着が弱い、すなわち(圧力)吸引力を調整することができないといった問題がある。
【0006】
また、総義歯床の顎堤に当接する断面山形の凹面、すなわち裏面の実質的に全面から縁片部の外へ所定の幅のところまで連続して伸縮屈曲弾力性をもつ薄い閉鎖弁膜を設けた総義歯が知られている(例えば、特許2文献参照。)。しかしながら、このような総義歯では吸着力が十分でない、圧力を調整することができないなどの問題がある。
【0007】
また、上顎の窪み部分を対象に効果的吸引性をもつ部分的窪みを形成し、入歯形を半袋体として、その周囲の縁を吸盤縁として、口内の上顎面に吸着する構成をとる上顎に特徴のある総義歯が知られている(例えば、特許文献3参照。)。しかしながら、この総義歯はあくまで上顎部分にのみ特徴があり、下顎部分は通常のものを用いている。さらに、この例では、上顎のくぼみ部分(上顎堤)と上顎用総義歯の全体とを吸着するものであり、歯茎と義歯との圧力を調整することはできないという問題がある。
【0008】
【特許文献1】
特開平4−138154号公報
【特許文献2】
特開平11−47160号公報
【特許文献3】
特開2001−61866号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明では、歯茎との吸着力に優れた義歯(特に、下顎用総義歯や総義歯)を提供することを第一の目的とする。
また、本発明では、歯茎と義歯との吸着力を制御することのできる義歯(特に、下顎用総義歯や総義歯)を提供することを別の目的とする。
さらに、本発明では、容易に取り外すことのできる総義歯を提供することを別の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題のうち少なくともひとつ以上は、以下の発明によって解決される。
【0011】
(1) 人工歯と、前記人工歯を保持し、口腔内の歯茎部にはまる歯茎覆着部とを有する義歯において、前記歯茎覆着部は、歯茎との間に空隙部分が存在する形状であることを特徴とする義歯である。このような義歯は、空隙部分の吸着力を制御することにより、吸着性に優れ、また吸着力を制御することができ、取り外しが容易となる。
【0012】
(2) 並んだ複数の人工歯と、前記複数の人工歯を保持し、口腔内の歯茎部にはまる馬蹄形の歯茎覆着部とを有する下顎用総義歯を含む総義歯において前記歯茎覆着部は、歯茎との間に空隙部分が存在する形状であることを特徴とする総義歯である。このような総義歯は、空隙部分の吸着力を制御することにより、吸着性に優れ、また吸着力を制御することができ、取り外しが容易となる。
【0013】
(3) 前記複数の人工歯のうち少なくともひとつ以上の人工歯には、歯茎覆着部に面する面に開放口を有し、歯茎覆着部の空隙部分と連結した空隙部分があることを特徴とする上記(2)に記載の総義歯である。このような構造をとることで、空隙部分を上記(2)に比べ大きく取ることができ、制御できる吸着力も大きく取れることとなる。
【0014】
(4) 前記複数の人工歯のうち少なくともひとつ以上の人工歯、または歯茎覆着部の少なくとも1箇所以上には、前記人工歯の空隙部分又は歯茎覆着部の空隙部分と連結し、総義歯を装着後、前記空隙部分に存在する空気を吸引できる弁を有する上記(2)又は(3)に記載の総義歯である。弁、特に逆止弁を用いることにより、空隙部分からの空気の除去、吸引力の調節、取り外しが容易となる。
【0015】
(5) 歯茎覆着部の空隙部分、又は前記人工歯と歯茎覆着部との空隙部分に袋を有し、前記袋には袋の中に気体を出し入れすることのできる弁を有する上記(2)又は(3)に記載の総義歯である。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の義歯は、人工歯を保持し口腔内の歯茎部にはまる歯茎覆着部とを有する義歯であって、歯茎覆着部は、歯茎との間に空隙部分が存在する形状であることを特徴とする義歯である。本発明の総義歯は、並んだ複数の人工歯と、複数の人工歯を保持し口腔内の歯茎部にはまる馬蹄形の歯茎覆着部とを有する下顎用又は上顎用の総義歯であって、歯茎覆着部が歯茎との間に空隙部分が存在する形状である。また、義歯及び総義歯として、空隙部分に連結する弁を有するものや、空隙部分に密着した袋を有するものは本発明の好ましい実施の態様である。
【0017】
本発明の総義歯は、上顎用総義歯、下顎用総義歯として用いることができるが、好ましくは下顎用総義歯として用いることができる。
【0018】
(上顎用総義歯の形状)
上顎用総義歯の形状としては、公知の形状を採用でき、例えば馬蹄形状をなして盛り上がっている歯茎部に覆わせてセットする溝形の歯茎覆着部と、この歯茎覆着部の中間空所を塞いで口腔内の上顎部内面に面接合させる上顎接合部とからなる義歯床と、複数の人工歯を有する形状のものが挙げられる。
上顎の義歯でも違和感を少なくするため、馬蹄形にすることもある。しかし、このような義歯を作製するには、高度な技術が必要である。よって、通常は連結部を要している上顎の義歯を作製している。
【0019】
(下顎用総義歯の形状)
下顎用総義歯の形状を図1(a)を用いて説明する。下顎用総義歯1の形状としては、図1(a)に示されるように公知の形状を採用でき、例えば馬蹄形状をなして盛り上がっている歯茎部に覆わせてセットする溝形の歯茎覆着部(義歯床3)と、複数の人工歯2を有する形状ものが挙げられる。
【0020】
(人工歯)
人工歯2の形状は、個人の1本の歯又は複数の歯としてふさわしい公知の形状を用いることができる。人工歯の材質としては、公知の人工歯の材質を用いることができ、例えば、プラスチック、セラミック製のレジン歯、硬質レジン歯、陶歯などが挙げられる。これらの中でも、酸化チタンなどにより抗菌処理(酸化チタンが素材中に混合されたものなど)が施されたものが好ましい。人工歯は公知の方法を用いて製造することができる。
【0021】
(断面形状)
義歯や下顎用、上顎用総義歯(以下単に「義歯」ともいう。)の断面(側面)を図1(b)を用いて説明する。義歯は、例えば人工歯と、義歯床とを含む。これらを一体成形することにより、義歯又は総義歯を得ることができる。人工歯の断面形状としては、公知の人口歯の形状を採用できるが、図1(b)に示される空隙部4を有するものが好ましい。人工歯の空隙部は、義歯床に設けられた空隙部と一体となる形状であることが好ましい。このような構造であれば、口腔内の唾液や食物かすが、人工歯内部に侵入する事態を防止することができるからである。
【0022】
義歯、及び総義歯の空隙部4、5の大きさが大きいほど、人工歯1と、歯茎6との調整できる吸着圧力が大きいため好ましいが、義歯の強度が弱くなる。従って、空隙部4、5の(合計の)容積としては、好ましくは義歯の体積(空隙部を含む)の1/100〜99/100であり、より好ましくは1/10〜9/10であり、さらに好ましくは、1/5〜8/10であり、特に好ましくは1/2〜7/10である。
【0023】
(義歯床用樹脂)
義歯床用樹脂としては、公知の義歯床用樹脂を使用することができ、義歯床用樹脂として、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂などを主成分とするものが挙げられ、これらにフィラー、表面コート剤、抗菌剤や着色剤などの副素材を適宜混入等させたものがより好ましい。フィラーとしては、炭素繊維、シリコンなどが挙げられる。抗菌剤としては、酸化亜鉛、水酸化カルシウム等が挙げられる。
【0024】
(弁)
前記一連の人工歯のうち少なくともひとつ以上の人工歯、または歯茎覆着部のすくなくとも1箇所以上には、前記人工歯の空隙部分又は歯茎覆着部の空隙部分と連結し、総義歯を装着後、前記空隙部分に存在する空気を吸引できる弁7が設けられていることが好ましい。
【0025】
弁としては、空隙部分の空気を吸引した後、外部からの空気を空隙部に入れない構造をもつものであれば特に限定されることはなく、公知の弁を用いることができる。このような弁の構造としては、特開平8−11942号公報に記載されるような布団圧縮袋に利用される弁構造や、特開平10−194230号公報に記載される空気抜きアタッチメントのような構造を有する弁などが挙げられる。これらのうちでは、空気抜きアタッチメント(密封した袋体に空気抜き孔を設ける為に、先端部を鋭角加工した空気抜き管を設け、かつ鋭角加工した先端部を袋体の内容物に触れさせないようにする為の防護体を着脱自在になるように設けたことを特徴とする、空気抜きアタッチメント)がより好ましい。
【0026】
(袋)
歯茎覆着部の空隙部分、又は前記人工歯と歯茎覆着部との空隙部分には、図示しない袋が存在することが好ましい。袋に空気などの気体を出し入れすることのできる弁が設けられているものはより好ましい。
このような袋は、例えば、歯茎との吸着性がよい公知の高分子を用いて製造できる。袋は、前記空隙部分と密着しているものが好ましい。総義歯を装着後、空隙部分に設けられた袋から空気を抜き出す量を制御することにより総義歯と歯茎との吸着性を制御できる。
【0027】
(総義歯の製造方法)
本発明の総義歯は、公知の方法に従って製造できる。本発明の総義歯の製造方法の一例としては、印象採得、模型作製、基礎床作製、咬合床作製、咬合採得、咬合器装着、人工歯排列、歯肉形成、ロウ義歯の試適、埋没、流ロウ、レジン填入、重合硬化、取り出し、仕上げ研磨といった工程を経る総義歯の製造方法が挙げられる。
咬合採得は、患者の顎堤形態に合わせて作製した基礎床上に、人工歯を植立するため、ワックスを盛り上げて作ったロウ堤、いわゆる咬合床を用いて行うことが好ましい。すなわち、咬合床を患者の口腔内に装着し、咬合高径、咬合平面、前歯の長さ、口唇のふくらみ等を、完成義歯を想定しながら、咬合堤のロウを削ったり、盛り足したりして適切な形に整形し、上下の咬合床を口腔内に装着し、咬み合わせることにより、上下、前後、左右の位置を決定することが好ましい。
【0028】
(作用)
本発明の総義歯を装着し、弁からスポイトなどのバキューム装置(吸引手段)を用いて空隙部(又は袋の中)の空気を吸引する。すると、総義歯と歯肉との吸着性が上がり、適当な圧において空気の吸引を止めれば、総義歯と歯茎の圧力が適当なものとなる。さらに、弁を開放することで総義歯が歯茎から容易に外れる。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、歯茎との吸着力に優れた義歯(特に、下顎用総義歯や総義歯)を提供できる。
また、本発明によれば、空隙内の空気量や圧力を調整することで、歯茎と義歯との吸着力を制御することのできる義歯(特に、下顎用総義歯や総義歯)を提供できる。
さらに、本発明によれば、弁を開放することなどにより、容易に取り外すことのできる義歯(特に、下顎用総義歯や総義歯)を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の総義歯(下顎用総義歯)の一例を示す図である。図1(b)は、本発明の人工歯及び義歯の断面(側面)図の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 (下顎用)総義歯
2 人工歯
3 義歯床
4 空隙部
5 空隙部
6 歯肉
7 弁
Claims (5)
- 人工歯と、前記人工歯を保持し、口腔内の歯茎部にはまる歯茎覆着部とを有する義歯において、
前記歯茎覆着部は、歯茎との間に空隙部分が存在する形状であることを特徴とする義歯。 - 並んだ複数の人工歯と、
前記複数の人工歯を保持し、口腔内の歯茎部にはまる馬蹄形の歯茎覆着部とを有する下顎用総義歯を含む総義歯において、
前記歯茎覆着部は、歯茎との間に空隙部分が存在する形状であることを特徴とする総義歯。 - 前記複数の人工歯のうち少なくともひとつ以上の人工歯には、歯茎覆着部に面する面に開放口を有し、歯茎覆着部の空隙部分と連結した空隙部分があることを特徴とする請求項2に記載の総義歯。
- 前記複数の人工歯のうち少なくともひとつ以上の人工歯、または歯茎覆着部の少なくとも1箇所以上には、前記人工歯の空隙部分又は歯茎覆着部の空隙部分と連結し、総義歯を装着後、前記空隙部分に存在する空気を吸引できる弁を有する請求項2又は3に記載の総義歯。
- 歯茎覆着部の空隙部分、又は前記人工歯と歯茎覆着部との空隙部分に袋を有し、
前記袋には袋の中に気体を出し入れすることのできる弁を有する請求項2又は3に記載の総義歯。
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