JP2004170679A - ディスプレイパネルの点灯検査装置 - Google Patents
ディスプレイパネルの点灯検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004170679A JP2004170679A JP2002336439A JP2002336439A JP2004170679A JP 2004170679 A JP2004170679 A JP 2004170679A JP 2002336439 A JP2002336439 A JP 2002336439A JP 2002336439 A JP2002336439 A JP 2002336439A JP 2004170679 A JP2004170679 A JP 2004170679A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lighting
- panel
- main body
- display panel
- chassis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
【解決手段】装置本体2に配設されかつディスプレイパネル1に点灯信号を入力するためのパネル点灯回路32を備えたパネル点灯ユニット3と、装置本体2に配設され装置を駆動させる駆動制御回路7とを有し、前記パネル点灯ユニット3を電気的絶縁材料からなる支持部材4で支持して装置本体2に配設することにより、パネル点灯回路32を前記駆動制御回路7に対して電気的に絶縁した。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどのディスプレイパネルに駆動回路を組み合わせる前に、ディスプレイパネルに点灯信号を入力して表示し、画質検査を行うディスプレイパネルの点灯検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどのディスプレイパネルはパネルに駆動回路が実装され製品化される。製造工程では、実装工程への不良パネルの流出を防ぐため、駆動回路実装前に点灯信号を入力し、点灯検査を行っている。
【0003】
この種のディスプレイパネルの点灯検査装置として、検査用プローブピンを用いたもの(特許文献1参照)が知られているが、この検査用プローブピンに代えて、フレキシブルプリント回路(FPC)に形成した電極を点灯検査用のプローブとして用いることも考えられている。
【0004】
【特許文献1】
特許第2953039号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、FPCを点灯検査用のプローブとして用いる検査方法においては、このようなディスプレイパネルの引出し電極に、FPCからなる点灯検査用のプローブの取出し電極を接触させ、このプローブを通してディスプレイパネルにパネル点灯回路から点灯信号を入力し、点灯させることにより画質の検査を行っている。また、従来の点灯検査装置においては、プローブとパネル点灯回路とをFPCなどにより配線を行っている。
【0006】
しかしながら、このような従来の構成において、点灯検査装置を駆動させるために駆動制御回路を動作させることにより、ディスプレイパネルに入力されるパネル点灯信号の駆動波形に歪が発生したり、ノイズが重畳し、製品時の表示品位が再現できず、検査精度が低くなり、後工程への不良パネルの流出を招いてしまっていた。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、製品時の表示品位を忠実に再現し、高精度検査を実現する点灯検査装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、装置本体に配設されかつディスプレイパネルに点灯信号を入力するためのパネル点灯回路を備えたパネル点灯ユニットと、装置本体に配設され装置を駆動させる駆動制御回路とを有し、前記パネル点灯ユニットのパネル点灯回路を前記駆動制御回路に対して電気的に絶縁したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明の請求項1に記載の発明は、ディスプレイパネルに点灯信号を入力し、表示される画質を検査するための点灯検査装置において、装置本体に配設されかつ前記ディスプレイパネルに点灯信号を入力するためのパネル点灯回路を備えたパネル点灯ユニットと、装置本体に配設され装置を駆動させる駆動制御回路とを有し、前記パネル点灯ユニットのパネル点灯回路を前記駆動制御回路に対して電気的に絶縁したことを特徴とする。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1において、パネル点灯ユニットは導電性のシャーシにパネル点灯回路を配置することにより構成するとともに、前記パネル点灯回路を前記シャーシに接地し、かつ前記シャーシを装置本体に電気的に絶縁して取り付けることによりパネル点灯ユニットを装置本体に配設したものである。
【0011】
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項2において、シャーシを支持する支持部材を電気的絶縁材料により構成したものであり、また請求項4に記載の発明は、請求項2において、シャーシの一部を電気的絶縁材料により構成し、その絶縁部分を支持部材により支持して装置本体に取り付けたものである。
【0012】
以下、本発明の一実施の形態によるディスプレイパネルの点灯検査装置について、図1〜図5の図面を用いて説明する。
【0013】
図1に本発明の一実施の形態による点灯検査装置の全体構成を示し、図2にその要部構成を示し、図3にその電気的概略構成を示している。図1において、1はプラズマディスプレイパネルなどのディスプレイパネルで、このディスプレイパネル1の周辺端部には、電極を延長することにより形成された複数の引出し電極を有する電極端子ブロックが複数配置されている。
【0014】
2は金属製の装置本体、3はこの装置本体に配設されたパネル点灯ユニットで、このパネル点灯ユニット3は、導電性のシャーシ31に前記ディスプレイパネル1に点灯信号を入力するためのパネル点灯回路32を配設することにより構成されており、そしてパネル点灯回路32はシャーシ31に接地されている。すなわち、図2に示すように、パネル点灯回路32の各回路基板をシャーシ31の所定の位置に導電性のビスで固定することにより、各回路基板の回路はシャーシ31の接地電位になっている。
【0015】
また、図示していないが、このパネル点灯ユニット3には、ディスプレイパネル1の電極端子ブロックとパネル点灯回路32とを接続するための複数の接触子が設けられており、この接触子を介してディスプレイパネル1とパネル点灯回路32とが接続され、ディスプレイパネル1に点灯信号が供給される。さらに、このパネル点灯ユニット3は、前記装置本体2に電気的絶縁材料からなる支持部材4で支持して装置本体2に配設されている。この支持部材4は、図2に示すように、パネル点灯ユニット3の4個所を支持している。
【0016】
5は前記ディスプレイパネル1を装置本体2上で支持するためのパネル支持機構部で、このパネル支持機構部5は支持機構駆動部6に接続され、支持機構駆動部6を動作させることにより、ディスプレイパネル1を支持したパネル支持機構部5が動作し、ディスプレイパネル1が図1の矢印方向に上下動させることができる。なお、ディスプレイパネル1をパネル支持機構部5により下降させた後、図示していない接続制御機構によりディスプレイパネル1の電極端子ブロックにパネル点灯ユニット3の接触子を押付けて電気的に接触させることにより、ディスプレイパネル1とパネル点灯回路32とが接続される。
【0017】
ここで、上記構成の点灯検査装置の電気的接地経路を図3に示しており、この図3に示すように、装置本体2には、装置を駆動させる駆動制御回路7と、前記パネル点灯回路32に電圧を印加するための直流電源装置8が配設されており、そしてパネル点灯回路32の接地経路9は導電性のシャーシ31に接続され、駆動制御回路7の接地経路10は装置本体2に接続され、導電性のシャーシ31と装置本体2は電気的に絶縁されている。なお、11は直流電源装置8の接地経路である。
【0018】
以下、上記構成の点灯検査装置の動作について説明する。図1において点灯検査すべきディスプレイパネル1をパネル支持機構部5に装着し、位置合わせを行った後、パネル支持機構部5が下方向へ移動することによりディスプレイパネル1が装置本体2と絶縁されたシャーシ31と接触する。点灯検査する場合、パネル点灯ユニット3の接触子をディスプレイパネル1の電極端子ブロックに接触させ、点灯信号を入力することにより行う。また、図3に示すように、接地経路10は、装置本体2に接続され、シャーシ31と装置本体2は絶縁されてシャーシ31はパネル点灯回路32の接地電位になっているため、駆動制御回路7の接地電位とパネル点灯回路32の接地電位は、異なる電位になり、相互干渉することはない。さらに、装置本体2が周囲から受ける電磁波ノイズが、シャーシ31を介して、パネル点灯回路32の接地電位に影響を与えることも回避できる。
【0019】
図4、図5に本発明の他の実施の形態による点灯検査装置の全体構成と要部構成を示しており、この実施の形態においては、シャーシの一部を電気的絶縁材料により構成し、その絶縁部分を支持部材により支持して装置本体に取り付けることにより、シャーシを装置本体に電気的に絶縁して取り付けたものである。なお、図4、図5において、12はシャーシ31に配設した絶縁体で、シャーシ31内に埋設されている。13はその絶縁体12を配設した部分でシャーシ31を支持する金属製の支持部材で、前記絶縁体12は、支持部材13のシャーシ31に当接する面積よりも大きく設計されている。
【0020】
すなわち、この実施の形態においても、パネル点灯回路32を前記シャーシ31に接地し、かつ前記シャーシ31を装置本体2に電気的に絶縁して取り付けることによりパネル点灯ユニット3を装置本体2に配設しており、シャーシ31はパネル点灯回路32の接地電位になり、駆動制御回路7の接地電位とパネル点灯回路32の接地電位は異なる電位になっているため、相互干渉することがなく、また装置本体2が周囲から受ける電磁波ノイズが、シャーシ31を介して、パネル点灯回路32の接地電位に影響を与えることも回避できる。また、上記実施の形態と比較して、機械的強度が要求される装置本体に異種材料を使用しなくてもよいため、装置の剛性を再考して再設計する必要もなくなる。
【0021】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ディスプレイパネル点灯時に点灯検査装置自体および周囲からの電気的雑音を回避できるので、製品としての駆動波形と同等の波形を印加することができ、表示品位を忠実に再現することができる。これにより検査精度を向上させ、後工程への不良パネルの流出が防止でき、製造工程でのロスコストを大幅に低減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるディスプレイパネルの点灯検査装置の全体構成を示す概略構成図
【図2】同装置の要部構成を示す平面図
【図3】同装置の電気的構成を示す概略構成図
【図4】本発明の他の実施の形態におけるディスプレイパネルの点灯検査装置の全体構成を示す概略構成図
【図5】同装置の要部構成を示す平面図
【符号の説明】
1 ディスプレイパネル
2 装置本体
3 パネル点灯ユニット
4、13 支持部材
7 駆動制御回路
9、10 接地経路
12 絶縁体
31 シャーシ
32 パネル点灯回路
Claims (4)
- ディスプレイパネルに点灯信号を入力し、表示される画質を検査するための点灯検査装置において、装置本体に配設されかつ前記ディスプレイパネルに点灯信号を入力するためのパネル点灯回路を備えたパネル点灯ユニットと、装置本体に配設され装置を駆動させる駆動制御回路とを有し、前記パネル点灯ユニットのパネル点灯回路を前記駆動制御回路に対して電気的に絶縁したことを特徴とするディスプレイパネルの点灯検査装置。
- パネル点灯ユニットは導電性のシャーシにパネル点灯回路を配置することにより構成するとともに、前記パネル点灯回路を前記シャーシに接地し、かつ前記シャーシを装置本体に電気的に絶縁して取り付けることによりパネル点灯ユニットを装置本体に配設した請求項1に記載のディスプレイパネルの点灯検査装置。
- シャーシを支持する支持部材を電気的絶縁材料により構成した請求項2に記載のディスプレイパネルの点灯検査装置。
- シャーシの一部を電気的絶縁材料により構成し、その絶縁部分を支持部材により支持して装置本体に取り付けた請求項2に記載のディスプレイパネルの点灯検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002336439A JP2004170679A (ja) | 2002-11-20 | 2002-11-20 | ディスプレイパネルの点灯検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002336439A JP2004170679A (ja) | 2002-11-20 | 2002-11-20 | ディスプレイパネルの点灯検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004170679A true JP2004170679A (ja) | 2004-06-17 |
Family
ID=32700282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002336439A Pending JP2004170679A (ja) | 2002-11-20 | 2002-11-20 | ディスプレイパネルの点灯検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004170679A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006049166A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイパネルの点灯画面検査方法 |
-
2002
- 2002-11-20 JP JP2002336439A patent/JP2004170679A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006049166A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイパネルの点灯画面検査方法 |
JP4525231B2 (ja) * | 2004-08-06 | 2010-08-18 | パナソニック株式会社 | プラズマディスプレイパネルの点灯画面検査方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10161079A (ja) | 液晶表示パネル及びその検査方法 | |
KR101281980B1 (ko) | 오토 프로브 장치 및 이를 이용한 액정패널 검사방법 | |
JP2008244069A (ja) | 表示装置、cofの製造方法 | |
JP2004170679A (ja) | ディスプレイパネルの点灯検査装置 | |
KR20120009241A (ko) | 필름타입의 프로브 장치 및 프로브 제조방법 | |
US7518601B2 (en) | Array substrate and display apparatus and method for manufacturing display apparatus | |
JPH1062451A (ja) | 液晶表示体用基板の検査装置 | |
JP2006317763A (ja) | 液晶表示装置 | |
KR100737384B1 (ko) | 모바일용 디스플레이 패널의 검사장치 및 방법 | |
JP2013057951A (ja) | 導電性構造部、特に薄膜トランジスタ型液晶ディスプレイの非接触式コンタクト形成のための装置及び方法 | |
WO2017168530A1 (ja) | 基板の配線経路の検査方法及び検査システム | |
JP4685336B2 (ja) | Tftアレイ検査装置 | |
JP2004219298A (ja) | ディスプレイパネルの点灯検査装置 | |
KR100945951B1 (ko) | 비주얼 검사 및 그로스 테스트 겸용 프로브 유닛 | |
KR20190097761A (ko) | 모바일 디스플레이 패널의 모듈 검사장치 및 검사방법 | |
JP2002277896A (ja) | 液晶表示装置及び画面表示応用装置 | |
JP4258335B2 (ja) | ディスプレイパネルの点灯検査装置 | |
JP2004170235A (ja) | ディスプレイパネルの点灯検査装置 | |
JPH03218473A (ja) | 表示パネル用プローブ | |
JP2004037184A (ja) | コンタクトプローブユニットおよびこれを備える検査装置 | |
JP4281336B2 (ja) | ディスプレイパネルの点灯検査装置 | |
JP2001004968A (ja) | 液晶表示装置及びその検査装置 | |
JP2004170242A (ja) | ディスプレイパネルの点灯検査装置 | |
JP2004170241A (ja) | ディスプレイパネルの点灯検査装置 | |
JPH11212112A (ja) | 液晶パネル検査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050926 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20051013 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080905 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080916 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20081113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20090414 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090804 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |