JP2004172778A - 小型音響再生装置 - Google Patents

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JP2004172778A
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Takayoshi Yamazaki
孝善 山崎
Kazunori Kono
一則 河野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】多くの手間や時間をかけなくてもスピーカから発音できるように容易にセットでき、操作性も良好な小型音響再生装置を提供する。
【解決手段】音響再生機本体1をスピーカ装置に着脱自在に構成し、音響再生機本体1に本体側音響信号出力端子を設け、前記スピーカ装置に、音を発生する左右のスピーカユニット23、24と、これらの左右のスピーカユニット23、24が移動可能な状態で連結する連結部20と、音響信号増幅回路と、本体側音響信号出力端子に直接接続可能な音響信号入力端子とを設け、左右のスピーカユニット23、24は連結部20により、互いに離れてこれら左右のスピーカユニット23、24の間に音響再生機本体2を装着可能な装着用姿勢と、各スピーカユニット23、24が連結部20の背面側に回動されてこれらの端面同士が密着する回動折畳接合姿勢とに回動自在に支持されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型音響装置などの音響再生機本体に、スピーカ装置を接続して音楽などを聴くことができる小型音響再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
音楽などの音情報を記録したカセットテープやMD(ミニディスク)などの録音媒体を装着自在に構成しながら、スピーカが設けられておらず、あるいは小型のスピーカを設けたものであるため、通常はイヤホンやヘッドホンを接続して、このイヤホンやヘッドホンから前記録音媒体の音楽などを再生して聞くことができる携帯型音響再生装置は知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
この種の携帯型音響再生装置にスピーカを接続して、スピーカから音楽などを聴く手法としては、図13に示すように、以下のような構成のスピーカ装置60を携帯型音響再生装置90に接続することが一般に行われている。
【0004】
スピーカ装置60は、左スピーカ61が内蔵されている左スピーカユニット62と、右スピーカ63が内蔵されている右スピーカユニット64と、家庭用AC電源80などに接続されるACアダプタ65などを備えている。また、一方のスピーカユニット、例えば左スピーカユニット62には、入力した音響信号を増幅する増幅回路(図示せず)と電池収納部とが内蔵されているとともに、音響信号入力用の接続コード66と、右スピーカボックス部64へのスピーカ接続用の接続コード67とが接続され、さらに、ACアダプタ65の電源供給コード65bの先端に設けられた電源供給端子65aが接続される電源入力端子部68と、電源スイッチ69とが設けられている。
【0005】
なお、図13における92は携帯型音響再生装置90に装着されるカセットテープやMDなどの情報記録媒体、80はAC電源である。
このスピーカ装置60を使用する際には、左右のスピーカユニット62、64を適切な位置に配置した状態で、ACアダプタ65からの電源供給端子65aをスピーカ装置60の電源入力端子部68に接続し(または、スピーカユニット62の電池収納部に電池を入れ)、スピーカ接続用の接続コード67の先端に設けられたスピーカ接続用出力端子67aを右スピーカユニット64のスピーカ接続用入力端子70に接続し、さらに、音響信号入力用の接続コード66の先端に設けられた音響信号入力用端子66aを、携帯型音響再生装置90に設けられた音響信号出力用端子91に差し込み、スピーカ装置60の電源スイッチ69をON状態にし、そして、携帯型音響再生装置90を操作して再生状態とすることで使用できる。
【0006】
また、同様に、アンプ部を有する音響装置本体と左右のスピーカボックスとを分割可能とした別途構成の音響装置として、アンプ部を有する音響装置本体の筐体部両側面と左右のスピーカボックスの一側面とのそれぞれに、互いに噛みあう凹凸部を設けて係合可能に構成したものも開示されている(例えば、特許文献3参照)が、この種のものは、物理的な噛み合い支持構造を有するだけであり、音響装置本体の電気接続に関する構成については述べられていない。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−90535号公報
【0008】
【特許文献2】
特開2002−117607号公報
【0009】
【特許文献3】
実公平1−32384号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図13に示すような従来構成の携帯型音響再生装置90とスピーカ装置60とを組み合わせて、スピーカ61、63から音楽などを聴こうとすると、左右のスピーカユニット62、64を配置した状態で、音響信号入力用の接続コード66やスピーカ接続用の接続コード67を接続しなければならず、さらに、ACアダプタ65を使用する際には、ACアダプタ65をAC電源80に接続した状態でACアダプタ65の電源供給コード65bを左スピーカユニット62に接続しなければならず(AC電源80の代わりに電池を使用する際には、スピーカユニット62の電池収納部に電池を入れなければならず)、多くの手間や時間がかかってしまうという課題があった。
【0011】
また、左右のスピーカユニット62、64を配置する際などに、音響信号入力用の接続コード66とスピーカ接続用の接続コード67とが互いに絡んでしまう場合があり、さらに、ACアダプタ65を使用する際には電源供給コード65bも絡んでしまうこともある。
【0012】
また、携帯型音響再生装置90とは別に、スピーカ装置60への電源を供給する電源(AC電源や電池など)が必要である課題がある。
さらに、スピーカ装置60の電源スイッチ69をON状態にした後に、携帯型音響再生装置90を操作しなければならず、2箇所のスイッチ操作を行わなければならないため、手間がかかるという問題もある。
【0013】
本発明は上記課題や問題を解決するもので、多くの手間や時間をかけなくてもスピーカから発音できるように容易にセットでき、また、音響信号入力用の接続コードとスピーカ接続用の接続コードなどが互いに絡んだりすることがなく、さらには、スピーカ装置用の電源を単独に必要とすることがなく、操作性も良好な小型音響再生装置を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題や問題を解決するために本発明の小型音響再生装置は、小型の音響再生機本体と、この音響再生機本体を着脱自在に構成したスピーカ装置とを備え、前記音響再生機本体に、音響信号を出力する本体側音響信号出力端子を設け、前記スピーカ装置に、音を発生する左右のスピーカユニットと、これらの左右のスピーカユニットがそれぞれ回動可能な状態で連結する連結部と、音響再生機本体側より入力した音響信号を増幅する増幅回路と、音響再生機本体の装着時に音響再生機本体の本体側音響信号出力端子に直接接続可能な音響信号入力端子とを設け、左右のスピーカユニットは連結部により、互いに離れてこれら左右のスピーカユニットの間に音響再生機本体を装着可能な装着用姿勢と、各スピーカユニットが前記連結部の背面側に回動されてこれらのスピーカユニットの端面同士が密着または近接し、かつ、スピーカユニットの各背面と連結部の背面とが密着または近接する回動折畳接合姿勢とにわたって、回動自在に支持されていることを特徴とする。
【0015】
この構成によれば、多くの手間や時間をかけなくてもスピーカから発音できるように容易にセットできる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の小型音響再生装置は、小型の音響再生機本体と、この音響再生機本体を着脱自在に構成したスピーカ装置とを備え、前記音響再生機本体に、音響信号を出力する本体側音響信号出力端子を設け、前記スピーカ装置に、音を発生する左右のスピーカユニットと、これらの左右のスピーカユニットがそれぞれ回動可能な状態で連結する連結部と、音響再生機本体側より入力した音響信号を増幅する増幅回路と、音響再生機本体の装着時に音響再生機本体の本体側音響信号出力端子に直接接続可能な音響信号入力端子とを設け、左右のスピーカユニットは連結部により、互いに離れてこれら左右のスピーカユニットの間に音響再生機本体を装着可能な装着用姿勢と、各スピーカユニットが前記連結部の背面側に回動されてこれらのスピーカユニットの端面同士が密着または近接し、かつ、スピーカユニットの各背面と連結部の背面とが密着または近接する回動折畳接合姿勢とにわたって、回動自在に支持されていることを特徴とする。
【0017】
この構成によれば、音響再生機本体を充電する際に、片方のスピーカユニットだけを立設させるとともに連結部を傾斜させて載置した姿勢で、充電スタンドとして利用でき、傾斜させた連結部上に音響再生機本体を容易に装着することができる。また、音響再生機本体をスピーカ装置に装着した時に、音響再生機本体の本体側音響信号出力端子にスピーカ装置の音響信号入力端子を直接接続することができて、音響信号入力用の接続コードを接続しなくても済むので、その分だけセットする際の手間や時間を省くことができる。また、音響信号入力用の接続コード自体がないので、当然ながら、音響信号入力用の接続コードが他のコードに絡むこともない。さらに、スピーカ装置に音響再生機本体を装着することで、左右のスピーカから音楽などを良好に聞くことができ、また、持ち運ぶ際などには、スピーカ装置から音響再生機本体を分離させて、スピーカユニット同士が密着または近接する回動折畳接合姿勢とすることでスピーカ装置をコンパクト化することができて持ち運び易くなる。
【0018】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の小型音響再生装置において、連結部に、左右何れか一方のスピーカユニットに設けた増幅回路から出力される音響出力信号を他方のスピーカユニットに出力するスピーカ接続コードが通され、このスピーカ接続コードが前記他方のスピーカユニットに接続されていることを特徴とする。
【0019】
この構成によれば、連結部に、スピーカユニットに出力するスピーカ接続コードが通されて、このスピーカ接続コードが外部に露出しないようにできるので、スピーカ接続コードが他のコードに絡むことがない。また、スピーカ接続コードがスピーカユニットに常に接続されているため、従来のように、スピーカ接続コードをスピーカユニットにわざわざ接続しなくても済む。
【0020】
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の小型音響再生装置において、音響再生機本体が充電可能に構成され、左右のスピーカユニットにおける、一方のスピーカユニットに増幅回路が配設され、他方のスピーカユニットに、音響再生機本体に収納した充電電池を充電する充電回路が配設されていることを特徴とする。
【0021】
この構成によれば、スピーカ装置を、音響再生機本体に収納した充電電池を充電する充電装置としても兼用することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の小型音響再生装置において、連結部の両端部と左右のスピーカユニットとが、それぞれヒンジ部を介して回動可能に連結されていることを特徴とする。
【0022】
この構成によれば、連結部の両端部と左右のスピーカユニットとをヒンジ部により良好に回動可能に連結させることができる。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の小型音響再生装置において、一方のスピーカユニットを、そのヒンジ部が上方になるように立設させ、他方のスピーカユニット、音響再生機本体および連結部が傾斜した姿勢で、前記他方のスピーカユニットに電源供給コードを接続して充電可能に構成したことを特徴とする。
【0023】
この構成によれば、傾斜姿勢の連結部上に音響再生機本体を載せた状態で充電することができる。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れかに記載の小型音響再生装置において、音響再生機本体に、音響再生機本体に設けられた電源からの電力を出力する電源供給用出力端子を設け、スピーカ装置に、前記音響再生機本体の電源供給用出力端子に直接接続可能な電源供給用入力端子を設けて、スピーカ装置への電源を音響再生機本体から供給可能に構成したことを特徴とする。
【0024】
この構成によれば、スピーカ装置に音響再生機本体を装着して、音響再生機本体の電源供給用出力端子にスピーカ装置の電源供給用入力端子を直接接続することで、電源供給コードを接続しなくても済むので、その分だけセットする際の手間や時間を省くことができる。また、電源供給コード自体がないので、当然ながら、電源供給コードが他のコードに絡むこともない。さらに、音響再生機本体側の電源からスピーカ装置にも電力が供給されるため、スピーカ装置用の電源を単独に設けなくても済む。
【0025】
請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何れかに記載の小型音響再生装置において、音響再生機本体に、音響再生機本体の遠隔操作を行うための操作信号を入力する操作信号入力端子を設け、スピーカ装置に、音響再生機本体の操作信号入力端子に直接接続可能な操作信号出力端子と、音響再生機本体を操作するための操作部とを設けたことを特徴とする。
【0026】
この構成によれば、スピーカ装置に音響再生機本体を装着して、音響再生機本体の操作信号入力端子にスピーカ装置の操作信号出力端子を直接接続することで、スピーカ装置の操作部により音響再生機本体を操作することができる。
【0027】
請求項8記載の発明は、請求項1〜7の何れかに記載の小型音響再生装置において、音響再生機本体に、音響再生機本体の遠隔操作を行うための制御信号を入出力する制御端子を設け、スピーカ装置に、前記音響再生機本体の制御端子に直接接続可能な制御信号接続端子と、この制御信号接続端子に接続された外部入出力端子とを設け、前記スピーカ装置の外部入出力端子に、操作部および表示部を有するリモートコントロール部の接続端子を装着自在としたことを特徴とする。
【0028】
この構成によれば、スピーカ装置に音響再生機本体を装着して、音響再生機本体の制御端子にスピーカ装置の制御信号接続端子を直接接続し、また、スピーカ装置の外部入出力端子にリモートコントロール部の接続端子を装着することで、リモートコントロール部の表示部を見ながら、リモートコントロール部の操作部などにより音響再生機本体を操作することができる。
【0029】
請求項9記載の発明は、請求項1〜8の何れかに記載の小型音響再生装置において、左右のスピーカユニット同士を回転折畳接合姿勢とした場合にこのスピーカ装置が音響再生機本体とほぼ同じ大きさになるように構成したことを特徴とする。
【0030】
この構成によれば、スピーカ装置と音響再生機本体とがほぼ同じ大きさであるので、持ち運びがさらに容易となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき説明する。
【0031】
図1〜図12に示すように、本発明の実施の形態に係る小型音響再生装置1は、小型の音響再生機本体2と、この音響再生機本体2を着脱自在に構成したスピーカ装置3と、操作部4aおよび液晶の表示部4bを有し、これらの音響再生機本体2やスピーカ装置3を遠隔操作するリモートコントロール部4と、家庭用AC電源5などに接続され、これらの音響再生機本体2やスピーカ装置3に電力を供給可能なACアダプタなどのACアダプタ6(図9参照)と、ヘッドホン接続コード7に接続されたヘッドホン(図示せず)などを備えている。
【0032】
図5に示すように、音響再生機本体2は、スピーカ装置3から分離した単体の状態で、リモートコントロール部4とヘッドホン(ヘッドホン接続コード7のみ図示する)などを接続して使用可能とされている。この音響再生機本体2は、録音媒体としてのMD(ミニディスク)が前面部2a(図5においては、裏面側を正面に図示しているため、前面部2aを上面側に図示している)より装着自在とされ、スピーカは設けられていない。音響再生機本体2の内部には充電電池11が内蔵されているが、別途に側方に電池を収納した電池収納部12を取り付け可能とされ、この電池収納部12を取り付けることで、電池収納部12内の電池によっても駆動可能とされている。
【0033】
音響再生機本体2の左側面2b(図5においては右面側に図示している)には、電池収納部12に設けられた電源供給端子12a、12bに接続自在な電源入出力端子13a、13bが設けられており、電池収納部12に回転自在に取り付けられている固定用雄ねじ部14を、音響再生機本体2の左側面2bに設けられている固定用雌ねじ部15に位置させた状態で、電池収納部12の固定用つまみ19を手で回すことで、固定用雄ねじ部14を固定用雌ねじ部15にねじ込んで固定できるようになっている。また、音響再生機本体2の左側面2bには、充電用陰極側入力端子16も設けられているが、電池収納部12には、この充電用陰極側入力端子16に係合する回り止め凸部12cが設けられているだけで、電気的には、充電用陰極側入力端子16とは接続されていない。なお、音響再生機本体2の陽極側の電源入出力端子13aは充電用入力用の陽極側端子としても兼用されるようになっている。さらに、電源入出力端子13a、13bは、充電電池11からの電源出力をスピーカ装置3へ供給する電源供給用出力端子としても機能する。
【0034】
音響再生機本体2の右側面2c(図5においては左面側に図示している)には、音響再生機本体2の遠隔操作を行うための操作信号と表示内容信号とからなる制御信号と、音響再生機本体2で再生した音響信号とを入出力するジャック型の制御・音響信号入出力端子17が設けられており、操作部4aおよび表示部4bを有するリモートコントロール部4のプラグ型の接続端子4cなどを接続可能とされている。したがって、制御・音響信号入出力端子17は、音響再生機本体2の遠隔操作を行うための操作信号を含む制御信号を入出力する制御信号端子(操作信号入力端子)としての機能や、音響信号を出力する本体側音響信号出力端子としての機能を1箇所にまとめて設けられている。なお、48は音響再生機本体2の蓋部を開口させて録音媒体を着脱可能な姿勢にする開閉用レバーである。また、音響再生機本体2の背面2dには、再生動作などを行うための操作部18が設けられている。
【0035】
リモートコントロール部4の先端部には、ヘッドホンの入力端子7aに接続可能な音響信号出力端子4dが設けられている。なお、ヘッドホンは、リモートコントロール部4に接続することができるが、ヘッドホンの入力端子7aを音響再生機本体2の制御・音響信号入出力端子17に直接差し込んで聞くことも可能とされている。
【0036】
音響再生機本体2を単体で使用する際には、充電電池11を収納したり、電池収納部12を取り付けたりして、電源が供給された状態とし、ヘッドホンを取り付け、またはリモートコントロール部4を介してヘッドホンを取り付けた状態で、音響再生機本体2の操作部18やリモートコントロール部4の操作部4aを操作することで、音響再生機本体2により再生した音楽などをヘッドホンから聴くことができる。
【0037】
スピーカ装置3は、音を発生するスピーカ21、22がそれぞれ設けられているボックス形状の左右のスピーカユニット23、24と、これらの左右のスピーカユニット23、24をその両端部に設けられたヒンジ部51、52を介してそれぞれ回動可能な状態で連結する連結部20と、図12に示すように、音響再生機本体2側より入力した音響信号を増幅する増幅回路25と、音響再生機本体2に収納した充電電池11を充電する充電回路26などを備えており、増幅回路25は右スピーカユニット24に内蔵され、充電回路26は左スピーカユニット23に内蔵されている。ここで、充電回路26は、音響再生機本体2および右スピーカユニット24への電源回路も兼ねている。
【0038】
図1、図5、図6、図9などに示すように、左スピーカユニット23の上面には、ACアダプタ6の電源供給コード6bの先端に設けられた電源供給端子6aが接続される電源入力端子部29が設けられている。また、左スピーカユニット23の左側面(外部側側面)には、電池収納部12に設けられた電源供給端子12a、12bに接続自在な電池電源入力端子31a,31bと、電池収納部12に回転自在に取り付けられている固定用雄ねじ部14がねじ込み可能な固定用雌ねじ部32と、電池収納部12に設けられた回り止め凸部12cが挿入される回り止め凹部32bとが設けられている。そして、家庭用AC電源5に接続したACアダプタ6の電源供給端子6aを左スピーカユニット23の電源入力端子部29に接続することで、ACアダプタ6で変換されたDC電源がスピーカ装置3に供給されるようになっている。また、左スピーカユニット23の左側に電池収納部12を配置し、電池収納部12の固定用つまみ14aを手で回すことで、電池収納部12の固定用雄ねじ部14を左スピーカユニット23の固定用雌ねじ部32にねじ込んで固定できるようになっている。
【0039】
図5、図7、図8に示すように、左スピーカユニット23の右側面(内部側側面)には、音響再生機本体2の装着時に音響再生機本体2の固定用雌ねじ部15にねじ込むことが可能な固定用雄ねじ部33aが先端に設けられた固定用つまみ33と、装着時に音響再生機本体2の電源入出力端子13a、13bに直接接続される電源入出力端子28a、28bと、装着時に音響再生機本体2の充電用陰極側入力端子16に直接接続される充電用陰極側出力端子34とが設けられている。そして、左右のスピーカユニット23、24間に音響再生機本体2を装着して、固定用つまみ33を手で回すことで、固定用雄ねじ部33aを固定用雌ねじ部15にねじ込んで左スピーカユニット23、ひいてはスピーカ装置3に音響再生機本体2を固定できるようになっている。なお、陽極側の電源入出力端子28aは充電用入力用の陽極側端子としても兼用されるようになっている。電源入出力端子28a、28bは、音響再生機本体2の充電電池11からの電源出力をスピーカ装置3へ供給する。また、図1に示すように、左スピーカユニット23の前面には充電状態を表示するチャージランプ47が設けられている。
【0040】
図3、図5、図6、図8に示すように、右スピーカユニット24の左側面(内部側側面)には、音響再生機本体2の装着時に音響再生機本体2の制御・音響信号入出力端子17に直接接続可能な多極プラグ型の制御・音響信号入出力内部端子27が設けられている。この制御・音響信号入出力内部端子27は、図3に示すように、スピーカユニット24内に後退した姿勢から、音響再生機本体2側に突出する突出姿勢にスライド自在とされ、スピーカユニット24の裏面に露出したスライドつまみ35を操作することで、この制御・音響信号入出力内部端子27を音響再生機本体2の制御・音響信号入出力端子17に挿入可能とされている。図1、図2に示すように、右スピーカユニット24の上面には再生、停止、スキップ動作や音量制御などを行うための操作部36が設けられている。
【0041】
図1、図4、図5、図7に示すように、右スピーカユニット24の右側面(外部側側面)には、リモートコントロール部4の接続端子4cなどが接続可能な多極ジャック型の制御・音響信号外部入出力端子30と、スピーカ装置3のスピーカ21、22とヘッドホンとの何れかまたは両方から音を発生させるかどうかを設定する出力切換スイッチ37と、操作部として、右スピーカユニット24の操作部36と、リモートコントロール部4の操作部4aとの何れを使用するかの操作部切換スイッチ38とが設けられている。
【0042】
図2〜図7に示すように、連結部20の両端と左スピーカユニット23の右端背面部と、右スピーカユニット24の左端背面部とにはそれぞれヒンジアーム53〜56が一体形成されており、連結部20の左端のヒンジアーム53と左スピーカユニット23の右端背面部のヒンジアーム55とがヒンジピン57を介して回動自在に連結されて、左側のヒンジ部51を構成し、連結部20の右端のヒンジアーム54と右スピーカユニット24の左端背面部のヒンジアーム56とが縦方向に貫通するヒンジピン58を介して回動自在に連結されて、右側のヒンジ部52を構成している。
【0043】
そして、左右のスピーカユニット23、24は連結部20により、互いに離れてこれら左右のスピーカユニット23、24の間に音響再生機本体2を装着できる装着用姿勢(図1〜図8参照)と、図11に示すように、これらのスピーカユニット23、24が連結部20の背面側に回動されてこれらのスピーカユニット23、24の端面同士が密着近接し、かつ、スピーカユニット23、24の各背面と連結部20の背面とが密着する回動折畳接合姿勢とにわたって、回動自在に支持されている。また、スピーカユニット23、24を回動折畳接合姿勢にした場合には、このスピーカ装置3が音響再生機本体2とほぼ同じ大きさになるように構成されている。
【0044】
さらに、充電時には、図10に示すように、電源供給端子6aを左スピーカユニット23に接続した状態で、右スピーカユニット24を、そのヒンジ部52が上方になるように立設させ、また左スピーカユニット23および連結部20を傾斜姿勢とするとともに、この連結部20に沿わせるようにして音響再生機本体2を載せて左スピーカユニット23に接続することで、音響再生機本体2に内蔵された充電電池11を充電することができるようになっている。
【0045】
また、図6、図7、図11に示すように、この連結部20を通して、左右のスピーカユニット23、24間に跨って接続配線部45が配設されている。この接続配線部45には、右スピーカユニット24に設けた増幅回路25から出力される音響出力信号を左スピーカユニット23に出力するスピーカ接続コード45aと、左スピーカユニット23に設けた充電回路26から出力される電源供給信号を右スピーカユニット24の増幅回路25に出力する電源供給線45bとが通されており、スピーカ接続コードの先端は左のスピーカ21に接続されている。ここで、図11においては、接続配線部45以外の電気的配線、特に音響再生機本体2との接続等については図示を省略する。
【0046】
また、図4に示すように、連結部20の背面には、この小型音響再生装置1を立設させることができるように折畳式のスタンド46が上端で枢支されている。このような構成において、スピーカ装置3を使用する場合は、連結部20に音響再生機本体2を載せた状態で、左右のスピーカユニット23、24が装着用姿勢となるように連結部20に対して左右のスピーカユニット23、24を回動させ、左スピーカユニット23の固定用つまみ33を回して、固定用雄ねじ部33aを音響再生機本体2の固定用雌ねじ部32にねじ込んで、音響再生機本体2をスピーカ装置3に固定する。
【0047】
これにより、左スピーカユニット23の電源入出力端子28a、28bと充電用陰極側出力端子34とが、音響再生機本体2の電源入出力端子13a、13bと充電用陰極側入力端子16とに接触し、音響再生機本体2に充電電池11が装着されている状態では、この充電電池11からの電力が音響再生機本体2だけでなく、左スピーカユニット23に供給され、さらに、接続配線部45の電源供給線を介して右スピーカユニット24にも電力が供給される。
【0048】
また、右スピーカユニット24のスライドつまみ35を操作して制御・音響信号入出力内部端子27を音響再生機本体2の制御・音響信号入出力端子17に挿入させる。これにより、音響再生機本体2の音響信号が右スピーカユニット24に入力されるとともに、右スピーカユニット24の増幅回路25で増幅された信号が接続配線部45のスピーカ接続コードを介して左のスピーカ21にも出力可能とされる。
【0049】
この状態で、右スピーカユニット24の操作部36を操作して再生を指示することで、音響再生機本体2で再生された音楽などが、左右のスピーカユニット23、24から発せられる。
【0050】
また、この場合に、リモートコントロール部4を取り付けることにより、リモートコントロール部4の表示部4bを見ながら、何番目の曲か(トラック数)の確認や、モードの確認、曲中の演奏時間を視認することも可能であり、さらに、リモートコントロール部4にヘッドホンを接続して、切換スイッチ37を操作することで、スピーカ装置3のスピーカ21、22とヘッドホンとの両方から音楽などを聴くことも可能である。また、切換スイッチ38を操作して、リモートコントロール部4の操作部4aにて操作することも可能となる。
【0051】
また、電池が収納された電池収納部12を左スピーカユニット23に、固定用つまみ14aを操作して固定することで、電池収納部12の電池からの電力を音響再生機本体2およびスピーカ装置3に供給することも可能であり、さらには、家庭用AC電源5に接続したACアダプタ6の電源供給コード6bを左スピーカユニット23に接続することで、家庭用AC電源5から変換した電力により、音響再生機本体2およびスピーカ装置3を駆動することも可能である。
【0052】
上記構成によれば、音響再生機本体2をスピーカ装置3に装着した時に、音響再生機本体2の制御・音響信号入出力用端子17にスピーカ装置3の制御・音響信号端子27を直接接続することができて、音響信号入力用の接続コードを接続しなくても済む。また、連結部20に通された接続配線部45のスピーカ接続コード45aが右スピーカユニット24側から左スピーカユニット23側に常に接続されているため、従来のように、スピーカ接続コードを一方のスピーカユニット側から他方のスピーカユニット側にわざわざ接続しなくても済む。このように、左右のスピーカユニット23、24間に音響再生機本体2を装着するだけで、左右のスピーカユニット23、24間や音響再生機本体2との接続を行うことができて、従来のように配線コードを接続しなくても済むため、セットする際の手間や時間を省くことができて能率的に組付けることができる。また、人によって接続しなければならない音響信号入力用やスピーカ接続用の接続コードがないので、このような接続コードが他のコードに絡むこともない。
【0053】
また、音響再生機本体2の電源入出力端子(電源供給用出力端子)13にスピーカ装置2の電源入出力端子(電源供給用入力端子)28を直接接続する構造として、電源供給コードを接続しなくても済むので、これによってもセットする際の手間や時間を省くことができる。また、人によって接続しなければならない電源供給コードがないので、このような電源供給コードが他のコードに絡むこともない。さらに、従来のように音響再生機とスピーカ装置との電源をそれぞれ別個に設けなくても済むため、別個に設けた場合と比較して、製造コストを低減できる。
【0054】
さらに、スピーカ装置3に充電回路26が設けられて、スピーカ装置3が、音響再生機本体2に収納した充電電池11を充電する充電装置としても兼用されるので、スピーカ装置と充電装置とを別個に設けた場合に比べて、配設スペースや収納スペースも最小限で済む。
【0055】
また、図1などに示すように、スピーカ装置3に音響再生機本体2を装着することで、左右のスピーカユニット23、24から音楽などを良好に聞くことができながら、持ち運ぶ際などには、スピーカ装置3から音響再生機本体2を分離させて、図11に示すように、スピーカユニット23、24同士が密着する回動折畳接合姿勢とすることでスピーカ装置3をコンパクト化することができて持ち運び易くなる。この場合に、回動折畳接合姿勢ではスピーカ装置3が音響再生機本体2とほぼ同じ大きさになるように構成されているため、スピーカ装置3がかさばることを最小限に抑えることができて、良好に持ち運ぶことができる。また、この小型音響再生装置1を収納する際でも、コンパクトな状態で小さなスペースに収納することができ、この場合においても、音響信号入力用やスピーカ接続用の接続コードがないので、当然ながら、収納時にこれらの接続コードが他のコードに絡むことがない。
【0056】
また、スピーカ装置3に音響再生機本体2を装着した状態で、スピーカ装置3の制御・音響信号端子27を音響再生機本体2の制御・音響信号入出力用端子17に直接接続することができるので、音響信号入力用の接続コードや制御用の接続コードを接続しなくても済み、これによってもセットする際の手間や時間を省くことができ、また、音響信号入力用の接続コードや制御用の接続コードが他のコードに絡むこともない。また、スピーカ装置3に設けた操作部36は、ある程度大きなスペースを有するスピーカユニット24に設けられているため、この操作部36は操作し易い配置や大きさとすることができ、これによって操作性も向上する。
【0057】
さらに、スピーカ装置3の制御・音響信号端子(外部入出力端子)27にリモートコントロール部4の接続端子4cを装着することで、リモートコントロール部4の表示部4bを見て、何番目の曲か(トラック数)の確認や、モードの確認、曲中の演奏時間を視認しながら、リモートコントロール部4の操作部4aなどにより音響再生機本体2を操作することができるので、便利である。また、スピーカ装置3に表示部を設けずに、リモートコントロール部4の表示部4bを利用しているため、スピーカ装置などに表示部を設けた場合に比べて製造コストを低減させることができる。
【0058】
また、充電時には、図10に示すように、傾斜させた連結部20に沿わせるように音響再生機本体2をセットして左スピーカユニット23に接続するだけの簡単な操作で、音響再生機本体2に内蔵された充電電池11を容易に充電することができる。そして特にこの場合に、音響再生機本体2を充電しようとする場合には、連結部20が上方に向いた姿勢となるので、この連結部20上に音響再生機本体2を容易に装着することができ、充電スタンドとして使いやすい状態で利用できて、便利である。
【0059】
なお、上記実施の形態においては、音響再生機本体2にスピーカが全くない場合を述べたが、音響再生機本体に小型のスピーカがついており、さらにスピーカ装置3を接続することで、良質の音響を得ようとする場合にも適用可能である。また、上記実施の形態においては、左右のスピーカユニット23、24が回動折畳接合姿勢では密着する場合を述べ、このように構成することで、回動折畳接合姿勢でコンパクトに持ち運んだり収納したりすることができるが、これに限るものではなく、回動折畳接合姿勢で左右のスピーカユニットが近接するように配置してもよい。
【0060】
また、上記実施の形態においては録音媒体がMDである場合を述べたが、これに限るものではなく、録音媒体がカセットテープである場合にも同様に適用できることはもちろんである。
【0061】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、小型の音響再生機本体をスピーカ装置に着脱自在に構成し、音響再生機本体をスピーカ装置に装着した時に、音響再生機本体の本体側音響信号出力端子にスピーカ装置の音響信号入力端子を直接接続するように構成することで、音響信号入力用の接続コードを接続しなくても済むので、その分だけセットする際の手間や時間を省くことができ、また、音響信号入力用の接続コード自体がないので、当然ながら、音響信号入力用の接続コードが他のコードに絡むこともない。そして特に、音響再生機本体を充電する際に、片方のスピーカユニットだけを立設させるとともに連結部を傾斜させて載置した姿勢で、充電スタンドとして利用でき、傾斜させた連結部上に音響再生機本体を容易に装着することができて、良好な利便性を得られる。
【0062】
また、左右のスピーカユニットを連結部により、互いに離れてこれら左右のスピーカユニットの間に音響再生機本体を装着可能な装着用姿勢と、各スピーカユニットが前記連結部の背面側に回動されてこれらのスピーカユニットの端面同士が密着または近接し、かつ、スピーカユニットの各背面と連結部の背面とが密着または近接する回動折畳接合姿勢とにわたって、回動自在に支持させることで、スピーカ装置を使用する際には、装着用姿勢のスピーカ装置に音響再生機本体を装着して、左右のスピーカから音楽などを良好に聞くことができ、また、持ち運ぶ際などには、スピーカ装置から音響再生機本体を分離させて、スピーカユニットを回動折畳接合姿勢とすることでスピーカ装置をコンパクト化することができて持ち運び易くなる。
【0063】
また、連結部に、左右何れか一方のスピーカユニットに設けた増幅回路から出力される音響出力信号を他方のスピーカユニットに出力するスピーカ接続コードを通すことで、スピーカ接続コードが外部に露出しないように配置できて、スピーカ接続コードが他のコードに絡むことがない。また、スピーカ接続コードがスピーカユニットに常に接続されているため、従来のように、スピーカ接続コードをスピーカユニットにわざわざ接続しなくても済み、これによっても、スピーカ装置をセットする際の手間や時間を省くことができる。
【0064】
また、音響再生機本体に、音響再生機本体に設けられた電源からの電力を出力する電源供給用出力端子を設け、スピーカ装置に、前記音響再生機本体の電源供給用出力端子に直接接続可能な電源供給用入力端子を設けて、スピーカ装置への電源を音響再生機本体から供給可能に構成したことにより、スピーカ装置に音響再生機本体を装着した場合でも、従来のように電源供給コードを接続しなくても済むので、その分だけセットする際の手間や時間を省くことができ、また、電源供給コードが他のコードに絡むこともない。さらに、音響再生機本体側の電源からスピーカ装置にも電力が供給されるため、スピーカ装置用の電源を単独に設けなくても済み、製造コストを低減させることができる。
【0065】
また、スピーカユニットに充電回路を設けることで、スピーカ装置を、音響再生機本体に収納した充電電池を充電する充電装置としても兼用することができる。さらに、一方のスピーカユニットに増幅回路を配設し、他方のスピーカユニットに充電回路を配設することで、左右のスピーカユニットの重量を概略的に同じにすることができ、スピーカ装置に音響再生機本体を装着した場合でも、安定して配置することができる。つまり、片側のスピーカユニットに増幅回路および充電回路を設けると、スピーカユニット同士の重量に偏りを生じ、スピーカ装置に音響再生機本体を装着して立てて配置したような場合に、不安定となる恐れがあるが、上記構成によれば、このような不具合を生じることがない。
【0066】
また、連結部の両端部と左右のスピーカユニットとを、それぞれヒンジ部を介して回動可能に連結することで、連結部と左右のスピーカユニットとを良好に回動可能に連結できる。
【0067】
さらに、一方のスピーカユニットを、そのヒンジ部が上方になるように立設させ、他方のスピーカユニット、音響再生機本体および連結部が傾斜した姿勢で、前記他方のスピーカユニットに電源供給コードを接続して充電可能に構成したことにより、傾斜姿勢の連結部上に音響再生機本体を載せてセットした安定した姿勢で充電することができる。
【0068】
また、音響再生機本体に、音響再生機本体の遠隔操作を行うための操作信号を入力する操作信号入力端子を設け、スピーカ装置に、音響再生機本体の操作信号入力端子に直接接続可能な操作信号出力端子と、音響再生機本体を操作するための操作部とを設けたことにより、音響再生機本体の操作信号入力端子にスピーカ装置の操作信号出力端子を直接接続することで、スピーカ装置の操作部により音響再生機本体を操作することができ、利便性が向上する。
【0069】
また、音響再生機本体に、音響再生機本体の遠隔操作を行うための制御信号を入出力する制御端子を設け、スピーカ装置に、前記音響再生機本体の制御端子に直接接続可能な制御信号接続端子と、この制御信号接続端子に接続された外部入出力端子とを設け、前記スピーカ装置の外部入出力端子に、操作部および表示部を有するリモートコントロール部の接続端子を装着自在としたことにより、リモートコントロール部の表示部を見ながら、リモートコントロール部の操作部などにより音響再生機本体を操作することができて、これによっても利便性が向上する。また、スピーカ装置には表示部を設けずに、リモートコントロール部の表示部を利用できるため、スピーカ装置などに表示部を設けた場合に比べて製造コストを低減させることができる。
【0070】
また、左右のスピーカユニット同士を回動折畳接合姿勢とした場合にこのスピーカ装置が音響再生機本体とほぼ同じ大きさになるように構成することにより、音響再生機本体とスピーカ装置とを良好に重ねて持ち運ぶことができて、持ち運びが便利となるとともに、コンパクトな状態で小さなスペースに収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる小型音響再生装置の斜視図である。
【図2】同小型音響再生装置の平面図である。
【図3】同小型音響再生装置のスピーカ装置の部分切欠平面図である。
【図4】同小型音響再生装置の裏面側より見た斜視図である。
【図5】同小型音響再生装置を音響再生機本体単体で使用する場合の斜視図である。
【図6】同小型音響再生装置のスピーカ装置の斜視図である。
【図7】同小型音響再生装置のスピーカ装置の斜視図である。
【図8】同小型音響再生装置のスピーカ装置の背面図である。
【図9】同小型音響再生装置にACアダプタを接続した状態を示す斜視図である。
【図10】同小型音響再生装置の充電時の姿勢を示す斜視図である。
【図11】同小型音響再生装置のスピーカ装置を回動折畳接合姿勢にした場合を示す斜視図である。
【図12】同小型音響再生装置の左右のスピーカユニットの接続状態を簡略的に示す図である。
【図13】従来の携帯型音響再生装置をスピーカ装置に接続した状態を簡略的に示す図である。
【符号の説明】
1 小型音響再生装置
2 音響再生機本体
3 スピーカ装置
4 リモートコントロール部
4a 操作部
4b 表示部
5 家庭用AC電源
6 ACアダプタ
11 充電電池
12 電池収納部
13a、13b 電源入出力端子(電源供給用出力端子)
16 充電用陰極側入力端子
17 制御・音響信号入出力端子(本体側音響信号出力端子、操作信号入力端子、制御信号端子)
18 操作部
20 連結部
21、22 スピーカ
23、24 スピーカユニット
25 増幅回路
26 充電回路
27 制御・音響信号入出力内部端子(音響信号入力端子、操作信号出力端子、制御信号接続端子)
29 電源入力端子部
30 制御・音響信号外部入出力端子(外部入出力端子)
31a,31b 電池電源入力端子
28a、28b 電源入出力端子(電源供給用入力端子)
34 充電用陰極側出力端子
35 スライドつまみ
36 操作部
45 接続配線部
45a スピーカ接続コード
45b 電源供給線
46 スタンド
51、52 ヒンジ部
53〜56 ヒンジアーム
57、58 ヒンジピン

Claims (9)

  1. 小型の音響再生機本体と、この音響再生機本体を着脱自在に構成したスピーカ装置とを備え、
    前記音響再生機本体に、音響信号を出力する本体側音響信号出力端子を設け、
    前記スピーカ装置に、音を発生する左右のスピーカユニットと、これらの左右のスピーカユニットがそれぞれ回動可能な状態で連結する連結部と、音響再生機本体側より入力した音響信号を増幅する増幅回路と、音響再生機本体の装着時に音響再生機本体の本体側音響信号出力端子に直接接続可能な音響信号入力端子とを設け、
    左右のスピーカユニットは連結部により、互いに離れてこれら左右のスピーカユニットの間に音響再生機本体を装着可能な装着用姿勢と、各スピーカユニットが前記連結部の背面側に回動されてこれらのスピーカユニットの端面同士が密着または近接し、かつ、スピーカユニットの各背面と連結部の背面とが密着または近接する回動折畳接合姿勢とにわたって、回動自在に支持されていることを特徴とする小型音響再生装置。
  2. 連結部に、左右何れか一方のスピーカユニットに設けた増幅回路から出力される音響出力信号を他方のスピーカユニットに出力するスピーカ接続コードが通され、このスピーカ接続コードが前記他方のスピーカユニットに接続されていることを特徴とする請求項1記載の小型音響再生装置。
  3. 音響再生機本体が充電可能に構成され、左右のスピーカユニットにおける、一方のスピーカユニットに増幅回路が配設され、他方のスピーカユニットに、音響再生機本体に収納した充電電池を充電する充電回路が配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の小型音響再生装置。
  4. 連結部の両端部と左右のスピーカユニットとが、それぞれヒンジ部を介して回動可能に連結されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の小型音響再生装置。
  5. 一方のスピーカユニットを、そのヒンジ部が上方になるように立設させ、他方のスピーカユニット、音響再生機本体および連結部が傾斜した姿勢で、前記他方のスピーカユニットに電源供給コードを接続して充電可能に構成したことを特徴とする請求項4記載の小型音響再生装置。
  6. 音響再生機本体に、音響再生機本体に設けられた電源からの電力を出力する電源供給用出力端子を設け、
    スピーカ装置に、前記音響再生機本体の電源供給用出力端子に直接接続可能な電源供給用入力端子を設けて、
    スピーカ装置への電源を音響再生機本体から供給可能に構成したことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の小型音響再生装置。
  7. 音響再生機本体に、音響再生機本体の遠隔操作を行うための操作信号を入力する操作信号入力端子を設け、
    スピーカ装置に、音響再生機本体の操作信号入力端子に直接接続可能な操作信号出力端子と、音響再生機本体を操作するための操作部とを設けたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の小型音響再生装置。
  8. 音響再生機本体に、音響再生機本体の遠隔操作を行うための制御信号を入出力する制御端子を設け、
    スピーカ装置に、前記音響再生機本体の制御端子に直接接続可能な制御信号接続端子と、この制御信号接続端子に接続された外部入出力端子とを設け、
    前記スピーカ装置の外部入出力端子に、操作部および表示部を有するリモートコントロール部の接続端子を装着自在としたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の小型音響再生装置。
  9. 左右のスピーカユニット同士を回転折畳接合姿勢とした場合にこのスピーカ装置が音響再生機本体とほぼ同じ大きさになるように構成したことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の小型音響再生装置。
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