JP2004169208A - 授乳用ブラジャー - Google Patents

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由季 池原
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

【課題】妊産婦の急激な乳房の大きさの変動に柔軟に対応でき、乳房の保持を確実にできる授乳用ブラジャーを提供する。
【解決手段】左右のカップ部20,21は、上部パッド体100と下部パッド体101と、カップ本体50,51の頂部を横切るように縫製して上下に区画された上部ポケット部160,170と下部ポケット部161,171とを有する。上部ポケット部160,170は、カップ本体50,51の一部分を縫合し上部パッド体100を挿入するための第1開口部200,210を設けて構成されている。下部ポケット部161,171は、カップ本体50,51の別の一部分を縫合し、下部パッド体101を挿入するための第2開口部201,211を設けて構成され、上部パッド体100と下部パッド体101は実質的に横長形状で、下部パッド体101が上部パッド体100に比べて上下方向の高さおよび面積が大きく形成されている。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、授乳用ブラジャーに関し、特に妊娠、出産そして授乳期における女性の乳房の形状の変化に対応して、乳房を保持することができる授乳用ブラジャーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
授乳用ブラジャーは、妊娠〜出産〜授乳期において使用される。妊娠〜出産〜授乳期における女性の乳房の形状は大きく変化し、特に急激な変化に伴って、授乳用ブラジャーは段階的にカップ部の大きさを変更する必要がある。
女性の乳房は、妊娠初期(4ヶ月)から9ヶ月乃至10ヶ月までの間で、胸囲がたとえば6cm乃至7cm程度増加することが報告されている。たとえば妊娠初期(4ヶ月)では胸囲の平均値が82.92cmであるのに対して、10ヶ月目では89.53cmまで増加する。そして出産後には、10ヶ月の時点の胸囲の大きさから3cm程度減少する。このように妊産婦の乳房の大きさは急激に変動する。
従来このような乳房の変化に伴って使用する授乳用ブラジャーとしては、複数のパッドを使用する例がある。(たとえば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実用新案登録第3086371号公報(第1頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来の授乳用ブラジャーでは、乳房におけるバストアップおよびバストセンター寄せ用として使用するためのいわゆる乳房の補正のみを行うようになっているために、妊娠〜出産〜授乳期の乳房の変化に対して柔軟に対応する構造とはなっていない。
そこで本発明は上記課題を解消し、妊産婦の急激な乳房の大きさの変動に対して柔軟に対応することができ、乳房の保持を確実に行うことができる授乳用ブラジャーを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、乳房を覆うための左右のカップ部と、前記左右のカップ部の外側縁部に取り付けられて背中側で長さが調整可能で着脱自在になっている左右の後ろ身頃部と、前記左右のカップ部の上方側と前記背中側の前記後ろ身頃部を連結する左右のストラップ部と、を有する授乳用ブラジャーであり、前記左右のカップ部は、カップ本体と、前記カップ本体に着脱可能な上部パッド体と下部パッド体で構成されており、前記カップ本体の頂部を横切るように縫製することで、前記カップ本体は、前記カップ本体の上下に区画された上部ポケット部と下部ポケット部とを有し、前記上部ポケット部は、前記カップ本体の一部分を縫合して、前記一部分とは逆の位置の前記カップ本体の他の部分に前記上部パッド体を着脱可能とするための第1開口部を設けることで構成されており、前記下部ポケット部は、前記カップ本体の別の一部分を縫合して、前記別の一部分とは逆の位置の前記カップ本体の別の他の部分に前記下部パッド体を着脱可能とするための第2開口部を設けることで構成され、前記上部パッド体と前記下部パッド体は、実質的に横長形状を有し、前記下部パッド体が前記上部パッド体に比べて上下方向の高さおよび面積が大きく形成されていることを特徴とする授乳用ブラジャーである。
【0006】
請求項1では、左右のカップ部は乳房を覆うためのものである。左右の後ろ身頃部は、左右のカップ部の外側縁部に取り付けられて、体型の違いに対応すると共に、妊産婦の乳房の変化に対応できるよう、背中側で長さが調整可能で着脱自在になっている。
左右のストラップ部は、左右のカップ部の上方側と背中側の後ろ身頃部を連結する。
左右のカップ部は、カップ本体と上部パッド体、下部パッド体および上部ポケット部と下部ポケット部を有している。
上部パッド体と下部パッド体はカップ本体に着脱可能なものである。上部ポケット部と下部ポケット部は、カップ本体の頂部を横切るように縫製することでカップ本体において上下にそれぞれ区画されたポケット状とされている。
【0007】
上部ポケット部は、カップ本体の一部分を縫合して、その一部分とは逆の位置のカップ本体の他の部分に第1開口部を設けることで構成されている。この第1開口部は、上部パッド体を着脱可能にするための開口部である。
下部ポケット部は、カップ本体の別の一部分を縫合して、別の一部分と逆の位置のカップ本体の別の他の部分に第2開口部を設けることで構成されている。この第2開口部は、下部パッド体を着脱可能にするようになっている開口部である。
上部パッド体と下部パッド体は、実質的に横長形状を有している。下部パッド体が上部パッド体に比べて上下方向の高さおよび面積が大きく形成されている。
【0008】
これにより、使用者の妊娠初期(4ヶ月)から9ヶ月乃至10ヶ月までと出産後において、使用者(妊産婦)の急激な乳房の大きさの変動に対して柔軟に対応して、乳房を確実に保持および保護することができる。すなわち、上部パッド体と下部パッド体の大きさを適度に選択して使用することで、妊娠初期から授乳後期以降までも使用することができるのである。
【0009】
上部パッド体は上部ポケット部の第1開口部を用いて出し入れすることで簡単に着脱することができる。同様にして下部パッド体も下部ポケット部の第2開口部を用いて簡単に着脱することができる。
上部パッド体と下部パッド体は実質的に横長形状になっているので、乳房の形状に合わせて、フィットしやすく、上部ポケット部と下部ポケット部への出し入れが容易にでき、上部パッド体は乳房の上部の位置に対応し、下部パッド体は乳房の下部に対応して配置して、乳房を保持する。下部パッド体が上部パッド体に比べて上下方向の高さおよび面積が大きく形成されていることから、下部パッド体は乳房を下部からしっかりと支え、より確実に保持することができる。上部パッド体と下部パッド体の装着を選択して使用することにより、妊産婦の急激な乳房の大きさの変動に対応して乳房を保持することができるとともに乳房の形状の調整を行うことができる。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1に記載の授乳用ブラジャーにおいて、前記上部ポケット部の前記第1開口部は、前記左右のカップ本体における幅方向の外側領域において上下方向に形成され、前記下部ポケット部の前記第2開口部は、前記左右のカップ本体の前記幅方向の中央領域よりも内側の位置に上下方向に形成されている。
【0011】
請求項2では、上部ポケット部の第1開口部は、左右のカップ本体における幅方向の外側領域において、上下方向に形成されている。下部ポケット部の第2開口部は、左右のカップ本体の幅方向の中央領域よりも内側の位置に上下に沿って形成されている。従って上部パッド体は第1開口部を通じてほぼ水平方向に容易に上部ポケット部の中に出し入れすることができる。同様にして下部パッド体は第2開口部を通じて下部ポケット部に対してほぼ水平方向に容易に出し入れすることができる。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の授乳用ブラジャーにおいて、前記上部パッド体の上辺部と下辺部は、ともに上方に向けて凸状になるような湾曲形状を有している。
【0013】
請求項3では、上部パッド体の上辺部と下辺部はともに上方に向けて凸状になるような湾曲形状を有している。
これにより、上部パッド体に比べて上下方向の高さの大きい下部パッド体に沿って、上部パッド体を配置することができ、乳房の上側部分と下側部分に沿った立体形状を形成しやすい。
【0014】
請求項4の発明は、請求項1または請求項2に記載の授乳用ブラジャーにおいて、前記下部ポケット部は、前記左右のカップ本体における頂部近傍から下方に向かって、第2開口部が形成されており、前記下部パッド体は、前記第2開口部に対応する位置に沿って、脆弱部を有している。
【0015】
請求項4では、下部ポケット部で最も高さが必要となる、頂部近傍に第2開口部が形成されて、下部ポケット部が、左右(内外)に分割されており、下部パッド体は、第2開口部に対応する位置に脆弱部を有している。
これによって、高さを有する下部パッド体の最大高さ部と同じ位置に第2開口部が形成されることで、下部ポケット部への着脱が行いやすい。また、下部ポケット部内における下部パッド体の位置ずれがおこりづらい。
更に、下部パッド体は脆弱部において折りやすい構造になるので、使用者は脆弱部に沿って屈曲させて、下部パッド体を下部ポケット部内に挿入したりあるいは下部ポケット部から取り出すことが容易にできる。しかも脆弱部を備えて屈曲しやすいことにより、下部パッド体は乳房の形に沿って立体形状を形成して維持しやすくなる。
【0016】
請求項5の発明は、請求項1または請求項2に記載の授乳用ブラジャーにおいて、前記下部パッド体の上下方向に関する幅寸法は、前記下部パッド体の中央領域で最も大きく、前記下部パッド体の左右両端側に向かうに従って小さくなっている。
【0017】
請求項5では、下部パッド体の上下方向に関する幅寸法が、下部パッド体の中央領域で最も大きく、下部パッド体の左右両端側に向かうに従って小さくなっている。
これにより、下部パッド体は乳房の下部に合わせた立体形状を得ることができる。
【0018】
請求項6の発明は、請求項1に記載の授乳用ブラジャーにおいて、前記左右のカップ部を連結するための前身頃部の中央領域には、上方にくぼんだ凹形状部分を有している。
【0019】
請求項6では、左右のカップ部を連結するための前身頃部の中央領域には、上方にくぼんだ凹形状部分を有している。腹部をよけるようにこの凹形状部分を設けていることにより、ブラジャーの着用に伴い、前身頃部の中央領域が妊産婦の腹部を圧迫してしまうことを防ぐ。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0021】
図1は、本発明の授乳用ブラジャーの好ましい実施の形態を示しており、図1では使用者Mが授乳用ブラジャー10を装着した状態の一例を示している。
図2は、図1の授乳用ブラジャー10の装飾部分の図示を省略しており、授乳用ブラジャー10の一方のカップ部のカップ本体を取り外して授乳可能とした状態の例を示している。
図3は、図1と図2に示す授乳用ブラジャー10の表面側を示す展開図であり、図4はこの授乳用ブラジャー10の裏面側を示す展開図である。
【0022】
図1と図2に示す授乳用ブラジャー10は、妊娠、出産乃至授乳期における妊産婦の乳房の形状の変化に対応して乳房を保持しかつ保護しながら、乳房の形状を整えることができるブラジャーである。
妊産婦は図では使用者Mと呼ぶ。使用者Mの左右の乳房11,12は、授乳用ブラジャー10により保持および保護されるようになっている。
授乳用ブラジャー10は、マタニティ用ブラジャーとも呼んでいる。この授乳用ブラジャー10は、右側のカップ部20と左側のカップ部21と、右側の後ろ身頃部24と左側の後ろ身頃部25と、右側のストラップ部26と左側のストラップ部27を有している。
右側のカップ部20と左側のカップ部21は、対応する乳首11A,11Bを含む乳房11,12を授乳時にそれぞれ露出可能に覆うためのものである。
【0023】
図3に示すように、右側の後ろ身頃部24は、右側のカップ部20の外側縁部31側に縫合により取り付けられている。左側の後ろ身頃部25は、左側のカップ部21の外側縁部32に縫合により取り付けられている。
図4に示す右側の後ろ身頃部24の裏面側の自由端側にはフック24Aが設けられている。左側の後ろ身頃部25の表面側の自由端側には複数のループ25Aが設けられている。これらのループ25Aが、後ろ身頃部25の長さ方向に関してたとえば4列程度設けられている。このフック24Aが、いずれかの列のループ25Aに引っ掛かることにより、右側の後ろ身頃部24と左側の後ろ身頃部25は着脱可能に連結することができる。右側の後ろ身頃部24と左側の後ろ身頃部25の長さは、使用者(妊産婦ともいう)Mの体型や乳房の変化に応じて調整可能になっている。このループ25Aとフック24Aは、後ろ身頃部の長さ調整部29を構成している。また、後ろ身頃部24,25のカップ部20,21側には、上下方向に右側のワイヤー24Bと左側のワイヤー25Bが設けられることで、乳房やその外側の肉が、背中側に逃げてしまうことを防ぎ、乳房の形状を補正した状態に保つ。
【0024】
図3に示す右側のストラップ部26は、右側のカップ部20と右側の後ろ身頃部24を連結し、カップ部を支え、位置ずれを防ぐための紐状部材である。同様にして左側ストラップ部27は、左側のカップ部21と左側の後ろ身頃部25を連結し、カップ部を支え、位置ずれを防ぐための紐状の部材である。これらの右側のストラップ部26と左側のストラップ部27は、肩紐などとも呼んでいる。右側のストラップ部26の途中には、プラスチック製の長さ調整部材26Aを有している。左側のストラップ部27は、プラスチック製の長さ調整部材27Aを有している。これによって、右側のストラップ部26と左側のストラップ部27は、それぞれ使用者Mの体型に応じて長さの調整を行うことができる。
右側の後ろ身頃部24と左側の後ろ身頃部25は、長手方向に伸縮性を有するたとえばサテンネットやストレッチサテン、パワーネット等の伸縮性素材により作られており、縁部に同様の伸縮性を有する片ピコゴム等の平ゴムを縫合している。右側のストラップ部26と左側のストラップ部27は、やはり長手方向に伸縮性をある程度有する材質である博多織やニードル等のポリウレタン等の弾性体を含む紐状の織物により作られている。
【0025】
次に、図1に示す右側のカップ部20と左側のカップ部21の構造について説明する。
左右のカップ部20,21は、図3に示すように左右のカップ本体50,51をそれぞれ備えている。
前身頃部40は、左右のカップ部20,21を連結するための部分である。前身頃部40の中央領域には、上方にくぼんだ凹形状部分40Aが形成されている。この凹形状部分40Aが腹部をよけるように上方に湾曲することにより、前身頃部40が使用者Mの腹部へ圧迫力を与えるのを防いでいる。
【0026】
前身頃部40の外側縁部31は、後ろ身頃部24の端部が縫合して連結されている。同様にして前身頃部40のもう1つの外側縁部32は、後ろ身頃部25が縫合により連結されている。前身頃部40は、乳房11,12の下側を支えるための部材であり、例えば図5の断面図に示すように、表地40B、裏地40C、およびカップ身生地40Dを有している。カップ身生地40Dは、表地40Bと裏地40Cの間に配置されている。表地40Bは例えばレース等を用いており、裏地40Cの材質としては、妊産婦等の敏感な肌に直接触れるため、吸収性を有しつつ、充分やわらかいものであると共に、後述するようにパッド体100,101の出し入れを行える程度の伸縮性を有するものである必要性があり、綿天竺等を用いている。
【0027】
後で説明する上部パッド体100と下部パッド体101は、カップ身生地40Dと裏地40Cの間に着脱可能に挿入されるようになっている。
図5に示す裏地40Cの中間部分40Eは、カップ身生地40D側に対して縫合されている。図3に示すように前身頃部40は、カップ本体50,51に対応して、ワイヤー部60,61を有している。右側のワイヤー部60は、カップ本体50の下側に対応するように湾曲状に形成されていて、一方の乳房11の下側を支えるものである。もう1つのワイヤー部61は、カップ本体51の下側に対応するように湾曲状に形成されていて、もう1つの乳房12の下側を支えるためのものである。ワイヤー部60,61は、例えば弾性変形可能なプラスチックにより作られている。
【0028】
次に、カップ本体50,51についてさらに説明する。
カップ本体50は、右側のカップ部20側において開閉可能に設けられている。もう1つのカップ本体51は、左側のカップ部21において開閉可能に設けられている。
図3に示すカップ本体50の上縁部50Eは、ストラップ部26に対して連結部150により着脱可能に連結されている。同様にしてカップ本体51の上縁部51Eは、ストラップ部27に対して連結部151により着脱可能に連結されている。
【0029】
図4に示すように右側のストラップ部26の一端部26Gは、後ろ身頃部24に対して縫合されている。ストラップ部27の一端部27Gは、後ろ身頃部25に対して縫合されている。
ストラップ部26の他端部26Hは、右カップ部20の内側において下側で縫合されている。同様にしてストラップ部27の他端部27Hは、左側のカップ部21の内側において下側で縫合されている。
【0030】
図4において右側のストラップ部26の途中部分には、上述した連結部150が設けられており、この連結部150において連結を外すことにより、図3に示す上縁部50Eが取り外せる。同様にして図4における連結部151の連結を外すことにより、図3に示すカップ本体51の上縁部51Eを取り外せる。このような連結部150,151の連結解除により、図4に示すストラップ部26の延長部分26Jとカップ本体50の上縁部50Eを分離することができ、ストラップ部27の延長部分27Jとカップ本体51の上縁部51Eを分離することができる。この延長部分26J,27Jは乳首の外側を通るように配置されている。
【0031】
図2では、連結部150を外し、ストラップ部26からカップ本体50の上縁部50Eが取り外されて、下側にめくった状態を示している。これによって、乳房11の乳首11Aは、カップ本体50から露出することができるので、授乳用ブラジャー10は授乳可能な状態になる。
なお、乳首を露出するために、前身頃部40に連結具を設け、外側にめくることができる構成としてもよい。
図3に示す右側のカップ部20は、カップ本体50と上部パッド体100と下部パッド体101を有している。同様にして左側のカップ部21は、カップ本体51と上部パッド体100と下部パッド体101を有している。
両側の上部パッド体100と下部パッド体101は、たとえば表裏をかえることでどちらのカップ本体にも使うことができる。
【0032】
図4に示すように右側のカップ本体50は、上部ポケット部160と下部ポケット部161を有している。左側のカップ本体51は、上部ポケット部170と下部ポケット部171を有している。
上部ポケット部160と下部ポケット部161は、図3と図4に示すように縫合部分180により上下に区画されている。同様にしてカップ本体51の上部ポケット部170と下部ポケット部171は、縫合部分181により上下に区画されて形成されている。
【0033】
この縫合部分180,181は、カップ本体50,51の頂部190,191近傍をそれぞれ横切るように縫製することで湾曲状に形成されている。これにより、カップ本体の立体形状を自己形態保持できるようにしている。
従って縫合部分180,181の上側部分が上部ポケット部160,170であり、縫合部分180,181の下側部分が下部ポケット部161,171になっている。
上部ポケット部160,170と下部ポケット部161,171は、裏地40Cを身生地40D側に部分的に縫合することで形成されている。
【0034】
図6は、図4に示す授乳用ブラジャー10の裏面側をより立体的に示す斜視図である。
図6と図4に示すように、カップ本体50の上部ポケット部160は、縫合部分180の上部に位置しており、下部ポケット部161は縫合部分180の下部に位置している。上部ポケット部160は、中央の縫合部分180と、上部縫合部分185、中央の縫合部分180に囲まれて袋状に形成されている。上部ポケット部160の一部分160Aは、上部縫合部分185と中央の縫合部分180により閉じられているが、上部ポケット部160の他の部分には第1開口部200が設けられている。
【0035】
同様にして下部ポケット部161は、中央の縫合部分180と下部縫合部分186により囲まれて袋状に形成されている。下部ポケット部161は、その中央領域よりもやや内側の位置に第2開口部201が形成されており、内側ポケット161Aと外側ポケット161Bで構成される。
第1開口部200は後ろ身頃部24側寄りに形成されているのに対して、第2開口部201は前身頃部40の中央領域側寄りで、頂部190から下方に向かってに形成されている。第1開口部200と第2開口部201は、ほぼ授乳用ブラジャー10の上下方向に沿って形成された切れ目である。
【0036】
図6におけるもう1つのカップ本体51においても、中央の縫合部分181を中心として上部ポケット部170が設けられており、下側には下部ポケット部171が設けられている。上部ポケット部170は縫合部分181と上部縫合部分195により囲まれて袋状に形成されている。下部ポケット部171は中央の縫合部分181と下部縫合部分196により囲まれるようにして袋状に形成されている。
上部ポケット部170は、一方の部分が縫合部分195,181により縫合して閉じられている。この上部ポケット部170は、他の部分において第1開口部210を有している。下部ポケット部171は、中央より内側の位置、すなわち前身頃部40側寄りの位置で頂部191から下方に向かって第2開口部211を有しており、内側ポケット171Aと外側ポケット171Bが形成される。
下部ポケット部171の一方の部分は縫合部分181,196により縫合されている。
【0037】
第1開口部210と第2開口部211は、ほぼ上下方向に沿って形成されている。
第2開口部201,211の内側ポケット161A,171Aと外側ポケット161Bと171Bの対向する端部は、それぞれ重ね合わせる部分があってもよいし、無くてもよい。
図6に示すカップ本体50,51は、それぞれ図3に示すワイヤー部60,61によりその形状が崩れないようにし、しかも対応する乳房11,12の下側をバストアップするように支える。図6に示す縫合部分180,181は、それぞれカップ本体50,51の自己形態保持性能を持たせるために縫合されており、それぞれ図3に示す頂部190,191を通る位置に形成されている。
【0038】
次に、上部ポケット部160,170および下部ポケット部161,171に対して、上部パッド体100と下部パッド体101を着脱する様子について説明する。
図4に示す上部パッド体100は、上部ポケット部160の第1開口部200を通じて上部ポケット部160の内部に着脱可能に挿入して保持することができる。下部パッド体101は、下部ポケット部161の第2開口部201を通じて下部ポケット部161の内部に着脱可能に挿入して保持することができる。
もう1つの上部パッド体100は、上部ポケット部170の第1開口部210を通じて上部ポケット部170の内部に着脱可能に挿入して保持することができる。もう1つの下部パッド体101は、下部ポケット部171の第2開口部211を通じて下部ポケット部171の内部に着脱可能に挿入して保持することができる。
【0039】
図3と図6は、破線で示すように上部パッド体100と下部パッド体101がそれぞれカップ本体50,51に挿入された状態を示している。図5に示すように上部パッド体100,100は、それぞれ対応する乳房の上部部分に対応して配置される。カップ本体50,51の下部パッド体101は、対応する乳房の下部に対応して配置される。
【0040】
上部パッド体100と下部パッド体101は、各種のサイズを適宜用意しておいてもよい。
図4に示す上部パッド体100と下部パッド体101の例では、上辺部および下辺部ともにそれぞれ凸状態になった形状を有している。下部パッド体101の中間部分で、最大高さの部分近傍には脆弱部300が上下方向Zに沿って形成されている。図7は、上部パッド体100と下部パッド体101の形状例をより拡大して示している。図7(A)は上部パッド体100を示しており、図7(B)は下部パッド体101の形状例を示している。図7(C)は、図7(B)の下部パッド体101のA−A線における断面構造例を示している。
脆弱部300は、例えば縫製により厚みを薄くした部分であり、強度的には他の部分に比べて弱くしてある。この脆弱部300の位置は、図4に示す対応する第2開口部201,211の近傍に位置している。この脆弱部300が第2開口部201,211にそれぞれ対応する位置に形成することで、次のようなメリットがある。
【0041】
使用者が、下部パッド体101をそれぞれ図4に示す第2開口部201,211を通じて下部ポケット部161,171に挿入する場合には、この脆弱部300の存在を利用して下部パッド体101を脆弱部300の部分で折り曲げることにより、第2開口部201,211を通じて下部ポケット部161,171にそれぞれ比較的容易に挿入することができる。つまり、脆弱部300を中心に、内側ポケット161A,171A側には図において「内」と示した側の下部パッド体101を挿入し、外側ポケット161B,171Bには、下部パッド体101における脆弱部よりも「外」側を挿入することとなり、特に脆弱部が下部パッド体101の最大高さH近傍に設けられることで挿入しやすい。
また下部パッド体101を取り出す場合には、この脆弱部300が変形しやすいことを利用して、使用者が指で脆弱部300付近を持って第2開口部201,211から簡単に取り出すことができる。
また脆弱部300を設けることにより、下部パッド体101が、下部ポケット部161,171に挿入された状態で乳房の形状に応じて変形することで立体形状を形成して維持し易いというメリットもある。
【0042】
図7に示すように下部パッド体101は上部パッド体100に比べてその上下方向の高さおよび面積が大きくなっている。
図7(B)に示す下部パッド体101の上下方向の高さHは、図7(A)に示す上部パッド体100の上下方向の高さhに比べて1.5倍から3倍程度に大きく設定されているとともに、下部パッド体101の面積は上部パッド体100の面積に比べてかなり大きくなっている。
このようにすることで、妊産婦の乳房の下部は比較的面積および高さの大きい下部パッド体101により保持および保護することができ、下側から乳房を支える。上部パッド体100と下部パッド体101は、実質的に横長形状になっており、中央部が最も幅が大きく両端部に行くに従って細くなっている。
【0043】
この大きな面積を有する下部パッド体101は、より大きな開口面積を有する第2開口部201,211により出し入れできるが、この第2開口部201,211は、既に述べたように下部ポケット部161,171のほぼ中央部であってやや内側寄りで、頂部190,191から下方に向けて形成されていることから、下部パッド体101の出し入れが容易になるばかりでなく、下部パッド体101の不正確な装着に伴う位置ズレを防ぎ、下部パッド体101が下部ポケット部から抜け出すのを防止することができる。
第2開口部201,211の形成位置は、ストラップ部26,27の延長部分26J,27Jよりも内側にあるので、延長部分26J,27Jは下部パッド体101の出し入れに邪魔にならない。
【0044】
比較的細長い上部パッド体100を着脱するための第1開口部200,210は、各カップ本体の比較的外側の位置に設けているので、刺激を受けやすい乳首付近を刺激しないだけではなく、比較的細長い上部パッド体100の出し入れが容易になる。第1開口部200,210は、対応する位置のストラップ部26,27の延長部分26Jと27Jの外側位置、すなわち後ろ身頃部24,25寄り側に位置しているので、延長部分26Jと27Jが上部パッド体100の出し入れに邪魔にならないというメリットもある。
【0045】
次に上部パッド体100と下部パッド体101の位置が、使用者の妊娠〜出産〜授乳期においての乳房の変化に伴って使用される組み合わせ例について説明する。
妊娠初期(4ヶ月)から9ヶ月乃至10ヶ月まででは、上述したように胸囲が6乃至7cm程度増加し、さらに出産後には3cm程度の減少があると言われている。つまり使用者は、妊産婦の急激な乳房の変動に対応して上部パッド体100と下部パッド体101の使用形態を変えることができる。
【0046】
上部パッド体100と下部パッド体101の基本的な使用例について説明する。
(1)妊娠初期乃至妊娠中期では、上部パッド体と下部パッド体を両方使用する。
(2)妊娠中期以降では、上部パッド体は外して、下部パッド体のみ使用する。
(3)妊娠後期から授乳期にかけては、乳房が大きいので上部パッド体100と下部パッド体101の両方とも外す。
(4)授乳中期以降では、上部パッド体100は外したままで、下部パッド体101のみを使用する。
(5)授乳後期以降では、乳房が小さくなるので上部パッド体100と下部パッド体101の両方を使用する。
このように、使用者の急激な乳房の変化に伴って、妊娠、出産乃至授乳期における女性の乳房形状を補うようにして、使用者の選択によって、乳房の保持および乳房の保護ならびに乳房形状の補正を行うことができるのである。
【0047】
図8は、上部パッド体100と下部パッド体101の別の実施の形態を示している。
図8(A)に示す上部パッド体100では、上辺部100Pと下辺部100Qはそれぞれ上方Z位置に向けて凸形状になるような湾曲形状を有している。つまり下辺部100Qは、上辺部P側にへこんだ形状になっている。
これに対して下部パッド体101は、上部パッド体100に比べてかなり大きな中央部分の上下方向に関する幅を有しており、面積もかなり大きいものになっている。上部パッド体100の上辺部および下辺部ともに上方に向けて凸状になるように湾曲形状になっていると、上部パッド体100は、中央位置の高さの高い下部パッド体101に沿って立体形状を形成しやすいというメリットがある。
下部パッド体101における上下方向に関する高さもしくは幅が中央領域において最も大きく、両端部に向ってそれぞれ小さくなる形状になっていると、下部パッド体101は乳房に合わせた立体形状を得やすくなる。
なお、本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。さらに、上述の実施の形態は相互に組み合わせて構成してもよい。左右のストラップ部26,27を着脱可能としてもよく、上下のポケット部に上下のパッド体を挟んで固定してもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、妊産婦の急激な乳房の大きさの変動に対して柔軟に対応することができ、乳房の保持を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の授乳用ブラジャーの好ましい実施の形態を使用者が装着している例を示す図。
【図2】図1の授乳用ブラジャーの装着部分の図示を省略し、一方のカップ本体を外した授乳可能な状態を示す図。
【図3】授乳用ブラジャーの表面側を示す展開図。
【図4】授乳用ブラジャーの裏面側および上部パッド体と下部パッド体を示す図。
【図5】左右のカップ部の断面構造例を示す図。
【図6】授乳用ブラジャーの裏面側を示す斜視図。
【図7】上部パッド体と下部パッド体の形状例を示す図。
【図8】上部パッド体と下部パッド体の別の形状例を示す図。
【符号の説明】
10・・・授乳用ブラジャー、20,21・・・左右のカップ部、24,25・・・左右の後ろ身頃部、26,27・・・左右のストラップ部、40・・・前身頃部、50,51・・・左右のカップ本体、100・・・上部パッド体、101・・・下部パッド体、160,170・・・上部ポケット部、161,171・・・下部ポケット部、180,181・・・中央の縫合部分、200,210・・・第1開口部、201,211・・・第2開口部

Claims (6)

  1. 乳房を覆うための左右のカップ部と、
    前記左右のカップ部の外側縁部に取り付けられて背中側で長さが調整可能で着脱自在になっている左右の後ろ身頃部と、
    前記左右のカップ部の上方側と前記背中側の前記後ろ身頃部を連結する左右のストラップ部と、を有する授乳用ブラジャーであり、
    前記左右のカップ部は、
    カップ本体と、前記カップ本体に着脱可能な上部パッド体と下部パッド体で構成されており、
    前記カップ本体の頂部を横切るように縫製することで、前記カップ本体は、前記カップ本体の上下に区画された上部ポケット部と下部ポケット部とを有し、
    前記上部ポケット部は、前記カップ本体の一部分を縫合して、前記一部分とは逆の位置の前記カップ本体の他の部分に前記上部パッド体を着脱可能とするための第1開口部を設けることで構成されており、
    前記下部ポケット部は、前記カップ本体の別の一部分を縫合して、前記別の一部分とは逆の位置の前記カップ本体の別の他の部分に前記下部パッド体を着脱可能とするための第2開口部を設けることで構成され、
    前記上部パッド体と前記下部パッド体は、実質的に横長形状を有し、前記下部パッド体が前記上部パッド体に比べて上下方向の高さおよび面積が大きく形成されていることを特徴とする授乳用ブラジャー。
  2. 前記上部ポケット部の前記第1開口部は、前記左右のカップ本体における幅方向の外側領域において上下方向に形成され、前記下部ポケット部の前記第2開口部は、前記左右のカップ本体の前記幅方向の中央領域よりも内側の位置に上下方向に形成されている請求項1に記載の授乳用ブラジャー。
  3. 前記上部パッド体の上辺部と下辺部は、ともに上方に向けて凸状になるような湾曲形状を有している請求項1または請求項2に記載の授乳用ブラジャー。
  4. 前記下部ポケット部は、前記左右のカップ本体における頂部近傍から下方に向かって、第2開口部が形成されており、前記下部パッド体は、前記第2開口部に対応する位置に沿って、脆弱部を有している請求項1または請求項2に記載の授乳用ブラジャー。
  5. 前記下部パッド体の上下方向に関する幅寸法は、前記下部パッド体の中央領域で最も大きく、前記下部パッド体の左右両端側に向かうに従って小さくなっている請求項1または請求項2に記載の授乳用ブラジャー。
  6. 前記左右のカップ部を連結するための前身頃部の中央領域には、上方にくぼんだ凹形状部分を有している請求項1に記載の授乳用ブラジャー。
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