JP2004173377A - 記録ディスク用駆動モータ及び記録ディスク駆動装置 - Google Patents

記録ディスク用駆動モータ及び記録ディスク駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡略な構成でありながらも安定した回転を得ることが可能であると共に、薄型化が可能な記録ディスク駆動用モータを実現すること及び薄型で信頼性の高い記録ディスク駆動装置を実現すること。
【解決手段】ラジアル微小間隙及びスラスト微小間隙にオイルを連続して保持すると共に、シャフトの外周面とロータの内周面との間にラジアル軸受部を軸線方向に離間して一対設け、またブラケットのスラスト面及びロータのスラスト面との間にスラスト軸受部を設ける。一対のラジアル軸受部には、相互に対向する側に向かう軸線方向の流動をオイルに対して誘起するアンバランスな形状のヘリングボーン溝が動圧発生溝として形成され、またスラスト軸受部には、半径方向内方側に向かう流動をオイルに対して誘起する形状の動圧発生溝が形成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばハードディスクなどの記録ディスクを回転駆動するために用いられる、オイルを作動流体とする動圧軸受を使用した記録ディスク駆動用モータ並びに記録ディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今の記録ディスク駆動装置が搭載されるパーソナルコンピュータ等の機器の小型化及び薄型化の傾向並びに記録ディスク駆動装置のディジタルカメラ等小型機器への応用等使用される製品の多様化によって、記録ディスクを回転駆動するモータ自体も小型化並びに薄型化することが要求されている。
【0003】
ハードディスク等の記録ディスクを回転駆動するための小型且つ薄型の記録ディスク駆動用モータとして、固定のシャフトと、シャフトの一端に固定されたブラケットと、シャフト及びブラケットに回転自在に軸支されたロータハブと、このロータハブに装着されたロータマグネットと、このロータマグネットに半径方向に対向して装着されたステータとを備え、ロータハブの軸線方向端面は、ブラケットの軸線方向端面との間にオイルを保持する微小スラスト間隙を形成するスラスト面を有しており、これによりロータハブとブラケットとの間にスラスト軸受部が形成され、また、ロータハブの貫通孔は、シャフトの外周面との間にオイルを保持するラジアル微小間隙を形成する内周面を有しており、ロータハブとシャフトとの間にラジアル軸受部が形成されている記録ディスク駆動用モータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
以上に述べた記録ディスク駆動用モータの動圧軸受装置は、スラスト軸受部を構成するためのスラストプレートを用いる必要がないことから、スラスト軸受構造が軸方向に占有する部分を減らすことができ、モータ全体の薄型化を実現することができ又は軸線方向高さが一定のモータにおけるラジアル軸受部の軸線方向高さを十分に確保できる。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−350408号公報(第5−7頁、第1―3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示される記録ディスク駆動用モータのように、ロータに作用するラジアル荷重を1つのラジアル軸受部によって支持する構造では、ラジアル微小間隙における一点のみでその半径方向の全荷重が支持されることとなる。このため、高速回転化に対応しようとした場合には、どうしても軸受としての剛性が不足しがちである。また、軸受剛性を強化するためにラジアル軸受部を一対設けた場合には、これらラジアル軸受部間に保持されるオイルの内圧が大気圧以下の負圧になってしまう。
【0007】
周知のとおり、オイルの内圧が負圧になると、オイル内に溶け込んでいた空気が気泡となって現れ。軸受部に保持されるオイル内に気泡が現れ、これが滞留すると、気温や圧力といった軸受外部環境の変化によるオイルの漏れや、動圧発生溝と気泡とが接触することによる異常振動が発生する。また、気泡が凝集することでオイルが分断され、その結果発生する金属接触によって軸受部の焼き付く等種々の悪影響が生じることから、その解決が必要となってくる。しかし、ラジアル軸受部間に気泡を排出するための外気連通孔等を形成すると、加工工数が増加してモータがコストアップしてしまう。
【0008】
また、スラストプレートを用いないことによって、ロータのシャフトに対する抜け止め構造を別途設ける必要があるが、前記従来ロータのシャフトに対する抜け止め構造はシャフトの先端に固定されロータに対して軸線方向に対向するリングであるため、ラジアル軸受部の有効面積を確保し所定の軸受剛性を確保しつつ、さらなるモータの薄型化の要求に応えることが困難になりつつある。
【0009】
本発明の課題は、簡略な構成でありながらも安定した回転を得ることが可能であると共に、薄型化が可能な記録ディスク駆動用モータを実現することにある。
【0010】
また、本発明の別の課題は、薄型で信頼性の高い記録ディスク駆動装置を実現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、固定のシャフトと、前記シャフトの一端に固定されたブラケットと、前記シャフトが貫通する貫通孔が形成され、前記シャフトの外周面との間にオイルが保持されるラジアル微小隙間を介して対向する内周面と、前記ブラケットのスラスト面との間にオイルが保持されるスラスト微小隙間を介して対向するスラスト面が形成されたロータとを備えた記録ディスク駆動用モータであって、前記ラジアル微小間隙及び前記スラスト微小間隙には、前記オイルが途切れることなく連続して保持され、前記シャフトの外周面と前記ロータの内周面との間には、ラジアル軸受部が軸線方向に離間して一対設けられ、また前記ブラケットのスラスト面及び前記ロータのスラスト面との間には、スラスト軸受部が設けられており、前記一対のラジアル軸受部には、相互に対向する側に向かう軸線方向の流動を前記オイルに対して誘起するアンバランスな形状のヘリングボーン溝が動圧発生溝として形成され、また前記スラスト軸受部には、半径方向内方側に向かう流動を前記オイルに対して誘起する形状の動圧発生溝が形成されていることを特徴とする。
【0012】
このモータでは、一対のラジアル軸受部に、それぞれオイルに対して軸線方向に対向する方向へ向かう流動を誘起するアンバランスな形状のヘリングボーン溝を動圧発生溝として形成することで、ラジアル微小間隙のうちラジアル軸受部間の領域に保持されるオイルの内圧が大気圧以下にまで低下することがない。このため、特に加工工数を増加させることなく安定した回転を得ながら気泡にまつわる種々の問題の発生を防止することが可能になる。
【0013】
本発明の請求項2は、請求項1に記載の記録ディスク用駆動モータにおいて、前記ロータには、ロータマグネットが固定されていると共に、該ロータマグネットの内周面には強磁性体からなり且つ半径方向内方側に突出する環状突起を有するリング部材が装着されており、また前記ブラケットには、前記スラスト軸受部を構成する軸線方向面の外周側に半径方向外方側に突出する環状突起を有する円筒壁が設けられており、該リング部材の環状突起と該円筒壁の環状突起とによって、前記ロータが前記シャフトに対して軸線方向に移動するのを制限するための抜け止め構造が構成されていることを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項3は、請求項2に記載の記録ディスク駆動用モータにおいて、前記ロータの前記軸線方向ブラケット側面において前記スラスト面の外周側には軸線方向に凹む凹部が形成され、前記円筒壁の内周面と半径方向に対向する該凹部の半径方向面は、前記スラスト面から軸線方向に離間するにつれてその外径が縮径するよう傾斜する傾斜面に形成されており、該傾斜面と前記円筒壁の内周面は、前記オイルにおける前記スラスト軸受部側の端部が位置するシール部として機能することを特徴とする。
【0015】
本発明の請求項4は、請求項3に記載の記録ディスク駆動用モータにおいて、前記ブラケットには前記ロータマグネットと半径方向に対向して磁気回路部を形成するステータが配置されており、該磁気回路部と、前記抜け止め構造と、前記シール部と、前記一対のラジアル軸受部のうち前記スラスト軸受部側に位置するラジアル軸受部とは、半径方向に並列して配置されていることを特徴とする。
【0016】
本発明の請求項5は、ハウジングと、該ハウジングの内部に固定され記録ディスクを回転させるスピンドルモータと、該記録ディスクの所要の位置に情報を書き込み又は読み出すための情報アクセス手段とを有する記録ディスク駆動装置であって、前記スピンドルモータとして、請求項1乃至4のいずれかに記載の記録ディスク駆動用モータが用いられていることを特徴とする。
【0017】
ところで、請求項1以外の請求項に記載する発明は、本発明の実施形態に即した構成に関するものであり、重複した記載を避けるために、各請求項に係る発明の構成による作用効果並びにその原理に関しては、下記発明の実施の形態及び発明の効果において詳述する。
【0018】
【発明の実施の形態】
(1)モータ全体の構造
以下、本発明に係る記録ディスク駆動用モータの実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は以下に示す各実施例に限定されるものではない。
【0019】
図1は、本発明の記録ディスク駆動用モータにおける概略要部構成を模式的に示す縦断面図である。図1において、この記録ディスク駆動用モータ1は、小型の記録ディスク(例えば1インチ×1枚用のディスク)を回転させるための小型・薄型化モータである。
【0020】
記録ディスク駆動用モータ1は、主に、固定のシャフト2と、シャフト2が固定されるブラケット3と、シャフト2及びブラケット3に回転自在に支持され記録ディスク(図4においてディスク板53として図示する)が載置されるロータ4と、ロータ4の外周面に固定された円筒状のロータマグネット5と、ブラケット3に固定されロータマグネット5に対して所定の空隙を介して半径方向に対向するステータ6とから構成されている。
【0021】
ブラケット3は、シャフト2の下端部が固定される円板状の部材である第1ブラケット7と、第1ブラケット7に固定された第2ブラケット8とから構成されている。第1ブラケット7は、後に述べるロータ4のスラスト面4bと軸線方向に対向するスラスト面7aと有しており、また第2ブラケット8は、第1ブラケット7の外周部が嵌合固定される中央開口を有すると共に、ステータ6が固定される円形凹部8aを有する。尚、この第2ブラケット8は、記録ディスク駆動装置の筐体の一部をなすベース部材と一体であっても構わない。
【0022】
次に図2を参照して、ロータ4は、シャフト2が貫通される貫通孔を有し、比較的半径方向幅が大きい円筒形状部材である。ロータ4の貫通孔の内周面4aは、シャフト2の外周面2aとラジアル微小間隙を介して対向する。また、ロータ4の内周面4aにおける軸線方向下端から半径方向外方に延びるスラスト面4bが形成されている。さらに、ロータ4には、ロータマグネット5の内周面が固定される外周面に連続する環状の段部4cが設けられており、段部4cのブラケット側面とロータマグネット5の内周面下部側と段部4cのブラケット側面及びロータ4のスラスト面4bに連続する外周面とによって、スラスト面4bの外周側に軸方向に凹む環状の凹部9が形成されている。
【0023】
(2)動圧軸受の構造
以下、各部材の構造及び関係を説明しながら、ロータ4をシャフト2に対して回転自在に支持させる動圧軸受について説明する。動圧軸受は、ラジアル軸受部10,11及びスラスト軸受部12から構成されている。
【0024】
図2に図示されるとおり、ロータ4の内周面4aとシャフト2の外周面2aとの間に形成されるラジアル微小間隙とロータ4のスラスト面4bと第1のブラケット7のスラスト面7aとの間に形成されたスラスト微少間隙中にはオイル17が毛細管現象によって連続して保持されている。ロータ4の内周面4aには動圧発生溝10a,11aが軸線方向に離間して形成され、シャフト2の外周面2aと間に上部ラジアル軸受部10及び下部ラジアル軸受部11が形成されている。また、ロータ4のスラスト面4bには動圧発生溝12aが形成され、第1ブラケット7のスラスト面7aとの間にスラスト軸受部12を形成している。
【0025】
図3(a)に示すとおり、上部ラジアル軸受部10の動圧発生溝10aは、ヘリングボーン状溝である。このヘリングボーン状溝は、互いに逆方向のスパイラル状溝を連結したものであり、ロータ4の回転時に、オイル17にスラスト軸受部12側に向かう流動を誘起させるよう、上側のスパイラル状溝10a1が下側のスパイラル状溝10a2に比べて軸線方向に長くなっている。また、下部ラジアル軸受部11の動圧発生溝11aも上部ラジアル軸受部10の動圧発生溝10aと同様にヘリングボーン状溝であるが、下側のスパイラル状溝11a2が上側のスパイラル状溝11a1に比べて軸線方向に長くなっている。すなわち、上部ラジアル軸受部10においては、動圧発生溝10aによってスラスト軸受部12側、つまり軸線方向下側に向かうオイル17の流動を誘起し、これとは逆に、下部ラジアル軸受部11においては、動圧発生溝11aによって上部ラジアル軸受部10側、つまり軸線方向上側に向かうオイル17の流動を誘起している。これにより、ラジアル微小間隙のうち、上部ラジアル軸受部10と下部ラジアル軸受部11との間の領域A(図1において一点鎖線で囲む部分)に保持されるオイル17の内圧が大気圧以上に維持され、気泡の発生が防止されることとなる。
【0026】
尚、図3(b)に図示するとおり、スラスト軸受部12の動圧発生溝12aは、スパイラル状溝であり、このスパイラル状溝は、ロータ4の回転時にオイル17にシャフト2方向、つまり半径方向内方側に作用する動圧を発生させるよう、ポンプイン形状を有している。
【0027】
このとき、上部及び下部ラジアル軸受部10,11において、オイル17に対して軸線方向下方側(スラスト軸受部12側)に向かう流動を誘起するスパイラル溝部10a1及び11a1のポンピングによる圧力の和から、軸線方向上方側(テーパシール部15側)に向かう流動を誘起するスパイラル溝部10a2及び11a2のポンピングによる圧力を差し引いた圧力は、スラスト軸受部12に設けられたオイル17に対して半径方向内方側に向かう流動を誘起する動圧発生溝12aのポンピングによる圧力を上回るよう設定されており、この上部及び下部ラジアル軸受部10,11側で発生するスラスト軸受部12側に向かうオイル17の流動による圧力とスラスト軸受部12で発生する半径方向内方側に向かうオイル17の流動による圧力とによって、回転時にロータ4はブラケット3から離間する方向に浮上する。
【0028】
また、第2ブラケット8におけるロータマグネット5の下面と軸線方向に対向する部位には、ステンレス鋼等の強磁性材から形成される環状のスラストブッシュ13が配置されている。このように、ロータマグネット5と軸線方向に対向して強磁性材製のスラストブッシュ13を配置することで、ロータ4はブラケット3側に磁気的に吸引されることとなる。このロータ4に作用する上部及び下部ラジアル軸受部10,11とスラスト軸受部12とによる浮上力とロータマグネット5及びスラストブッシュ13による磁気吸引力とがバランスし、ロータ4が軸線方向に安定して支持されることとなる。
【0029】
尚、スラスト軸受部12に形成される動圧発生溝12aは、外周側に設けられた半径方向寸法が大なスパイラル溝部と内周側に設けられる半径方向寸法が小なスパイラル溝部とを連結した、半径方向にアンバランスな形状のヘリングボーン状溝とすることも可能である。この場合、上部及び下部ラジアル軸受部10,11側からスラスト軸受部12側に向かうオイル17の流動による圧力は、スラスト軸受部12に形成される動圧発生溝12aを構成するスパイラル溝部のアンバランス量に起因する半径方向内方側に向かうオイル17の流動による圧力を上回るよう設定される。
【0030】
(3)シール構造
次にシール部14,15について説明する。表面張力シール部22,24は、動圧軸受の両端においてオイル17を封止して漏れを防止するための構造である。
【0031】
下部シール部14は、スラスト軸受部12からのオイル17の漏れを防止するための構造であり、スラスト軸受部12の外周側において、ロータ4と第1ブラケット7とによって構成されている。以下、ロータ4及び第1ブラケット7の構造を説明しながら、下部シール部14について詳細に説明する。図2に示すように、第1ブラケット7の外周縁上面側には、環状の円筒壁7bが形成されている。また、この円筒壁7bは軸線方向上方に延び、凹部9内に位置している。
【0032】
ロータ4における段部4cのブラケット側面及びスラスト面4bに連続する外周面は、スラスト面4bから段部4cのブラケット側面方向に進むにつれて外径が縮径するよう傾斜する傾斜面4dに形成されており、この傾斜面4dと円筒壁7bの内周面との間には、テーパ状の間隙が規定される。延長部15cは内周側面4f及び端面4hに間隙を介して配置されている。傾斜面4dと円筒壁7bの内周面との間に形成されるテーパ状の間隙は、ロータ4及び第1のブラケット7のそれぞれのスラスト面4b及び7aによって形成されるスラスト微小間隙に連続し、且つスラスト微小間隙に保持されるオイル17の端部を保持している。具体的には、傾斜面4dと円筒壁7bの内周面との間に形成されるテーパ状の間隙内においてオイル17の表面張力と外気の空気圧等とがバランスされ、この間隙においてオイル17のメニスカスが位置している。
【0033】
また、上部シール部15は、上部ラジアル軸受部10側からのオイル17の漏れを防止するための構造であり、上部ラジアル軸受部10の軸線方向外側端部において、ロータ4の内周面4bとシャフト2の外周面2aとによって構成されている。具体的には、ロータ4の内周面4aにおいて上部ラジアル軸受部10の軸線方向外方には、シャフト2の外周面2aとの間の間隙が軸線方向外側に向かって拡大するよう傾斜面4eが形成されており、この傾斜面4eとシャフト2の外周面2aとの間のテーパ状の間隙内において、ラジアル微小間隙に保持されたオイル17の表面張力と外気の空気圧等とがバランスされ、この間隙においてオイル17のメニスカスが位置している。
【0034】
この結果、オイル17が下部シール部14又は上部シール部15のいずれかのメニスカスの形成位置からさらに外方に移動しようとしても、他方のシール部内に形成されたメニスカスがこれとバランスしようとするので、それが抵抗となってオイル17の軸受外部への移動が抑制される。
【0035】
(4)抜け止め構造
抜け止め構造は、ロータ4がシャフト2に対して軸線方向に抜け出るのを防止するための構造であり、ロータ4と第1のブラケット7との間に形成されている。以下、ロータ4と第1のブラケット7の各構造を説明しながら、抜け止め構造を詳細に説明する。
【0036】
図2に示すように、第1ブラケット7の円筒壁7bの先端には、外周側に延びるフランジ7cが形成されている。フランジ7cの先端の半径方向位置は、第1ブラケット7の本体部分外周面の半径方向位置より外周側にある。また、凹部9を形成するロータマグネット5の内周面には、ステンレス鋼等の強磁性材よりなる環状のヨーク部材16が装着されている。尚、ヨーク部材16の上端面は、凹部9の底面である段部4cのブラケット側面に当接し、位置決めされている。
【0037】
このヨーク部材16は、ロータマグネット5とステータ6との間に形成される磁気回路からの漏洩磁束を遮断するために装着されているが、更に、ヨーク部材16の内周面における軸線方向中心部よりも下方側には、内周側に延びる環状突部16aが形成されており、この環状突部16aとフランジ部7cとが係合することによって、ロータ4の軸線方向の移動を規制する抜け止め構造が構成されることとなる。
【0038】
上述のとおり構成されることによって、本実施形態における記録ディスク駆動用スピンドルモータにおいては、上部及び下部ラジアル軸受部10,11を有することによって安定した回転を得ることができると共に、ラジアル微小間隙における上部ラジアル軸受部10と下部ラジアル軸受部11との間の領域における負圧の発生を防止することができるので、簡略な構成でありながら気泡にまつわる種々の悪影響を排除することができる。加えて、下部ラジアル軸受部11、下部シール部14、抜け止め構造並びにロータマグネット5及びステータ6からなる磁気回路部が、モータの高さ方向における同一平面上に並列配置されることで、モータの薄型化を実現することが可能になると同時に、限られた高さ方向の寸法の中で、ラジアル軸受部の有効面積を確保し所定の軸受剛性を確保することができる。
【0039】
(5)記録ディスク駆動装置の構成
次に図4を参照して上記した本願発明の実施形態に係る記録ディスク駆動用モータ用いた記録ディスク駆動装置について説明する。
【0040】
図4に、一般的なディスク駆動装置50の内部構成を模式図として示す。ハウジング51の内部は塵・埃等が極度に少ないクリーンな空間を形成しており、その内部に情報を記憶する円板状のディスク板53が装着された記録ディスク駆動用モータ52が設置されている。加えてハウジング51の内部には、ディスク板53に対して情報を読み書きするヘッド移動機構57が配置され、このヘッド移動機構57は、ディスク板53上の情報を読み書きするヘッド56、このヘッドを支えるアーム55及びヘッド56及びアーム55をディスク板53上の所要の位置に移動させるアクチュエータ部54により構成される。
【0041】
このような記録ディスク駆動装置50の記録ディスク駆動用モータ52として上記実施形態のモータ1を使用することで、薄型で信頼性の高い記録ディスク駆動装置とすることが可能となる。
【0042】
尚、図1に図示される記録ディスク駆動用モータ1の第2のブラケット8をハウジング51に直接固定する又はハウジング51と一体に形成し、またシャフト2の軸線方向上端部(第1のブラケット7に固定される側の端部とは反対側の端部)に、図1に図示される如く雌ねじ孔18を設け、この雌ねじ孔18内にハウジング51を介して雄ねじ57を締結する、いわゆる両端固定構造とすることで、シャフト2が記録ディスク駆動装置50の柱として機能することとなり、その堅牢性が改善され、耐久性に優れたものとすることが可能である。
【0043】
以上、本発明に従う記録ディスク駆動用モータ及び記録ディスク駆動装置の一実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
【0044】
例えば、図示の実施形態では、ラジアル軸受部及びスラスト軸受部において動圧発生溝をロータに形成したモータを例に上げ説明したが、これに限定されることなく、シャフトもしくはブラケットに動圧発生溝を形成するモータにも適用することができることは勿論である。
【0045】
【発明の効果】
本発明の記録ディスク用駆動モータでは、一対のラジアル軸受部を有することによって安定した回転を得ることができると共に、ラジアル微小間隙におけるラジアル軸受部間の領域における負圧の発生を防止することができるので、簡略な構成でありながら気泡にまつわる種々の悪影響を排除することができる。加えて、スラスト軸受部側のラジアル軸受部、シール部、抜け止め構造並びにロータマグネット及びステータからなる磁気回路部が、モータの高さ方向における同一平面上に並列配置されることで、モータの薄型化を実現することが可能になると同時に、限られた高さ方向の寸法の中で、ラジアル軸受部の有効面積を確保し所定の軸受剛性を確保することができる。
【0046】
また、本発明の記録ディスク駆動装置では、薄型で信頼性の高い記録ディスク駆動装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る記録ディスク駆動用モータの概略構成を模式的に示す縦断面図である。
【図2】図1の部分拡大図であり、抜け止め構造の概略構成を模式的に示す縦断面図である。
【図3】(a)は、ラジアル軸受部に形成される動圧発生溝の形状を模式的に示す縦断面図であり、(b)は、スラスト軸受部に形成される動圧発生溝の形状を模式的に示す平面図である。
【図4】記録ディスク駆動装置の概略構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1 記録ディスク駆動用モータ
2 シャフト
3 ブラケット
4 ロータ
10,11 ラジアル軸受部
10a,11a ヘリングボーン溝
12 スラスト軸受部
12a スパイラル溝
17 オイル

Claims (5)

  1. 固定のシャフトと、前記シャフトの一端に固定されたブラケットと、前記シャフトが貫通する貫通孔が形成され、前記シャフトの外周面との間にオイルが保持されるラジアル微小隙間を介して対向する内周面と、前記ブラケットのスラスト面との間にオイルが保持されるスラスト微小隙間を介して対向するスラスト面が形成されたロータとを備えた記録ディスク駆動用モータであって、
    前記ラジアル微小間隙及び前記スラスト微小間隙には、前記オイルが途切れることなく連続して保持され、
    前記シャフトの外周面と前記ロータの内周面との間には、ラジアル軸受部が軸線方向に離間して一対設けられ、また前記ブラケットのスラスト面及び前記ロータのスラスト面との間には、スラスト軸受部が設けられており、
    前記一対のラジアル軸受部には、相互に対向する側に向かう軸線方向の流動を前記オイルに対して誘起するアンバランスな形状のヘリングボーン溝が動圧発生溝として形成され、また前記スラスト軸受部には、半径方向内方側に向かう流動を前記オイルに対して誘起する形状の動圧発生溝が形成されていることを特徴とする記録ディスク駆動用モータ。
  2. 前記ロータには、ロータマグネットが固定されていると共に、該ロータマグネットの内周面には強磁性体からなり且つ半径方向内方側に突出する環状突起を有するリング部材が装着されており、また前記ブラケットには、前記スラスト軸受部を構成する軸線方向面の外周側に半径方向外方側に突出する環状突起を有する円筒壁が設けられており、該リング部材の環状突起と該円筒壁の環状突起とによって、前記ロータが前記シャフトに対して軸線方向に移動するのを制限するための抜け止め構造が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の記録ディスク用駆動モータ。
  3. 前記ロータの前記軸線方向ブラケット側面において前記スラスト面の外周側には軸線方向に凹む凹部が形成され、前記円筒壁の内周面と半径方向に対向する該凹部の半径方向面は、前記スラスト面から軸線方向に離間するにつれてその外径が縮径するよう傾斜する傾斜面に形成されており、該傾斜面と前記円筒壁の内周面は、前記オイルにおける前記スラスト軸受部側の端部が位置するシール部として機能することを特徴とする請求項2に記載の記録ディスク駆動用モータ。
  4. 前記ブラケットには前記ロータマグネットと半径方向に対向して磁気回路部を形成するステータが配置されており、該磁気回路部と、前記抜け止め構造と、前記シール部と、前記一対のラジアル軸受部のうち前記スラスト軸受部側に位置するラジアル軸受部とは、半径方向に並列して配置されていることを特徴とする請求項3に記載の記録ディスク駆動用モータ。
  5. ハウジングと、該ハウジングの内部に固定され記録ディスクを回転させるスピンドルモータと、該記録ディスクの所要の位置に情報を書き込み又は読み出すための情報アクセス手段とを有する記録ディスク駆動装置であって、
    前記スピンドルモータとして、請求項1乃至4のいずれかに記載の記録ディスク駆動用モータが用いられていることを特徴とする記録ディスク駆動装置。
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