JP2004176701A - 液冷式圧縮機の気液分離装置 - Google Patents

液冷式圧縮機の気液分離装置 Download PDF

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Abstract

【課題】液冷式圧縮機の気液分離装置において冷却媒体の分離性能を改善し、レシーバタンク内に貯留する冷却媒体の油面が変動しても安定した分離性能を確保することを目的とする。
【解決手段】軸線方向を水平方向と成す筒状の胴部45と、前記胴部45の一端開口を閉塞する半球状の鏡板46により気液分離装置3のレシーバタンク41を形成し、このレシーバタンク41の胴部45の上部に、レシーバタンク41内で一時分離された後の気液混合流体を導入するセパレータ42を接続するための接続口43を形成する。
そして、圧縮機本体2からの気液混合流体を吐出する吐出管48の一端開口部49を、平面視において前記軸線に対して直交方向を成す前記胴部45の幅方向(図中、紙面上下方向)のいずれか一端側(図示の例では下方)に寄せて配置すると共に、前記吐出管48の開口部49を液面Lの上限位置よりも高い位置において前記鏡板46に向けて開口する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被圧縮気体を圧縮する過程において圧縮機本体の作用空間内に冷却媒体を供給する液冷式圧縮機に関し、特に圧縮機本体から吐出した圧縮気体と冷却媒体との気液混合流体を圧縮気体と冷却媒体とに分離して圧縮気体を消費側に供給する気液分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液冷式圧縮機の一例として、油を冷却媒体として使用する油冷式スクリュ圧縮機の例を、図8及び図9を参照して説明する。
【0003】
図8及び図9において、61はスクリュ圧縮機本体(以下「圧縮機本体」と称す)で、この圧縮機本体のシリンダ63に形成するロータ室内64には雌雄一対のスクリュロータ(以下「ロータ」と称す)65,66が収容され、前記ロータ室64の軸方向一側には吸入口68及び吸入通路69が形成された吸入側ケーシング67を接続し、前記ロータ室64の軸方向他側には吐出口72及び吐出通路(図示しない)が形成された吐出側ケーシング71を接続している。そして、前記ロータ各々の端部に延設された軸部76,77,78,79は前記吸入側ケーシング67と吐出側ケーシング71とに収容された軸受81,82,83,84で支承されている。
【0004】
前記圧縮機本体61の吸入口68は吸入管85を介して吸入フィルタ86及び被圧縮気体の供給路87と接続し、吐出口72は吐出管88を介して油分離タンク62及び消費側の消費側配管89に接続する。前記油分離タンク62は下部に潤滑油Oを貯留し、この油分離タンクの下部と圧縮機本体61のロータ室64内とをオイルクーラ90及びオイルフィルタ91を介して油配管92により接続している。
【0005】
前記圧縮機本体61はモータ95などの原動機により駆動され、前記ロータ65,66の噛み合い回転により、圧縮機本体61の吸入口68から被圧縮気体を吸入してロータ室64内で圧縮すると共に、この圧縮の過程で圧縮気体の冷却,ロータ同志の潤滑及び密封のために油分離タンク62に貯留する潤滑油Oをロータ室64内に供給し、吐出口72から圧縮気体と潤滑油の気液混合状態の気体を油分離タンク62内に吐出する。前記油分離タンク62では該タンク内の側壁に気液混合状態の気体を衝突させることで、圧縮気体と潤滑油とに一次分離し、圧縮気体は油分離タンク62の上部に接続する油分離フィルタ93によって圧縮気体中に含まれる霧状の微細な状態で混入する潤滑油を除去して、消費側に圧縮気体だけを供給し、一方潤滑油は油分離タンク62内の下部に貯留するようになっている。
【0006】
このように、従来の圧縮機は圧縮機本体と気液分離装置とが配管で接続され、それぞれが別々に構成されていることから、圧縮機の外形が大きくなっている。また、圧縮機本体と気液分離装置とを配管で接続されていることから接続箇所から圧縮気体や冷却媒体が外部に漏れ出すという問題が内在する。
【0007】
このような問題を解消するために、図10及び図11に示すように気液分離装置のレシーバタンク99を横長円筒状、いわば「横置き」とし、このレシーバタンク99内に圧縮機本体97を水平方向に挿入し、圧縮機本体97と気液分離装置とを一体に構成した圧縮機が提案されている(特許文献1参照)。
【0008】
また、圧縮機本体の吐出口に連通する吐出管を設け、この吐出管の先端に設けられた開口部を同様に横置きされたレシーバタンクの平面視で長手方向を左右にして手前側又は奥側のいずれか一方(幅方向のいずれか一方)に寄せて配置すると共に、吐出管の開口部をレシーバタンクの長手方向一側の斜め上方に向け、レシーバタンクの出口をレシーバタンクの長手方向他側における上部に配置した圧縮機がある(特許文献2参照)。
【0009】
この発明の先行技術文献情報としては次のものがある。
【特許文献1】実開昭55−172689号公報(第1頁、第2a図,第2b図)。
【特許文献2】特開2002−98058号公報(第3−6頁、図1,図2)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来技術に示す圧縮機は、圧縮機本体97の吐出口100より吐出された気液混合流体の流れが横長円筒状のレシーバタンク99の胴部内周壁面に沿って流れるようにその開口方向を設定しているが、吐出口100から排出された気液混合流体を図11に示すようにレシーバタンク99の内周壁面で縦方向に旋回させて遠心分離しようとしても、気液混合流体の旋回流Sがレシーバタンク99内の下部に貯留する冷却媒体に衝突して油煙を生じさせることから冷却媒体の分離性能が思うほど改善されない。
【0011】
また、レシーバタンク99内に貯留する冷却媒体の油面Lは、圧縮機の運転により冷却媒体が消費側に持ち出されることで油面Lが下がったり、被圧縮気体の圧縮によりドレンが生じてレシーバタンク99内に冷却媒体と共にこのドレンが貯留されることで油面Lが上昇することがあり、これにより旋回流Sの旋回長さが変わって冷却媒体の分離性能が安定しないという問題がある。
【0012】
さらに、吐出口100より吐出された気液混合流体は、必ずしもその全てがレシーバタンク99の内壁面に沿った旋回流Sを生じるとは限らず、意図した経路の旋回流を生じる前に直接レシーバタンク99の出口に導入される場合もあり、この場合にはレシーバタンク99内における旋回距離が短くなるために冷却媒体の充分な分離性能が発揮されないという問題がある。
【0013】
なお、前述の従来技術のうち、特許文献2に記載の気液分離装置にあっては、レシーバタンク内において気液混合流体が比較的長距離の旋回流を発生し得る構成を備えているが、吐出管より吐出された気液混合流体をレシーバタンクの胴部内周壁面に沿って縦方向の旋回流を生じさせるものである以上、油面Lの変化による分離性能の不安定化という問題を解消し得るものではない。
【0014】
そこで、本発明は、液冷式圧縮機の気液分離装置において冷却媒体の分離性能を改善し、また、レシーバタンク内に貯留する冷却媒体の液面が変動しても安定した分離性能を確保することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の液冷式圧縮機の気液分離装置は、空気、その他のガスから成る被圧縮気体を作用空間9内で圧縮する過程で該作用空間9内に潤滑油や冷却水等の冷却媒体を注入し吐出口22から圧縮気体と冷却媒体との気液混合流体を吐出する液冷式圧縮機本体2と、前記圧縮機本体2の吐出口22から吐出した気液混合流体を吐出管48を介して導入し、圧縮気体と冷却媒体とに分離して圧縮気体を消費側に供給する気液分離装置3とを備えた圧縮機において、
前記気液分離装置3は、前記吐出管48の一端が内部において開口し前記気液混合流体を一次分離するためのレシーバタンク41と、前記レシーバタンク41内で一次分離された気液混合流体を導入すると共に該気液混合流体中に残留する冷却媒体を更に分離して圧縮気体を消費側に供給するセパレータ42とを備え、
前記レシーバタンク41は、軸線方向を水平方向と成す筒状の胴部45と、前記胴部45の少なくとも一端開口を閉塞し、外方に膨出する半球状の鏡板46を備えると共に、前記胴部45の上部に前記セパレータ42を接続する接続口43が形成されており、
前記吐出管48の軸線方向を、平面視(図2参照)において前記レシーバタンクの軸線に対して例えば平行に偏心して、図示の例で言い換えれば前記軸線方向に対して直交方向を成す前記胴部45の幅方向(図2中における紙面上下方向)のいずれか一端側(図示の例では下方)に寄せて、配置すると共に前記吐出管48の開口部49を該レシーバタンク41に貯留される冷却媒体の液面Lの上限位置よりも高い位置において前記鏡板46に向けて開口したことを特徴とする(請求項1)。
【0016】
前述の構成の気液分離装置3において、前記レシーバタンク41内には、冷却媒体の液面Lの上限位置と前記吐出管48の開口部49との間に、前記鏡板46側より前記胴部45の他端側(開口44側)に向かって突出する仕切板33を設けることが好ましい(請求項2)。
【0017】
さらに、好ましくは、前記吐出管48の開口部49と前記接続口43との間に、前記鏡板46より前記胴部45の他端側(開口44側)に向かって突出する遮蔽板35を設ける(請求項3)。
【0018】
なお、前述の仕切板33や遮蔽板35を設けた場合には、潤滑油等の冷却媒体の通過を可能と成す開孔34,36を、前記仕切板33及び/又は前記遮蔽板35の肉厚を貫通して形成すれば好適である(請求項4)。
【0019】
さらに、前記吐出管48の開口部49を、前記接続口43に対して前記レシーバタンク41の鏡板46寄りに設けると共に、平面視において前記接続口43を、前記吐出管48の偏心側における前記レシーバタンク41の幅方向の一端(図6中において下方)側、乃至前記吐出管48の開口部49側に向けて開放するものとして良い(請求項5)。
【0020】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態について図1乃至図2に基づき説明する。
【0021】
図1及び図2に示す実施形態においては、本発明の気液分離装置を一例として油冷式スクリュ圧縮機用として構成したものであり、この油冷式スクリュ圧縮機1は、雌雄一対のスクリュロータ6,7をシリンダ8のロータ室9内に噛合回転可能に収納し、前記一対のスクリュロータ6,7を噛合回転して被圧縮気体を圧縮する過程で前記ロータ室9内に潤滑油を注入する油冷式の圧縮機本体2と、前記圧縮機本体2のロータ室9内で圧縮され吐出された圧縮気体と冷却媒体との気液混合流体を導入し、圧縮気体と冷却媒体とに分離して圧縮気体を消費側に供給する気液分離装置3と、圧縮機本体2を回転駆動するモータ4とを一体に結合している。
【0022】
前記圧縮機本体2は、前記スクリュロータ6,7の軸線方向に対して前記シリンダ8の一側に被圧縮気体を吸入する吸入口12及び吸入通路13を形成し、前記スクリュロータ6,7の一側ロータ軸14,15を支承する軸受16,17を収納する吸入側ケーシング11と、前記スクリュロータ6,7の軸線方向に対して前記シリンダ8の他側に圧縮気体を吐出する吐出口22及び吐出通路23とを形成し、前記スクリュロータ6,7の他側ロータ軸24,25を支承する軸受26,27を収納する吐出側ケーシング21とを備え、前記吸入側ケーシング部11と前記シリンダ8とは一体に形成され、オスロータ6の吸入側(一側)ロータ軸14は前記吸入側ケーシング部11を貫通して圧縮機本体2の外部に突出して該圧縮機本体の駆動軸となり、前記吸入側ケーシング部11の外周から圧縮機本体2の外部に突出するオスロータ6の吸入側ロータ軸14の周囲にモータ4と一体に連結するためのパワーサイドハウジング31を延出する。前記シリンダ8は吐出側ケーシング部21との接続部においてその周縁部を外周から直径方向外方に、レシーバタンク41の開口44外周に至り延出するフランジ部47を形成している。
【0023】
前記気液分離装置3は、圧縮機本体2から吐出された前記気液混合流体を一次分離するレシーバタンク41と、前記レシーバタンク41内で一次分離された気液混合流体を導入し、この導入された気液混合流体中にミストの状態で混入する微細な冷却媒体を分離して得られた圧縮気体を消費側に供給するセパレータ42とを備える。
【0024】
このレシーバタンク41は、円筒状の胴部45の一端開口を、外方に向かって膨出する半球状の鏡板46で被蓋することにより形成されており、このレシーバタンク41の胴部45他端における開口44をシリンダ8側に向け、水平方向としていわば横置きに設置し、該レシーバタンク41の前記開口44とは反対側を成す端部に、前述の半球状を成す鏡板46が配置されている。そして、このレシーバタンク41の胴部45における上部には、円筒形の筒体であるセパレータ42の軸線方向を垂直方向にして、前記セパレータ42の底部開口を直接接続する接続口43が設けられている。また、シリンダ8側における前記レシーバタンク41の端部には、レシーバタンク41内を点検・掃除等するための点検口となる前記開口44が設けられている。
【0025】
そして、図示の実施形態にあっては前記モータ4及び前記一側ロータ軸14,15を支承する軸受16,17が収納されている吸入側ケーシング部11並びにシリンダ8のロータ室9を除く、吐出側ケーシング部21のみを前記レシーバタンク41の開口から内部に挿入固定する。すなわち、前述のように吐出側ケーシング部21には、吐出口22及び吐出通路23とが形成され、前記スクリュロータ6,7の他側ロータ軸24,25を支承する軸受26,27が収容されている部分であり、前記シリンダ8のフランジ部47をレシーバタンク41の圧力容器として肉厚に形成されている前記開口44の外周部に固設して前記フランジ部47とレシーバタンク41とを連結することにより、前記開口44を被蓋すると共に、前記吐出側ケーシング部21のみを前記レシーバタンク41内部に挿入固定し、且つ前記モータ4及び前記吸入側ケーシング部11並びにシリンダ8のロータ室9をレシーバタンク41外に配置構成している。
【0026】
前記モータ4は前記オスロータ6の吸入側ロータ軸14の軸上に回転子51を固定して前記吸入側ロータ軸14とモータ4の回転軸、前記ロータ軸14を支承する前記軸受16とモータ4の回転軸を支承する軸受とを兼用し、モータ4の固定子52を固定するモータケーシング53と前記圧縮機本体2から延出するパワーサイドハウジング31とを締結してモータ4を構成している。かようにして、モータケーシング53、吸入側ケーシング11、吐出側ケーシング部21がモータ4の回転軸と一体又は直結あるいはカップリングにより接合した雄ロータ軸(14,24)及びレシーバタンク41の軸線方向を水平にして一体に構成されている。
【0027】
前記圧縮機本体2の吐出口22には該圧縮機本体から吐出される気液混合流体を導く吐出管48が接続され、前記吐出管48の軸線方向を、レシーバタンク41内に貯留される冷却媒体の液面(本実施形態にあっては潤滑油Oの油面L)Lよりも高い位置であって、前記レシーバタンクの軸線に対して平面視で平行に偏心して、すなわち図示の形態で、前記レシーバタンクの軸線方向に直交方向を成す、前記胴部45の幅方向のいずれか一方側(図2の紙面中では下方)に寄せて配置すると共に、前記吐出管48の開口部49を前記鏡板46に向けて配置し、この吐出管48の開口部49より吐出された気液混合流体が、レシーバタンク41の内壁に沿った旋回流Sを生じるように構成されている。
【0028】
図2に示す実施形態にあってはこの吐出管48をレシーバタンク41の軸線に対して図中下方に配置し、レシーバタンク41の内壁に沿って、図2にあっては時計回りの旋回流が生じるように構成しているが、この吐出管48は、例えばレシーバタンク41の軸線に対して図2の紙面中上方に配置し、レシーバタンク41の内壁に沿って反時計回りの旋回流が生じるように構成しても良く、その構成は図2に示す例に限定されない。
【0029】
前述の吐出管48の開口部49と油面Lとの間には、好ましくは図1及び図2に示すように、前述の鏡板46から開口44側に向かって突出した仕切板33が設けられており、この仕切板33によって前述の吐出管48の開口部49より吐出された気液混合流体が油面Lと衝突することが防止され、従って、この衝突によって生じる油煙の発生が防止されている。
【0030】
この仕切板33には、好ましくはその肉厚を貫通する複数の開孔34が形成されており、吐出管48の開口部49を介して吐出された気液混合流体中に含まれる冷却媒体が、レシーバタンク41の鏡板46や仕切板33に衝突した際に分離して仕切板33上に落下した場合であっても、この分離された冷却媒体が仕切板33上に溜まることなく、レシーバタンク41の底部に落下して回収されるように構成されている。
【0031】
以上のように構成したスクリュ圧縮機は、図1及び図2の矢印で示すように圧縮機本体2から吐出された気液混合流体が吐出口22から吐出管48を介して前記レシーバタンク41の鏡板46に向かって吐出され、この吐出された気液混合流体は半球状に形成された端壁46の内周面に導かれて反転すると共にレシーバタンク41の胴部45内壁に沿った開口44側に向かう流れと成ると共に、前記胴部45の上部に開口する接続口43からセパレータ42に導入される。
【0032】
このように吐出管48を介して気液混合流体の吐出方向を所定の方向に誘導することにより、この吐出管48を介して吐出された気液混合流体はレシーバタンク41内でスムーズに旋回し、遠心力により圧縮気体より重い冷却媒体は旋回流Sの外側に位置するレシーバタンク41の内壁面にぶつかって分離され、圧縮気体は旋回流Sの内側に位置する前記接続口43からセパレータ42へ導入されるので、レシーバタンク41内における冷却媒体の分離性能が向上し、消費側へ供給される圧縮気体中に含まれる冷却媒体の量を少なくすることができる。
【0033】
また、前述の吐出管48の開口部49を、冷却媒体の液面Lよりも高い位置に配置し、この開口部49より吐出された気液混合流体の旋回流Sは冷却媒体の液面Lよりも高い位置で旋回し、この旋回流Sがレシーバタンク41内の下部に貯留する冷却媒体に衝突して油煙を生じさせることがないので、レシーバタンク41内における冷却媒体の分離性能が向上し、冷却媒体の油面変動によって旋回流Sの長さが変わることなく分離性能を確保することができる。
【0034】
特に、吐出管48の開口部49と液面L間に仕切板33を設けた気液分離装置3にあっては、吐出管48より吐出された気液混合流体が液面Lと衝突することを確実に防止することができ、前述のような油煙の発生が確実に防止されると共に、この仕切板33に開孔34を形成する場合には、気液混合流体より分離された冷却媒体が例え仕切板33上に落下した場合であっても、この冷却媒体は仕切板33上に溜まることなくレシーバタンク41の底部に落下・回収されるために、仕切板33上に溜まった冷却媒体に吐出管48より吐出された気液混合流体が衝突することにより生じる油煙の発生をも防止し得る。
【0035】
次に、本発明の第2の実施形態を図3及び図4を参照して説明する。
【0036】
この図3及び図4に示す第2実施形態にあっては、図1及び図2を参照して説明した第1実施形態の構成に加え、吐出管48の上方に位置して、レシーバタンク41の鏡板46から開口44側に向かって略水平方向に突出する遮蔽板35が設けられている。
【0037】
この遮蔽板35は、前述のセパレータ42に通じる接続口43を、所定の間隔を介してその下方において覆うもので、この遮蔽板35を設けることにより、吐出管48の開口部49より吐出された気液混合流体がレシーバタンク41内を旋回せずに直接接続口43に導入されることを防止している。なお、この遮蔽板35を設けた点を除き、他の構成については図1及び図2を参照して説明した前述の第1実施形態における油冷式スクリュ圧縮機1と同様の構成である。
【0038】
この遮蔽板35は、前述のように鏡板46から開口44側に向かって、前述の接続口43を下方において遮蔽する位置迄突出されており、従って吐出管38より吐出された気液混合流体は、レシーバタンク41内を流動して接続口43に至るためには必ずこの遮蔽板35を迂回して流動するものとなる。
【0039】
そのため、レシーバタンク41内の鏡板46に向かって吐出された気液混合流体は、鏡板46の曲面に誘導されて反転し、胴部45内壁に沿って開口44側に流動し、その後、この開口44側において遮蔽板45の端部と接続口43間に形成された隙間から接続口43に導入される。
【0040】
このような遮蔽板35が存在しない場合には、吐出管48より吐出された気液混合流体が、レシーバタンク41内を循環することなく直接接続口43に導入される場合があるが、このように遮蔽板35を設ける場合には吐出管38より吐出された気液混合流体が確実にレシーバタンク41内を比較的長距離流動することとなり、その後、接続口43に導入することができることから、この遮蔽板35を備えた冷却媒体の分離装置にあってはその分離性能がより一層向上したものとなる。
【0041】
なお、この遮蔽板35には、好ましくは前述の仕切板33と同様にその肉厚を貫通する開孔36を多数形成し、この遮蔽板35上に気液混合流体より分離した冷却媒体が落下した場合であっても、この遮蔽板35上に冷却媒体が溜まることなく、タンクの下方に落下して回収されるものとなっている。
【0042】
さらに、本発明の第3の実施形態を図5〜図7を参照して説明する。
【0043】
この図5及び図6に示す第3実施形態にあっては、図1及び図2を参照して説明した第1実施形態の構成に加え、前記吐出管48の開口部49を前述のセパレータ42に通じる接続口43の形成位置に対して鏡板46側に配置すると共に、平面視においてこの接続口43を、前記吐出管48の偏心側におけるレシーバタンク41の幅方向の一端(図6中の下方)乃至前記吐出管48の開口部49側(図6中左下方)に向けて開放している。
【0044】
この接続口43の開放方向は、例えば接続口43自体の形状を前述の方向に向けて開放する形状としても良く、又は接続口43のサイズによっては、例えば既存のL字管等を取り付けてこれを延長して、その開放方向を前述の方向に向けるように構成しても良い。
【0045】
本実施形態にあっては、下向きに開放する接続口43に、図7に示すように円周方向の一部に切欠53が形成された断面C字状を成す円筒部51と、この円筒部51の一端を被蓋する底板52とにより形成された蓋体50を設け、底板52により被蓋されていない円筒部51の他端を上向きにして接続口43に取り付けると共に、円筒部51に形成された切欠53の向きを、図6に示す平面視において吐出管48の偏向側におけるレシーバタンクの幅方向の一端側(図6中の下方)、乃至吐出管48の開口部49側(図6中の左下方向)に向けてることにより、接続口43が前述した方向に開放されている。
【0046】
このように、吐出管48の開口部49を、接続口43に対してレシーバタンク41の鏡板46側に設けることで、吐出管48より吐出された気液混合流体がレシーバタンク41内を旋回する旋回流を生じさせる前に直接接続口43に導入されることを防止できると共に、その開放方向を前述の方向に向けることにより、図6中に矢印で示す旋回流Sのようにレシーバタンク41内における気液混合流体の旋回距離を可及的に長く取ることができる。その結果、レシーバタンク41内における気液分離性能が向上する。
【0047】
なお、前述の蓋体50は、接続口43を前述の方向に向けて開放することができるものであれば図示の構造に限定されず、他の構造を備えるものであっても良い。例えば前述の円筒体51に設けた切欠53に代え、例えばこの切欠53に対応する位置に多数の小孔を形成する等して、気液混合流体を導入する流路を形成しても良い。
【0048】
また、蓋体50の底板52に、気液混合流体の導入は殆ど行わないが、底板52上に冷却媒体が溜まった場合にはこれを落下させることができる程度の開孔を形成する等しても良く、その他各種の変形が可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、被圧縮気体を作用空間内で圧縮する過程で該作用空間内に冷却媒体を注入し吐出口から圧縮気体と冷却媒体との気液混合流体を吐出する液冷式圧縮機本体と、前記圧縮機本体の吐出口から吐出した気液混合流体を吐出管を介して導入し、圧縮気体と冷却媒体とに分離して圧縮気体を消費側に供給する気液分離装置とを備えた圧縮機において、
前記気液分離装置は、前記吐出管の一端が内部において開口し前記気液混合流体を一次分離するレシーバタンクと、前記レシーバタンク内で一次分離された気液混合流体を導入すると共に該気液混合流体中に残留する冷却媒体を更に分離して得られた圧縮気体を消費側に供給するセパレータとを備え、
前記レシーバタンクは、軸線方向を水平方向と成す筒状の胴部と、前記胴部の少なくとも一端開口を閉塞し、外方に膨出する半球状の鏡板を備えると共に、前記胴部の上部に前記セパレータを接続する接続口が形成され、
前記吐出管の軸線方向を、平面視において前記レシーバタンクの軸線に対して偏心して、例えば前記レシーバタンクの軸線に対して直交方向を成す前記胴部の幅方向のいずれか一端側に寄せて配置すると共に、前記吐出管の一端に形成する開口部を該レシーバタンクに貯留される冷却媒体の液面上限位置よりも高い位置において前記鏡板に向けて開口したことから、気液混合流体の旋回流は冷却媒体の油面よりも高い位置で旋回し、この旋回流がレシーバタンク内の下部に貯留する冷却媒体に衝突して油煙を生じさせることがないので、レシーバタンク内における冷却媒体の分離性能が向上し、冷却媒体の油面変動によって旋回流の長さが変わることなく分離性能を確保することができる。
【0050】
特に、吐出管の先端部と冷却媒体の液面間に、鏡板側より突出する仕切板を設けた冷却媒体の分離装置にあっては、前述の吐出管を介して吐出された圧縮流体が冷却媒体の液面に衝突することを確実に防止することができ、冷却媒体の分離性能をより一層向上させることができた。
【0051】
さらに、吐出管の先端開口部とレシーバタンクの出口であるセパレータの接続口間に鏡板より突出する遮蔽板を設け、前記レシーバタンクの出口を下方において遮蔽するこりとにより、吐出管より吐出された圧縮流体はこの遮蔽板を迂回してレシーバタンクの出口に向かう流れを生じるために、吐出管より吐出された圧縮流体は常に鏡板側から開口側に向かう流れを生じた後、開口側に形成された遮蔽板の端部側よりレシーバタンクの出口に導入される。その結果、レシーバタンク内を流動する圧縮流体の循環距離をタンク内において長距離確保することができ、その結果、冷却媒体の分離性能を向上させることができた。
【0052】
なお、前述の仕切板及び/又は遮蔽板に開孔を形成した構成にあっては、この仕切板及び/又は遮蔽板上に冷却媒体が溜まることを防止することができ、仕切板及び/又は遮蔽板上に溜まった冷却媒体が、タンク内を流動する圧縮流体と衝突して巻き上げられることが好適に防止される。その結果、このようにして巻き上げられた冷却媒体が圧縮流体中に混入して冷却媒体の分離性能が低下されることが防止される。
【0053】
さらに、前記吐出管の開口部を接続口の形成位置に対して鏡板側に配置すると共に、接続口に蓋体を取り付ける等することにより、平面視においてこの接続口を前記吐出管の偏心側におけるレシーバタンク41の幅方向の一端(図6中の下方)乃至前記吐出管48の開口部49側(図6中左下方)に向けて開放する場合には、吐出管から吐出された気液混合流体が旋回流を生じることなく直接接続口に導入されることを防止できると共に、旋回流の旋回距離を可及的に長距離とすることができ、レシーバタンク内における冷却媒体の分離性能を格段に向上させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す油冷式スクリュ圧縮機の横断面図
【図2】本発明の一実施形態を示す油冷式スクリュ圧縮機の平面断面図
【図3】本発明の別の実施形態を示す油冷式スクリュ圧縮機の横断面図。
【図4】本発明の別の実施形態を示す油冷式スクリュ圧縮機の平面断面図。
【図5】本発明の更に別の実施形態を示す油冷式スクリュ圧縮機の横断面図。
【図6】本発明の更に別の実施形態を示す油冷式スクリュ圧縮機の平面断面図。
【図7】本発明に適用可能な蓋体の斜視図
【図8】従来の油冷式スクリュ圧縮機の系統図
【図9】従来のスクリュ圧縮機本体の断面図
【図10】従来のスクリュ圧縮機(実開昭55−172689号)の断面図
【図11】従来のスクリュ圧縮機(実開昭55−172689号)の断面図
【符号の説明】
1 油冷式スクリュ圧縮機
2 圧縮機本体
3 気液分離装置
4 モータ
21 吐出側ケーシング
33 仕切板
35 遮蔽板
34,36 開孔
41 レシーバタンク
42 セパレータ
43 接続口
44 開口(点検口)
45 胴部
46 鏡板
47 フランジ部
48 吐出管
49 開口部
50 蓋体
51 円筒部
52 底板
53 切欠

Claims (5)

  1. 被圧縮気体を作用空間内で圧縮する過程で該作用空間内に冷却媒体を注入し吐出口から圧縮気体と冷却媒体との気液混合流体を吐出する液冷式圧縮機本体と、前記圧縮機本体の吐出口から吐出した気液混合流体を吐出管を介して導入し、圧縮気体と冷却媒体とに分離して圧縮気体を消費側に供給する気液分離装置とを備えた圧縮機において、
    前記気液分離装置は、前記吐出管の一端が内部において開口し前記気液混合流体を一次分離するためのレシーバタンクと、前記レシーバタンク内で一次分離された気液混合流体を導入すると共に該気液混合流体中に残留する冷却媒体を更に分離して圧縮気体を消費側に供給するセパレータとを備え、
    前記レシーバタンクは、軸線方向を水平方向と成す筒状の胴部と、前記胴部の少なくとも一端開口を閉塞し外方に膨出する半球状の鏡板を備えると共に、前記胴部の上部に前記セパレータを接続する接続口が形成され、
    前記吐出管の軸線方向を、平面視において前記レシーバタンクの軸線に対して偏心して配置すると共に、前記吐出管の開口部を該レシーバタンクに貯留される冷却媒体の液面上限位置よりも高い位置において前記鏡板に向けて開口したことを特徴とする液冷式圧縮機の気液分離装置。
  2. 前記レシーバタンク内における冷却媒体の液面上限位置と前記吐出管の開口部との間に、前記鏡板側より前記胴部の他端側に向かって突出する仕切板を設けたことを特徴とする請求項1記載の液油冷式圧縮機の気液分離装置。
  3. 前記吐出管の開口部と前記接続口との間に、前記鏡板より前記胴部の他端側に向かって突出する遮蔽板を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の液油冷式圧縮機の気液分離装置。
  4. 冷却媒体の通過を可能と成す開孔を、前記仕切板及び/又は前記遮蔽板の肉厚を貫通して形成したことを特徴とする請求項2又は3記載の液冷式圧縮機の気液分離装置。
  5. 前記吐出管の開口部を前記接続口に対して前記レシーバタンクの鏡板寄りに設けると共に、平面視において前記接続口を、前記吐出管の偏心側における前記レシーバタンクの幅方向の一端側乃至前記吐出管の開口部側に向けて開放したことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の液冷式圧縮機の気液分離装置。
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