JP2004176431A - 管のクランプ圧入装置と接合・圧入装置及び接合・圧入方法 - Google Patents

管のクランプ圧入装置と接合・圧入装置及び接合・圧入方法 Download PDF

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Mitsunori Arai
光範 洗
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仁 岸田
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Abstract

【課題】小型軽量化して狭隘な作業空間でも容易に設置して鋼管杭の接合と圧入を連続的に行う。
【解決手段】クランプ圧入装置2の下クランプ装置6と上クランプ装置5で鋼管杭40の内周面を保持し、既存構造物42などが有る狭隘な作業空間に容易に移動する。鋼管杭40を接合するとき、上クランプ装置5で接合する鋼管杭40bの内周面を保持し、下クランプ装置6で地盤に圧入されている鋼管杭40aの内周面を保持してフラッシュ溶接する。接合した鋼管杭40を地盤に圧入するとき、保持機構部9の反力受け用フランジ27を既存構造物42に押し当てて油圧シリンダ部7を駆動して、下クランプ装置6で接合した鋼管杭40の内周面の保持と解除を繰り返して圧入する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば既存構造物の補強などのため、上方の空間に制限がある場所において鋼管杭を順次溶接して地盤に圧入する管のクランプ圧入装置と接合・圧入装置及び接合・圧入方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開2001−355234号公報
【特許文献2】特開2000−229645号公報
図6に示すように、鉄道橋や道路橋及び一般既存建築物等の既存構造物の改修や補強などで使用される鋼管杭40を順次溶接して地盤に圧入する場合、上方の空間に制約があることから、図6(a)に示すように、接合する鋼管杭40bの単位長さLを短尺化して地盤41に圧入した鋼管杭40aに溶接している。このため接合部が非常に多くなり工期が非常に長くなってしまう。
【0003】
この接合部の数を減らすために、鋼管杭40の単位長さLをできるだけ長くしようとすると、接合部の地盤からの高さHを極力小さく抑える必要がある。接合部を低い位置にすると、溶接姿勢などが低くなるため作業環境が悪く、溶接の品質管理も非常に困難であった。
【0004】
また、鋼管杭40を地盤に圧入するため、既存構造物42又は既存構造物に取り付けた部材を反力として油圧ジャッキ50を使用する場合には、油圧ジャッキ50の長さだけ接合する鋼管杭40bの単位長Lを短くする必要がある。さらに、圧入工程においては、油圧ジャッキ50のストロークの関係から、ストロークが最大となった後は、図6(b)に示すように、圧入用スペーサ51を順次継ぎ足しながら圧入する必要があり、工数と工期が大幅に増大してしまう。
【0005】
この圧入用スペーサの数を極力低減して鋼管杭を圧入するために、特許文献1に示す圧入装置は、油圧ジャッキのシリンダの先端部に、鋼管杭の端部を押す傘部と、外周壁に多段の凹溝を有し、鋼管杭の内周をガイドする筒部を有するアタッチメントを取付け、アタッチメントの凹溝に鋼管杭の端部を押すストッパを取付け、ストッパの取付け位置を順次変えながらシリンダを繰り返して伸縮させ、傘部とストッパにより鋼管杭を地盤に圧入するようにしている。
【0006】
このように圧入用スペーサを使用しないで鋼管杭を地盤に圧入するようにしても、鋼管杭の接合を手動又は溶接ロボットでアーク溶接で行っていると、溶接時間が長くなってしまう。また、接合作業と圧入作業を独立させて交互に行う必要があるため作業が交錯し、作業効率が悪く工機を短縮することは困難である。
【0007】
この接合作業と圧入作業を連続して行うために、特許文献2に示す溶接・圧入装置は、鋼管杭の外周部を把持する上部クランプ手段と下部クランプ手段と、上部クランプ手段と下部クランプ手段を連結したアプセット用シリンダと、下部クランプ手段を昇降する昇降用シリンダと、上部クランプ手段の上面に設けた反力受け部を有する。鋼管杭を接合するときは、下部クランプ手段で地中に圧入した鋼管杭を把持し、上部クランプ手段で接合する鋼管杭を把持し、上下の鋼管杭の接合部近傍の上下に溶接電極を取付け、上下の鋼管杭の端部を軽く接触させて溶接用トランスから溶接電極を介して大電流を流して接触部を集中的に加熱した後、アプセット用シリンダを作動して接触部に急激に圧力を加えて圧接する。この接合した鋼管杭を地中に圧入するときは、上部クランプ手段と下部クランプ手段による鋼管杭の把持を解除した状態で昇降用シリンダを収縮させて下部クランプ手段を上昇端まで引上げ、アプセット用シリンダを伸長させて上部クランプ手段を上昇させ、反力受け部を既存構造物に密着させる。この状態で下部クランプ手段により鋼管杭を把持し、昇降用シリンダを遊動状態にしてアプセット用シリンダをさらにが最大ストロークになるまで伸長させて下部クランプ手段を下降させて鋼管杭を地中に圧入する。アプセット用シリンダが最大ストロークになったら下部クランプ手段による鋼管杭の把持を解除し、昇降用シリンダを収縮させて下部クランプ手段を上昇端まで引上げてから下部クランプ手段で鋼管杭を把持して前記圧入動作を繰り返す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように特許文献2に示す溶接・圧入装置は、鋼管杭をフラッシュ溶接するとともに、この接合と圧入を連続的に行い、施工工数を低減できるが、鋼管杭の外周面を把持するため、装置が大型化し、重量も大きくなるため、狭隘な作業空間に移動することは容易でなかった。また、鋼管杭を密に設置したり、障害物近傍に設定する場合、装置を設置することが困難となり適用できない場合があった。
【0009】
この発明はかかる短所を改善し、小型軽量化して狭隘な作業空間でも容易に設置して鋼管杭の接合と圧入を連続的に行うことができる管のクランプ圧入装置と接合・圧入装置及び接合・圧入方法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明の管のクランプ圧入装置は、加圧装置と上クランプ装置及び下クランプ装置とを有し、加圧装置は油圧シリンダ部と保持機構部を有し、油圧シリンダ部のピストンロッドは先端部に下クランプ装置を取り付ける保持部を有し、油圧シリンダ部のシリンダ胴は下端部に上クランプ装置を取り付ける保持部を有し、保持機構部は上面に反力受け部を有し、側面に搬送装置連結部を有し、油圧シリンダ部の上部に取り付けられ、上クランプ装置と下クランプ装置は、複数のクランプジョーと、クランプジョーを前後退する油圧シリンダを有し、上クランプ装置はシリンダ胴の保持部に取り付けられ、下クランプ装置はピストンロッドに設けた保持部に取り付けられ、接合する管を搬送するとき、上クランプ装置と下クランプ装置で接合する管の内周面を保持し、管を接合するとき、上クランプ装置で接合する管の内周面を保持し、下クランプ装置で地盤に圧入されている管の内周面を保持し、接合した管を地盤に圧入するとき、保持機構部の反力受け部を反力付与部材に押し当てて油圧シリンダ部を駆動して、下クランプ装置で接合した管内周面の保持と解除を繰り返すことを特徴とする。
【0011】
この発明の管の接合・圧入装置は、クランプ圧入装置と給電装置とを有し、クランプ圧入装置は、加圧装置と上クランプ装置及び下クランプ装置とを有し、加圧装置は油圧シリンダ部と保持機構部を有し、油圧シリンダ部のピストンロッドは先端部に下クランプ装置を取り付ける保持部を有し、油圧シリンダ部のシリンダ胴は下端部に上クランプ装置を取り付ける保持部を有し、保持機構部は上面に反力受け部を有し、油圧シリンダ部の上部に取り付けられ、上クランプ装置と下クランプ装置は、複数のクランプジョーと、クランプジョーを前後退する油圧シリンダを有し、上クランプ装置はシリンダ胴の保持部に絶縁部材を介して取り付けられ、下クランプ装置はピストンロッドに設けた保持部に絶縁部材を介して取り付けられ、給電装置は、テンションリングに絶縁部材を介して取り付けられた複数の溶接用電極と、一方に開口部を有する台車に搭載した複数の溶接用トランスを有し、接合する管を搬送するとき、上クランプ装置と下クランプ装置で接合する管の内周面を保持し、管を接合するとき、上クランプ装置で接合する管の内周面を保持し、下クランプ装置で地盤に圧入されている管の内周面を保持し、給電装置の溶接用電極を、接合する管と地盤に圧入されている管の接合部近傍の外周部にそれぞれ取り付け、溶接用トランスから溶接用電極に電力を供給しながら油圧シリンダ部を駆動して接合部の離接を繰り返したのち接合部を加圧し、接合した管を地盤に圧入するとき、保持機構部の反力受け部を反力を付与する部材に押し当てて油圧シリンダ部を駆動して下クランプ装置で接合した管内周面の保持と解除を繰り返すことを特徴とする。
【0012】
この発明の管の接合・圧入方法は、前記管のクランプ圧入装置を使用した管の接合・圧入方法であって、上クランプ装置と下クランプ装置を接合する管内に挿入し、上クランプ装置と下クランプ装置で接合する管の内周面を保持して地盤に埋設した管の位置まで移動し、接合する管を地盤に埋設した管の位置まで移動した後、上クランプ装置で接合する管の内周面を保持し、下クランプ装置で地盤に圧入されている管の内周面を保持して接合部を溶接し、管を接合した後、上クランプ装置と下クランプ装置による管の保持を解除し、保持機構部の反力受け部を反力付与部材に押し当てて、下クランプ装置で接合した管内周面の保持と解除を繰り返しながら油圧シリンダ部を駆動して接合した管を地盤に圧入することを特徴とする。
【0013】
この発明の他の管の接合・圧入方法は、前記管の接合・圧入装置を使用した管の接合・圧入方法であって、クランプ圧入装置を搬送装置により接合する管の位置に移動し、上クランプ装置と下クランプ装置を接合する管内に挿入し、上クランプ装置と下クランプ装置で接合する管の内周面を保持して地盤に埋設した管の位置まで移動し、接合する管を地盤に埋設した管の位置まで移動した後、上クランプ装置で接合する管の内周面を保持し、下クランプ装置で地盤に圧入されている管の内周面を保持し、給電装置の溶接用電極を、接合する管と地盤に圧入されている管の接合部近傍の外周部にそれぞれ取り付け、溶接用トランスから溶接用電極に電力を供給しながら油圧シリンダ部を駆動して接合部の離接を繰り返したのち接合部を加圧し、管を接合した後、接合した管から溶接用電極を取り外し、上クランプ装置と下クランプ装置による管の保持を解除し、保持機構部の反力受け部を反力付与部材に押し当てて、下クランプ装置で接合した管内周面の保持と解除を繰り返しながら油圧シリンダ部を駆動して接合した管を地盤に圧入することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の鋼管杭を溶接して地盤に圧入する接合・圧入装置の構成を示す断面図である。図に示すように、接合・圧入装置1はクランプ圧入装置2と給電装置3を有する。クランプ圧入装置2は、図2の断面図に示すように、加圧装置4と上クランプ装置5及び下クランプ装置6を有する。加圧装置4は油圧シリンダ部7と変位センサ8及び保持機構部9を有する。油圧シリンダ部7は片ロッド形複動シリンダからなり、ピストン10とピストンロッド11とシリンダ胴12及びヘッド部13を有する。ピストン10は外周部にピストンリング14を有し、下端部にピストンロッド10が連結されている。ピストンロッド11は先端部に下クランプ装置6を保持するフランジ15を有する。シリンダ胴12は、シリンダブロック16とロッドカバーブロック17を有する。シリンダブロック16は、上端部が開口し、ピストン10を上下方向に往復移動するシリンダ室18を有する。ロッドカバーブロック17はシリンダブロック16の下部に設けられ、下端部に上クランプ装置5を保持するフランジ19を有する。上クランプ装置5と下クランプ装置6は、図3の断面図に示すように、複数例えば6組のクランプジョー20と、クランプジョー20を前後退する片ロッド形複動シリンダの油圧シリンダ21を有し、上クランプ装置5はシリンダ胴12のロッドカバーブロック17に設けたフランジ19に絶縁部材を介して固定され、下クランプ装置6はピストンロッド11に設けたフランジ15に絶縁部材を介して固定されている。
【0015】
シリンダ胴12にはシリンダ室18に連通する油路22と、上クランプ装置5の油圧シリンダ21に連通する油路23と、下クランプ装置6の油圧シリンダ21に作動油を供給する油路24を有し、ピストンロッド11には下クランプ装置6の油圧シリンダ21に連通する油路25を有し、シリンダ胴12に設けられた油路24とピストンロッド11に設けた油路25は油圧ホース26で連結されている。ヘッド部13はシリンダ室18を密封するものであり、中心部に変位センサ8が取り付けられている。変位センサ8の先端部はピストン10とピストンロッド11の取付孔に摺動自在に挿入されている。
【0016】
保持機構部9は、上面に反力受け用フランジ27を有し、側面中心部には重機アタッチメント28がピン機構29により取り付けられ、下面のフランジ30がヘッド部13の上面に固定されている。重機アタッチメント28には重機のアーム31が取り付けられる。また、反力受け用フランジ27は反力を付与する部材の傾きなどの不整に対応できるようにピン機構を有しても良い。
【0017】
給電装置3は、図4(a)の正面図と(b)の上面図に示すように、開閉できる締付部を有するテンションリング32に絶縁部材を介して取り付けられた複数の溶接用電極33と、一方に開口部を有する台車34に搭載した複数の溶接用トランス35を有する。溶接用電極33は銅電極の周りに磁石を有する。この溶接用電極33と溶接用トランス35は電源ケーブル36で接続される。
【0018】
この接合・圧入装置1を使用して既存構造物の改修や補強などのために鋼管杭40を順次溶接して地盤41に圧入するときの施工方法を図5の工程図を参照して説明する。
【0019】
図5(a)に示すように、重機により保持したクランプ圧入装置2の下クランプ装置6と上クランプ装置5を接合する鋼管杭40bの内部に挿入し、下クランプ装置6と上クランプ装置5の油圧シリンダ21を前進させてクランプジョー20を鋼管杭40bの内壁に押圧して鋼管杭40bをクランプ圧入装置2で保持する。そして重機により鋼管杭40bを保持したクランプ圧入装置2を移動し、接合する鋼管杭40bを地盤41に圧入した鋼管杭40aの上部に配置する。
【0020】
このようにクランプ圧入装置2の下クランプ装置6と上クランプ装置5で鋼管杭40bの内壁を保持するから、クランプ圧入装置2を小型,軽量化することができ、既存構造物42などが有る狭隘な作業空間に容易に移動することができる。また、クランプ圧入装置2を鋼管杭40b内に挿入するから、鋼管杭40bの長さを長くすることができる。
【0021】
接合する鋼管杭40bを地盤41に圧入した鋼管杭40aの上部に配置した後、上クランプ装置5と下クランプ装置6の油圧シリンダ21を後退させてクランプ圧入装置2による鋼管杭40bの保持を解除する。その後、図5(b)に示すように、重機でクランプ圧入装置2を下降させ、下クランプ装置6を地盤41に圧入した鋼管杭40aの位置に配置し、上クランプ装置5を接合する鋼管杭40bの位置に配置する。そして下クランプ装置6で鋼管杭40aを保持し、上クランプ装置5で接合する鋼管杭40bを保持する。この状態で、図4に示すように、テンションリング32に絶縁部材を介して取り付けられた溶接用電極33を接合部の近傍の鋼管杭40aと鋼管杭40bの外周面にそれぞれ取り付け、台車34に搭載された溶接用トランス35を鋼管杭40a,40bの位置まで移動し、各溶接用電極33と溶接用トランス35の2次側を電源ケーブル36で接続する。この溶接用電極33を鋼管杭40a,40bに取り付けるとき、テンションリング32の弾性力と溶接用電極33に設けた磁石により、溶接用電極33を鋼管杭40a,40bに確実に密着させることができる。
【0022】
そして溶接用トランス35を1次電源に接続し、溶接用トランス35から溶接用電極33に低電圧で大電流の電力を供給しながら、油圧シリンダ部7のピストン10を駆動して鋼管杭40aと鋼管杭40bを接触,離間させて接合部を集中的に加熱する。そして接合部が十分に高温に達したときに、油圧シリンダ部7で鋼管杭40aと鋼管杭40bの接触部を急激に加圧(アプセット)して鋼管杭40aと鋼管杭40bを圧接する。
【0023】
この鋼管杭40aと鋼管杭40bを圧接するとき、適正なアプセットを行うためには鋼管杭40aと鋼管杭40bを堅固にクランプする必要がある。アプセット力は接合する部材の断面積あたり30−50N/mm程度必要である。例えば、鋼管杭40aと鋼管杭40bの断面積が20000mmであると、必要なアプセット力は600KN−1000KNになる。このアプセット力を基準に油圧シリンダ部7の加圧能力を定めるとともに上クランプ装置5と下クランプ装置6のクランプ力を決定する。また、油圧シリンダ部7で鋼管杭40aと鋼管杭40bの接触部を急激に加圧するとき、30mm/sec以上の速度を実現できるように構成している。
【0024】
また、鋼管杭40aと鋼管杭40bをフラッシュ溶接により接合するから、接合部を溶接技能者が監視している必要がなく、鋼管杭40aに取り付ける溶接用電極33を鋼管杭40aの地盤41の近くに取り付けることができ、鋼管杭40aを、上端部が地盤41の近くに達するまで圧入することができ、鋼管杭40bの長さをより長くすることができる。
【0025】
鋼管杭40aと鋼管杭40bを接合した後、上クランプ装置5と下クランプ装置6による鋼管杭40の把持を解除し、図5(c)に示すように、重機によりクランプ圧入装置2を上昇させ、保持機構部9の反力受け用フランジ27を既存構造物42など反力となる部材に押し当てる。ここで上クランプ装置5と下クランプ装置6の保持と解除を交互に繰り返しながら油圧シリンダ部7を駆動してクランプ圧入装置2を上昇させるようにしても良い。そして溶接用電極33を鋼管杭40a,40bから取り外し、溶接用トランス35を有する台車34を後退させる。
【0026】
この状態で、図5(d)に示すように、下クランプ装置6で鋼管杭40bを保持して、油圧シリンダ部7のピストン10を下降させ、ピストンロッド11を下に伸ばして鋼管杭40bに下向きの力を与えて鋼管杭40aと鋼管杭40bを地盤41に圧入する。油圧シリンダ部7のストローク分だけピストンロッド11を下に伸ばした後、下クランプ装置6による鋼管杭40bの保持を解除し、ピストンロッド11を引き込め、再び下クランプ装置6で鋼管杭40bを保持して、圧入動作を繰り返す。
【0027】
このように下クランプ装置6による鋼管杭40bの保持と解除を繰返しながら鋼管杭40a,40bを地盤41に圧入することにより、鋼管杭40a,40bの圧入量が油圧シリンダ部7のストローク分を越えた場合でも、圧入用スペーサの継ぎ足しは必要なく、圧入工程の工数を大幅に低減して施工時間を短縮することができる。
【0028】
また、前記説明では鋼管杭40を接合して地盤41に圧入する場合について説明したが、端部にだけ鋼製部材を有するようなPC杭などコンクリート部材でも中空断面であれば同様に適用することができる。
【0029】
また、前記説明では鋼管杭40aと鋼管杭40bをフラッシュ溶接により接合する場合について説明したが、既存構造物42など反力となる部材と地盤41までの間隔に余裕がある場合は、鋼管杭40aと鋼管杭40bを溶接ロボット等により溶接しても良い。このような場合、クランプ圧入装置2を使用することにより鋼管杭40a,40bの保持や圧入を容易にすることができる。
【0030】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、クランプ圧入装置の下クランプ装置と上クランプ装置で管の内周面を保持するから、クランプ圧入装置を小型,軽量化することができ、既存構造物などが有る狭隘な作業空間に容易に移動することができる。
【0031】
また、クランプ圧入装置を管内に挿入するから、狭隘な作業空間で使用する管の単位長さを長くすることができ、接合個所を少なくして施工工数を低減することができる。
【0032】
さらに、単位長さの管をフラッシュ溶接により接合することにより、接合部を溶接技能者が監視している必要がなく、地盤に圧入するの上端部を地盤の近くに達するまで圧入することができ、管の単位長さをより長くすることができる。
【0033】
また、管を地盤に圧入するとき、下クランプ装置による管の保持と解除を繰返しながら油圧シリンダ部を駆動して地盤に圧入することにより、管の圧入量が油圧シリンダ部のストローク分を越えた場合でも、圧入用スペーサの継ぎ足しは必要なく、圧入工程の工数を大幅に低減して施工時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋼管杭を溶接して地盤に圧入する接合・圧入装置の構成を示す断面図である。
【図2】クランプ圧入装置の構成を示す断面図である。
【図3】上クランプ装置と下クランプ装置の構成を示す断面図である。
【図4】給電装置の構成図である。
【図5】鋼管杭の搬送と接合及び地盤に対する圧入の各工程を示す工程図である。
【図6】従来例の圧入工程を示す工程図である。
【符号の説明】
1;接合・圧入装置、2;クランプ圧入装置、3;給電装置、
4;加圧装置、5;上クランプ装置、6;下クランプ装置、
7;油圧シリンダ部、8;変位センサ、9;保持機構部、10;ピストン、
11;ピストンロッド、12;シリンダ胴、13;ヘッド部、
14;ピストンリング、15;フランジ、16;シリンダブロック、
17;ロッドカバーブロック、18;シリンダ室、19;フランジ、
20;クランプジョー、21;油圧シリンダ、
22,23,24,25;油路、26;油圧ホース、
27;反力受け用フランジ、28;重機アタッチメント、29;ピン機構、
30;フランジ、31;重機のアーム、32;テンションリング、
33;溶接用電極、34;台車、35;溶接用トランス、
36;電源ケーブル、40;鋼管杭、41;地盤、42;既存構造物。

Claims (4)

  1. 加圧装置と上クランプ装置及び下クランプ装置とを有し、
    加圧装置は油圧シリンダ部と保持機構部を有し、油圧シリンダ部のピストンロッドは先端部に下クランプ装置を取り付ける保持部を有し、油圧シリンダ部のシリンダ胴は下端部に上クランプ装置を取り付ける保持部を有し、保持機構部は上面に反力受け部を有し、側面に搬送装置連結部を有し、油圧シリンダ部の上部に取り付けられ、
    上クランプ装置と下クランプ装置は、複数のクランプジョーと、クランプジョーを前後退する油圧シリンダを有し、上クランプ装置はシリンダ胴の保持部に取り付けられ、下クランプ装置はピストンロッドに設けた保持部に取り付けられ、
    接合する管を搬送するとき、上クランプ装置と下クランプ装置で接合する管の内周面を保持し、
    管を接合するとき、上クランプ装置で接合する管の内周面を保持し、下クランプ装置で地盤に圧入されている管の内周面を保持し、
    接合した管を地盤に圧入するとき、保持機構部の反力受け部を反力付与部材に押し当てて油圧シリンダ部を駆動して、下クランプ装置で接合した管内周面の保持と解除を繰り返すことを特徴とする管のクランプ圧入装置。
  2. クランプ圧入装置と給電装置とを有し、
    クランプ圧入装置は、加圧装置と上クランプ装置及び下クランプ装置とを有し、
    加圧装置は油圧シリンダ部と保持機構部を有し、油圧シリンダ部のピストンロッドは先端部に下クランプ装置を取り付ける保持部を有し、油圧シリンダ部のシリンダ胴は下端部に上クランプ装置を取り付ける保持部を有し、保持機構部は上面に反力受け部を有し、油圧シリンダ部の上部に取り付けられ、
    上クランプ装置と下クランプ装置は、複数のクランプジョーと、クランプジョーを前後退する油圧シリンダを有し、上クランプ装置はシリンダ胴の保持部に絶縁部材を介して取り付けられ、下クランプ装置はピストンロッドに設けた保持部に絶縁部材を介して取り付けられ、
    給電装置は、テンションリングに絶縁部材を介して取り付けられた複数の溶接用電極と、一方に開口部を有する台車に搭載した複数の溶接用トランスを有し、
    接合する管を搬送するとき、上クランプ装置と下クランプ装置で接合する管の内周面を保持し、
    管を接合するとき、上クランプ装置で接合する管の内周面を保持し、下クランプ装置で地盤に圧入されている管の内周面を保持し、給電装置の溶接用電極を、接合する管と地盤に圧入されている管の接合部近傍の外周部にそれぞれ取り付け、溶接用トランスから溶接用電極に電力を供給しながら油圧シリンダ部を駆動して接合部の離接を繰り返したのち接合部を加圧し、
    接合した管を地盤に圧入するとき、保持機構部の反力受け部を反力を付与する部材に押し当てて油圧シリンダ部を駆動して下クランプ装置で接合した管内周面の保持と解除を繰り返すことを特徴とする管の接合・圧入装置。
  3. 請求項1記載の管のクランプ圧入装置を使用した管の接合・圧入方法であって、
    上クランプ装置と下クランプ装置を接合する管内に挿入し、上クランプ装置と下クランプ装置で接合する管の内周面を保持して地盤に埋設した管の位置まで移動し、
    接合する管を地盤に埋設した管の位置まで移動した後、上クランプ装置で接合する管の内周面を保持し、下クランプ装置で地盤に圧入されている管の内周面を保持して接合部を溶接し、
    管を接合した後、上クランプ装置と下クランプ装置による管の保持を解除し、保持機構部の反力受け部を反力付与部材に押し当てて、下クランプ装置で接合した管内周面の保持と解除を繰り返しながら油圧シリンダ部を駆動して接合した管を地盤に圧入することを特徴とする管の接合・圧入方法。
  4. 請求項2記載の管の接合・圧入装置を使用した管の接合・圧入方法であって、
    クランプ圧入装置を搬送装置により接合する管の位置に移動し、上クランプ装置と下クランプ装置を接合する管内に挿入し、上クランプ装置と下クランプ装置で接合する管の内周面を保持して地盤に埋設した管の位置まで移動し、
    接合する管を地盤に埋設した管の位置まで移動した後、上クランプ装置で接合する管の内周面を保持し、下クランプ装置で地盤に圧入されている管の内周面を保持し、給電装置の溶接用電極を、接合する管と地盤に圧入されている管の接合部近傍の外周部にそれぞれ取り付け、溶接用トランスから溶接用電極に電力を供給しながら油圧シリンダ部を駆動して接合部の離接を繰り返したのち接合部を加圧し、
    管を接合した後、接合した管から溶接用電極を取り外し、上クランプ装置と下クランプ装置による管の保持を解除し、保持機構部の反力受け部を反力付与部材に押し当てて、下クランプ装置で接合した管内周面の保持と解除を繰り返しながら油圧シリンダ部を駆動して接合した管を地盤に圧入することを特徴とする管の接合・圧入方法。
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