JP2004178864A - ケーブル接続アダプタ - Google Patents

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Shinichi Terajima
伸一 寺島
Akira Iketani
昭 池谷
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Abstract

【課題】電話ケーブルおよびネットワークケーブルの配線の効率化を図る。
【解決手段】LANケーブル10、電話ケーブル16を通常のコネクタでケーブル接続アダプタ14に接続し、ここで電話ケーブル16からの配線をLANケーブル20からの配線の空いている配線に接続する。そして、LANケーブル20ではLANケーブル10からの信号と電話ケーブル16からの信号の両方を伝達する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話ケーブルと、ネットワークケーブルが混在する場合におけるこれらケーブルの接続を行うケーブル接続アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、オフィスや、家庭などにおいて、コンピュータと、電話機が混在している。そして、コンピュータ間の接続には、LANケーブルなどのネットワークケーブルが利用され、また電話機の接続には電話ケーブルが利用されており、これが必要な箇所において引き回されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、各種のビルディングは、ケーブル用の配管を、床、壁などに用意しており、この配管内にケーブルを通すことによって、各種の接続を行っている。電話通信は、コンピュータネットワークが普及する前から、広く普及しており、比較的古いビルディングでは、電話ケーブル用の配管のみが付設されている。この電話ケーブル用の配管は比較的細く、ここにネットワークケーブルを挿通すると、電話ケーブルが入らなくなってしまう。そこで、ネットワークケーブルは、別途引き回すことになり、床や壁の表面上にネットワークケーブルを引き回していた。
【0004】
また、配管を利用しない場合でも、引き回すケーブルの数はできるだけ少ない方がよく、ケーブル数を減少したいという要望は強かった。
【0005】
なお、ケーブル数を減少するために、無線通信を利用することも可能であり、電話ケーブルや、ネットワークケーブルを無線通信に代える機器も各種知られている。しかし、無線通信は、確実性や安全性が劣り、また機器のコストが高くなってしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ケーブルの引き回しを効率的に行うことを可能にするケーブル接続アダプタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るケーブル接続アダプタは、電話線を含む電話ケーブルが接続される電話線用コネクタと、ネットワークケーブルが接続される第1のネットワークケーブル用コネクタと、前記電話線用コネクタからの配線をネットワークケーブル用コネクタからの配線中の予め定められた配線に接続する接続配線と、この接続配線によって電話線が接続された配線を含むネットワークケーブル用コネクタからの配線が接続される第2のネットワークケーブル用コネクタと、を有し、これらが一体の本体内に収容されていることを特徴とする。
【0008】
このように、本発明に係るケーブル接続アダプタによれば、必要な区間において、電話ケーブルの信号の伝達にネットワークケーブルを利用することができる。従って、電話工事、LAN工事を一緒に行うことができ、工事が容易であるとともに、電話ケーブルの削減ができ、低コスト化および美観の向上を図ることができる。特に、限定された配管内にもネットワークケーブルを収容して電話およびネットワークの配線を行うことができる。
【0009】
また、本発明に係るケーブル接続アダプタでは、前記電話線用コネクタを複数備え、さらに、前記第1のネットワークケーブル用コネクタからの配線と前記複数の電話線用コネクタからの各一つずつの配線のうちいずれか一つとを選択的に接続するよう配線間の接続を切り替えるスイッチを備えるのが好適である。これにより、利用可能な電話ケーブルを変更することができる。
【0010】
また、本発明に係るケーブル接続アダプタでは、前記スイッチの切り替えにより、ネットワークケーブル内の配線に接続される電話線を含む電話ケーブルの数が変更されるのが好適である。これにより、より多くの電話線を用いる方式(例えば多機能電話等)に対応しつつ、より少ない電話線を用いる方式の場合には使用可能な電話ケーブルの数を増やすという、使用状況に応じた効率的な利用が実現される。
【0011】
また、本発明に係るケーブル接続アダプタでは、前記本体は、ほぼ直方体形状であり、その内の1つの面に電話線用コネクタおよび第1のネットワークケーブル用コネクタが形成され、これに対向する面に第2のネットワークケーブル用コネクタが形成されていることが好適である。これによって、ケーブルの接続は単にケーブルを差し込むだけでよく、作業が非常に容易である。
【0012】
また、上述のようなケーブル接続アダプタを2つ用意し、それぞれの電話線コネクタおよび第1のネットワークケーブル用コネクタに電話線とネットワークケーブルを接続し、2つのケーブル接続アダプタの第2のネットワークケーブル用コネクタ同士をネットワークケーブルで接続することが好適である。
【0013】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の第1の実施形態について、図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は、本発明の第一の実施形態に係るケーブル接続アダプタを利用したシステムの構成を示す図である。
【0015】
ホストコンピュータや、クライアントコンピュータ、ルータ、ハブなどの機器に接続されるLANケーブル(ネットワークケーブル)10は、LAN用のソケットプラグ(RJ−45)12を介し、ケーブル接続アダプタ本体14に接続される。
【0016】
また、電話機や、ターミナルアダプタ、電話交換器、外部の電話回線などと接続される電話ケーブル16は、電話用のソケットプラグ(RJ−11)18を介し、ケーブル接続アダプタ本体14に接続される。
【0017】
そして、ケーブル接続アダプタ本体14の反対側には、LANケーブル20がLAN用のソケットプラグ(RJ−45)22を介して接続される。
【0018】
そして、このLANケーブル20の他端は、ソケットプラグ(RJ−45)24を介し、ケーブル接続アダプタ本体26に接続され、このケーブル接続アダプタ26の反対側には、ソケットプラグ(RJ−45)28を介し、LANケーブル30が接続されると共に、ソケットプラグ(RJ−11)32を介し、電話ケーブル34が接続されている。
【0019】
図2は、ケーブル接続アダプタ本体14、26の内部も示した構成図である。LANケーブル10の端部には、プラグ(モジュラージャック)12bが接続されており、このプラグ12bがケーブル接続アダプタ14側のソケット12aに接続される。これによって、LANケーブル10内の8本のラインがそれぞれソケット12aの8つの端子に接続される。そして、ケーブル接続アダプタ14内においては、このソケット12aの8つの端子の内、1、2、3、6をソケット22aの同じ位置の端子に接続する。なお、ソケット12a、22aにおける端子は、図における上から1〜8の番号が振られており、1:+TD(送信+)、2:−TD(送信−)、3:+RD(受信+)、6:−RD(受信−)となっている。
【0020】
また、電話ケーブル16の端部には、プラグ18bが接続されており、このプラグ18bがソケット18aに接続される。これによって、電話ケーブル16内の4本のラインがソケット18aの4つの端子に接続される。そして、このソケット18aの4つの端子は、ソケット22aの端子4、5、7、8にそれぞれ接続される。ここで、ソケット18aの端子は、図における上から3、1、2、4の番号が振られており、それぞれ3:RESERVE2、1:RING、2:TIP、4:RESERVE1になっている。そして、3:RESERVE2をソケット22aの7、1:RINGをソケット22aの4、2:TIPをソケット22aの5、3:RESERVE1をソケット22aの8に接続している。
【0021】
このようにして、ソケット22aにおいては、LANケーブル10において使用していない4つの端子4、5、7、8に電話ケーブルからの4つのラインを重畳する。このため、このソケット22aにプラグ22bを介し接続されるLANケーブル20においては、LANケーブル10からの信号と、電話ケーブル16からの信号の両方が伝送されることになる。
【0022】
LANケーブル20は、ケーブル接続アダプタ本体26に接続される。ケーブル接続アダプタ本体26は、ケーブル接続アダプタ14と全く同一の構成を有している。そこで、LANケーブル20は、プラグ24b、ソケット24a、ケーブル接続アダプタ本体26内配線、ソケット28a、プラグ28bを介し、LANケーブル30に接続される。ここで、ソケット24aの端子1、2、3、6のみがソケット28aの端子1、2、3、6に接続され、これらがプラグ28bを介しLANケーブル30に接続される。一方、ソケット24aの端子4、5、7、8はソケット32aの端子1、2、3、4に接続され、これらがプラグ32bを介し電話ケーブル34に接続される。
【0023】
このようにして、LANケーブル10および電話ケーブル16と、LANケーブル30および電話ケーブル34をそれぞれ接続する際に、LANケーブル20によってケーブル接続アダプタ14、26間の接続が行える。そこで、電話ケーブル用の配管(例えば、直径16mmφ)にも、LANケーブル20を挿通することができ、これによってネットワーク配線と電話配線の両方を行うことができる。
【0024】
また、ケーブル接続アダプタは、ケーブル接続アダプタ本体14(26)内にソケット12a(28a)、18a(32a)、22a(24a)を取り込んだ構造になっている。
【0025】
すなわち、図3(A)に示すように、直方形状のケーブル接続アダプタ本体14(26)の一側面には、ソケット12a(28a)用の開口40と、ソケット18a(32a)用の開口42が設けられ、これに対向する側面には、図3(B)に示すように、ソケット22a(24a)用の開口44が設けられている。そして、これら開口40、42、44にそれぞれソケット12a(28a)、18a(32a)、22a(24a)が固定されている。
【0026】
なお、ケーブル接続アダプタは、全体として直方体形状であり、外側はプラスチックで形成され、図3(C)に示すように、下部50と、上部52に分割されている。そして、下部50と上部52とはねじなどによって分割可能な状態で固定されている。
【0027】
このケーブル接続アダプタ14(26)を使用する場合には、LANケーブル10、20、30と、電話ケーブル16、34のプラグを対応するソケットに嵌め込むだけでよく、非常に簡単である。なお、LANケーブル20を配管内に挿通する場合には、ケーブル接続アダプタ14(26)を取り付ける前にLANケーブル20を配管内に通すことが好適である。
【0028】
以上のように、本実施形態に係るケーブル接続アダプタによれば、必要な区間において、電話ケーブルの信号の伝達にネットワークケーブルを利用することができる。従って、電話工事、LAN工事を一緒に行うことができ、工事が容易であるとともに、電話ケーブルの削減ができ、低コスト化および美観を向上することができる。
【0029】
また、旧式のビルの場合、パイプ径が16mm程度が標準であり、ネットワークケーブルと、電話ケーブルの両方を配管内に収容することはできないが、ネットワークケーブルだけであれば、配管内の余裕度を30%以上にキープして、電話と、ネットワークの配線を行うことができる。
【0030】
また、新設の場合においても、ネットワークと電話工事が同時にする事が可能で、工事費の効率化が図れる。
【0031】
本実施形態では、電話は4線式に対応しており、PBX機能を備えた多機能電話を使用することができる。また、2線式の電話も使用可能である。電話ケーブル(2線式、4線式)としては、市販ケーブルを使用することができる。他方、ネットワークケーブルについては、LANケーブル10、20、30のいずれも市販のケーブル(カテゴリー5)を使用することができ、特別なケーブルを必要とはしない。
【0032】
次に、本発明の第2の実施形態について、図面に基づいて説明する。
【0033】
図4は、本発明の第2の実施形態に係るケーブル接続アダプタを利用したシステムの構成を示す図である。なお、本実施形態に係るケーブル接続アダプタは、上記第1の実施形態に係るケーブル接続アダプタと同じ構成要素も含んでいる。以下では、それらについては同じ符号を付すとともに、重複する説明は省略する。
【0034】
上記第1の実施形態にかかるケーブル接続アダプタは、4線式に対応可能であるが、接続可能な電話ケーブルは1本のみであった。これに対し、本実施形態にかかるケーブル接続アダプタは、2線式の電話ケーブルを2本接続可能とするものである。すなわち、本実施形態では、2本の電話ケーブル66、70が、それぞれ電話用のソケットプラグ(RJ−11)68、72を介し、ケーブル接続アダプタ本体64に接続され、また、もう一方のケーブル接続アダプタ76にも、ソケットプラグ(RJ−11)82、86を介し、2本の電話ケーブル84、88が接続されている。
【0035】
図5は、ケーブル接続アダプタ本体64、76の内部も示した構成図である。なお、LANケーブル10、30に関する配線、端子、およびそれらの接続等は、上記第1の実施形態と同じである。
【0036】
電話ケーブル66の端部には、プラグ68bが接続されており、このプラグ68bがソケット68aに接続される。これによって、電話ケーブル66内の2本のラインがソケット68aの2つの端子1、2にそれぞれ接続される。そして、このソケット68aの2つの端子1、2は、ソケット22aの端子4、5にそれぞれ接続される。ソケット68aの端子には、図における上から1、2の番号が振られており、それぞれ、1:RING、2:TIPとなっている。そして、1:RINGをソケット22aの4、2:TIPをソケット22aの5に接続している。
【0037】
また、これと同様に、もう一方の電話ケーブル70の端部には、プラグ72bが接続されており、このプラグ72bがソケット72aに接続される。これによって、電話ケーブル70内の2本のラインがソケット72aの2つの端子1、2にそれぞれ接続される。そして、このソケット72aの2つの端子は、ソケット22aの端子7、8にそれぞれ接続される。ソケット72aの端子にも、図における上から1、2の番号が振られており、それぞれ、1:RING、2:TIPとなっている。そして、1:RINGをソケット22aの7、2:TIPをソケット22aの8に接続している。
【0038】
このようにして、ソケット22aにおいては、LANケーブル10において使用していない4つの端子4、5、7、8に2本の2線式の電話ケーブル66、70からの合計4つのラインを重畳する。このため、このソケット22aにプラグ22bを介し接続されるLANケーブル20においては、LANケーブル10からの信号と、各電話ケーブル66、70からの信号とが伝送されることになる。
【0039】
ケーブル接続アダプタ本体76は、ケーブル接続アダプタ本体64と全く同一の構成を有している。そして、ケーブル接続アダプタ本体76では、ソケット24aの端子4、5は、ソケット82aの端子1、2に接続され、またソケット24aの端子7、8は、もう一つのソケット86aの端子1、2に接続される。そして、ソケット82aの端子1、2は、プラグ82bを介して電話ケーブル84内の2本のラインに接続され、またソケット86aの端子1、2は、プラグ86bを介して電話ケーブル88内の2本のラインに接続される。
【0040】
以上のように、本実施形態では、LANケーブル10および2線式の2本の電話ケーブル66、70と、LANケーブル30および2線式の2本の電話ケーブル84、88とをそれぞれ接続する際に、LANケーブル20によってケーブル接続アダプタ64、76間の接続が行える。そこで、電話ケーブル用の配管(例えば、直径16mmφ)にも、LANケーブル20を挿通することができ、これによってネットワーク配線と2線式の2本の電話配線の両方を行うことができる。
【0041】
なお、各ケーブル接続アダプタは、上記第1の実施形態と同様に、ケーブル接続アダプタ本体64(76)内にソケット12a(28a)、68a(82a)、72a(86a)、22a(24a)を取り込んだ構造とすればよい。例えば、ケーブル接続アダプタ本体64(76)内の一側面にソケット12a(28a)用の開口を配し、かつそれに対向する側面にソケット68a(82a)、72a(86a)、22a(24a)用の開口を並べて配置する構成とすることができる。
【0042】
次に、本発明の第3の実施形態について、図面に基づいて説明する。
【0043】
図6は、本発明の第2の実施形態に係るケーブル接続アダプタ90、96を利用したシステムの構成を示しかつその内部回路も示す図である。なお、本実施形態に係るケーブル接続アダプタは、上記第1および第2の実施形態に係るケーブル接続アダプタと同じ構成要素も含んでいる。以下では、それらについては同じ符号を付すとともに、重複する説明は省略する。
【0044】
上記第1の実施形態では、4線式の電話ケーブルを1本使用可能であり、また上記第2の実施形態では2線式の電話ケーブルを2本使用可能であった。これに対し、本実施形態にかかるケーブル接続アダプタは、1本の電話ケーブルについてそのうちの4線を使用する状態と、2本の電話ケーブルについて各2線ずつを使用する状態と、を切り替え可能とするものである。本実施形態にかかるケーブル接続アダプタ90、96は、それぞれ、配線の接続状態を切り替えるスイッチ92、94を備えており、そのスイッチ92、94の切り替えにより上記二つの使用状態の切り替えを実現している。
【0045】
ケーブル接続アダプタ90の回路構成について具体的に説明すると、4線式の電話ケーブル16内の4本のライン(電話線)は、それぞれソケット18aの端子1〜4に接続されている。そして、ソケット18aの端子1、2は、それぞれソケット22aの端子4、5に接続され、同端子3、4は、それぞれスイッチ92の接点t3、t4に接続されている。また、2線式の電話ケーブル70内の2本のラインはそれぞれソケット72aの端子1、2に接続されている。そして、ソケット72aの端子1、2は、それぞれスイッチ92の接点t1、t2に接続されている。また、ソケット22aの端子7、8は、それぞれスイッチ92の接点t7、t8に接続されている。
【0046】
スイッチ92は互いに連動する二つの可動子s13、s24を備えている。可動子s13は、接点t7と接点t3、t1のうちいずれか一方とを接続し、また可動子s24は、接点t8と接点t4、t2のうちいずれか一方とを接続する。そして、可動子s13が接点t3に接続されるときは可動子s24は接点t4に接続され、逆に、可動子s13が接点t1に接続されるときは可動子s24は接点t2に接続される。
【0047】
かかる構成により、可動子s13、s24の接続位置によって、ソケット18a、72aの端子とソケット22aの端子との間の配線の接続状態が切り替わる。可動子s13が接点t3に接続される状態では、ソケット18aの端子3、4がそれぞれソケット22aの7、8に接続され、結果、ソケット22aの端子4、5、7、8には、ソケット18aの端子1、2、3、4が接続されることになる。すなわちこの状態では、電話ケーブル16の4つのラインが、LANケーブル20の4つのラインに接続されることになる。他方、可動子s13が接点t1に接続される状態では、ソケット72aの端子1、2がそれぞれソケット22aの7、8に接続され、結果、ソケット22aの端子4、5、7、8には、ソケット18aの端子1、2とソケット72aの端子1、2とが接続されることになる。すなわちこの状態では、電話ケーブル16、70内のライン2つずつが、LANケーブル20の4つのラインに接続されることになる。
【0048】
ケーブル接続アダプタ96の回路構成は、上述したケーブル接続アダプタ90の回路構成と全く同じである。すなわち、可動子s13が接点t1に接続される状態では、ソケット24aの端子4、5、7、8には、ソケット32aの端子1、2、3、4が接続され、電話ケーブル34の4つのラインが、LANケーブル20の4つのラインに接続されることになる。他方、可動子s13が接点t1に接続される状態では、ソケット24aの端子4、5、7、8には、ソケット32aの端子1、2とソケット86aの端子1、2とが接続され、電話ケーブル34、88内のライン2つずつが、LANケーブル20の4つのラインに接続されることになる。本実施形態にかかるケーブル接続アダプタは、2線式の電話配線を使用する環境および4線式の電話配線を使用する環境の双方に対応しており、さらにそれらが切り替わる場合にも対応する。
【0049】
なお、各ケーブル接続アダプタは、上記第2の実施形態と同様に、ケーブル接続アダプタ本体90(96)内にソケット12a(28a)、18a(32a)、72a(86a)、22a(24a)を取り込んだ構造とすればよい。また、例えば、ソケットの構成されない側面に、二つの規定された位置の間をスライドして移動するスイッチアームを設け、このスイッチアームを動かすことで上記スイッチ90、96の可動子s13、s24の接続位置が切り替わるように構成すればよい。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るケーブル接続アダプタによれば、必要な区間において、電話ケーブルの信号の伝達にネットワークケーブルを利用することができる。従って、電話工事、LAN工事を一緒に行うことができ、工事が用意であるとともに、電話ケーブルの削減ができ、低コスト化および美観を向上することができる。特に、限定された配管内にもネットワークケーブルを収容して電話およびネットワークの配線を行うことができる。
【0051】
また、本体にコネクタを内蔵することによって、ケーブルの接続は単にケーブルを差し込むだけでよく、作業が非常に容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るケーブル接続アダプタを含むシステム構成図である。
【図2】第1の実施形態に係るケーブル接続アダプタ内の構成を含めたシステム構成図である。
【図3】ケーブル接続アダプタの形状を示す図である。
【図4】第2の実施形態に係るケーブル接続アダプタを含むシステム構成図である。
【図5】第2の実施形態に係るケーブル接続アダプタ内の構成を含めたシステム構成図である。
【図6】第3の実施形態に係るケーブル接続アダプタ内の構成を含めたシステム構成図である。
【符号の説明】
10,20,30 LANケーブル(ネットワークケーブル)、16,34,66,70,84,88 電話ケーブル、14,26,64,76,90,96ケーブル接続アダプタ(本体)、92,94 スイッチ。

Claims (5)

  1. 電話線を含む電話ケーブルが接続される電話線用コネクタと、
    ネットワークケーブルが接続される第1のネットワークケーブル用コネクタと、
    前記電話線用コネクタからの配線をネットワークケーブル用コネクタからの配線中の予め定められた配線に接続する接続配線と、
    この接続配線によって電話線が接続された配線を含むネットワークケーブル用コネクタからの配線が接続される第2のネットワークケーブル用コネクタと、
    を有し、
    これらが一体の本体内に収容されているケーブル接続アダプタ。
  2. 請求項1に記載のケーブル接続アダプタにおいて、
    前記電話線用コネクタを複数備え、さらに、前記第1のネットワークケーブル用コネクタからの配線と前記複数の電話線用コネクタからの各一つずつの配線のうちいずれか一つとを選択的に接続するよう配線間の接続を切り替えるスイッチを備えるケーブル接続アダプタ。
  3. 請求項2に記載のケーブル接続アダプタにおいて、
    前記スイッチの切り替えにより、ネットワークケーブル内の配線に接続される電話線を含む電話ケーブルの数が変更されるケーブル接続アダプタ。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか一つに記載のケーブル接続アダプタにおいて、
    前記本体は、ほぼ直方体形状であり、その内の1つの面に電話線用コネクタおよび第1のネットワークケーブル用コネクタが形成され、これに対向する面に第2のネットワークケーブル用コネクタが形成されているケーブル接続アダプタ。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のケーブル接続アダプタを2つ用意し、それぞれの電話線コネクタおよび第1のネットワークケーブル用コネクタに電話線とネットワークケーブルを接続し、2つのケーブル接続アダプタの第2のネットワークケーブル用コネクタ同士をネットワークケーブルで接続するシステム。
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