JP2004173306A - 画像取り扱い装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一覧表示画面の切換え操作を容易にし、検索作業を簡素化し、表示画面を適切な大きさに設定可能な画像取り扱い装置を提供する。
【解決手段】サムネイル画像を読み出して一覧表示する画像取り扱い装置において、主画像データの画像フォーマット情報と記録日時情報とが主画像のヘッダーに記録されるとともに、上記サムネイル画像のデータが上記主画像データと同一のファイル内に格納された画像ファイルを作成し、当該画像ファイルを記録媒体に記録するサムネイル画像記録手段と、上記記録媒体に記録された上記サムネイル画像を読み出して一覧表示する際に、当該サムネイル画像の画像サイズを変更するサムネイル画像サイズ変更手段と、を具備したことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】サムネイル画像を読み出して一覧表示する画像取り扱い装置において、主画像データの画像フォーマット情報と記録日時情報とが主画像のヘッダーに記録されるとともに、上記サムネイル画像のデータが上記主画像データと同一のファイル内に格納された画像ファイルを作成し、当該画像ファイルを記録媒体に記録するサムネイル画像記録手段と、上記記録媒体に記録された上記サムネイル画像を読み出して一覧表示する際に、当該サムネイル画像の画像サイズを変更するサムネイル画像サイズ変更手段と、を具備したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像取り扱い装置、詳しくは、記録媒体のデータ管理領域に対して登録された画像ファイルとデータ記録領域内に作成されるサブ管理領域の代表画像やサブ管理領域内に登録された画像ファイルと別のサブ管理領域の代表画像を縮小画像として一覧表示する画像取り扱い装置に関する。
DOS(DISK OPERATING SYSTEM)などによる従来のデータファイリングシステムでは、階層型ディレクトリ構造により、データをファイリングすることが行なわれている。このディレクトリ構造の方式によれば、記録メディアの中に複数のディレクトリを作成し、ルートディレクトリから階層順にディレクトリを作成することにより、個々のディレクトリにデータファイルを分類して格納することが可能である。一方、画像データのファイリングを行う従来の画像ファイリングシステムでは、所望の画像を検索する際、記録済の複数画像を一覧表示して、画像を選択できるものが知られている。
そこで、ディジタルデータである画像データを保管する画像ファイリング装置に前記ディレクトリ構造方式を適用し、保存する画像データを何らかのカテゴリー毎に分類してサブディレクトリを作成し、その中に画像データを保管することが考えられる。上述のような画像ファイリング装置では、画像データがカテゴリー毎に分類されて保存できるので、整理に好都合である。また、ルートディレクトリには、そのエントリ数分のサブディレクトリが作成できる。サブディレクトリのエントリ数には制限がないので、記録メディアの容量が許す限りの画像を同一サブディレクトリ内に保管できる。
そして、保存された画像ファイルの画像データを検索する場合には、次の様な方法が考えられる。まず、1つの階層のディレクトリ内の登録画像や1つ下の階層のサブディレクトリの代表画像を縮少表示する一覧表示モードにより、登録されている画像やサブディレクトリを一覧表示する。
ユーザはこのモードで画像を選択するか、更に検索を進めるサブディレクトリを選択する。階層下のサブディレクトリに検索を進める場合、該当サブディレクトリを選択すると前述のようにして選択されたディレクトリ内の一覧表示が行なわれる。このように次々とディレクトリ内を検索してゆくことにより表示画像の中から、最終的に所望の画像を選択することができる。
一覧表示する際の画像を得るには、画像データを再生する際に、原画から画素情報のフィルタリングや間引き処理を行なって縮小画像を作成する方法や、又は、あらかじめ、画素数を削減した、所謂、サムネイル画像を主画像と一緒に作成保管しておき、このサムネイル画像を一覧表示に用いる方法がある。
従来の画像ファイリング装置では、上述した方法で表示される画像一覧表示は、縮少画像サイズが固定され、予め、選択した画像サイズで表示されていた。また、従来の装置では、画像データはその情報量が多いため、ファイルサイズも大きく、記録メディアの中に多くの画像を保管することが容易ではなかった。
ところが、近年、JPEG方式などの自然画像データの圧縮方式の普及や、光磁気ディスク媒体のような大容量メディアの普及により、比較的容易に大量の画像を保管できるようになってきている。
しかし、登録された画像を一覧表示する際、登録された画像の数が多いと、一枚の一覧表示画面にすべての画像がおさまらず、複数枚の画面を参照しなければならない。そのため検索が繁雑になる。また、一つの一覧表示画面に表示する画像の数を増すため、縮小画像のサイズを小さくすると、類似画像の判別が行ないにくくなるため、検索しにくいという欠点があった。
本発明は、上述の不具合を解決するためになされたものであって、登録されている画像を一覧表示させる場合、一覧表示画面の切換え操作を容易にし、検索作業を簡素化し、表示画面を適切な大きさに設定可能な画像取り扱い装置を提供することを目的とする。
本発明による画像取り扱い装置は、サムネイル画像を読み出して一覧表示する画像取り扱い装置において、主画像データの画像フォーマット情報と記録日時情報とが主画像のヘッダーに記録されるとともに、上記サムネイル画像データが上記主画像データと同一のファイル内に格納された画像ファイルを作成し、当該画像ファイルを記録媒体に記録するサムネイル画像記録手段と、上記記録媒体に記録された上記サムネイル画像を読み出して一覧表示する際に、当該サムネイル画像の画像サイズを変更するサムネイル画像サイズ変更手段と、を具備したことを特徴とする。
上記画像取り扱い装置では、主画像データと同一の画像ファイル内に格納されたサムネイル画像データを記録媒体から読み出し、当該サムネイル画像の画像サイズを変更して一覧表示させる。
以上、説明したように本発明の画像取り扱い装置によれば、主画像データと同一の画像ファイル内に格納されたサムネイル画像の画像サイズを最適化してから一覧表示されるので、一覧表示をスピーディに行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の第1実施例としての画像取り扱い装置である画像記録再生装置の内部の構成を示したブロック図である。
この画像記録再生装置は、特に、大容量メディアに記録された画像データの検索を容易に実行できるよう画像検索の改良を加えたもので、一覧表示の際の画像サイズや、記録する際の画像サイズをディレクトリ、または、サブディレクトリに登録された画像数が少ないときには、大きい画像サイズで一覧表示を行ない、登録されている画像数が多いときには、あらかじめ定めた最小の画像サイズにより一覧表示を行なうものである。
図1に示すように、この実施例の画像記録再生装置1は、取り込まれるビデオ信号をビデオRAMであるVRAM13cに書き込むためにA/D変換するA/D変換回路11と、VRAM13cの画像出力をD/A変換してモニタ等にビデオ信号を出力するD/A変換回路12と、上記VRAM13cを内蔵する画像データ記憶部13と、データアドレスバス14及びビデオバス15とを有している。
さらに、上記記録再生装置1は、データアドレスバス14と16に接続された記録再生制御部17と、リモートコントロール(リモコン)送信器2からの送信赤外光を受光してCPU17aに該送信信号を出力するリモコン受光部18と、装置本体のフロントパネル1a(図2参照)上にその操作釦が配設される操作スイッチ群19と、この記録再生装置1の作動状態を表示するLED群であって上記パネル1a上に配設される表示部20と、モデム3と接続されるシリアルインターフェース回路であるRS232C I/F21と、PCカード4が接続されるPCカード用インターフェース回路のPCカードI/F22と、ハードディスク(HD)23と、フロッピー(R)ディスク(FD)5が接続されるフロッピー(R)ディスクドライブ(FDD)24と、キーボード6が接続されるキーボードコントローラ25と、外付けハードディスク(HD)7および外付け光磁気ディスク(MOドライブ)8が接続されたパラレルインターフェース回路のSCSII/F26と、DC9V系、DC5V系の電源部を構成する電池27およびレギュレータ28とを有した構成となっている。
上記画像データ記憶部13は、データアドレスバス14またはコーダ回路13bを介して画像データが一時的に取り込まれるRAM−A13aと、画像データの圧縮または伸長を行うコーダ回路13bと、ビデオバス15またはコーダ回路13bを介してビデオ信号が取り込まれるVRAM13cで構成されている。
上記データアドレスバス14および16は、PCカードI/F22等と制御部17、および該制御部17と画像データ記憶部13のRAM−A13aと、D/A変換回路12、A/D変換回路11の間の信号伝達用バスである。
また、ビデオバス15は、画像データ記憶部13のVRAM13cとD/A変換回路12またはA/D変換回路11の間のビデオ信号伝達用バスである。
上記記録再生制御部17は、この装置の各部の制御要素のコントロールを行い、さらに、上記リモコン受光部18からの信号や操作スイッチ群19の上記出力信号が入力され、インターバル記録手段を内蔵し、また、画像ファイルや管理領域の代表画像を一覧表示させるモードでの表示画面の画像サイズを変更する制御手段等を内蔵するCPU17aと、ビデオ信号に重畳するキャラクタデータを出力するキャラクタジェネレータ(CG)回路17bと、一時的なデータの記憶を行うRAM−B17cと、各種制御処理のアルゴリズムを記憶するROM17dと、電源オフ時用にインターバル記録の記録時間間隔等の各種データを記憶しているEEPROM17eと、FDD24をコントロールするフロッピー(R)ディスクドライブコントローラ(FDC)17fにより構成されている。
図2は、上記記録再生装置1の全面パネル1a上の操作部の配置図であり、該パネルには操作スイッチ群19の各種スイッチキー、LED表示部20、PCカード4およびFD5のイジェクトキー付挿入口1b,1c等が配置されている。
さらに、操作パネル1aに配設されているキーおよび表示部としては、ある記録媒体に記録されている1画面の画像データを別の記録媒体にコピーするためのスイッチ(SW)キー(COPYキー)19aと、ある記録媒体に記録されている全画像データの全てを別の記録媒体にコピーするためのスイッチキー(ALL COPYキー)19bと、記録媒体のフォーマットを行うためのスイッチキー(FORMATキー)19cと、画像データの1画面を消去するためのスイッチキー(ERASEキー)19dと、画像データの全てを消去するためのスイッチキー(ALL ERASEキー)19eと、画像データの記録を行う記録指定モードスイッチキー(RECキー)19fと、コメントの付加を行うためのコメントスイッチキー(COMMENTキー)19gと、インターバル記録モードを設定するためのスイッチキー(INT.RECキー)19hと、再生モード指定用スイッチキー(PLAYキー)19kと、上記スイッチキー19a〜19hおよび19k等を押圧してスタンバイ状態にした後それぞれの動作を開始させるためのスタートキー(STARTキー)19iと、上記動作を停止させるためのスイッチキー(STOPキー)19jとが配設されている。
また、上記操作パネル1aには、画像データの記録をフィールド記録するかフレーム記録するかの指示を行うためのキー(FLD/FRMキー)19lと、再生モードにおけるマルチ画面表示における2画面表示設定を行うためのキー(COMP2キー)19mと、4画面表示設定を行うためのキー(COMP4キー)19nと、一覧表示用キー(MENUキー)19oと、記録媒体を選択するためのスイッチキー(CARD/FD/HD/EXTキー)19pと、汎用の矢印選択スイッチキー19q,19r,19s,19tと、キャラクタ表示用スイッチキー(DISPキー)19uと、例えば、画像データの圧縮、非圧縮条件等を設定するためのスイッチキー(SETキー)19vと、パワースイッチキー(POWERキー)19wとが配設されている。
なお、上記矢印選択スイッチキーは、それぞれ上方向指定用キー19q、下方向指定用キー19s、同様に左方向指定用キー19r、右方向指定用キー19tに対応している。
さらに、操作パネル1aには、再生、記録駒番号等を表示するLED表示部20aと、選択された媒体を表示するLED20bと、画像データコピー処理における転送元と転送先の記録媒体を表示する転送方向表示用LED20cと、上記スイッチキー19a〜19gの各キーの操作状態を表示するためのLED20dと、画像データ圧縮、非圧縮処理の状態を示すLED表示部であって、それぞれの条件での圧縮を行うときの固定(1)表示用LED20e、固定(2)表示用LED20f、可変長圧縮を行うときの可変表示用LED20g、圧縮を行わないときの非圧縮表示用LED20hとが配設されている。
実際の動作の説明に先だって、本発明を適用する画像データ記録メディアの論理的な構造と、その管理の概要を説明する。
図3は、上記記録メディアの論理構造を示している。メディアは大きくわけると、次の4つの領域から構成される。すなわち、
(1)論理的構造を示すパラメータが記述された領域31
(2)データ領域内のファイルの場所を示すマップが記録される第1の管理領域32a(この領域のセクタ数は、(セクタ/FAT)×2である)
(3)登録されたファイルの名前やファイルサイズが記録される固定サイズの第2の管理領域32b(この領域のセクタ数は、ルートディレクトリエントリの総数÷(バイト数/セクタ÷32)である)
(4)登録されるファイルのデータ本体の記録領域、および/または、サブディレクトリ情報が記録されるサブ管理領域に当てられる領域33(この領域のセクタ数は、メディアの中のセクタ総数−(ルートディレクトリのセクタ数+FATあたりのセクタ数×FATの数+予約セクタ数))
で構成される。
(1)論理的構造を示すパラメータが記述された領域31
(2)データ領域内のファイルの場所を示すマップが記録される第1の管理領域32a(この領域のセクタ数は、(セクタ/FAT)×2である)
(3)登録されたファイルの名前やファイルサイズが記録される固定サイズの第2の管理領域32b(この領域のセクタ数は、ルートディレクトリエントリの総数÷(バイト数/セクタ÷32)である)
(4)登録されるファイルのデータ本体の記録領域、および/または、サブディレクトリ情報が記録されるサブ管理領域に当てられる領域33(この領域のセクタ数は、メディアの中のセクタ総数−(ルートディレクトリのセクタ数+FATあたりのセクタ数×FATの数+予約セクタ数))
で構成される。
DOS FAT( FILE ALLOCATION TABLE )ファイルシステムでは、上述の各領域のうち、領域31がブートセクタ、領域32aがFAT、領域32bがルートディレクトリ(データ管理領域)、領域33がデータ記録領域と呼ばれる。
上記領域32bのルートディレクトリは、メディア毎にあらかじめ定められたエントリ数が決まっているため、データファイルだけを登録すると、エントリ数分のファイルしか登録できない。そこで、ディレクトリには、ファイルだけではなく、新たなディレクトリ(サブディレクトリ)も登録できるようになっている。いずれにしても登録されるファイルやディレクトリの本体は、データ記録領域33に記録される。
データ領域の記録場所や、メディアへの登録、削除は、ディレクトリとFAT32aで管理される。ルートディレクトリ32bにファイルやディレクトリを登録すると、そのエントリには、ファイル名またはディレクトリ名、と共にファイルサイズや日時などの付帯情報とFAT32aのエントリ番号が記録される。
また、データ記録領域33は、例えばクラスタ34と呼ばれる論理的な記録単位に分割されている。
FAT32aの各エントリは、データ記録領域の各クラスタと一対一で関連付けられている。FAT32aのエントリには、次に辿るべきエントリの番号と、最終エントリ(辿るべき次のエントリがない)や未使用のエントリを示すコードが記録される。従って、データ記録領域33のどのクラスタにデータやディレクトリが記録されているかは、ディレクトリエントリに記述された最初のFATのエントリをアクセスし、そこに書かれたエントリ番号を順次追跡することにより解る仕組みになっている。
これが、ファイルやディレクトリの登録と再生の仕組みである。サブディレクトリの場合、ディレクトリのエントリ領域がデータ記録領域33に置かれるだけで、そこに登録されるファイルやディレクトリの管理は、ルートディレクトリと全く変わらない。
次に、本実施例の画像記録再生装置の具体的な動作の説明を行う。なお、以下の説明では一例としてDOS FATファイルシステムを採用することを前提とする。
記録されている画像を検索するための一覧表示画像データは、次のようにして生成される。
メディア選択キー19p(以下、操作キー、または、表示LED等のパネル上の位置は、図2参照)の押圧により選択され、表示LED20bで表示されたメディアが、装填された状態で、MENUキー19oを押圧すると、まず、メディア内のルートディレクトリ内に登録されたサブディレクトリ、または、画像ファイルの数に応じて、表示する画像サイズを決定し、画像データの一覧表示を行う。この一覧表示モードの処理は図4のフローチャートに従って実行される。
但し、本実施例の装置において、あらかじめ設定されている最小の画像サイズ(i画素×j画素)であるとしたとき、表示画面内にはその最小画面サイズの画像が最大許容分割数mによる一覧表示画像数m×m(縦×横)枚の縮小画像が表示可能となる。
なお、mは任意の自然数とする。また、表示画像の縦横の分割数をk減らした場合(画像サイズを大きくした場合)の一覧表示画像数は、(m−k)×(m−k)で示す。
さて、一覧表示モードでは、まず、ステップS1として、該当ディレクトリ内の画像ファイル数とサブディレクトリ数の総数nを調べる。これは、メディアのディレクトリ領域のエントリを検索して行なう。但し、該当ディレクトリがサブディレクトリであった場合は、該当サブディレクトリ内に登録されている画像ファイル数、および、その下位のサブディレクトリ数の和が総和nとなる。
次に、ステップS2として、上述のあらかじめ設定されている最小の画像サイズ(i画素×j画素)としたときの縦横m×m個の縮小画像より1まわり大きな画像サイズで表示する一覧表示画像数A、すなわち、
A=(m−1)×(m−1) ………(1)
で示される値と、上記総和nとの大小の比較を行う。
A=(m−1)×(m−1) ………(1)
で示される値と、上記総和nとの大小の比較を行う。
ステップS2の比較判別の結果、n>Aであれば、最小の画像サイズ(i画素×j画素)でm×m画像表示処理が実行される(ステップS11)。
n≦Aであれば、画像ファイル数とサブディレクトリ数の総和nと画像数A′、すなわち、(m−2)×(m−2)との大小比較を行うステップS(S3)に進む。
ステップS3の比較判別の結果、n>A′であれば、(m−1)×(m−1)画像表示処理が実行される(ステップS12)。
n≦A′であれば、ステップS4に進む。
以降同様にしてステップが進むたびに、前ステップから1ずつ減じた数の2乗で示す画像数とnとが比較され、最終的に画像ファイルとサブディレクトリの総和が4以下であれば、2×2画像表示が行なわれる(ステップS21,S22)。
以上述べたように、この実施例の記録再生装置では、最小の画像サイズ(i画素×j画素)で表示画面(モニタ画面)内に最大m×m個の縮小画像が表示できる状態のときに、表示画面の縦、および、横の分割数mを、逐次ステップ毎に、それぞれ1つ減らしながら、その減算された分割数に対応する一覧表示画像数が前記画像ファイル数とサブディレクトリ数との総和nを下回らない範囲の最小の値(画像サイズとしては最大)になるような分割数(m−k)を設定し、表示画面の縦横の画素数をその分割数で割った数を表示画面の縮小画像の画素数とする画像サイズに変更し、設定される。
原画のサイズと、表示画面のサイズが一致していれば、m×m画像表示処理の表示画像サイズは、原画に対して、縦横が1/mに縮小されたものになる。この時、原画の水平画素数=i×m、原画の垂直画素数j×mとなる。
なお、上記分割一覧表示画面には、表示されるものが画像ファイルのデータの場合は、上述の画像サイズに縮小された画像が表示され、サブディレクトリ情報である場合は、上述の画像サイズ内に当該サブディレクトリに画像を登録したときに、サブディレクトリ登録ずみ画像の中から該サブディレクトリの特徴を示した画像として選択された代表画像が表示される。
また、ディレクトリに登録されているサブディレクトリが画像ファイル登録用のディレクトリであるか否かは、サブディレクトリ名や、同一ディレクトリに配置されたリレーショナルファイルを参照することにより、判別できる。
次に、記録メディアとしてPCカードが選択されている時の一覧表示動作を説明する。
図1のブロック構成図に示すPCカード4のルートディレクトリのデータや、リレーショナルファイルのデータや、ファイルヘッダーは、PCカードI/F22より読み出され、データアドレスバス16を経由して、RAM−B17cに転送され、その情報が前述のように調べられる。
ディレクトリ等の情報に基づいて一覧表示の画像サイズが決定されると、PCカード4より表示すべき1コマ分の画像データがPCカードI/F22を経由してRAM−A13aまたはVRAM13cに転送される。
この際、事前にCPU17aより画像データ記憶部13のレジスタ(図示せず)に対して縮小画像のサイズや、VRAM13c上の展開時の起点アドレスがデータアドレスバス14を経由して書き込まれている。これにより、VRAM13c上に画像データが展開されて、例えば、ディレクトリ内のエントリ数が14個だった場合、図5の(A)に示すように4×4表示の形式で、一覧表示が行なわれる。エントリがサブディレクトリの場合、前述したようにサブディレクトリに画像を登録した時に選択された代表画像が縮小表示される。
なお、一覧表示画面の各分割画像には、エントリの順にコマ番号に相当する画像が表示される。サブディレクトリについてはサブディレクトリを示す記号SBと上記番号が同時に表示される。例えば、図5の(A)のSB1,SB5,SB11等の画面が表示される。また、図5の(A)に示す分割画像の15,16コマは未記録状態であることを示している。
この一覧表示状態において、図2に示す矢印選択キー19q,19r,s19,19tを使用し、カーソルを移動し、サブディレクトリに登録された画像を一覧表示画面より選択し、MENUキー19oを押すと、サブディレクトリ内の画像ファイルが一覧表示される。この際の表示画像サイズの設定等の動作は、ルートディレクトリ内の動作と同様に前述の図4のフローチャートに従って実行される。例えば、サブディレクトリ内の登録数が8個だった場合、図5の(B)に示すように、3×3表示の形式で一覧表示が行なわれる。
以上、説明したように本実施例の画像記録再生装置によると、一覧表示の際の画像表示サイズを、表示すべき画像数に応じて自動的に変更し、一覧表示画面の枚数を最小とすることにより、多くの表示画面を調べることなく、目的の画像を検索できる。
さらに、本実施例の画像記録再生装置では、メディアの管理領域のグループ単位で、その領域に登録された画像ファイルや別のサブグループを検索する際に、縮小画像で一覧表示画面を構成し、その管理領域内に登録された画像ファイルや別のサブグループのエントリ数の総数に応じて一覧表示画面を構成する縮小画像の画像サイズ(縦横画素数)を変更するようにしたので、検索範囲に登録された、ファイルとサブグループの数が多い時には、1つの一覧表示画面に表示される画像数が多くし、最小の表示画面の切り換え回数で検索できる。また、ファイルとサブグループの数が少ない時には、一覧表示の画像サイズが大きくなるため、類似画像の弁別が行ないやすくなる。
本発明の第2実施例を示す画像取り扱い装置である画像記録再生装置について説明する。
この記録再生装置は、画像ファイルやサブディレクトリを登録するに際して、画像ファイルの画像データやサブディレクトリの代表画像の主画像サイズを縮小した画像を一覧表示を行なう際の画像データとして利用可能なサムネイル画像(副画像)データを生成し、登録することを特徴とする装置である。
なお、本実施例の記録再生装置の主要構成は、図1に示したものと同一であり、装置の前面パネルに配設される操作スイッチ群等の配置も図2に示したものと同様である。
上記サムネイル画像は、主画像を利用するのにくらべ、データサイズがコンパクトなため、データ転送に時間がかからず、高速な表示が行なえるものであり、また、サムネイル画像データは、主画像データと同一の画像ファイル内に配置することも可能であり、さらに、別ファイルとして登録することもできる。
例えば、同一画像ファイル内に配置する場合には図6のファイル構成図に示すような構成が考えられる。すなわち、ファイルの先頭にはヘッダー51が配置されている。ヘッダーには、主画像や副画像(サムネイル)の画像フォーマットや、主画像データ開始/終了アドレス、副画像データ開始/終了アドレス、記録日時などの情報が記述されている。次に、空き領域52aを置いて、副画像データ(サムネイル)53が配置され、更に空き領域52bを置いて、主画像データ54が配置されている。主画像データ54と副画像データ53の順序を入れ換えても勿論かまわない。
いずれにしても、サムネイル画像のデータを一覧表示に利用するシステム(必ずしも利用しなくても良い)の場合、サムネイルの画像サイズにより、表示画像サイズも制限を受ける。すなわち、サムネイルサイズより大きなサイズの画像は原画から縮小したのと同等の画質でサムネイルからは表示できない。そこで、記録されている画像ファイル数に応じてサムネイル画像サイズを変更することが考えられる。
まず、サムネイル画像の生成動作について説明する。なお、以下の例では、主画像サイズと表示画面サイズが一致しているものとする。
まず、サムネイル画像の生成動作について説明する。なお、以下の例では、主画像サイズと表示画面サイズが一致しているものとする。
図2のパネル画面に示すMENUキー19oの操作によりメディア内のルート、または、サブディレクトリのいずれかを選択する。この状態で、RECキー19fを押すと、図1のブロック図に示すA/D変換回路11でディジタル化された画像データがVRAM13cに一時的に記憶される。
次に、STARTキー19iを押すと、事前に転送されていた記録前のディレクトリ内の情報により、図7のサムネイル記録処理のフローチャートの処理に基づいてサムネイル画像サイズが決定される。
次に、RAM−B17cの中にファイルヘッダーのデータが作成され、データアドレスバス16を経由し、PCカードI/F22を介してPCカード4のデータ領域にサムネイル画像データが記録される。
次に、上記図7のサムネイル記録処理のフローを説明する。ここでは、主画像サイズと表示画面サイズが一致しているとする。
まず、ステップS31として、ディレクトリ内の画像ファイルとサブディレクトリの総和nを調べる。次に、ステップS32として、総和nと、あらかじめ設定されている最小表示可能な画像サイズよりも1まわり大きな画像サイズで表示する縦横分割数(m−1)での一覧表示画像数A、すなわち、(m−1)×(m−1)との大小が比較される。
上記ステップS32の比較判別の結果、n>Aであれば、主画像に対して、(1/m)×(1/m)の画像サイズのサムネイル作成記録処理が実行される(ステップS41)。
また、n≦Aであれば、画像ファイル数とサブディレクトリ数の総和nと、一覧表示画像数A′、すなわち、(m−2)×(m−2)との大小が比較されるステップS33に進む。
上記ステップS33の比較判別の結果、n>A′であれば、1/(m−1)×1/(m−1)サイズのサムネイル作成記録処理が実行される(ステップS42)。
また、n≦A′であれば、以降逐次同様の処理を繰り返し、最終的に画像ファイルとサブディレクトリの総和nが4以下であれば、(1/2)×(1/2)画像サイズのサムネイル作成記録処理が実行される(ステップS51,S52)。
上記サムネイル記録処理後、図1に示すCODER回路13bによりサムネイル画像は所定の画像サイズのデータとしてRAM−A13a上に展開され、データアドレスバス14,16、PCカードI/F22を経由して、PCカード4上に記録される。この時、CPU17aにより画像データ記憶部13のレジスタ(図示せず)に対して画像サイズや、圧縮率などのパラメータがセットされる。これにより、例えば、エントリ数が10個だった場合、表示画面サイズと原画サイズが等しいとして、主画像サイズの縦横がそれぞれ1/4に縮小された画像であるサムネイルデータが記録される。
上述のサムネイルデータのPCカ−ドへの書き込みに続いて、主画像が、同様にしてRAM−A13a上に展開され、データアドレスバスを経由してPCカード4上に記録される。なお、この際の記録データは非圧縮データでも良い。その後、FATと、ディレクトリが書き換えられ、記録は完了する。
また、サブディレクトリの代表画像を登録する際にも、同様の動作が行なわれる。
このように、本実施例の画像記録再生装置では、メディアの管理領域のサブグループ単位で、その領域に画像ファイルやグループを登録する際に、サムネイルを登録し、そのサムネイルの画像サイズをその管理領域内の画像ファイルやサブグループのエントリ総数に応じて変更させるようにしたので、一覧表示の際の画像サイズとサムネイル画像サイズが一致しており、一覧表示の際の画像数が少ない場合、大きな画像サイズの画像として表示され、類似画像の弁別等が行ないやすくなる。また、一覧表示を高速に行なえるという効果も有する。
ところで、上述の第2実施例の装置では、記録するサムネイル画像サイズが記録ファイル数に応じて変更された。このように記録すると、同一ディレクトリ内にサムネイル画像サイズの異なる画像ファイルが混在することになり、一覧表示の際、表示画像サイズがサムネイル画像サイズよりも小さい場合は、原画から縮小した画像とほぼ等しい画質で、サムネイル画像データから表示画像が作成できる。しかしながら画像サイズの大きいサムネイル画像データは、そのデータサイズも大きくなる。そのため、表示のための処理時間が、余計に必要となったり、記録可能容量が不足することも生じやすくなる。
そこで、ディレクトリ内に登録する画像ファイル数やサブディレクトリ数が増加減少したとき、すでに登録されている画像ファイル、または、サブディレクトの代表画像のサムネイルの画像サイズを変更可能な変形例の画像記録再生装置が考えられる。この変形例の装置では、登録済のサムネイル画像サイズを変更することにより、記録処理に時間が余計に必要となるが、サムネイル画像サイズが最適化される結果、一覧表示をスピーディに行うことができる。
以下、本変形例の画像記録再生装置における記録、消去の際のサムネイル画像サイズの書き換え動作について説明する。
記録動作そのものは前述の第2実施例の装置の場合とほぼ同様であり、図1に示すRECボタン19fを押すことにより、画像データがVRAM13cに一時的に保持される。以降の処理を図8のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップS61で、ディレクトリとFATの情報により、残容量がチェックされる。ここでは、記録可能な残容量が確保されているかが判断される。次に、STARTキー19iの押圧によって、サムネイル記録処理が実行される(ステップS62)。このサブルーチンの処理は、前記図7に示すフローチャートと、図1を用いてすでに説明した通りである。
次に、主画像記録処理が実行されるが(ステップS63)、この動作も前記第1実施例の装置で図1により説明した動作と同様である。
上述の処理により画像ファイルの登録が行なわれた後、画像ファイル登録の際にサムネイル画像サイズの変更が行なわれたかどうかが判断される(ステップS64)。サムネイルの画像サイズが変更されていなければ、記録処理は完了するが、画像サイズが変更されていれば、サムネイル書き換え処理を実行して(ステップS65)、本サブルーチンの処理が完了する。
消去処理は以下に示す動作となる。すなわち、MENUキー19oの操作により、メディア内のディレクトリが選択されている状態のとき、ディレクトリ内の任意のコマを矢印選択スイッチキー19a,19r,19s,19tにより選択し、例えば、STARTキー19iを押圧して、上記選択されたコマを消去、または、コピー対象コマとして登録する。次に、ERASEキー19dの押圧により、消去のスタンバイモードとなる。これ以降の動作を図9を参照して説明する。
まず、ステップS71で、ディレクトリ内の画像ファイル数とサブディレクトリ数がチェックされる。
次に、STARTキー19iの押圧によって、消去の処理(ステップS72)が実行される。この処理は、図3に示すメディアのFAT領域32aとディレクトリ領域32bについて、消去するファイルに関してデータを書き換えることにより消去が行われる。具体的には、FATは未使用のコードとなり、ディレクトリエントリは消去されたファイルのコードとなる。これにより選択されたファイルはすべて消去される。
そして、ステップS73で残されたファイルとサブディレクトリ数からサムネイルサイズを決定する処理となる。この処理は、前述の図4や図7に示した処理と同等の処理であるが、表示やサムネイルの記録は行なわず、サイズのみが確認される。ステップS74では、サムネイルサイズの変更の有無が確認される。この処理は、消去前のサイズとステップS73で確認したサイズを比較する処理である。変更がなければ、消去処理は完了する。サムネイルサイズの変更がある場合は、図10のフローチャートに従ってサムネイル書き換え処理(S75)が実行され、消去処理は完了する。
上記サムネイル書き換え処理について、図10のフローチャートにより説明する。
サムネイルを書き換えるに際し、まず、ステップS81において、変更するファイル数がチェックされる。次に、ステップS82でサムネイルサイズを変更するファイルの有無が判定され、無ければ本処理を終了する。
変更するファイル有りの場合には、ステップS83で該当するファイルの主画像のデータを伸長する。この時、PCカードI/F22を経由して圧縮データはRAM−A13a、非圧縮データはVRAM13cに転送される。この際、CPU17aより画像データ記憶部13のレジスタ(図示せず)には種々のパラメータがセットされている。その後、圧縮データであれば、CPU17aに制御されたCODER回路13bによりデータは、伸長されて、VRAM13cに展開される。この時、VRAM13c上に展開されたデータの格納領域は、表示用領域からはずれたアドレスまたは、デバイスが使用されている。
次に、ステップS84で、サムネイルサイズの変更が行なわれる。このステップでは、VRAM13cの伸長された主画像が、CPU17aに制御されたCODER回路13bにより、所定の画像サイズのデータとしてRAM−A13a上に圧縮されて展開されている。そして、データアドレスバス14,16、PCカードI/F22を経由してPCカード4上に記録される。
作成するサムネイル(副画像)データが非圧縮データであれば、間引きやコンポーネント変換が実行される。なお、サムネイルデータが、圧縮データの場合、データサイズをまったく変更しないで、記録することも可能である。サムネイルデータのデータサイズが変更される場合は、主画像データを退避させて、サムネイルデータを記録する必要が発生する場合もある。
ステップS85では、ディレクトリやFATの書き換えの要否が判定される。これは、サムネイル画像サイズを変更してサムネイル(副画像)データを書き換える際に、副画像データサイズが変更された場合、画像ファイルのサイズやアロケーションが変更されることにより、ディレクトリやFATを書き換える必要が生じるためである。書き換えが必要な場合は、ステップS86でディレクトリとFAT内容が書き換えられる。
上述の処理を繰り返し、ステップS82でサムネイルの画像サイズを変更するファイルのなくなったことが確認されると本ルーチンを終了する。
このように登録済画像ファイルのサムネイル(副画像)の画像サイズをディレクトリ内の画像ファイル数、サブディレクトリの数に応じて変更するようにしたので、登録数に応じた最適なサムネイル画像サイズとなり、一覧表示が高速に行なえるようになる。また、登録数増に応じて、ファイルサイズも節約できるようになる。また、一覧表示がスピーディに行なえる効果も有する。
いままで記述した実施例、または、変形例の画像記録再生装置では、主画像(原画)サイズと、表示画面サイズが等しいケースを前提としてきた。テレビモニタ上の表示であれば、主画像サイズと表示画面サイズが等しい場合が多い。しかし、近年、Windows(米国マイクロソフト社登録商標)などの普及により、パソコンなどでは、複数の表示画面サイズを利用できるようになってきている。
そこで、表示画面サイズを切り換えて、広い画面で使用する画像ファイリング装置が考えられるが、この場合、表示画面サイズが切り換わることにより、一覧表示での同一サイズの画像の表示可能枚数が変化する。したがって、表示画面サイズを変更する時に、同時に一覧表示画面内の最大表示可能枚数を変更することが考えられる。この処理により、表示画面サイズに応じて、最適の一覧表示画面が得られ、検索が容易になる。
表示画面のサイズの種類として、例えば、DSC68PIN規格,VIDEO1規格では、768×480画素の画面サイズであり、VGA規格では640×480画素の画面サイズを標準として扱う。これに対して、SVGA規格の表示画面サイズは、1024×768画素、1280×1024画素の画面サイズである。
例えば、640×480画素の画像を1/8に縮小表示する場合画像サイズは、80×60画素となる。従って、表示画面サイズが640×480画素の表示画面は、8×8(64画像)の一覧画像表示が可能であるのに対して、1280×1024画素の表示画面では、16×17(272画像)の一覧画像表示が可能となる。
本発明の第3実施例としての画像取り扱い装置である画像記録再生装置として、表示画面サイズの変更に応じて、一覧表示モードでの最大画像表示数が変更可能な装置について説明する。なお、本装置の構成、および、操作パネルの配置は、前記図1のブロック構成図、および、図2の操作パネルの配置図に示すものと同様とする。
操作パネルのパラメータ、条件設定用のスイッチキーであるSETキー19vを押圧すると、設定画面が表示される。設定画面内で表示画面サイズを変更すると、画面サイズが変更されて表示が切換わる。このとき、図11のフローチャートに示す3つの表示画面サイズが選択可能な表示モード設定処理が呼び出される。そして、表示画像サイズに基づいて、図12,13,14のフローチャートの一覧表示モード処理のサブルーチンが選択される。
すなわち、図11に示す表示モード設定処理において、ステップS91,92でモード選択された表示画面サイズがチェックされ、それぞれの一覧表示モードA,B,Cが選択される。この実施例では画面サイズが3通りの場合を示す。
そして、図2に示すMENUキー19o)の操作により、一覧表示モードが選択されると、表示画面サイズに応じて選択された一覧表示モード処理により表示される。これらの処理を図4の一覧表示モード処理のフローチャートに対応させて示した図12,13,14がそれぞれ一覧表示モードA処理、モードB処理、モードC処理の各フローチャートである。
上記図12,13,14に示す処理は、一例として、640×480画素、1024×768画素、1280×1024画素の3表示画面サイズに対応する処理であり、その何れかが選択可能である。なお、主画像サイズを640×480画素として、最大画像表示数を決定する最小の表示画像数を80×60(原画サイズの1/8×1/8)とする。
なお、本実施例の画像記録再生装置が前記第1実施例のものと異なる点は、表示画面サイズを基準とした縦横の分割数で縮小画像サイズを決定するのではなく、主画像(原画)サイズを基準として縦横を分割したサイズで、縮小画像サイズを決定している点である。
また、表示画面のサイズを基準にして、分割数変更で縮小画像サイズを決定する場合、表示画面サイズの種類が複数になると、縮小画像サイズもバリエーションが増加してしまう。そこで、本実施例の装置では、主画像(原画)サイズを基準にして、その分割数変更で縮小画像サイズを決定し、表示画面サイズの変化に関わらず、縮小画像サイズのバリエーションは固定させ、単純化できる。そして、縮小画像サイズのバリエーションを主画像(原画)サイズの1/8,1/7,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2であって、上記分割値に対応する分割画像サイズは、それぞれ画素数で示すと80×60,91×68,106×80,213×160,320×160となる。
表示画面サイズのチェックにより選択された図12、または、図13、または、図14の各一覧表示モード処理の各ステップは、図4の各ステップS1,S2,S3,S4と一対一で対応している。動作的には、図4と同様にディレクトリ内のファイル数とサブディレクトリ数の総和nに応じて、一覧表示の画像サイズが選択され、各一覧表示モードA,B,Cにおける分割画像サイズは、上述の値が採用される。そして、上記ディレクトリ内のファイル数とサブディレクトリ数の総和nが多い場合、すなわち、登録数が多い場合には、サイズの小さな縮小画像で、一覧表示が実行される。登録数が少ない場合には、一覧表示の時の縮小画像サイズは大きくなる。
以上述べてきたように、本実施例の画像記録再生装置によれば、複数の表示画面サイズに対して、一覧表示モードの表示画像数を変更するようにしたので、各表示画面サイズに対して最適な一覧表示画面が得られ、検索が行ないやすくなる。
17a……CPU
(一覧表示での画像サイズを変更する制御手段,
一覧表示での表示画像数を変更する制御手段,
表示画面変更手段,)
32b……ルートディレクトリ(データ管理領域)
33 ……データ領域,サブ管理領域(データ記録領域)
代理人 弁理士 伊藤 進
(一覧表示での画像サイズを変更する制御手段,
一覧表示での表示画像数を変更する制御手段,
表示画面変更手段,)
32b……ルートディレクトリ(データ管理領域)
33 ……データ領域,サブ管理領域(データ記録領域)
代理人 弁理士 伊藤 進
Claims (1)
- サムネイル画像を読み出して一覧表示する画像取り扱い装置において、
主画像データの画像フォーマット情報と記録日時情報とが主画像のヘッダーに記録されるとともに、上記サムネイル画像のデータが上記主画像データと同一のファイル内に格納された画像ファイルを作成し、当該画像ファイルを記録媒体に記録するサムネイル画像記録手段と、
上記記録媒体に記録された上記サムネイル画像を読み出して一覧表示する際に、当該サムネイル画像の画像サイズを変更するサムネイル画像サイズ変更手段と、
を具備したことを特徴とする画像取り扱い装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004017696A JP2004173306A (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | 画像取り扱い装置 |
Related Parent Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2004
- 2004-01-26 JP JP2004017696A patent/JP2004173306A/ja active Pending
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