JP2004179066A - コネクタ装置 - Google Patents

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Takahiro Ishibashi
孝洋 石橋
Eisaku Tsubota
栄作 坪田
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Yamaichi Electronics Co Ltd
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Abstract

【課題】コネクタ装置のコンタクトの筒状本体と可動プランジャーとの間の接触を常に安定して確保して電気特性の変動を防止することができるように、可動プランジャーの加工を、偏心加工をもって好適に行って、追加工を不必要とし、一工程分だけ工程数を少なくして、コストアップを避けるようにする。
【解決手段】電気的接続を形成するプローブタイプのコンタクトを有するコネクタ装置において、前記コンタクトが、中空の筒状本体と、該筒状本体の両端部に滑動可能に装着された一対の可動プランジャーと、該可動プランジャー間に押圧するように配置されたばね部材とを有し、該ばね部材が前記可動プランジャーの端部に偏心して作用して前記可動プランジャーに偏荷重を作用させる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICパッケージのバーインテストのような各種テストのために、テストボード等のプリント基板に接続されるコンタクトを有するコネクタ装置に関するもので、特に、プローブ・タイプのコンタクトを有するコネクタ装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子部品としてのICパッケージ等においては、ICパッケージの各種テストのために、テストボードにICパッケージを接続するためのコンタクトを有するコネクタ装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特許第2997155号公報(第3頁、図1、図5)
【0004】
【特許文献2】
特開平9−45407号公報(第3頁、図1、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこのようなコネクタ装置においては、バーンイン用に、主として挟み込みタイプのコンタクトや板ばねタイプのコンタクトが用いられ、また、テスト用では、コンタクトプローブが一般的に用いられている。
【0006】
しかしながら、挟み込みタイプや板ばねタイプのコンタクトでは、線路長さが長くなって接触力等に難がある。また、コンタクトプローブにおいては、電気特性の良いものも市販されているが、可動プランジャーが用いられるコンタクトでは、接触力が不定で安定せず、電気特性が変動する等の問題点が見られる。
【0007】
上記特許文献1記載のコネクタにおいては、二つの可動接点の端面を、軸線に直角な面に対してそれぞれ傾角をなしている。これによって、この特許文献1のコネクタでは、二つの可動接点が傾斜して筒状体と接圧をもって電気的接続をするようにして接触が安定して行われるようにしている。しかし、このような可動接点の端面の加工は、特別な追加工となり、コストが嵩むようになる。
【0008】
さらに、特許文献2記載のコネクタにおいては、コンタクトが、金属製の径大の頭部と径小の胴部から成り、コンタクトの頭部に円形穴が設けられ、その底面が傾斜面状に形成されており、バネ体が作用されている。従って、コンタクトを傾斜させて頭部を円筒ケース体の内壁に当接させることができる。しかしながら、このようなコンタクトの頭部の円形穴における底面の傾斜状の加工は、追加工となってコストがかかるようになる。
【0009】
従来のコネクタ装置におけるコンタクトの幾つかの例が図15ないし図19に示されている。
【0010】
図15ないし図17には、従来におけるコンタクトの第1の例が示され、図18には第2の例が示されており、さらに、図19には第3の例が示されている。
【0011】
図15ないし図17に示されるように、このような従来のICソケットのコンタクト100は、中空の筒状本体102と、この筒状本体102の両端に突出可能に装着された一対の可動プランジャー103、104と、これら可動プランジャー103、104を外方に向って弾性附勢するように押圧するコイルスプリングのようなばね部材105とから構成されている。
【0012】
このような従来のコンタクト100において、一方の可動プランジャー103は、ICパッケージ110の半田ボール等の外部端子111と接触され、他方の可動プランジャー104が、テストボード等のプリント基板(図示しない)に接触されるように用いられる。さらに、このようなコンタクト100の可動プランジャー103、104は、図示のような段付形状に形成されており、内部側の端面107、108が、可動方向に対して垂直な平面に切り落とされている。従って、可動プランジャー103、104は、ばね部材105のばね力による反力Fが中心線Cに沿って真っ直ぐに作用されている。
【0013】
従って、ばね部材105の反力Fは、中心線Cに沿って真っ直ぐに一方向にのみ作用し、筒状本体102と可動プランジャー103、104とには何等横方向の力が作用しておらず、筒状本体102と可動プランジャー103、104との間には接触力が作用していない。
【0014】
また、従来の第2の例のコンタクト200は、図18に示されるように、可動プランジャー203の端面207が円錐形状に形成されている。このコンタクト200では、この円錐形状の端面207にばね部材205が係合されていて、ばね部材205のばね力による反力Fが中心線Cに沿って真っ直ぐに作用されている。従って、ばね部材205の反力Fは中心線Cに沿って真っ直ぐに一方向にのみ作用し、筒状本体202と可動プランジャー203、204とには何等横方向の力が作用しておらず、筒状本体202と可動プランジャー203、204との間には接触力が作用していない。また、可動プランジャー203の先端は、ICパッケージ210の半田ボール等の外部端子211に対して垂直方向に作用するになる。
【0015】
さらに、従来の第3の例のコンタクト300は、図19に示されるように、可動プランジャー303の端面307が、一定角度をもって切り落とされており、ばね部材305のばね力による反力Fが可動プランジャー303の中心線Cに沿って作用されている。
【0016】
従って、ばね部材305の反力Fは、偏荷重としてコンタクト300の中心線Cに沿った力F1と、横方向の力F2とに分散され、分力F2が筒状本体302と可動プランジャー303との接触力として作用し、筒状本体302と可動プランジャー303、304とに横方向の力が作用する。
【0017】
これによって、筒状本体302と可動プランジャー303、304との間には、分力F2が発生して接触力が作用し、筒状本体302に可動プランジャー303が当接して接触するようになる。
【0018】
なお、このような一定角度をもって切り落とすことを、一般的には「バイアスカット」と呼称している。
【0019】
しかしながら、このような従来例におけるバイアスカットにおいては、加工機の加工軸の回転を停止して、自ら回転する別の加工刃によって加工を完了させるようにしているので、加工が追加工になるために、一工程分だけ工程数が増加することになり、これによってコストアップとなる等の問題が見られる。
【0020】
従って、本発明の目的は、上に述べた従来における問題点を解決するために、コンタクトのバレルとしての筒状本体と可動プランジャーとの間の接触を常に安定して確保して電気特性の変動を防止することができるように、可動プランジャーの加工を、偏心加工をもって好適に行って、追加工程を不必要として、一工程分だけ工程数を少なくして、コストアップを避けるようにしたコネクタ装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明のコネクタ装置は、電気的接続を形成するプローブタイプのコンタクトを有するコネクタ装置において、前記コンタクトが、中空の筒状本体と、該筒状本体の両端部に滑動可能に装着された一対の可動プランジャーと、該可動プランジャー間に押圧するように配置されたばね部材とを有し、該ばね部材が前記可動プランジャーの端部に偏心して作用して前記可動プランジャーに偏荷重を作用させることを特徴とする。
【0022】
また、本発明のコネクタ装置は、前記可動プランジャーの端部が、偏心して一定角度をもって加工されていることを特徴とする。
【0023】
さらに、本発明のコネクタ装置は、前記可動プランジャーの端部が、円錐形状に偏心して加工されていることを特徴とする。
【0024】
さらにまた、本発明のコネクタ装置は、前記可動プランジャーの端部が、円形状に偏心して座ぐり加工されていることを特徴とする。
【0025】
本発明のコネクタ装置は、前記可動プランジャーの端部が、円錐形状に偏心して座ぐり加工されていることを特徴とする。
【0026】
また、本発明のコネクタ装置は、前記可動プランジャーの端部に、段付き状の切欠部が偏心して設けられていることを特徴とする。
【0027】
さらに、本発明のコネクタ装置は、前記可動プランジャーの端部に、窪み部が偏心して設けられていることを特徴とする。
【0028】
さらにまた、本発明のコネクタ装置は、ICパッケージの外部端子に、前記一方の可動プランジャーが接触され、プリント基板に前記他方の可動プランジャーが接触されることを特徴とする。
【0029】
本発明のその他の目的や特徴および利点は、添付図面に示される本発明のICソケットの実施形態についての以下の詳細な説明から明らかになろう。
【0030】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
本発明の実施例1におけるコネクタ装置のコンタクトが図1ないし図6に示されており、図1は、本発明の実施例1におけるコネクタ装置のコンタクトの全体を示す立面図、図2は、図1の本発明のコネクタ装置のコンタクト中央縦断面図であって、図3は、図1および図2の本発明のコネクタ装置のコンタクトの可動プランジャーの1つを示す正面図で、図4は、図3の可動プランジャーの斜視図であり、図5は、図3および図4の可動プランジャーと筒状本体の端部との力の作用状態を示す断面部分説明図で、図6は、図5の可動プランジャーとICパッケージの外部端子との接触状態を示す断面部分説明図である。
【0031】
図1および図2に示されるように、本発明の実施例1におけるコネクタ装置は、ICパッケージと電気的接続を形成するプローブタイプのコンタクトを有するコネクタ装置である。
【0032】
このようなコネクタ装置において、本発明のコンタクト1は、図示されるように、バレルとしての中空の筒状本体2と、この筒状本体2内の両端部に滑動可能に装着された一対の可動プランジャー3、4と、これら可動プランジャー3、4を外方に向って押圧するように可動プランジャー3、4の間に配置されたばね部材5とを有している。
【0033】
図示されるように、本発明のコンタクト1において、筒状本体2は、両端部が開口した中空の円筒状をなした筒状部材6から成り、開口した両端部が、例えば絞り加工やカシメ等によって僅かに絞られていて、内側を向いたフランジ状の縁部7が形成されている。従って、筒状本体2の筒状部材6は、両端部に縁部7によって形成される小径の開口8を有しており、内部には一定の内径を有した空間9が形成されている。
【0034】
このような筒状本体2の筒状部材6内に、一対の可動プランジャー3、4が対向するように装入されている。これら可動プランジャー3、4は、段付き形状をそれぞれなしており、大径部12、14と小径部13、15とを有している。このような段付き形状の可動プランジャー3、4は、小径部13、15が、筒状本体6の両端の開口8、8からそれぞれ外方に突出するように対向して配置されている。また、可動プランジャー3、4の大径部12、14の内側の端面12a、14aの間にばね部材5が設置されており、このばね部材5によって可動プランジャー3、4がそれぞれ外方に向って弾性附勢されている。
【0035】
また、これら可動プランジャー3、4は、可動プランジャー3の小径部13の先端が、複数個の突起部16を有するように形成されており、さらに、可動プランジャー4の小径部15の先端が、1つの突起部17を有するように円錐形状に形成されている。このように、可動プランジャー3、4は、小径部13、15の先端の形状が異なっているだけで、他の構成は実質的に両部材とも同じである。
【0036】
図示されるように、可動プランジャー3、4は、プランジャー本体を形成する大径部12、14と小径部13、15との接続部分が、所要のテーパーが付けられた段付部18、19を介して段付き形状に一体的に形成されている。さらに、可動プランジャー3、4は、大径部12、14が、筒状本体2の筒状部材6内に余裕をもって滑動可能に嵌合されており、これによって筒状本体2内を余裕をもって可動できるように形成されていて、筒状部材6内にて傾動できるように設けられている。
【0037】
さらにまた、これら可動プランジャー3、4は、小径部13、15が開口8、8から外方に突出するように筒状部材6内に装入されており、内側の端面12a、14aに係合しているコイルスプリング等のようなばね部材5の押圧力によって外方に向って弾性附勢されている。
【0038】
特に、本発明のこの実施例1のコンタクト1においては、図3および図4に示されるように、ばね部材5が可動プランジャー3、4の端部において偏心して作用して可動プランジャー3、4に偏荷重を作用するようにしている。すなわち、可動プランジャー3、4の端面12a、14aは、偏心した円錐形状に加工されている。
【0039】
このためには、先ず、可動プランジャー3を、加工機の回転軸心Cに対して矢印B方向に回転させ、加工刃を回転軸心Cに沿って平行に矢印A方向に移動して一定方向に送り、回転したまま加工点W1までの加工を行って円筒表面の加工を完了させる。この時に、可動プランジャー3は、大径部12と小径部13とが段付部18で段付き形状に加工されて所要の外形表面をもった形状に形成される。
【0040】
このようにして段付き形状に可動プランジャー3の表面が加工されたならば、次いで、可動プランジャー3の回転軸心Cを回転偏心量Eだけ偏心させた偏心軸心Cに移行して、この偏心軸心Cを中心として可動プランジャー3を回転させて加工刃を、回転軸心Cに沿った先の加工と同様の加工刃と送りによって加工して、端面12aとなる底面を円錐形状に切り落とし加工して加工を完了する。これによって、可動プランジャー3の端面12aが、所要する円錐形状に加工が行われるようになって、図示のような形状の偏心した円錐形状の底面としての端面12aが得られる。
【0041】
また、可動プランジャー4についても同様な加工を行って、段付き形状の表面を有する可動プランジャー4を得ることができる。
【0042】
このように構成された本発明のコンタクト1における作用が図5および図6に示されている。図5は、可動プランジャー3の小径部13の先端がフリーな状態の時の断面部分図で、図6は、可動プランジャー3の小径部13の先端がICパッケージ10の半田ボール等の外部端子11に係合された時の同様な断面部分図である。
【0043】
図5に示されるように、可動プランジャー3は、ばね部材5によって押圧されて、筒状本体2の端部の開口8部分から外方に突出している。さらに、可動プランジャー3は、肩部としての段付部18が開口8部分に係止されており、底面としての端面12aの偏心した円錐形状によってばね部材5の押圧力が偏荷重として作用され、これによって、可動プランジャー3の軸心Cが、図5に示されるように傾斜した状態に位置されている。
【0044】
このような図5に示される状態において、可動プランジャー3には、ばね部材5の反力Fが作用されており、しかも、この反力Fが傾斜した軸心Cに沿って作用されている。従って、ばね部材5の反力Fは、偏荷重としてコンタクト1の中心線Cに沿った垂直方向の力F1と、横方向の力F2とに分解され、横方向の力F2が可動プランジャー3を筒状部材6に押し当て、接触させるように接触力として作用している。これによって、筒状本体2と可動プランジャー3との間には、分力F2が発生して接触力が作用し、筒状本体2に可動プランジャー3が当接して接触するようになる。
【0045】
この時の力の関係は、次のように表わされる。
F2=Fsinθ
但し、Fはばね部材の反力で、F2は接触力、θは偏荷重角度である。
【0046】
このような状態が、図6に示されるように、ICパッケージ10の外部端子11に対するコンタクト1の可動プランジャー3の接触において得られる。
【0047】
図示されるように、ICパッケージ10の外部端子11に対して、可動プランジャー3の先端の突起部16が接触して可動プランジャー3が筒状部材6内に押圧されており、可動プランジャー3にばね部材5の反力Fが、コンタクト1の中心線Cに対して傾斜した軸心Cに沿って作用されている。従って、ばね部材5の反力Fは、偏荷重としてコンタクト1の中心線Cに沿った垂直方向の力F1と、横方向の力F2とに分解され、横方向の力F2が可動プランジャー3を筒状部材6に押し当て、接触力として作用している。
【0048】
このように、筒状本体2と可動プランジャー3との間には、上述したように、分力F2が発生して接触力が作用して、筒状本体2に可動プランジャー3が接触されるようになる。
【0049】
従って、本発明においては、コンタクト1が、バレルとしての筒状本体2に対して可動プランジャー3が接触して横方向の分力F2により常に安定して確保できるためにコンタクト1における電気特性の変動を防止することができる。
【0050】
(実施例2)
図7ないし図9には、本発明のコネクタ装置の実施例2におけるコンタクトが示されており、図7は、本発明の実施例2におけるのコンタクトの可動プランジャーの斜視図で、図8は、図7のコンタクトの可動プランジャーと筒状本体の端部との力の作用状態を示す断面部分説明図であって、図9は、図7のコンタクトの可動プランジャーとICパッケージの外部端子との接触状態を示す断面部分説明図である。
【0051】
図示されるように、本発明の実施例2におけるコンタクト20は、上述の実施例1と同様に、筒状本体22と、この筒状本体22の両端部に滑動可能に設けられた上方側の可動プランジャー23と、下方側の別の可動プランジャー(図示しない)とを有し、上方の可動プランジャー23と下方のプランジャーとの間にばね部材25が設けられいて、可動プランジャー23等を外方に向って押圧している。
【0052】
図示されるように、本発明のコンタクト20において、筒状本体22は、実施例1の筒状本体2と同様に、両端部が開口した中空の円筒状をなした筒状部材26から成り、開口した両端部が、例えば絞り加工やカシメ等によって僅かに絞られていて、内側を向いたフランジ状の縁部27が形成されており、この縁部27によって小径の開口28が形成され、内部に一定の内径をもった空間29が形成されている。
【0053】
このような本発明のコンタクト20の筒状本体22の筒状部材26内に、上方の可動プランジャー23と下方の可動プランジャー(図示しない)とが対向するように装入されており、間にばね部材25が配置されている。上方の可動プランジャー23と下方の可動プランジャーとは、共に段付き形状をなしており、大径部32と小径部33とを有しており、このような大径部32と小径部33との間が段付部34によって連結されている。また、可動プランジャー23は、小径部33が筒状本体26の両端の開口28からそれぞれ外方に突出するように対向して配置されている。さらにまた、上方の可動プランジャー23の大径部32の内側の端面32aの窪み部35と、下方の可動プランジャーの大径部の端面との間にばね部材25が設置されており、このばね部材25によって上方の可動プランジャー23と下方の可動プランジャーとがそれぞれ外方に向って弾性附勢されている。
【0054】
また、これら上方の可動プランジャー23と下方の可動プランジャーは、上述の実施例1におけると同様に小径部の先端の形状が、複数個の突起部を有するか、あるいは1つの突起部を有するように円錐形状に形成されていることだけが異なっているだけで、他の構成は実質的に両部材とも同じである。
【0055】
図示されるように、可動プランジャー23は、プランジャー本体を形成する大径部32と小径部33との接続部分が、所要のテーパーが付けられた段付部34を介して段付き形状に一体的に形成されていて、大径部32が、筒状本体22の筒状部材26内に余裕をもって滑動可能に嵌合されている。これによって、可動プランジャー23が筒状本体22内を余裕をもって可動できるように形成されていて、筒状部材26内にて傾動できるようになっている。
【0056】
さらに、これら可動プランジャー23は、小径部33が開口28から外方に突出するように筒状部材26内に装入されており、内側の端面32aに係合しているコイルスプリング等のようなばね部材25の押圧力によって外方に向って弾性附勢されている。
【0057】
特に、本発明のこの実施例2のコンタクト20においては、図示されるように、可動プランジャー23の大径部32の端面32aに、円柱形状の窪み部35が偏心量Eだけ偏心して設けられていて、この窪み部35に、ばね部材25の一端部が係合されている。これによって、ばね部材25は、可動プランジャー23の端部において偏心して作用し、上方の可動プランジャー23と下方の可動プランジャー(図示しない)とに偏荷重を作用するようにしている。
【0058】
すなわち、可動プランジャー23の端面32aに、偏心量Eだけ偏心した円柱形状の窪み部35が加工されていて、この窪み部35内に、ばね部材25の端部が係止されている。
【0059】
図8および図9に示されるように、可動プランジャー23は、ばね部材25によって押圧されて、筒状本体22の端部の開口28から外方に突出している。さらに、可動プランジャー23は、肩部としての段付部34が開口28部分に係止されており、底面としての端面32aの偏心した円柱形状の窪み部35によってばね部材25の押圧力が偏荷重として作用されている。これによって、可動プランジャー23の軸心が、偏心した軸心C上に、図示されるように傾斜した状態に位置されている。
【0060】
このような図8に示される状態において、可動プランジャー23には、ばね部材25の反力Fが作用されており、しかも、この反力Fが傾斜した軸心Cに沿って作用されている。従って、ばね部材25の反力Fは、偏荷重としてコンタクト20の中心線Cに沿った垂直方向の力F1と、横方向の力F2とに分解されて、横方向の力F2が可動プランジャー23を筒状部材26に押し当て、接触させるように接触力として作用している。
【0061】
これによって、筒状本体22と可動プランジャー23との間には、分力F2が発生して接触力が作用し、筒状本体22に可動プランジャー23が当接して接触するようになる。
【0062】
この時の力の関係は、上記実施例1と同様に、次のように表わされる。
F2=Fsinθ
但し、Fはばね部材の反力で、F2は接触力、θは偏荷重角度である。
【0063】
このような図8における状態が、ICパッケージ30の外部端子31に対するコンタクト20の可動プランジャー23との接触において、図9に示されるような状態にて得られる。
【0064】
すなわち、図9に示されるように、ICパッケージ30の外部端子31に対して、可動プランジャー23の先端の突起部36が接触して可動プランジャー23が筒状部材26内に押圧されており、可動プランジャー23にばね部材25の反力Fが、コンタクト20の中心線Cに対して傾斜した軸心Cに沿って作用されている。
【0065】
従って、ばね部材25の反力Fは、偏荷重としてコンタクト20の中心線Cに沿った垂直方向の力F1と、横方向の力F2とに分解され、横方向の力F2が可動プランジャー23を筒状部材26に押し当て、接触力として作用している。このように、筒状本体22と可動プランジャー23との間には、上述したように、分力F2が発生して接触力が作用して、筒状本体22に可動プランジャー23が接触されるようになる。
【0066】
従って、本発明においては、コンタクト20が、バレルとしての筒状本体22に対して可動プランジャー23が接触して横方向の分力F2により常に安定して確保できるために、コンタクト20における電気特性の変動を防止することができる。
【0067】
(実施例3)
図10ないし図12には、本発明のコネクタ装置の実施例3におけるコンタクトが示されており、図10は、本発明の実施例3におけるのコンタクトの可動プランジャーの斜視図で、図11は、図10のコンタクトの可動プランジャーと筒状本体の端部との力の作用状態を示す断面部分説明図で、図12は、図10のコンタクトの可動プランジャーとICパッケージの外部端子との接触状態を示す断面部分説明図である。
【0068】
図示されるように、本発明の実施例3におけるコンタクト40は、上述の実施例1および実施例2と同じように、筒状本体42と、この筒状本体42の両端部に滑動可能に設けられた上方側の可動プランジャー43と、下方側の別の可動プランジャー(図示しない)とを有し、上方の可動プランジャー43と下方のプランジャーとの間にばね部材45が設けられいて、可動プランジャー43等を外方に向って押圧している。
【0069】
図示されるように、本発明のコンタクト40において、筒状本体42は、実施例1と実施例2の筒状本体2、22と同様に、両端部が開口した中空の円筒状をなした筒状部材46から形成されている。このような筒状本体42は、開口した両端部が、例えば絞り加工やカシメ等によって僅かに絞られていて、内側を向いたフランジ状の縁部47が形成されており、この縁部47によって小径の開口48が設けられていて、内部に一定の内径をもった空間49が形成されている。
【0070】
このような本発明の実施例3におけるコンタクト40は、筒状本体42の筒状部材46内に、上方の可動プランジャー43と下方の可動プランジャー(図示しない)とが対向するように装入されており、間にばね部材45が配置されている。また、上方の可動プランジャー43と下方の可動プランジャーとは、共に段付き形状をなしており、大径部52と小径部53とを有している。さらに、このような大径部52と小径部53との間が段付部54によって連結されていて、小径部53が、筒状本体46の両端の開口48からそれぞれ外方に突出するように対向して配置されている。また、上方の可動プランジャー43の大径部52の内側の端面52aの窪み部55と、下方の可動プランジャーの大径部の端面との間にばね部材45が設置されており、このばね部材45によって上方の可動プランジャー43と下方の可動プランジャーとがそれぞれ外方に向って弾性附勢されている。
【0071】
また、これら上方の可動プランジャー43と下方の可動プランジャーは、上述の実施例1および実施例2におけると同様に小径部53の先端の形状が、複数個の突起部56を有するか、あるいは1つの突起部を有するように円錐形状に形成されていることだけが異なっているだけで、他の構成は実質的に両部材とも同じである。
【0072】
図示されるように、可動プランジャー43は、プランジャー本体を形成する大径部52と小径部53との接続部分が、所要のテーパーが付けられた段付部54を介して段付き形状に一体的に形成されている。さらに、可動プランジャー43の大径部52は、筒状本体42の筒状部材46内に余裕をもって滑動可能に嵌合されており、これによって筒状本体42内を余裕をもって可動できるように形成されている。従って、可動プランジャー43は、筒状部材46内において傾動できるように設けられている。
【0073】
さらに、これら可動プランジャー43は、小径部53が開口48から外方に突出するように筒状部材46内に装入されており、内側の端面52aの円錐形状の窪み部55に係合しているコイルスプリング等のようなばね部材45の押圧力によって外方に向って弾性附勢されている。
【0074】
特に、本発明のこの実施例3のコンタクト40においては、図10ないし図12に示されるように、可動プランジャー43の大径部52の端面52aに、円錐形状の窪み部55が偏心量Eだけ偏心して設けられていて、この窪み部55に、ばね部材45の一端部が係止されている。これによって、ばね部材45は、可動プランジャー43の端部において偏心して作用して、上方の可動プランジャー43と下方の可動プランジャー(図示しない)とに偏荷重を作用するようにしている。
【0075】
すなわち、可動プランジャー43の端面52aに、偏心量Eだけ偏心した円錐形状の窪み部55が設けられていて、この窪み部55内に、ばね部材45の端部が係止されている。
【0076】
図11および図12に示されるように、可動プランジャー43は、ばね部材45によって押圧され、筒状本体42の端部の開口48から外方に突出している。さらに、可動プランジャー43は、肩部としての段付部54が開口48部分に係止されており、底面としての端面52a部分に偏心して設けられた円錐形状の窪み部55によってばね部材45の押圧力が偏荷重として作用されている。これによって、可動プランジャー43の軸心が、偏心した軸心C上に、図示されるように傾斜した状態に位置されている。
【0077】
このような図11に示される状態において、可動プランジャー43には、ばね部材45の反力Fが作用されており、しかも、この反力Fが傾斜した軸心Cに沿って作用されている。従って、ばね部材45の反力Fは、偏荷重としてコンタクト40の中心線Cに沿った垂直方向の力F1と、横方向の力F2とに分解されて、横方向の力F2が可動プランジャー43を筒状部材46に押し当て、接触させるように接触力として作用している。これによって、筒状本体42と可動プランジャー43との間には、分力F2が発生して接触力が作用し、筒状本体42に可動プランジャー43が当接して接触するようになる。
【0078】
この時の力の関係は、実施例1および実施例2におけると同じように、次のように表わされる。
F2=Fsinθ
但し、Fはばね部材の反力で、F2は接触力、θは偏荷重角度である。
【0079】
このような図11における状態が、図12に示されるように、ICパッケージ50の外部端子51に対するコンタクト20の可動プランジャー43の接触において得られる。
【0080】
すなわち、図12に示されるように、ICパッケージ50の外部端子51に対して、可動プランジャー43の先端の突起部56が接触して可動プランジャー43が筒状部材46内に押圧されており、可動プランジャー43にばね部材45の反力Fが、コンタクト40の中心線Cに対して傾斜した軸心Cに沿って作用されている。従って、ばね部材45の反力Fは、偏荷重としてコンタクト40の中心線Cに沿った垂直方向の力F1と、横方向の力F2とに分解され、横方向の力F2が可動プランジャー43を筒状部材46に押し当て、接触力として作用している。このように、筒状本体42と可動プランジャー43との間には、上述したように、分力F2が発生して接触力が作用して、筒状本体42に可動プランジャー43が接触されるようになる。
【0081】
従って、本発明においては、コンタクト40が、バレルとしての筒状本体42に対して可動プランジャー43が接触して横方向の分力F2により常に安定して確保できるためにコンタクト40における電気特性の変動を防止することができる。
【0082】
(実施例4)
図13は、本発明のコンタクト装置の実施例4におけるコンタクトの可動プランジャーと筒状本体の端部とを示す断面部分説明図である。
【0083】
図示されるように、本発明の実施例4におけるコンタクト60は、上述の実施例1ないし実施例3と同じように、筒状本体62と、この筒状本体62の両端部に滑動可能に設けられた上方側の可動プランジャー63と、下方側の別の可動プランジャー(図示しない)とを有し、上方の可動プランジャー63と下方のプランジャーとの間にばね部材65が設けられいて、可動プランジャー63等を外方に向って押圧している。
【0084】
図示されるように、本発明のコンタクト60において、筒状本体62は、実施例1ないし実施例3の筒状本体2、22、42と同様に、両端部が開口した中空の円筒状をなした筒状部材66から形成されている。このような筒状本体62は、開口した両端部が、例えば絞り加工やカシメによって絞られていて、内側を向いたフランジ状の縁部67が形成されている。また、筒状本体62は、この縁部67によって小径の開口68が設けられていて、内部に一定の内径をもった空間69が形成されている。
【0085】
このような本発明の実施例4におけるコンタクト60は、筒状本体62の筒状部材66内に、上方の可動プランジャー63と下方の可動プランジャー(図示しない)とが対向するように装入されており、間にばね部材65が配置されている。また、上方の可動プランジャー63と下方の可動プランジャーとは、共に段付き形状をなしており、大径部62と小径部63とを有している。さらに、このような大径部72と小径部73との間が段付部74によって連結されていて、小径部73が、筒状本体66の両端の開口68からそれぞれ外方に突出するように対向して配置されている。
【0086】
また、上方の可動プランジャー63の大径部72の内側の端面72aには、段付き状に切欠部75が設けられており、端面72aと切欠部75との間に段差が形成されている。この段付き状の切欠部75が設けられていることが、上記実施例1ないし3のコンタクト1、20、40と異なっている。
【0087】
さらに、この実施例4においては、上方の可動プランジャー63の大径部72と、下方の可動プランジャーの大径部の端面との間に、ばね部材65が設置されており、このばね部材65によって上方の可動プランジャー63と下方の可動プランジャーとがそれぞれ外方に向って弾性附勢されている。
【0088】
また、これら上方の可動プランジャー63と下方の可動プランジャーとは、上述の実施例1ないし実施例3におけると同様に小径部73の先端の形状が、複数個の突起部76を有するか、あるいは1つの突起部を有するように円錐形状に形成されていることだけが異なっており、他の構成が実質的に両部材とも同じである。
【0089】
図示されるように、可動プランジャー63は、プランジャー本体を形成する大径部72と小径部73との接続部分が、所要のテーパーが付けられた段付部74を介して太さの異なる段付き形状に一体的に形成されている。さらに、可動プランジャー63の大径部72は、筒状本体62の筒状部材66内に余裕をもって滑動可能に嵌合されており、これによって筒状本体62内を余裕をもって可動できるように形成されている。従って、可動プランジャー63は、筒状部材66内において傾動できるように設けられている。
【0090】
さらに、これら可動プランジャー63は、小径部73が開口68から外方に突出するように筒状部材66内に装入されており、内側の端面72aの切欠部75に係合しているコイルスプリング等のようなばね部材65の押圧力によって外方に向って弾性附勢されている。
【0091】
特に、本発明のこの実施例4のコンタクト60においては、図13に示されるように、可動プランジャー63の大径部72の端面72aに、段付き状に切欠部75が設けられていて、且つ切欠部75が端面72aに対して所要の偏心量だけ偏心した位置に形成されており、この切欠部75に、ばね部材65の一端部が係止されている。これによって、ばね部材65は、可動プランジャー63の端部において偏心して作用して、上方の可動プランジャー63と下方の可動プランジャー(図示しない)とに偏荷重を作用するようにしている。
【0092】
すなわち、可動プランジャー63の端面62aに、段付き状に切欠部75が設けられていて、この切欠部75に、ばね部材65の端部が係止されている。
【0093】
図示されるように、可動プランジャー63は、ばね部材65によって押圧されて、筒状本体62の端部の開口68から外方に突出している。さらに、可動プランジャー63は、肩部としての段付部74が開口68部分に係止されており、底面としての端面72a部分に偏心して設けられた段付き形状の切欠部75によってばね部材65の押圧力が偏荷重として作用されている。これによって、可動プランジャー63の軸心が、偏心した軸心C上に、図示されるように傾斜した状態に位置されている。
【0094】
このような図示される偏心した状態において、可動プランジャー63には、ばね部材65の反力Fが作用されており、しかも、この反力Fが傾斜した軸心Cに沿って作用されている。従って、ばね部材65の反力Fは、偏荷重としてコンタクト60の中心線Cに沿った垂直方向の力F1と、横方向の力F2とに分解されて、横方向の力F2が可動プランジャー63を筒状部材66に押し当て、接触させるように接触力として作用している。これによって、筒状本体62と可動プランジャー63との間には、分力F2が発生して接触力が作用し、筒状本体62に可動プランジャー63が当接して接触するようになる。
【0095】
この時の力の関係は、実施例1ないし実施例3と同様に、次のように表わされる。
F2=Fsinθ
但し、Fはばね部材の反力で、F2は接触力、θは偏荷重角度である。
【0096】
このような図示の偏心した状態において、上記実施例1ないし3と同様に、ICパッケージの外部端子(図示しない)に対してコンタクト60の可動プランジャー63の突起部76が接触される。
【0097】
すなわち、ICパッケージの外部端子に対して、図13に示されるように、可動プランジャー63の先端の突起部76が接触して可動プランジャー63が筒状部材66内に押圧されて、可動プランジャー63にばね部材65の反力Fが、コンタクト60の中心線Cに対して傾斜した軸心Cに沿って作用されている。従って、ばね部材65の反力Fは、偏荷重としてコンタクト60の中心線Cに沿った垂直方向の力F1と、横方向の力F2とに分解され、横方向の力F2が可動プランジャー63を筒状部材66に押し当て、接触力として作用している。このように、筒状本体62と可動プランジャー63との間には、上述したように、分力F2が発生して接触力が作用して、筒状本体62に可動プランジャー63が接触されるようになる。
【0098】
従って、本実施例においても、コンタクト60が、バレルとしての筒状本体62に対して可動プランジャー63が接触して横方向の分力F2により常に安定して確保できるために、コンタクト60における電気特性の変動を防止することができる。
【0099】
(実施例5)
図14は、本発明のコネクタ装置の実施例5におけるコンタクトの可動プランジャーと筒状本体の端部とを示す断面部分説明図である。
【0100】
図示されるように、本発明の実施例5におけるコンタクト80は、上述の実施例1ないし実施例4と同じように、筒状本体82と、この筒状本体82の両端部に滑動可能に設けられた上方側の可動プランジャー83と、下方側の別の可動プランジャー(図示しない)とを有し、上方の可動プランジャー83と下方のプランジャーとの間にばね部材85が設けられいて、可動プランジャー83等を外方に向って押圧している。
【0101】
図示されるように、本発明のコンタクト80において、筒状本体82は、実施例1ないし実施例4の筒状本体2、22、42、62と同様に、両端部が開口した中空の円筒状をなした筒状部材86から形成されている。このような筒状本体82は、開口した両端部が、例えば絞り加工やカシメによって僅かに絞られていて、内側を向いたフランジ状の縁部87が形成されており、この縁部87によって小径の開口88が設けられていて、内部に一定の内径をもった空間89が形成されている。
【0102】
このような本発明の実施例5におけるコンタクト80は、筒状本体82の筒状部材86内に、上方の可動プランジャー83と下方の可動プランジャー(図示しない)とが対向するように装入されており、間にばね部材85が配置されている。また、上方の可動プランジャー83と下方の可動プランジャーとは、共に段付き形状をなしており、太さの相違する大径92と小径部93とを有している。さらに、このような大径部92と小径部93との間が段付部94によって連結されていて、小径部93が、筒状本体86の両端の開口88からそれぞれ外方に突出するように対向して配置されている。また、上方の可動プランジャー83の大径部92の内側の端面92aに穴としての窪み部95が偏心して設けられている。さらに、可動プランジャー83の大径部92の端面92aと、下方の可動プランジャーの大径部の端面との間にばね部材85が設置されており、このばね部材85によって上方の可動プランジャー83と下方の可動プランジャーとがそれぞれ外方に向って弾性附勢されている。
【0103】
また、これら上方の可動プランジャー83と下方の可動プランジャーは、上述の実施例1ないし実施例4におけると同様に小径部83の先端の形状が、複数個の突起部96を有するか、あるいは1つの突起部を有するように円錐形状に形成されていることが異なっており、他の構成は実質的に両部材とも同じである。
【0104】
図示されるように、可動プランジャー83は、プランジャー本体を形成する太さの相違する大径部92と小径部93との接続部分が、所要のテーパーが付けられた段付部94を介して段付き形状に一体的に形成されている。さらに、可動プランジャー83の大径部92は、筒状本体82の筒状部材86内に余裕をもって滑動可能に嵌合されており、これによって筒状本体82内を余裕をもって可動できるように形成されている。従って、可動プランジャー83は、筒状部材86内おいに傾動できるように設けられている。
【0105】
さらに、これら可動プランジャー83は、小径部93が開口88から外方に突出するように筒状部材86内に装入されており、内側の端面92aの偏心した位置に、円形状の穴としての窪み部95が設けられている。従って、この窪み部95に係合しているコイルスプリング等のようなばね部材85の押圧力によって可動プランジャー83は外方に向って弾性附勢されている。
【0106】
特に、本発明のこの実施例5のコンタクト80においては、図示されるように、可動プランジャー83の大径部92の端面92aに、円形状の穴としての窪み部95が所要の偏心量をもって偏心して設けられていて、この窪み部95に、ばね部材85の一端部が係止されている。これによって、ばね部材85は、可動プランジャー83の端部において偏心して作用して、上方の可動プランジャー83と下方の可動プランジャー(図示しない)とに偏荷重を作用するようにしている。
【0107】
従って、可動プランジャー83の端面92aに、偏心した円形状の窪み部95が穴として設けられていて、この窪み部95内に、ばね部材85の端部が係止されている。この点が、実施例5が先の実施例1ないし4と異なる部分である。
【0108】
図示されるように、可動プランジャー83は、ばね部材85によって押圧されて、筒状本体82の端部の開口88から外方に突出している。さらに、可動プランジャー83は、肩部としての段付部94が開口88部分に係止されており、底面としての端面92a部分に偏心して設けられた円錐形状の窪み部95によってばね部材85の押圧力が偏荷重として作用されている。これによって、可動プランジャー83の軸心が、偏心した軸心C上に、図示されるように傾斜した状態に位置されている。
【0109】
このような図示される偏心した状態において、可動プランジャー83には、ばね部材85の反力Fが作用されており、しかも、この反力Fが傾斜した軸心Cに沿って作用されている。従って、ばね部材85の反力Fは、偏荷重としてコンタクト80の中心線Cに沿った垂直方向の力F1と、横方向の力F2とに分解されて、横方向の力F2が可動プランジャー83を筒状部材86に押し当て、接触させるように接触力として作用している。これによって、筒状本体82と可動プランジャー83との間には、分力F2が発生して接触力が作用し、筒状本体82に可動プランジャー83が当接して接触するようになる。
【0110】
この時の力の関係は、上記実施例1ないし実施例4におけると同様に、次のように表わされる。
F2=Fsinθ
但し、Fはばね部材の反力で、F2は接触力、θは偏荷重角度である。
【0111】
このような図示の状態において、ICパッケージの外部端子に対するコンタクト80の可動プランジャー83が接触されるようになる。
【0112】
すなわち、図示されるように、ICパッケージの外部端子に対して、可動プランジャー83の先端の突起部96が接触して可動プランジャー83が筒状部材86内に押圧されており、可動プランジャー83にばね部材85の反力Fが、コンタクト80の中心線Cに対して傾斜した軸心Cに沿って作用されている。従って、ばね部材85の反力Fは、偏荷重としてコンタクト80の中心線Cに沿った垂直方向の力F1と、横方向の力F2とに分解され、横方向の力F2が可動プランジャー83を筒状部材86に押し当て、接触力として作用している。このように、筒状本体82と可動プランジャー83との間には、上述したように、分力F2が発生して接触力が作用して、筒状本体82に可動プランジャー83が接触されるようになる。
【0113】
従って、本発明においては、コンタクト80が、バレルとしての筒状本体82に対して可動プランジャー83が接触して横方向の分力F2により常に安定して確保できるためにコンタクト80における電気特性の変動を防止することができる。
【0114】
なお、本発明の上述した幾つかの実施例においては、グリッド・アレイ・タイプのICパッケージとしてボール・グリッド・アレイ・タイプのICパッケージが適用されるように図示、説明されているが、本発明においては、このようなボール・グリッド・アレイ・タイプのICパッケージに限定されるものではなく、ランド・グリッド・アレイ・タイプ、リードタイプ(QFP.SOP)フレームも含むICパッケージが用いることができることは勿論である。
【0115】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の請求項1に記載のコネクタ装置は、電気的接続を形成するプローブタイプのコンタクトを有するコネクタ装置において、前記コンタクトが、中空の筒状本体と、該筒状本体の両端部に滑動可能に装着された一対の可動プランジャーと、該可動プランジャー間に押圧するように配置されたばね部材とを有し、該ばね部材が前記可動プランジャーの端部に偏心して作用して前記可動プランジャーに偏荷重を作用させるので、コンタクトの筒状本体と可動プランジャーとの間の接触を常に安定して確保して電気特性の変動を防止することができ、可動プランジャーの加工を、偏心加工をもって好適に行って、追加工を不必要とし、コストアップを避けるようにすることができ、かつコンタクトの製作が簡単、容易にできて、コンタクトとICパッケージの外部端子との確実な接触を得ることができる。
【0116】
本発明の請求項2記載のコネクタ装置は、前記可動プランジャーの端部が、偏心して一定角度をもって加工されているので、コンタクトの筒状本体と可動プランジャーとの間の接触を常に安定して確保して電気特性の変動を防止することができ、可動プランジャーの加工を、偏心加工をもって好適に行って追加工を不必要とし、コストアップを避けるようにする。
【0117】
本発明の請求項3記載のコネクタ装置は、前記可動プランジャーの端部が、円錐形状に偏心して加工されているので、コンタクトの筒状本体と可動プランジャーとの間の接触を常に安定して確保して電気特性の変動を防止することができ、可動プランジャーの加工を、偏心加工をもって好適に行って追加工を不必要としコストアップを避けるようにする。
【0118】
本発明の請求項4記載のコネクタ装置は、前記可動プランジャーの端部が、円形状に偏心して座ぐり加工されているので、コンタクトの筒状本体と可動プランジャーとの間の接触を常に安定して確保して電気特性の変動を防止することができ、可動プランジャーの加工を、偏心加工をもって好適に行って追加工を不必要としコストアップを避けるようにする。
【0119】
本発明の請求項5記載のコネクタ装置は、前記可動プランジャーの端部が、円錐形状に偏心して座ぐり加工されているので、コンタクトの筒状本体と可動プランジャーとの間の接触を常に安定して確保して電気特性の変動を防止することができ、可動プランジャーの加工を、偏心加工をもって好適に行って追加工を不必要とし、コストアップを避けるようにする。
【0120】
本発明の請求項6記載のコネクタ装置は、前記可動プランジャーの端部に、段付き状の切欠部が偏心して設けられているので、ばね部材の端部を良好に係止することができ、コンタクトの筒状本体と可動プランジャーとの間の接触を常に安定して確保して電気特性の変動を防止することができる。
【0121】
本発明の請求項7記載のコネクタ装置は、前記可動プランジャーの端部に、窪み部が偏心して設けられているので、ばね部材の端部が好適に係合でき、コンタクトの筒状本体と可動プランジャーとの間の接触を常に安定して確保して電気特性の変動を防止することができる。
【0122】
本発明の請求項8記載のコネクタ装置は、ICパッケージの外部端子に、前記一方の可動プランジャーが接触され、プリント基板に前記他方の可動プランジャーが接触されるので、コンタクトの筒状本体と可動プランジャーとの間の接触を常に安定して確保して電気特性の変動を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるコネクタ装置のコンタクトの全体を示す立面図である。
【図2】図1の本発明の実施例1におけるコネクタ装置のコンタクトの中央縦断面図である。
【図3】図1および図2の本発明の実施例1におけるコネクタ装置のコンタクトの可動プランジャーの1つの加工順序を示す正面図である。
【図4】図3の可動プランジャーの加工順序を示す斜視図である。
【図5】図3および図4の可動プランジャーと筒状本体の端部との力の作用状態を示す断面部分説明図である。
【図6】図5の可動プランジャーとICパッケージの外部端子との接触状態を示す断面部分説明図である。
【図7】本発明の実施例2におけるコネクタ装置のコンタクトの可動プランジャーの加工順序を示す斜視図である。
【図8】図7のコンタクトの可動プランジャーと筒状本体の端部との力の作用状態を示す断面部分説明図である。
【図9】図7のコンタクトの可動プランジャーとICパッケージの外部端子との接触状態を示す断面部分説明図である。
【図10】本発明の実施例3におけるコネクタ装置のコンタクトの可動プランジャーの加工順序を示す斜視図である。
【図11】図10のコンタクトの可動プランジャーと筒状本体の端部との力の作用状態を示す断面部分説明図である。
【図12】図10のコンタクトの可動プランジャーとICパッケージの外部端子との接触状態を示す断面部分説明図である。
【図13】本発明の実施例4におけるコネクタ装置のコンタクトの可動プランジャーと筒状本体の端部とを示す断面部分説明図である。
【図14】本発明の実施例5におけるコネクタ装置のコンタクトの可動プランジャーと筒状本体の端部とを示す断面部分説明図である。
【図15】従来のコンタクトの第1の例におけるコンタクトの全体を示す立面図である。
【図16】図15のコンタクトの中央縦断面図である。
【図17】図16のコンタクトの可動プランジャーとICパッケージの外部端子との接触状態を示す断面部分説明図である。
【図18】従来のコンタクトの第2の例におけるコンタクトの可動プランジャーとICパッケージの外部端子との接触状態を示す断面部分説明図である。
【図19】従来のコンタクトの第3の例におけるコンタクトの可動プランジャーとICパッケージの外部端子との接触状態を示す断面部分説明図である。
【符号の説明】
1 コンタクト
2 筒状本体
3 可動プランジャー
4 可動プランジャー
5 ばね部材
6 筒状部材
7 縁部
8 開口
9 空間
10 ICパッケージ
11 外部端子
12 大径部
13 小径部
14 大径部
15 小径部
16 突起部
17 突起部
18 段付部
19 段付部
20 コンタクト
22 筒状本体
23 可動プランジャー
25 ばね部材
26 筒状部材
27 縁部
28 開口
29 空間
30 ICパッケージ
31 外部端子
32 大径部
33 小径部
34 段付部
35 窪み部
36 突起部
40 コンタクト
42 筒状本体
43 可動プランジャー
45 ばね部材
46 筒状部材
47 縁部
48 開口
49 空間
50 ICパッケージ
51 外部端子
52 大径部
53 小径部
54 段付部
55 窪み部
56 突起部
60 コンタクト
62 筒状本体
63 可動プランジャー
65 ばね部材
66 筒状部材
67 縁部
68 開口
69 空間
70 ICパッケージ
71 外部端子
72 大径部
73 小径部
74 段付部
75 窪み部
76 突起部
80 コンタクト
82 筒状本体
83 可動プランジャー
85 ばね部材
86 筒状部材
87 縁部
88 開口
89 空間
90 ICパッケージ
91 外部端子
92 大径部
93 小径部
94 段付部
95 窪み部
96 突起部

Claims (8)

  1. 電気的接続を形成するプローブタイプのコンタクトを有するコネクタ装置において、
    前記コンタクトは、中空の筒状本体と、該筒状本体の両端部に滑動可能に装着された一対の可動プランジャーと、該可動プランジャー間に押圧するように配置されたばね部材とを有し、該ばね部材が前記可動プランジャーの端部に偏心して作用して前記可動プランジャーに偏荷重を作用させることを特徴とするコネクタ装置。
  2. 前記可動プランジャーの端部が、偏心して一定角度をもって加工されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  3. 前記可動プランジャーの端部が、円錐形状に偏心して加工されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ装置。
  4. 前記可動プランジャーの端部が、円形状に偏心して座ぐり加工されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ装置。
  5. 前記可動プランジャーの端部が、円錐形状に偏心して座ぐり加工されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ装置。
  6. 前記可動プランジャーの端部に、段付き状の切欠部が偏心して設けられていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ装置。
  7. 前記可動プランジャーの端部に、窪み部が偏心して設けられていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ装置。
  8. ICパッケージの外部端子に、前記一方の可動プランジャーが接触され、プリント基板に前記他方の可動プランジャーが接触されることを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
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