JP2004172906A - 平面アンテナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クロスダイポールアンテナをフィルム状の誘電体7に少なくとも1つ形成し、クロスダイポールアンテナへの給電を、誘電体7上に形成した平衡給電線15により行うようにした平面アンテナ10である。この場合、クロスダイポールアンテナのアンテナエレメント11〜14、平衡給電線15、及び平衡給電線15を構成する導体は、誘電体7の両面に形成する。フィルム状の誘電体7には透明フィルムを使用することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は平面アンテナに関し、特に、自動車等の移動体において、移動体のデザインを損ねることなく移動体に取り付けられて電波を受信することが可能な、小型で軽量の平面アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、自動車等の車両(移動体)には、移動中にも電波の受信等を可能にするアンテナが搭載されている。一般に、車両が受信する電波は、長年に渡ってAMラジオ用の中波(MW)とFMラジオ用やテレビ用の超短波(VHF)や極超短波(UHF)が主なものであった。
【0003】
ところが近年、これらの電波を受信するアンテナに加えて、高周波帯のGPS(全地球測位システム)用のアンテナ、或いは衛星ディジタル放送用の衛星電波やその再放射波(ギャップフィラー波)を受信するアンテナや、自動車電話や携帯電話等の電話用の電波を送受信するアンテナが車両に必要となりつつある。更には、ITS(高度道路交通システム)の一環として、高速道路や有料道路の料金を自動的に徴収するETC(自動料金所システム)や、道路交通情報を提供するVICS(道路交通情報通信システム)の電波ビーコンに対しても電波の送受信を行うアンテナが必要となってきている。従って、近年の車両は、多くの種類の電波の受信、或いは送信を行うためのアンテナを搭載しなければならなくなってきている。
【0004】
このようなアンテナの要望に対して、自動車等の移動体の屋根に設置して使用される、ロープロファイル型で水平無指向性の移動体用アンテナが既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−135045号公報(図1,図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、既に提案されている特許文献1に開示の移動体用アンテナは、GPS用のパッチアンテナ等でアンテナが構成されているために、薄型化が困難であり、車両のデザインを損なう虞があった。また、この移動体アンテナは車両の屋根に設置されているので、物が当たってアンテナが損傷したり、盗難被害に合う等の虞もあった。
【0007】
そこで、本発明は、GPS用の電波を受信するアンテナを薄型化して車両の内部に搭載することにより、車両のデザインを損なう虞がなく、また、物が当たってアンテナが損傷したり、盗難被害に合う等の虞のない平面アンテナを提供することを目的としている。
【0008】
また、本発明の他の目的は、車両に搭載する必要のあるその他のアンテナをできるだけ多くこの平面アンテナに組み込むことにより、アンテナ搭載スペースを削減し、アンテナのコストを低減することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本発明の第1の形態の平面アンテナは、クロスダイポールアンテナをフィルム状の誘電体に少なくとも1つ形成した平面アンテナであって、クロスダイポールアンテナへの給電を、誘電体上に形成した平衡給電線により行うようにしたことを特徴としている。
【0010】
また、本発明の第2の形態の平面アンテナは、第1の形態の平面アンテナにおいて、アンテナのエレメントと平衡給電線を構成する導体、及び平衡給電線に給電を行う給電回路を、誘電体の両面に分けて形成したことを特徴としている。
【0011】
本発明の第3の形態の平面アンテナは、第1の形態の平面アンテナにおいて、誘電体を複数枚積層して構成し、アンテナのエレメントと平衡給電線を構成する導体、及び平衡給電線に給電を行う給電回路を、これら複数枚の誘電体の両面に分けて形成したことを特徴としている。
【0012】
本発明の第4の形態の平面アンテナは、第2又は3の形態の平面アンテナにおいて、クロスダイポールアンテナを、第1のダイポールアンテナと第2のダイポールアンテナとから構成し、第1のダイポールアンテナを構成する2つのアンテナエレメントとこのアンテナエレメントに接続する平衡給電線の組を、それぞれ誘電体の異なる面に形成すると共に、第2のダイポールアンテナを構成する2つのアンテナエレメントとこのアンテナエレメントに接続する平衡給電線の組も、それぞれ誘電体の異なる面に形成したことを特徴としている。
【0013】
本発明の第5の形態の平面アンテナは、第4の形態の平面アンテナにおいて、誘電体をその面に垂直な方向から透視した時に、1つのダイポールアンテナに給電する2本の給電線間の隙間が0となるように、各平衡給電線を誘電体の上に配置したことを特徴としている。
【0014】
本発明の第6の平面アンテナは、第5の形態の平面アンテナにおいて、第1と第2のダイポールアンテナへの平衡給電線の内の一方に、移相器を設けたことを特徴としている。
【0015】
本発明の第7の形態の平面アンテナは、第4から6の何れかの形態の平面アンテナにおいて、誘電体の一つの面に、第1と第2のダイポールアンテナに接続する平衡給電線を不平衡給電線に変換する変換回路を設け、この変換回路を設けていない誘電体の面に設けた平衡給電線を、スルホールによって変換回路が設けられた誘電体の面に導いたことを特徴としている。
【0016】
本発明の第8の形態の平面アンテナは、第7の形態の平面アンテナにおいて、変換回路からの第1と第2のダイポールアンテナの出力を合成する合成回路を、変換回路と同じ誘電体の面に設けたことを特徴としている。
【0017】
本発明の第9の形態の平面アンテナは、第1から第8の何れかの形態の平面アンテナにおいて、誘電体上に、クロスダイポールアンテナを含めて複数のアンテナを形成し、これら複数のアンテナの出力を混合する混合器を、誘電体上に設けたことを特徴としている。
【0018】
本発明の第10の形態の平面アンテナは、第1から第9の何れかの形態の平面アンテナにおいて、誘電体上に、その出力が直接誘電体から外部に引き出される電話用のアンテナを形成したことを特徴としている。
【0019】
本発明の第11の形態の平面アンテナは、第1から第10の何れかの形態の平面アンテナにおいて、誘電体を透明とし、この平面アンテナを車両のフロントガラスの内側に取り付けたことを特徴としている。
【0020】
本発明の第12の形態の平面アンテナは、第1から第10の何れかの形態の平面アンテナにおいて、平面アンテナを移動体の内部の電波が到来する部位に取り付けたことを特徴としている。
【0021】
本発明の平面アンテナは、GPS用の電波を受信するアンテナを薄型化して車両の内部に搭載することにより、車両のデザインを損なう虞がなく、また、物が当たってアンテナが損傷したり、盗難被害に合う等の虞がない。また、車両に搭載する必要のあるその他のアンテナをできるだけ多くこの平面アンテナに組み込んだので、アンテナ搭載スペースが削減され、アンテナのコストが低減される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を用いて本発明の実施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。
【0023】
本発明の平面アンテナは、ダイポールアンテナ2対をその中心部が交差するように重ねて配置したクロスダイポールアンテナを、フィルム状の誘電体に少なくとも1つ形成した平面アンテナである。誘電体としては、例えば、透明なポリエチレンフィルムを使用することができる。
【0024】
図1(a)に示す第1の実施例の平面アンテナ10は、透明フィルム7の上に1つのクロスダイポールアンテナをGPSアンテナ1として設けると共に、その回路部Cを設けて構成される。GPSアンテナ1は、第1のダイポールアンテナ1Aと第2のダイポールアンテナ1Bから構成されている。第1のダイポールアンテナ1Aは対向する第1のアンテナエレメント11と第2のアンテナエレメント12とから構成され、第2のダイポールアンテナ1Bは対向する第3のアンテナエレメント13と第4のアンテナエレメント14とから構成されている。また、回路部Cには、低雑音増幅器(ローノイズアンプ:図にはLNAと記載)17、バランス回路(図にはバランと記載)18、及び合成器19がある。この平面アンテナ10のサイズは、例えば、縦方向が50mm、横方向が70mm程度である。
【0025】
第1のダイポールアンテナ1Aのアンテナエレメント11,12にはそれぞれ平衡給電線15A,15Bが接続されており、第2のダイポールアンテナ1Bのアンテナエレメント13,14にはそれぞれ平衡給電線15C,15Dが接続されている。また、第2のダイポールアンテナ1Bに接続する平衡給電線15C,15Dの途中には、信号の位相を90度変えるための移相器16が設けられている。
【0026】
第1のダイポールアンテナ1Aと第2のダイポールアンテナ1Bによって受信された信号は、それぞれ平衡給電線15Aと15B、及び平衡給電線15Cと15Dを介して低雑音増幅器17に入力され、バランス回路18で不平衡信号となって合成器19で合成されてGPSアンテナ1からのGPS信号となる。合成器19にはコネクタ21が設けられており、このコネクタ21にコネクタ22を介して接続される同軸ケーブル23によって前述のGPS信号は外部に出力される。
【0027】
合成器19に設けられるコネクタ21は、例えば、図1(b)に示すように雄コネクタ21であり、ケーブル23に設けられるコネクタ22は雌コネクタ22である。また、雌コネクタ22に接続されるケーブル23は、中心導体23Cを絶縁体23Bで被覆し、この絶縁体23Bの周囲を外側導体23Aで覆った同軸ケーブルである。このコネクタ21,22には市販の規格品を使用することができる。
【0028】
ここで、第1の実施例の平面アンテナ10において、GPSアンテナ1を構成する第1のダイポールアンテナ1Aのアンテナエレメント11,12と平衡給電線15A,15Bの配置、及び第2のダイポールアンテナ1Bのアンテナエレメント13,14と平衡給電線15C,15Dの配置とを、図2(a),(b)を用いて説明する。
【0029】
図2(a)は図1(a)に示した平面アンテナ10の透明フィルム7の表側のレイアウトのみを示すものである。透明フィルム7の表側には、第1のダイポールアンテナ1Aのアンテナエレメント11と平衡給電線15A、及び第2のダイポールアンテナ1Bのアンテナエレメント13と平衡給電線15C、及び回路部Cが設けられている。また、図2(b)は、図1(a)に示した平面アンテナ10の透明フィルム7の裏側のレイアウトのみを、表側から透視して示すものである。透明フィルム7の裏側には、第1のダイポールアンテナ1Aのアンテナエレメント12と平衡給電線15B、及び第2のダイポールアンテナ1Bのアンテナエレメント14と平衡給電線15Dが設けられている。
【0030】
ここで、第1と第2のダイポールアンテナ1A,1Bへの平衡給電線15A〜15Dの配置について、第1のダイポールアンテナ1Aの構成のみを図示した図3を用いて説明する。第1のダイポールアンテナ1Aにおいては、フィルム7の裏側に設ける平衡給電線15Bは、これをフィルム7の表側から透視して見た時に(平衡給電線15Bを表側から透視して見た時の、平衡給電線15Bの表面における位置を図に二点鎖線で平衡給電線15bとして示す)、フィルム7の表側にある平衡給電線15Aに隙間無く隣接するように配置する必要がある。この配置は、平衡給電線の回路インピーダンスを、アンテナエレメントのインピーダンスに合わせるために必要である。また、この配置は、第2のダイポールアンテナ1Bへの平衡給電線15C,15Dについても同様である。
【0031】
なお、隣接する第1のダイポールアンテナ1Aへの平衡給電線15Aと第2のダイポールアンテナ1Bへの平衡給電線15Dの間には、その隙間を0にするという制約はない。また、フィルム7の裏側に設けられた第1のダイポールアンテナ1Aへの平衡給電線15Bと、フィルム7の表側に設けられた低雑音増幅器17との導通は、フィルム7に設けられためっきされたスルホール28を通じて行われる。
【0032】
図6(a)は図1(a)に示した第1の実施例の平面アンテナ10の、X‐X線における部分拡大断面を示すものである。この図から分かるように、第1のダイポールアンテナ1Aにおいては、フィルム7の表側から見た時に、平衡給電線15Aと15Bとの間の隙間d1は0であり、同様に、第2のダイポールアンテナ1Bにおいても、フィルム7の表側から見た時に、平衡給電線15Cと15Dとの間の隙間d2は0である。また、隣接する第1のダイポールアンテナ1Aへの平衡給電線15Aと第2のダイポールアンテナ1Bへの平衡給電線15Dの間には、所定の隙間d3が設けられている。なお、図6(a)に符号24で示される層は、保護層である。
【0033】
図4は図1に示した平面アンテナ10におけるGPSアンテナ1の等価回路を示す回路図である。第1のダイポールアンテナ1Aで受信された信号は第1の低雑音増幅器(LNA)17Aで増幅された後、バランス回路18Aで不平衡信号となって合成器19に入力される。同様に、第2のダイポールアンテナ1Bで受信された信号は第2の低雑音増幅器(LNA)17Bで増幅された後、バランス回路18Bで不平衡信号となって合成器19に入力される。合成器19では、第1のダイポールアンテナ1Aで受信された信号と第2のダイポールアンテナ1Bで受信された信号とを合成して、GPS信号として出力する。
【0034】
図5は本発明の第2の実施例の平面アンテナ20の構成を示す分解斜視図である。第2の実施例の平面アンテナ20には、第1の実施例の平面アンテナ10と同様に、1つのクロスダイポールアンテナをGPSアンテナ1として設けると共に、その回路部Cを設けて構成される。GPSアンテナ1は、第1のダイポールアンテナ1Aと第2のダイポールアンテナ1Bから構成されている。第1のダイポールアンテナ1Aは対向する第1のアンテナエレメント11と第2のアンテナエレメント12とから構成され、第2のダイポールアンテナ1Bは対向する第3のアンテナエレメント13と第4のアンテナエレメント14とから構成されている。また、回路部Cの構成は第1の実施例と同じであり、この平面アンテナ10のサイズも、縦方向が50mm、横方向が70mm程度である。
【0035】
第2の実施例の平面アンテナ20が第1の実施例の平面アンテナ10と異なる点は、第1の実施例の平面アンテナ10は1枚の透明フィルム7の両面にアンテナエレメントが配置されていたのに対して、第2の実施例の平面アンテナ20には、3枚の透明フィルム25,26,27が使用されている点である。そして、この結果、第1と第2のダイポールアンテナ1A,1Bのアンテナエレメント11〜14の各フィルム25,26,27への配置も異なる。
【0036】
第2の実施例の平面アンテナ20では、第1フィルム25の表側には、第1のダイポールアンテナ1Aのアンテナエレメント11と平衡給電線15A、及び回路部Cのみが設けられている。また、第1フィルム25の裏側には、第1のダイポールアンテナ1Aのアンテナエレメント12と平衡給電線15Bのみが設けられている。第1フィルム25と第3フィルム27の間に挿入される第2フィルム26は絶縁用であり、アンテナパターンや回路は設けられない。一方、第3フィルム27の表側には、第2のダイポールアンテナ1Bのアンテナエレメント13と平衡給電線15Cのみが設けられている。また、第3フィルム27の裏側には、第2のダイポールアンテナ1Bのアンテナエレメント14と平衡給電線15Dのみが設けられている。
【0037】
第1のフィルム25の表裏への平衡給電線15A,15Bの配置、及び、第3のフィルム27の表裏への平衡給電線15C,15Dの配置は、第1の実施例の平面アンテナ10と同じである。よって、平面アンテナ20の、図1(a)に示した第1の実施例の平面アンテナ10のX‐X線と同じ部位の、部分拡大断面は図6(b)に示すようになる。この図から分かるように、第1のダイポールアンテナ1Aにおいては、第1フィルム25の表側から見た時に、平衡給電線15Aと15Bとの間の隙間d1は0であり、同様に、第2のダイポールアンテナ1Bにおいても、第1フィルム25の表側から見た時に、平衡給電線15Cと15Dとの間の隙間d2は0である。また、隣接する第1のダイポールアンテナ1Aへの平衡給電線15Aと第2のダイポールアンテナ1Bへの平衡給電線15Dの間には、所定の隙間d3が設けられている。なお、図6(b)に符号24で示される層は、保護層である。
【0038】
このように、第1のダイポールアンテナ1Aと第2のダイポールアンテナ1Bとを別のフィルムの表裏に形成すると、図5に示すように、第1のダイポールアンテナ1Aの中心点と、第2のダイポールアンテナ1Bの中心点とを、同じ位置(第1のフィルム25に立てた垂線Mに関して同じ位置)に設けることができ、クロスダイポールアンテナとしての機能が向上する。
【0039】
図7は、本発明の第3の実施例の平面アンテナ30の構成を示すものである。第3の実施例の平面アンテナ30も第1の実施例の平面アンテナ10と同様に、1つのクロスダイポールアンテナをGPSアンテナ1として設けると共に、その回路部Cを設けて構成される。GPSアンテナ1は、第1のダイポールアンテナ1Aと第2のダイポールアンテナ1Bから構成されている。第1のダイポールアンテナ1Aは対向する第1のアンテナエレメント11と第2のアンテナエレメント12とから構成され、第2のダイポールアンテナ1Bは対向する第3のアンテナエレメント13と第4のアンテナエレメント14とから構成されている。また、回路部Cの構成は第1の実施例と同じであり、この平面アンテナ10のサイズも、縦方向が50mm、横方向が70mm程度である。
【0040】
第3の実施例の平面アンテナ30が第1の実施例の平面アンテナ10と異なる点は、第1のダイポールアンテナ1Aと第2のダイポールアンテナ1Bの交差方向のみである。即ち、第1の実施例では、第1のダイポールアンテナ1Aの第1のアンテナエレメント11と第2のアンテナエレメント12とが平面アンテナ10の縦方向にあり、第2のダイポールアンテナ1Bの第3のアンテナエレメント13と第4のアンテナエレメント14とが平面アンテナ10の横方向に配置されていた。一方、第3の実施例の平面アンテナ30では、第1のダイポールアンテナ1Aの第1のアンテナエレメント11と第2のアンテナエレメント12とが平面アンテナ10の縦方向に対して約45度の角度で配置されており、第2のダイポールアンテナ1Bの第3のアンテナエレメント13と第4のアンテナエレメント14とがこれに直交する方向に配置されている。
【0041】
第3の実施例の平面アンテナ30の各アンテナエレメントが、1枚の透明フィルム7の両面に配置されている点は、第1の実施例の平面アンテナ10と同じである。
【0042】
図8は本発明の第4の実施例の平面アンテナ40の構成を示すものである。また、図9は図8に示した平面アンテナ40の透明フィルム37の表側にあるアンテナ用のパターン及び回路部C等を示すものであり、図10は図8に示した平面アンテナ40の透明フィルム37の裏側にあるアンテナ用のパターンとグランドパターン31のみを、表側から透視して見たものである。
【0043】
第1から第3の実施例の平面アンテナ10、20、30には、GPSアンテナ1が1つだけ設けられていたが、第4の実施例の平面アンテナ40には複数のアンテナが設けられている。即ち、第4の実施例の平面アンテナ40には、クロスダイポールアンテナとして、GPSアンテナ1とETCアンテナ2が設けられており、これらの他にモノポールアンテナであるVICSアンテナ3、無線LANアンテナ4、及び第1と第2の電話アンテナ5,6が設けられている。よって、この平面アンテナ40のサイズは、縦方向が50mm程度で第1〜第3の実施例と同じであるが、横方向が210mm程度と長くなっている。
【0044】
なお、第4の実施例の平面アンテナ40も1枚のフィルム37の両面にアンテナパターンや回路部C等が配置されて構成されており、第2の実施例の平面アンテナ20のような多層フィルムは使用されていない。
【0045】
第4の実施例の平面アンテナ40におけるGPSアンテナ1の構成は、第1の実施例の平面アンテナ10におけるGPSアンテナ1の構成と同じであり、図9に示すように、フィルム37の表側にアンテナエレメント11,13、平衡給電線15A,15C、低雑音増幅器17、バランス回路18、及び合成器19を備えている。そして、フィルム37の裏側に、図10に示すように、アンテナエレメント12,14と平衡給電線15B,15Dを備えている。
【0046】
また、もう1つのクロスダイポールアンテナであるETCアンテナ2の構成はGPSアンテナ1の構成とほぼ同じであり、異なる点は、アンテナエレメント41,42,43,44の長さ、形状、及び交差方向が異なる点と、低雑音増幅器が不要である点のみである。よって、ETCアンテナ2も、図9に示すように、フィルム37の表側にアンテナエレメント41,43、平衡給電線35A,35C、バランス回路33、及び合成器34を備えている。そして、フィルム37の裏側に、図10に示すように、アンテナエレメント42,44と平衡給電線35B,35Dを備えている。
【0047】
GPSアンテナ1の合成器19の出力及びETCアンテナ2の合成器34の出力は回路部Cに設けられた混合器36に入力される。また、第4の実施例の平面アンテナ40のフィルム37の上には、これらのクロスダイポールアンテナの他に、VICSアンテナ3、無線LANアンテナ4、及び第1と第2の電話アンテナ5、6が設けられている。そして、VICSアンテナ3と無線LANアンテナ4の出力も混合器36に入力される。この混合器36の出力は、コネクタ21に接続されている。また、第1と第2の電話アンテナ5、6は、後述するように、混合器36で他の信号と混合されることなく、直接コネクタ21に接続されている。
【0048】
図11は、図8に示した第4の実施例の平面アンテナ40の等価回路を示す回路図である。前述のように、GPSアンテナ1の第1のダイポールアンテナ1Aで受信された信号は第1の低雑音増幅器(LNA)17Aで増幅された後、バランス回路18Aで不平衡信号となって合成器19に入力される。同様に、GPSアンテナ1の第2のダイポールアンテナ1Bで受信された信号は第2の低雑音増幅器(LNA)17Bで増幅された後、バランス回路18Bで不平衡信号となって合成器19に入力される。合成器19では、第1のダイポールアンテナ1Aで受信された信号と第2のダイポールアンテナ1Bで受信された信号とが合成されてGPS信号が作られ、これが混合器36に入力される。
【0049】
また、ETCアンテナ2の第1のダイポールアンテナ2Aで受信された信号は直接バランス回路33Aで不平衡信号となった後に合成器34に入力される。同様に、ETCアンテナ2の第2のダイポールアンテナ2Bで受信された信号は直接バランス回路33Bに入力され、ここで不平衡信号となって合成器34に入力される。合成器34では、第1のダイポールアンテナ2Aで受信された信号と第2のダイポールアンテナ2Bで受信された信号とが合成されてETC信号が作られ、これが混合器36に入力される。
【0050】
なお、ETC信号のように、ETCアンテナ2で受信すると共に、ETCアンテナ2から送信も行う場合には、混合器36はコネクタ21に入力された信号からETC信号のみを取り出し、これをETCアンテナ2に送出する分配器として機能することは言うまでもない。
【0051】
一方、VICSアンテナ3からのVICS信号と無線LANアンテナ4からのW−LAN信号は、直接混合器36に入力される。混合器36は、入力されたGPS信号、ETC信号、VICS信号、及びW−LAN信号を混合し、コネクタ21の1つから外部に出力するものである。混合器36によって混合された信号は、コネクタ21に接続する図示しないケーブルによって外部に取り出され、外部に設けられた分配器に入力される。分配器は混合された信号から、GPS信号、ETC信号、VICS信号、及びW−LAN信号を分配して作り出し、それぞれの受信機に送出する。また、第1と第2の電話アンテナ5、6は、混合器36を通ることなく、直接コネクタ21に接続されている。
【0052】
このように、第4の実施例の平面アンテナ40には、クロスダイポールアンテナやモノポールアンテナ等の複数のアンテナを設けることができる。また、第4の実施例では、誘電体に1枚のフィルムを使用しているが、第2の実施例と同様に、複数枚のフィルムを使用して構成することもできる。更に、第4の実施例の平面アンテナ40におけるGPSアンテナ1を構成するクロスダイポールアンテナの交差方向は、第2の実施例の平面アンテナ20のように斜め方向であっても良い。同様に、ETCアンテナ2のアンテナエレメントの交差方向は平面アンテナ40の縦横方向であっても良い。
【0053】
図12(a)は本発明の第1から第4の実施例の平面アンテナ10、20、30、40の、自動車8への搭載位置の一例を示すものである。また、図12(b)は図12(a)に示した平面アンテナの指向性を説明するものである。この図から分かるように、本発明の平面アンテナは一般に、自動車8のフロントガラス9のルーフに近い部分に取り付けられる。この場合、平面アンテナはフロントガラス9の内側から取り付けるか、或いは、フロントガラス9に内蔵させることができる。この取付位置により、本発明の平面アンテナは、自動車8の前方上方から到来する電波を効率よく受信することができる。
【0054】
なお、以上説明した平面アンテナの実施例では、フィルムにポリエチレン等の透明フィルムを使用する形態を説明したが、平面アンテナを自動車のボディの一部を構成する樹脂部材、例えば、ルーフ後部を構成する樹脂部材に取り付ける場合には、フィルムの色を透明にする必要はない。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の平面アンテナによれば、GPS用の電波を受信するアンテナを薄型化して車両の内部に搭載することにより、車両のデザインを損なう虞がなく、また、物が当たってアンテナが損傷したり、盗難被害に合う等の虞がない。また、車両に搭載する必要のあるその他のアンテナをできるだけ多くこの平面アンテナに組み込むことができるので、アンテナ搭載スペースが削減され、アンテナのコストを低減することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例を示す、透明フィルムで構成された平面アンテナの構成を示す平面図、(b)は(a)のコネクタの構成を示す部分拡大斜視図である。
【図2】(a)は図1(a)に示した平面アンテナの透明フィルムの表側にあるアンテナパターン及び回路のみを示した説明図、(b)は図1(a)に示した平面アンテナの透明フィルムの裏側にあるアンテナパターンのみを、表側から透視して見た説明図である。
【図3】図1(a)に示した平面アンテナにおける1つのダイポールアンテナのみを取り出してそのフィルム上のパターン配置を説明する斜視図である。
【図4】図1に示した平面アンテナの等価回路を示す回路図である。
【図5】本発明の第2の実施例の平面アンテナの構成を示す分解斜視図である。
【図6】(a)は図1(a)に示した第1の実施例の平面アンテナにおけるX‐X線における部分拡大断面図、(b)は図5に示した第2の実施例の平面アンテナにおける同じ場所の部分拡大断面図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示す、透明フィルムで構成された平面アンテナの構成を示す平面図である。
【図8】本発明の第4の実施例を示す、透明フィルムで構成された平面アンテナの構成を示す平面図である。
【図9】図8に示した平面アンテナの透明フィルムの表側にあるアンテナパターン及び回路のみを示した説明図である。
【図10】図8に示した平面アンテナの透明フィルムの裏側にあるアンテナパターンとグランドパターンのみを、表側から透視して見た説明図である。
【図11】図8に示した平面アンテナの等価回路を示す回路図である。
【図12】(a)は本発明の平面アンテナの自動車への搭載位置を示す部分拡大斜視部、(b)は(a)に示した平面アンテナの指向性を説明する図である。
【符号の説明】
1…GPSアンテナ
2…ETCアンテナ
3…VICSアンテナ
4…無線LANアンテナ
5…第1電話アンテナ
6…第2電話アンテナ
7,25,26,27,37…フィルム
10…第1の実施例の平面アンテナ
11,12,13,14,41,42,43,44…アンテナエレメント
15,15A,15B,15C,15D…給電線
16,32…移相器
17…低雑音増幅器(LNA)
18,33…バランス回路(バラン)
19,34…合成器
20…第2の実施例の平面アンテナ
21,22…コネクタ
23…ケーブル
24…保護層
28…スルホール
30…第3の実施例の平面アンテナ
31…グランドパターン
35,35A,35B,35C,35D…給電線
36…混合器
40…第4の実施例の平面アンテナ
C…回路部
Claims (12)
- クロスダイポールアンテナをフィルム状の誘電体に少なくとも1つ形成した平面アンテナであって、
前記クロスダイポールアンテナへの給電を、前記誘電体上に形成した平衡給電線により行うようにしたことを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項1に記載の平面アンテナであって、
前記アンテナのエレメントと前記平衡給電線を構成する導体、及び前記平衡給電線に給電を行う給電回路が、前記誘電体の両面に分かれて形成されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項1に記載の平面アンテナであって、
前記誘電体が複数枚積層されて構成されており、前記アンテナのエレメントと前記平衡給電線を構成する導体、及び前記平衡給電線に給電を行う給電回路が、前記複数枚の誘電体の両面に分かれて形成されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項2又は3に記載の平面アンテナであって、
前記クロスダイポールアンテナが、第1のダイポールアンテナと第2のダイポールアンテナとから構成されており、
前記第1のダイポールアンテナを構成する2つのアンテナエレメントとこのアンテナエレメントに接続する平衡給電線の組が、それぞれ前記誘電体の異なる面に形成されており、
前記第2のダイポールアンテナを構成する2つのアンテナエレメントとこのアンテナエレメントに接続する平衡給電線の組が、それぞれ前記誘電体の異なる面に形成されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項4に記載の平面アンテナであって、
前記誘電体をその面に垂直な方向から透視した時に、前記1つのダイポールアンテナに給電を行う2本の給電線間の隙間が0となるように、前記各平衡給電線が前記誘電体の上に配置されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項5に記載の平面アンテナであって、
前記第1と第2のダイポールアンテナへの平衡給電線の内の一方に、移相器が設けられていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項4から6の何れか1項に記載の平面アンテナであって、
前記誘電体の一つの面に、前記第1と第2のダイポールアンテナに接続する平衡給電線を、不平衡給電線に変換する変換回路が設けられており、この変換回路が設けられていない誘電体の面に設けられた平衡給電線は、スルホールによって前記変換回路が設けられた面に導かれることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項7に記載の平面アンテナであって、
前記変換回路からの前記第1と第2のダイポールアンテナの出力を合成する合成回路が、前記変換回路と同じ前記誘電体の面に設けられていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項1から8の何れか1項に記載の平面アンテナであって、
前記誘電体上に、前記クロスダイポールアンテナを含めて複数のアンテナが形成されており、これら複数のアンテナの出力を混合する混合器が、前記誘電体上に設けられていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項1から9の何れか1項に記載の平面アンテナであって、
前記誘電体上に、その出力が直接前記誘電体から外部に引き出される電話用のアンテナが形成されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項1から10の何れか1項に記載の平面アンテナであって、
前記誘電体が透明であり、この平面アンテナが車両のフロントガラスの内側に取り付けられることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項1から10の何れか1項に記載の平面アンテナであって、
前記平面アンテナが移動体の内部の電波が到来する部位に取り付けられていることを特徴とする平面アンテナ。
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