JP2004175473A - 昇降装置 - Google Patents

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Hitomi Iiizumi
仁美 飯泉
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Abstract

【課題】故障発生前に事前にメンテナンス時期を報知できる昇降装置を提供する。
【解決手段】昇降機構3により昇降される荷受部2の各昇降時における積載負荷に対応する値と、各昇降時における昇降時間との積の累積値を求め、その累積値が予め定めた基準値を超える時に警報信号を出力する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば貨物車両のテールゲートのような荷受部を、積荷の積卸し時等にに昇降させるのに適した昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
荷受部を昇降機構により昇降させる従来の昇降装置においては、運転回数をカウンター装置によりカウントするものは知られている。しかし、どのような負荷の下で、どの程度の頻度で荷受部が昇降されていたかを記録する機能を有する昇降装置は存在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、昇降装置が故障するまで全くメンテナンス作業は行われず、運転中に急に故障が発生するという問題があった。また、故障が発生した場合の原因分析も困難であった。本発明は、このような問題を解決することのできる昇降装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の昇降装置の一つの特徴は、荷受部の昇降機構と、その荷受部の各昇降時における積載負荷に対応する値を求める手段と、その荷受部の各昇降時における昇降時間を求める手段と、その荷受部の各昇降時における積載負荷に対応する値と昇降時間との積の累積値を求める手段と、その累積値が予め定めた基準値を超える時に警報信号を出力する手段とを備える点にある。
これにより、昇降装置の仕事量が過大になる前に警報信号を出力し、その警報信号によりランプやブザー等の注意喚起手段を駆動したり、あるいは昇降装置を自動停止させ、故障発生前にオペレータにメンテナンスの必要性や異常な運転状態を報知できる。
【0005】
本発明の昇降装置の別の特徴は、荷受部の昇降機構と、その荷受部の昇降回数を求める手段と、その荷受部の各昇降時における積載負荷に対応する値を求める手段と、その荷受部の各昇降時における昇降時間を求める手段と、その求めた昇降回数、積載負荷に対応する値、および昇降時間を記憶する手段と、その記憶した昇降回数、積載負荷に対応する値、および昇降時間を出力する手段とを備える点にある。
これにより、荷受部の昇降回数と、各昇降時にどれだけの時間どれだけの積載負荷が作用したかを出力してオペレータに認識させ、適正な運転状況が守られているかを監視したり、故障時にリアルタイムで故障発生の原因を分析できる。さらに、その昇降回数、積載負荷に対応する値、および昇降時間の累積値それぞれを予め定められて記憶された基準値と比較し、その基準値を超える場合は警報信号を出力する制御装置を設け、その警報信号によりランプやブザー等の注意喚起手段を駆動してオペレータにメンテナンス時期を報知したり、故障発生前に昇降装置を自動停止させることができる。
【0006】
その昇降機構は、電動機と、その電動機により駆動される油圧ポンプと、その油圧ポンプから吐出される圧油の制御バルブと、その制御バルブによる圧油の制御によって伸縮することで荷受部を昇降させる油圧シリンダとを有し、各昇降時におけるその電動機の温度検出センサと、その電動機の検出温度を記憶する手段と、その記憶した検出温度を出力する手段とが設けられているのが好ましい。さらに、その制御装置により検出温度を予め定められて記憶された基準値と比較し、その基準値を超える場合は警報信号を出力するのが好ましい。これにより電動機の温度をモニターして焼損や過負荷を防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1に示す昇降装置1は、貨物車両のテールゲートやリフターの積荷載置台等の荷受部2の昇降機構3と、昇降機構3を制御する制御装置20とを備えている。
【0008】
昇降機構3は、電動機4と、電動機4により駆動される油圧ポンプ5と、油圧ポンプ5から吐出される圧油の制御バルブ6と、制御バルブ6による圧油の制御によって伸縮することで荷受部2を昇降させる油圧シリンダ7とを有する。
【0009】
制御バルブ6は3位置切替え式の電磁バルブで、上昇用スイッチ8aを介してバッテリー9に接続されるソレノイド6aと、下降用スイッチ8bを介してバッテリー9に接続されるソレノイド6bを有し、一方のソレノイド6aに通電されることで荷受部2が上昇するように油圧シリンダ7に圧油を供給する上昇位置に位置し、他方のソレノイド6bに通電されることで荷受部2が下降するように油圧シリンダ25に圧油を供給する下降位置に位置し、通電遮断されることで油圧ポンプ5から油圧シリンダ25への圧油供給を遮断する中立位置に位置する。
【0010】
上昇用スイッチ8aと一方のソレノイド6aを接続する電力供給線は信号線10aを介して制御装置20に接続され、下降用スイッチ8bと他方のソレノイド6bを接続する電力供給線は信号線10bを介して制御装置20に接続される。電動機4は駆動回路11を介してバッテリー9に接続され、駆動回路11は整流素子12を介して制御装置20に接続される。
【0011】
上昇用スイッチ8aあるいは下降用スイッチ8bがオンされると制御バルブ6は上昇位置あるいは下降位置に変位し、また、そのオン信号は制御装置20に入力される。これにより、制御装置20は電動機4に電力が供給されるように駆動回路11を制御するので荷受部2は昇降される。上昇用スイッチ8aと下降用スイッチ8bがオフされると制御バルブ6は中立位置に変位し、また、そのオフ信号は信制御装置20に入力される。これにより、制御装置20は電動機4への電力供給が遮断されるように駆動回路11を制御するので荷受部2の昇降は停止する。整流素子12は電動機4の逆起電力が制御装置20の制御に影響を及ぼすのを防止する。
【0012】
制御装置20は、CPU4a、制御プログラムを内蔵するROM4b、運転履歴を記録するバックアップ機能付RAM4c、タイマー4d、入出力インターフェイス4e、カレンダーIC4f、温度信号変換回路4gを有するコンピュータにより構成される。制御装置20に、荷受部2の積載負荷を検出するロードセル等の負荷量検知部21、LEDやブザー等により構成される報知装置22、電動機4の温度を検出する熱電対等により構成される温度検出センサ23、および出力対象機器としてパーソナルコンピュータ等の外部コンピュータ24が接続される。
【0013】
制御装置20は、上昇用スイッチ8aと下降用スイッチ8bのオン、オフ信号、タイマー4dからの信号、負荷量検知部21からの信号、および温度検出センサ23からの信号に基づき、荷受部2の昇降回数、各昇降時における昇降時間、各昇降時における積載負荷に対応する値としての荷受部2の積載重量、各昇降時の電動機4の検出温度を求める。昇降回数は上昇と下降の往復で一回ではなく、上昇用スイッチ8aのオン、オフによる上昇の開始から停止までと、下降用スイッチ8bのオン、オフによる下降の開始から停止までを、それぞれ一回の昇降回数として計数し、その一回の上昇時毎、下降時毎に昇降時間、積載重量、電動機温度が求められる。
【0014】
制御装置20は求めた昇降回数、積載重量、昇降時間、および検出温度をカレンダーIC4fからの信号により特定される日時と関連付けて記憶し、その日時と関連付けて記憶された昇降回数、積載重量、昇降時間、および検出温度を外部コンピュータ24に出力する。その出力は定期的に行ってもよいし、外部コンピュータ24から制御装置20への要求に応じて出力するようにしてもよいし、連続的い出力してもよい。外部コンピュータ24において、その出力された昇降回数、積載重量、昇降時間、および検出温度をディスプレイ装置やプリンタ等の出力装置(図示省略)に出力可能とされている。これにより、荷受部2の昇降回数と、各昇降時にどれだけの時間どれだけの積載重量が作用したかを出力できるので、適正な運転状況が守られているかを監視でき、故障時にリアルタイムで故障発生の原因分析に供し得る。例えば、過剰な昇降回数、過大な積載負荷、過剰な連続昇降時間が故障の原因であると究明し、故障の修理や将来の故障発生の防止に役立てることができる。
【0015】
制御装置20は、荷受部2の各昇降時における積載重量と昇降時間との積の累積値を求め、その累積値が予め定めた基準値を超える時に警報信号を出力する。また、制御装置20は電動機4の検出温度を記憶した設定値と比較し、設定値を超える時に警報信号を出力する。さらに、制御装置20は昇降回数、積載重量、および昇降時間の累積値それぞれを予め定められて記憶された基準値と比較し、その基準値を超える場合は警報信号を出力する。本実施形態では、その警報信号を報知装置22に出力し、オペレータにメンテナンスの必要性や異常運転状態を報知し、電動機4の焼損や過負荷を防止できるだけでなく、故障発生前に事前にメンテナンスを行うことが可能になる。なお、報知内容に応じて警告方法を異なるようにしてもよく、例えば積載重量と昇降時間との積の累積値や昇降回数の累積値が基準値を超えるためにメンテナンスの必要性を報知する場合はランプにより報知し、積載重量や電動機4の検出温度が過大であるために異常運転状態を報知する場合はブザーにより報知したり荷受部2の昇降を自動停止させる。さらに、荷受部2を一定時間昇降させた時の電動機4の検出温度が記憶した基準値をこえる場合は、メンテナンスの必要性を報知するために警報信号を出力するようにしてもよい。
【0016】
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば油圧シリンダ7の数は複数でもよく、また、昇降機構は油圧シリンダにより構成されるものに限定されず、例えば電動シリンダにより荷受部を昇降するものでもよい。さらに、荷受部2の各昇降時における積載負荷に対応する値は積載重量に限定されず、例えば荷受部2の積載負荷に応じて変動する油圧シリンダ7の移動速度や油圧ポンプ5の吐出圧力をストロークセンサや圧力センサを用いて求めるようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】
本発明の昇降装置によれば、故障発生前に事前にメンテナンス時期を報知でき、また運転記録から稼働率や運転状況を分析して故障発生原因を究明して的確に対処することが可能になり、さらに新規昇降装置の開発に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の昇降装置の構成説明図
【符号の説明】
1 昇降装置
2 荷受部
3 昇降機構
20 制御装置
21 負荷量検知部

Claims (2)

  1. 荷受部の昇降機構と、
    その荷受部の各昇降時における積載負荷に対応する値を求める手段と、
    その荷受部の各昇降時における昇降時間を求める手段と、
    その荷受部の各昇降時における積載負荷に対応する値と昇降時間との積の累積値を求める手段と、
    その累積値が予め定めた基準値を超える時に警報信号を出力する手段とを備える昇降装置。
  2. 荷受部の昇降機構と、
    その荷受部の昇降回数を求める手段と、
    その荷受部の各昇降時における積載負荷に対応する値を求める手段と、
    その荷受部の各昇降時における昇降時間を求める手段と、
    その求めた昇降回数、積載負荷に対応する値、および昇降時間を記憶する手段と、
    その記憶した昇降回数、積載負荷に対応する値、および昇降時間を出力する手段とを備える昇降装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009202659A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Daifuku Co Ltd 車両用昇降装置
JP2011020597A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Shinmaywa Industries Ltd 荷受台昇降装置
JP2011207291A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Shinmaywa Industries Ltd 荷受台昇降装置
JP2012020634A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Shinmaywa Industries Ltd 荷受台昇降装置
JP2016002775A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 極東開発工業株式会社 特装車のデータ収集システムおよびデータ収集装置

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