JP2004174528A - 遠心力成形法における受口内面成形コア - Google Patents

遠心力成形法における受口内面成形コア Download PDF

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Abstract

【課題】砂中子に代えて金属製コアを使用可能にするとともに、金属製コアであっても、成形精度を高くするとともに逆テーパー部の脱型を可能とすることを課題とする。
【解決手段】金枠1の受口4側端に当接されるフランジ部11と、フランジ部11から管受口4内面の受口奥方へ向け同軸に伸びるコア部12とを有し、コア部12より管受口奥方へさらに伸びる部分13が、周方向に複数個に分割され、それぞれの分割部の一端19が、周方向に沿って配列された軸周囲に回動自在に支持され、金枠1の回転時の遠心力により分割部13の他端側が軸21を中心として径方向外側へと回動移動し内型を形成するようにされ、分割部13の回動軸21が受口4外方へ向け管軸に沿って移動するように常時弾性的に付勢されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、遠心力成形法における受口内面成形コアに関する。
【0002】
【従来の技術】
ダクタイル鋳鉄管を遠心鋳造するための装置として、図7に示すものが知られている。図7において、1は遠心鋳造金枠で、駆動ローラ2上に水平方向に支持されることで、その軸心3のまわりに高速で回転できるように構成されている。
【0003】
ところで、ダクタイル鋳鉄管はその一端に管胴部よりも大径の受口を有するのが通例であり、これに対応して金枠1にもその一端部に他の部分の内径よりも大径とされた受口形成部4が設けられている。
【0004】
また、ダクタイル鋳鉄管の受口の内周面は複雑な形状を呈するのが一般的であり、このような受口の内周面を形成するために、図示のような砂中子すなわちコア5が用いられている(特許文献1、特許文献2)。
【0005】
このコア5は、円筒状に形成されるとともに、その外周に、受口内周の溝を形成するための凹凸部や受口奥方を形成する拡径部6が形成されている。
そしてこのコア5は、コアセッター(図示せず)のコアリング7に外ばめされることによってこのコアリング7に支持され、このコアリング7が金枠1に装着されることによって、金枠1の受口形成部4に挿入されて同心状にセットされるように構成されている。
【0006】
【特許文献1】
特開昭62−124060号公報 第1図
【0007】
【特許文献2】
特開2001−150114号公報 図1
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、遠心鋳造によって管を鋳造した後、金枠1から鋳造管を取り出す場合、コアリング7を金枠1の受口部から引き抜いた後、コア5を付着させたまま鋳造管8を金枠1から引き出し、その後、コア5を破壊することにより受口9内から除去しているので、管8を一本製造するたびに一個のコア5が消費されることとなり、コア5の使用が不経済となる問題があった。
【0009】
一方、コア5を耐熱金属製とし反復使用可能とすれば、砂中子のように成形の都度廃棄する不経済性はない半面、熱による膨張のため型の成形精度が低下する他、受口奥方に拡径部6のような逆テーパー部や受口内面の溝(図示省略)の成形部分があると、コア5を破壊しない限り抜くことが出来ないので、鋳造が不可能となる問題がある。
【0010】
この発明は、砂中子に代えて上記金属製コアを使用可能にするとともに、反復使用可能な金属製コアによる成形精度を高くするとともに逆テーパー部の脱型も可能とすることを課題として成されたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため請求項1の発明は、受口を有する管を遠心鋳造する金枠の受口側端に、受口内面を成形するために装着される内型であって、前記金枠の受口側端に当接されるフランジ部と、該フランジ部から前記管受口内面の受口奥方へ向け同軸に伸びるコア部とを有し、該コア部より管受口奥方へさらに伸びる部分が、周方向に複数個に分割され、それぞれの分割部の一端が、周方向に沿って配列された軸周囲に回動自在に支持され、金枠の回転時の遠心力により前記分割部の他端側が前記軸を中心として径方向外側へと回動移動し内型を形成するようにされ、該分割部の回動軸が受口外方へ向け管軸に沿って移動するように常時弾性的に付勢されていることを特徴とするものである。
【0012】
すなわち、本発明は、逆テーパ部などを成形するコアの分割部はそれぞれ周方向に沿った軸を中心として回動運動出来るようにされているので、この回動によりコアが縮径変形され、容易に脱型可能となる。したがって、逆テーパを有する内面形状や周方向凹溝などを有した複雑な内面形状の受口であっても金属製コアで成形可能となる。
【0013】
また、それぞれの回動する分割部は、支持するフランジに対し受口外方へ移動するように常時弾性的に付勢されているので、注入される溶湯によって分割部が加熱され熱により膨張伸張し、伸びが発生してもフランジに対する相対位置は一定とすることができ、隙間の発生、これに伴うバリの発生などもなく精度良く受口を成形できる。
【0014】
請求項2の発明は、受口を有する管を遠心鋳造する金枠の受口側端に、受口内面を成形するために装着される内型であって、前記金枠の受口側端に当接されるフランジ部と、該フランジ部から前記管受口内面の受口奥方へ向け同軸に伸びるコア部とを有し、少なくとも該コア部より管受口奥方へさらに伸びる部分が、鉄‐ニッケル系合金の低熱膨張材より成形された周方向複数個の分割片とされ、それぞれの分割部の一端が、周方向に沿って配列された軸周囲に回動自在に支持され、金枠の回転時の遠心力により前記分割部の他端側が前記軸を中心として径方向外側へと回動移動し内型を形成するようにされてなることを特徴とするものである。
【0015】
それぞれの回動する分割部は、鉄‐ニッケル系合金の低熱膨張材より成形されているので、注入される溶湯によって加熱されても膨張伸張が殆どなく、熱膨張にともなう分割部間の隙間の発生がなく、従ってバリの発生などもなく精度良く受口を成形できる。なお、少なくともとするのは、コア部より管受口奥方へさらに伸びる部分が低熱膨張材より成形されていればよいとの意で、コア部も低熱膨張材で成形されていても良いことを意味する。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の実施の形態である遠心力成形法における受口内面成形コアについて説明する。
実施の形態1
図1はこの発明の実施の形態1である遠心力成形法における受口内面成形コアの要部断面図、図2は図1の左側から見た正面図、図3はA−A線矢視拡大断面図である。
【0017】
図1〜3において、1は遠心鋳造金枠、4はその受口形成部でこれらは図4に示したものと同様の構成である。
この金枠1における受口形成部4の開口部に遠心力成形法における受口内面成形コア10が配置される。
【0018】
この受口内面成形コア10は、図に示すように金枠1の受口形成部4の開口端に当接されるフランジ部11と、このフランジ部11から同心状に受口形成部4の開口端より奥方へとテーパ状に径が縮小していく縮径コア部12と、この縮径コア部12からさらに管受口奥方へと伸びる分割コア部13を有して形成されている。
【0019】
そして、上記受口内面成形コア10におけるフランジ部11と縮径コア部12とは一体成形されているが、分割拡径コア部13は以下のような分割構造とされている。
【0020】
すなわち、分割拡径コア部13は、図2、図3に示すように周方向に6分割とされ、縮径コア部12から管受口奥方へと伸びている分割コア部13の各分割部13a〜13fは、フランジ部11方向へ延びるアーム18を有し、アーム18の一端がフランジ部11の端面に軸支されている。
【0021】
各分割部13a〜13fの互いの接触面22…は、拡径時に互いに嵌まり合いやすいよう、図に示すように周方向長さの長い分割部13b、13d、13fの互いに向き合う面が回転中心軸方向へ向けハ字状に開く面とされ、周方向長さの短い分割部13a、13c、13eがその隙間に入り込んでいく形状とされている。
そして、アーム18…は、支持軸21に回動自在に軸支されている。
【0022】
アーム18の支持軸21による軸支部19は、端面に開口するU字状の係合溝19aと、その開放端にねじ嵌合する止めボルト20と、止めボルト20と支持軸21との間に圧縮介挿されたつるまきバネ22とから構成され、つるまきバネ22の反発弾性より分割部13a〜13fは、それぞれ常時受口外方へ軸方向に付勢されている。そして、分割部13a〜13fが回動したとき、接触部23がコア12の先端と接触して静止固定するようにされている。
【0023】
次に、上記実施の形態2における受口内面成形コア10の作動について説明する。
まず、受口内面成形コア10を適当な治具を用いて拡径展開するなどして外面に塗型材(図示せず)を塗布し、ついで各分割部13a〜13fを、図1に二点鎖線で示すように中心方向へ回動させて縮径した状態とし、金枠1の受口開口端に挿入しフランジ部11で固定する。
【0024】
次に、遠心成形に備え金枠1を回転させると、各分割部13a…にも遠心力が作用し径方向へ移動しようとする力が作用し始める。
回転力が増し遠心力が増すと、まず質量の大きい幅広の分割部13a、13c、13dが拡径移動し、接触部23がコア12先端に接して固定され、次いで幅狭の分割部13b、13d、13eが拡径移動し、同様に接触部23に接して精子固定される。後に拡径移動する分割部13a、13c、13eは、先に開いた幅広の分割部13a、13c、13dの間のハ字状に開いた隙間に嵌合していくことになるので、確実に円周状のコアが形成される。
【0025】
そして、分割部13a、13c、13dの間に入り込んで図3に示したような完全な円周面を有する内面型を形成する。
そして、金枠1内に溶湯を流し込んで管8を遠心力により成形する。
【0026】
このとき、分割部13a〜13fは、溶湯の熱によりかなりの高温に熱せられ膨張変形するが、各分割部13a〜13fは、それぞれ支持軸21に対して受口外方へ向けてバネ22により軸方向へ弾撥付勢されているので、熱による伸張があっても、伸びた分はバネ22により引っ張られて収縮する方向へ移動するので、コア12先端と分割部13a〜13fの接触部23に隙間が出来ることがなく、熱変形による製品の成形精度低下や隙間発生によるバリの発生などが防げるのである。
【0027】
そして、そのまましばらく回転を続けその間に溶湯を冷却、凝結させる。
次に、金枠1の回転数を低下させていくと、分割部13a〜13fに作用する遠心力も小さくなり始め、巾の広い分割部13b〜13fが縮径方向へ移動しようとし、それに押されて巾の狭い分割部13a〜13eも縮径方向へと移動し図10に二点鎖線で示すように縮径し脱型可能となる。
【0028】
次いで、従来と同様遠心力成形された管8を引抜く。
そして、再びコア10の外面に前出と同様、塗型材を塗布し次回の遠心鋳造に備えるのである。
【0029】
従って、金属製のコアであっても反復使用が可能となるのである。
実施の形態2
図4はこの発明の実施の形態である遠心力成形法における受口内面成形コアの要部断面図、図5は図4の左側から見た正面図、図6はA−A線矢視拡大断面図である。
【0030】
図4〜6において、1は遠心鋳造金枠、4はその受口形成部でこれらは図7に示したものと同様である。
この金枠1における受口形成部4の開口部に遠心力成形法における受口内面成形コア10が配置される。
【0031】
この受口内面成形コア10は、図に示すように金枠1の受口形成部4の開口端に当接されるフランジ部11と、このフランジ部11から同心状に受口形成部4の開口端より奥方へとテーパ状に径が縮小していく縮径コア部12と、この縮径コア部12からさらに管受口奥方へと伸びる、鉄‐ニッケル系合金の低熱膨張材より成形された分割コア部13を有して形成されている。
【0032】
そして、上記受口内面成形コア10におけるフランジ部11と縮径コア部12とは一体成形されているが、分割コア部13は、実施の形態1の受口内面成形コアと同様、以下のような分割構造とされている。
【0033】
すなわち、分割コア部13は、図5、図6に示すように周方向に6分割とされ、縮径コア部12から管受口奥方へと伸びている分割コア部13の各分割部13a〜13fは、フランジ部11方向へ延びるアーム18を有し、アーム18の一端がフランジ部11の端面に軸支されている。
【0034】
各分割部13a〜13fの互いの接触面22…は、拡径時に互いに嵌まり合いやすいよう、図に示すように周方向長さの長い分割部13b、13d、13fの互いに向き合う面が回転中心軸方向へ向けハ字状に開く面とされ、周方向長さの短い分割部13a、13c、13eがその隙間に入り込んでいく形状とされている。
【0035】
アーム18…は、実施の形態1の受口内面成形コアとは異なり、支持軸21に回動自在に軸支され、軸方向へは移動しないように軸支されている。
ところで、上記説明において、分割コア部13…を形成する鉄‐ニッケル系合金の低熱膨張材とは、例えば、鉄−ニッケル系合金内のニッケル含有量が36%とされた合金をいい、非常に低熱膨張係数である特性を有し、具体的には、常温から400℃程度までの温度範囲内でも平均熱膨張係数が4×10−6/Kとほぼ一定値を示し、この数値が殆ど変化しない性質を有する。因みに、これ以外の鉄‐ニッケル系合金の平均熱膨張係数を一定値に維持できる温度帯域は、常温〜200℃までで、これら一般の合金に比べて本発明で用いる鉄‐ニッケル系合金の低熱膨張材による熱膨張係数はおよそ半分にまで低くできる。
【0036】
次に、上記実施の形態2における受口内面成形コア10の作動について説明する。
まず、受口内面成形コア10を適当な治具を用いて拡径展開するなどして外面に塗型材(図示せず)を塗布し、ついで各分割部13a〜13fを、図4に二点鎖線で示すように中心方向へ回動させて縮径した状態とし、金枠1の受口開口端に挿入しフランジ部11で固定する。
【0037】
次に、遠心成形に備え金枠1を回転させると、各分割部13a…にも遠心力が作用し径方向へ移動しようとする力が作用し始める。
回転力が増し遠心力が増すと、まず質量の大きい幅広の分割部13a、13c、13dが拡径移動し、接触部23がコア12先端に接して固定され、次いで幅狭の分割部13b、13d、13eが拡径移動し、同様に接触部23に接して静止固定される。後に拡径移動する分割部13a、13c、13eは、先に開いた幅広の分割部13a、13c、13dの間のハ字状に開いた隙間に嵌合していくことになるので、確実に円周状のコアが形成される。
【0038】
そして、分割部13a、13c、13dの間に入り込んで図3に示したような完全な円周面を有する内面型を形成する。
そして、金枠1内に溶湯を流し込んで管8を遠心力により成形する。
【0039】
このとき、分割部13a〜13fは、溶湯の熱によりかなりの高温に熱せられるが、各分割部13a〜13fは、鉄‐ニッケル系合金の低熱膨張材で形成されているため、熱による伸張が殆ど無く、このためコア12先端と分割部13a〜13fの接触部23に隙間が殆ど出来ることがない。従って、熱変形による製品の成形精度低下や隙間発生によるバリの発生などが防げるのである。
【0040】
そして、そのまましばらく回転を続けその間に溶湯を冷却、凝結させる。
次に、金枠1の回転数を低下させていくと、分割部13a〜13fに作用する遠心力も小さくなり始め、巾の広い分割部13b〜13fが縮径方向へ移動しようとし、それに押されて巾の狭い分割部13a〜13eも縮径方向へと移動し図10に二点鎖線で示すように縮径し脱型可能となる。
【0041】
次いで、従来と同様遠心力成形された管8を引抜く。
そして、再びコア10の外面に前出と同様、塗型材を塗布し次回の遠心鋳造に備えるのである。
【0042】
従って、金属製のコアであっても反復使用が可能となるのである。この実施の形態の場合は、実施の形態1に示したような分割部の複雑な軸支構造が不要となり、その分機構的なメンテナンスなども不要となる。
【0043】
なお、上記実施の形態2としてフランジ部11、縮径コア部12も同様に鉄−ニッケル系合金の低熱膨張材により形成しても良い。
この場合は、フランジ部11、縮径コア部12が同様に軸方向へ伸張するのを防止できると共に、周方向へも膨張変形するのが防止され、よってさらに精度の良い製品が成形可能となる。
【0044】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように、鋳鉄管の遠心成形において、受口内面を形成する内面成形コアを反復使用可能な金属製コアとすると共に、この金属製コアを構成する分割部を、回動軸に対し常時膨張による伸張が吸収される方向へ弾性的に付勢しているので、精度よく製品を鋳造できるとともに、形の接続部のバリなどの発生もなくすことが出来るなど種々の効果を有する。
【0045】
また、分割部を低熱膨張材により形成した場合は、熱による膨張収縮が少ないので、寸法精度が向上し、また分割部の熱による膨張収縮変形が少ないことから、バリの発生も少なくできる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である遠心力成形法における受口内面成形コアの断面図である。
【図2】図1の左側から見た正面図である。
【図3】図1のA−A線矢視断面図である。
【図4】この発明の実施の形態2である遠心力成形法における受口内面成形コアの断面図である。
【図5】図4の左側から見た正面図である。
【図6】図4のA−A線矢視断面図である。
【図7】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 遠心鋳造金枠
4 受口形成部
10 受口内面成形コア
11 フランジ部
12 コア状の内型部
13 分割コア部
13a 分割部
13b 分割部
13c 分割部
13d 分割部
13e 分割部
13f 分割部
18 アーム
19 軸支部
19a U字状の係合溝
20 止めボルト
21 支持軸
22 つるまきバネ
23 接触部

Claims (2)

  1. 受口を有する管を遠心鋳造する金枠の受口側端に、受口内面を成形するために装着される内型であって、前記金枠の受口側端に当接されるフランジ部と、該フランジ部から前記管受口内面の受口奥方へ向け同軸に伸びるコア部とを有し、該コア部より管受口奥方へさらに伸びる部分が、周方向に複数個に分割され、それぞれの分割部の一端が、周方向に沿って配列された軸周囲に回動自在に支持され、金枠の回転時の遠心力により前記分割部の他端側が前記軸を中心として径方向外側へと回動移動し内型を形成するようにされ、該分割部の回動軸が受口外方へ向け管軸に沿って移動するように常時弾性的に付勢されていることを特徴とする遠心力成形法における受口内面成形コア。
  2. 受口を有する管を遠心鋳造する金枠の受口側端に、受口内面を成形するために装着される内型であって、前記金枠の受口側端に当接されるフランジ部と、該フランジ部から前記管受口内面の受口奥方へ向け同軸に伸びるコア部とを有し、少なくとも該コア部より管受口奥方へさらに伸びる部分が、鉄‐ニッケル系合金の低熱膨張材より成形された周方向複数個の分割片とされ、それぞれの分割部の一端が、周方向に沿って配列された軸周囲に回動自在に支持され、金枠の回転時の遠心力により前記分割部の他端側が前記軸を中心として径方向外側へと回動移動し内型を形成するようにされてなることを特徴とする遠心力成形法における受口内面成形コア。
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