JP2004169845A - バルブのシート構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴムシートの抜け止め及びシール性の悪化を防ぐようにしたバルブのシート構造であって、ゴムシートの亀裂・破損を防いで高いシール性を維持することができるバルブのシート構造を提供すること。
【解決手段】外周に弁座部15を有する環状のゴムシート等の弾性シート13を、弁体又は弁本体に設けた収容部21にリテーナ12を用いて固定するバルブのシート構造であって、上記弾性シート13は、その内周にリテーナ12により押圧される固定部14を設け、この固定部14と弁座部15との間を、リテーナ12により押圧されない弁座支持部16とすることにより、弾性シート13の破損を防止したバルブのシート構造である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス、水、油等の流体に用いられるバタフライバルブ等のバルブの弁体の外周や、弁本体の内周側に取付けられるバルブのシート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、バタフライバルブ等のバルブは、弁体の外周囲にゴムシートを取付けた構造をしており、具体的には、弁体の外周とシート押さえによって弁座であるゴムシートを挟みこんだ状態で、取付ボルトで締付け固定してゴムシートを押圧した状態で取付けるようにしたバルブのシート構造である。このシート構造は、弁体回転動作の繰り返し等によってゴムシートが外径方向に抜出す力が加わって、飛び出して抜け落ちるおそれがあったり、或は、ゴムシートが飛び出したときにシート座からの突出量が増え、この状態で弁体を回転させると弁体と弁本体にゴムシートが挟まったりして損傷し、このシール性の悪化した損傷箇所から流体漏れが生じたりする問題を有している。
【0003】
この問題に対応するため、従来の一例として、特許文献1又は特許文献2ではゴムシートを押さえるシート押さえと弁体との互いの接触面をそれぞれ凹凸状に形成し、この凹凸状の接触面を嵌合シールさせた状態で締付けることによって、ゴムシートが飛び出すことを防いだりゴムシートと弁本体とのシール部分のシール性を保つようなシート構造を設けている。
【0004】
このシート構造は、弁本体とシールするシール部分を突出して形成し、ゴムシートを弁体とシート押さえとで押圧したときこの突出部位によって弁本体とをシールするようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−201295号公報
【特許文献2】
実開昭59−51254号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2におけるバルブのシート構造のように、ゴムシートにおける弁体及びシート押さえとの接触面を凹凸状に形成すると、構造が複雑となりコスト高になるという問題がある。また、接触面を凹凸状に形成しない飛び出し防止手段として、例えば、ゴムシートに芯金などを入れる場合があるが、この場合も同様にコスト高となる。
【0007】
これらのゴムシートの装着時には、ゴムシート押圧時にかかる力が弁体及びシート押さえと接触している接触面全体に加わり、ゴムシートを押圧したときにこのゴムシートが潰れる際の変形量は弁体の外径方向に膨出するためゴムシートの外径寸法が安定せず、結果的にシート座からの突出量が増えてシートが損傷したり、シール性に悪影響を及ぼすという問題がある。
【0008】
更に、ゴムシートは、弁体及びシート押さえとの接触面全体が包み込まれるようにして押圧固定され、弁体とシート押さえとの接触周縁部位において摘まれたような状態となり、この接触周縁部位に応力が集中することになる。このため、ゴムシートの弾性力は、自然の状態となるのが接触周縁部位より外周側部分である弁本体とのシール部分のみとなり、接触周縁部位より内周側の部分は弁体とシート押さえによって圧縮された弾性状態で拘束された状態であるため、シール時の変形を十分に吸収することが難しくなり、この接触周縁部付近に伸縮する力が局部的に加わって応力集中が生じ、ゴムシートの亀裂・破損の起因となっている。
【0009】
また、弁体回転時にゴムシートが弁本体側のシール部位と接触するときには、ゴムシートのシール部分には弁体或は弁本体方向に曲げ・ねじれの力が加わり、何れかの方向に変形しようとする。このとき、弁体及びシート押さえ側の接触周縁部位より外周側のシール部分には、圧縮又は引張り応力が加わることになり亀裂・破損が更に生じやすくなるという問題がある。
【0010】
本発明は、上記の課題点に鑑みて開発したものであり、その目的とするところは、シートの抜け止め及びシール性の悪化を防ぐようにしたバルブのシート構造であって、シートの亀裂・破損を防いで高いシール性を維持することができるバルブのシート構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を解決するため、請求項1に係る発明は、外周に弁座部を有する環状のゴムシート等の弾性シートを、弁体又は弁本体に設けた収容部にリテーナを用いて固定するバルブのシート構造であって、上記弾性シートは、その内周にリテーナにより押圧される固定部を設け、この固定部と弁座部との間を、リテーナにより押圧されない弁座支持部とすることにより、弾性シートの破損を防止したバルブのシート構造である。
【0012】
請求項2に係る発明は、収容部における弾性シートの固定部が収容される容積を、固定部の押圧前の体積と同等になるようにし、押圧された弾性シートが先端側に膨出するのを防止したバルブのシート構造である。
【0013】
請求項3に係る発明は、弾性シートの固定部を押圧したときの固定部の圧縮率を20〜30%としたバルブのシート構造である。
【0014】
請求項4に係る発明は、弾性シートの弁座部の両側肩部に凹状部を設け、この凹状部によって応力集中を防いで弾性シートの破損を防止したバルブのシート構造である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明におけるバルブのシート構造の実施形態の一例を図面に基づいて詳述する。図1において、11はバタフライ弁10の弁体(ジスク)、12は弁体11とによって弾性シート13を押圧固定するリテーナであり、この弾性シート13は、ゴムなどの弾性材料によって成形している。本実施形態において、弾性シート13は外周側に弁座部15を配した環形状に形成し、この弾性シート13を弁体11に設けた収容部21にリテーナ12を用いて挟持するように押圧固定する、弁体11側に弾性シート13を配設した構造としている。
【0016】
バタフライ弁10は、金属製の弁本体(弁箱)17に回転自在に取付けたステム23に弁体11を偏心して取付け、この弁体11にゴムシート13を設けて弁体11の外周側でシールするような構造としている。24は挿入口であり、この挿入口24に樹脂製のインサート26を開口部分に挿入し、且つ、電気融着等の固着手段によって鍔部25aを形成した樹脂製のパイプ25を挿入し、更に、受止めリング27を挿入口24に螺着してパイプ25を弁本体17に接続している。本実施形態においては、このように樹脂製のパイプ25を金属製の弁本体17と接続した形態のバタフライ弁17にシート構造を設けているが、通常使用される金属製のパイプが接続されるバタフライ弁にも適用でき、また、本実施形態において、ゴムシート13は弁体11側に固定するようにしているが、図7に示すように弁本体30に収容部31を設け、この収容部31にリテーナ32を用いて内周側に弁座部33を設けたゴムシート32を押圧固定するようにしてもよい。
【0017】
弾性シート13は、その内周にリテーナ12により押圧される固定部14を設け、この固定部14と弁座部15との間を、リテーナ12により押圧されない弁座支持部(以降、支持部という)16とすることにより、弾性シート13の破損を防止するようにした。
弁体11とリテーナ12によって弾性シート13を押圧したときの変形量は固定部14のみに発生し、支持部16から先端側にかけての弾性シート13は押圧による変形が生じることはない。これは、弁体11とリテーナ12を固着部材(ボルト)20で締付けた際でも、あらかじめ支持部16の厚さと、この支持部16を挟持する空間となる弁体11とリテーナ12との離間寸法が同じになるようにしているため、支持部16は、弁体11とリテーナ12により押圧されずに支持される状態となり、弾性シート13は弁座部15側に膨出することがなく、弾性シート13の外径寸法が変わったりして弁座シール性に悪影響を及ぼすことがない。
【0018】
ここで、弾性シート13のようなゴム材料によってシールを行う場合には、ゴムの圧縮率によってシール性が左右されるが、同じ圧縮率では弾性シート全体のボリュームが大きいほど圧縮量(変形量)も大きくなるので、圧縮されたときの反力によって弾性力も大きくなる。弾性力が大きくなるとシール面圧も高まり、圧縮量の大きさと相俟って、仮に異物が噛み込んだり本体側シートに凹凸状の傷が付いた場合でも、弾性力によりこの傷をある程度吸収することができる。更に、シートが磨耗した場合でも、圧縮量が大きいことによって磨耗後のシール性能の低下を抑えることができ耐久性に優れている。
ゴムの弾性力が大きい場合には上記の利点があるが、本実施形態においては、支持部16に対して弁体11とリテーナ12による押圧力が加わらないことによって、この支持部16から先端側弁座部15にかけての全体をシート性能を発揮するボリュームの大きい弾性体とすることができる。従って、弾性力を大きく確保することができ十分な弁座シール性を得ることができる。また、支持部16全体で弁本体17とのシール時における力を受けることができるため、この支持部16から先端側にかけてシール時の変形を吸収することができ、弁座シール性を確保しつつ応力集中が生じることがなく弾性シート13の亀裂・破損を防ぐことができる。
【0019】
弾性シート13の固定部14の押圧時には、弾性シート13の内径側にゴムの変形量が逃げ、このときの逃げ空間となる空隙部22を収容部21に予め含ませるようにしている。すなわち空隙部22の容積を、押圧時の固定部が弁体内径方向に膨出する変形量と同等になるようにし、固定部14を潰しきった後に圧縮状態にある固定部14が非圧縮状態に変形しようとしたときの逃げ空間を弁体内径側に設けないようにしている。
このように収容部21における弾性シート13の固定部14が収容される容積を固定部14の押圧前の体積と同等になるようにし、押圧後の弾性シート13が弁座部15側に膨出するのを防止しているので、弾性シート13の外径寸法をより安定させることができる。また、経年劣化によるゴムの逃げ方向への変形が発生して弾性シート13と収容部21との接触面のシール面圧の低下することも防止している。
【0020】
弾性シート13の固定部14を弁体11とリテーナ12によって押圧したときの圧縮率は20〜30%とし、一般的な固定用シール構造と同様の圧縮率になるようにしている。この圧縮率が大きいとゴムとしての弾性力を失って永久歪が発生しやすくなり、また、圧縮率が小さいとシール性が低下する。この圧縮率は、通常の運動用シール構造の場合となる10%前後でも一応のシール性を発揮させることはできるが、シール面圧をより高くして確実にシールさせるためには上記の圧縮率にするのが望ましい。なお、圧縮前の固定部14の形状を、図1に一点鎖線で示す。
【0021】
図5において、弾性シート13の弁座部15は、弁体11の回転時に弁本体17側に設けたシール面状部17aとシールしたときに、この両側肩部に設けた凹状部18、19によって応力集中を防いでゴムシート13の破損を防止している。
【0022】
凹状部18、19は、弁本体17のシール面状部17aと接するときに発生する摩擦抵抗、及び潰しによる応力を逃がすことができ、図6において、弁回転時に弾性シート13に左右方向の力が加わった場合には、凹状部18、19の曲率半径の作用によって図における略水平方向に弾性シートが膨出して破線(右方向)又は一点鎖線(左方向)の状態に変形して、発生する応力をこの凹状部18、19によって分散させるようにしている。
【0023】
ここで、図8は、本発明のバルブのシート構造と比較するための対応説明図であり、弾性シート3の肩部を突状のアール形状部5、6に形成したものである。
この場合には、弾性シート3に左右方向の力が加わって図9に示すようにアール形状部5、6が弁体1又はリテーナ2方向に膨らむ方向に変形しようとしたときに、これらと接触する接触周縁部3aに圧縮又は引張り応力が加わって亀裂・破損が生じやすくなる。
【0024】
次に、本発明の実施例におけるシート構造において、曲率半径となる凹状部18、19は、その半径寸法を変えることで弾性シート13両端側の角部13a、13b、及び凹状部18,19自体への一点への局部的な応力集中を防いでおり、例えば、図6の左方向に力が加わった場合、変形前の凹状部18の曲率半径rと、変形後の凹状部18´の曲率半径r´と比べるとr´<rの関係となり、曲率半径がより小さくなることによって凹状部18´にかかる応力を全体で均等に受け、亀裂・破損を防ぐことが可能となる。
【0025】
また、凹状部18、19は、弁座部15両側の凹状及び凸状のアール形状部位を含まない幅Wの10〜20%の曲率半径となる寸法に設けるのが望ましい。凹状部18、19の曲率半径が小さいと応力を吸収できずに角部13a、13bに応力集中が生じ、亀裂・破損の原因となる場合がある。逆に、曲率半径が大きいと凹状部18、19に応力が均等にかからず、各凹状部18、19の一点に局部的に応力集中が生じるおそれがある。
【0026】
各凹状部18、19の曲率半径の始点は、弾性シート13を保持する弁体11及びリテーナ12の金属面上である角部13a、13bであり、角部13a、13bから弁体11及びリテーナ12の外周頂部までのそれぞれの垂直距離A、Bは最小で0、最大で各凹状部18、19の曲率半径の2倍までとするのが望ましい。この場合、特に、距離A、Bが大きいと弁体11及びリテーナ12の外径部位が弁本体17のシール面状部17aと当接してシール面状部17aに傷が付き、シール性が損なわれるおそれがある。なお、本実施形態においては、凹状部18、19を凹状アール形状としているが、これ以外の形状であってもよい。
【0027】
また、弾性シート13の支持部16をテーパ状に形成し、この支持部16と固定部14との間に設けている段差である段部16aを弁体11及びリテーナ12への装着時に嵌合するようにしているので、弾性シート13内に芯金を入れたり弁体11やリテーナ12との接触面を複雑な凹凸形状に形成したりする必要がなく、容易にかつ確実に弾性シート13の飛び出しを防止してコストを低く抑えることができる。支持部16をテーパ状に形成したり、段部16aを形成するのは何れか一方のみであってもよく、特に支持部16と段部16aの両方を設ける必要はない。なお、弾性シート13は、要すればシール性向上の目的で弁体11やリテーナ12との接触面を凹凸状に形成してもよく、逆に弁体11やリテーナ12側の弾性シート13との接触面を凹凸に形成してもよい。
【0028】
弁本体17側のシール面状部17aと接触してシールする弁座部15は、2つの突起状に形成しているため2重シール構造となり、仮に何れか一方の突起が破損した場合でも残りの突起によってシールできる。この突起に挟まれた中央の凹部は、グリス溜りとなり潤滑性及びシール性を向上させることが可能となる。また、前述したように、各突起は、弁閉時においては応力を吸収して弁体11、或はリテーナ12側に大きく変形しようとするのを抑えることができる。
更に、この弁座部15に3つ以上の突起を形成可能であることは言うまでも無く、また、2つ以上の突起を形成することなくシール面状部17aとのシール面がフラット或は単一曲面の1つのシール面となる形状にしてもよい。
一方、リテーナ12は、弾性シート13との接触部12aを全体に亘ってフラット形状にしてもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1に係る発明によると、低コストによって弾性シートの抜け止め及びシール性の悪化を防ぐようにしたバルブのシート構造であり、弾性シートの径を安定させてゴムの変形量を弁座部側に逃がすのを防いで高いシール性を維持することができ、弾性シートの亀裂・破損等を防ぐことが可能なバルブのシート構造である。
【0030】
請求項2に係る発明によると、弾性シート取付時にこの弾性シートを押圧固定している部分から弁座部にかけて変形することがなく、この弾性シートは拘束されることなく自然の弾性力を持たせることができ、弁開閉時の弾性シートの変形を吸収することによって亀裂・破損したりするのを防ぎ、耐久性を向上させることができる。
【0031】
請求項3に係る発明によると、弾性シートに歪が生じたり、シール性が悪化したりすることがなく、高いシール性を発揮することが可能なバルブのシート構造である。
【0032】
請求項4に係る発明によると、肩部に凹状部を設けることで、弁体回転時に生じる応力を凹状部全体で力を受けることによって応力を効果的に吸収しながら変形させることができ、弾性シートの亀裂や破損を防ぐことができるバルブのシート構造である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるバルブのシート構造を示した概略断面図である。
【図2】弁体の縦断面図である。
【図3】本発明におけるバルブのシート構造を示したバルブの断面図である。
【図4】図3の中央横断面図である。
【図5】弾性シート弁座部付近の一部拡大断面図である。
【図6】弾性シート弁座部付近の一部拡大断面図である。
【図7】本発明におけるバルブのシート構造の他の実施形態を示したバルブの断面図である。
【図8】本発明のバルブのシート構造と比較するための対応説明図である。
【図9】図8の一部拡大図である。
【符号の説明】
11 弁体
12 リテーナ
13 弾性シート(弾性シート)
14 固定部
15 弁座部
16 弁座支持部
17 弁本体
18、19 凹状部
21 収容部

Claims (4)

  1. 外周に弁座部を有する環状のゴムシート等の弾性シートを、弁体又は弁本体に設けた収容部にリテーナを用いて固定するバルブのシート構造であって、上記弾性シートは、その内周にリテーナにより押圧される固定部を設け、この固定部と弁座部との間を、リテーナにより押圧されない弁座支持部とすることにより、弾性シートの破損を防止したことを特徴とするバルブのシート構造。
  2. 前記収容部における弾性シートの固定部が収容される容積を、固定部の押圧前の体積と同等になるようにし、押圧された弾性シートが先端側に膨出するのを防止した請求項1記載のバルブのシート構造。
  3. 弾性シートの固定部を押圧したときの固定部の圧縮率を20〜30%とした請求項1又は2記載のバルブのシート構造。
  4. 上記弾性シートの弁座部の両側肩部に凹状部を設け、この凹状部によって応力集中を防いで弾性シートの破損を防止した請求項1乃至3の何れか1項に記載のバルブのシート構造。
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