JP2004171162A - コントローラ - Google Patents
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Abstract
【課題】組立作業の効率化を可能とするコントローラを得る。
【解決手段】コントローラ100は、軸受部材302と支持部材303から構成されるフレームを有している。マイクロスイッチ304はフレームの側部の挿入孔305から挿入される。マイクロスイッチ304の収容部において、底面にマイクロスイッチの嵌合孔と嵌合する嵌合ピン402が形成され、上面にマイクロスイッチの外形と係合する固定爪503が形成されている。マイクロスイッチ304が側部の挿入孔から挿入される際、これらピンと爪は撓み、収容部の所定位置に収容されると、嵌合ピンと固定爪がマイクロスイッチと嵌合し、マイクロスイッチ304を固定する。収容部には、マイクロスイッチの挿入方向を規定する、ガイドとして、壁部403、404が形成されている。
【選択図】 図4
【解決手段】コントローラ100は、軸受部材302と支持部材303から構成されるフレームを有している。マイクロスイッチ304はフレームの側部の挿入孔305から挿入される。マイクロスイッチ304の収容部において、底面にマイクロスイッチの嵌合孔と嵌合する嵌合ピン402が形成され、上面にマイクロスイッチの外形と係合する固定爪503が形成されている。マイクロスイッチ304が側部の挿入孔から挿入される際、これらピンと爪は撓み、収容部の所定位置に収容されると、嵌合ピンと固定爪がマイクロスイッチと嵌合し、マイクロスイッチ304を固定する。収容部には、マイクロスイッチの挿入方向を規定する、ガイドとして、壁部403、404が形成されている。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータやビデオ・ゲームに好適なコントローラに関し、特に、揺動可能なレバーによって操作されるコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
IT技術の進歩と共に、コンピュータの性能は大きく進歩を遂げている。それに伴い、家庭内においてテレビ受像機に接続されるコンピュータ・ビデオ・ゲーム、あるいは遊技場等において設置されるコンピュータ・ビデオ・ゲームも、高速性、画像性能、多様性などの点において、著しい進歩がなされている。コンピュータ、特に、コンピュータ・ビデオ・ゲームにおいては、操作者が画面上のキャラクタを操作するために、一般的に、専用のコントローラが利用される。コンピュータ・ゲームに利用されるコントローラは、操作者による操作の容易性、あるいは、ゲーム機としての娯楽性を向上させるため、様々なタイプにものが知られている。
【0003】
典型的なコントローラの一つは、画面上のキャラクタを移動させる操作などに利用される、コントロール・レバーを有している。コントロール・レバーは、コントローラに揺動可能に実装され、操作者がコントロール・レバーを操作することにより、画面上のキャラクタが、コントロール・レバーの傾倒方向に移動する。典型的には、コントロール・レバーは、スイッチ組み立て体を介して、コントローラに実装される。
【0004】
従来の典型的なスイッチ組み立て体は、揺動可能なコントロール・レバー、コントロール・レバーを軸受けする軸受け部材、軸受け部材の下方に間隔をおいて設けられ、コントロール・レバーの先端部を揺動自在に受ける支持部材、軸受け部材と支持部材との間であって、コントロール・レバーを囲むように設置された複数のスイッチを有している(特許文献1参照)。
【0005】
この従来のコントローラにおいて、軸受け部材は、支持部材との対向面に、スイッチ外形に対応する嵌合凹部を有している。この嵌合凹部にスイッチが嵌合され、スイッチは、支持部材の対向側面によって抑えられて固定される。コントロール・レバーが、操作者に揺動されることによって、コントロール・レバーの下端部がスイッチ体のボタンを押圧し、これによって、スイッチ内の接点が開閉される。
【0006】
従来のコントローラに使用されるスイッチ組み立て体の製造工程において、複数のスイッチ体が、軸受部材の凹部に配置される。スイッチが配置された軸受部材に支持部材が重ねられ、軸受部材と支持部材とがねじによって固定される。スイッチは、軸受部材と支持部材とに挟まれ、固定される。
【0007】
この製造工程においては、支持部材を取り付けるまで、スイッチは軸受部材の凹部に固定されることなく載せてあるので、製造作業時に、スイッチが凹部から外れやすく、作業効率を悪化させていた。あるいは、スイッチを軸受部材に設置した後に、軸受部材と支持部材とを固定するので、スイッチの方向を誤って凹部に設置しやすく、作業効率を悪化させるものとなっていた。
【0008】
他の従来のスイッチ組み立て体は、軸受部材に支持柱を形成し、その支持柱とスイッチのハウジングに形成された孔とが嵌合する構成を有している(特許文献2参照)。しかし、この従来のスイッチ組み立て体においても、組立工程は軸受部材にスイッチを設置した後に、軸受部材と支持部材とを固定するものであるので、製造における作業性における上記の問題があった。
【0009】
【特許文献1】
実開平4−18939号公報
【0010】
【特許文献2】
実開昭62−192530号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来のコントローラに鑑みてなされたものであって、本発明の一つの目的は、製造作業性を向上することがきる、コントローラを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るコントローラは、揺動可能なコントロール・レバーを有する、コントローラであって、前記コントロール・レバーを揺動可能に支持するフレームと、前記フレーム内の所定位置に収容され、前記コントロール・レバーが揺動されることによって動作するコントロール・デバイスと、前記フレームの側部に形成され、前記コントロール・デバイスを前記所定位置に挿入可能な挿入孔と、前記挿入孔より挿入されたコントロール・デバイスを、前記所定位置に固定する固定部と、を有するものである。この構成を有することにより、コントローラの組立作業の効率を向上させることができる。
【0013】
上記のコントローラは、さらに、前記挿入孔から前記コントロール・デバイスが挿入される際、前記コントロール・デバイスと接し、前記コントロール・デバイスの挿入方向を決定するガイドを有することが好ましい。この構成を有することにより、コントロール・デバイスの挿入を容易とし、コントローラの組立作業の効率を向上させることができる。
【0014】
上記のコントローラは、さらに、前記コントロール・デバイスが予め定められた向きと異なる向きで挿入される場合、前記コントロール・デバイスの一部と接触し、前記コントロール・デバイスが挿入されることを防止する止め部を有することが好ましい。この構成を有することにより、コントロール・デバイスの誤方向挿入を防止することができる。
【0015】
上記のコントローラにおいて、前記フレームは、第1のフレーム部材と第2のフレーム部材とを備え、前記止め部は、前記第1のフレーム部材と第2のフレーム部材との間に配設され、前記第1のフレーム部材と第2のフレーム部材との間隔を維持するスペーサであることが好ましい。この構成を有することにより、フレーム内構造をよりシンプルにすることが可能となる。
【0016】
前記固定部は可撓性を有し、前記コントロール・デバイスが挿入される際、前記コントロール・デバイスに押圧されて撓み、前記コントロール・デバイスが所定位置に収容されると、前記コントロール・デバイスを係止することによって、前記コントロール・デバイスを固定する構成とすることができる。この構成を有することにより、コントローラの組立作業の効率を向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を適用可能なコントローラの実施形態を説明する。以下の記載は、実施の形態を説明するものであって、本発明の範囲が、以下の記載に限定されるべきではない。又、当業者は、本発明の範囲を逸脱しない範囲において、必要な要素の変更、省略、追加を行うことが容易にできるであろう。又、以下の説明において、説明の明確化のために、寸法、形状、機能構成において、実際の構成から省略あるいは変更がなされている。
【0018】
図1は、本形態のコントローラ100の外観の概略を示す構成図である。図1において、101は揺動可能なコントロール・レバー、102は押しボタン式の、複数の指示スイッチである。本形態のコントローラは、コンピュータあるいは、コンピュータ・ゲームの画面上の文字、図形、記号などのキャラクタを操作するために使用されうる。例えば、ビデオ・ゲームにおいて、コントロール・レバー101の操作によって、画面上のキャラクタが移動し、指示スイッチ102が押されることによって、ゲームの開始、命令の選択、実行、あるいは武器の操作などがなされる。
【0019】
コントロール・レバー101は、放射状の全ての方向に、もしくは、所定の方向のみ、所定の揺動幅をもって揺動可能である。コントロール・レバー101が傾倒されると、コンピュータ本体に命令が送信され、例えば、画面上のキャラクタが傾倒方向に移動する。本形態のコントローラは、コンピュータあるいはコンピュータ・ゲーム本体と独立して形成されているが、本発明の概念を、コンピュータ本体、あるいは、コンピュータ・ゲーム本体と一体化されたコントローラに適用することが可能であることは、当業者にとっては自明である。
【0020】
図2は、本形態のコントローラ100の論理構成の概略を示すブロック図である。図2において、200はコントローラ、201は押されることにより操作信号を送る指示ボタン、202は傾倒されることにより操作信号を送るコントロール・レバー、203は操作信号を所定の信号に変換する操作制御回路、204は操作制御回路からの信号を通信プロトコルに従って変換する伝送制御回路、205はコントローラ200からの信号に従って、データ処理を行うコンピュータ・ゲーム機本体を示している。
【0021】
指示ボタン201あるいは、コントロール・レバー202は、ユーザの操作に従って、操作制御回路203に操作信号を送る。操作制御回路203は受信した操作制御信号を所定の信号形式に変換し、伝送制御回路203に送る。伝送制御回路203は、受信した信号を、ゲーム機本体205との通信プロトコルに従って変換し、ゲーム機本体205に変換された信号を送信する。
【0022】
図3は、本形態のコントローラ100に実装される、コントロール・レバー・アセンブリ300の概略構成を示す、斜視図である。コントロール・レバー・アセンブリ300のフレームは、軸受部材302と支持部材303を備える。図3において、301は揺動可能に実装され、ユーザによって操作されるコントロール・レバー、302はコントロール・レバー301を揺動可能に支持する軸受部材、303は軸受部材302と対向して所定の間隔をおいて配置される支持部材、304はコントロール・デバイスであるマイクロスイッチ、305はマイクロスイッチ304をコントロール・レバー・アセンブリ内に挿入するための挿入孔、306は支持部材303に形成された嵌合爪であって、軸受部材302の嵌合爪受と嵌合する。軸受部材302と支持部材303は、嵌合爪と嵌合爪受が係合すことによって固定される。軸受部材302及び支持部材303は、樹脂などの材料により形成することができる。
【0023】
コントローラ100に実装された状態において、コントロール・レバー301の上側部分であって操作者によって操作される部分は、コントローラ100より露出し、その露出した上端部には、握り玉(図1を参照)が装着される。コントロール・レバー301は、軸受部材のほぼ中央に形成された貫通孔を貫通し、ばねを介して軸受部材302に取り付けられている。支持部材303の中央には貫通孔が形成されている(図4参照)。コントロール・レバー301が傾倒されると、コントロール・レバー301の下端部が支持部材303の貫通孔の縁部に当接し、コントロール・レバー301の揺動幅が決定される。
【0024】
本形態のアセンブリ300は4つのマイクロスイッチ304を備えている。各マイクロスイッチ304は、全体としてほぼ直方体のハウジジングを備えている。マイクロスイッチ304の上面(軸受部材と対向する面)及び下面(支持部材と対向する面)の2つのコーナーであって、隣接することなく対向する2つのコーナーには、それぞれ貫通孔307が形成されている。マイクロスイッチ304の一つの側部(この側面は、上面と下面とにほぼ垂直に交差する)からボタン308が突出している。ボタン308がある側面と対向する対向側面には、電極309bが突出している。対向側面とボタン308が突出する側面とに隣接する側面に、電極309aが形成されている。
【0025】
電極309a、bは、コントローラ100内の基板上(不図示)に実装された操作制御回路203に電気的に接続される。コントロール・レバー301の下端部が、一つもしくは2つのマイクロスイッチ304のボタン308を押圧することにより、マイクロスイッチ304が動作し、操作信号が電極309a、bから操作制御回路203に送られる。本形態のアセンブリ300は4つのマイクロスイッチ304を有し、マイクロスイッチは、コントロール・レバー301の軸周りに、ほぼ等しい回転角度をおいて配置され、各マイクロスイッチ304の長手側面が他のマイクロスイッチ304の小口側面と対向するように配置される。各マイクロスイッチ304のボタン308が、コントロール・レバー301と対向するように配置される。マイクロスイッチ304の電極の接続は、アセンブリ300組み立て後、もしくは前のいずれでもよい。本形態のマイクロスイッチの他に、コントロール・レバーによって動作される他のコントロール・デバイスを使用することができる。
【0026】
アセンブリ300の組み立てにおいて、まず、コントロール・レバー301が実装された軸受部材302と支持部材303とが、重なり合うように組み立てられ、係合した嵌合爪と嵌合爪受が軸受部材302と支持部材303を固定する。アセンブリ300は、4つの側部を有している。各側部は、コントロール・レバー301の上端部であって操作者によって操作される部分が突出する上部の面(以下、軸受部材302の上面と呼ぶ)とほぼ垂直に交差する面を有している。
【0027】
4つのマイクロスイッチ304のそれぞれは、各側部に形成された挿入孔305から、軸受部材302と支持部材303との間、アセンブリ300内に挿入され、アセンブリ内に形成される収容部の所定位置に設置される。マイクロスイッチ304は、挿入孔305から、コントロール・レバー301の軸方向と垂直の方向に挿入される。4つの各側部の挿入孔305は、側部中央から、一方のコーナーよりに形成されている。マイクロスイッチ304は、電極309bがアセンブリの外側を向き、ボタン308がアセンブリの内側を向いてコントロール・レバー301と対向し、貫通孔307が軸受部材302及び支持部材303と対向するように、挿入孔305より挿入され、設置される。
【0028】
図4は、本形態のコントロール・レバー・アセンブリ300の概略構成を示す、分解斜視図である。図4において、図3と同じ符号を付されたものは、同一の構成を示しており、説明を省略する。図4において、401は支持部材303の嵌合爪306と嵌合し、軸受部材302と支持部材303とを固定する嵌合爪受けである。嵌合爪受401は、軸受部材302の4つの側部のそれぞれに形成された凹部内に形成されている。402は嵌合ピンである。嵌合ピン402は、アセンブリ300内、支持部材303の軸受部材302に対向する面(以下、支持部材303の対向面と呼ぶ)に形成され、支持部材303の対向面から突出する突部である。本形態の支持部材303は、4つのマイクロスイッチのそれぞれに対応する、4つの嵌合ピン402を備えている。
【0029】
嵌合ピン402は、支持部材303と連続して形成され可撓性を有する支持部に形成されている。マイクロスイッチ304が挿入孔305から挿入される際、支持部の先端に形成された嵌合ピン402は、マイクロスイッチ304の面であって、貫通孔307が形成された面に押圧され、支持部が撓むことによってマイクロスイッチと対向する方向に動く。マイクロスイッチが収容部の所定位置に収容されると、可撓性を有する支持部が戻り、嵌合ピン402はマイクロスイッチ304の貫通孔307の一つに嵌合する。
【0030】
嵌合ピン402は、マイクロスイッチ304を所定位置に固定し、マイクロスイッチ304が、収容部内で望ましくない移動を行うこと、あるいは、マイクロスイッチ304が挿入孔305から外部へ出て行くことを防止することができる。例えば、マイクロスイッチが挿入孔側へ移動しようとすると、嵌合ピンが貫通孔内面と接し、マイクロスイッチを係止する。尚、貫通孔307の代わりに、マイクロスイッチに、嵌合ピン402と嵌合する凹部を形成することができる。マイクロスイッチは、収容部内において、わずかに動くことができるように、あるいは、完全に固定するように構成してよい。マイクロスイッチの固定に関するこの点は、以下の説明において同様である。
【0031】
403、404は支持部材303に形成されたガイドであって、マイクロスイッチ304のアセンブリ300内への挿入方向を決定する。ガイド403、404は支持部材303の対向面上に形成された壁部であって、挿入孔305が形成される支持部材の側部から、その対向する側部に向かって延びる。ガイド403、404は、挿入孔305から、アセンブリ300の内部へ向かって延びている。ガイド403と404との間隔は、マイクロスイッチ304の幅とほぼ同一であり、それらは、マイクロスイッチの挿入時に、マイクロスイッチ304と接触して、所定の挿入方向に導く。
【0032】
ガイドによって、コントロール・デバイスの挿入を容易とし、コントローラの組立作業の効率を向上させることができる。ガイド403と404は、マイクロスイッチの収容部の一部を画定する。支持部材303は、各マイクロスイッチに対応した、4つの組のガイドを有している。本形態における各ガイドの組は、マイクロスイッチが挿入される支持部材304の各側面から、マイクロスイッチの挿入方向に延びている。
【0033】
405は、支持部材304の対向面上に形成されたストッパであって、マイクロスイッチの収容部を画定する。ストッパ405は、挿入口から挿入されたマイクロスイッチ304の側面と当接し、マイクロスイッチは収容部内に収容される。ストッパ405は、支持部材303の対向面上に形成された壁部であって、対応するマイクロスイッチの挿入孔が形成される側面と、並行する方向に延びている。本形態において、4つのストッパ405が、各マイクロスイッチに対応して形成されている。図4においては、一つのマイクロスイッチに対応するストッパ405と、そのマイクロスイッチに隣接するマイクロスイッチに対応するガイドの一つ404とが、一体の壁部として形成されている。これらは独立に形成することが可能である。ガイドあるいはストッパは、複数の凸部を断続的に形成することによって構成することができる。
【0034】
406は支持部材304の対向面上に形成されたスペーサであって、その端部が軸受部材302の対向面と接触することによって、支持部材303と軸受部材302との間の間隔を決定する。本形態のスペーサ406は、マイクロスイッチが誤った向きで挿入された場合に、マイクロスイッチの一部である電極309bと接触し、マイクロスイッチの挿入を係止する止め部として機能するように、マイクロスイッチの誤方向挿入を防止することができる位置及び構成を有している。スペーサと誤方向挿入を防止する止め部とが同一部であることによって、フレームの構造を単純化することができる。
【0035】
本形態の支持部材303は、各マイクロスイッチに対応する4つのスペーサ406を有している。スペーサ406は、支持部材303の対向面上に立ち、突出したボスとして形成することができる。スペーサ406は、マイクロスイッチの誤方向挿入を防止する止め部として機能するため、マイクロスイッチの収容部近傍に形成される。図4においては、スペーサ406は、隣接する各マイクロスイッチの間に形成され、対応するマイクロスイッチが誤方向挿入された場合、マイクロスイッチの側部に形成された電極309bと接触する。
【0036】
正方向挿入された場合、スペーサ406は電極309bの対向側部に形成されたボタン308と接触するが、ボタン308が内部に挿入されるため、マイクロスイッチが適切に挿入されうる。図4において、スペーサ406は、ガイド404とストッパ405を形成する凸部上に形成されている。スペーサ406は、支持部材303と一体として形成することも、別部材として形成し、支持部材303に固定することも可能である。この点は、支持部材の対向面上に形成される各要素について同様である。
【0037】
スペーサ406は、支持部材の対向面上に形成され、端部が軸受部材の対向面と接触し、軸受部材を支持することによって、軸受部材と支持部材との間の間隔を決定する。スペーサと止め部を一体として形成することによって、構造を単純化することができるが、これらを独立して形成することもできる。又、スペーサは、軸受部材の対向面上に形成することができる。
【0038】
図5は、本形態のコントロール・レバー・アセンブリ300の概略構成を示す、分解斜視図であり、特に、軸受部材302の対向面の構造を説明する。軸受部材302の対抗面上には、4つの各マイクロスイッチに対応する、ガイド501、502、固定爪503、及びストッパ504が、形成されている。図5において、501、502はアセンブリ内部へのマイクロスイッチの挿入方向をガイドするガイドであり、軸受部材303の対向面上に壁部として形成されている。
【0039】
503は、マイクロスイッチの外形と係合しマイクロスイッチが挿入孔からアセンブリの外部へ出て行くことを防止する固定爪である。固定爪503は、マイクロスイッチを所定位置に固定する。504はストッパであって、挿入されたマイクロスイッチを止め、又、収容部内でのマイクロスイッチと当接することによって、その望ましくない動きや外れを抑制する。505は、コントロール・レバーの下側端部であって、揺動することによってマイクロスイッチのボタンを押圧し、マイクロスイッチを動作させる。
【0040】
本形態の軸受部材302は、挿入孔の相互に隣接する2つのコーナーから、挿入方向に向かって延びる、2つの壁部501、502を有し、それぞれが、マイクロスイッチの挿入方向を決定するガイドである。ガイド501とガイド502との距離は、マイクロスイッチのハウジングの幅とほぼ同一である。ガイドは、マイクロスイッチの挿入時に、マイクロスイッチと接触して挿入方向を決定する。ガイド501は、軸受部材302の縁部に沿って形成され、ガイド502は、ガイド501から所定の間隔をおいて、軸受部材302の内側に形成されている。ストッパ505は、収容部の端にガイド501、502の長手方向と垂直方向に延びる壁部として形成される。
【0041】
固定爪503は、挿入孔近傍に形成され、可撓性を有する支持部の端部に軸受部材の対向面上の突起として形成されている。支持部は軸受部材と連なり、一体として形成されている。マイクロスイッチが挿入される際、固定爪503は、マイクロスイッチ304の軸受部材に対向する側面に押圧される。支持部が撓むことによって、固定爪503はその押圧方向に動く。マイクロスイッチが収容部の所定位置に挿入されると、固定爪503はもとの位置に戻り、マイクロスイッチと外接することができる。固定爪503は、マイクロスイッチ304の一側面であって、アセンブリ300の外側、挿入孔を向いている側面と接することによって、マイクロスイッチ304を固定する。例えば、マイクロスイッチが挿入孔側に移動しようとすると、固定爪がマイクロスイッチの外面が当接し、マイクロスイッチを係止する。固定爪503によって、マイクロスイッチが収容部内に固定され、マイクロスイッチの好ましくない動き、収容部からの外れを抑制することができる。
【0042】
図6は他の形態のコントロール・レバー・アセンブリ300の概略構成を示す、分解斜視図であり、特に、支持部材の対向面の構造を説明する。図6においては、一部の構成要素が省略されている。上記例においては、支持部材303はマイクロスイッチの貫通孔と嵌合する嵌合ピンを有している。本例の支持部材は、上記例の軸受部材302と同様に、その対向面上に各マイクロスイッチに対応する、複数の固定爪601を有している。固定爪601の構造及び機能は、上記軸受部材302に形成された固定爪と実質的に同様の構造を有しており、説明を省略する。
【0043】
嵌合ピンや固定爪など、マイクロスイッチが収容部から外れ、挿入孔から出て行くことを防止する固定部は、軸受部材と支持部材の双方の対向面上、あるいは、どちらか一方に形成することができる。又、2つの対向面のそれぞれに形成する場合、同一構造、あるいは、異なる構造の固定部を使用することができる。このような固定部としては、ねじなどを利用することができるが、作業性の観点から、フレームに一体的に形成された構造が好ましい。固定部の構造、あるいは配置位置は、アセンブリあるいはフレームの構造によって適宜変更されることができる。
【0044】
図7(a)は、他の形態のコントロール・レバー・アセンブリ700の概略構成を示す分解斜視図である。図7(a)において、701は支持部材、702は軸受部材である。本形態のフレームは、支持部材701と、軸受部材702を備える。コントロール・レバー(不図示)は、軸受部材702に揺動可能に取り付けられる。コントロール・レバーの操作部は、図7(a)において、軸受部材702が支持部材701と対向する面の反対面から突出する。支持部材701と軸受部材702とは、支持部材701の各側部に形成された嵌合爪703と、軸受部材702の各側部に形成された嵌合爪受704とを嵌合することによって、係合する嵌合爪と嵌合爪受によって固定される。
【0045】
支持部材701は、軸受部材と対向する対向部707と、対向部707と対向し、軸受部材の反対側に形成されている基部708とを有している。支持部材701は、中央部に、対向部707と基部708を貫く貫通孔705が形成されている。対向部707と基部708との間の貫通孔内において、コントロール・レバーの下端部が揺動する。挿入されたマイクロスイッチ709のボタンがこの貫通孔に露出し、コントロール・レバーの下端部によって押圧される。支持部材701は、その側部にマイクロスイッチをその内部に挿入するための挿入孔706を有している。支持部材701は、全体として直方体の形状を呈し、各側部に、挿入孔が形成されている。
【0046】
各側面は、軸受部材702と対向する面(以下支持部材の対向面)にほぼ垂直に交差する4つの面である。挿入孔内には、マイクロスイッチを収容する収容部が形成されている。挿入孔706から挿入されたマイクロスイッチ709は、対向部707と基部708との間に支持され、収容される。ほぼ矩形上の挿入孔の各コーナーあるいは縁部から、挿入方向に延びる壁部710は、マイクロスイッチの挿入用ガイドとして機能する。ガイドは、マイクロスイッチの上下面と接するように、基部と対向部のそれぞれに形成されている。又、支持部材の内側のガイドは、基部と対向部とを結合する壁部である。
【0047】
マイクロスイッチは、その電極713が支持部材の外側を向くように挿入される。マイクロスイッチのボタンがコントロール・レバーと対向し、電極713はその反対を向くように配置される。挿入孔の側部であって、電極713が対向する側部には孔が形成されている。マイクロスイッチが挿入される際、この孔を電極713が通過する。又、収容部(支持部材)の側部であって、電極713が対向する側部には孔が形成されている。この孔から電極713が露出する。電極713が支持部材の内側、つまり、コントロール・レバー側を向いて挿入孔に挿入されると、電極713と挿入孔の縁部とが接触し、マイクロスイッチの誤方向挿入を防止する。
【0048】
マイクロスイッチは、支持部材の側部に形成された挿入孔706から、支持部材内に挿入される。4つのマイクロスイッチが支持部材に挿入された後、軸受部材702と支持部材701とは、それぞれが対向する対向面と垂直方向に重ね合わせられ、組み立てられる。支持部材701は、軸受部材702と対向する支持部材の対向面(あるいは対向部707)に孔を有している。支持部材701に収容されたマイクロスイッチ及びその貫通孔がこの孔から露出し、軸受部材702に凸部として形成された嵌合ピン711と、マイクロスイッチの貫通孔712とが嵌合する。
【0049】
図7(b)は、マイクロスイッチが、アセンブリ700内に収容、固定された状態を示す、断面図である。マイクロスイッチの貫通孔712に、軸受部材の嵌合ピン711が嵌めあわされる。嵌合ピン711によって係止され、マイクロスイッチが収容部内に固定される。尚、貫通孔は凹部でもよい。又、嵌合ピンは、単数または3以上の複数とすることができる。嵌合ピンに代えて、他の構造の固定部を利用することができる。本形態によれば、コントローラの組立作業の効率を向上させることができる。又、コントロール・スイッチの誤方向挿入を防止することができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明により、組立作業を効率化させるコントローラを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態のコントローラの概略を説明する構成図である。
【図2】本形態のコントローラの論理構造を説明するブロック図である。
【図3】本形態のコントロール・レバー・アセンブリの構造を説明する、斜視図である。
【図4】本形態のコントロール・レバー・アセンブリの構造を説明する、斜視図である。
【図5】本形態のコントロール・レバー・アセンブリの構造を説明する、斜視図である。
【図6】他の形態のコントロール・レバー・アセンブリの構造を説明する、斜視図である。
【図7】他の形態のコントロール・レバー・アセンブリの構造を説明する、斜視図である。
【符号の説明】300 コントロール・レバー・アセンブリのフレーム、301 コントロール・レバー、302 軸受部材、303 支持部材、304 マイクロスイッチ、305 挿入孔、307 貫通孔、402 嵌合ピン、403404 ガイド、406 スペーサ、501、502 ガイド、503 固定爪、701 支持部材、702 軸受部材、706 挿入孔、711 嵌合ピン
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータやビデオ・ゲームに好適なコントローラに関し、特に、揺動可能なレバーによって操作されるコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
IT技術の進歩と共に、コンピュータの性能は大きく進歩を遂げている。それに伴い、家庭内においてテレビ受像機に接続されるコンピュータ・ビデオ・ゲーム、あるいは遊技場等において設置されるコンピュータ・ビデオ・ゲームも、高速性、画像性能、多様性などの点において、著しい進歩がなされている。コンピュータ、特に、コンピュータ・ビデオ・ゲームにおいては、操作者が画面上のキャラクタを操作するために、一般的に、専用のコントローラが利用される。コンピュータ・ゲームに利用されるコントローラは、操作者による操作の容易性、あるいは、ゲーム機としての娯楽性を向上させるため、様々なタイプにものが知られている。
【0003】
典型的なコントローラの一つは、画面上のキャラクタを移動させる操作などに利用される、コントロール・レバーを有している。コントロール・レバーは、コントローラに揺動可能に実装され、操作者がコントロール・レバーを操作することにより、画面上のキャラクタが、コントロール・レバーの傾倒方向に移動する。典型的には、コントロール・レバーは、スイッチ組み立て体を介して、コントローラに実装される。
【0004】
従来の典型的なスイッチ組み立て体は、揺動可能なコントロール・レバー、コントロール・レバーを軸受けする軸受け部材、軸受け部材の下方に間隔をおいて設けられ、コントロール・レバーの先端部を揺動自在に受ける支持部材、軸受け部材と支持部材との間であって、コントロール・レバーを囲むように設置された複数のスイッチを有している(特許文献1参照)。
【0005】
この従来のコントローラにおいて、軸受け部材は、支持部材との対向面に、スイッチ外形に対応する嵌合凹部を有している。この嵌合凹部にスイッチが嵌合され、スイッチは、支持部材の対向側面によって抑えられて固定される。コントロール・レバーが、操作者に揺動されることによって、コントロール・レバーの下端部がスイッチ体のボタンを押圧し、これによって、スイッチ内の接点が開閉される。
【0006】
従来のコントローラに使用されるスイッチ組み立て体の製造工程において、複数のスイッチ体が、軸受部材の凹部に配置される。スイッチが配置された軸受部材に支持部材が重ねられ、軸受部材と支持部材とがねじによって固定される。スイッチは、軸受部材と支持部材とに挟まれ、固定される。
【0007】
この製造工程においては、支持部材を取り付けるまで、スイッチは軸受部材の凹部に固定されることなく載せてあるので、製造作業時に、スイッチが凹部から外れやすく、作業効率を悪化させていた。あるいは、スイッチを軸受部材に設置した後に、軸受部材と支持部材とを固定するので、スイッチの方向を誤って凹部に設置しやすく、作業効率を悪化させるものとなっていた。
【0008】
他の従来のスイッチ組み立て体は、軸受部材に支持柱を形成し、その支持柱とスイッチのハウジングに形成された孔とが嵌合する構成を有している(特許文献2参照)。しかし、この従来のスイッチ組み立て体においても、組立工程は軸受部材にスイッチを設置した後に、軸受部材と支持部材とを固定するものであるので、製造における作業性における上記の問題があった。
【0009】
【特許文献1】
実開平4−18939号公報
【0010】
【特許文献2】
実開昭62−192530号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来のコントローラに鑑みてなされたものであって、本発明の一つの目的は、製造作業性を向上することがきる、コントローラを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るコントローラは、揺動可能なコントロール・レバーを有する、コントローラであって、前記コントロール・レバーを揺動可能に支持するフレームと、前記フレーム内の所定位置に収容され、前記コントロール・レバーが揺動されることによって動作するコントロール・デバイスと、前記フレームの側部に形成され、前記コントロール・デバイスを前記所定位置に挿入可能な挿入孔と、前記挿入孔より挿入されたコントロール・デバイスを、前記所定位置に固定する固定部と、を有するものである。この構成を有することにより、コントローラの組立作業の効率を向上させることができる。
【0013】
上記のコントローラは、さらに、前記挿入孔から前記コントロール・デバイスが挿入される際、前記コントロール・デバイスと接し、前記コントロール・デバイスの挿入方向を決定するガイドを有することが好ましい。この構成を有することにより、コントロール・デバイスの挿入を容易とし、コントローラの組立作業の効率を向上させることができる。
【0014】
上記のコントローラは、さらに、前記コントロール・デバイスが予め定められた向きと異なる向きで挿入される場合、前記コントロール・デバイスの一部と接触し、前記コントロール・デバイスが挿入されることを防止する止め部を有することが好ましい。この構成を有することにより、コントロール・デバイスの誤方向挿入を防止することができる。
【0015】
上記のコントローラにおいて、前記フレームは、第1のフレーム部材と第2のフレーム部材とを備え、前記止め部は、前記第1のフレーム部材と第2のフレーム部材との間に配設され、前記第1のフレーム部材と第2のフレーム部材との間隔を維持するスペーサであることが好ましい。この構成を有することにより、フレーム内構造をよりシンプルにすることが可能となる。
【0016】
前記固定部は可撓性を有し、前記コントロール・デバイスが挿入される際、前記コントロール・デバイスに押圧されて撓み、前記コントロール・デバイスが所定位置に収容されると、前記コントロール・デバイスを係止することによって、前記コントロール・デバイスを固定する構成とすることができる。この構成を有することにより、コントローラの組立作業の効率を向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を適用可能なコントローラの実施形態を説明する。以下の記載は、実施の形態を説明するものであって、本発明の範囲が、以下の記載に限定されるべきではない。又、当業者は、本発明の範囲を逸脱しない範囲において、必要な要素の変更、省略、追加を行うことが容易にできるであろう。又、以下の説明において、説明の明確化のために、寸法、形状、機能構成において、実際の構成から省略あるいは変更がなされている。
【0018】
図1は、本形態のコントローラ100の外観の概略を示す構成図である。図1において、101は揺動可能なコントロール・レバー、102は押しボタン式の、複数の指示スイッチである。本形態のコントローラは、コンピュータあるいは、コンピュータ・ゲームの画面上の文字、図形、記号などのキャラクタを操作するために使用されうる。例えば、ビデオ・ゲームにおいて、コントロール・レバー101の操作によって、画面上のキャラクタが移動し、指示スイッチ102が押されることによって、ゲームの開始、命令の選択、実行、あるいは武器の操作などがなされる。
【0019】
コントロール・レバー101は、放射状の全ての方向に、もしくは、所定の方向のみ、所定の揺動幅をもって揺動可能である。コントロール・レバー101が傾倒されると、コンピュータ本体に命令が送信され、例えば、画面上のキャラクタが傾倒方向に移動する。本形態のコントローラは、コンピュータあるいはコンピュータ・ゲーム本体と独立して形成されているが、本発明の概念を、コンピュータ本体、あるいは、コンピュータ・ゲーム本体と一体化されたコントローラに適用することが可能であることは、当業者にとっては自明である。
【0020】
図2は、本形態のコントローラ100の論理構成の概略を示すブロック図である。図2において、200はコントローラ、201は押されることにより操作信号を送る指示ボタン、202は傾倒されることにより操作信号を送るコントロール・レバー、203は操作信号を所定の信号に変換する操作制御回路、204は操作制御回路からの信号を通信プロトコルに従って変換する伝送制御回路、205はコントローラ200からの信号に従って、データ処理を行うコンピュータ・ゲーム機本体を示している。
【0021】
指示ボタン201あるいは、コントロール・レバー202は、ユーザの操作に従って、操作制御回路203に操作信号を送る。操作制御回路203は受信した操作制御信号を所定の信号形式に変換し、伝送制御回路203に送る。伝送制御回路203は、受信した信号を、ゲーム機本体205との通信プロトコルに従って変換し、ゲーム機本体205に変換された信号を送信する。
【0022】
図3は、本形態のコントローラ100に実装される、コントロール・レバー・アセンブリ300の概略構成を示す、斜視図である。コントロール・レバー・アセンブリ300のフレームは、軸受部材302と支持部材303を備える。図3において、301は揺動可能に実装され、ユーザによって操作されるコントロール・レバー、302はコントロール・レバー301を揺動可能に支持する軸受部材、303は軸受部材302と対向して所定の間隔をおいて配置される支持部材、304はコントロール・デバイスであるマイクロスイッチ、305はマイクロスイッチ304をコントロール・レバー・アセンブリ内に挿入するための挿入孔、306は支持部材303に形成された嵌合爪であって、軸受部材302の嵌合爪受と嵌合する。軸受部材302と支持部材303は、嵌合爪と嵌合爪受が係合すことによって固定される。軸受部材302及び支持部材303は、樹脂などの材料により形成することができる。
【0023】
コントローラ100に実装された状態において、コントロール・レバー301の上側部分であって操作者によって操作される部分は、コントローラ100より露出し、その露出した上端部には、握り玉(図1を参照)が装着される。コントロール・レバー301は、軸受部材のほぼ中央に形成された貫通孔を貫通し、ばねを介して軸受部材302に取り付けられている。支持部材303の中央には貫通孔が形成されている(図4参照)。コントロール・レバー301が傾倒されると、コントロール・レバー301の下端部が支持部材303の貫通孔の縁部に当接し、コントロール・レバー301の揺動幅が決定される。
【0024】
本形態のアセンブリ300は4つのマイクロスイッチ304を備えている。各マイクロスイッチ304は、全体としてほぼ直方体のハウジジングを備えている。マイクロスイッチ304の上面(軸受部材と対向する面)及び下面(支持部材と対向する面)の2つのコーナーであって、隣接することなく対向する2つのコーナーには、それぞれ貫通孔307が形成されている。マイクロスイッチ304の一つの側部(この側面は、上面と下面とにほぼ垂直に交差する)からボタン308が突出している。ボタン308がある側面と対向する対向側面には、電極309bが突出している。対向側面とボタン308が突出する側面とに隣接する側面に、電極309aが形成されている。
【0025】
電極309a、bは、コントローラ100内の基板上(不図示)に実装された操作制御回路203に電気的に接続される。コントロール・レバー301の下端部が、一つもしくは2つのマイクロスイッチ304のボタン308を押圧することにより、マイクロスイッチ304が動作し、操作信号が電極309a、bから操作制御回路203に送られる。本形態のアセンブリ300は4つのマイクロスイッチ304を有し、マイクロスイッチは、コントロール・レバー301の軸周りに、ほぼ等しい回転角度をおいて配置され、各マイクロスイッチ304の長手側面が他のマイクロスイッチ304の小口側面と対向するように配置される。各マイクロスイッチ304のボタン308が、コントロール・レバー301と対向するように配置される。マイクロスイッチ304の電極の接続は、アセンブリ300組み立て後、もしくは前のいずれでもよい。本形態のマイクロスイッチの他に、コントロール・レバーによって動作される他のコントロール・デバイスを使用することができる。
【0026】
アセンブリ300の組み立てにおいて、まず、コントロール・レバー301が実装された軸受部材302と支持部材303とが、重なり合うように組み立てられ、係合した嵌合爪と嵌合爪受が軸受部材302と支持部材303を固定する。アセンブリ300は、4つの側部を有している。各側部は、コントロール・レバー301の上端部であって操作者によって操作される部分が突出する上部の面(以下、軸受部材302の上面と呼ぶ)とほぼ垂直に交差する面を有している。
【0027】
4つのマイクロスイッチ304のそれぞれは、各側部に形成された挿入孔305から、軸受部材302と支持部材303との間、アセンブリ300内に挿入され、アセンブリ内に形成される収容部の所定位置に設置される。マイクロスイッチ304は、挿入孔305から、コントロール・レバー301の軸方向と垂直の方向に挿入される。4つの各側部の挿入孔305は、側部中央から、一方のコーナーよりに形成されている。マイクロスイッチ304は、電極309bがアセンブリの外側を向き、ボタン308がアセンブリの内側を向いてコントロール・レバー301と対向し、貫通孔307が軸受部材302及び支持部材303と対向するように、挿入孔305より挿入され、設置される。
【0028】
図4は、本形態のコントロール・レバー・アセンブリ300の概略構成を示す、分解斜視図である。図4において、図3と同じ符号を付されたものは、同一の構成を示しており、説明を省略する。図4において、401は支持部材303の嵌合爪306と嵌合し、軸受部材302と支持部材303とを固定する嵌合爪受けである。嵌合爪受401は、軸受部材302の4つの側部のそれぞれに形成された凹部内に形成されている。402は嵌合ピンである。嵌合ピン402は、アセンブリ300内、支持部材303の軸受部材302に対向する面(以下、支持部材303の対向面と呼ぶ)に形成され、支持部材303の対向面から突出する突部である。本形態の支持部材303は、4つのマイクロスイッチのそれぞれに対応する、4つの嵌合ピン402を備えている。
【0029】
嵌合ピン402は、支持部材303と連続して形成され可撓性を有する支持部に形成されている。マイクロスイッチ304が挿入孔305から挿入される際、支持部の先端に形成された嵌合ピン402は、マイクロスイッチ304の面であって、貫通孔307が形成された面に押圧され、支持部が撓むことによってマイクロスイッチと対向する方向に動く。マイクロスイッチが収容部の所定位置に収容されると、可撓性を有する支持部が戻り、嵌合ピン402はマイクロスイッチ304の貫通孔307の一つに嵌合する。
【0030】
嵌合ピン402は、マイクロスイッチ304を所定位置に固定し、マイクロスイッチ304が、収容部内で望ましくない移動を行うこと、あるいは、マイクロスイッチ304が挿入孔305から外部へ出て行くことを防止することができる。例えば、マイクロスイッチが挿入孔側へ移動しようとすると、嵌合ピンが貫通孔内面と接し、マイクロスイッチを係止する。尚、貫通孔307の代わりに、マイクロスイッチに、嵌合ピン402と嵌合する凹部を形成することができる。マイクロスイッチは、収容部内において、わずかに動くことができるように、あるいは、完全に固定するように構成してよい。マイクロスイッチの固定に関するこの点は、以下の説明において同様である。
【0031】
403、404は支持部材303に形成されたガイドであって、マイクロスイッチ304のアセンブリ300内への挿入方向を決定する。ガイド403、404は支持部材303の対向面上に形成された壁部であって、挿入孔305が形成される支持部材の側部から、その対向する側部に向かって延びる。ガイド403、404は、挿入孔305から、アセンブリ300の内部へ向かって延びている。ガイド403と404との間隔は、マイクロスイッチ304の幅とほぼ同一であり、それらは、マイクロスイッチの挿入時に、マイクロスイッチ304と接触して、所定の挿入方向に導く。
【0032】
ガイドによって、コントロール・デバイスの挿入を容易とし、コントローラの組立作業の効率を向上させることができる。ガイド403と404は、マイクロスイッチの収容部の一部を画定する。支持部材303は、各マイクロスイッチに対応した、4つの組のガイドを有している。本形態における各ガイドの組は、マイクロスイッチが挿入される支持部材304の各側面から、マイクロスイッチの挿入方向に延びている。
【0033】
405は、支持部材304の対向面上に形成されたストッパであって、マイクロスイッチの収容部を画定する。ストッパ405は、挿入口から挿入されたマイクロスイッチ304の側面と当接し、マイクロスイッチは収容部内に収容される。ストッパ405は、支持部材303の対向面上に形成された壁部であって、対応するマイクロスイッチの挿入孔が形成される側面と、並行する方向に延びている。本形態において、4つのストッパ405が、各マイクロスイッチに対応して形成されている。図4においては、一つのマイクロスイッチに対応するストッパ405と、そのマイクロスイッチに隣接するマイクロスイッチに対応するガイドの一つ404とが、一体の壁部として形成されている。これらは独立に形成することが可能である。ガイドあるいはストッパは、複数の凸部を断続的に形成することによって構成することができる。
【0034】
406は支持部材304の対向面上に形成されたスペーサであって、その端部が軸受部材302の対向面と接触することによって、支持部材303と軸受部材302との間の間隔を決定する。本形態のスペーサ406は、マイクロスイッチが誤った向きで挿入された場合に、マイクロスイッチの一部である電極309bと接触し、マイクロスイッチの挿入を係止する止め部として機能するように、マイクロスイッチの誤方向挿入を防止することができる位置及び構成を有している。スペーサと誤方向挿入を防止する止め部とが同一部であることによって、フレームの構造を単純化することができる。
【0035】
本形態の支持部材303は、各マイクロスイッチに対応する4つのスペーサ406を有している。スペーサ406は、支持部材303の対向面上に立ち、突出したボスとして形成することができる。スペーサ406は、マイクロスイッチの誤方向挿入を防止する止め部として機能するため、マイクロスイッチの収容部近傍に形成される。図4においては、スペーサ406は、隣接する各マイクロスイッチの間に形成され、対応するマイクロスイッチが誤方向挿入された場合、マイクロスイッチの側部に形成された電極309bと接触する。
【0036】
正方向挿入された場合、スペーサ406は電極309bの対向側部に形成されたボタン308と接触するが、ボタン308が内部に挿入されるため、マイクロスイッチが適切に挿入されうる。図4において、スペーサ406は、ガイド404とストッパ405を形成する凸部上に形成されている。スペーサ406は、支持部材303と一体として形成することも、別部材として形成し、支持部材303に固定することも可能である。この点は、支持部材の対向面上に形成される各要素について同様である。
【0037】
スペーサ406は、支持部材の対向面上に形成され、端部が軸受部材の対向面と接触し、軸受部材を支持することによって、軸受部材と支持部材との間の間隔を決定する。スペーサと止め部を一体として形成することによって、構造を単純化することができるが、これらを独立して形成することもできる。又、スペーサは、軸受部材の対向面上に形成することができる。
【0038】
図5は、本形態のコントロール・レバー・アセンブリ300の概略構成を示す、分解斜視図であり、特に、軸受部材302の対向面の構造を説明する。軸受部材302の対抗面上には、4つの各マイクロスイッチに対応する、ガイド501、502、固定爪503、及びストッパ504が、形成されている。図5において、501、502はアセンブリ内部へのマイクロスイッチの挿入方向をガイドするガイドであり、軸受部材303の対向面上に壁部として形成されている。
【0039】
503は、マイクロスイッチの外形と係合しマイクロスイッチが挿入孔からアセンブリの外部へ出て行くことを防止する固定爪である。固定爪503は、マイクロスイッチを所定位置に固定する。504はストッパであって、挿入されたマイクロスイッチを止め、又、収容部内でのマイクロスイッチと当接することによって、その望ましくない動きや外れを抑制する。505は、コントロール・レバーの下側端部であって、揺動することによってマイクロスイッチのボタンを押圧し、マイクロスイッチを動作させる。
【0040】
本形態の軸受部材302は、挿入孔の相互に隣接する2つのコーナーから、挿入方向に向かって延びる、2つの壁部501、502を有し、それぞれが、マイクロスイッチの挿入方向を決定するガイドである。ガイド501とガイド502との距離は、マイクロスイッチのハウジングの幅とほぼ同一である。ガイドは、マイクロスイッチの挿入時に、マイクロスイッチと接触して挿入方向を決定する。ガイド501は、軸受部材302の縁部に沿って形成され、ガイド502は、ガイド501から所定の間隔をおいて、軸受部材302の内側に形成されている。ストッパ505は、収容部の端にガイド501、502の長手方向と垂直方向に延びる壁部として形成される。
【0041】
固定爪503は、挿入孔近傍に形成され、可撓性を有する支持部の端部に軸受部材の対向面上の突起として形成されている。支持部は軸受部材と連なり、一体として形成されている。マイクロスイッチが挿入される際、固定爪503は、マイクロスイッチ304の軸受部材に対向する側面に押圧される。支持部が撓むことによって、固定爪503はその押圧方向に動く。マイクロスイッチが収容部の所定位置に挿入されると、固定爪503はもとの位置に戻り、マイクロスイッチと外接することができる。固定爪503は、マイクロスイッチ304の一側面であって、アセンブリ300の外側、挿入孔を向いている側面と接することによって、マイクロスイッチ304を固定する。例えば、マイクロスイッチが挿入孔側に移動しようとすると、固定爪がマイクロスイッチの外面が当接し、マイクロスイッチを係止する。固定爪503によって、マイクロスイッチが収容部内に固定され、マイクロスイッチの好ましくない動き、収容部からの外れを抑制することができる。
【0042】
図6は他の形態のコントロール・レバー・アセンブリ300の概略構成を示す、分解斜視図であり、特に、支持部材の対向面の構造を説明する。図6においては、一部の構成要素が省略されている。上記例においては、支持部材303はマイクロスイッチの貫通孔と嵌合する嵌合ピンを有している。本例の支持部材は、上記例の軸受部材302と同様に、その対向面上に各マイクロスイッチに対応する、複数の固定爪601を有している。固定爪601の構造及び機能は、上記軸受部材302に形成された固定爪と実質的に同様の構造を有しており、説明を省略する。
【0043】
嵌合ピンや固定爪など、マイクロスイッチが収容部から外れ、挿入孔から出て行くことを防止する固定部は、軸受部材と支持部材の双方の対向面上、あるいは、どちらか一方に形成することができる。又、2つの対向面のそれぞれに形成する場合、同一構造、あるいは、異なる構造の固定部を使用することができる。このような固定部としては、ねじなどを利用することができるが、作業性の観点から、フレームに一体的に形成された構造が好ましい。固定部の構造、あるいは配置位置は、アセンブリあるいはフレームの構造によって適宜変更されることができる。
【0044】
図7(a)は、他の形態のコントロール・レバー・アセンブリ700の概略構成を示す分解斜視図である。図7(a)において、701は支持部材、702は軸受部材である。本形態のフレームは、支持部材701と、軸受部材702を備える。コントロール・レバー(不図示)は、軸受部材702に揺動可能に取り付けられる。コントロール・レバーの操作部は、図7(a)において、軸受部材702が支持部材701と対向する面の反対面から突出する。支持部材701と軸受部材702とは、支持部材701の各側部に形成された嵌合爪703と、軸受部材702の各側部に形成された嵌合爪受704とを嵌合することによって、係合する嵌合爪と嵌合爪受によって固定される。
【0045】
支持部材701は、軸受部材と対向する対向部707と、対向部707と対向し、軸受部材の反対側に形成されている基部708とを有している。支持部材701は、中央部に、対向部707と基部708を貫く貫通孔705が形成されている。対向部707と基部708との間の貫通孔内において、コントロール・レバーの下端部が揺動する。挿入されたマイクロスイッチ709のボタンがこの貫通孔に露出し、コントロール・レバーの下端部によって押圧される。支持部材701は、その側部にマイクロスイッチをその内部に挿入するための挿入孔706を有している。支持部材701は、全体として直方体の形状を呈し、各側部に、挿入孔が形成されている。
【0046】
各側面は、軸受部材702と対向する面(以下支持部材の対向面)にほぼ垂直に交差する4つの面である。挿入孔内には、マイクロスイッチを収容する収容部が形成されている。挿入孔706から挿入されたマイクロスイッチ709は、対向部707と基部708との間に支持され、収容される。ほぼ矩形上の挿入孔の各コーナーあるいは縁部から、挿入方向に延びる壁部710は、マイクロスイッチの挿入用ガイドとして機能する。ガイドは、マイクロスイッチの上下面と接するように、基部と対向部のそれぞれに形成されている。又、支持部材の内側のガイドは、基部と対向部とを結合する壁部である。
【0047】
マイクロスイッチは、その電極713が支持部材の外側を向くように挿入される。マイクロスイッチのボタンがコントロール・レバーと対向し、電極713はその反対を向くように配置される。挿入孔の側部であって、電極713が対向する側部には孔が形成されている。マイクロスイッチが挿入される際、この孔を電極713が通過する。又、収容部(支持部材)の側部であって、電極713が対向する側部には孔が形成されている。この孔から電極713が露出する。電極713が支持部材の内側、つまり、コントロール・レバー側を向いて挿入孔に挿入されると、電極713と挿入孔の縁部とが接触し、マイクロスイッチの誤方向挿入を防止する。
【0048】
マイクロスイッチは、支持部材の側部に形成された挿入孔706から、支持部材内に挿入される。4つのマイクロスイッチが支持部材に挿入された後、軸受部材702と支持部材701とは、それぞれが対向する対向面と垂直方向に重ね合わせられ、組み立てられる。支持部材701は、軸受部材702と対向する支持部材の対向面(あるいは対向部707)に孔を有している。支持部材701に収容されたマイクロスイッチ及びその貫通孔がこの孔から露出し、軸受部材702に凸部として形成された嵌合ピン711と、マイクロスイッチの貫通孔712とが嵌合する。
【0049】
図7(b)は、マイクロスイッチが、アセンブリ700内に収容、固定された状態を示す、断面図である。マイクロスイッチの貫通孔712に、軸受部材の嵌合ピン711が嵌めあわされる。嵌合ピン711によって係止され、マイクロスイッチが収容部内に固定される。尚、貫通孔は凹部でもよい。又、嵌合ピンは、単数または3以上の複数とすることができる。嵌合ピンに代えて、他の構造の固定部を利用することができる。本形態によれば、コントローラの組立作業の効率を向上させることができる。又、コントロール・スイッチの誤方向挿入を防止することができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明により、組立作業を効率化させるコントローラを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態のコントローラの概略を説明する構成図である。
【図2】本形態のコントローラの論理構造を説明するブロック図である。
【図3】本形態のコントロール・レバー・アセンブリの構造を説明する、斜視図である。
【図4】本形態のコントロール・レバー・アセンブリの構造を説明する、斜視図である。
【図5】本形態のコントロール・レバー・アセンブリの構造を説明する、斜視図である。
【図6】他の形態のコントロール・レバー・アセンブリの構造を説明する、斜視図である。
【図7】他の形態のコントロール・レバー・アセンブリの構造を説明する、斜視図である。
【符号の説明】300 コントロール・レバー・アセンブリのフレーム、301 コントロール・レバー、302 軸受部材、303 支持部材、304 マイクロスイッチ、305 挿入孔、307 貫通孔、402 嵌合ピン、403404 ガイド、406 スペーサ、501、502 ガイド、503 固定爪、701 支持部材、702 軸受部材、706 挿入孔、711 嵌合ピン
Claims (5)
- 揺動可能なコントロール・レバーを有する、コントローラであって、
前記コントロール・レバーを揺動可能に支持するフレームと、
前記フレーム内の所定位置に収容され、前記コントロール・レバーが揺動されることによって動作するコントロール・デバイスと、
前記フレームの側部に形成され、前記コントロール・デバイスを前記所定位置に挿入可能な挿入孔と、
前記挿入孔より挿入されたコントロール・デバイスを、前記所定位置に固定する固定部と、
を有する、コントローラ。 - さらに、前記挿入孔から前記コントロール・デバイスが挿入される際、前記コントロール・デバイスと接し、前記コントロール・デバイスの挿入方向を決定するガイドを有する、請求項1に記載のコントローラ。
- さらに、前記コントロール・デバイスが予め定められた向きと異なる向きで挿入される場合、前記コントロール・デバイスの一部と接触し、前記コントロール・デバイスが挿入されることを防止する止め部を有する、請求項1又は2に記載のコントローラ。
- 前記フレームは、第1のフレーム部材と第2のフレーム部材とを備え、
前記止め部は、前記第1のフレーム部材と第2のフレーム部材との間に配設され、前記第1のフレーム部材と第2のフレーム部材との間隔を維持するスペーサである、請求項3に記載のコントローラ。 - 前記固定部は可撓性を有し、前記コントロール・デバイスが挿入される際に前記コントロール・デバイスに押圧されて撓み、前記所定位置に収容されたコントロール・デバイスを係止することによって前記コントロール・デバイスを固定する、請求項1、2、3又は4に記載のコントローラ。
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