JP2004180613A - 施肥作業機 - Google Patents

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Itaru Hatayama
至 畑山
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】施肥の開始と停止を行なう切換バルブ12を、エア抜きを行なう操作具に兼用するとともに、エア抜きの戻し忘れを防止することができる施肥作業機を提供する。
【解決手段】切換バルブ12を、該切替バルブ12からポンプ装置9直前方まで肥料を返送する経路を断ち、該ポンプ装置9から施肥ノズル5へ肥料を送る作業経路と、施肥ノズル5への肥料の送出を停止して、前記ポンプ装置9から肥料タンク7側に肥料を返送する施肥停止経路と、肥料タンク7側からポンプ装置9を経由せずに前記肥料を返送する経路を介して施肥ノズル5へエアを通気させるエア抜き経路とに切換可能に構成し、肥料タンク7内への肥料の供給を切換バルブ12をエア抜き経路に切換て行うようにした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機体に支持された肥料タンク内に肥料を効率的に供給する際に効率的にエア抜きを行なう施肥作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、苗の植付けと同時に肥料タンク内の肥料をポンプ装置で送り、植付装置に設けてある施肥ノズルから土中に施肥する施肥作業機(施肥同時移植機)は、ポンプ装置と施肥ノズルの間に肥料の詰りを検知するセンサー部と、肥料の送り出し方向を切り換える切換バルブを設け、この切換バルブを作業状態に切り換えてポンプ装置から送られる肥料を切換バルブを介して施肥ノズルから土中に吐出施肥し、また、切換バルブを施肥停止状態に切り換えてポンプ装置から送り出される肥料を、切換バルブを介してサブタンクに戻し送りする構成にしている。
【0003】
また、このような施肥作業機で肥料タンクに肥料を供給するとき、サブタンクに設けたエア抜き装置を利用して行っている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
実開昭63−148121号公報(8〜9頁、図6)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報で示されるような構成の施肥作業機は、サブタンクからホースを上方に向けて延長し、弁体やスプリング等からなるエア抜き装置を設けているので、構造が複雑でコスト高になる欠点がある。
【0006】
また、この他にホースの経路中に専用のエア抜き栓を設けたものでは、エア抜き作業後に戻し忘れがあると、経路外に肥料漏れや外気の吸い込み等の不具合を伴うなどの問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の施肥作業機は、肥料タンク7から肥料をポンプ装置9で送り出し、切換バルブ12を介して施肥ノズル5から施肥をする施肥装置4を走行機体2に装着した施肥作業機1において、前記切換バルブ12を、該切替バルブ12からポンプ装置9直前方まで肥料を返送する経路を断ち、該ポンプ装置9から施肥ノズル5へ肥料を送る作業経路と、施肥ノズル5への肥料の送出を停止して、前記ポンプ装置9から肥料タンク7側に肥料を返送する施肥停止経路と、肥料タンク7側からポンプ装置9を経由せずに前記肥料を返送する経路を介して施肥ノズル5へエアを通気させるエア抜き経路とに切換可能に構成し、肥料タンク7内への肥料の供給を切換バルブ12をエア抜き経路に切換て行うことを特徴としている。
【0008】
また、ポンプ装置9と切換バルブ12の間に管路中の肥料の詰りを検知する検知センサ31を設けたことを特徴としている。
【0009】
つまり、本発明は、施肥停止状態で条止めレバーで操作される切換バルブ12より、条止めの際にポンプ装置9に肥料を戻す肥料の戻しホース26を、エア抜きホースの経路の一部とした利用するもので、操作性が向上する。また、個別に配管をする必要がない。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0011】
1は、施肥作業の一実施形態として示す苗の植付けと同時に施肥を行なう乗用型の移植機であり、この移植機1は、前輪1a及び後輪1bを有する走行機体2に前側からエンジン1cを搭載し、ハンドル3a,シート3bからなる操縦部3を設け、後部に昇降機構3cを介して施肥装置4の施肥ノズル5を備えた植付装置6を上昇可能に備えている。
【0012】
施肥装置4は、図1で示すように走行機体2の前部両側に搭載されたペースト状の肥料を収容する肥料タンク7と、これらの肥料タンク7からサクションホース7aで連結したサブタンク8に備えられたポンプ装置9と、このポンプ装置9から植付条数毎に設けられたホース10に接続され、機体2に対して横方向に並んで設置している各肥料流れを検知する検知センサ11を備えた切換バルブ12と、各切換バルブ12毎に接続されたホース13の先端に設けられる施肥ノズル5等を従来の装置と同様な配置で設けている。
【0013】
上記走行機体2側から駆動されるポンプ装置9は、サブタンク8内に供給された肥料を植付条数毎に設けたネジポンプによって検知センサ11を経て切換バルブ12に送り、この切換バルブ12の方向切換操作によって図3で示す作業状態において施肥ノズル5から地中に施肥を行なうものである。そして図4で示す施肥停止状態において施肥ノズル5側へ肥料の送りを停止してサブタンク8内へ戻し送りするように構成されている。
【0014】
この切換バルブ12は図2〜図5で示すように、検知センサ11の検知部31とホース13を連結する管体20の管路中に、切換レバー21によって回動操作される三方向切換弁方式のバルブ22と、このバルブ22の外側に固定されて切換レバー21を備える作動片23で構成されている。この切換レバー21は条止めレバーであり、施肥しないノズル5に対する送肥を停止することができる。
【0015】
また、上記管体20は、施肥ノズル5側に肥料を送るホース13を接続するホース口25と、ポンプ装置9に併設されているサブタンク8への戻しホース26を接続するホース口27を形成している(図2)。
【0016】
検知センサ31は、上記管体20とホース10を接続する管路中に圧力検知方式の検知部31を設けており、この検知部31が施肥ノズル5或いはホース13及び切換バルブ12内に詰まりが生じたとき、この詰まりによる肥料の流圧が所定値以上に高くなるとON作動し、この検知信号によって操縦部3に設置しているブザー或いはモニタランプ等からなる警報器32をONさせてオペレータに肥料の詰まりを報知する。
【0017】
また、検知部31の後側には、図4に示すように切換バルブ12が施肥停止状態に切換えられた時にON作動する条止検知スイッチ35(揺動レバーとリミットスイッチの組合せ)を設け、このスイッチ35のON信号によって施肥を停止された管路を表示するように操縦部3に設置された条止めモニタ36(図1)をON(点灯)させるようにしている。
【0018】
以上のように構成された移植機1は、切換バルブ12を図3に示す作業状態にして植付装置6と施肥装置4を駆動して苗の植付けと施肥とを行なう。
【0019】
また、切換レバー21を図4で示す施肥停止状態に回動操作すると、バルブ22は施肥ノズル5側の管路を閉じて肥料をサブタンク8側に戻し送りする管路を開き、作動片23が矢印Aの部分で条止検知スイッチ35を押してON作動させて条止めモニタ36を点灯する。
【0020】
この動作により一部の施肥ノズル5からの施肥を止めた状態で、他の施肥ノズル5から適数条の施肥を行なう条止め施肥作業を行なうことができる。その際、操縦部3に設けられている条止めモニタ36の表示により、施肥停止された切換バルブ12の位置(条止め位置)を認識することができる。
【0021】
また、上記の作業で検知センサ11の検知部31の下手側の管路に詰まりを生じた場合は、管路30の管圧が上昇するので、検知部31が所定値以上の流圧を検知したときは警報器32を作動させてオペレータに報知する。
【0022】
そして植付作業の続行に伴なって肥料タンク7内の肥料が減少し、空になった場合に、肥料を肥料タンク7に供給する作業は、先ず機体2及び植付装置6とポンプ装置9を停止し、図5に示すように切換レバー21を下方に回動して「エア抜き状態」にする。
【0023】
この切換レバー21の回動操作により、ポンプからの管路を閉じると共に切換バルブ22を介してポンプ装置9側に肥料を還流させる戻しホース26と、ホース13と施肥ノズル5とを導通させ、管路中に含まれていたエアーを施肥ノズル5より空気中に放出する。
【0024】
以上のように構成した移植機1において肥料を供給する作業の際には、切換レバー21を図5で示す「エア抜き状態」に切換えておいて、肥料を肥料タンク7よりサクションホース7a、ポンプ装置9のサブタンク8に供給すると、サクションホース7a、サブタンク8、戻しホース26、ホース13内にあるエアは、ポンプ装置9に向けて供給される肥料に押されて、切換バルブ12を経て施肥ノズル5から機外に放出されエア抜きが行なわれることになる。
【0025】
従って、肥料タンク7から肥料ポンプ9までの間のエアーを管路外に追い出しながら、迅速に肥料を供給することができ、また、肥料の中にエアを混入することもなく、肥料の供給及び施肥作業時の施肥をスムーズに行なうことができる。
【0026】
また、図示例において戻しホース26はサブタンク7からポンプ装置9までの経路、即ち肥料タンク7側において、ポンプ装置9までの経路に接続すれば良く、これにより従来の装置のようにエア抜き栓を特別に設ける必要がなく、簡潔で廉価なエア抜き構造にできるとともに、エア抜き操作を、切換レバー21を下方に向けて単に回動する簡単な動作で行なうことができる。
【0027】
そして肥料の供給を完了したとき、例え、切換レバー21を作業状態に戻し操作することを忘れていたとしても、ポンプ装置9から圧送される肥料は、切換バルブ12で止められているので肥料経路から漏れ出ることなく、且つ管圧の上昇を検知センサ11が検知して警報器32で警報するので、オペレータは速やかに切換レバー21を作業状態に修正操作することができる。
【0028】
また、施肥ノズル5と接続するホース13は、図1で示す両外側に位置するもので示すように回動接手管13aを介して横側方から接続すると、ホース13に対して施肥ノズル5の回動を自由に行なうことができる。
【0029】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように、本発明の施肥作業機によれば、肥料タンク7から肥料をポンプ装置9で送り出し、切換バルブ12を介して施肥ノズル5から施肥をする施肥装置4を走行機体2に装着した施肥作業機1において、前記切換バルブ12を、ポンプ装置9から施肥ノズル5へ肥料を送る作業経路と、戻しホース26を経由して前記ポンプ9へ肥料を循環させる施肥停止経路と、前記ポンプ9より戻しホース26を介して切換バルブ12を経由して施肥ノズル5に接続するエア抜き経路とに切換可能に構成したことを特徴としている。
【0030】
従って、戻しホース26を介してエアー抜きを行うので、エアー抜き用に個別に配管をする必要がない。
【0031】
また、施肥の開始と停止とエア抜きを、1つの切換バルブ12の操作(条止めレバーの操作)によって簡単に行なうことができる。また、肥料の供給作業後にエア抜きの戻し操作を忘れたとしても 肥料の漏出を防止することができる。
【0032】
更に、ポンプ装置9と切換バルブ12の間に管路中の肥料の詰りを検知する検知センサ11を設けたことにより、肥料の詰まり検知及び警報器32を兼用し、エア抜きの戻し忘れを知ることができるから、切換バルブ12を作業状態に速やかに復帰させることができ、施肥作業を支障なく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】施肥装置を備えた移植機の平面図である。
【図2】図1の施肥装置を模式的に示す側面図である。
【図3】切換バルブの作業状態を示す断面図である。
【図4】切換バルブの施肥停止状態を示す断面図である。
【図5】切換バルブのエア抜き状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 移植機(施肥作業機) 2 走行機体 4 施肥装置
5 施肥ノズル 6 植付装置 7 肥料タンク
8 サブタンク 9 ポンプ装置 11 検知センサ
12 切換バルブ 13 ホース 31 検知部

Claims (2)

  1. 肥料タンク7から肥料をポンプ装置9で送り出し、切換バルブ12を介して施肥ノズル5から施肥をする施肥装置4を走行機体2に装着した施肥作業機1において、前記切換バルブ12を、該切替バルブ12からポンプ装置9直前方まで肥料を返送する経路を断ち、該ポンプ装置9から施肥ノズル5へ肥料を送る作業経路と、施肥ノズル5への肥料の送出を停止して、前記ポンプ装置9から肥料タンク7側に肥料を返送する施肥停止経路と、肥料タンク7側からポンプ装置9を経由せずに前記肥料を返送する経路を介して施肥ノズル5へエアを通気させるエア抜き経路とに切換可能に構成し、肥料タンク7内への肥料の供給を切換バルブ12をエア抜き経路に切換て行うことを特徴とする施肥作業機。
  2. ポンプ装置9と切換バルブ12の間に管路中の肥料の詰りを検知する検知センサ31を設けた請求項1記載の施肥作業機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106717433A (zh) * 2016-11-23 2017-05-31 广西中烟工业有限责任公司 一种烟草叶面喷施用可旋转双杆喷雾器及其应用
JP7446166B2 (ja) 2020-06-17 2024-03-08 Ckd株式会社 液肥供給システム

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