JP2004173087A - プリンタ一体型カメラおよびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影時に印刷まで行うプリンタ一体型カメラにおいて、プリンタ動作不可時に撮影した画像に関する情報を記憶することによって、撮影画像の印刷に関わる良好な操作性を提供する。
【解決手段】プリンタの状態検出手段、撮影画像データ情報生成手段、データ記憶手段を備え、プリンタエラー中に撮影し、印刷できなかった撮影画像のデータ情報をDPOF等の形式で格納し、プリンタの正常状態時にそれを元にした印刷を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】プリンタの状態検出手段、撮影画像データ情報生成手段、データ記憶手段を備え、プリンタエラー中に撮影し、印刷できなかった撮影画像のデータ情報をDPOF等の形式で格納し、プリンタの正常状態時にそれを元にした印刷を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラにプリンタを一体化させたプリンタ一体型カメラ、およびその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラとプリンタとを一体に構成した製品は、撮影した画像をその場ですぐに印刷することが可能なため、簡単な操作で撮影から印刷までの指示が行えることはユーザに対して大きなメリットがある。そのため従来のインスタント写真機と同様に、シャッターボタンを押す操作のみによって、撮影から印刷までの一連の処理を行うことが望まれている。
【0003】
このような構成の製品では、通常内部にデジタルカメラユニットとプリンタユニットとが組み込まれており、シャッターボタンの押下でデジタルカメラユニット上で従来のデジタルカメラと同様の、撮影、撮影画像の生成、撮影画像ファイルの記憶の各処理を行うと共に、撮影データをプリンタユニットに転送し、プリンタユニットを制御し所定の処理を施すことによって印刷を行っている。
【0004】
ここで、デジタルカメラユニットとプリンタユニットとは製品内部で独立して構成されている為、双方が動作しないと一連の動作を行うことは出来ない。例えば、デジタルカメラユニットが動作しない場合には、印刷は可能であるが撮影は出来ない。一方プリンタユニットが動作しない場合には、撮影は可能だが印刷は出来ない。
【0005】
このような製品は通常のデジタルカメラと同様に可搬性があり、屋外など家の外で使用される場合が多い。そのような環境では、プリンタに関わる消耗品がない場合での使用も想定する必要がある。すなわち、プリンタユニットは印刷すべき紙やインク等の消耗する部材が必要であり、それらが供給されないと印刷することはできない。しかし、それらの予備を持たずに外出先で使用することは良くありうることである。
【0006】
ところが、このような場合であってもデジタルカメラユニットは動作可能であるためデジタルカメラとしてのみ使用することは危機の構成上可能である。そのため、インクや印刷用紙がない場合でも、シャッターチャンスを逃さない為にも撮影だけは行い、印刷はあとで可能になったときに行えることがユーザに対してメリットがあると考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来、このような一体型の機器では、このように印刷が出来ない場合には撮影自体ができないように構成したり、撮影画像を印刷せずにメモリカード等に記憶だけ行うように構成されていた。
【0008】
しかしながら、このように印刷出来ない場合に撮影された画像データを格納する構成の機器では、格納された画像データか、そのように印刷不可時に撮影され、格納されたファイルデータか否かを、格納されたファイル上だけから判別することは難しく、印刷が可能になった後から、印刷できなかったファイルだけを抽出して印刷することは、メモリカード上の画像ファイルをいちいちチェックするなど煩雑な操作が必要になり、ユーザに過度の負担を強いることになっていた。
【0009】
本発明はこのような問題点に鑑み、デジタルカメラとプリンタとを一体して構成したプリンタ一体型カメラにおいて、プリンタに紙無し、インク切れ等の動作上の障害があった場合に、デジタルカメラでの撮影を可能にすると共に、撮影したにもかかわらず印刷することが出来なかった撮影画像のみに対して、後から容易な操作で印刷することを可能に構成した機器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のプリンタ一体型カメラの第1の構成では、画像を撮影可能なカメラと、前記カメラの撮影画像をプリント可能なプリンタとを一体的に構成し、かつ前記撮影画像データや印刷に関わる情報を記憶可能な記憶手段、前記プリンタの状態を検出する手段を備えたプリンタ一体型カメラにおいて、撮影した画像を直接印刷手段から印刷させる制御手段を有すると共に、前記プリンタの動作検出手段で検出されたプリンタの動作状況に応じて、プリンタが動作不可のときに撮影画像のデータファイル情報を生成する手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
第2の構成では、前記記憶手段としてCF、スマートメディア等の取り外し可能な二次記憶手段を備え、前記撮影画像データファイルと、撮影画像データファイル情報とを、取り外し可能な二次記憶手段上に格納することを特徴とする。
【0012】
第3の構成では、前記撮影画像データファイル情報をDPOF形式で記憶手段上に格納することを特徴とする。
【0013】
第4の構成では、前記撮影画像データファイル情報をDPOF形式で記憶手段上に格納するが、記憶手段上にDPOFファイルが存在しない場合に、新たにDPOFファイルを生成した後に、データファイル情報を格納することを特徴とする。
【0014】
第5の構成では、前記プリンタ動作検出手段は前記プリンタに用紙がセットされないことを検出し、これをプリンタの動作不可と判定することを特徴とする。
【0015】
第6の構成では、前記プリンタ動作検出手段は前記プリンタのインクがないことを検出し、これをプリンタの動作不可と判定することを特徴とする。
【0016】
第7の構成では、画像を撮影可能なカメラと、前記カメラの撮影画像をプリント可能なプリンタとを一体的に構成し、かつ前記撮影画像データや印刷に関わる情報を記憶可能な記憶手段、前記プリンタの状態を検出する手段を備えたプリンタ一体型カメラにおいて、撮影した画像を直接印刷手段から印刷させる制御手段を有すると共に、前記プリンタの動作検出手段で検出されたプリンタの動作状況に応じて、プリンタが動作不可のときに、撮影画像のデータファイルと撮影画像のデータファイル情報とを二次記憶手段に格納すると共に、前記プリンタが動作可能になったときに前記撮影画像データファイル情報に基づいた印刷を行うことを特徴とする。
【0017】
第8の構成では、第7の構成のプリンタ一体型カメラにおいて、前記撮影画像データファイル情報をDPOF形式で記憶手段上に格納することを特徴とする。
【0018】
第9の構成では、第7の構成のプリンタ一体型カメラにおいて、前記撮影画像データファイル情報をDPOF形式で記憶手段上に格納するが、記憶手段上にDPOFファイルが存在しない場合に、新たにDPOFファイルを生成した後に、データファイル情報を格納することを特徴とする。
【0019】
第10の構成では、第6の構成のプリンタ一体型カメラにおいて、ファイル削除手段を有し、前記印刷画像データファイル情報に基づいた印刷を行った後、前記印刷画像データファイル情報を削除することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
【0021】
図1は本発明に関わるプリンタ一体型カメラの実施例の構成図である。図中100はシャッターボタンであり、撮影動作の実行を指示する。101はモードダイアルであり、写真の撮影をするモード、撮影した画像を再生したり編集したりするモードを設定する。102は表示パネルであり、現在撮影中の画像番号、シャッタスピード等の撮影条件、ストロボの選択状態等の、設定情報を表示する。103はレンズであり、これを通して被写体の撮影を行う。104はストロボであり、自動もしくはユーザの指定により撮影時に発光する。105は印刷用紙の給紙口でありこの給紙口に印刷用紙を挿入する。この内側にはプリンタユニットがあり、このプリンタユニットによって撮影画像を印刷する。
【0022】
図2は本発明に関わるプリンタ一体型カメラの実施例の構成図であり、背面からの構成を示している。200はファインダであり、ユーザが被写体を見て構図を決めるために用いる。201は液晶表示器であり、撮影モードの時にはレンズを通した画像を表示し、ファインダの代わりとしたり、再生モードの時には撮影した画像を順次表示したりする。202、203は画面切り替えキーであり、再生モードのときに画面を切り替える指定に用いる。202は撮影画像を次の画像に切り替える。203は撮影画像を前の画像に切り替える。204はメモリカードスロットであり、メモリカードをこのスロットに装着する。205は印刷用紙の排紙口であり、印刷済みの印刷用紙がここから排出される。
【0023】
図3は本発明に関わるプリンタ一体型カメラの実施例の概略構成を示すブロック図である。本構成のプリンタ一体型カメラにおいてはデジタルカメラ部300と、プリンタ部320とをインターフェース部311及び321で内部で接続し、撮影した画像データをこれらインターフェースを介して転送して印刷するよう構成されている。
【0024】
デジタルカメラ部300において、301はCPUであり、デジタルカメラ部全体を制御すると共に、プリンタ部に対してデータを転送し、プリンタ部による印刷処理を制御するとともに、撮影した画像データや画像データに関わる各種情報を記憶手段上にファイル形式で格納したりする。302はRAMであり、CPU301が動作するためのプログラムを記憶したり、撮像手段307で撮影した画像のデータを一時的に格納したり、その他の制御に必要なデータを一時的に記憶したりする。303はROMであり、CPU301の動作プログラムを保持したり、処理テーブル等固定的に使用するためのデータ等を記憶する。
【0025】
304はカードスロットであり、本機器とCF、スマートメディア等のメモリカードとを電気的に接続し、メモリカード上へのデータの読み書きを可能とする。305はメモリカードであり、本機器とカードスロット305を介して接続される。本メモリカードには、撮像手段307で撮影されデジタル化された画像データファイルや、撮影画像ファイルのうち印刷するファイル情報を記述したDPOFファイル等を格納する。メモリカードとしては、CF、スマートメディア等各種あるが、ここではそれらに本質的な違いはない。
【0026】
306は検出手段であり、I/F311を介してプリンタ部410から取得したプリンタの動作情報をチェックし、プリンタ部の動作状況を検出する。プリンタの動作不可が検出手段306で検出されると、その情報に基づき所定の処理がCPU301の制御により行われる。
【0027】
307は撮像手段であり、レンズ、CCD、A/D変換器等から構成されていて、被写体の撮影等の動作を行う。本撮像手段で撮影された画像は、画像処理手段308で所定の処理を行われた後、RAM302ないしメモリカード305にデジタル画像ファイルの形式で格納される。308は画像処理手段であり、リサイズや回転、JPEG等のデータ圧縮、解凍等の画像処理、二値化、RGBからYMCへの色変換等の印刷に関わる画像処理機能を有しており、撮像手段307で撮影した画像データの圧縮、RAM302やメモリカード305上に記憶された画像データの解凍、画像データのサイズ変更や回転処理、画像データをプリンタ部320で印刷するときの、画像データの色変換等の処理を行う。
【0028】
309は入力手段であり、図1のシャッターボタン100やモードダイアル101、図2の画面切り替えキー202、203などを含み、本機器を操作するボタン、ダイヤル等から構成され、ユーザが本機器を動作させるときに操作する。310は表示手段であり、第2図の201液晶表示器に相当し、撮影画像の確認表示、操作時のUIの表示等を行う。
【0029】
311はI/Fであり、プリンタ部のI/F321を介して、デジタルカメラ部をプリンタ部320とつなぐ、I/Fは複数の信号線から構成されており、制御情報や、データ情報をプリンタ部との間でやり取りする。
【0030】
プリンタ部320において、I/F321はデジタルカメラ部のI/Fを介してプリンタ部をデジタルカメラ部300とをつなぐ。
【0031】
プリンタエンジン322は通常インクジェット構成、ないし熱転写構成のプリンタエンジンから構成されていて、I/F321を介してデジタルカメラ部から転送されたデータや制御情報に基づいて制御して印刷処理を実行する。通常ヘッド、モータ、センサ等から構成される。さらに、プリンタ部320内には、インクの有無を判定するセンサ等や、用紙の有無を判定するペーパセンサ等を有している。
【0032】
次に、本実施例の動作を図4、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0033】
図4は本発明の請求項1〜請求項6に係わる、プリンタ一体型カメラの処理フローチャートである。
【0034】
本発明のプリンタ一体型カメラで、ステップS400でシャッターボタン100を押下し、撮像手段307によって画像を撮影する。撮影されたイメージはステップS401において画像処理手段308において所定の処理を行った後、JPEG圧縮処理を施され、画像データとして作成され、ステップS402においてRAM302上にファイル形式でデータが格納される。
【0035】
ステップS403、S404では現在プリンタが使用可能か判断を行う。まずステップS403において、請求項4に示した、プリンタに用紙がセットされているか否かを判定する。判定はプリンタユニット上に具備されたペーパセンサ等、公知の紙検出手段によって行ってよい。ステップS403で用紙がセットされていると判定されたら、ステップS404でインクが残っているかチェックする。判定は、それまでに吐出したドットをカウントして残量の規定値と比較する方法や、直接インクタンク内の残インク量を測定するなど、公知の検出手段で行ってよい。
【0036】
ステップS404でインク残量がある場合、プリンタにより印刷可能と判断されるので、ステップS405でRAM302上に格納された画像データをI/F311、321を介してプリンタエンジン322に転送する。さらに、ステップS406で転送されたデータをプリンタ部322で印刷動作を実行する。
【0037】
ステップS403、S404で用紙がセットされていなかったり、インクがなかったりした場合、ステップS407で撮影した画像データをカードスロット304に接続されたメモリカード305にファイルとして書き込む。この場合、通常標準仕様である、DCF形式に準じて格納する。本実施例では請求項2に準じた構成である。
請求項1に示した構成では、RAM302に格納することで実現できる。
【0038】
さらに、ステップS408以降で格納した画像データファイル情報を画像ファイルと同様にメモリカード305に格納する。ここでは、請求項3に示すように撮影画像データファイル情報として、DPOF形式で格納する。まずステップS408で装着されているメモリカード305上にDPOFファイルがあるか否かを検出する。DPOF仕様では、カードのルートディレクトリの直下にある“MISC”ディレクトリに”AUTPRINT.MRK”の名称のファイルとして存在する。メモリカード305上にこのファイルがなければ、ステップS409でこのファイルをルートディレクトリ直下の”MISC”ディレクトリ上に作成する。ステップS410でDPOFファイルのファイル指定に、ステップS407で格納した画像ファイルのファイル名記述を追加する。
この一連の処理により、プリンタが動作不可のときに撮影された画像と画像ファイル名に関する記述がメモリカード上に記憶される。あとからDPOFファイルの記述を検索することによって、かかる印刷不可の画像ファイルに関する情報を取得することによって、プリンタが動作復帰したときの印刷処理を行うことができる。
【0039】
図5は本発明の請求項7〜請求項10に係わり、プリンタ動作不可時に撮影し、メモリに格納した画像データに対して、プリンタの動作復帰時に印刷処理を行う処理フローを記述したものである。
【0040】
ステップS500で、メモリカード305上のファイルをチェックする。ここではメモリカード上のDPOFファイルの有無、すなわち“MISC”ディレクトリ上に”AUTPRINT.MRK”の有無をチェックする。ステップS501では、DPOFファイルの有無によって、DPOFファイルがなければ印刷処理が不要の為、処理を終了する。DPOFファイルがあればステップS502に進み印刷が可能か判断する。ここでは、図4の処理と同様に、用紙、インクの有無によって印刷の可能性を判断する。ステップS502では、用紙の有無をステップS403と同様に判断する。用紙がなければ印刷が不可能なので処理を終了する。用紙があればステップS503に進む。ステップS503では、インクの有無をステップS404と同様に判断する。インクがなければ処理を終了する。インクがあれば印刷可能と判断されるのでステップS504へ進み印刷処理を実行する。
【0041】
ステップS504ではDPOFファイル上に印刷すべきファイルがあるか否かを判断する。印刷すべきファイルは、“AUTPRINT.MRK”上にファイル名の記述があるので判断ができる。ステップS505でDPOFファイル上に印刷すべきファイルがない場合にはこれ以上印刷処理は出来ないので、印刷処理を終えステップS509に進む。ステップS510ではDPOFファイル”AUTPRINT.MRK”を削除し、再度ファイル情報が登録されるまで印刷を行わないようにし、一連の処理を終了する。
【0042】
ステップS505でDPOFファイル上にファイル記述がある場合には、ステップS506へ進み、DPOFファイル上にファイル名が記述された画像データファイルをメモリカード305から取り出す。そしてステップS507でステップS506で取り出した画像ファイルをI/F311、321を介してプリンタエンジン322に転送し、ステップS508でプリンタエンジン322で印刷処理を行う。
【0043】
ステップS509では、このときに印刷した画像ファイルの記述をDPOFファイル上から削除する。これにより、すでに印刷したファイルに関する記述がなくなる。そのあと、ステップS504に再度進み、次に印刷すべきファイルがあるか否かを判断する。この一連の処理により、DPOFファイル上に記載されたファイルはすべて印刷され、印刷処理の終了後にはDPOFファイル自体が削除されるので、再度登録処理が行われるまで印刷は行われない。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は撮影手段と印刷手段を一体化したプリンタ一体型カメラにおいてプリンタが動作出来ないときに撮影された画像を、かかる画像情報と共に記憶手段に格納することにより、後からの印刷不可の画像のみを容易に印刷することができる。また画像情報をDPOF形式で格納する為に、DPOF対応の印刷機器で容易に印刷ができる。
【0045】
また、撮影手段と印刷手段を一体化したプリンタ一体型カメラにおいてプリンタが動作出来ないときに撮影された画像を、かかる画像情報と共に二次記憶手段に格納し、プリンタが動作可能になったときに画像情報を元にして撮影画像を印刷することにより、印刷不可であった画像ファイルを容易に印刷することができる。
【0046】
さらに、DPOF機能に基づいて印刷処理を行った後、DPOFファイルを削除する為、後から誤って印刷することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すプリンタ一体型カメラの前方からの概略斜視図
【図2】図1のプリンタ一体型カメラの後方からの概略斜視図
【図3】図1のプリンタ一体型カメラにおける制御系の概略ブロック構成図
【図4】本発明を実現するための手順を説明するフローチャート
【図5】本発明を実現するための手順を説明するフローチャート
【符号の説明】
100 シャッターボタン
101 モードダイアル
102 表示パネル
103 レンズ
104 ストロボ
105 給紙口
200 ファインダ
201 液晶表示器
202,203 画面切り替えキー
204 メモリカードスロット
205 排紙口
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラにプリンタを一体化させたプリンタ一体型カメラ、およびその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラとプリンタとを一体に構成した製品は、撮影した画像をその場ですぐに印刷することが可能なため、簡単な操作で撮影から印刷までの指示が行えることはユーザに対して大きなメリットがある。そのため従来のインスタント写真機と同様に、シャッターボタンを押す操作のみによって、撮影から印刷までの一連の処理を行うことが望まれている。
【0003】
このような構成の製品では、通常内部にデジタルカメラユニットとプリンタユニットとが組み込まれており、シャッターボタンの押下でデジタルカメラユニット上で従来のデジタルカメラと同様の、撮影、撮影画像の生成、撮影画像ファイルの記憶の各処理を行うと共に、撮影データをプリンタユニットに転送し、プリンタユニットを制御し所定の処理を施すことによって印刷を行っている。
【0004】
ここで、デジタルカメラユニットとプリンタユニットとは製品内部で独立して構成されている為、双方が動作しないと一連の動作を行うことは出来ない。例えば、デジタルカメラユニットが動作しない場合には、印刷は可能であるが撮影は出来ない。一方プリンタユニットが動作しない場合には、撮影は可能だが印刷は出来ない。
【0005】
このような製品は通常のデジタルカメラと同様に可搬性があり、屋外など家の外で使用される場合が多い。そのような環境では、プリンタに関わる消耗品がない場合での使用も想定する必要がある。すなわち、プリンタユニットは印刷すべき紙やインク等の消耗する部材が必要であり、それらが供給されないと印刷することはできない。しかし、それらの予備を持たずに外出先で使用することは良くありうることである。
【0006】
ところが、このような場合であってもデジタルカメラユニットは動作可能であるためデジタルカメラとしてのみ使用することは危機の構成上可能である。そのため、インクや印刷用紙がない場合でも、シャッターチャンスを逃さない為にも撮影だけは行い、印刷はあとで可能になったときに行えることがユーザに対してメリットがあると考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来、このような一体型の機器では、このように印刷が出来ない場合には撮影自体ができないように構成したり、撮影画像を印刷せずにメモリカード等に記憶だけ行うように構成されていた。
【0008】
しかしながら、このように印刷出来ない場合に撮影された画像データを格納する構成の機器では、格納された画像データか、そのように印刷不可時に撮影され、格納されたファイルデータか否かを、格納されたファイル上だけから判別することは難しく、印刷が可能になった後から、印刷できなかったファイルだけを抽出して印刷することは、メモリカード上の画像ファイルをいちいちチェックするなど煩雑な操作が必要になり、ユーザに過度の負担を強いることになっていた。
【0009】
本発明はこのような問題点に鑑み、デジタルカメラとプリンタとを一体して構成したプリンタ一体型カメラにおいて、プリンタに紙無し、インク切れ等の動作上の障害があった場合に、デジタルカメラでの撮影を可能にすると共に、撮影したにもかかわらず印刷することが出来なかった撮影画像のみに対して、後から容易な操作で印刷することを可能に構成した機器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のプリンタ一体型カメラの第1の構成では、画像を撮影可能なカメラと、前記カメラの撮影画像をプリント可能なプリンタとを一体的に構成し、かつ前記撮影画像データや印刷に関わる情報を記憶可能な記憶手段、前記プリンタの状態を検出する手段を備えたプリンタ一体型カメラにおいて、撮影した画像を直接印刷手段から印刷させる制御手段を有すると共に、前記プリンタの動作検出手段で検出されたプリンタの動作状況に応じて、プリンタが動作不可のときに撮影画像のデータファイル情報を生成する手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
第2の構成では、前記記憶手段としてCF、スマートメディア等の取り外し可能な二次記憶手段を備え、前記撮影画像データファイルと、撮影画像データファイル情報とを、取り外し可能な二次記憶手段上に格納することを特徴とする。
【0012】
第3の構成では、前記撮影画像データファイル情報をDPOF形式で記憶手段上に格納することを特徴とする。
【0013】
第4の構成では、前記撮影画像データファイル情報をDPOF形式で記憶手段上に格納するが、記憶手段上にDPOFファイルが存在しない場合に、新たにDPOFファイルを生成した後に、データファイル情報を格納することを特徴とする。
【0014】
第5の構成では、前記プリンタ動作検出手段は前記プリンタに用紙がセットされないことを検出し、これをプリンタの動作不可と判定することを特徴とする。
【0015】
第6の構成では、前記プリンタ動作検出手段は前記プリンタのインクがないことを検出し、これをプリンタの動作不可と判定することを特徴とする。
【0016】
第7の構成では、画像を撮影可能なカメラと、前記カメラの撮影画像をプリント可能なプリンタとを一体的に構成し、かつ前記撮影画像データや印刷に関わる情報を記憶可能な記憶手段、前記プリンタの状態を検出する手段を備えたプリンタ一体型カメラにおいて、撮影した画像を直接印刷手段から印刷させる制御手段を有すると共に、前記プリンタの動作検出手段で検出されたプリンタの動作状況に応じて、プリンタが動作不可のときに、撮影画像のデータファイルと撮影画像のデータファイル情報とを二次記憶手段に格納すると共に、前記プリンタが動作可能になったときに前記撮影画像データファイル情報に基づいた印刷を行うことを特徴とする。
【0017】
第8の構成では、第7の構成のプリンタ一体型カメラにおいて、前記撮影画像データファイル情報をDPOF形式で記憶手段上に格納することを特徴とする。
【0018】
第9の構成では、第7の構成のプリンタ一体型カメラにおいて、前記撮影画像データファイル情報をDPOF形式で記憶手段上に格納するが、記憶手段上にDPOFファイルが存在しない場合に、新たにDPOFファイルを生成した後に、データファイル情報を格納することを特徴とする。
【0019】
第10の構成では、第6の構成のプリンタ一体型カメラにおいて、ファイル削除手段を有し、前記印刷画像データファイル情報に基づいた印刷を行った後、前記印刷画像データファイル情報を削除することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
【0021】
図1は本発明に関わるプリンタ一体型カメラの実施例の構成図である。図中100はシャッターボタンであり、撮影動作の実行を指示する。101はモードダイアルであり、写真の撮影をするモード、撮影した画像を再生したり編集したりするモードを設定する。102は表示パネルであり、現在撮影中の画像番号、シャッタスピード等の撮影条件、ストロボの選択状態等の、設定情報を表示する。103はレンズであり、これを通して被写体の撮影を行う。104はストロボであり、自動もしくはユーザの指定により撮影時に発光する。105は印刷用紙の給紙口でありこの給紙口に印刷用紙を挿入する。この内側にはプリンタユニットがあり、このプリンタユニットによって撮影画像を印刷する。
【0022】
図2は本発明に関わるプリンタ一体型カメラの実施例の構成図であり、背面からの構成を示している。200はファインダであり、ユーザが被写体を見て構図を決めるために用いる。201は液晶表示器であり、撮影モードの時にはレンズを通した画像を表示し、ファインダの代わりとしたり、再生モードの時には撮影した画像を順次表示したりする。202、203は画面切り替えキーであり、再生モードのときに画面を切り替える指定に用いる。202は撮影画像を次の画像に切り替える。203は撮影画像を前の画像に切り替える。204はメモリカードスロットであり、メモリカードをこのスロットに装着する。205は印刷用紙の排紙口であり、印刷済みの印刷用紙がここから排出される。
【0023】
図3は本発明に関わるプリンタ一体型カメラの実施例の概略構成を示すブロック図である。本構成のプリンタ一体型カメラにおいてはデジタルカメラ部300と、プリンタ部320とをインターフェース部311及び321で内部で接続し、撮影した画像データをこれらインターフェースを介して転送して印刷するよう構成されている。
【0024】
デジタルカメラ部300において、301はCPUであり、デジタルカメラ部全体を制御すると共に、プリンタ部に対してデータを転送し、プリンタ部による印刷処理を制御するとともに、撮影した画像データや画像データに関わる各種情報を記憶手段上にファイル形式で格納したりする。302はRAMであり、CPU301が動作するためのプログラムを記憶したり、撮像手段307で撮影した画像のデータを一時的に格納したり、その他の制御に必要なデータを一時的に記憶したりする。303はROMであり、CPU301の動作プログラムを保持したり、処理テーブル等固定的に使用するためのデータ等を記憶する。
【0025】
304はカードスロットであり、本機器とCF、スマートメディア等のメモリカードとを電気的に接続し、メモリカード上へのデータの読み書きを可能とする。305はメモリカードであり、本機器とカードスロット305を介して接続される。本メモリカードには、撮像手段307で撮影されデジタル化された画像データファイルや、撮影画像ファイルのうち印刷するファイル情報を記述したDPOFファイル等を格納する。メモリカードとしては、CF、スマートメディア等各種あるが、ここではそれらに本質的な違いはない。
【0026】
306は検出手段であり、I/F311を介してプリンタ部410から取得したプリンタの動作情報をチェックし、プリンタ部の動作状況を検出する。プリンタの動作不可が検出手段306で検出されると、その情報に基づき所定の処理がCPU301の制御により行われる。
【0027】
307は撮像手段であり、レンズ、CCD、A/D変換器等から構成されていて、被写体の撮影等の動作を行う。本撮像手段で撮影された画像は、画像処理手段308で所定の処理を行われた後、RAM302ないしメモリカード305にデジタル画像ファイルの形式で格納される。308は画像処理手段であり、リサイズや回転、JPEG等のデータ圧縮、解凍等の画像処理、二値化、RGBからYMCへの色変換等の印刷に関わる画像処理機能を有しており、撮像手段307で撮影した画像データの圧縮、RAM302やメモリカード305上に記憶された画像データの解凍、画像データのサイズ変更や回転処理、画像データをプリンタ部320で印刷するときの、画像データの色変換等の処理を行う。
【0028】
309は入力手段であり、図1のシャッターボタン100やモードダイアル101、図2の画面切り替えキー202、203などを含み、本機器を操作するボタン、ダイヤル等から構成され、ユーザが本機器を動作させるときに操作する。310は表示手段であり、第2図の201液晶表示器に相当し、撮影画像の確認表示、操作時のUIの表示等を行う。
【0029】
311はI/Fであり、プリンタ部のI/F321を介して、デジタルカメラ部をプリンタ部320とつなぐ、I/Fは複数の信号線から構成されており、制御情報や、データ情報をプリンタ部との間でやり取りする。
【0030】
プリンタ部320において、I/F321はデジタルカメラ部のI/Fを介してプリンタ部をデジタルカメラ部300とをつなぐ。
【0031】
プリンタエンジン322は通常インクジェット構成、ないし熱転写構成のプリンタエンジンから構成されていて、I/F321を介してデジタルカメラ部から転送されたデータや制御情報に基づいて制御して印刷処理を実行する。通常ヘッド、モータ、センサ等から構成される。さらに、プリンタ部320内には、インクの有無を判定するセンサ等や、用紙の有無を判定するペーパセンサ等を有している。
【0032】
次に、本実施例の動作を図4、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0033】
図4は本発明の請求項1〜請求項6に係わる、プリンタ一体型カメラの処理フローチャートである。
【0034】
本発明のプリンタ一体型カメラで、ステップS400でシャッターボタン100を押下し、撮像手段307によって画像を撮影する。撮影されたイメージはステップS401において画像処理手段308において所定の処理を行った後、JPEG圧縮処理を施され、画像データとして作成され、ステップS402においてRAM302上にファイル形式でデータが格納される。
【0035】
ステップS403、S404では現在プリンタが使用可能か判断を行う。まずステップS403において、請求項4に示した、プリンタに用紙がセットされているか否かを判定する。判定はプリンタユニット上に具備されたペーパセンサ等、公知の紙検出手段によって行ってよい。ステップS403で用紙がセットされていると判定されたら、ステップS404でインクが残っているかチェックする。判定は、それまでに吐出したドットをカウントして残量の規定値と比較する方法や、直接インクタンク内の残インク量を測定するなど、公知の検出手段で行ってよい。
【0036】
ステップS404でインク残量がある場合、プリンタにより印刷可能と判断されるので、ステップS405でRAM302上に格納された画像データをI/F311、321を介してプリンタエンジン322に転送する。さらに、ステップS406で転送されたデータをプリンタ部322で印刷動作を実行する。
【0037】
ステップS403、S404で用紙がセットされていなかったり、インクがなかったりした場合、ステップS407で撮影した画像データをカードスロット304に接続されたメモリカード305にファイルとして書き込む。この場合、通常標準仕様である、DCF形式に準じて格納する。本実施例では請求項2に準じた構成である。
請求項1に示した構成では、RAM302に格納することで実現できる。
【0038】
さらに、ステップS408以降で格納した画像データファイル情報を画像ファイルと同様にメモリカード305に格納する。ここでは、請求項3に示すように撮影画像データファイル情報として、DPOF形式で格納する。まずステップS408で装着されているメモリカード305上にDPOFファイルがあるか否かを検出する。DPOF仕様では、カードのルートディレクトリの直下にある“MISC”ディレクトリに”AUTPRINT.MRK”の名称のファイルとして存在する。メモリカード305上にこのファイルがなければ、ステップS409でこのファイルをルートディレクトリ直下の”MISC”ディレクトリ上に作成する。ステップS410でDPOFファイルのファイル指定に、ステップS407で格納した画像ファイルのファイル名記述を追加する。
この一連の処理により、プリンタが動作不可のときに撮影された画像と画像ファイル名に関する記述がメモリカード上に記憶される。あとからDPOFファイルの記述を検索することによって、かかる印刷不可の画像ファイルに関する情報を取得することによって、プリンタが動作復帰したときの印刷処理を行うことができる。
【0039】
図5は本発明の請求項7〜請求項10に係わり、プリンタ動作不可時に撮影し、メモリに格納した画像データに対して、プリンタの動作復帰時に印刷処理を行う処理フローを記述したものである。
【0040】
ステップS500で、メモリカード305上のファイルをチェックする。ここではメモリカード上のDPOFファイルの有無、すなわち“MISC”ディレクトリ上に”AUTPRINT.MRK”の有無をチェックする。ステップS501では、DPOFファイルの有無によって、DPOFファイルがなければ印刷処理が不要の為、処理を終了する。DPOFファイルがあればステップS502に進み印刷が可能か判断する。ここでは、図4の処理と同様に、用紙、インクの有無によって印刷の可能性を判断する。ステップS502では、用紙の有無をステップS403と同様に判断する。用紙がなければ印刷が不可能なので処理を終了する。用紙があればステップS503に進む。ステップS503では、インクの有無をステップS404と同様に判断する。インクがなければ処理を終了する。インクがあれば印刷可能と判断されるのでステップS504へ進み印刷処理を実行する。
【0041】
ステップS504ではDPOFファイル上に印刷すべきファイルがあるか否かを判断する。印刷すべきファイルは、“AUTPRINT.MRK”上にファイル名の記述があるので判断ができる。ステップS505でDPOFファイル上に印刷すべきファイルがない場合にはこれ以上印刷処理は出来ないので、印刷処理を終えステップS509に進む。ステップS510ではDPOFファイル”AUTPRINT.MRK”を削除し、再度ファイル情報が登録されるまで印刷を行わないようにし、一連の処理を終了する。
【0042】
ステップS505でDPOFファイル上にファイル記述がある場合には、ステップS506へ進み、DPOFファイル上にファイル名が記述された画像データファイルをメモリカード305から取り出す。そしてステップS507でステップS506で取り出した画像ファイルをI/F311、321を介してプリンタエンジン322に転送し、ステップS508でプリンタエンジン322で印刷処理を行う。
【0043】
ステップS509では、このときに印刷した画像ファイルの記述をDPOFファイル上から削除する。これにより、すでに印刷したファイルに関する記述がなくなる。そのあと、ステップS504に再度進み、次に印刷すべきファイルがあるか否かを判断する。この一連の処理により、DPOFファイル上に記載されたファイルはすべて印刷され、印刷処理の終了後にはDPOFファイル自体が削除されるので、再度登録処理が行われるまで印刷は行われない。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は撮影手段と印刷手段を一体化したプリンタ一体型カメラにおいてプリンタが動作出来ないときに撮影された画像を、かかる画像情報と共に記憶手段に格納することにより、後からの印刷不可の画像のみを容易に印刷することができる。また画像情報をDPOF形式で格納する為に、DPOF対応の印刷機器で容易に印刷ができる。
【0045】
また、撮影手段と印刷手段を一体化したプリンタ一体型カメラにおいてプリンタが動作出来ないときに撮影された画像を、かかる画像情報と共に二次記憶手段に格納し、プリンタが動作可能になったときに画像情報を元にして撮影画像を印刷することにより、印刷不可であった画像ファイルを容易に印刷することができる。
【0046】
さらに、DPOF機能に基づいて印刷処理を行った後、DPOFファイルを削除する為、後から誤って印刷することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すプリンタ一体型カメラの前方からの概略斜視図
【図2】図1のプリンタ一体型カメラの後方からの概略斜視図
【図3】図1のプリンタ一体型カメラにおける制御系の概略ブロック構成図
【図4】本発明を実現するための手順を説明するフローチャート
【図5】本発明を実現するための手順を説明するフローチャート
【符号の説明】
100 シャッターボタン
101 モードダイアル
102 表示パネル
103 レンズ
104 ストロボ
105 給紙口
200 ファインダ
201 液晶表示器
202,203 画面切り替えキー
204 メモリカードスロット
205 排紙口
Claims (10)
- 静止画を入力する撮影手段と、撮影した画像を印刷する印刷手段と、前記印刷手段の状態を検出する検出手段と、撮影した画像データや印刷に関わる情報を記憶する記憶手段と、印刷すべき画像ファイルに関わる情報を作成する情報作成手段から構成されるデジタルカメラ、プリンタを一体化した機器において、前記撮影した画像を直接印刷手段から印刷させる制御手段を有すると共に、前記印刷手段の状態検出手段の出力に応じ、前記印刷手段が動作不可の時に撮影画像データファイルを前記記憶手段に格納すると共に、前記撮影画像データファイル情報を前記記憶手段に格納することを特徴としたプリンタ一体型カメラ。
- 請求項1に記載のプリンタ一体型カメラにおいて、二次記憶接続手段を備え、撮影画像データファイル、及び撮影画像データファイル情報を、前記二次記憶手段上に格納することを特徴とするプリンタ一体型カメラ。
- 請求項1に記載のプリンタ一体型カメラにおいて、撮影画像データファイル情報がDPOF形式であり、前記記憶手段上のDPOFファイルに撮影画像情報を追加することを特徴とするプリンタ一体型カメラ。
- 請求項1に記載のプリンタ一体型カメラにおいて、撮影画像データファイル情報がDPOF形式であり、前記記憶手段上にDPOFファイルが存在しない場合、新たにDPOFファイルを生成した後、DPOFファイルに撮影画像情報を追加することを特徴とするプリンタ一体型カメラ。
- 前記判別手段は、前記プリンタに印刷用紙がセットされないことを条件として前記印刷手段の動作不可を判定することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ一体型カメラ。
- 前記判別手段は、前記プリンタにインクがないことを条件として前記印刷手段の動作不可判定することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ一体型カメラ。
- 静止画を入力する撮影手段と、撮影した画像を印刷する印刷手段と、前記印刷手段の状態を検出する検出手段と、撮影した画像データや印刷に関わる情報を記憶する二次記憶手段と、印刷すべき画像ファイルに関わる情報を作成する情報生成手段から構成されるデジタルカメラ、プリンタを一体化した機器において、前記撮影した画像を直接印刷手段から印刷させる制御手段を有し、前記印刷手段の状態検出手段の出力に応じ、前記印刷手段が動作不可の時に撮影画像データファイルを前記二次記憶手段に格納すると共に、前記撮影画像データファイル情報を前記二次記憶手段に格納し、前記印刷手段が動作状態を判別して動作可能時に前記印刷画像データファイル情報に基づいた印刷を行うことを特徴としたプリンタ一体型カメラ。
- 請求項7に記載のプリンタ一体型カメラにおいて、撮影画像データファイル情報がDPOF形式であり、前記記憶手段上のDPOFファイルに撮影画像情報を追加することを特徴とするプリンタ一体型カメラ。
- 請求項7に記載のプリンタ一体型カメラにおいて、撮影画像データファイル情報がDPOF形式であり、前記記憶手段上にDPOFファイルが存在しない場合、新たにDPOFファイルを生成した後、DPOFファイルに撮影画像情報を追加することを特徴とするプリンタ一体型カメラ。
- 請求項7に記載のプリンタ一体型カメラにおいて、ファイル削除手段を有し、前記印刷画像データファイル情報に基づいた印刷を行った後、前記印刷画像データファイル情報を削除することを特徴とするプリンタ一体型カメラ。
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- 2002-11-21 JP JP2002338224A patent/JP2004173087A/ja not_active Withdrawn
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