JP2004178344A - 高次モーメントを用いた画像投影方法及び画像処理装置 - Google Patents
高次モーメントを用いた画像投影方法及び画像処理装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r
とする。
【効果】投影軸上の最大値だけでなく、それ以外のデータの値も投影画像に反映させうる。また、投影軸上に最大値を持つデータがただ1点だけなのか複数点あるのかの情報も投影画像に反映されうる。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高次モーメントを用いた画像投影方法および画像処理装置に関し、さらに詳しくは、3次元データから作成した投影画像に投影軸上の全てのデータの値を反映することが出来る高次モーメントを用いた画像投影方法および画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
3次元データから投影画像を作成する画像投影方法として、最大値投影方法(Maximum Intensity Projection)が知られている。
最大値投影方法は、投影面に対して垂直な軸上での3次元データ値の最大値を、その軸と投影面の交点の画素値とする画像投影方法であり、MRI(MagneticResonance Imaging)装置,X線CT(Computed Tomography)装置,超音波診断装置において血管の表示方法として使用されている(「医用画像辞典、株式会社日経メディカル開発発行、日経BP出版センター発売」による)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記最大値投影方法では、投影画像には最大値だけが反映され、それ以外のデータの値は全く反映されない問題点がある。また、最大値を持つデータがただ1点だけなのか複数点あるのかの情報も反映されない問題点がある。
そこで、本発明の目的は、投影画像に投影軸上の全てのデータの値を反映することが出来る高次モーメントを用いた画像投影方法および画像処理装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
第1の観点では、本発明は、3次元データを投影面に向かって投影するとき、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値を、
P=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r
に基づいて決めることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法を提供する。
上記第1の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法では、投影面の画素値を上記Pに基づいて決めるが、このPは、(ΣVi)rからVirを除いた値であり、全てのViを含んでいる。よって、投影画像に投影軸上の全てのデータViの値を反映することが出来る。
【0005】
なお、Virを除く理由は、一つの大きな値のデータが支配的になるのを避けるためである。例えばデータがV1,V2の2個とし、r=2とすると、(ΣVi)r=V12+2・V1・V2+V22となるが、V1≫V2なら、(ΣVi)r≒V12になってしまい、V2が反映されない。しかし、(ΣVi)r−ΣVir=2・V1・V2となり、V1≫V2でも、V2が反映される。
【0006】
ちなみに、P=ΣVi/nとした場合、全てのViを含んでいるため、投影画像に投影軸上の全てのデータViの値を反映することが出来るように見えるが、実際は一つの大きな値のデータが支配的になってしまう。例えばデータがV1,V2の2個とすると、ΣVi=V1+V2となるが、V1≫V2なら、ΣVi≒V1になってしまい、V2が反映されない。
【0007】
第2の観点では、本発明は、3次元データを投影面に向かって投影するとき、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r
とすることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法を提供する。
上記第2の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法は、前記第1の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法におけるPをそのまま画素値Gとするものである。
【0008】
第3の観点では、本発明は、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=exp{|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r}
とすることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法を提供する。
上記第3の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法は、前記第1の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法におけるPの指数関数の値を画素値Gとするものである。
【0009】
第4の観点では、本発明は、3次元データを投影面に向かって投影するとき、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値を、
P=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vir)/n|1/r
に基づいて決めることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法を提供する。
上記第4の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法では、投影面の画素値を上記Pに基づいて決めるが、このPは全てのViを含んでいる。よって、投影画像に投影軸上の全てのデータViの値を反映することが出来る。
【0010】
第5の観点では、本発明は、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vir)/n|1/r
とすることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法を提供する。
上記第5の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法は、前記第4の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法におけるPをそのまま画素値Gとするものである。
【0011】
第6の観点では、本発明は、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=exp{|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vir)/n|1/r}
とすることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法を提供する。
上記第6の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法は、前記第4の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法におけるPの指数関数の値を画素値Gとするものである。
【0012】
第7の観点では、本発明は、上記構成の高次モーメントを用いた画像投影方法において、2≦r≦128であることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法を提供する。
上記第7の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法では、次数r=2,3,4,…とすることで、投影画像のコントラストが変わってくるため、目的に応じたコントラストとなる次数rを選べばよい。ただし、r=128,129,130,…としても、投影画像のコントラストはほとんど変わらないため、実用上r=128までで足る。
【0013】
第8の観点では、本発明は、上記構成の高次モーメントを用いた画像投影方法において、操作者がrを変更可能であることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法を提供する。
上記第8の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法では、操作者が次数rを変更可能であるため、操作者の所望のコントラストとなる次数rを選択できる。
【0014】
第8の観点では、本発明は、上記構成の高次モーメントを用いた画像投影方法において、2≦r≦128であることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法を提供する。
上記第8の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法では、前記第2の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法において説明した理由により、実用上十分な次数rの範囲で投影画像のコントラストを選択できる。
【0015】
第9の観点では、本発明は、3次元データを記憶する3次元データ記憶手段と、操作者が投影方向を指定するための投影方向指定手段と、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値を、
P=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r
に基づいて決める高次モーメントを用いた画像投影手段と、投影画像を表示する投影画像表示手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置を提供する。
上記第9の観点による画像処理装置では、前記第1の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法を好適に実施できる。
【0016】
第10の観点では、本発明は、3次元データを記憶する3次元データ記憶手段と、操作者が投影方向を指定するための投影方向指定手段と、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r
とする高次モーメントを用いた画像投影手段と、投影画像を表示する投影画像表示手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置を提供する。
上記第10の観点による画像処理装置では、前記第2の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法を好適に実施できる。
【0017】
第11の観点では、本発明は、3次元データを記憶する3次元データ記憶手段と、操作者が投影方向を指定するための投影方向指定手段と、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=exp{|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r}
とする高次モーメントを用いた画像投影手段と、投影画像を表示する投影画像表示手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置を提供する。
上記第11の観点による画像処理装置では、前記第3の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法を好適に実施できる。
【0018】
第12の観点では、本発明は、3次元データを記憶する3次元データ記憶手段と、操作者が投影方向を指定するための投影方向指定手段と、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値を、
P=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vir)/n|1/r
に基づいて決める高次モーメントを用いた画像投影手段と、投影画像を表示する投影画像表示手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置を提供する。
上記第12の観点による画像処理装置では、前記第4の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法を好適に実施できる。
【0019】
第13の観点では、本発明は、3次元データを記憶する3次元データ記憶手段と、操作者が投影方向を指定するための投影方向指定手段と、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vir)/n|1/r
とする高次モーメントを用いた画像投影手段と、投影画像を表示する投影画像表示手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置を提供する。
上記第13の観点による画像処理装置では、前記第5の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法を好適に実施できる。
【0020】
第14の観点では、本発明は、3次元データを記憶する3次元データ記憶手段と、操作者が投影方向を指定するための投影方向指定手段と、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=exp{|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vir)/n|1/r}
とする高次モーメントを用いた画像投影手段と、投影画像を表示する投影画像表示手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置を提供する。
上記第14の観点による画像処理装置では、前記第6の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法を好適に実施できる。
【0021】
第15の観点では、本発明は、上記構成の画像処理装置において、2≦r≦128であることを特徴とする画像処理装置を提供する。
上記第15の観点による画像処理装置では、前記第7の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法を好適に実施できる。
【0022】
第16の観点では、本発明は、上記構成の画像処理装置において、操作者がrを指定するための次数指定手段を具備したことを特徴とする画像処理装置を提供する。
上記第16の観点による画像処理装置では、前記第8の観点による高次モーメントを用いた画像投影方法を好適に実施できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
【0024】
−第1の実施形態−
図1は、第1の実施形態にかかる医用画像診断装置の構成図である。
この医用画像診断装置100は、撮像装置1と、画像処理装置2とを具備している。
【0025】
撮像装置1は、X線CT装置やMRI装置や超音波診断装置などであり、被検体Kを撮像して得たデータを画像処理装置2に渡す。
【0026】
画像処理装置2は、撮像装置1から渡されたデータを基に3次元データを構築し記憶する3次元データ構築・記憶部2aと、操作者が投影方向を指定するための投影方向指定部2bと、操作者が次数rを指定するための次数指定部2cと、高次モーメントを用いた画像投影演算を行なう投影演算部2dと,投影画像をディスプレイ画面に表示する投影画像表示部2eとを具備している。
【0027】
図2は、次数rを変更するために操作者が操作するスライド・レバーの外観図である。
スライド・レバーを動かすことにより、次数rを「2」から「128」まで変更できる。
【0028】
図3は、画像処理装置2における高次モーメントを用いた画像投影処理を示すフローチャートである。
ステップST1では、3次元データ構築・記憶部2aは、撮像装置1から渡されたデータを基に3次元データを構築し、記憶する。
【0029】
ステップST2では、投影方向指定部2bは、投影方向を指定するために操作者が操作するデバイス(例えば、トラックボール)から投影方向を読み込む。
ステップST3では、投影演算部2dは、投影方向に垂直な投影面を設定する。
【0030】
ステップST4では、投影演算部2dは、投影面上の一つの画素に着目する。
ステップST5では、着目した画素に対応する投影軸上のn個のデータViを3次元データより取り出す。
ステップST6では、次数指定部2cは、次数rを指定するために操作者が操作するデバイス(例えば、図2のスライド・レバー)から次数rを読み込む。
【0031】
ステップST7では、投影演算部2dは、画素値Gを次式により算出する。
G=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r
【0032】
ステップST8では、投影演算部2dは、全画素の画素値Gを得るまで、上記ステップST4〜ST7を繰り返す。
ステップST9では、投影画像表示部2eは、得られた投影画像をディスプレイ画面に表示する。
ステップST10では、操作者が「終了」を指示すれば処理を終了し、「終了」を指示しなければ上記ステップST2に戻る。
【0033】
図4,図5は、高次モーメントを用いた画像投影演算の数値例を2次元的に示した説明図である。次数r=2としている。
図4に、高次モーメントを用いた画像投影により、3次元データTD1を投影して得られた投影画像の画素A,B,C,Dの画素値を示す。投影軸a,b,c,dは、それぞれ画素A,B,C,Dに対応する投影軸である。
図5に、高次モーメントを用いた画像投影により、3次元データTD2を投影して得られた投影画像の画素A,B,C,Dの画素値を示す。
【0034】
図6,図7は、最大値投影方法を用いた画像投影演算の数値例を2次元的に示した説明図である。
図6に、最大値投影方法を用いた画像投影により、3次元データTD1を投影して得られた投影画像の画素A,B,C,Dの画素値を示す。
図7に、最大値投影方法を用いた画像投影により、3次元データTD2を投影して得られた投影画像の画素A,B,C,Dの画素値を示す。
【0035】
高次モーメントを用いた図4と図5とを比較すれば判るように、投影軸上の最大値以外のデータの値も投影画像に反映されている(例えば、投影軸上の最小値が「10」か「0」かによって画素値が異なっている)。一方、最大値投影方法を用いた図6と図7とを比較すれば判るように、投影軸上の最大値以外のデータの値は投影画像に全く反映されていない(例えば、投影軸上の最小値が「10」か「0」かによらず画素値は最大値「70」になっている)。
このことは、投影方向に例えば骨だけが存在しているのか骨と血管が重なって存在しているのかを、最大値投影方法では投影画像上で判別できないが、本発明では投影画像上で判別できることを意味している。
【0036】
また、図4と図6とを比較すれば判るように、高次モーメントを用いた図4では、最大値を持つデータがただ1点だけなのか複数点あるのかの情報が投影画像に反映されている(投影軸上に最大値「70」が存在する個数によって画素値が異なっている)。一方、最大値投影方法を用いた図6では、最大値を持つデータがただ1点だけなのか複数点あるのかの情報が投影画像に全く反映されていない(投影軸上に最大値「70」が存在する個数によらず画素値は「70」になっている)。
図5と図7とを比較しても、同じことが判る。
このことは、投影方向に例えば骨が1本あるのか複数本重なって存在しているのかを、最大値投影方法では投影画像上で判別できないが、本発明では投影画像上で判別できることを意味している。
【0037】
−第2の実施形態−
図3のステップST7において、投影演算部2dは、画素値Gを次式により算出してもよい。
G=exp{|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r}
この画素値Gでも、投影軸上の全てのデータの値を投影画像に反映できる。
【0038】
−第3の実施形態−
図8は、画像処理装置2における高次モーメントを用いた画像投影処理を示すフロー図である。
このフロー図は、図3のステップST7がステップST7’になっている以外は図3のフロー図と同じである。そこで、ステップST7’のみを説明する。
ステップST7’において、投影演算部2dは、画素値Gを次式により算出する。
G=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vir)/n|1/r
この画素値Gでも、投影軸上の全てのデータの値を投影画像に反映でき、第1の実施形態よりも結果が良い場合があった。
【0039】
−第4の実施形態−
図8のステップST7’において、投影演算部2dは、画素値Gを次式により算出してもよい。
G=exp{|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vir)/n|1/r}
この画素値Gでも、投影軸上の全てのデータの値を投影画像に反映でき、第2の実施形態よりも結果が良い場合があった。
【0040】
なお、第1の実施形態〜第4の実施形態のいずれの画素値Gとするか、その他の関数G(P)とするかは、画像を作成する目的や好みに応じて適宜選べばよい。
【0041】
【発明の効果】
本発明の高次モーメントを用いた画像投影方法および画像処理装置によれば、3次元データから作成した投影画像に、投影軸上の全てのデータの値を反映することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる医用画像診断装置の構成図である。
【図2】次数rを操作者が変更するために操作するスライド・レバーの外観図である。
【図3】第1の実施形態にかかる高次モーメントを用いた画像投影処理を示すフローチャートである。
【図4】高次モーメントを用いた画像投影演算の数値例を2次元的に示した説明図である。
【図5】高次モーメントを用いた画像投影演算の数値例を2次元的に示した別の説明図である。
【図6】最大値投影方法を用いた画像投影演算の数値例を2次元的に示した説明図である。
【図7】最大値投影方法を用いた画像投影演算の数値例を2次元的に示した別の説明図である。
【図8】第3の実施形態にかかる高次モーメントを用いた画像投影処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 撮像装置
2 画像処理装置
2a 3次元データ構築・記憶部
2b 投影方向指定部
2c 次数指定部
2d 投影演算部
2e 投影画像表示部
100 医用画像診断装置
Claims (16)
- 3次元データを投影面に向かって投影するとき、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値を、
P=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r
に基づいて決めることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法。 - 3次元データを投影面に向かって投影するとき、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r
とすることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法。 - 3次元データを投影面に向かって投影するとき、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=exp{|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r}
とすることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法。 - 3次元データを投影面に向かって投影するとき、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値を、
P=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vir)/n|1/r
に基づいて決めることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法。 - 投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vir)/n|1/r
とすることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法。 - 投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=exp{|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vir)/n|1/r}
とすることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の高次モーメントを用いた画像投影方法において、2≦r≦128であることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法。
- 請求項1から請求項7のいずれかに記載の高次モーメントを用いた画像投影方法において、操作者がrを変更可能であることを特徴とする高次モーメントを用いた画像投影方法。
- 3次元データを記憶する3次元データ記憶手段と、操作者が投影方向を指定するための投影方向指定手段と、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値を、
P=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r
に基づいて決める高次モーメントを用いた画像投影手段と、投影画像を表示する投影画像表示手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。 - 3次元データを記憶する3次元データ記憶手段と、操作者が投影方向を指定するための投影方向指定手段と、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r
とする高次モーメントを用いた画像投影手段と、投影画像を表示する投影画像表示手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。 - 3次元データを記憶する3次元データ記憶手段と、操作者が投影方向を指定するための投影方向指定手段と、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=exp{|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vi/n)r|1/r}
とする高次モーメントを用いた画像投影手段と、投影画像を表示する投影画像表示手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。 - 3次元データを記憶する3次元データ記憶手段と、操作者が投影方向を指定するための投影方向指定手段と、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値を、
P=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vir)/n|1/r
に基づいて決める高次モーメントを用いた画像投影手段と、投影画像を表示する投影画像表示手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。 - 3次元データを記憶する3次元データ記憶手段と、操作者が投影方向を指定するための投影方向指定手段と、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vir)/n|1/r
とする高次モーメントを用いた画像投影手段と、投影画像を表示する投影画像表示手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。 - 3次元データを記憶する3次元データ記憶手段と、操作者が投影方向を指定するための投影方向指定手段と、投影軸上での3次元データの個数をnとし、データ値をViとし、1より大きい実数をrとするとき、前記投影軸と投影面の交点の画素値Gを、
G=exp{|(i=1ΣnVi/n)r−i=1Σn(Vir)/n|1/r}
とする高次モーメントを用いた画像投影手段と、投影画像を表示する投影画像表示手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項9から請求項14のいずれかに記載の画像処理装置において、2≦r≦128であることを特徴とする画像処理装置。
- 請求項9から請求項15のいずれかに記載の画像処理装置において、操作者がrを指定するための次数指定手段を具備したことを特徴とする画像処理装置。
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