JP2004172402A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体基板上に電極端子を設ける際に、従来の製造装置を用いても、電極端子が大きく傾いて半導体基板に接触した状態で設けられることを防止可能な面実装型の半導体装置を提供すること。
【解決手段】半導体基板100の一方の面にガラスで支持体41,42,43,44,45,46を設ける。このようにすれば、電極端子31,32を設けるときに、これらの電極端子31,32が傾いても、支持体41,42,43,44,45,46がこれらの電極端子を下方から支持するので、電極端子31,32が半導体基板100に接触して設けられることを防止出来る。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、半導体装置に係り、特に双方向型バリスタ、一方向型バリスタ、サージ吸収素子、又は、ダイオード等として使用される面実装型半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術に係るバリスタを示す断面図を図2と図3に示す。図2は、従来技術に係る双方向型バリスタを示す断面図であり、電極端子がシリコン基板に正しく設けられた半導体装置の断面図である。図3は、従来技術に係る双方向型バリスタを示す断面図であり、電極端子がシリコン基板に接触して設けられた半導体装置の断面図である。図中、100は半導体基板、1はN型導電領域、2,3はP型導電領域、11,12,13,14は絶縁膜で、半導体基板がシリコンであれば、シリコン酸化膜であることが多い。21,22はハンダ、31,32は電極端子、200は樹脂モールド部である。
【0003】
図2に示すバリスタは、N型の導電型を有するシリコン基板100の内部にP型導電領域2,3を設けて形成されている。シリコン酸化膜からなる絶縁膜11,12,13,14がP型導電領域2,3と基板との境界を覆うように設けられている。半導体基板100の表側に露出したP型導電領域2,3はハンダ21,22を介して電極端子31,32と電気的に接続されている。
【0004】
さらに、上記構造において、電極端子31,32の一部を除く全体を絶縁樹脂により封止して樹脂モールド部200として、双方向型の面実装型半導体装置、すなわち面実装型のバリスタを形成する。電極端子31,32は、樹脂封鎖の前には真っ直ぐであるが、樹脂封鎖の後で機械加工によって捻じ曲げられて実装面積が出来るだけ小さくなるようにする。
【0005】
以上の構成において、半導体基板100内部にN型導電領域1とP型導電領域2からなる一対のダイオードと、N型導電領域1とP型導電領域3からなるもう一対のダイオードが逆極性で直列接続され、電気的に双方向型の素子が出来る。N型導電領域1は双方のダイオードの共通の導電領域となる。
【0006】
このような従来型の面実装型半導体措置においては、小型化、特に高さを低くすること、即ち薄型にすることが出来るという利点があるが、図3に示すように電極端子を半導体基板に載置する際に、いずれかの方向に位置ずれした状態で載置される場合がある。位置ずれした状態のままハンダ21,22をリフロー炉で溶融させると、電極端子32が傾き半導体基板100と接触したまま、後工程へ移る。その後工程の最後では電極端子が捻じ曲げら最終形状が決定してしまうが、樹脂モールド内部の様子に係わらず電極の加工は大きな力を加えて行なれるため、最終形状は正常品と殆ど変わらない。そのため正常品と異常品を区別するのは非常に困難である。
【0007】
図3に示すように、電極端子32が半導体基板100と傾いて接触すると、電流の流れに偏りが生じるなとの不具合が生じる。場合によっては大きな内部応力が発生し不良の原因にもなることがある。
【0008】
このような問題は、電極端子31,32をハンダ21,22に精確に載置すれば解消するが、高価な製造装置を必要とするので、半導体装置の製造コストを押し上げる原因となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の課題を解決するために、シリコン基板上に電極端子を設ける際に、従来の製造装置を用いても、電極端子が大きく傾いて半導体基板に接触した状態で設けられることを防止可能な面実装型半導体装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、本発明は、第1導電型の半導体基板の一方の面に露出させて形成してなる該半導体基板とは反対型の第2導電型の第1の導電領域と、前記半導体基板の一方の面上に前記第1の導電領域と接するように設けてなる導電材と、前記導電材に接するように設けてなる電極端子とを有する半導体装置において、前記半導体基板の一方の面に露出した前記第1の導電領域上、又は、前記導電材上若しくはその近傍であって、且つ、前記半導体基板の一方の面に露出した前記第1の導電領域の外縁またはその近傍の部位に支持体を設けてなることを特徴とするものとした。
【0011】
したがって、本発明に係る半導体装置は、電極端子を導電材上に設ける際に、電極端子が位置ずれして傾いても、電極端子の下方に位置する支持体が電極端子を支持するので、電極端子の傾きを一定の範囲内に抑えることが可能になる。
【0012】
さらに、前記半導体基板と前記電極端子の間に介在してなる金属板を有するように出来る。このようにすれば、膨張率の差異に起因する不良を防止し易く出来る。
【0013】
さらに、前記半導体基板の他方の面に露出させて形成してなる第2導電型の第2の導電領域と、前記半導体基板の一方の面側に前記第1の導電領域を分割するように形成してなる溝を有するように出来る。このようにすれば、例えば逆バイアスされる接合の数が増加するので接合容量の小さい高耐圧の双方向型のバリスタを製造することが可能になる。
【0014】
また、前記半導体基板の一方の面に露出した前記第1の導電領域の外縁またはその近傍の部位を絶縁体、半導体、または金属によって覆っているように構成出来る。このようにすれば、接合の耐圧を理想耐圧に近づけることが可能になる。
【0015】
また、前記第1の導電領域及び前記第2の導電領域を複数有すると共に、前記半導体基板を平面的に見たときに双方の導電領域が交互に配置されるように構成することが出来る。このようにすれば、耐圧を更に高くすることが可能になる。さらに、前記半導体基板を複数有すると共に、これらを積層し、前記第2の導電領域が、前記半導体基板を貫通するように形成することが出来る。このようにすれば、プレーナ技術だけで高耐圧のものを実現することが可能になる。
【0016】
さらに、前記半導体基板の他方の面に露出するようにして形成してなる第2導電型の第3の導電領域と、前記第3の導電領域外縁またはその近傍の部位、又は、前記第3の導電領域上若しくは前記半導体基板の他方の面で前記第2の導電領域と前記第3の導電領域が形成されていない部分上であって前記導電材を設けた部位に支持体を有し、前記第2の導電領域は、前記半導体基板を貫通するように形成することも出来る。これにより一方向型の半導体装置を実現することが出来る。
【0017】
さらに、前記半導体基板を複数有すると共に、これらが積層され、一番外側に位置する前記半導体基板の外部へ露出した面は、前記電極端子と前記導電材を介して前記電極端子に電気的に接続され、一番外側に位置する前記半導体基板の外部へ露出していない面、並びに、一番外側に位置しない前記半導体基板の一方の面及び他方の面は、その面に形成された導電材とその面に対向する隣接した前記半導体基板の露出面に形成された導電材とが互いに接するように設けることが出来る。このようにすれば、プレーナ技術だけで高耐圧のものを実現することが可能になる。
【0018】
以上のように、本発明に係る半導体装置は、電極端子を導電材上に設ける際に、電極端子が位置ずれして傾いても、電極端子に設けた支持体が半導体装置の基板導電領域、第2の導電領域および前記第3の導電領域を設けた面に当接して、電極端子が一定程度以上傾くことを阻止するので、電極端子の傾きを一定の範囲内に抑えることが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置を示す説明図である。図中、100は半導体基板、1はN型導電領域、2と3はP型導電領域、11,12,13,14は絶縁膜で、本実施例ではシリコン酸化膜である。21,22はハンダ、31,32は電極端子、200は樹脂モールド部である。なお、半導体基板100は、本実施例ではシリコンである。
【0020】
図1に示すように、N型の半導体基板100の内部に、P型導電領域2,3を形成しており、これら2つの層を形成していない残余の部分を半導体基板100の元来の導電型と同じN型導電領域1としている。P型導電領域2,3は、半導体基板100にP型の不純物を添加して高温熱拡散によって形成されており、半導体基板100の一方の面から内奥に向けて拡がっている。
【0021】
また、半導体基板100の一方の面に、支持体41,42,43,44,45,46を設けている。支持体41,43,44,46はN型導電領域と基板のN型導電領域の境界、即ちPN接合の露出面の近傍に設けられ、支持体42,45は、P型導電領域2,3の露出面の略中央に設けられている。支持体41,42,43,44,45,46は、ガラスによって形成されている。
【0022】
支持体41,43,44,46は、絶縁膜11,12,13,14の上に形成されているが、ガラスそのものにも絶縁効果があるため、酸化膜11,12,13,14を形成しなくてもよいし、絶縁膜11,12,13,14の露出面全体を覆うように支持体41,43,44,46を配置してもよいし、その一部が絶縁膜11,12,13,14を覆うように支持体41,43,44,46を配置してもよい。また、絶縁層11,12,13,14は例えば窒化膜とシリコン酸化膜から構成されるような多層膜であってもよいし、同様に支持体41,42,43,44,45,46は複数のガラスを多層構造にして構成されるものであってもよい。
【0023】
絶縁層11,12,13,14となる酸化膜や窒化膜は、通常最大でも数μmの厚みしか形成することは出来ず、殆どの場合1μm未満であるため、ガラスのような材料で支持体41,42,43,44,45,46を形成することが必要である。この実施の形態では厚みを15μmとしたが、もっと厚くすることも出来る。支持体41,42,43,44,45,46の厚みとしては10μm以上が望ましく、20μm以上とすることが望ましい。また、支持体に用いるガラス材料は、半導体基板に近い熱膨張係数を有しているものが望ましく、耐熱衝撃性、被覆封着温度、電気的特性、ガラス中の電荷、密着性の点で優れるものが望ましく、加えて、半導体表面に悪影響を与えるアルカリ成分等の不純物を含まないものが好ましい。また、引っ張り強度、量産性、クラックの発生しにくさの点で優れているものが望ましい。さらに、支持体は環境に優しい材料としてもよく、鉛フリーガラス等も望ましい。
【0024】
なお、支持体41,42,43,44,45,46は、絶縁膜11,12,13,14よりも高く(厚く)、かつハンダ21,22よりも(低く)薄く形成し、さらに好ましくはハンダ21,22よりもわずかに低くなるようにする。これは、後述するように、電極端子31,32が傾いて半導体基板100に接触して設けられることを防止するために、電極端子31,32下方から支持可能な高さ(厚さ)、すなわち絶縁膜11,12,13,14よりも高く(厚く)することが好ましいからである。くわえて、ハンダ21,22の上面から突き出した支持体42,45が、電極端子31,32にハンダ21,22が付着することを阻害しないように、ハンダ21,22を低く(薄く)することが好ましいことによる。
【0025】
ハンダ21,22は、P型導電領域2,3を形成した領域上に、支持体41,42,43,44,45,46を覆うようにほぼ平坦に形成されている。なお、ハンダ21,22を半導体基板100の表面に印刷して設ける際には、上述の理由により、支持体41,42,43,44,45,46がその内部に隠れる程度の厚さとなるようにする。
【0026】
なお、以上の実施の形態において、ハンダ以外の導電材、例えば、導電性接着剤等を用いて電極端子を接合してもよい。導電性接着剤等を用いた場合、導電剤において応力吸収が可能になることに加え、低温で接合することが可能になる。また、支持体を接着剤で半導体に接合してもよい。ここで用いる接着剤としては、等方導電性接着剤、異方導電性接着剤、耐熱性接着剤、リサイクル性接着剤等が望ましい。
【0027】
以上の構成を有する半導体装置の動作は、支持体42,45が電流の流れを阻害することはないように小さく設けられるため、従来構造と比較して略同等の電気的特性を実現出来る。
【0028】
また、電極端子31,32を半導体基板100に設ける手順は、概ね以下のようになる。すなわち、最初に半導体基板100の表面にあらかじめ支持体41,42,43,44,45,46およびハンダ21,22を設けておく。次に、ハンダ21,22上に電極端子31,32を載置する。そして、半導体基板100をリフロー炉に入れ、ハンダ21,22を溶融して電極端子31,32に付着させる。その後、モールド樹脂で封止して、電極端子の捻じ曲げ加工を行って全体の大きさを小さくする。
【0029】
ところで、ハンダ21,22上に電極端子31,32を載置する際に、いずれかの方向に位置ずれした状態で載置される場合がある。しかし、半導体装置においては、支持体41,42,43,44,45,46をあらかじめ設けているので、支持体41,42,43,44,45,46がこれらの電極端子を下方から支持して、電極端子が大きく傾いて電極端子と半導体基板100が接触することを防止出来る。
【0030】
以上のように、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置は、支持体41,42,43,44,45,46を設けたことによって、電極端子31,32を半導体基板100に設ける際に、これらの電極端子が大きく傾いて半導体基板100に接触した状態のままで設けられることを防止出来る。また、支持体42,45は、半導体基板100の表面の小さな領域に設けたので、半導体装置の電気的特性に大きな影響を与えることがない。場合によっては、支持体42,45は形成しなくてもよい。また、板状の電極端子に代えて、例えばプリンタ基板上にそのまま半導体基板100を実装することも出来る。
【0031】
さらに、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置について説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。図中の符号は、図1で用いたものと同じである。1は半導体基板100の導電領域でN型導電領域、2と3はP型導電領域、11,12,13,14は絶縁膜で、本実施例ではシリコン酸化膜である。21,22,61,62はハンダ、31,32は電極端子、41,42,43,44,45,46は支持体、51,52は金属板、200は樹脂モールド部である。
【0032】
本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置は、図4に示すように、金属板51,52がP型導電領域2,3と電極端子31,32との中間にハンダを介して設けられている。この金属板51,52に半導体基板の熱膨張率に近いモリブデンあるいはタングステンを用いることにより、半導体基板の熱膨張率と大きく異なる電極端子31,32の影響を低減し、信頼性の向上を図ることが出来る。この実施例でも、支持体41,42,43,44,45,46があることで、これらの金属板51,52が大きく傾いて半導体基板100に接触した状態のままで設けられることを防止出来る。
【0033】
以上のように、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置によれば、支持体41,42,43,44,45,46を設けることで、電極端子31,32より位置ずれを生じやすい金属板51,52が半導体基板100に接触した状態のままで設けられることを防止することが出来る。なお、金属板51,52は、導電率の大きな半導体基板片としてもよいが、薄いために強度が低下することがあるので取り扱いには注意が必要である。
【0034】
くわえて、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置について説明する。図5は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。図中の符号は、図1のものと同じである。1は半導体基板100の導電領域でN型導電領域、2,3,4はP型導電領域、11,12,13,14,71は絶縁膜である。21,22はハンダ、31,32は電極端子、41,42,43,44,45,46は支持体、200は樹脂モールド部である。
【0035】
本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置は、図5に示すように、P型導電領域4を追加してPN接合を直列に並べ耐圧を大きくするものである。
【0036】
上記の本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置によれば、支持体41,42,43,44,45,46を設けることで、電極端子31,32が半導体基板100に接触した状態のままで設けられることを防止することが出来る。
【0037】
くわえて、本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置について説明する。図6は、本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。図中の符号は、図1のものと同じである。1は半導体基板100の導電領域でN型導電領域、2,3はP型導電領域、11,12,13,14は絶縁膜、71,72,73は絶縁体である。21,22はハンダ、31,32は電極端子、41,42,43,44,45,46は支持体、200は樹脂モールド部である。
【0038】
本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置は、図6に示すように、PN接合面を平面に近づけ理想耐圧に近づけることが出来、その分、チップ面積を小さく出来るため接合容量をより小さく出来る。
【0039】
上記の本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置によれば、支持体41,42,43,44,45,46を設けることで、電極端子31,32が半導体基板100に接触した状態のままで設けられることを防止することが出来る。
【0040】
くわえて、本発明の第5の実施の形態に係る半導体装置について説明する。図7は、本発明の第5の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。図中の符号は、図1のものと同じである。1は半導体基板100の導電領域でN型導電領域、2,3,7,8はP型導電領域、5,6はN型導電領域、11,12,13,14は絶縁膜、71,72,73は絶縁体である。21,22はハンダ、31,32は電極端子、41,42,43,44,45,46は支持体、200は樹脂モールド部である。
【0041】
本発明の第5の実施の形態に係る半導体装置は、図7に示すように、高耐圧でPN接合面を平面に近づけ理想耐圧に近づけることが出来、その分チップ面積を小さく出来るため接合容量をより小さく出来る。
【0042】
上記の本発明の第5の実施の形態に係る半導体装置によれば、支持体41,42,43,44,45,46を設けることで、電極端子31,32が半導体基板100に接触した状態のままで設けられることを防止することが出来る。
【0043】
くわえて、本発明の第6の実施の形態に係る半導体装置について説明する。図8は、本発明の第6の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。21,22,23はハンダ、31,32は電極端子、222は半導体基板100の導電領域でN型導電領域、221は半導体基板400の導電領域でN型導電領域、200は樹脂モールド部、201,202,203,204,205,206,207,208,209,210,211,212は支持体、241,242,243,244は絶縁膜である。
【0044】
本発明の第6の実施の形態に係る半導体装置は、第1の実施の形態に係る半導体装置と電気的には同じであるが、面積の小さな半導体基板を積層する点が異なっている。高さより面積を重要視する面実装型の半導体装置であり、基本的なところはこれまでと変わるところはない。
【0045】
上記の本発明の第6の実施の形態に係る半導体装置によれば、支持体201,202,203,210,211,212を設けることで、電極端子31,32が半導体基板100に接触した状態のままで設けられることを防止することが出来る。
【0046】
くわえて、本発明の第7の実施の形態に係る半導体装置について説明する。図9は、本発明の第7の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。1,5は半導体基板100の導電領域でN型導電領域、2,3,81,82,122,123はP型導電領域、121,128は半導体基板300の導電領域でN型導電領域、21,22,131,132、141はハンダ、31,32は電極端子、200は樹脂モールド部、91,92,93,94,95,96,101,102,103,104,105,106,111,112,113,114,115,116は支持体である。
【0047】
本発明の第7の実施の形態に係る半導体装置は、第1の実施の形態に係る半導体装置と異なり2つのPN接合が同一極性で直列接続されている。半導体基板100の露出面に支持体を形成する基本的なところはこれまでと変わるところはない。
【0048】
上記の本発明の第7の実施の形態に係る半導体装置によれば、支持体91,92,93,94,95,96を設けることで、電極端子31,32が半導体基板100に接触した状態のままで設けられることを防止することが出来る。
【0049】
くわえて、本発明の第8の実施の形態に係る半導体装置について説明する。図10は、本発明の第8の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。1,5は半導体基板100の導電領域でN型導電領域、2,3,81はP型導電領域、21,22,142はハンダ、31,32は電極端子、200は樹脂モールド部、91,92,93,94,95,96,101,102,103,104,105,106は支持体である。
【0050】
本発明の第8の実施の形態に係る半導体装置は、第1の実施の形態に係る半導体装置と異なりPN接合が同一極性で直列接続されている。半導体基板100の露出面に支持体を形成する基本的なところはこれまでと変わるところはない。
【0051】
上記の本発明の第8の実施の形態に係る半導体装置によれば、支持体91,92,93,94,95,96を設けることで、電極端子31,32が半導体基板100に接触した状態のままで設けられることを防止することが出来る。
【0052】
くわえて、本発明の第9の実施の形態に係る半導体装置について説明する。図11は、本発明の第9の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。1,5は半導体基板100の導電領域でN型導電領域、121,128は半導体基板300の導電領域でN型導電領域、2,3,81,82,122,123はP型導電領域、21,22,131,132、142はハンダ、31,32は電極端子、200は樹脂モールド部、91,92,93,94,95,96,101,102,103,104,105,106,111,112,113,114,115,116,151,152,153,154,155は支持体である。
【0053】
本発明の第9の実施の形態に係る半導体装置は、第8の実施の形態に係る半導体装置を複数積層しており、半導体基板100の露出面に支持体を形成する基本的なところはこれまでと変わるところはない。
【0054】
上記の本発明の第9の実施の形態に係る半導体装置によれば、支持体91,92,93,94,95,96を設けることで、電極端子31,32がシリコン基板100に接触した状態のままで設けられることを防止することが出来る。
【0055】
また、電極端子31,32に支持体を設けるようにすることも可能である。
【0056】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、半導体基板または電極端子に支持体を設けるようにしたので、半導体基板に対して電極端子を設けるときに、電極端子が大きく傾いて半導体基板に接触した状態で設けられることを防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置を示す説明図である。
【図2】従来技術に係る双方向型バリスタを示す断面図であり、電極端子がシリコン基板に正しく設けられた半導体装置の断面図である。
【図3】従来技術に係る双方向型バリスタを示す断面図であり、電極端子がシリコン基板に接触して設けられた半導体装置の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。
【図9】本発明の第7の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。
【図10】本発明の第8の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。
【図11】本発明の第9の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。
【符号の簡単な説明】
1 N型導電領域
2 P型導電領域
3 P型導電領域
4 P型導電領域
5 N型導電領域
6 N型導電領域
7 P型導電領域
8 P型導電領域
11 絶縁膜
12 絶縁膜
13 絶縁膜
14 絶縁膜
21 ハンダ
22 ハンダ
23 ハンダ
31 電極端子
32 電極端子
41 支持体
42 支持体
43 支持体
44 支持体
45 支持体
46 支持体
51 金属板
52 金属板
61 ハンダ
62 ハンダ
71 絶縁体
72 絶縁体
73 絶縁体
81 P型導電領域
82 P型導電領域
91 支持体
92 支持体
93 支持体
94 支持体
95 支持体
96 支持体
100 半導体基板
101 支持体
102 支持体
103 支持体
104 支持体
105 支持体
106 支持体
111 支持体
112 支持体
113 支持体
114 支持体
115 支持体
116 支持体
121 N型導電領域
122 P型導電領域
123 P型導電領域
128 N型導電領域
131 ハンダ
132 ハンダ
141 ハンダ
142 ハンダ
151 支持体
152 支持体
153 支持体
154 支持体
155 支持体
200 樹脂モールド部
201 支持体
202 支持体
203 支持体
204 支持体
205 支持体
206 支持体
207 支持体
208 支持体
209 支持体
210 支持体
211 支持体
212 支持体
221 N型導電領域
222 N型導電領域
231 P型導電領域
232 P型導電領域
241 絶縁膜
242 絶縁膜
243 絶縁膜
244 絶縁膜
300 半導体基板
400 半導体基板

Claims (8)

  1. 第1導電型の半導体基板の一方の面に露出させて形成してなる該半導体基板とは反対型の第2導電型の第1の導電領域と、前記半導体基板の一方の面上に前記第1の導電領域と接するように設けてなる導電材と、前記導電材に接するように設けてなる電極端子とを有する半導体装置において、
    前記半導体基板の一方の面に露出した前記第1の導電領域上、又は、前記導電材上若しくはその近傍であって、且つ、前記半導体基板の一方の面に露出した前記第1の導電領域の外縁またはその近傍の部位に支持体を設けてなることを特徴とする半導体装置。
  2. さらに、前記半導体基板と前記電極端子の間に介在してなる金属板を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. さらに、前記半導体基板の他方の面に露出させて形成してなる第2導電型の第2の導電領域と、前記半導体基板の一方の面側に前記第1の導電領域を分割するように形成してなる溝を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記半導体基板の一方の面に露出した前記第1の導電領域の外縁またはその近傍の部位を絶縁体、半導体、または金属によって覆っていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. さらに、前記第1の導電領域及び前記第2の導電領域を複数有すると共に、前記半導体基板を平面的に見たときに双方の導電領域が交互に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記半導体基板を複数有すると共に、これらが積層され、
    前記第2の導電領域は、前記半導体基板を貫通するように形成されてなることを特徴とする請求項1、請求項2及び請求項4に記載の半導体装置。
  7. さらに、前記半導体基板の他方の面に露出するようにして形成してなる第2導電型の第3の導電領域と、
    前記第3の導電領域外縁またはその近傍の部位、又は、前記第3の導電領域上若しくは前記半導体基板の他方の面で前記第2の導電領域と前記第3の導電領域が形成されていない部分上であって前記導電材を設けた部位に支持体を有し、
    前記第2の導電領域は、前記半導体基板を貫通するように形成されてなることを特徴とする請求項1、請求項2及び請求項4に記載の半導体装置。
  8. さらに、前記半導体基板を複数有すると共に、これらが積層され、
    一番外側に位置する前記半導体基板の外部へ露出した面は、前記電極端子と前記導電材を介して前記電極端子に電気的に接続され、
    一番外側に位置する前記半導体基板の外部へ露出していない面、並びに、一番外側に位置しない前記半導体基板の一方の面及び他方の面は、その面に形成された導電材とその面に対向する隣接した前記半導体基板の露出面に形成された導電材とが互いに接するように設けてなることを特徴とする請求項1又は請求項7に記載の半導体装置。
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