JP2004171065A - Posシステムにおける周辺機器設定システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】POSシステムの周辺機器の設定システムにおいて、少なくとも各種周辺機器の機種識別情報が記憶された周辺機器情報記憶手段と、該周辺機器情報記憶手段から各周辺機器の機器リストをメニュー表示するための周辺機器メニュー表示手段と、各周辺機器の各機種から任意の機種を選択することにより、選択した周辺機器の機種の選択情報を作成するための選択情報生成手段と、生成された周辺機器の機種の選択情報を前記の周辺機器情報記憶手段に記録するための選択情報記録手段と、前記の周辺機器情報記憶手段に記憶された周辺機器の機種の選択情報に基づいて、各周辺機器を制御するための周辺機器制御手段を備えたものである。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、POSシステムの設定を容易に行うことができ、専門的な知識を有することなく、POSシステムを導入することが可能なPOSシステムにおける周辺機器設定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
POS(Point Of Sales)システムは、販売時点情報管理システムと呼ばれ、通常は光学式読取り方式のレジスタにより商品単品毎に収集した販売情報や仕入れ、配送などの段階で発生する各種情報をホストコンピュータに伝送し、各部門でそれぞれの目的に応じて有効利用できるように処理、加工、伝達するシステムである。
【0003】
小売業、特に大型量販店やフランチャイズチェーン(FC)などで導入が進んでおり、流通過程における商品管理や店舗の売り上げの即時管理に威力を発揮している。
【0004】
通常、POSシステムの導入においては、専門的な知識が必要であり、POSシステム導入に関する専門的な知識なしでは、一般的なパソコンなどに使用できるPOSシステムにおいても、そのPOSソフトウエアをパソコンにインストールして使用することは困難であった。
【0005】
これは、導入時の初期設定において、商品管理などの種々のデータベース設定や、消費税や店舗などのレジ機能の設定や、使用する機器により異なる設定が必要となる周辺機器設定などの各種の初期設定が複雑であるためである。
【0006】
これらの初期設定については、データベースの設定やレジ機能の設定などは、そのPOSシステム独自のものであるため、あらかじめ、専用のプログラムを組み込んでおくことにより、選択設定が可能である。
【0007】
しかしながら、機種が豊富で選択範囲が広い周辺機器設定においては、使用する機器によって機能が異なり、同一メーカーの機器においても、機種毎に制御ルーチンが異なるため、使用する機種に対応した制御プログラムをその都度、組み込まなければ使用できない。さらに、接続場所の指定や機能の設定なども必要となる。
【0008】
このため、通常、これらのPOSシステムの導入時点においては、多数の機種の中から周辺機器を決定し、その周辺機器の専門的な知識およびPOSの専門的な知識を有するコンピューター技術者により、それらのおのおのの周辺機器に対応した種々の初期設定が行われることとなる。
したがって、これらの初期設定を行う作業者は、周辺機器とPOSおよびコンピューターの知識を有する技術者である必要があり、通常のパソコンの知識を有する程度では、初期設定を行うことは困難であり、ましてや一般ユーザーが容易に設定操作することは不可能である。
このことは、POSシステムの導入を困難にしている大きな要因ともなっており、POSユーザーばかりでなく、POSシステムを取り扱うPOS提供者(POS販売者)の人材育成などにも影響し、また、POS製造者においても、すべての周辺機器に対応した、多種多様のPOSアプリケーションを製作しなければならないなど、相対的にコストを高めている要因でもあり、コスト削減の障害ともなっている。
【0009】
このように複雑な設定操作を簡素化するために、周辺機器の中でも最も種類が多いプリンターなどでは、該プリンター側からそのプリンターの動作モードや機種識別情報などをPOSシステムのホスト装置に送信し、プリンターを接続することで初期設定が行えるようにしたものも提案されている。
【0010】
例えば、特開平3−77124号では、プリンター側にそのプリンターの動作モードをホスト装置に送出する機能を備えたものである。また、特開平7−175613号は、プリンター側に機種識別情報をホスト装置に送出する機能を持たせ、ホスト装置が必要なプリンター制御プログラムを選択して初期設定ができるようにしたものである。
【0011】
周辺機器を接続することで、その接続した周辺機器の初期設定を自動的に行うことができる機能は、POSシステムの初期導入を容易にするために非常に有効な方法であり、POSシステムの初期設定の専門的な知識を必要とせずに導入を可能とするものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように、周辺機器をホスト装置に接続することにより、初期設定が行われる機能を有するPOSシステムにおいては、そのおのおのの周辺機器に、機種識別情報の記憶手段と、その情報をホスト装置へ送出する情報送出手段を備える必要がある。
【0013】
実際にPOSシステムに使用するホスト装置以外の主要な周辺機器としては、プリンターの他に、ディスプレイ、バーコードスキャナー、POSキーボード、キャッシュドロワーなどがあり、これらのすべての機器に上記のような記憶手段や情報送出手段を設けることは、周辺機器の製造業者の労力がかかり、コストを高めることとなり、現実的には非常に困難である。したがって、上記のような特殊な機能を有する周辺機器と、そのような機能を有しない周辺機器との組み合わせとなることが多く、その場合には、さらに専門的な知識が必要となる。
【0014】
本発明は、前記した問題に鑑みてなされたものであり、POSシステムの設定を容易に行うことができ、専門的な知識を有することなく、POSシステムを導入することが可能なPOSシステムにおける周辺機器設定システムを提供することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記に示す課題を解決するために、POSシステムの周辺機器の設定システムにおいて、少なくとも各種周辺機器の機種識別情報が複数記憶された周辺機器情報記憶手段と、該周辺機器情報記憶手段から各周辺機器の機器リストをメニュー表示するための周辺機器メニュー表示手段と、各周辺機器の各機種から任意の機種を選択するための周辺機器機種選択手段と、選択された周辺機器機種の選択情報を前記の周辺機器情報記憶手段に記録するための選択情報記録手段と、前記の周辺機器情報記憶手段に記憶された周辺機器の選択情報に基づいて、各周辺機器を制御するための周辺機器制御手段とを備えたPOSシステムにおける周辺機器設定システムとしたものである。
【0016】
該機種識別情報は、各種の周辺機器の機種を識別できる情報であり、複数記憶できるものであれば良く、例えば、その機器の固有の型番データなどでも良い。
【0017】
該周辺機器情報記憶手段は、上記の各種の周辺機器の機種識別情報などが記憶できる記憶手段であればいずれでも良く、例えば、情報データが記憶できるデータベースや、情報データが記入されたファイルなどでも良い。
【0018】
該周辺機器メニュー表示手段は、前記の機種識別情報の中から機器名を抽出して、ディスプレイ上にその機器リストを表示させる表示プログラムなどである。該機器リストは、メーカー名や個別の機能などを同時に表示させるようにしても良い。
【0019】
また、周辺機器の種類毎、すなわち、プリンター、ディスプレイ、バーコードスキャナーなどの周辺機器の種類毎に分類して、その分類した機種別に機器リストが表示されるようにしても良く、すべての各周辺機器を一覧で表示させるようにしても良い。
【0020】
該周辺機器機種の選択情報生成手段は、上記の表示された機器リストの中から使用する機器を指定することにより、指定した機器の選択情報を生成するデータ生成プログラムなどである。周辺機器の種類データおよび機種名データを選択情報として生成したものでも良く、機器の固有の型番などを選択情報としても良い。
【0021】
該選択情報記録手段は、上記の生成された選択情報を前記の周辺機器情報記憶手段に記録するための情報の書き換えおよび更新プログラムなどである。
【0022】
該周辺機器制御手段は、上記の周辺機器機種の選択情報に基づいて、指定された周辺機器を制御するための制御プログラムなどが読み込まれて適切な設定を行う周辺機器制御プログラムなどである。
【0023】
また、本発明では、前記の周辺機器情報記憶手段は、各周辺機器の周辺機器区分情報と、各周辺機器の機種情報と、各機種の識別情報と、前記の選択情報を記憶するためのフラグ情報とが記憶されている記憶手段としたものである。
【0024】
該周辺機器区分情報は、各周辺機器の種類、すなわち、プリンター、ディスプレイ、バーコードスキャナー、POSキーボード、キャッシュドロワーなどの区分のことである。
【0025】
該機種情報は、各周辺機器の区分における各機器の機種を示すものであり、メーカー名などを含む機器を特定できる機器名を表すものであり、前記の周辺機器メニューに表示される機器名である。例えば、プリンターでは、「EPSON TM−T882 50mmシート幅 シリアルポート」などのように、メーカー名や機能などを含めてもよい。
【0026】
該識別情報は、周辺機器の機種を特定するための識別データであり、個々の周辺機器制御プログラムや個々の周辺機器制御ルーチンが認識できる識別データである。例えば、周辺機器の型番などでも良い。
【0027】
該フラグ情報は、記憶されている複数の周辺機器の中で、使用する周辺機器かどうかを示すフラグデータであり、変数や記号などを記載したものでも良い。
【0028】
また、本発明では、前記の周辺機器制御手段は、各周辺機器の機種毎の制御ルーチンを有する周辺機器制御プログラムと、各周辺機器の機種毎の制御ルーチンが格納された周辺機器制御ルーチン群と、該周辺機器制御ルーチン群の中から前記の識別情報に対応した周辺機器の機種毎の制御ルーチンを選択するための周辺機器制御ルーチン選択手段とからなるようにしたものである。
【0029】
該周辺機器制御プログラムは、各周辺機器を制御する複数の周辺機器の機種毎の制御ルーチンを有する制御プログラムであり、必要な周辺機器の機種毎の制御ルーチンが選択されて機能する制御プログラムである。
【0030】
該周辺機器制御ルーチン群は、各周辺機器の機種毎の制御ルーチンが多数格納された格納手段である。
【0031】
該周辺機器制御ルーチン選択手段は、前記の周辺機器情報記憶手段からフラグ情報が記載されている機種識別情報を読み取り、上記の周辺機器制御ルーチン群の中から該識別情報に基づいて周辺機器の機種毎の制御ルーチンを選択し、機種識別情報に該当する適切な制御ルーチンを実行するものである。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明による実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明によるPOSシステムにおける周辺機器設定システムの基本構成の一例を示すブロック図である。
【0033】
このPOSシステムは、ホストマシン1に対して、周辺機器2として、カスタマーディスプレイ3、POSキーボード4、バーコードスキャナー5、レシートプリンター6、キャッシュドロワー7が接続されている。
【0034】
ホストマシン1は、パソコンであり、POS機能を有するPOSアプリケーション8がインストールされている。
【0035】
このホストマシン1には、周辺機器設定部9と周辺機器制御部10が設けられており、該周辺機器設定部9は、周辺機器2の機種選択・決定を行う機能を有し、フラグ設定部11および周辺機器情報テーブル12が設けられている。
【0036】
該周辺機器情報テーブル12は、周辺機器の機種を識別する識別情報が記載された周辺機器の各機器の情報が記載されたテーブルであり、図2に示すように、周辺機器の種別を示す区分情報と、周辺機器の機種名(その仕様なども記載)を記載した機種情報、各機種の型式が記載された型番情報およびフラグ情報として「0」と「1」の変数で示されるカレント情報が記載されている。
【0037】
該フラグ設定部11は、上記の機種識別情報が記憶される周辺機器情報テーブル12から、機種情報に基づいて機器リストを作成して、ディスプレイにメニュー表示し、機器の選択を促し、選択された機器に対して、フラグ情報を生成し、上記の周辺機器情報テーブルにこのフラグ情報をカレント情報の変数として記録するものである。
【0038】
また、該周辺機器制御部10は、POSアプリケーション8により周辺機器2を制御できるようにする機能を有し、制御ルーチン選択部13および制御ルーチン群14が設けられている。
【0039】
該制御ルーチン選択部13は、上記の周辺機器情報テーブル12に記載されたフラグ情報と機種識別情報である、型番情報を読み取り、この型番情報に基づいて使用する周辺機器に対応した制御ルーチンを制御ルーチン群14から選択し、周辺機器を正しく機能させるようにするものである。
【0040】
次に、本発明による周辺機器設定システムを用いたPOSシステムの導入時の初期設定の手順について詳細に説明する。
【0041】
POS導入設定は以下の手順にて行う。POSアプリケーションのインストール後に、初期設定が未設定の場合は、図3が表示される。
【0042】
以下の手順で初期設定を行う。
1)会社基本情報の設定
会社基本情報は、図3に示すように、会社コード、会社名、郵便番号、住所、TELなどの基本的な情報をキーボード入力により登録する。
【0043】
2)消費税・端数処理の設定
図4に示すように、POSシステムで使用する消費税率、端数処理を設定する。
【0044】
3)店舗、端末の設定
図5に示すように、店舗コードと店舗名、レジコード、レジ番号を登録する。
【0045】
4)ハードウエアの設定
1)レシートプリンターの設定
図6に示すように、レシートプリンターの機器リストの中から、使用するプリンターを選択して、クリックし、反転表示させて指定する。使用しない場合には、「なし」を指定する。
【0046】
2)カスタマーディスプレイの設定
図7に示すように、カスタマーディスプレイの機器リストの中から使用するディスプレイを選択して、クリックし、反転表示させて指定する。使用しない場合には、「なし」を指定する。
【0047】
3)バーコードスキャナー
図8に示すように、バーコードスキャナーの機器リストの中から使用するバーコードスキャナーを選択して、クリックし、反転表示させて指定する。使用しない場合には、「なし」を指定する。
【0048】
4)POSキーボード
図9に示すように、POSキーボードの機器リストの中から使用するPOSキーボードを選択して、クリックし、反転表示させて指定する。使用しない場合には、「なし」を指定する。
【0049】
5)キャッシュドロワー
図10に示すように、キャッシュドロワーの機器リストの中から使用するキャッシュドロワーを選択して、クリックし、反転表示させて指定する。使用しない場合には、「なし」を指定する。
【0050】
このように、周辺機器の指定がリストメニュー形式で表示され、表示されたリストの中から、使用する周辺機器をクリックして選択することができるため、初期設定において、専門的なPOS周辺機器設定の知識をまったく必要としない。また、機種を識別するための識別情報に関する知識も必要ない。
【0051】
図11に従来のPOSシステムと比較を示す。
〔従来例1〕
この従来例は、現在、最も一般的に行われている、周辺機器の設定方法であり、機種識別情報をキーボードからPOSシステムの設定画面に直接、識別情報を入力するものである。入力された識別情報に基づいて、周辺機器設定プログラム(周辺機器設定手段)が制御ルーチン郡より、使用する周辺機器に対応した制御ルーチンを選択し、周辺機器を正しく機能させるものである。
【0052】
この例では、機種識別情報を初期設定者があらかじめ知っている必要があり、さらに、周辺機器の接続先や機能選択などの種々の個別設定が必要である。すなわち、そのPOSアプリケーションにおける各種の周辺機器に関する専門的な知識が必要となり、一般ユーザーが初期設定することは困難である。
【0053】
〔従来例2〕
この従来例は、特開平7−175613号などに示されるように、周辺機器側に機種識別情報を持たせたものである。すなわち、ホストマシンに周辺機器を接続することにより、周辺機器設定プログラムが、各周辺機器に対して機器識別情報を要求し、周辺機器側に記録されている機器識別情報を送出し、その機器識別情報を周辺機器設定プログラム(周辺機器設定手段)が読み取り、その機器識別情報に基づいて制御ルーチン郡より、使用する周辺機器に対応した制御ルーチンを選択し、周辺機器を正しく機能させるものである。
【0054】
この例では、初期設定者は、機種識別情報に関する専門的な知識を必要とせずに初期設定ができ、一般ユーザーでも容易に初期設定を行うことが可能である。しかし、使用する周辺機器には、機種識別情報の記憶手段とその機種識別情報をPOSアプリケーションに送出する機能を有する必要があり、それらの機能を有しない周辺機器を使用する場合には、さらに専門的な知識を必要とされ、使用できる周辺機器が制限されてしまう。
【0055】
〔本発明例〕
本発明においては、機器リストがメニュー表示され、その選択においても、画面上で使用する機器をクリックすることで設定ができるため、専門的な知識を必要としない。しかも機種識別情報が記載された周辺機器情報テーブルにフラグ情報を記載することで、現在の設定状況が簡単に把握でき、変更もメニュー画面から容易に行うことができる。
【0056】
また、新しいバージョンの周辺機器への対応においても、制御ルーチンの追加と共に、周辺機器情報テーブルへの機器情報の追加を行うことで対応でき、拡張性が高く、まったく新規な周辺機器であっても、新規な制御ルーチンを制御ルーチン群へ、また、新規な機器識別情報を周辺機器情報テーブルへ、おのおの追加することで自由に対応することが可能である。
【0057】
【発明の効果】
以上、詳細に説明した本発明では、以下に示すような効果がある。
1)各周辺機器に関する知識を必要とせずに初期設定が行えるので、POS導入時に必要な人材の育成や確保は容易であり、システム供給者において負担が軽減され有益である。
【0058】
2)機種識別情報およびフラグ情報が記録された周辺機器情報記憶手段が設けられているため、設定状態の確認、変更操作が容易となり、保守やメンテナンス時に必要な人材の育成や確保が容易となり、しいては保守やメンテナンスの所要時間短縮となり、システム供給者およびユーザーの両者において有益となる。
【0059】
3)POSシステムにおいては、常に同一の周辺機器が主流として使用されてはおらず、ユーザーのニーズによって新規の周辺機器が使用されており、その時折々に制御ルーチンの訂正を行うのは、製造者において負担である。かくして周辺機器情報と制御ルーチンを容易に追加することができるのであれば、新規な周辺機器への対応が容易にでき、拡張性が高く、ユーザーにおいては、システム修正の負担が軽減され、システム製造者およびユーザーの両者において有益となる。
【0060】
4)本発明では、製造者、供給者、ユーザーの三者において、導入・維持・訂正の負担を軽減することができ、POSシステムの新規導入を促進し、普及増大において大きく期待できる。
【0061】
このように、本発明によれば、POSシステムの設定を容易に行うことができ、専門的な知識を有することなく、POSシステムを導入することが可能なPOSシステムにおける周辺機器設定システムを実現できる。また、導入コスト、メンテナンスコストを削減できることから、導入を躊躇するような中小規模事業所での普及に大きく期待でき、拡張性の高さのメリット面からも、システム提供企業および使用事業主、共に躍進できる戦略ツールを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるPOSシステムにおける周辺機器設定システムの基本的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による周辺機器情報テーブルのレイアウトを示す図である。
【図3】本発明による会社基本情報設定画面のレイアウトを示す図である。
【図4】本発明による消費税率、端数処理設定画面のレイアウトを示す図である。
【図5】本発明による店舗、端末設定画面のレイアウトを示す図である。
【図6】本発明によるレシートプリンター設定画面のレイアウトを示す図である。
【図7】本発明によるカスタマーディスプレイ設定画面のレイアウトを示す図である。
【図8】本発明によるバーコードスキャナー設定画面のレイアウトを示す図である。
【図9】本発明によるPOSキーボード設定画面のレイアウトを示す図である。
【図10】本発明によるキャッシュドロワー設定画面のレイアウトを示す図である。
【図11】従来の周辺機器設定と本発明による周辺機器設定の比較を示す図である。
【符号の説明】
1 ホストマシン
2 周辺機器
3 ディスプレイ
4 POSキーボード
5 バーコードスキャナー
6 プリンター
7 キャッシュドロワー
8 POSアプリケーション
9 周辺機器設定部
10 周辺機器制御部
11 フラグ設定部
12 周辺機器情報テーブル
13 制御ルーチン選択部
14 制御ルーチン群
Claims (3)
- POSシステムの周辺機器の設定システムにおいて、
少なくとも各種周辺機器の機種識別情報が記憶された周辺機器情報記憶手段と、
該周辺機器情報記憶手段から各周辺機器の機器リストをメニュー表示するための周辺機器メニュー表示手段と、
各周辺機器の各機種から任意の機種を選択することにより、選択した周辺機器の機種の選択情報を作成するための選択情報生成手段と、
生成された周辺機器の機種の選択情報を前記の周辺機器情報記憶手段に記録するための選択情報記録手段と、
前記の周辺機器情報記憶手段に記憶された周辺機器の機種の選択情報に基づいて、各周辺機器を制御するための周辺機器制御手段が設けられていることを特徴とするPOSシステムにおける周辺機器設定システム。 - 前記の周辺機器情報記憶手段は、各周辺機器の周辺機器区分情報と、各周辺機器の機種情報と、各機種の識別情報と、前記の選択情報を記憶するためのフラグ情報とが記録されてなることを特徴とする請求項1に記載のPOSシステムにおける周辺機器設定システム。
- 前記の周辺機器制御手段は、各周辺機器の機種毎の制御ルーチンを有する周辺機器制御プログラムと、各周辺機器の機種毎の制御ルーチンが格納された周辺機器制御ルーチン群と、該周辺機器制御ルーチン群の中から前記の識別情報に対応した周辺機器の機種毎の制御ルーチンを選択するための周辺機器制御ルーチン選択手段とからなることを特徴とする請求項1または請求項2の項に記載のPOSシステムにおける周辺機器設定システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002332811A JP2004171065A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | Posシステムにおける周辺機器設定システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011253234A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Teraoka Seiko Co Ltd | Posレジスタ及びposシステム |
JP2012048496A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Toshiba Tec Corp | Pos端末装置、遠隔管理装置およびposシステム |
JP2012048317A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Toshiba Tec Corp | Pos端末装置、遠隔管理装置およびposシステム |
JP2014041530A (ja) * | 2012-08-23 | 2014-03-06 | Toshiba Tec Corp | 商品登録装置及びプログラム |
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2002
- 2002-11-15 JP JP2002332811A patent/JP2004171065A/ja active Pending
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