JP2004171121A - 顔画像による退出管理システムと顔画像による退出管理方法 - Google Patents

顔画像による退出管理システムと顔画像による退出管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、病院あるいは老人ホーム等の出入り口において、痴呆症患者等の退出を確実に誤りなく阻止することができ、痴呆症患者による徘徊を防止でき、徘徊による危険から保護できる。
【解決手段】この発明は、出口から退出する人物の少なくとも顔を含む画像を撮像し、この撮像した顔画像とあらかじめ登録されている痴呆症患者の顔画像とを照合し、この照合結果の一致する人物の撮像した顔画像を上記痴呆症患者の管理者の携帯端末へ通知し、この通知に基づいて上記携帯端末からの誤報か否かの応答により、上記出口からの退出を許可あるいは不許可とするようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、病院あるいは老人ホーム等の出入り口において、痴呆症患者等の退出を少なくとも顔を含む画像により管理する顔画像による退出管理システムと顔画像による退出管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、老人の病気の1つとして、痴呆症がクローズアップされている。この痴呆症となってしまった場合、たとえば、病院あるいは老人ホーム等において、看護人(管理者)により看護されるようになっている。
【0003】
しかし、痴呆症患者が、病院あるいは老人ホーム等から外へ出て徘徊してしまう場合があった。この場合、本人が自力で帰ることができないばかりでなく、交通事故の可能性が高く、危険性の高いものとなっている。
【0004】
なお、顔画像に基づいて通行制御を行う技術については以下に示す特許文献1、2、3に示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−331207号公報
【特許文献2】
特開2000−331209号公報
【特許文献3】
特開2000−339466号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、病院あるいは老人ホーム等の出入り口において、痴呆症患者等の退出を確実に誤りなく阻止することができ、痴呆症患者による徘徊を防止でき、徘徊による危険から保護できる顔画像による退出管理システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の顔画像による退出管理システムは、所望の出口からの退出を管理する人物の少なくとも顔を含む画像を管理者が所持する携帯端末の連絡先とともに登録する登録手段と、上記出口に設けられ、この出口から退出する人物の少なくとも顔を含む画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された少なくとも顔を含む画像と上記登録手段により登録されている少なくとも顔を含む画像とを照合する照合手段と、この照合手段による照合結果に基づいて、上記登録手段に登録されている管理者の連絡先の携帯端末へ上記出口からの退出と撮像されている少なくとも顔を含む画像を送信する送信手段とを有する。
【0008】
この発明の顔画像による退出管理システムは、所望の出口からの退出を管理する人物の少なくとも顔を含む画像を管理者が所持する携帯端末の連絡先とともに登録する登録手段と、上記出口に設けられ、この出口から退出する人物の少なくとも顔を含む画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された少なくとも顔を含む画像と上記登録手段により登録されている少なくとも顔を含む画像とを照合する照合手段と、この照合手段による照合結果に基づいて、上記登録手段に登録されている管理者の連絡先の携帯端末へ上記出口からの退出と撮像されている少なくとも顔を含む画像を送信する送信手段と、この送信手段による送信に応答して、出口からの退出が許可された際に、上記人物の上記出口からの退出を許可する許可手段と、上記送信手段による送信に応答して、出口からの退出が許可されなかった際に、上記人物の上記出口からの退出を阻止する阻止手段とを有する。
【0009】
この発明の顔画像による退出管理システムは、施設等の複数の出口にそれぞれ設けられる顔画像照合装置と、この顔画像照合装置と回線を介して接続される携帯端末とを有するものにおいて、上記顔画像照合装置が、出口から退出する人物の少なくとも顔を含む画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像した少なくとも顔を含む画像とあらかじめ登録されている痴呆症患者の少なくとも顔を含む画像とを照合する照合手段と、この照合手段による照合結果に基づいて上記撮像手段により撮像した少なくとも顔を含む画像を上記痴呆症患者の管理者の携帯端末へ通知する通知手段と、この通知手段による通知に基づいて上記携帯端末からの誤報か否かの応答により、上記出口からの退出を許可あるいは不許可とする許可、不許可手段とを有して構成され、上記携帯端末が、上記顔画像照合装置から供給される少なくとも顔を含む画像を表示して痴呆症患者として通報する通報手段と、この通報手段による通報が誤報か否かを上記顔画像照合装置へ返送する返送手段とを有して構成される。
【0010】
この発明の顔画像による退出管理システムは、施設等の複数の出口にそれぞれ設けられる顔画像照合装置と、この顔画像照合装置と回線を介して接続される携帯端末とを有するものにおいて、上記顔画像照合装置が、あらかじめ痴呆症患者の少なくとも顔を含む画像の特徴ベクトルとこの痴呆症患者の管理者の携帯端末の番号とを対応して記憶する記憶手段と、出口から退出する人物の少なくとも顔を含む画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像した少なくとも顔を含む画像から少なくとも顔を含む画像の特徴ベクトルを生成する生成手段と、この生成手段により生成された少なくとも顔を含む画像の特徴ベクトルと上記記憶手段に記憶されている痴呆症患者の少なくとも顔を含む画像の少なくとも顔を含む画像の特徴ベクトルとを照合する照合手段と、この照合手段による照合度が所定値以上の際に、その痴呆症患者の少なくとも顔を含む画像に対応して上記記憶手段に記憶されている管理者の携帯端末の番号に基づいて、上記痴呆症患者の出口からの退出と撮像した少なくとも顔を含む画像とを管理者の携帯端末へ通知する通知手段と、この通知手段による通知に基づいて上記携帯端末からの誤報か否かの応答により、上記出口からの退出を許可あるいは不許可とする許可、不許可手段とを有して構成され、上記携帯端末が、上記顔画像照合装置から供給される痴呆症患者の出口からの退出と少なくとも顔を含む画像とを表示して通報する通報手段と、この通報手段による通報が誤報か否かを上記顔画像照合装置へ返送する返送手段とを有して構成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態の顔画像による退出管理システムを説明する。
この顔画像による退出管理システムは、病院あるいは老人ホーム等の出入り口において、痴呆症患者等の退出を少なくとも顔を含む画像により正確に報知することができ、痴呆症患者等の退出を顔画像により管理するものである。
【0012】
すなわち、退出管理システムは、図1に示すように、出入り口1の出口側に設けられ、扉開閉機能を有する顔画像照合装置(出口装置)2と、この顔画像照合装置2の少なくとも1つと回線を介して接続され、この顔画像照合装置2を管理する管理装置としてのサーバ3と、このサーバ3と通信回線を介して接続される携帯端末4とから構成されている。
【0013】
顔画像照合装置2は、操作表示部10、カメラ11、人間検知部12、扉開閉部13、画像メモリ14、メインメモリ15、顔照合用辞書16、送信インターフェイス17、制御部18により構成されている。
操作表示部10は、種々の設定を行ったり、処理状況を案内表示するものである。
カメラ11は、人間検知部12により人間が近づいたことが検知された際に、近づいた人間の少なくとも顔を含む画像を撮像する撮像部である。
【0014】
人間検知部12は、この顔画像照合装置2に人間が近づいたことが検知するものである。
扉開閉部13は、上記出入り口1に設けられる扉の開閉を行うものである。
画像メモリ14は、カメラ11からの撮像画像を記憶するものである。
メインメモリ15は、制御プログラムが記憶されているとともに、作業用のデータの記憶用に用いられるものである。このメインメモリ15には、連絡先テーブル15aが設けられている。この連絡先テーブル15aには、顔照合用辞書16の患者ごとの顔画像の特徴ベクトル(の番号)に対応して患者の看護人(担当者、管理者)の連絡先としての携帯端末4の番号が登録されている。
【0015】
顔照合用辞書16には、上記出入り口1からの退出が制限(禁止)される患者の顔画像に対する顔の特徴量としての顔画像に基づく特徴ベクトル(顔パターン)が、番号が付与されて登録されている。
【0016】
送信インターフェイス17は、サーバ3と制御部18とのインターフェースを取るものである。
制御部18は、顔画像照合装置2の全体を制御するものである。
この制御部18は、カメラ11により撮像した少なくとも顔を含む画像から顔画像に基づく特徴ベクトル(顔パターン)を生成する処理を行うものである。
【0017】
例えば、撮影した少なくとも顔を含む画像を画像メモリに取り込み、取り込んだ画像全体から少なくとも顔を含む画像の領域を探索する。顔画像領域を検出すると、検出した顔画像領域内において、ほぼ円形領域とみなせる瞳領域と鼻孔領域を検出し、これらの検出した領域の中心位置を顔画像の特徴点として抽出する処理を行う。
【0018】
このように特徴点を抽出すると、順番に特徴点の位置を基準とした照合領域の切出しを行う。これにより照合領域を切り出すと、各照合領域に対して幾何補正による大きさの正規化を行う。また、各照合領域に対して濃度補正による濃度分布の正規化を行う。これらの処理が完了すると、抽出された特徴点に基づいて顔画像の特徴量としての特徴ベクトル(顔パターン)を算出(生成)する。
【0019】
サーバ3は、図示しない操作表示部と制御部とカメラによる撮像部とを有し、あらかじめ上記出入り口1からの退出が制限(禁止)される患者の少なくとも顔を含む画像をカメラにより撮影し、この少なくとも顔を含む画像に対する顔の特徴量としての顔画像の特徴ベクトル(顔パターン)を顔照合用辞書16に登録するとともに、この登録された顔画像の特徴ベクトルに番号を付し、この番号に対する顔パターンの患者を看護する担当者の連絡先としての携帯端末4の番号が連絡先テーブル15aに登録される。
【0020】
上記顔照合用辞書16への顔パターンを登録する際に、カメラにより撮影する場合について説明したが、写真等により取り込むようにしても良い。また、顔画像照合装置2側で設定して登録するようにしても良い。また、サーバ3に顔画像照合機能を持たせる用にしても良い。この場合、出口側の装置としては、カメラ11、人間検知部12、扉開閉部13、画像メモリ14だけで良い。
携帯端末4は、携帯電話であり、操作部としてのキー部4aと表示部4bにより構成されている。
【0021】
次に、上記のような構成において、痴呆症患者等の顔画像の照合処理による出入り口1からの退出を禁止する処理を、図2に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
すなわち、人間検知部12により顔画像照合装置2に人間が近づいたことが検知された際、この検知信号が制御部18に供給される(ST1)。すると、制御部18はカメラ11により近づいた人間の少なくとも顔を含む画像を撮像し、画像メモリ14に登録する。これにより、(ST2)制御部18は、カメラ11により撮像した画像から顔画像の特徴ベクトル(顔パターン)を生成する処理を行う(ST3)。
【0022】
さらに、制御部18は、撮像した画像からの顔画像の特徴ベクトルと顔照合用辞書16に登録されている顔画像の特徴ベクトルとを照合する(ST4)。この照合の結果、制御部18は、顔照合用辞書16に登録されている全ての顔画像の特徴ベクトルとの照合度(類似度)が所定の値に達していない場合(ST5)、上記出入り口1からの退出の許可を判断し、扉開閉部13を駆動し、上記人間が上記出入り口1から退出する間、扉を開ける(ST6)。
【0023】
また、上記ステップ5において、制御部18は、照合度が所定の値以上の顔画像の特徴ベクトルが顔照合用辞書16にあった場合、上記出入り口1からの退出の不許可を判断し、扉を閉めたままとし、上記照合度の高い顔画像の特徴ベクトルの番号(顔照合用辞書16における)に対応して連絡先テーブル15aに登録されている看護人の連絡先としての携帯端末4の電話番号と画像メモリ14の顔画像と出入り口1を示す情報とを有する送信電文を生成し(ST7)、サーバ3に送信する(ST8)。
【0024】
これにより、サーバ3は、この電文を受信した際(ST11)、電文に付与されている携帯端末4の電話番号により携帯端末4との回線を接続し、電文に付与されている顔画像を送信する(ST12)。看護人の携帯端末4に、担当している痴呆症患者が出入り口1から退出しようとしている旨、および退出しようとしている人間の顔画像を送信する。
この携帯端末4は上記情報を受信した際(ST21)、担当している痴呆症患者が出入り口1から退出しようとしている旨、および退出しようとしている人間の顔画像を表示部4bにより表示(通報)する(ST22)。
【0025】
この表示により、看護人は自分の担当の患者(痴呆)か否かを確認し、誤報か否かを判断し、この判断結果をキー部4aにより入力する(ST23)。
これにより、携帯端末4は誤報か否かを示す情報をサーバ3に返送する(ST24)。
ついで、サーバ3は上記ステップ12の送信に応答して、携帯端末4から誤報か否かを示す情報が返送された際に(ST13)、ステップ11で通知のあった顔画像照合装置2に返送する(ST14)。
【0026】
この結果、顔画像照合装置2の制御部18は上記ステップ8の送信に応答して、サーバ3から誤報を示す情報が返送された際に(ST9)、上記出入り口1からの退出の許可を判断し、扉開閉部13を駆動し、上記人間が上記出入り口1から退出する間、扉を開ける(ST10)。
また、上記ステップ9において、サーバ3から確認を示す情報が返送された際に、制御部18は上記出入り口1からの退出の不許可を判断し、扉を閉めたままとする。
【0027】
したがって、痴呆症の患者が出入り口1から出ようとした際に、顔画像の確認により、担当の看護人が対処することができ、病院外へ出て徘徊してしまうのを防止することができ、痴呆症患者の保護と逃走の防止を図ることができる。
また、担当の看護人が自分が管理する痴呆症の患者か否かを顔画像により確認しているため、誤報に対処できる。
【0028】
上記したように、出口から退出する人物の顔画像を撮像し、この撮像した顔画像の特徴ベクトルとあらかじめ登録されている痴呆症患者の顔画像の特徴ベクトルとを照合し、この照合結果の一致する人物の撮像した顔画像を上記痴呆症患者の管理者の携帯端末へ通知し、この通知に基づいて上記携帯端末からの誤報か否かの応答により、上記出口からの退出を許可あるいは不許可とするようにしたものである。
【0029】
これにより、病院あるいは老人ホーム等の出入り口において、痴呆症患者等の退出を確実に誤りなく阻止することができ、痴呆症患者による徘徊を防止でき、徘徊による危険から保護できる。
【0030】
なお、上記実施例では、顔画像照合装置において、登録されている痴呆症患者の顔画像と一致する顔画像が撮像された際に、サーバを介して自動的に管理者の携帯端末に通知していたが、これに限らず、顔画像照合装置において、登録されている痴呆症患者の顔画像の特徴ベクトルと一致する顔画像が撮像された際に、その内容をサーバの表示部に表示し、サーバの係員による確認の基に、その顔画像と出入り口を示す情報を看護人の携帯端末に通知するようにしても良い。
【0031】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、病院あるいは老人ホーム等の出入り口において、痴呆症患者等の退出を確実に誤りなく阻止することができ、痴呆症患者による徘徊を防止でき、徘徊による危険から保護できる顔画像による退出管理システムと顔画像による退出管理方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を説明するための顔画像による退出管理システムの概略構成を示す図。
【図2】顔画像の照合処理による出入り口からの退出を禁止する処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…出入り口、2…顔画像照合装置、3…サーバ、4…携帯端末、11…カメラ、12…人間検知部、14…画像メモリ、16…顔照合用辞書、18…制御部。

Claims (5)

  1. 所望の出口からの退出を管理する人物の少なくとも顔を含む画像を管理者が所持する携帯端末の連絡先とともに登録する登録手段と、
    上記出口に設けられ、この出口から退出する人物の少なくとも顔を含む画像を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段により撮像された少なくとも顔を含む画像と上記登録手段により登録されている少なくとも顔を含む画像とを照合する照合手段と、
    この照合手段による照合結果に基づいて、上記登録手段に登録されている管理者の連絡先の携帯端末へ上記出口からの上記退出を管理する人物の退出と撮像されている少なくとも顔を含む画像を送信する送信手段と、
    を具備したことを特徴とする顔画像による退出管理システム。
  2. 所望の出口からの退出を管理する人物の少なくとも顔を含む画像を管理者が所持する携帯端末の連絡先とともに登録する登録手段と、
    上記出口に設けられ、この出口から退出する人物の少なくとも顔を含む画像を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段により撮像された少なくとも顔を含む画像と上記登録手段により登録されている少なくとも顔を含む画像とを照合する照合手段と、
    この照合手段による照合結果に基づいて、上記登録手段に登録されている管理者の連絡先の携帯端末へ上記出口からの上記退出を管理する人物の退出と撮像されている少なくとも顔を含む画像を送信する送信手段と、
    この送信手段による送信に応答して、出口からの退出が許可された際に、上記人物の上記出口からの退出を許可する許可手段と、
    上記送信手段による送信に応答して、出口からの退出が許可されなかった際に、上記人物の上記出口からの退出を阻止する阻止手段と、
    を具備したことを特徴とする顔画像による退出管理システム。
  3. 施設等の複数の出口にそれぞれ設けられる顔画像照合装置と、この顔画像照合装置と回線を介して接続される携帯端末とを有する退出管理システムにおいて、
    上記顔画像照合装置が、
    出口から退出する人物の少なくとも顔を含む画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像した少なくとも顔を含む画像とあらかじめ登録されている痴呆症患者の少なくとも顔を含む画像とを照合する照合手段と、この照合手段による照合結果に基づいて上記撮像手段により撮像した少なくとも顔を含む画像を上記痴呆症患者の管理者の携帯端末へ通知する通知手段と、この通知手段による通知に基づいて上記携帯端末からの誤報か否かの応答により、上記出口からの退出を許可あるいは不許可とする許可、不許可手段とを有して構成され、
    上記携帯端末が、
    上記顔画像照合装置から供給される少なくとも顔を含む画像を表示して痴呆症患者として通報する通報手段と、この通報手段による通報が誤報か否かを上記顔画像照合装置へ返送する返送手段とを有して構成される、
    ことを特徴とする顔画像による退出管理システム。
  4. 施設等の複数の出口にそれぞれ設けられる顔画像照合装置と、この顔画像照合装置と回線を介して接続される携帯端末とを有するものにおいて、
    上記顔画像照合装置が、
    出口から退出する人物の少なくとも顔を含む画像を撮像し、この撮像した少なくとも顔を含む画像とあらかじめ登録されている痴呆症患者の少なくとも顔を含む画像とを照合し、この照合結果の一致する人物の撮像した少なくとも顔を含む画像を上記痴呆症患者の管理者の携帯端末へ通知し、この通知に基づいて上記携帯端末からの誤報か否かの応答により、上記出口からの退出を許可あるいは不許可とし、
    上記携帯端末が、
    上記顔画像照合装置から供給される少なくとも顔を含む画像を表示して痴呆症患者として通報し、この通報が誤報か否かを上記顔画像照合装置へ返送する、
    ことを特徴とする顔画像による退出管理方法。
  5. 施設等の複数の出口にそれぞれ設けられる顔画像照合装置と、この顔画像照合装置と回線を介して接続される携帯端末とを有する退出管理システムにおいて、
    上記顔画像照合装置が、あらかじめ痴呆症患者の少なくとも顔を含む画像の特徴ベクトルとこの痴呆症患者の管理者の携帯端末の番号とを対応して記憶する記憶手段と、出口から退出する人物の少なくとも顔を含む画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像した少なくとも顔を含む画像から少なくとも顔を含む画像の特徴ベクトルを生成する生成手段と、この生成手段により生成された少なくとも顔を含む画像の特徴ベクトルと上記記憶手段に記憶されている痴呆症患者の少なくとも顔を含む画像の少なくとも顔を含む画像の特徴ベクトルとを照合する照合手段と、この照合手段による照合度が所定値以上の際に、その痴呆症患者の少なくとも顔を含む画像に対応して上記記憶手段に記憶されている管理者の携帯端末の番号に基づいて、上記痴呆症患者の出口からの退出と撮像した少なくとも顔を含む画像とを管理者の携帯端末へ通知する通知手段と、この通知手段による通知に基づいて上記携帯端末からの誤報か否かの応答により、上記出口からの退出を許可あるいは不許可とする許可、不許可手段とを有して構成され、
    上記携帯端末が、
    上記顔画像照合装置から供給される痴呆症患者の出口からの退出と少なくとも顔を含む画像とを表示して通報する通報手段と、この通報手段による通報が誤報か否かを上記顔画像照合装置へ返送する返送手段とを有して構成される、
    ことを特徴とする顔画像による退出管理システム。
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