JP2004169621A - 抽気復水タービンの制御装置 - Google Patents

抽気復水タービンの制御装置 Download PDF

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Susumu Ozawa
進 小澤
Shinnosuke Hashimoto
進之助 橋本
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Toshiba Engineering Corp
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Abstract

【課題】実際の運転状況に対応させて蒸気加減弁および抽気加減弁を適正な開度に制御して蒸気量を最小限に確保し、蒸気タービンを安定運転させる抽気復水タービンの制御装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る抽気復水タービンの制御装置は、タービン高圧部22aの入口側に蒸気加減弁24を備え、タービン高圧部22aとタービン低圧部22bとの間に抽気加減弁25を備え、予め定められた設定信号と抽気加減弁25の実弁開度信号とを用いて蒸気加減弁24および抽気加減弁25を開閉制御させる抽気復水タービンの制御装置において、部分負荷運転時、タービン低圧部22bがタービン排気温度異常高または復水器の真空度が異常低にならないよう蒸気加減弁24および抽気加減弁25を適正開度に開閉制御させる弁開閉指令演算部21を備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、抽気復水タービンの制御装置に係り、特に抽気加減弁の制御に改良を加えた抽気復水タービンの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、圧力の異なる蒸気を使用する紙パルプや化学の分野では、安定したプロセス蒸気の確保と、より安い電力の確保から自家発電プラントとして抽気復水タービンを使用することが多い。
【0003】
この抽気復水タービンは、図7に示すように、ボイラ1から供給される蒸気を蒸気加減弁2で流量制御して蒸気タービン3に供給し、ここで膨張仕事をさせ、その際に発生する動力で発電機4を駆動し、電力を発生させる一方、膨張仕事を終えたタービン排気を復水器5で冷却させている。
【0004】
また、蒸気タービン3は、タービン高圧部3aとタービン低圧部3bとを備え、タービン高圧部3aで膨張仕事をした一部の蒸気を抽気管6から抽気し、その抽気蒸気を工場内のプロセス用として供給する一方、残りの蒸気を抽気加減弁7で流量制御してタービン低圧部3bに供給し、ここで再び膨張仕事をさせている。
【0005】
一方、タービン高圧部3aから抽気管6を介してプロセス側に供給される抽気蒸気は、プロセス側の需要の増減度合に応じて変動するので、その変動度合に応じて蒸気加減弁2および抽気加減弁7を開閉制御させ、流量等の調整を行っている。
【0006】
蒸気加減弁2および抽気加減弁7は、弁開閉指令演算部8の指令信号により開閉制御が行われている。
【0007】
この弁開閉指令演算部8は抽気加減弁7の弁開度検出器9からの弁開度信号を予め設定された第1設定器10からの設定信号と突き合せ、偏差が生じると、その偏差を第1制御器11で演算し、その演算信号を信号切替器12の接点Xを介して電気油圧式のガバナ制御部13に送り、ここで電気信号を油圧信号に変換し、変換した油圧信号で抽気加減弁7および蒸気加減弁2を開閉させ、例えば低負荷時、タービン低圧部3bのタービン排気温度が異常上昇しないよう制御し、供給された蒸気のクーリング運転によりタービン事故の発生を未然に防止している。
【0008】
なお、第1設定器10に予め入力する設定信号は、タービン低圧部3bが定格設計条件における必要最小流量に相当する弁開度になっているが、運転上の操作ミス等を考慮し、安全上、マージンを加えている。
【0009】
また、プロセス側の抽気蒸気の使用増減に基づく負荷変動とタービン低圧部3bのタービン排気温度とを見較べて運転する場合には、上述の第1制御器11からの演算信号を第2設定器14に入力して設定信号とし、その設定信号に遮断器15の発電機4側に設けた負荷検出器16からの負荷(出力)信号を突き合せ、偏差が生じると、その偏差を第2制御器17で演算し、その演算信号を、直接、ガバナ制御部13に送り、ここで電気信号を油圧信号に変換し、変換した油圧信号で抽気加減弁7および蒸気加減弁2を開閉させ、タービン低圧部3bのタービン排気温度が異常上昇しないよう制御することもある。
【0010】
また、例えば、定格運転中、プロセス側の使用蒸気量の増減要求がある場合、蒸気タービンは、上述の抽気加減弁7の弁開度検出器9からの弁開度信号、発電機4の負荷検出器16からの負荷信号、蒸気加減弁2の弁開度検出器18からの弁開度信号のほかに、タービン高圧部3aの出口側に設けた圧力検出器19からのタービン排気圧信号を用いて演算し、その演算信号をガバナ制御部13で油圧信号に変換して蒸気加減弁2および抽気加減弁7を開閉制御させている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
図7で示した従来の抽気復水タービンの制御装置は、例えば低負荷運転中、タービン低圧部3bのタービン排気温度が高温になると、復水器5の継手やタービン最終段落等に過度な熱応力を発生させることになるので、抽気加減弁7の開度信号と予め定められた第1設定器10からの設定信号とを突き合せ、その偏差に基づいて弁開度信号を演算し、その演算信号で抽気加減弁7を開閉させ、蒸気量を制御し、いわゆるクーリング運転状態に維持させている。
【0012】
しかし、第1設定器10は、上述のとおり、運転ミスを考慮し、安全上、マージンを加えた高めの設定値であり、しかも一定の設定値である。このため、蒸気タービンは、定格運転時(設計条件に基づく運転)、無駄のない適正な運転制御ができても、ひとたび設計点を外れた、例えば部分負荷運転に入ると、適正な運転制御ができず、無駄の多い運転制御が強いられる等の問題があった。
【0013】
また、蒸気タービンは、第1設定器10からの設定値が一定の高めの値になっているため、部分負荷運転、タービン低圧部3bに過多の蒸気を流し、タービン最終段落等を過度にクーリングし、再び定格運転に戻すとき、温度差があり過ぎて過度の熱応力を発生させる等の不具合、不都合があった。
【0014】
本発明は、このような事情に基づきなされたもので、実際の運転状況に対応させて蒸気加減弁および抽気加減弁を適正な開度に制御して蒸気量を適正最小限に確保し、蒸気タービンを安定運転させる抽気復水タービンの制御装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る抽気復水タービンの制御装置は、上述の目的を達成するために、請求項1に記載したように、タービン高圧部の入口側に蒸気加減弁を備え、前記タービン高圧部とタービン低圧部との間に抽気加減弁を備え、予め定められた設定信号と前記抽気加減弁の実弁開度信号とを用いて前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁を開閉制御させる抽気復水タービンの制御装置において、部分負荷運転時、前記タービン低圧部がタービン排気温度異常高又は復水器の真空度が異常低にならないよう前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁を適正開度に開閉制御させる弁開閉指令演算部を備えたものである。
【0016】
また、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置は、上述の目的を達成するために、請求項2に記載したように、弁開閉指令演算部は、タービン高圧部からの実抽気蒸気温度信号に基づいて弁開度信号を演算する関数発生器と、タービン低圧部からの実タービン排気温度信号に基づいてバイアスを演算し、そのバイアスを前記関数発生器から与えられる弁開度信号に加える加算器と、この加算器からの出力のうち、弁開度信号が予め決められた上限値と下限値を超えているとこの上限値または下限値を出力するリミッタと、このリミッタの出力を設定値とし、前記抽気加減弁からの実弁開度信号とで弁開度を演算し、その演算信号を前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁に与えて開閉制御させるものである。
【0017】
また、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置は、上述の目的を達成するために、請求項3に記載したように、弁開閉指令演算部は、タービン高圧部からの実抽気蒸気温度信号に基づいて弁開度信号を演算する関数発生器と、タービン低圧部からの実タービン排気温度信号に基づいてバイアスを演算し、そのバイアスを前記関数発生器から与えられる弁開度信号に加える加算器と、この加算器からの出力を設定値とし、前記抽気加減弁からの実弁開度信号とで弁開度を演算し、その演算信号を前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁に与えて開閉制御させるものである。
【0018】
また、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置は、上述の目的を達成するために、請求項4に記載したように、弁開閉指令演算部は、タービン高圧部からの実抽気蒸気温度信号に基づいて弁開度信号を演算する関数発生器と、この関数発生器からの出力のうち、弁開度信号が予め決められた上限値と下限値を超えているとこの上限値または下限値を出力するリミッタと、このリミッタの出力を設定値とし、前記抽気加減弁からの実弁開度信号とで弁開度を演算し、その演算信号を前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁に与えて開閉制御させるものである。
【0019】
また、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置は、上述の目的を達成するために、請求項5に記載したように、弁開閉指令演算部は、タービン高圧部からの実抽気蒸気温度信号に基づいて弁開度信号を演算する関数発生器と、この関数発生器からの弁開度信号を設定値とし、前記抽気加減弁からの実弁開度信号とで弁開度を演算し、その演算信号を前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁に与えて開閉制御させるものである。
【0020】
また、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置は、上述の目的を達成するために、請求項6に記載したように、弁開閉指令演算部は、予め定められた弁開度信号を出力する弁開度設定器と、タービン低圧部からの実タービン排気温度信号に基づいてバイアスを演算し、そのバイアスを前記弁開度設定器から与えられる弁開度信号に加える加算器と、この加算器からの出力のうち、弁開度信号が予め決められた上限値と下限値を超えているとこの上限値または下限値を出力するリミッタと、このリミッタの出力を設定値とし、前記抽気加減弁からの実弁開度信号とで弁開度を演算し、その演算信号を前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁に与えて開閉制御させるものである。
【0021】
また、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置は、上述の目的を達成するために、請求項7に記載したように、弁開閉指令演算部は、予め定められた弁開度信号を出力する弁開度設定器と、タービン低圧部からの実タービン排気温度信号に基づいてバイアスを演算し、そのバイアスを前記弁開度設定器から与えられる弁開度信号に加える加算器と、この加算器からの出力を設定値とし、前記抽気加減弁からの実弁開度信号とで弁開度を演算し、その演算信号を前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁に与えて開閉制御させるものである。
【0022】
また、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置は、上述の目的を達成するために、請求項8に記載したように、加算器は、タービン低圧部からの実タービン排気温度信号に、設定器からの予め定められた設定信号を突き合せ、偏差が出たとき、その偏差をバイアスとして演算する制御器を備えているものである。
【0023】
また、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置は、上述の目的を達成するために、請求項9に記載したように、リミッタは、前記弁開度信号に対する上限値と下限値を予め格納するとともに、復水器からの実真空度信号と真空度制限値とから演算される偏差が入力される一方、前記加算器から入力された弁開度信号と前記偏差とを比較演算することにより前記偏差が零にならないよう前記弁開度信号を前記上限値または下限値内に制限して出力するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置の実施形態を図面および図面に付した符号を引用して説明する。
【0025】
図1は、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置の第1実施形態を示す制御ブロック図である。
【0026】
本実施形態に係る抽気復水タービンの制御装置は、運転状況に対応させて弁開度信号を演算する弁開度指令演算部21を設けたものである。
【0027】
また、本実施形態に適用する抽気復水タービンは、タービン高圧部22aとタービン低圧部22bとを備える蒸気タービン22に発電機23を軸直結させるとともに、タービン高圧部22aの入口側に蒸気加減弁24を、また、タービン高圧部22aとタービン低圧部22bとの間に抽気加減弁25をそれぞれ備える一方、タービン低圧部22bの出口側に復水器26を備える構成になっている。
【0028】
また、抽気復水タービンは、蒸気加減弁24の入口側にボイラ27を備え、ボイラ27で発生した蒸気を蒸気加減弁24で流量制御し、流量制御後の蒸気を蒸気タービン22のタービン高圧部22aで膨張仕事をさせて発電機23を駆動するとともに、膨張仕事を終えたタービン排気の一部を抽気管28を介して抽気してプロセス側に供給するようになっている。
【0029】
また、抽気復水タービンは、蒸気タービン22のタービン高圧部22aで膨張仕事を終えたタービン排気の残りを抽気加減弁25で流量制御し、流量制御後の蒸気を蒸気タービン22のタービン低圧部22bで膨張仕事をさせて発電機23を駆動するとともに、膨張仕事を終えたタービン排気を復水器26で凝縮させている。
【0030】
このような構成を備える抽気復水タービンは、定格運転時、タービン高圧部22a、タービン低圧部22bともに比較的多量の蒸気が流れていても、部分負荷運転になると、蒸気量が少なくなる。特に、部分負荷運転時のタービン低圧部22bには、蒸気量が少なくなると、タービン動翼の回転中に発生する、いわゆる風損と呼ばれる回転摩擦熱等によりタービン最終段落が過加熱し、過度な熱応力が発生する。
【0031】
したがって、部分負荷運転時、抽気復水タービンは、抽気加減弁25を適正開度に制御し、いわゆるタービン低圧部22bに最小流量の蒸気を供給するクーリング運転が必要とされる。
【0032】
本実施形態は、このような運転制御に対処させたもので、蒸気加減弁24および抽気加減弁25に弁開度指令演算部21が設けられる。
【0033】
この弁開度指令演算部21は、例えば抽気蒸気温度と加減弁開度との関係を示す折れ線グラフを組み込んだ関数発生器29を備え、抽気管28の温度検出器30で検出したプロセス用の抽気蒸気の実温度に基づいて弁開度信号を演算し、加算器31に与えている。
【0034】
加算器31は、設定器32、制御器33を備え、設定器32からの予め定められた設定温度信号に、タービン低圧部22bの出口側に設けた温度検出器34で検出された実タービン排気温度信号を突き合せ、偏差が出ると制御器33で演算し、その演算信号をバイアス値として用いる。
【0035】
加算器31は、関数発生器29からの弁開度信号に制御器33からのバイアス値が加えられ、そのバイアス信号を予め定められた上限値と下限値の間に制限するリミッタ35に与えている。
【0036】
復水器26に設けられた真空度検出器36で検出された真空度信号は、予め設定器37に格納された真空度制限値と比較演算器38にて比較演算される。比較演算器38は、真空度信号と真空度制限値との偏差を算出しリミッタ35へ出力する。リミッタ35では、加減器31からの弁開度信号と比較演算器38から入力された偏差とを比較演算し、加減弁の開度により偏差が零にならないように、予めリミッタ35内に格納された開度制限値内に制限して出力する。
【0037】
第1設定器39は、リミッタ35からの信号と抽気加減弁25の弁開度検出器40からの弁開度信号とを突き合せ、偏差が生ずると、その偏差を第1制御器41で演算し、その演算信号を信号切替器42の接点Xを介して電気油圧式のガバナ制御部43に送り、ここで電気信号を油圧信号に変換し、変換した油圧信号で抽気加減弁25および蒸気加減弁24を開閉させ、部分負荷運転時、タービン低圧部22bのタービン排気温度が異常上昇しないように制御し、適正な蒸気量に基づくクーリングによりタービン事故の発生を未然に防止するようになっている。
【0038】
なお、プロセス側の抽気蒸気の使用増減に基づく負荷変動とタービン低圧部22bのタービン排気温度とを見較べて運転する場合には、上述の第1制御器41からの演算信号を第2設定器44に入力して設定信号とし、その設定信号に遮断器45の発電機23側に設けた負荷検出器46からの負荷(出力)信号を突き合せ、偏差が生じると、その偏差を第2制御器47で演算し、その演算信号を、直接ガバナ制御部43に送り、ここで電気信号を油圧信号に変換し、変換した油圧信号で抽気加減弁25および蒸気加減弁24を開閉させ、タービン低圧部22bのタービン排気温度が異常上昇しないように制御することもある。
【0039】
また、例えば、定格運転中、プロセス側の使用蒸気量の増減要求がある場合、蒸気タービンは、上述の抽気加減弁25の弁開度検出器40からの弁開度信号、発電機23の負荷検出器46からの負荷信号、蒸気加減弁24の弁開度検出器48から弁開度信号のほかに、タービン高圧部22aの出口側に設けた圧力検出器49からのタービン排気圧信号を用いて演算し、その演算信号をガバナ制御部43で油圧信号に変換して蒸気加減弁24および抽気加減弁25を開閉させている。
【0040】
このように、本実施形態は、部分負荷運転時、タービン低圧部22bのタービン排気温度が異常上昇しないように、タービン高圧部22aの実抽気蒸気温度信号とタービン低圧部22bの実タービン排気温度信号とを用いて演算し、蒸気加減弁24および抽気加減弁25を適正開度に制御するので、最小限度の蒸気量でタービン排気温度の異常上昇に基づく損傷から蒸気タービン22を未然に保護することができ、蒸気タービン22に安定運転を行わせることができる。
【0041】
また、本実施形態は、タービン高圧部22aからプロセス側へ供給する抽気蒸気の温度に基づいて抽気加減弁25の弁開度を制御するので、部分負荷運転でも適正最小量の蒸気をタービン低圧部22bに供給することができ、復水器23の真空度の過度な上昇防止と相俟って蒸気タービン22の事故を未然に防止することができる。
【0042】
図2は、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置の第2実施形態を示す制御ブロック図である。
【0043】
なお、第1実施形態の構成部分と同一構成部分には同一符号を付す。
【0044】
本実施形態に係る抽気復水タービンの制御装置は、部分負荷運転時、タービン高圧部22aおよびタービン低圧部22bのそれぞれに適正蒸気量が流れるようにする一方、タービン低圧部22bのタービン排気温度が異常上昇しないように、蒸気加減弁24および抽気加減弁25のそれぞれに適正弁開度を与える弁開度指令演算部21を設けたものである。
【0045】
この弁開度指令演算部21は、タービン高圧部22aにおける抽気管28の温度検出器30で検出された実抽気蒸気温度に基づいて弁開度を演算する関数発生器29と、タービン低圧部22bの温度検出器34で検出された実タービン排気温度に基づいてバイアス信号を演算し、そのバイアス信号を上述の関数発生器29の弁開度信号に加える加算器31とを備えたものである。
【0046】
また、加算器31に与えられるバイアス信号は、第1実施形態と同様に、設定器32からの予め定められた設定温度信号に、タービン低圧部22bの出口側に設けた温度検出器34から検出された実タービン排気温度信号を突き合せ、偏差が出ると、その偏差を演算器33で演算する演算信号が用いられる。
【0047】
なお、他の構成部分は、第1実施形態の構成部分と同一なので、その重複説明を省略する。
【0048】
このように、本実施形態は、部分負荷運転時、タービン低圧部22bのタービン排気温度が異常上昇しないように、タービン高圧部22aの実抽気蒸気温度信号とタービン低圧部22bにおける温度検出器34の実タービン排気温度信号とを用いて演算し、蒸気加減弁24および抽気加減弁25を適正開度に制御するので、最小限度の蒸気量でタービン排気温度の異常上昇に基づく損傷から蒸気タービン22を未然に保護することができる。
【0049】
図3は、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置の第3実施形態を示す制御ブロック図である。
【0050】
なお、第1実施形態の構成部分と同一構成部分には同一符号を付す。
【0051】
本実施形態に係る抽気復水タービンの制御装置に組み込む弁開度指令演算部21は、タービン高圧部22aにおける抽気管28の温度検出器30から検出された実抽気蒸気温度に基づいて弁開度を演算する関数発生器29と、復水器26の真空度検出器36で検出された実真空度に基づいて演算し、その演算信号のうち、上限値と下限値とを設けたリミッタ35とを備えたものである。
【0052】
復水器26に設けられた真空度検出器36で検出された真空度信号は、予め設定器37に格納された真空度制限値と比較演算器38にて比較演算される。比較演算器38は、真空度信号と真空度制限値との偏差を算出しリミッタ35へ出力する。リミッタ35では、加減器31からの弁開度信号と比較演算器38から入力された偏差とを比較演算し、加減弁の開度により偏差が零にならないように、予めリミッタ35内に格納された開度制限値内に制限して出力する。
【0053】
なお、他の構成部分は、第1実施形態の構成部分と同一なので、その重複説明を省略する。
【0054】
このように、本実施形態は、部分負荷運転時、タービン低圧部22bのタービン排気温度が異常上昇しないように、タービン高圧部22aの抽気蒸気温度信号と復水器26における真空度検出器36の真空度信号を用いて演算し、その演算信号をリミッタ35に入力して関数発生器29からの演算信号に制限を加え、蒸気加減弁24および抽気加減弁25を適正開度に制御するので、復水器23の真空度の過度な上昇防止と相俟って最小限度の蒸気量でタービン排気温度の異常上昇に基づく損傷から蒸気タービン22を未然に保護することができる。
【0055】
なお、本実施形態は、関数発生器29で演算された弁開度演算信号のうち、上限値と下限値を制限するリミッタ35を設けたが、この例に限らず、例えば、図4に示すように、関数発生器29で演算した弁開度演算信号を、直接第1設定器39に与え、この弁開度演算信号を設定値とし、抽気加減弁25の弁開度検出器40からの弁開度信号と突き合せて第1制御器41で演算し、その演算信号を信号切替器42、ガバナ制御部43を介して蒸気加減弁24および抽気加減弁25に与え、蒸気加減弁24および抽気加減弁25を開閉制御させてもよい。
【0056】
図5は、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置の第5実施形態を示す制御ブロック図である。
【0057】
なお、第1実施形態の構成部分と同一構成部分には同一符号を付す。
【0058】
本実施形態に係る抽気復水タービンの制御装置に組み込む弁開度指令演算部21は、予め定められた弁開度設定信号を出す弁開度設定器50と、タービン低圧部22bの温度検出器34から検出された実タービン排気温度と設定器32からの設定温度信号とを突き合せ、偏差が出ると、その偏差を制御器33で演算し、その演算信号をバイアス値とし、上述の弁開度設定器50からの弁開度設定信号に加える加算器31と、復水器26の真空度検出器36から検出された真空度信号に、設定器37からの設定信号を比較演算器38で突き合せ、偏差が出ると、その偏差を演算してとして出力するリミッタ35とを備えたものである。
【0059】
また、本実施形態に係る抽気復水タービンの制御装置に組み込む弁開度指令演算部21は、リミッタ35から出た弁開度信号を抽気加減弁25の弁開度検出器40から検出された実弁開度信号に突き合せ、偏差が出ると、その偏差を第1制御器41で演算し、その演算信号を信号切替器42、ガバナ制御部43を介して蒸気加減弁24および抽気加減弁25に与え、蒸気加減弁24および抽気加減弁25を開閉制御させる構成になっている。
【0060】
なお、他の構成部分は、第1実施形態の構成部分と同一なので、その重複説明を省略する。
【0061】
このように、本実施形態は、部分負荷運転時、タービン低圧部22bのタービン排気温度が異常上昇しないように、予め定められた弁開度設定信号とタービン低圧部22bのタービン排気温度信号とを用いて演算し、蒸気加減弁24および抽気加減弁25を適正開度に制御するので、最小限度の蒸気量でタービン排気温度の異常上昇に基づく損傷から蒸気タービン22を未然に保護することができ、蒸気タービン22に安定運転を行わせることができる。
【0062】
また、本実施形態は、タービン高圧部22aからプロセス側へ供給する抽気蒸気の温度に上限、下限の制限を加えて蒸気加減弁24および抽気加減弁25の弁開度を制御するので、部分負荷運転でも適正最小流量の蒸気をタービン低圧部22bに供給することができ、復水器23の真空度の過度な上昇防止と相俟って蒸気タービン22の事故を未然に防止することができる。
【0063】
図6は、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置の第6実施形態を示す制御ブロック図である。
【0064】
なお、第1実施形態の構成部分と同一構成部分には同一符号を付す。
【0065】
本実施形態に係る抽気復水タービンの制御装置に組み込む弁開度指令演算部21は、予め定めた弁開度設定信号を出す弁開度設定器50と、タービン低圧部22bの温度検出器34で検出された実タービン排気温度と予め求められた温度を格納した設定器32からの設定信号とを突き合せ、偏差が出ると、その偏差を制御器33で演算し、その演算信号をバイアス値とし、上述の弁開度設定器50からの弁開度設定信号に加える加算器31とを備えたものである。
【0066】
また、本実施形態に係る抽気復水タービンの制御装置に組み込む弁開度指令演算部21は、加算器31から出た弁開度信号を抽気加減弁25の弁開度検出器40から検出された実弁開度信号に突き合せ、偏差が出ると、その偏差を第1制御器41で演算し、その演算信号をバイアスとし、上述の弁開度設定器50からの弁開度設定信号に加える加算器31とを備えたものである。
【0067】
また、本実施形態に係る抽気復水タービンの制御装置に組み込む弁開度指令演算部21は、加算器31から出た弁開度信号を抽気加減弁25の弁開度検出器40から検出された実弁開度信号に突き合せ、偏差が出ると、その偏差を第1制御器41で演算し、その演算信号を信号切替器42、ガバナ制御部43を介して蒸気加減弁24および抽気加減弁25に与え、蒸気加減弁24および抽気加減弁25を開閉制御させる構成になっている。
【0068】
なお、他の構成部分は、第1実施形態の構成部分と同一なので、その重複説明を省略する。
【0069】
このように、本実施形態は、部分負荷運転時、タービン低圧部22bのタービン排気温度が異常上昇しないように、弁開度設定器50からの予め定められた弁開度設定信号とタービン低圧部22bにおける温度検出器34の実タービン排気温度信号とを用いて演算し、蒸気加減弁24および抽気加減弁25を適正開度に制御するので、最小限度の蒸気量でタービン排気温度の異常上昇に基づく損傷から蒸気タービン22を未然に保護することができる。
【0070】
【発明の効果】
以上の説明の通り、本発明に係る抽気復水タービンの制御装置は、部分負荷運転時、タービン低圧部のタービン排気温度が異常上昇しないように、タービン高圧部の抽気蒸気温度、抽気加減弁の弁開度、タービン低圧部のタービン排気温度、復水器の真空度、発電機の負荷、弁開度設定器からの予め定められた設定値のうち、少なくとも二つ以上の信号を用いて演算し、蒸気加減弁および抽気加減弁を適正開度に制御し、最小限の流量の蒸気をタービン低圧部に供給するので、蒸気タービンに事故発生の殆どない安定運転を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る抽気復水タービンの制御装置の第1実施形態を示す制御ブロック図。
【図2】本発明に係る抽気復水タービンの制御装置の第2実施形態を示す制御ブロック図。
【図3】本発明に係る抽気復水タービンの制御装置の第3実施形態を示す制御ブロック図。
【図4】本発明に係る抽気復水タービンの制御装置の第4実施形態を示す制御ブロック図。
【図5】本発明に係る抽気復水タービンの制御装置の第5実施形態を示す制御ブロック図。
【図6】本発明に係る抽気復水タービンの制御装置の第6実施形態を示す制御ブロック図。
【図7】従来の抽気復水タービンの制御装置を示す制御ブロック図。
【符号の説明】
1 ボイラ
2 蒸気加減弁
3 蒸気タービン
3a タービン高圧部
3b タービン低圧部
4 発電機
5 復水器
6 抽気管
7 抽気加減弁
8 弁開閉指令演算部
9 弁開度検出器
10 第1設定器
11 第1制御器
12 信号切替器
13 ガバナ制御部
14 第2設定器
15 遮断器
16 負荷検出器
17 第2制御器
18 弁開度検出器
19 圧力検出器
21 弁開閉指令演算部
22 蒸気タービン
22a タービン高圧部
22b タービン低圧部
23 発電機
24 蒸気加減弁
25 抽気加減弁
26 復水器
27 ボイラ
28 抽気管
29 関数発生器
30 温度検出器
31 加算器
32 設定器
33 制御器
34 温度検出器
35 リミッタ
36 真空度検出器
37 設定器
38 比較演算器
39 第1設定器
40 弁開度検出器
41 第1制御器
42 信号切替器
43 ガバナ制御部
44 第2設定器
45 遮断器
46 負荷検出器
47 第2設定器
48 弁開度検出器
49 圧力検出器
50 弁開度検出器

Claims (9)

  1. タービン高圧部の入口側に蒸気加減弁を備え、前記タービン高圧部とタービン低圧部との間に抽気加減弁を備え、予め定められた設定信号と前記抽気加減弁の実弁開度信号とを用いて前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁を開閉制御させる抽気復水タービンの制御装置において、部分負荷運転時、前記タービン低圧部がタービン排気温度異常高または復水器の真空度が異常低にならないよう前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁を適正開度に開閉制御させる弁開閉指令演算部を備えたことを特徴とする抽気復水タービンの制御装置。
  2. 弁開閉指令演算部は、タービン高圧部からの実抽気蒸気温度信号に基づいて弁開度信号を演算する関数発生器と、タービン低圧部からの実タービン排気温度信号に基づいてバイアスを演算し、そのバイアスを前記関数発生器から与えられる弁開度信号に加える加算器と、この加算器からの出力のうち、弁開度信号が予め決められた上限値と下限値を超えているとこの上限値または下限値を出力するリミッタと、このリミッタの出力を設定値とし、前記抽気加減弁からの実弁開度信号とで弁開度を演算し、その演算信号を前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁に与えて開閉制御させることを特徴とする請求項1記載の抽気復水タービンの制御装置。
  3. 弁開閉指令演算部は、タービン高圧部からの実抽気蒸気温度信号に基づいて弁開度信号を演算する関数発生器と、タービン低圧部からの実タービン排気温度信号に基づいてバイアスを演算し、そのバイアスを前記関数発生器から与えられる弁開度信号に加える加算器と、この加算器からの出力を設定値とし、前記抽気加減弁からの実弁開度信号とで弁開度を演算し、その演算信号を前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁に与えて開閉制御させることを特徴とする請求項1記載の抽気復水タービンの制御装置。
  4. 弁開閉指令演算部は、タービン高圧部からの実抽気蒸気温度信号に基づいて弁開度信号を演算する関数発生器と、この関数発生器からの出力のうち、弁開度信号が予め決められた上限値と下限値を超えているとこの上限値または下限値を出力するリミッタと、このリミッタの出力を設定値とし、前記抽気加減弁からの実弁開度信号とで弁開度を演算し、その演算信号を前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁に与えて開閉制御させることを特徴とする請求項1記載の抽気復水タービンの制御装置。
  5. 弁開閉指令演算部は、タービン高圧部からの実抽気蒸気温度信号に基づいて弁開度信号を演算する関数発生器と、この関数発生器からの弁開度信号を設定値とし、前記抽気加減弁からの実弁開度信号とで弁開度を演算し、その演算信号を前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁に与えて開閉制御させることを特徴とする請求項1記載の抽気復水タービンの制御装置。
  6. 弁開閉指令演算部は、予め定められた弁開度信号を出力する弁開度設定器と、タービン低圧部からの実タービン排気温度信号に基づいてバイアスを演算し、そのバイアスを前記弁開度設定器から与えられる弁開度信号に加える加算器と、この加算器からの出力のうち、弁開度信号が予め決められた上限値と下限値を超えているとこの上限値または下限値を出力するリミッタと、このリミッタの出力を設定値とし、前記抽気加減弁からの実弁開度信号とで弁開度を演算し、その演算信号を前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁に与えて開閉制御させることを特徴とする請求項1記載の抽気復水タービンの制御装置。
  7. 弁開閉指令演算部は、予め定められた弁開度信号を出力する弁開度設定器と、タービン低圧部からの実タービン排気温度信号に基づいてバイアスを演算し、そのバイアスを前記弁開度設定器から与えられる弁開度信号に加える加算器と、この加算器からの出力を設定値とし、前記抽気加減弁からの実弁開度信号とで弁開度を演算し、その演算信号を前記蒸気加減弁および前記抽気加減弁に与えて開閉制御させることを特徴とする請求項1記載の抽気復水タービンの制御装置。
  8. 加算器は、タービン低圧部からの実タービン排気温度信号に、設定器からの予め定められた設定信号を突き合せ、偏差が出たとき、その偏差をバイアスとして演算する制御器を備えていることを特徴とする請求項2,3,6または7のいずれか1項に記載の抽気復水タービンの制御装置。
  9. リミッタは、前記弁開度信号に対する上限値と下限値を予め格納するとともに、復水器からの実真空度信号と真空度制限値とから演算される偏差が入力される一方、前記加算器から入力された弁開度信号と前記偏差とを比較演算することにより前記偏差が零にならないよう前記弁開度信号を前記上限値または下限値内に制限して出力することを特徴とする請求項2,4または6記載の抽気復水タービンの制御装置。
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