JP2004179707A - 車載用電子メール通信装置、車載用電子メール通信システム及び情報提供システム - Google Patents

車載用電子メール通信装置、車載用電子メール通信システム及び情報提供システム Download PDF

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Abstract

【課題】受信メールを同乗者から秘密にすることができる車載用電子メール通信装置、車載用電子メール通信システム及び情報提供システムを提供すること。
【解決手段】車載用電子メール通信装置1に、携帯電話20が接続された状態で、携帯電話20のメールアドレス宛の電子メールを受信するメール受信手段と、受信した電子メールをファイルとして記録する電子メール記録手段と、記録したファイルを携帯電話20に伝送する伝送手段と、記録したファイルを携帯電話20に伝送した後に、該ファイルを削除する、又は該ファイルにパスワードを設定する秘匿手段とを装備する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、接続された携帯電話を介して電子メールを送受信することができる車載用電子メール通信装置、車載用電子メール通信システム及び情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通信技術、コンピュータ技術の進展に伴って、電子メールやインターネットが急速に普及してきている。一方で、携帯電話や、地図及び自動車の位置情報を提示する車載用情報提供装置(以下、カーナビゲーションシステムと記す)などが普及しており、これらの機器においても電子メールやインターネットの利用が可能となってきている。
【0003】
携帯電話での電子メールの使用においては、表示画面が小さい、個人使用であるなどの携帯電話特有の条件のために、一般のコンピュータ向けのサービス提供者(サービスプロバイダ)とは異なり、電話会社(若しくは関連会社、系列会社など)が独自の携帯電話用メールサーバを設置し、携帯電話には電子メールを送受信するためのソフトウェアである携帯電話専用のメーラを搭載することによって、電子メールのサービスが提供されている。通常メールアドレスは、携帯電話の電話番号をメールアカウントとし、携帯電話用メールサーバのドメイン名とメールアカウントとを組み合わせた「メールアカウント@ドメイン名」を使用している。携帯電話メールアドレスのメールアカウント部分は、一定の条件の下でユーザが変更することも可能である。携帯電話用メールサーバもインターネットに接続されており、一般のコンピュータで使用されているメールアドレスとの電子メールの交換も可能である。交換されるデータ形式及び通信プロトコルの互換性は、携帯電話に搭載されているメーラ、携帯電話用メールサーバによって実現されている。
【0004】
カーナビゲーションシステムに関しては、通信ネットワークへのアクセス手段の一つとして携帯電話が使用される。カーナビゲーションシステムにコンピュータ用と同じメーラ、若しくはそれと互換性のあるメーラを搭載し、カーナビゲーションシステムの所定の通信端子にケーブルを介して携帯電話を接続し、携帯電話の通信部をモデムとして使用することによって、カーナビゲーションシステムからメールサーバにアクセスして電子メールの送受信が可能となる。同様にして、カーナビゲーションシステムからインターネットにアクセスすることもできる。また、携帯電話に搭載されている携帯電話専用メーラ、若しくは互換性のあるメーラをカーナビゲーションシステムに搭載することによって、カーナビゲーションシステムから携帯電話用サーバにアクセスすることも可能となっている。即ち、自動車に乗車した状態において、カーナビゲーションシステムに装備されている携帯電話よりも大きい表示画面を使用して、携帯電話専用の電子メールの交換や、サービスの提供を受けることが可能となっている。
【0005】
また、一般の電子メールの効率的な利用を可能とするために、下記の特許文献1には、人の移動スケジュールに従って移動先のメールサーバに電子メールを転送するシステムが開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−163918号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
自動車に搭乗中にカーナビゲーションシステムと携帯電話とを使用して電子メールを受信する場合、受信メールを見るときにはカーナビゲーションシステムの表示画面にメールの内容が表示されるため、秘密にしたい電子メールの内容が同乗者に見られてしまう問題があった。
【0008】
また、受信メールは接続されている携帯電話に記録されずに、カーナビゲーションシステムに記録されることから、共用の自動車に設置されたカーナビゲーションシステムに携帯電話を接続して電子メールを受信した場合、プライバシーを守るためには、受信メールを削除しなければならず、煩雑であった。
【0009】
また、カーナビゲーションシステムで受信したメールを携帯電話だけで閲覧することができない。即ち、受信メールを閲覧するには、カーナビゲーションシステムを使用するか、若しくは別のメールアドレスに受信メールを一旦転送し、携帯電話をカーナビゲーションシステムから切り離した後に、転送先から携帯電話のメールアドレスにメールを再度転送しなければならず、非常に煩雑であった。
【0010】
また、電子メールによって提供される情報に不明な内容が含まれている場合(例えば、建物名のみが記載されており住所、電話番号が記載されていない場合)や、関連する情報を知りたい場合、インターネットの検索サイトにアクセスして対象の文字を検索キーとして検索を実行しなければならず、煩雑であった。
【0011】
本発明は、上記の課題を解決すべく、受信した電子メールを同乗者から秘密にすることができ、受信した電子メールを携帯電話のみで閲覧することができ、電子メールの所定の文字に関連する情報を容易に取得することができる車載用電子メール通信装置、車載用電子メール通信システム及び情報提供システムを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するため、本発明に係る車載用電子メール通信装置(1)は、携帯電話が接続された場合に電子メールを受信することができる車載用電子メール通信装置であって、接続された前記携帯電話のメールアドレス宛の電子メールを受信するメール受信手段と、受信した前記電子メールをファイルとして記録する電子メール記録手段と、前記ファイルを前記携帯電話に伝送する伝送手段と、前記ファイルを前記携帯電話に伝送した後に、前記ファイルを削除する、又は前記ファイルにパスワードを設定する秘匿手段とを備えていることを特徴としている。
【0013】
上記車載用電子メール通信装置(1)によれば、接続されている携帯電話宛の電子メールを、接続されている携帯電話に自動的に伝送することができ、車載用電子メール通信装置を用いて受信メールを閲覧できない、若しくはパスワードを知らなければ閲覧できないようにすることができる。これによって受信メールの内容を同乗者に見られることを回避することが可能となる。
【0014】
また、本発明に係る車載用電子メール通信装置(2)は、上記車載用電子メール通信装置(1)において、伝送を許可する携帯電話の電話番号である第1の電話番号を設定する電話番号設定手段と、接続された前記携帯電話から、前記携帯電話の電話番号である第2の電話番号を取得する電話番号取得手段と、前記第1の電話番号と前記第2の電話番号とを比較する電話番号比較手段とをさらに備え、前記第1の電話番号が前記第2の電話番号と一致する場合に、前記伝送手段が、前記ファイルを前記携帯電話に伝送し、前記秘匿手段が、前記ファイルが前記携帯電話に伝送された後に、前記ファイルを削除する、又は前記ファイルにパスワードを設定することを特徴としている。
【0015】
上記車載用電子メール通信装置(2)によれば、特定の電話番号の携帯電話が接続されている場合にのみ、接続されている携帯電話に受信メールが伝送され、車載用電子メール通信装置を用いて受信メールを閲覧できない、若しくはパスワードを知らなければ閲覧できないようにすることができる。従って、接続された携帯電話に受信メールを伝送する機能があること自体を秘密にしておくことができ、受信メールの秘匿性を向上させることが可能となる。また、特定の電話番号の携帯電話以外の携帯電話が接続されている場合、携帯電話に受信メールを伝送するという特殊な機能を利用することができず、通常の機能しか利用できないことから、通常の機能と携帯電話に受信メールを伝送するという特殊な機能とを、接続する携帯電話によって使い分けることが可能となる。
【0016】
また、本発明に係る車載用電子メール通信装置(3)は、上記車載用電子メール通信装置(1)又は(2)において、接続された前記携帯電話に対して前記ファイルを伝送するか否かを設定可能にする伝送可否設定手段をさらに備え、伝送するように設定されている場合に、前記伝送手段が、前記ファイルを前記携帯電話に伝送し、前記秘匿手段が、前記ファイルが前記携帯電話に伝送された後に、ファイルを削除する、又は前記ファイルにパスワードを設定することを特徴としている。
【0017】
上記車載用電子メール通信装置(3)によれば、受信メールを伝送するか否かを予め設定しておくことにより、秘密を保持すべき場合には受信メールを接続された携帯電話に伝送し、車載用電子メール通信装置を用いて受信メールを閲覧できない、若しくはパスワードを知らなければ閲覧できないようにし、他方、秘密を保持する必要が無く、同乗者にも閲覧を許可する場合には、受信メールを携帯電話に伝送せずに車載用電子メール通信装置に残すことが可能となる。従って、同乗者と共に受信メールを閲覧することが必要な場合など、状況に応じて対応することが可能となる。
【0018】
また、本発明に係る車載用電子メール通信装置(4)は、上記車載用電子メール通信装置(1)〜(3)の何れかにおいて、メールサーバによって管理される受信メールアドレスと、該受信メールアドレス宛の電子メールを転送する転送先メールアドレスと、該転送先メールアドレスの変更を指示する変更指示情報とを含む電子メールを、前記メールサーバに送信する転送先アドレス指定手段をさらに備え、前記転送先メールアドレスが、接続された前記携帯電話のメールアドレスであることを特徴としている。
【0019】
上記車載用電子メール通信装置(4)によれば、携帯電話のメールアドレスとは異なるメールアドレスを管理するメールサーバに対して、接続されている携帯電話のメールアドレスへの電子メールの自動転送を設定することができ、自動車に乗車している期間に、接続されている携帯電話のメールアドレスとは別のメールアドレス宛のメールを受信することが可能となる。
【0020】
また、本発明に係る車載用電子メール通信装置(5)は、上記車載用電子メール通信装置(1)〜(4)の何れかにおいて、伝送対象メールアドレスを設定する伝送対象設定手段と、受信した前記電子メールから送信元メールアドレスを取得する送信元取得手段と、前記送信元メールアドレスと前記伝送対象メールアドレスとを比較するアドレス比較手段とをさらに備え、前記送信元メールアドレスと前記伝送対象メールアドレスとが一致する場合に、前記伝送手段が、前記ファイルを前記携帯電話に伝送し、前記秘匿手段が、前記ファイルが前記携帯電話に伝送された後に、前記ファイルを削除する、又は前記ファイルにパスワードを設定することを特徴としている。
【0021】
上記車載用電子メール通信装置(5)によれば、予め設定したメールアドレスから送信されてきた電子メールを接続されている携帯電話に伝送し、車載用電子メール通信装置を用いて受信メールを閲覧できない、若しくはパスワードを知らなければ閲覧できないようにすることができ、特定の相手からの電子メールだけを秘密にすることが可能となる。
【0022】
また、本発明に係る車載用電子メール通信システム(1)は、携帯電話と上記車載用電子メール通信装置(1)〜(5)の何れかとを備え、前記携帯電話が、前記車載用電子メール通信装置からの指示を受けて、電話番号及びメールアドレスを前記車載用電子メール通信装置に伝送する応答伝送手段と、前記車載用電子メール通信装置からの指示を受け、基地局と無線によるデータ通信を行う無線通信手段と、前記車載用電子メール通信装置から伝送されてきた前記ファイルを、電子メールとして記録する伝送ファイル記録手段とを備えていることを特徴としている。
【0023】
上記車載用電子メール通信システム(1)によれば、上記車載用電子メール通信装置(1)〜(5)の効果と略同様の効果を奏することが可能となる。
【0024】
また、本発明に係る車載用電子メール通信装置(6)は、携帯電話が接続された場合に電子メールを受信することができる車載用電子メール通信装置であって、接続された前記携帯電話のメールアドレス宛の電子メールを受信するメール受信手段と、受信した前記電子メールをファイルとして記録する電子メール記録手段と、前記ファイルのメール本文の中から所定の記号で挟まれた文字列を抽出する抽出手段と、抽出された前記文字列の少なくとも1つを検索キーとして、情報記録媒体を検索する検索手段と、検索された情報を表示する表示手段とを備えていることを特徴としている。
【0025】
上記車載用電子メール通信装置(6)によれば、電子メールによって提供される情報に不明な内容が含まれている場合や、関連する情報を知りたい場合、車載の情報記録媒体から関連する情報を容易に取得することが可能となる。
【0026】
また、本発明に係る情報提供システム(1)は、情報サーバと上記車載用電子メール通信装置(6)とを備え、前記車載用電子メール通信装置が、前記検索の結果、情報が検索されなかった場合、前記検索キー、検索を依頼する検索依頼情報、及び検索結果の送信先である送信先情報を、前記情報サーバに送信する検索依頼手段をさらに備え、前記情報サーバが、前記検索キー、前記検索依頼情報、及び前記送信先情報を受信する検索依頼受信手段と、所定のデータベースから前記検索キーに対応する関連情報を取得する情報取得手段と、前記送信先情報を送信先に設定し、取得した前記関連情報を送信する情報送信手段とを備えていることを特徴としている。
【0027】
上記情報提供システム(1)によれば、電子メールによって提供される情報に不明な内容が含まれている場合や、関連する情報を知りたい場合、情報サーバから関連する情報を容易に取得することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車載用電子メール通信装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態(1)に係る車載用電子メール通信装置が、携帯電話を介して通信ネットワークに接続された状態を示すブロック図である。
【0029】
車載用電子メール通信装置1は、制御部(以下「CPU」と記す)2、メモリ3、記録部4、通信部5、操作部6、計時部7、ビデオ処理部8、表示部9、GPS信号受信部10、及び内部バス11を備えている。車載用電子メール通信装置1内部の各部間のデータ交換は内部バス11を介して行なわれる。車載用電子メール通信装置1の電源(図示せず)がOFFされた場合に、メモリ3に記録されていたデータは消えるが、記録部4に記録されていたデータはそのまま残り、次回車載用電子メール通信装置1の電源がONされた場合に使用され得るようになっている。車載用電子メール通信装置1の通信部5には、携帯電話20が接続されている。操作部6は、ユーザによる車載用電子メール通信装置1に対する指示を受け付ける。
【0030】
基地局30は、携帯電話20に無線通信サービスを提供するための設備である。携帯用メールサーバ40は、携帯電話20に携帯電話専用のメール交換を提供するメールサーバであり、PC用メールサーバ50は、一般のコンピュータ用のメールサーバを表す。
【0031】
図2は、車載用電子メール通信装置1が行う電子メールを受信する際の処理を示したフローチャートである。図2に示したフローチャートは、主にCPU2が行う処理を示しており、以下の説明は、特に断らない限りCPU2が行う処理に関するものであり、メールとの記載は電子メールを表すものとする。また、以下の説明において、表示部9に各種画像が表示される場合があるが、これは、CPU2が予め記録部4に記録されている該当する画像データを読み出してビデオ処理部8に伝送し、ビデオ処理部8が所定のアナログ信号に変換して表示部9に伝送することによって実現される。
【0032】
先ず、携帯電話20が通信部5に接続されたか否かを判断する(ステップS1)。携帯電話20と通信部5との接続には、ケーブル、赤外線、微弱電波などを使用することができる。
【0033】
携帯電話20が接続されたと判断した場合、接続された携帯電話20に対して、携帯電話20に関する情報の伝送を要求し、電話番号及びメールアドレスを取得し、記録部4に記録する(ステップS2)。携帯電話20からの情報の取得には、例えば、CPU2が携帯電話20に対して所定のコマンド(例えばATコマンドを拡張したコマンド)を伝送し、これに対して携帯電話20が該当する情報を伝送することにより行うことができる。
【0034】
次に、メール受信に関する設定の指示があったか否かを判断する(ステップS3)。メール受信に関する設定は、設定を行うか否かを問う画像を表示部9に表示し、ユーザによる操作部6の操作によって行なわれる。メール受信に関する設定の指示があったと判断した場合、表示部9に設定画像を表示して設定を受け付け(ステップS4)、キャンセルされたと判断した場合、ステップS5に移行する。
【0035】
図3は、メール受信に関する設定画像の一例を示す図である。CPU2は、ユーザによる操作部6の操作を受けて、プライバシー保護機能の有効/無効、受信メールの伝送を許可する携帯電話番号、無条件転送先及び無条件転送元メールアドレス、伝送対象メールアドレスの登録又は変更を行う。プライバシー保護、無条件転送に関しては有効/無効を区別するためのフラグが設けられており、例えば、有効の場合「1」、無効の場合「0」をセットする。また、無条件転送の設定に関しては、有効/無効の設定及びメールアドレスについて何らかの変更があった場合、変更を表すフラグに「1」をセットする。これらの設定データ及びフラグは記録部4に記録されており、前回の設定状態が表示される。プライバシー保護機能、受信メールの伝送の詳細に関しては後述する。
【0036】
次に、記録部4から無条件転送先の変更を表すフラグを読み出して、その値が「1」か否かを判断する(ステップS5)。読み出した値が「1」であり、且つ無条件転送の有効/無効を区別するフラグが「1」、即ち有効の場合、ステップS4で記録した無条件転送先メールアドレスを記録部4から読み出し、予め設定されているPC用メールサーバ50に送信し、無条件転送の変更を表すフラグに「0」をセットする(ステップS6)。無条件転送先メールアドレスの変更の有無を表すフラグが「1」であり、且つ無条件転送の有効/無効を区別するフラグが「0」、即ち無効の場合、予め設定されているPC用メールサーバ50に空の無条件転送先メールアドレスを送信し、無条件転送の変更を表すフラグに「0」をセットする(ステップS6)。
【0037】
例えば、無条件転送が有効に設定されており、図3に示したようにメールアドレスが変更された場合、車載用電子メール通信装置1は、「転送先:a123@keitai.ne.jp」及び「転送元:b456@provider.ne.jp」のテキストデータをメール本文に含み、メール件名が「転送先変更」のメールをPC用メールサーバ50に送信する。PC用メールサーバ50は、受信したメール件名が「転送先変更」であれば、メール本文を「転送先」、「転送元」を検索キーとして検索して、メールアドレスa123@keitai.ne.jp及びb456@provider.ne.jpを取得する。PC用メールサーバ50は、転送元メールアドレスb456@provider.ne.jpに対応して既にデータベースに記録されている転送先メールアドレスを、新たにa123@keitai.ne.jpに変更する。これによって、b456@provider.ne.jp宛のメールは、PC用メールサーバ50によって自動的に転送先メールアドレスa123@keitai.ne.jpに転送される。例えば、無条件転送先メールアドレスとして設定されたa123@keitai.ne.jpが、車載用電子メール通信装置1に接続されている携帯電話20のメールアドレスであれば、b456@provider.ne.jp宛のメールを全て車載用電子メール通信装置1で受信することができる。
【0038】
また、無条件転送が無効に変更された場合、車載用電子メール通信装置1は、「転送先:」及び「転送元:b456@provider.ne.jp」のテキストデータをメール本文に含み、メール件名が「転送先変更」のメールをPC用メールサーバ50に送信する。PC用メールサーバ50は、上記と同様にメール本文を検索し、転送先として空のメールアドレス、転送元としてb456@provider.ne.jpを取得する。PC用メールサーバ50は、転送元メールアドレスb456@provider.ne.jpに対応して既にデータベースに記録されている転送先メールアドレスを削除する。これによって転送を解除することができる。
【0039】
以上の処理の後、車載用電子メール通信装置1はメール受信の指示を待つ(ステップS7)。携帯用メールサーバ40は、携帯電話20宛のメールを受信した場合に、携帯電話20に対して新規メールの受信を通知し、この通知を受けて携帯電話20は、呼び出し音や振動によって着信を報知する。メール受信の指示とは、この報知に対して、ユーザが操作部6を操作してメールの受信を指示することである。CPU2がメール受信指示がなかったと判断した場合、ステップS16に移行し、メール受信指示があったと判断した場合、携帯電話20の通信機能を制御し、携帯電話20をモデムとして使用してメールを受信し、記録する(ステップS8)。
【0040】
メールは、所定のヘッダを備えたパケットデータとして受信され、車載用電子メール通信装置1は、ヘッダ情報を基にパケットを所定の順序に繋ぎ合わせて、メールファイルとして再構成し、記録部4の仮記録場所に記録する。
【0041】
次に、受信メールが伝送対象のメールであるか否かを判断する(ステップS9)。例えば、受信メールのヘッダ情報を「Form」を検索キーとして検索し、送信元のメールアドレスを取得し、取得されたメールアドレスをステップS4で設定された伝送対象メールアドレスと比較することによって判断することができる。これら2つのメールアドレスが一致すると判断した場合、接続されている携帯電話20へのメール伝送の処理を行うステップS12に移行し、一致しないと判断した場合、プライバシー保護機能の有効/無効を判断するステップS10に移行する。
【0042】
ステップS10において、プライバシー保護機能が有効に設定されていると判断した場合、接続されている携帯電話20の電話番号がステップS4で伝送許可を設定されている電話番号と一致するか否かを判断する(ステップS11)。無効に設定されていると判断した場合、ステップS15に移行する。
【0043】
ステップS11において、ステップS2で取得した接続されている携帯電話20の電話番号がステップS4で伝送許可を設定されている電話番号と一致すると判断した場合、記録部4の仮記録場所からステップS8で受信したメールを取得して携帯電話20に伝送する(ステップS12)。一致しないと判断した場合、ステップS15に移行する。
【0044】
通常、電子メールは、ファイルが添付されている場合であっても、1つのファイル(添付ファイルがエンコードされてメール本文と一体化されたファイル)として通信される。従って、ステップS8で受信したメールを、添付ファイルがあったとしても1つのファイルとして記録し、1つのファイルのまま、所定の通信仕様で携帯電話20に伝送すればよい。また、ステップS8で受信したメールに添付ファイルがあった場合、添付ファイルをデコードし、メール本文との対応を示す情報を付加して、メール本文及び添付ファイルを各々のファイルとして記録することも可能であり、その場合にはこれら複数のファイルが携帯電話20に伝送される。
【0045】
次に、正常に携帯電話20への受信メールの伝送が終了したか否かを判断し(ステップS13)、正常に終了したと判断した場合、ステップS8で受信したメールを仮記録場所から削除し(ステップS14)、ステップS16に移行する。
【0046】
プライバシー保護機能が無効に設定されている場合、又は有効に設定されていても接続されている携帯電話の電話番号がステップS4で伝送許可した電話番号と一致しないと判断した場合、ステップS8で受信したメールを記録部4の仮記録場所から読み出して正規の記録場所に記録し、且つ、メールの受信時刻、送信時刻、送信元メールアドレス、件名などを受信履歴として記録部4に記録して、ステップS16に移行する(ステップS15)。受信時刻は計時部7から取得し、送信時刻、送信元メールアドレスはメールヘッダから取得する。
最後に、終了の指示の有無を判断し(ステップS16)、終了の指示があったと判断するまで、ステップS3〜ステップS15の処理を繰り返す。
【0047】
以上においては、携帯電話20がメール着信を報知した後に、ユーザがメール受信の指示を行った場合にメールの受信処理を行うことを説明したが、受信メールを秘密にしたい場合、携帯電話20がメール着信の報知をしないことが望ましい。その場合には、携帯用メールサーバ40からメール着信の通知があったときに、音や振動による着信報知を行わないように携帯電話20を予めセットし、接続ケーブル経由で車載用電子メール通信装置1に着信報知を行うようにし、車載用電子メール通信装置1が自動的に受信処理、即ちステップS8以降の処理を行うようにすれば、同乗者に知られることなく接続されている携帯電話に受信メールを伝送することができる。
【0048】
また、上記実施の形態では、伝送許可する携帯番号を指定する場合について説明したが、接続されている電話番号を間違って指定した場合には伝送されないことから、これを回避するために、別の実施の形態では、電話番号を指定する代わりに、接続された携帯電話への伝送を許可するか否かだけを指定するようにしてもよい。
【0049】
また、上記実施の形態では、受信メールの内、接続されている携帯電話に伝送したメールを記録部4から削除する場合を説明したが、別の実施の形態では、削除せずに所定のパスワードを設定するようにしてもよい。例えば、受信メールにパスワードの有効/無効を表すパスワードフラグ(初期値「0」)を設け、ステップS4において所定のパスワードの設定を受け付け、ステップS14においてメールを削除する代わりにパスワードフラグに「1」をセットする。パスワードフラグに初期値である「0」が設定されているメールの閲覧は自由にできるが、パスワードフラグに「1」が設定されているメールを閲覧する場合には、ステップS4で設定したパスワードの入力を要求するようにし、入力されたパスワードが正規のものであればメール閲覧を可能とするようにしてもよい。
【0050】
また、上記実施の形態では、携帯電話20のメールアドレス宛のメールを受信する場合を説明したが、携帯電話20を単にモデムとして使用して、一般のコンピュータ用のPC用メールサーバ50にアクセスする場合も同様に、上記の処理を行うことが可能である。その場合には、メール受信を確認するために、車載用電子メール通信装置1からPC用メールサーバ50に対して、所定のユーザID、パスワードでアクセスを行えばよい。
【0051】
また、上記説明では、ステップS4で設定する無条件転送先メールアドレスとして、接続されている携帯電話20のメールアドレスを設定する場合を説明したが、接続されている携帯電話20以外の携帯電話のメールアドレスや、一般のコンピュータで使用されるメールアドレスを設定することもできる。
【0052】
また、上記説明では、ステップS4で無条件転送先メールアドレスをユーザが設定する場合を説明したが、無条件転送を行うか否かの設定を受け付けて、無条件転送を行うように設定されていれば、車載用電子メール通信装置1が、ステップS6において、ステップS2で接続されている携帯電話20から取得した携帯電話20のメールアドレスを転送先メールアドレスとしてPC用メールサーバ50に送信するようにしてもよい。
【0053】
また、ステップS6において、無条件転送先メールアドレスを送信する場合、PC用メールサーバ50が、正規の契約者からの要求であるか否かを契約IDによって確認した後、転送先メールアドレスを変更する処理を行うことが望ましい。その場合には、例えば、車載用電子メール通信装置1が、ステップS4において契約IDの入力を受け付ける処理を行い、ステップS6において説明した情報に契約IDを加えたメールを送信するようにすればよい。
【0054】
図4は、実施の形態(2)に係る車載用電子メール通信装置が、携帯電話を介して通信ネットワークに接続された状態を示すブロック図である。車載用電子メール通信装置1Aは、図1に示した車載用電子メール通信装置1と同じ構成部分に加えて、CD−ROMドライブ12、オーディオ処理部13、スピーカー14、及びCD−ROM15を備えている。操作部6は、ユーザによる車載用電子メール通信装置1Aに対する指示を受け付けて、CD−ROMドライブ12に対する制御信号や、電子メールの送受信に関する制御信号をCPU2aに伝送する。CD−ROMドライブ12は、ナビゲーション用CD−ROM15から読み出した地図情報をCPU2a、メモリ3、記録部4などに伝送し、この伝送されたデータ及びGPS信号受信部10から受信したデータを基に所定形式の画像データが生成され、ビデオ処理部8を介して表示部9に表示される。
【0055】
図5は、車載用電子メール通信装置1Aの処理を示したフローチャートである。図5に示したフローチャートは、図2と同様に、主にCPU2aが行う処理を示している。以下において、図5に示したフローチャートに基づいて、車載用電子メール通信装置1Aの処理を説明する。
【0056】
最初に、図2におけるフローチャートと同様に、携帯電話20が接続されたか否かを判断し(ステップS21)、接続されたと判断した場合、メールの受信指示があったか否かを判断する(ステップS22)。
【0057】
携帯用メールサーバ40から基地局30を介してメール受信の通知があれば、携帯電話20はメール着信を報知し、ユーザが車載用電子メール通信装置1Aの操作部6を操作してメール受信の指示を行う。
【0058】
これによって、メール受信指示があったと判断した場合、メールを受信し、記録部4に記録する(ステップS23)。受信が正常に完了すれば、その旨を表示部9に表示し、ユーザによる開封指示、即ちメールの閲覧を指示する操作があったか否かを判断する(ステップS24)。
【0059】
メール開封指示があったと判断した場合、ステップS23で受信したメールの内容を表示部9に表示する(ステップS25)。そのとき同じ画像に「キーワード抽出」、「キャンセル」のボタンを表示し、ユーザによってキーワード抽出が指示されるのを待つ(ステップS26)。「キーワード抽出」ボタンが押されず、「キャンセル」ボタンが押されたと判断した場合には、ステップS33に移行する。
【0060】
キーワードは、メール本文中に2つの半角記号「<」、「>」によって挟まれている。キーワードを指定する記号には、「%」などのその他の記号や全角記号を使用することも、複数の記号を組み合わせて使用することも可能である。キーワードには、住所、建物の名称、電話番号を始め、任意の文字列を指定することが可能である。
【0061】
「キーワード抽出」ボタンが押されたと判断した場合、指定の記号を検索キーとしてメール本文を検索し、それらによって挟まれた文字列を取得し、表示部9に取得した文字列の一覧を表示し(ステップS27)、一覧表示されたキーワードからユーザが何れかのキーワードを選択するのを待つ(ステップS28)。
【0062】
一覧表示されたキーワードの中から、1つのキーワードが選択されたと判断した場合、CD−ROMドライブ12を制御し、挿入されているCD−ROM15にそのキーワードに関連する情報が記録されているか否かを判断する(ステップS29)。CD−ROM15には、例えば、地図情報や各種の施設情報が記録されたカーナビゲーション用のCD−ROMを使用することができる。
【0063】
CD−ROM15に、要求される情報が記録されていると判断すれば、選択されたキーワードに対応する情報をCD−ROM15から取得し(ステップS30)、取得した情報を表示部9に表示する(ステップS32)。CD−ROM15に、要求される情報が記録されていないと判断すれば、情報センターの情報サーバ70に問い合わせ、選択されたキーワードに関連する情報を取得し(ステップS31)、取得した情報を表示部9に表示する(ステップS32)。
【0064】
情報サーバ70への問合せが必要な場合には、「CDには該当する情報がありません。情報センターに問い合わせますか。」とのメッセージ及び「はい」、「いいえ」のボタンを表示部9に表示し、ユーザに問い合わせるか否かを確認する。図6にその画面の一例を示す。「はい」のボタンが押された場合、情報サーバ70との通信仕様に応じて、選択されたキーワード(key)、検索を要求する情報(search)、及び情報サーバ70から情報を送信する相手先を特定するための情報(return−ID)を、情報サーバ70との通信仕様に応じた形式で情報サーバ70に送信する。必要な場合には、契約ID、パスワードも送信する。また、情報サーバ70から情報を送信する相手先を特定するために必要な情報(return−ID)には、例えば、車載用電子メール通信装置1Aを特定する情報、又は携帯電話20を特定する情報を使用することができる。
【0065】
情報サーバ70への必要な情報の送信は、例えば、情報サーバ70のサービスがHTTP形式で提供され、車載用電子メール通信装置1AがHTTPサービス対応のブラウザを搭載している場合、POSTタグ、POSTオプションを含み、「はい」のボタンが押されたときに、情報サーバ70に記録されている実効プログラムに対してkey、search、return−IDを送信するように、情報サーバ70への問合せ確認画像(図6)をHTMLファイルとして作成することによって実現できる。
【0066】
例えば、情報サーバ70への問合せを確認するために表示部9に表示されるHTMLファイルに、
Figure 2004179707
のような記述を含んでいればよい。これによって、www.center.ne.jpによって特定されるIPアドレスを持つ情報サーバ70に対して、実効プログラムservice.cgiを指定して、3つの情報parameter1 = key、parameter2 = search、parameter3 = return−IDが送信される。情報サーバ70は、受信したこれら3つの情報を元にプログラムservice.cgiを実行し、keyに関連する情報を取得し、取得した情報の送信先としてreturn−IDを設定して送信する。これによって、車載用電子メール通信装置1Aは、keyに関連する情報を取得し、表示部9に表示することができる。
以上の処理を終了の指示があるまで(ステップS33)繰り返す。
【0067】
上記実施の形態では、キーワードを1つのみ指定する場合を説明したが、通常のキーワード検索と同様に、複数のキーワード及びキーワード間の演算関係(AND、OR、NOT)を指定するようにしてもよい。これによって、1つのキーワードで検索した場合に複数の候補がリストされるときでも、最初から検索結果を絞り込むことができ、効率的に目的の情報を取得することが可能となる。例えば、メール本文の中で、建物の正式名称の一部及び住所の一部がキーワードとして指定されている場合であって、建物の正式名称の一部だけを検索キーとして検索すると複数の候補がリストされてしまうときには、これら2つの検索キー(建物の正式名称の一部、住所の一部)及びANDを指定して、両方のキーワードを含む情報を検索することによって、より適切な情報を取得することが容易となる。
【0068】
また、車載用の情報記録媒体は、CD−ROMに限定されず、DVD、MDなどの光ディスクや、ハードディスクなどを使用してもよく、既存のカーナビゲーション用のディスクではなく、新たに独自形式で構成したデータベースを記録したディスクを使用するようにしてもよい。
【0069】
また、車載用電子メール通信装置1Aと情報サーバ70との通信方法は、上記した方法に限定されず、別の実施の形態では、相互に取り決めた任意の方法を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る車載用電子メール通信装置が、携帯電話を介して通信ネットワークに接続された状態を示すブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係る車載用電子メール通信装置における処理を示したフローチャートである。
【図3】ステップS4において表示される設定画像の一例を示した図である。
【図4】本発明の実施の形態(2)に係る車載用電子メール通信装置が、携帯電話を介して通信ネットワークに接続された状態を示すブロック図である。
【図5】実施の形態(2)に係る車載用電子メール通信装置における処理を示したフローチャートである。
【図6】抽出されたキーワードに関して情報サーバに問合せるか否かを確認する画像の一例を示した図である。
【符号の説明】
1、1A 車載用電子メール通信装置
2、2a 制御部(CPU)
3 メモリ
4 記録部
5 通信部
6 操作部
7 計時部
8 ビデオ処理部
9 表示部
10 GPS信号受信部
11 内部バス
12 CD−ROMドライブ
13 オーディオ処理部
14 スピーカー
15 CD−ROM
20 携帯電話
30 基地局
40 携帯用メールサーバ
50 PC用メールサーバ
60 通信ネットワーク
70 情報サーバ

Claims (8)

  1. 携帯電話が接続された場合に電子メールを受信することができる車載用電子メール通信装置であって、
    接続された前記携帯電話のメールアドレス宛の電子メールを受信するメール受信手段と、
    受信した前記電子メールをファイルとして記録する電子メール記録手段と、
    前記ファイルを前記携帯電話に伝送する伝送手段と、
    前記ファイルを前記携帯電話に伝送した後に、前記ファイルを削除する、又は前記ファイルにパスワードを設定する秘匿手段とを備えていることを特徴とする車載用電子メール通信装置。
  2. 伝送を許可する携帯電話の電話番号である第1の電話番号を設定する電話番号設定手段と、
    接続された携帯電話から、前記携帯電話の電話番号である第2の電話番号を取得する電話番号取得手段と、
    前記第1の電話番号と前記第2の電話番号とを比較する電話番号比較手段とをさらに備え、
    前記第1の電話番号が前記第2の電話番号と一致する場合に、
    前記伝送手段が、前記ファイルを前記携帯電話に伝送し、
    前記秘匿手段が、前記ファイルが前記携帯電話に伝送された後に、前記ファイルを削除する、又は前記ファイルにパスワードを設定することを特徴とする請求項1記載の車載用電子メール通信装置。
  3. 接続された前記携帯電話に対して前記ファイルを伝送するか否かを設定可能にする伝送可否設定手段をさらに備え、
    伝送するように設定されている場合に、
    前記伝送手段が、前記ファイルを前記携帯電話に伝送し、
    前記秘匿手段が、前記ファイルが前記携帯電話に伝送された後に、ファイルを削除する、又は前記ファイルにパスワードを設定することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車載用電子メール通信装置。
  4. メールサーバによって管理される受信メールアドレスと、該受信メールアドレス宛の電子メールを転送する転送先メールアドレスと、該転送先メールアドレスの変更を指示する変更指示情報とを含む電子メールを、前記メールサーバに送信する転送先アドレス指定手段をさらに備え、
    前記転送先メールアドレスが、接続された前記携帯電話のメールアドレスであることを特徴とする請求項1〜3の何れかの項に記載の車載用電子メール通信装置。
  5. 伝送対象メールアドレスを設定する伝送対象設定手段と、
    受信した前記電子メールから送信元メールアドレスを取得する送信元取得手段と、
    前記送信元メールアドレスと前記伝送対象メールアドレスとを比較するアドレス比較手段とをさらに備え、
    前記送信元メールアドレスと前記伝送対象メールアドレスとが一致する場合に、
    前記伝送手段が、前記ファイルを前記携帯電話に伝送し、
    前記秘匿手段が、前記ファイルが前記携帯電話に伝送された後に、前記ファイルを削除する、又は前記ファイルにパスワードを設定することを特徴とする請求項1〜4の何れかの項記に載の車載用電子メール通信装置。
  6. 携帯電話と請求項1〜5の何れかの項に記載の車載用電子メール通信装置とを備え、
    前記携帯電話が、
    前記車載用電子メール通信装置からの指示を受けて、電話番号及びメールアドレスを前記車載用電子メール通信装置に伝送する応答伝送手段と、
    前記車載用電子メール通信装置からの指示を受け、基地局と無線によるデータ通信を行う無線通信手段と、
    前記車載用電子メール通信装置から伝送されてきた前記ファイルを、電子メールとして記録する伝送ファイル記録手段とを備えていることを特徴とする車載用電子メール通信システム。
  7. 携帯電話が接続された場合に電子メールを受信することができる車載用電子メール通信装置であって、
    接続された前記携帯電話のメールアドレス宛の電子メールを受信するメール受信手段と、
    受信した前記電子メールをファイルとして記録する電子メール記録手段と、
    前記ファイルのメール本文の中から所定の記号で挟まれた文字列を抽出する抽出手段と、
    抽出された前記文字列の少なくとも1つを検索キーとして、情報記録媒体を検索する検索手段と、
    検索された情報を表示する表示手段とを備えていることを特徴とする車載用電子メール通信装置。
  8. 情報サーバと請求項7記載の車載用電子メール通信装置とを備え、
    前記車載用電子メール通信装置が、
    前記検索の結果、情報が検索されなかった場合、前記検索キー、検索を依頼する検索依頼情報、及び検索結果の送信先である送信先情報を、前記情報サーバに送信する検索依頼手段をさらに備え、
    前記情報サーバが、
    前記検索キー、前記検索依頼情報、及び前記送信先情報を受信する検索依頼受信手段と、
    所定のデータベースから前記検索キーに対応する関連情報を取得する情報取得手段と、
    前記送信先情報を送信先に設定し、取得した前記関連情報を送信する情報送信手段とを備えていることを特徴とする情報提供システム。
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