JP2004172522A - プリント配線板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】バイアホールの上に部品を実装することができ、スタックドビアも可能なビルドアッププリント配線板において、複数回めっきに伴いエッチング代が厚くなるのを阻止し、細線化と配線パターンの高精度化にも有効なプリント配線板とその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】キャリア付き銅はく5を構成する銅はく7をエッチングして形成したバンプ12によって層間接続がとれるため、従来のようにバイアホールの導通化のためのめっきが不要となり、エッチング代が薄くなることにより、細線化と配線パターンの高精度化を可能としたプリント配線板の製造方法を提供することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】キャリア付き銅はく5を構成する銅はく7をエッチングして形成したバンプ12によって層間接続がとれるため、従来のようにバイアホールの導通化のためのめっきが不要となり、エッチング代が薄くなることにより、細線化と配線パターンの高精度化を可能としたプリント配線板の製造方法を提供することができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面実装部品、特にベアチップ等の電子部品を実装するプリント配線板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近の情報、通信端末を中心とした電子機器の高機能化と小型、軽量化の要求により、半導体の高集積及び高速化技術が急速に進展している。
【0003】
そのため、これら小型化、軽量化を達成するためのベアチップ等の電子部品を実装するプリント配線板に対しても高密度配線および高密度実装を可能とし、なおかつ安価なものが求められている。
【0004】
このような市場の要求に応えるために、従来の銅めっきによるスルーホール接続を基本構成とするプリント配線板に代わって、インタースティシャルバイアホール(以下、IVHという)により、必要な層間のみ導通接続を図るとともに、部品ランド直下にもIVHを形成し、実装密度を向上することができるビルドアッププリント配線板が開発され、市場に供給されている。
【0005】
以下従来のビルドアッププリント配線板の製造方法について説明する。
【0006】
図3、図4は従来のビルドアッププリント配線板の製造方法を示す工程断面図である。
【0007】
まず、ガラスエポキシ基材21と銅はく22からなる銅張り板を準備し[図3(A)]、NCボール盤で所定の位置に貫通孔23を形成する[図3(B)]。そして貫通孔23を導通化させるため、無電解銅めっき後、電解銅めっきを行い、第1銅めっき層24を形成する[図3(C)]。
【0008】
次にスルーホールとなった貫通孔23にエポキシ樹脂を主成分とする孔埋め樹脂25を充填し、基板表面を平坦化した後[図3(D)]、無電解銅めっきに続いて、電解銅めっきを行い、第2銅めっき層26を形成する[図3(E)]。そしてフォトプロセスを用いて銅はく22、第1銅めっき層24、第2銅めっき層26をエッチングして、配線パターン27を形成する[図3(F)]。
【0009】
次に基板の表裏に層間絶縁樹脂層28を形成後[図3(G)]、層間絶縁樹脂層28の表面から配線パターン27までの層間接続のためのバイアホール29を形成する[図4(H)]。なおこのバイアホール29は層間絶縁樹脂層28が感光性の場合はフォトプロセスにより形成することができる。また層間絶縁樹脂層28が非感光性の場合はレーザ加工機によって形成する。
【0010】
次に層間絶縁樹脂層の表面とバイアホール29の内部に無電解銅めっき後、電解銅めっきを行い、第1銅めっき層30を形成したうえで[図4(I)]、バイアホール29にエポキシ樹脂を主成分とする孔埋め樹脂31を充填し、基板表面を平坦化した後[図4(J)]、無電解銅めっきに続いて、電解銅めっきを行い、第2銅めっき層32を形成する[図4(K)]。
【0011】
そしてフォトプロセスを用いて、第1銅めっき層30、第2銅めっき層32をエッチングして、配線パターン33を形成する[図4(L)]。
【0012】
以上のように、バイアホール内に孔埋め樹脂を充填し、平坦化した後、銅めっきをすることにより、バイアホールの上に部品を実装することができ、またスタックドビアも可能となるため、大幅に高密度化ができる。
【0013】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2が知られている。
【0014】
【特許文献1】
特開平1−143292号公報
【特許文献2】
特開平4−92496号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、細線化が進みかつ配線パターンの高精度化が求められる背景において、それを実現するために銅はくの厚みを薄くする必要が生じてきた。
【0016】
従来の製造方法では内層の配線パターンにおいては、図3(E),(F)のように銅はく22、第1銅めっき層24、第2銅めっき層26というように3層の銅厚の総和がエッチング代となる。
【0017】
またビルドアップ層においても、図4(K),(L)のように第1銅めっき層30、第2銅めっき層32というように2層の銅厚の総和がエッチング代となり、細線化および配線パターンの高精度化が難しいという課題があった。
【0018】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、バイアホールの上に部品を実装することができ、またスタックドビアも可能になるとともに、細線化および配線パターンの高精度化にも有効なプリント配線板とその製造方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、キャリア付き銅はくを2枚準備する工程と、前記2枚のキャリア付き銅はくの銅はく形成面側に配線パターンを形成する工程と、貫通孔に導電性ペーストが充填された層間接着用シートを準備する工程と、前記配線パターンが形成された面を前記層間接着用シートを介して対向して積層する工程と、それを加熱加圧して積層板を形成する工程を備えたプリント配線板の製造方法を用いてプリント配線板を提供することである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0021】
図1、図2は本発明の実施の形態におけるプリント配線板の製造工程図である。
【0022】
まず、図1(D)に示すような樹脂フィルム6と銅はく7からなる樹脂フィルム付き銅はく5を2枚準備する。
【0023】
なお樹脂フィルム6はキャリアとして用いるので、アルミニウムはくやステンレス板などでもよいが、樹脂フィルムであることが望ましい。特に耐熱性があり、かつ離型性を有するものが望ましい。その理由は、後工程の熱プレス機を用いて加熱加圧して積層板を形成する際、及び樹脂フィルムの剥離する際の作業性を考慮する必要があるからである。
【0024】
この樹脂フィルム付き銅はく5の銅はく7の表面にフォトプロセスにより、めっきレジスト8を形成する{図1(E)}。
【0025】
そして無電解めっきまたは電解めっきにより1〜3μmのすずめっき層9を形成する[図1(F)]。なお、すずめっき以外にもはんだめっき、ニッケルめっきなどアルカリエッチング液に不溶で、かつ導電性のものが望ましい。
【0026】
すずめっき層の厚さを1〜3μmの薄膜とする理由は、銅はく7と後工程で形成する銅めっき層10との導通を安定させるためである。
【0027】
そして、すずめっき層9の上に3〜20μmの銅めっき層10を形成したうえで{図1(G)}、めっきレジスト8を水酸化ナトリウム等の溶液で剥離する[図1(H)]。
【0028】
銅めっき層10は、電解銅めっきで行うことが望ましい。その理由は、厚み設定が容易であり、めっき液が管理しやすく、プロセスも容易であり、生産性およびコスト面で、無電解銅めっきで形成するより優位である。
【0029】
なお樹脂フィルム6の存在により銅めっき層10を形成する銅はく7にも銅めっきが析出することはない。
【0030】
次に図1(A)に示すように、両面にポリエステルなどの離型性フィルム2を備えた多孔質基材1を準備する。この多孔質基材としては、厚さが30〜100μmのアラミド不織布エポキシ樹脂含浸のBステージ状態(半硬化)のシートが用いられる。
【0031】
アラミド不織布は、軽量かつ物理的機械的に強度が高く、さらにレーザ加工に適している。また、Bステージ状態のシートを用いることにより層間接着層としての機能を備える。
【0032】
次に両面に離型性フィルム2を備えた基材1の所定の箇所にレーザ加工機などで直径30〜100μmの貫通孔を形成[図1(B)]し、貫通孔3に導電性ペースト4を充填し、導通孔を形成する。
【0033】
充填方法としては、貫通孔3を有するアラミド不織布エポキシ樹脂含浸シートをスクリーン印刷機などにセットした後、導電性ペースト4を直接、離型性フィルム2の上から印刷する。この離型性フィルム2が印刷マスクの役目を果たし、印刷の位置ズレやにじみを発生させることなく、貫通孔3に導電性ペースト4を確実に充填することができる。
【0034】
次に基材1の両面から離型性フィルム2を剥離後[図1(C)]、先に作製したすずめっき層9と銅めっき層10からなる配線パターンを有する樹脂フィルム付き銅はく5と、同様の方法により作製した異なる配線パターンを有する樹脂フィルム付き銅はく15を対向させ、その間に導電性ペースト4が充填され導通孔が形成された層間接着用シートとしての基材1を重ね合わせる[図1(I)]。
【0035】
その後、真空熱プレス機で樹脂フィルム付き銅はく5,15の両側から加熱加圧することにより、基材1が圧縮されるとともにアラミド不織布エポキシ樹脂含浸シートの内部に配線パターンである銅めっき層10,20とすずめっき層9,19が埋設され、接着される[図1(J)]。
【0036】
このとき銅めっき層10,20とすずめっき層9,19からなる配線パターンは、導電性ペースト4が充填されて導通孔となった貫通孔3を介して電気的に接続される。
【0037】
銅めっき層10,20からなる配線パターンの厚みを3〜20μmと比較的薄い範囲の側に設定した理由は、基材1に埋設される銅めっき層によって導通孔が変形し、電気的接続や、寸法上の不具合を生じさせないためである。銅めっき層10,20の厚みは、基材1の厚さやその圧縮率に応じて、厚み3〜20μmの範囲内で設定することが望ましい。
【0038】
加熱加圧及び冷却の後、キャリアである樹脂フィルム6,16を剥離し、積層板を形成する{図1(K)}
次に銅はく7,17の上にフォトプロセスにより、エッチングレジスト11を形成する[図2(L)]。
【0039】
そして銅アンモニウム錯イオンを主成分とするアルカリエッチング液により不要な銅はくを除去して所定の位置にバンプ12を形成したうえで、エッチングレジスト11を水酸化ナトリウム等の溶液で剥離する[図2(M)]。
【0040】
銅はく7,17を溶解除去してバンプ12を形成するのに、銅アンモニウム錯イオンを主成分とするアルカリエッチング液を用いる理由は、すずめっき層9,19をストッパーとして、すでに形成済みの配線パターンである銅めっき層10,20がエッチングされないようにするためである。
【0041】
これにより、過剰なエッチングをしても、バンプ12が細るだけで、配線パターンであるすずめっき層9,19および銅めっき層10,20がエッチングされて断線、欠損などのダメージを受けることはない。よってこの構成により、バンプ12と銅めっき層10,20の直径または平面上の大きさが異なっても、あるいはバンプ12が形成されていなくても、銅めっき層10,20が浸食されることはなく、自由な配線設計が可能となる。
【0042】
銅はく7,17の厚さは、12〜100μmとして銅めっき層10,20の厚みより比較的厚い範囲の側に設定したが、これにより層間の導通を意図したバンプ12としての機能と、プリント配線板としての層間絶縁を図るための最小限の層間距離を図ることができる。
【0043】
次に図2(N)に示すように、以上のようにしてできた基板の表面に層間絶縁樹脂層13を形成する。
【0044】
この層間絶縁樹脂材料としては、熱硬化型のエポキシ系樹脂を使用し、スクリーン印刷機、カーテンコータ、スロットコータなどで塗布した後、熱硬化炉で指触乾燥の状態にしたうえで、基板の裏面側にも同様に層間絶縁樹脂材料を塗布して、熱硬化炉で両面同時に硬化させる。
【0045】
次に、硬化した層間絶縁樹脂層13を研磨する。研磨装置としては例えばベルトサンダーやバフ研磨機などを使用し、バンプ12が表面に露出するまで平滑に研磨し、層間絶縁樹脂層13の厚さとバンプ12の厚さを同一にする{図2(O)}。
【0046】
そして平滑になった層間絶縁樹脂層13の表面を機械研磨と化学研磨を組み合わせて、微小な凹凸を形成する。機械研磨としてはバフ研磨装置を使用し、研磨材として、酸化アルミニウムや炭化ケイ素などを使用する。また研磨粒の大きさはメッシュで♯400〜2500のものを用いる。また化学研磨としては主に、過マンガン酸処理を行う。
【0047】
そして、充分粗化された絶縁樹脂層の表面に無電解銅めっきを行った後、電解銅めっき層14を5〜25μm形成する[図2(P)]。
【0048】
最後に、銅めっき層14をフォトプロセスによりエッチングして、配線パターン18を形成する[図2(Q)]。
【0049】
配線パターン18を銅めっきにて形成することにより、バンプ12との接続信頼性を安定して確保することができる。
【0050】
なお、以上の製造方法は4層のプリント配線板における実施の形態であるが、6層以上のプリント配線板においても本発明を応用して製造することが可能である。
【0051】
<本実施形態の利点>
本実施の形態におけるプリント配線板の構成および製造方法によれば、ファインパターン化と層間接続バンプの小径化に有効である。
【0052】
特に本実施形態については図1(E)〜(H)のように樹脂フィルム付き銅はくに形成する配線パターンはセミアディティブ法によるもので、エッチングはしないことからパターン精度は、めっきレジストの解像度に依存しており、ライン/スペースは15μm/15μmが可能である。
【0053】
また、本発明のプリント配線板の製造方法によれば、従来に比較して次のような効果が得られる。
【0054】
(1)従来のビルドアッププリント配線板においては、部品実装ランド直下にバイアホールを形成したり、スタックドビアを形成するには、バイアホールに孔埋め樹脂を充填し、複数回銅めっきをしなければならない。このため工程が煩雑になるばかりか、エッチングする銅厚が厚くなるため、細線化および配線パターンの高精度化が困難であった。
【0055】
本発明では内層をパターン形成するときのエッチング代は銅はくのみであるため、安定したファインパターンが得られる。
【0056】
(2)外層をパターン形成するときのエッチング代も1回だけの銅めっき層によるものであり、ファインパターン化に有効である。
【0057】
(3)従来のビルドアッププリント配線板においては、以下の課題があった。すなわち、
▲1▼未貫通のブラインドバイアホールを形成する際、フォトビアでもレーザビアでも内層との接続ランド上に層間絶縁樹脂の残さが残りやすいため、過マンガン酸などで残さを取り除いて充分洗浄する必要がある。
【0058】
▲2▼さらに層間接続のための銅めっきにおいても、貫通孔のスルーホールに比べて、めっき液の流れが悪くなり、気泡が孔内に滞留して、めっきが析出しなかったり、めっき厚さが孔内で不均一になりやすいため、バイアホールの信頼性を低下させている。
【0059】
▲3▼バイアホールの孔埋め樹脂の充填も未貫通の場合、気泡を巻き込みやすいため、熱衝撃試験などで気泡が破裂してバイアホールが断線に至ることもある。
【0060】
これらの課題はバイアホールの径が小さくなるほど顕著になるため未貫通のバイアホールの小径化が非常に困難になってきている。
【0061】
これに対し、本発明では孔をあける必要がなく、また層間導通化のためのバンプの径もフォトプロセスで使用する露光用マスクフィルムやエッチング条件により容易にコントロールでき、バンプ形成に使う銅はくの薄化により、更に小径化しやすくなる。
【0062】
【発明の効果】
以上のように従来のプリント配線板の製造方法において、エッチング代が厚くなるため、細線化と配線パターンの高精度化が困難であったが、本発明によれば銅はくをエッチングして形成したバンプによって層間接続がとれるため、バイアホールの導通化のためのめっきが不要となりエッチング代が薄くなる。これにより細線化と配線パターンの高精度化を可能としたプリント配線板が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるプリント配線板の製造方法を示す工程断面図
【図2】本発明の実施の形態におけるプリント配線板の製造方法を示す工程断面図
【図3】従来のプリント配線板の製造方法を示す工程断面図
【図4】従来のプリント配線板の製造方法を示す工程断面図
【符号の説明】
1 基材
2 離型性フィルム
3 貫通孔
4 導電性ペースト
5,15 樹脂フィルム付き銅はく
6,16 樹脂フィルム
7,17 銅はく
8 めっきレジスト
9,19 すずめっき層
10,20 銅めっき層
11 エッチングレジスト
12 バンプ
13 層間絶縁樹脂層
14 銅めっき層
18 配線パターン
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面実装部品、特にベアチップ等の電子部品を実装するプリント配線板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近の情報、通信端末を中心とした電子機器の高機能化と小型、軽量化の要求により、半導体の高集積及び高速化技術が急速に進展している。
【0003】
そのため、これら小型化、軽量化を達成するためのベアチップ等の電子部品を実装するプリント配線板に対しても高密度配線および高密度実装を可能とし、なおかつ安価なものが求められている。
【0004】
このような市場の要求に応えるために、従来の銅めっきによるスルーホール接続を基本構成とするプリント配線板に代わって、インタースティシャルバイアホール(以下、IVHという)により、必要な層間のみ導通接続を図るとともに、部品ランド直下にもIVHを形成し、実装密度を向上することができるビルドアッププリント配線板が開発され、市場に供給されている。
【0005】
以下従来のビルドアッププリント配線板の製造方法について説明する。
【0006】
図3、図4は従来のビルドアッププリント配線板の製造方法を示す工程断面図である。
【0007】
まず、ガラスエポキシ基材21と銅はく22からなる銅張り板を準備し[図3(A)]、NCボール盤で所定の位置に貫通孔23を形成する[図3(B)]。そして貫通孔23を導通化させるため、無電解銅めっき後、電解銅めっきを行い、第1銅めっき層24を形成する[図3(C)]。
【0008】
次にスルーホールとなった貫通孔23にエポキシ樹脂を主成分とする孔埋め樹脂25を充填し、基板表面を平坦化した後[図3(D)]、無電解銅めっきに続いて、電解銅めっきを行い、第2銅めっき層26を形成する[図3(E)]。そしてフォトプロセスを用いて銅はく22、第1銅めっき層24、第2銅めっき層26をエッチングして、配線パターン27を形成する[図3(F)]。
【0009】
次に基板の表裏に層間絶縁樹脂層28を形成後[図3(G)]、層間絶縁樹脂層28の表面から配線パターン27までの層間接続のためのバイアホール29を形成する[図4(H)]。なおこのバイアホール29は層間絶縁樹脂層28が感光性の場合はフォトプロセスにより形成することができる。また層間絶縁樹脂層28が非感光性の場合はレーザ加工機によって形成する。
【0010】
次に層間絶縁樹脂層の表面とバイアホール29の内部に無電解銅めっき後、電解銅めっきを行い、第1銅めっき層30を形成したうえで[図4(I)]、バイアホール29にエポキシ樹脂を主成分とする孔埋め樹脂31を充填し、基板表面を平坦化した後[図4(J)]、無電解銅めっきに続いて、電解銅めっきを行い、第2銅めっき層32を形成する[図4(K)]。
【0011】
そしてフォトプロセスを用いて、第1銅めっき層30、第2銅めっき層32をエッチングして、配線パターン33を形成する[図4(L)]。
【0012】
以上のように、バイアホール内に孔埋め樹脂を充填し、平坦化した後、銅めっきをすることにより、バイアホールの上に部品を実装することができ、またスタックドビアも可能となるため、大幅に高密度化ができる。
【0013】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2が知られている。
【0014】
【特許文献1】
特開平1−143292号公報
【特許文献2】
特開平4−92496号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、細線化が進みかつ配線パターンの高精度化が求められる背景において、それを実現するために銅はくの厚みを薄くする必要が生じてきた。
【0016】
従来の製造方法では内層の配線パターンにおいては、図3(E),(F)のように銅はく22、第1銅めっき層24、第2銅めっき層26というように3層の銅厚の総和がエッチング代となる。
【0017】
またビルドアップ層においても、図4(K),(L)のように第1銅めっき層30、第2銅めっき層32というように2層の銅厚の総和がエッチング代となり、細線化および配線パターンの高精度化が難しいという課題があった。
【0018】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、バイアホールの上に部品を実装することができ、またスタックドビアも可能になるとともに、細線化および配線パターンの高精度化にも有効なプリント配線板とその製造方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、キャリア付き銅はくを2枚準備する工程と、前記2枚のキャリア付き銅はくの銅はく形成面側に配線パターンを形成する工程と、貫通孔に導電性ペーストが充填された層間接着用シートを準備する工程と、前記配線パターンが形成された面を前記層間接着用シートを介して対向して積層する工程と、それを加熱加圧して積層板を形成する工程を備えたプリント配線板の製造方法を用いてプリント配線板を提供することである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0021】
図1、図2は本発明の実施の形態におけるプリント配線板の製造工程図である。
【0022】
まず、図1(D)に示すような樹脂フィルム6と銅はく7からなる樹脂フィルム付き銅はく5を2枚準備する。
【0023】
なお樹脂フィルム6はキャリアとして用いるので、アルミニウムはくやステンレス板などでもよいが、樹脂フィルムであることが望ましい。特に耐熱性があり、かつ離型性を有するものが望ましい。その理由は、後工程の熱プレス機を用いて加熱加圧して積層板を形成する際、及び樹脂フィルムの剥離する際の作業性を考慮する必要があるからである。
【0024】
この樹脂フィルム付き銅はく5の銅はく7の表面にフォトプロセスにより、めっきレジスト8を形成する{図1(E)}。
【0025】
そして無電解めっきまたは電解めっきにより1〜3μmのすずめっき層9を形成する[図1(F)]。なお、すずめっき以外にもはんだめっき、ニッケルめっきなどアルカリエッチング液に不溶で、かつ導電性のものが望ましい。
【0026】
すずめっき層の厚さを1〜3μmの薄膜とする理由は、銅はく7と後工程で形成する銅めっき層10との導通を安定させるためである。
【0027】
そして、すずめっき層9の上に3〜20μmの銅めっき層10を形成したうえで{図1(G)}、めっきレジスト8を水酸化ナトリウム等の溶液で剥離する[図1(H)]。
【0028】
銅めっき層10は、電解銅めっきで行うことが望ましい。その理由は、厚み設定が容易であり、めっき液が管理しやすく、プロセスも容易であり、生産性およびコスト面で、無電解銅めっきで形成するより優位である。
【0029】
なお樹脂フィルム6の存在により銅めっき層10を形成する銅はく7にも銅めっきが析出することはない。
【0030】
次に図1(A)に示すように、両面にポリエステルなどの離型性フィルム2を備えた多孔質基材1を準備する。この多孔質基材としては、厚さが30〜100μmのアラミド不織布エポキシ樹脂含浸のBステージ状態(半硬化)のシートが用いられる。
【0031】
アラミド不織布は、軽量かつ物理的機械的に強度が高く、さらにレーザ加工に適している。また、Bステージ状態のシートを用いることにより層間接着層としての機能を備える。
【0032】
次に両面に離型性フィルム2を備えた基材1の所定の箇所にレーザ加工機などで直径30〜100μmの貫通孔を形成[図1(B)]し、貫通孔3に導電性ペースト4を充填し、導通孔を形成する。
【0033】
充填方法としては、貫通孔3を有するアラミド不織布エポキシ樹脂含浸シートをスクリーン印刷機などにセットした後、導電性ペースト4を直接、離型性フィルム2の上から印刷する。この離型性フィルム2が印刷マスクの役目を果たし、印刷の位置ズレやにじみを発生させることなく、貫通孔3に導電性ペースト4を確実に充填することができる。
【0034】
次に基材1の両面から離型性フィルム2を剥離後[図1(C)]、先に作製したすずめっき層9と銅めっき層10からなる配線パターンを有する樹脂フィルム付き銅はく5と、同様の方法により作製した異なる配線パターンを有する樹脂フィルム付き銅はく15を対向させ、その間に導電性ペースト4が充填され導通孔が形成された層間接着用シートとしての基材1を重ね合わせる[図1(I)]。
【0035】
その後、真空熱プレス機で樹脂フィルム付き銅はく5,15の両側から加熱加圧することにより、基材1が圧縮されるとともにアラミド不織布エポキシ樹脂含浸シートの内部に配線パターンである銅めっき層10,20とすずめっき層9,19が埋設され、接着される[図1(J)]。
【0036】
このとき銅めっき層10,20とすずめっき層9,19からなる配線パターンは、導電性ペースト4が充填されて導通孔となった貫通孔3を介して電気的に接続される。
【0037】
銅めっき層10,20からなる配線パターンの厚みを3〜20μmと比較的薄い範囲の側に設定した理由は、基材1に埋設される銅めっき層によって導通孔が変形し、電気的接続や、寸法上の不具合を生じさせないためである。銅めっき層10,20の厚みは、基材1の厚さやその圧縮率に応じて、厚み3〜20μmの範囲内で設定することが望ましい。
【0038】
加熱加圧及び冷却の後、キャリアである樹脂フィルム6,16を剥離し、積層板を形成する{図1(K)}
次に銅はく7,17の上にフォトプロセスにより、エッチングレジスト11を形成する[図2(L)]。
【0039】
そして銅アンモニウム錯イオンを主成分とするアルカリエッチング液により不要な銅はくを除去して所定の位置にバンプ12を形成したうえで、エッチングレジスト11を水酸化ナトリウム等の溶液で剥離する[図2(M)]。
【0040】
銅はく7,17を溶解除去してバンプ12を形成するのに、銅アンモニウム錯イオンを主成分とするアルカリエッチング液を用いる理由は、すずめっき層9,19をストッパーとして、すでに形成済みの配線パターンである銅めっき層10,20がエッチングされないようにするためである。
【0041】
これにより、過剰なエッチングをしても、バンプ12が細るだけで、配線パターンであるすずめっき層9,19および銅めっき層10,20がエッチングされて断線、欠損などのダメージを受けることはない。よってこの構成により、バンプ12と銅めっき層10,20の直径または平面上の大きさが異なっても、あるいはバンプ12が形成されていなくても、銅めっき層10,20が浸食されることはなく、自由な配線設計が可能となる。
【0042】
銅はく7,17の厚さは、12〜100μmとして銅めっき層10,20の厚みより比較的厚い範囲の側に設定したが、これにより層間の導通を意図したバンプ12としての機能と、プリント配線板としての層間絶縁を図るための最小限の層間距離を図ることができる。
【0043】
次に図2(N)に示すように、以上のようにしてできた基板の表面に層間絶縁樹脂層13を形成する。
【0044】
この層間絶縁樹脂材料としては、熱硬化型のエポキシ系樹脂を使用し、スクリーン印刷機、カーテンコータ、スロットコータなどで塗布した後、熱硬化炉で指触乾燥の状態にしたうえで、基板の裏面側にも同様に層間絶縁樹脂材料を塗布して、熱硬化炉で両面同時に硬化させる。
【0045】
次に、硬化した層間絶縁樹脂層13を研磨する。研磨装置としては例えばベルトサンダーやバフ研磨機などを使用し、バンプ12が表面に露出するまで平滑に研磨し、層間絶縁樹脂層13の厚さとバンプ12の厚さを同一にする{図2(O)}。
【0046】
そして平滑になった層間絶縁樹脂層13の表面を機械研磨と化学研磨を組み合わせて、微小な凹凸を形成する。機械研磨としてはバフ研磨装置を使用し、研磨材として、酸化アルミニウムや炭化ケイ素などを使用する。また研磨粒の大きさはメッシュで♯400〜2500のものを用いる。また化学研磨としては主に、過マンガン酸処理を行う。
【0047】
そして、充分粗化された絶縁樹脂層の表面に無電解銅めっきを行った後、電解銅めっき層14を5〜25μm形成する[図2(P)]。
【0048】
最後に、銅めっき層14をフォトプロセスによりエッチングして、配線パターン18を形成する[図2(Q)]。
【0049】
配線パターン18を銅めっきにて形成することにより、バンプ12との接続信頼性を安定して確保することができる。
【0050】
なお、以上の製造方法は4層のプリント配線板における実施の形態であるが、6層以上のプリント配線板においても本発明を応用して製造することが可能である。
【0051】
<本実施形態の利点>
本実施の形態におけるプリント配線板の構成および製造方法によれば、ファインパターン化と層間接続バンプの小径化に有効である。
【0052】
特に本実施形態については図1(E)〜(H)のように樹脂フィルム付き銅はくに形成する配線パターンはセミアディティブ法によるもので、エッチングはしないことからパターン精度は、めっきレジストの解像度に依存しており、ライン/スペースは15μm/15μmが可能である。
【0053】
また、本発明のプリント配線板の製造方法によれば、従来に比較して次のような効果が得られる。
【0054】
(1)従来のビルドアッププリント配線板においては、部品実装ランド直下にバイアホールを形成したり、スタックドビアを形成するには、バイアホールに孔埋め樹脂を充填し、複数回銅めっきをしなければならない。このため工程が煩雑になるばかりか、エッチングする銅厚が厚くなるため、細線化および配線パターンの高精度化が困難であった。
【0055】
本発明では内層をパターン形成するときのエッチング代は銅はくのみであるため、安定したファインパターンが得られる。
【0056】
(2)外層をパターン形成するときのエッチング代も1回だけの銅めっき層によるものであり、ファインパターン化に有効である。
【0057】
(3)従来のビルドアッププリント配線板においては、以下の課題があった。すなわち、
▲1▼未貫通のブラインドバイアホールを形成する際、フォトビアでもレーザビアでも内層との接続ランド上に層間絶縁樹脂の残さが残りやすいため、過マンガン酸などで残さを取り除いて充分洗浄する必要がある。
【0058】
▲2▼さらに層間接続のための銅めっきにおいても、貫通孔のスルーホールに比べて、めっき液の流れが悪くなり、気泡が孔内に滞留して、めっきが析出しなかったり、めっき厚さが孔内で不均一になりやすいため、バイアホールの信頼性を低下させている。
【0059】
▲3▼バイアホールの孔埋め樹脂の充填も未貫通の場合、気泡を巻き込みやすいため、熱衝撃試験などで気泡が破裂してバイアホールが断線に至ることもある。
【0060】
これらの課題はバイアホールの径が小さくなるほど顕著になるため未貫通のバイアホールの小径化が非常に困難になってきている。
【0061】
これに対し、本発明では孔をあける必要がなく、また層間導通化のためのバンプの径もフォトプロセスで使用する露光用マスクフィルムやエッチング条件により容易にコントロールでき、バンプ形成に使う銅はくの薄化により、更に小径化しやすくなる。
【0062】
【発明の効果】
以上のように従来のプリント配線板の製造方法において、エッチング代が厚くなるため、細線化と配線パターンの高精度化が困難であったが、本発明によれば銅はくをエッチングして形成したバンプによって層間接続がとれるため、バイアホールの導通化のためのめっきが不要となりエッチング代が薄くなる。これにより細線化と配線パターンの高精度化を可能としたプリント配線板が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるプリント配線板の製造方法を示す工程断面図
【図2】本発明の実施の形態におけるプリント配線板の製造方法を示す工程断面図
【図3】従来のプリント配線板の製造方法を示す工程断面図
【図4】従来のプリント配線板の製造方法を示す工程断面図
【符号の説明】
1 基材
2 離型性フィルム
3 貫通孔
4 導電性ペースト
5,15 樹脂フィルム付き銅はく
6,16 樹脂フィルム
7,17 銅はく
8 めっきレジスト
9,19 すずめっき層
10,20 銅めっき層
11 エッチングレジスト
12 バンプ
13 層間絶縁樹脂層
14 銅めっき層
18 配線パターン
Claims (20)
- キャリア付き銅はくを2枚準備する工程と、前記2枚のキャリア付き銅はくの銅はく形成面側に配線パターンを形成する工程と、貫通孔に導電性ペーストが充填された層間接着用シートを準備する工程と、前記配線パターンが形成された面を前記層間接着用シートを介して対向して積層する工程と、それを加熱加圧して積層板を形成する工程を備えたプリント配線板の製造方法。
- キャリア付き銅はくのキャリアは、樹脂フィルムであることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板の製造方法。
- 樹脂フィルムは、耐熱かつ離型性を有することを特徴とする請求項2に記載のプリント配線板の製造方法。
- 銅はくの厚みは12〜100μmであることを特徴とする請求項2に記載のプリント配線板の製造方法。
- 配線パターンを形成する工程は、銅はく上にめっきレジストを選択的に形成し、めっきレジストが形成されていない部分に薄膜層と銅めっき層を形成し、前記めっきレジストを剥離することを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板の製造方法。
- 薄膜層は厚さ1〜3μmの導電層であることを特徴とする請求項5に記載のプリント配線板の製造方法。
- 薄膜層はすず、またはニッケル、はんだで構成されていることを特徴とする請求項5に記載のプリント配線板の製造方法。
- 銅めっき層は、電解銅めっきにて形成することを特徴とする請求項5に記載のプリント配線板の製造方法。
- 銅めっき層は、3〜20μmの厚みにて形成することを特徴とする請求項5に記載のプリント配線板の製造方法。
- 貫通孔に導電性ペーストが充填された層間接着用シートを準備する工程は、両面に離型性フィルムを備えた基材に、貫通孔を形成し、その貫通孔に導電性ペーストを印刷充填した後、前記離型性フィルムを剥離することを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板の製造方法。
- 基材は、多孔質のアラミド不織布エポキシ樹脂含浸のBステージ状態のシートであることを特徴とする請求項10に記載のプリント配線板の製造方法。
- 貫通孔の形成は、レーザ加工により直径30〜100μmの貫通孔を形成することを特徴とする請求項10に記載のプリント配線板の製造方法。
- 請求項1に記載の積層板を形成した後、前記積層板の表層にバンプを形成することを特徴とするプリント配線板の製造方法。
- バンプは、銅はくで形成することを特徴とする請求項13に記載のプリント配線板の製造方法。
- バンプの形成は、銅はく上にエッチングレジストを形成し、アルカルエッチング液により不要な銅はくを除去し、前記エッチングレジストを剥離することを特徴とする請求項14に記載のプリント配線板の製造方法。
- アルカリエッチング液は銅アンモニウム錯イオンを主成分とするものであることを特徴とする請求項15に記載のプリント配線板の製造方法。
- 形成したバンプを含む積層板上に層間絶縁樹脂層を形成する工程と、前記層間絶縁樹脂層を前記バンプが露出するまで平滑に研磨する工程と、その表層にめっき層を形成する工程と、配線パターンを形成する工程を備えた請求項13に記載のプリント配線板の製造方法。
- 平滑になった層間絶縁樹脂層の表面を機械研磨と化学研磨により微細な凹凸を形成することを特徴とする請求項17に記載のプリント配線板の製造方法。
- 機械研磨は酸化アルミニウムや炭化ケイ素を研磨材とするバフ研磨であり、化学研磨は、過マンガン酸処理であることを特徴とする請求項18に記載のプリント配線板の製造方法。
- 加熱加圧して積層板を形成する工程は、加熱加圧後キャリア付き銅はくのキャリアを剥離することを含むことを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板の製造方法。
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